JPH05322624A - 流量計 - Google Patents
流量計Info
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- JPH05322624A JPH05322624A JP4151120A JP15112092A JPH05322624A JP H05322624 A JPH05322624 A JP H05322624A JP 4151120 A JP4151120 A JP 4151120A JP 15112092 A JP15112092 A JP 15112092A JP H05322624 A JPH05322624 A JP H05322624A
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Abstract
に設けた熱線式質量流量センサへの粉塵の侵入を防止
し、熱線式質量流量センサの精度を長期間にわたり安定
したものとする。 【構成】 測定対象となる気体を導入する導入管1と、
この導入管1の気体流路の一部に設けた熱線式質量流量
センサと、前記導入した気体を衝突させ該衝突した気体
中の粉塵を付着させるように前記熱線式質量流量センサ
より上流側の導入管路内壁に少なくとも一つ以上形成し
た粉塵捕獲壁2,4〜8とを備えた構成である。
Description
激しい厨房または屋外に設置された給湯器等の燃焼空気
量の長期にわたる正確な測定に適した流量計に関するも
のである。
量の測定は、ブロックやファンモータの回転数によって
測定していた。しかし、ファンモータの回転数は体積流
量を測定しているにすぎず、高度差による圧力の影響、
外界の気象状況により正確な測定ができないため、通常
は安全サイドで空気を必要空気量より多く供給してい
る。その結果、器具自体も大型化したり、NOX の発生
等の問題があり、最適燃焼ができない。
示すように、空気の流れる方向に直交させて二本の筒体
101,102をダクト103内に並設し、このダクト
103の外部に突出した筒体端部をセンサ本体104の
貫通穴105とをチューブ106,107で接続し、そ
の貫通穴105内に熱線式質量流量センサ108を設け
ている。
差や外界の影響を受けにくいようにするとともに、ガス
給湯器等の全体形状を小型化するため小型であることが
必要である。そこで、図11に示すような1.7mm角
の半導体チップ111上に厚さ20μm以下のダイヤフ
ラム112を設け、かつ該ダイヤフラム上に発熱抵抗パ
ターン113と感温抵抗パターン114,115を配設
して構成している。
01aから流入した空気を、チューブ106,貫通穴1
05,チューブ107を経て筒体102の穴102aか
ら流入させ、この流れる空気量に基づく熱線式質量流量
センサ108の出力を駆動回路109に供給して、燃焼
用空気量を正確に測定することが行なわれている。
ように構成されているので、熱線式質量流量センサは例
えば1.7mm角と非常に小さく、感度が非常によく、
常に正確な測定ができる反面、空気中のゴミの付着や結
露水に対して信頼性が悪く、長期使用に耐えない。特
に、ガス給湯器を設置する台所や厨房は、使用時と不使
用時の温度差がはげしく、ゴミ等が付着しやすく結露水
も生じやすいという問題点があった。また、熱線式質量
流量計は結露水で濡れると、抵抗パターンの抵抗値が著
しく変化して、正確な流量測定ができなくなるという問
題点があった。
るためになされたものであり、熱線式質量流量センサへ
の粉塵の侵入を防止し、熱線式質量流量センサの精度が
長期間にわたり安定し、さらに低コストで粉塵の除去を
実現できる流量計を得ることを目的とする。
は、測定対象となる気体を導入する導入管の気体流路の
一部に設けた熱線式質量流量センサと、導入した気体を
衝突させ該衝突した気体中の粉塵を付着させるように上
記熱線式質量流量センサより上流側の導入管路内壁に少
なくとも一つ以上形成した粉塵捕獲壁とを備えたもので
ある。
中に含まれる粉塵を付着させ、下流側の熱線式質量流量
センサへの粉塵の侵入を防止する。この結果、熱線式質
量流量センサは長期間にわたり安定した精度を保つこと
ができる。
捕獲壁の構成を示す構造断面図である。この図におい
て、1は導管である。気体はこの導管1を左方向より右
方向に流れる。図示していない流量測定部は、導管1の
右方向に配置されている。2は第1の粉塵捕獲壁であ
る。この粉塵捕獲壁2の下方にはノズル部3が形成され
ている。粉塵捕獲壁2は導管1の円形断面を塞ぐように
導管1の内壁面に垂設されている。4は第2の粉塵捕獲
壁であり、前記ノズル部3に所定の距離をおいて対面し
た状態で導管1の内面に垂設されており、この第2の粉
塵捕獲壁4では上方部が気体流路となる。そして、これ
ら第1の粉塵捕獲壁2と第2の粉塵捕獲壁4とにより一
つの粉塵捕獲壁5が構成される。粉塵捕獲壁6および粉
塵捕獲壁7は、前記粉塵捕獲壁2および粉塵捕獲壁4と
同一の構成であり、これら粉塵捕獲壁6および粉塵捕獲
壁7とにより一つの粉塵捕獲部8を構成している。従っ
て、粉塵捕獲部5および8が、導管1内に直列に配置さ
れた構造となっている。
の粉塵は、粉塵捕獲壁2の壁面2aにまず衝突して、壁
面2aに付着し捕獲される。また、粉塵捕獲壁2に形成
されたノズル部3の開口面積は導管1の断面積より小さ
く構成されているので、ノズル部3を流れる気体の流速
は大きくなり、この気体中の粉塵の速度も大きくなる。
粉塵捕獲部5では気体が粉塵捕獲壁4の上方を迂回して
流れるのに対し、気体中の粉塵はその質量による慣性で
粉塵捕獲壁4の壁面4aに衝突し、捕獲されることにな
