JPH05321538A - 扉 - Google Patents
扉Info
- Publication number
- JPH05321538A JPH05321538A JP23068591A JP23068591A JPH05321538A JP H05321538 A JPH05321538 A JP H05321538A JP 23068591 A JP23068591 A JP 23068591A JP 23068591 A JP23068591 A JP 23068591A JP H05321538 A JPH05321538 A JP H05321538A
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- JP
- Japan
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- door
- door plate
- members
- fitted
- fitting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 木材資源の不足解消,間伐材などの有効利用
を図ることができ、また構造上の強化を図ることがで
き、しかも雅趣に富んだ表面外観を呈する扉を提供す
る。 【構成】 四周面に嵌合溝1Aが連続して延在されてい
る複数の扉板部材1と、断面略十字状の複数の結合部材
2とを備え、前記嵌合溝1Aに前記結合部材2の突出部
2Aが嵌合されて前記扉板部材1が前記結合部材2を介
して縦横方向に結合されて扉本体3が構成される。
を図ることができ、また構造上の強化を図ることがで
き、しかも雅趣に富んだ表面外観を呈する扉を提供す
る。 【構成】 四周面に嵌合溝1Aが連続して延在されてい
る複数の扉板部材1と、断面略十字状の複数の結合部材
2とを備え、前記嵌合溝1Aに前記結合部材2の突出部
2Aが嵌合されて前記扉板部材1が前記結合部材2を介
して縦横方向に結合されて扉本体3が構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は扉に関し、特に、たとえ
ば、ドアなどの扉に適用して有効な技術に関する。
ば、ドアなどの扉に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ドアなどの木製の扉は四周枠
に中張りを組み込んだり、板材を張り合わせたりして形
成されている。
に中張りを組み込んだり、板材を張り合わせたりして形
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時の木材
資源の不足は、ドアなどの扉の材料部材に対しても影響
し、このため、間伐材などの有効利用が要望されてい
る。
資源の不足は、ドアなどの扉の材料部材に対しても影響
し、このため、間伐材などの有効利用が要望されてい
る。
【0004】そこで、本発明者は、先に、上下面に嵌合
溝が長手方向に沿って延在されている複数の扉板部材
と、断面略十字状の複数の結合部材とを備え、前記嵌合
溝に前記結合部材の突出部が嵌合されて扉板部材が結合
部材を介して結合され多重されて扉本体が構成される扉
を提案した。
溝が長手方向に沿って延在されている複数の扉板部材
と、断面略十字状の複数の結合部材とを備え、前記嵌合
溝に前記結合部材の突出部が嵌合されて扉板部材が結合
部材を介して結合され多重されて扉本体が構成される扉
を提案した。
【0005】しかしながら、この扉は、扉板部材の上下
面にのみ嵌合溝が形成され、この上下面の嵌合溝に結合
部材の突出部が嵌合されて扉板部材が互いに結合される
構造とされているため、その結合強度が多少不充分であ
り、また美感のために扉板部材間に形成される溝状の目
地も横方向にのみ延在するため、多少雅趣に欠けてい
た。
面にのみ嵌合溝が形成され、この上下面の嵌合溝に結合
部材の突出部が嵌合されて扉板部材が互いに結合される
構造とされているため、その結合強度が多少不充分であ
り、また美感のために扉板部材間に形成される溝状の目
地も横方向にのみ延在するため、多少雅趣に欠けてい
た。
【0006】本発明の目的は、木材資源の不足解消,間
伐材などの有効利用を図ることができ、また構造上の強
化を図ることができ、しかも雅趣に富んだ表面外観を呈
する扉を提供することにある。
伐材などの有効利用を図ることができ、また構造上の強
化を図ることができ、しかも雅趣に富んだ表面外観を呈
する扉を提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0009】すなわち、本発明の扉は、四周面に嵌合溝
が連続して延在されている複数の扉板部材と、断面略十
字状の複数の結合部材とを備え、前記嵌合溝に前記結合
部材の突出部が嵌合されて前記扉板部材が前記結合部材
を介して縦横方向に結合されて扉本体が構成される構造
としたものである。
が連続して延在されている複数の扉板部材と、断面略十
字状の複数の結合部材とを備え、前記嵌合溝に前記結合
部材の突出部が嵌合されて前記扉板部材が前記結合部材
を介して縦横方向に結合されて扉本体が構成される構造
としたものである。
【0010】この場合に、断面略T字形の縁取部材を備
え、前記扉本体の外周面における複数の前記扉板部材の
嵌合溝に前記縁取部材の中央から突出している突出部が
嵌合され固定される構造とすることができる。
え、前記扉本体の外周面における複数の前記扉板部材の
嵌合溝に前記縁取部材の中央から突出している突出部が
嵌合され固定される構造とすることができる。
【0011】また、両面間にわたって貫通している貫通
孔が前記扉板部材に穿設され、この貫通孔にノブが設け
られる構造とすることができる。
孔が前記扉板部材に穿設され、この貫通孔にノブが設け
られる構造とすることができる。
【0012】
【作用】前記した扉の構造によれば、扉板部材の嵌合溝
に結合部材の突出部が嵌合されて複数の扉板部材が結合
部材を介して縦横方向に結合されて扉本体が構成される
ことにより、その各扉板部材の小形化を通じて木材資源
の不足解消,間伐材などの有効利用を図ることができ、
また扉板部材の嵌合溝は四周面、すなわち、上下面だけ
ではなく両側面にも形成されているため、この両側面の
嵌合溝にも結合部材の突出部を嵌合させて横方向におけ
る扉板部材どうしを互いに結合することにより、構造上
の強化を図ることができ、しかも溝状の目地を縦方向に
も延在させることができるので、雅趣に富んだ表面外観
を呈することができる。
に結合部材の突出部が嵌合されて複数の扉板部材が結合
部材を介して縦横方向に結合されて扉本体が構成される
ことにより、その各扉板部材の小形化を通じて木材資源
の不足解消,間伐材などの有効利用を図ることができ、
また扉板部材の嵌合溝は四周面、すなわち、上下面だけ
ではなく両側面にも形成されているため、この両側面の
嵌合溝にも結合部材の突出部を嵌合させて横方向におけ
る扉板部材どうしを互いに結合することにより、構造上
の強化を図ることができ、しかも溝状の目地を縦方向に
も延在させることができるので、雅趣に富んだ表面外観
を呈することができる。
【0013】この場合に、断面略T字形の縁取部材を備
え、前記扉本体の外周面における複数の前記扉板部材の
嵌合溝に前記縁取部材の中央から突出している突出部が
嵌合され固定される構造とすると、その縁取部材の固定
によってより一層構造上の強化を図ることができ、また
縁取部材による縁取りにより扉の美感をより一層向上さ
せることができる。
え、前記扉本体の外周面における複数の前記扉板部材の
嵌合溝に前記縁取部材の中央から突出している突出部が
嵌合され固定される構造とすると、その縁取部材の固定
によってより一層構造上の強化を図ることができ、また
縁取部材による縁取りにより扉の美感をより一層向上さ
せることができる。
【0014】また、両面間にわたって貫通している貫通
孔が前記扉板部材に穿設され、この貫通孔にノブが設け
られる構造とすると、ノブ取付の容易化を図ることがで
きる。
孔が前記扉板部材に穿設され、この貫通孔にノブが設け
られる構造とすると、ノブ取付の容易化を図ることがで
きる。
【0015】
【実施例1】図1は本発明の一実施例である扉を示す斜