る。粉塵捕獲部8においても前記同様に壁面6a,7a
により気体中の粉塵が捕獲される。
入側より水等少量の液体Wが侵入した場合でも、粉塵捕
獲壁4および7が流体阻止壁となり、図2に示すよう
に、熱線式質量流量センサへの液体Wの侵入を防ぐこと
が出来る。
を、熱線式質量流量センサと粉塵捕獲部との間に設けて
もよく、この場合にはフィルターの交換頻度を小さくす
ることが出来る。
捕獲壁をピトー管内部に構成した場合を示している。こ
の図において、9はピトー管、10はノズル部、11,
12は粉塵捕獲壁である。
開口しているので、ピトー管開口部の正面に飛んできた
粉塵は、その大きな慣性によりほとんどがピトー管内部
に侵入してしまう。この実施例では、ピトー管9の総圧
孔をノズル部とする。そして、ピトー管屈曲部13にお
ける、流入気体が流入方向を変える部分に粉塵捕獲壁1
1,12を構成する。流入気体は方向を変えて熱線式質
量流量センサの方向へ流れるのに対し、気体中の粉塵は
粉塵捕獲壁の壁面において捕獲される。
ー管に、粉塵捕獲壁を設けた場合の、第3実施例の構成
を示す構造断面図である。この実施例では、粉塵捕獲壁
14,15,16,17により構成される粉塵捕獲部が
ピトー管18内面に構成されている。
計における流量ピックアップ部19の断面図である。こ
のフローピックアップタイプの流量計では、気体を負圧
方式で孔22より取り入れて孔21より排出し、粉塵対
策とするものである。この流量計では気体流路35内の
パイプ20に形成する孔21,22の開口位置に厳しい
精度が要求される。また、発生する負圧も小さい。
の実施例では、図5に示したフローピックアップタイプ
の流量計における流量ピックアップ部19の一方の気体
流入通路に、粉塵捕獲壁23,24,25,26を構成
する。この結果、流量ピックアップ部19の孔21は、
気体の流入方向に向けて形成することが出来、粉塵捕獲
機能を有すると共に、負圧方式ではないので感度を向上
させることが可能となり、孔を形成する際の位置精度が
要求されず、製作が容易となる。
側に設けられた粉塵捕獲壁27,28,29,30以外
に、気体流出通路側にも粉塵捕獲壁31,32,33,
34を構成すると、流量ピックアップ部19を流れる気
体が逆流入し、孔22から粉塵が侵入しても、熱線式質
量流量センサへの粉塵の侵入を防止できる。
クアップタイプの流量計における流量ピックアップ部1
9内部に、図8に示すように、粉塵捕獲壁27〜34を
構成してもよい。
施例では、粉塵捕獲壁が形成された内部構造体35と内
部構造体35に外嵌するパイプ形状の外部構造体36と
により粉塵捕獲部を構成した、フローピックアップタイ
プの流速計であり、内部構造体35,外部構造体36共
に量産成形が可能であり、組み立て作業も容易であり、
コストを低減できる。なお、37は前記図11に示した
熱線式質量流量センサ108を中央に取付けた基板であ
る。
入管路内に粉塵捕獲壁を設けたので、熱線式質量流量セ
ンサへの粉塵の侵入を確実に防止することができ、熱線
式質量流量センサの精度が長期間にわたり安定したもの
とする。
塵捕獲壁の構成を示す構造断面図である。
断面図である。
す構造断面図である。
3実施例の構成を示す構造断面図である。
す構造断面図である。
成した場合の流量ピックアップ部の断面図である。
流量ピックアップ部19内部に粉塵捕獲壁を構成した場
合の斜視断面図である。
す斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 測定対象となる気体を導入する導入管
と、この導入管の気体流路の一部に設けた熱線式質量流
量センサと、前記導入した気体を衝突させ該衝突した気
体中の粉塵を付着させるように前記熱線式質量流量セン
サより上流側の導入管路内壁に少なくとも一つ以上形成
した粉塵捕獲壁とを備えた流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04151120A JP3091893B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04151120A JP3091893B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05322624A true JPH05322624A (ja) | 1993-12-07 |
JP3091893B2 JP3091893B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15511809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04151120A Expired - Lifetime JP3091893B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
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1992
- 1992-05-20 JP JP04151120A patent/JP3091893B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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JP3091893B2 (ja) | 2000-09-25 |
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