視図、図2はその部分的拡大斜視図、図3は横断面図、
図4は縦断面図である。
視図、図2はその部分的拡大斜視図、図3は横断面図、
図4は縦断面図である。
【0016】本実施例における扉は、住宅建築物の室内
ドアに適用され、この室内ドアとしての扉は、図1ない
し図2に示すように、四周面に嵌合溝1Aが連続して延
在されている複数の扉板部材1と、断面略十字状の複数
の結合部材2とを備えている。
ドアに適用され、この室内ドアとしての扉は、図1ない
し図2に示すように、四周面に嵌合溝1Aが連続して延
在されている複数の扉板部材1と、断面略十字状の複数
の結合部材2とを備えている。
【0017】扉板部材1の嵌合溝1Aには結合部材2の
突出部2Aが嵌合されて該結合部材2を介して該扉板部
材1が縦横方向に結合されて扉本体3が構成されてい
る。
突出部2Aが嵌合されて該結合部材2を介して該扉板部
材1が縦横方向に結合されて扉本体3が構成されてい
る。
【0018】前記扉板部材1および結合部材2は、唐
松,杉,檜などの間伐材、古材、不良材などの木材によ
って形成されているが、複数種の異なる材質の木材によ
って夫々が形成されていることにより扉本体3の表面外
観に変化が与えられている。
松,杉,檜などの間伐材、古材、不良材などの木材によ
って形成されているが、複数種の異なる材質の木材によ
って夫々が形成されていることにより扉本体3の表面外
観に変化が与えられている。
【0019】また、扉板部材1はその肉厚が大きいもの
と小さいものとが使用されている。
と小さいものとが使用されている。
【0020】また、前記結合部材2の肉厚は、扉板部材
1の肉厚より多少小さくされている。
1の肉厚より多少小さくされている。
【0021】扉板部材1の一つには、両面間にわたって
貫通している貫通孔1Bが穿設され、この貫通孔1Bに
ノブが挿入されて設けられるようになっている。
貫通している貫通孔1Bが穿設され、この貫通孔1Bに
ノブが挿入されて設けられるようになっている。
【0022】次に、本実施例の扉においては、断面略T
字形の縁取部材4を備えている。
字形の縁取部材4を備えている。
【0023】縁取部材4は、その中央から突出している
突出部4Aが扉本体3の外周面における複数の前記扉板
部材1の嵌合溝1Aに嵌合されて固定され、この固定に
より扉本体3の外周部が縁取されるようになっている。
突出部4Aが扉本体3の外周面における複数の前記扉板
部材1の嵌合溝1Aに嵌合されて固定され、この固定に
より扉本体3の外周部が縁取されるようになっている。
【0024】扉本体3の一側面側に固定される縁取部材
4の外側面には、蝶番の取付用溝が予め形成されてい
る。
4の外側面には、蝶番の取付用溝が予め形成されてい
る。
【0025】このような構造の縁取部材4は、扉板部材
1および結合部材2と同様に、唐松,杉,檜などの間伐
材、古材、不良材などの木材によって形成されている。
1および結合部材2と同様に、唐松,杉,檜などの間伐
材、古材、不良材などの木材によって形成されている。
【0026】次に、本実施例の扉の組立方法について説
明する。
明する。
【0027】たとえば、横向き長尺の結合部材2におけ
る下向きの突出部2Aに扉板部材1の上側の嵌合溝1A
を嵌合させ、その扉板部材1の一側面側の嵌合溝1Aに
縦向き短尺の結合部材2における横向きの突出部2Aを
嵌合させた後に、該結合部材2における横向きの他方の
突出部2Aに他の扉板部材1の一側面側の嵌合溝1Aを
嵌合させ、以下、同様に扉板部材1を嵌合させて横方向
に直列する。
る下向きの突出部2Aに扉板部材1の上側の嵌合溝1A
を嵌合させ、その扉板部材1の一側面側の嵌合溝1Aに
縦向き短尺の結合部材2における横向きの突出部2Aを
嵌合させた後に、該結合部材2における横向きの他方の
突出部2Aに他の扉板部材1の一側面側の嵌合溝1Aを
嵌合させ、以下、同様に扉板部材1を嵌合させて横方向
に直列する。
【0028】この際に、その嵌合部位に接着剤を介在さ
せて固定する。
せて固定する。
【0029】次いで、前記した横向き長尺の結合部材2
における上向きの突出部2Aに扉板部材1の下側の嵌合
溝1Aを嵌合させ、その扉板部材1の一側面側の嵌合溝
1Aに縦向き短尺の結合部材2における横向きの突出部
2Aを嵌合させた後に、該結合部材2における横向きの
他方の突出部2Aに他の扉板部材1の一側面側の嵌合溝
1Aを嵌合させ、以下、同様に扉板部材1を嵌合させて
横方向に直列する。
における上向きの突出部2Aに扉板部材1の下側の嵌合
溝1Aを嵌合させ、その扉板部材1の一側面側の嵌合溝
1Aに縦向き短尺の結合部材2における横向きの突出部
2Aを嵌合させた後に、該結合部材2における横向きの
他方の突出部2Aに他の扉板部材1の一側面側の嵌合溝
1Aを嵌合させ、以下、同様に扉板部材1を嵌合させて
横方向に直列する。
【0030】このようにして各扉板部材1の縦横方向に
夫々の結合部材2を介在させて扉本体3を形成した後
に、縁取部材4の中央から突出している突出部4Aを扉
本体3の外周面における複数の前記扉板部材1の嵌合溝
1Aに嵌合させ固定して扉本体3の外周部を縁取りす
る。
夫々の結合部材2を介在させて扉本体3を形成した後
に、縁取部材4の中央から突出している突出部4Aを扉
本体3の外周面における複数の前記扉板部材1の嵌合溝
1Aに嵌合させ固定して扉本体3の外周部を縁取りす
る。
【0031】また、一つの扉板部材1の貫通孔1Bにノ
ブを挿入して設ける。
ブを挿入して設ける。
【0032】たとえば、本実施例の扉は、前記したよう
に組み立てられるが、この場合に、本実施例において
は、扉板部材1の嵌合溝1Aに結合部材2の突出部2A
が嵌合されて複数の扉板部材1が結合部材2を介して縦
横方向に結合されて扉本体3が構成されることにより、
その各扉板部材1の小形化を通じて木材資源の不足解
消,間伐材などの有効利用を図ることができ、また扉板
部材1の嵌合溝1Aは四周面、すなわち、上下面だけで
はなく両側面にも形成されているため、この両側面の嵌
合溝1Aにも結合部材2の突出部2Aを嵌合させて横方
向における扉板部材1どうしを互いに結合することによ
り、構造上の強化を図ることができ、しかも溝状の目地
を縦方向にも延在させることができるので、雅趣に富ん
だ表面外観を呈することができる。
に組み立てられるが、この場合に、本実施例において
は、扉板部材1の嵌合溝1Aに結合部材2の突出部2A
が嵌合されて複数の扉板部材1が結合部材2を介して縦
横方向に結合されて扉本体3が構成されることにより、
その各扉板部材1の小形化を通じて木材資源の不足解
消,間伐材などの有効利用を図ることができ、また扉板
部材1の嵌合溝1Aは四周面、すなわち、上下面だけで
はなく両側面にも形成されているため、この両側面の嵌
合溝1Aにも結合部材2の突出部2Aを嵌合させて横方
向における扉板部材1どうしを互いに結合することによ
り、構造上の強化を図ることができ、しかも溝状の目地
を縦方向にも延在させることができるので、雅趣に富ん
だ表面外観を呈することができる。
【0033】また、本実施例においては、断面略T字形
の縁取部材4を備え、扉本体3の外周面における複数の
扉板部材1の嵌合溝1Aに縁取部材4の中央から突出し
ている突出部4Aが嵌合され固定されるため、その縁取
部材4の固定によってより一層構造上の強化を図ること
ができ、また縁取部材4による縁取りにより扉の美感を
より一層向上させることができる。
の縁取部材4を備え、扉本体3の外周面における複数の
扉板部材1の嵌合溝1Aに縁取部材4の中央から突出し
ている突出部4Aが嵌合され固定されるため、その縁取
部材4の固定によってより一層構造上の強化を図ること
ができ、また縁取部材4による縁取りにより扉の美感を
より一層向上させることができる。
【0034】また、両面間にわたって貫通している貫通
孔1Bが扉板部材1に穿設されているため、ノブ取付の
容易化を図ることができる。
孔1Bが扉板部材1に穿設されているため、ノブ取付の
容易化を図ることができる。
【0035】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0036】たとえば、前記各実施例の扉は室内ドアに
適用されているが、本発明においてはそのような室内ド
アに限定されるものではなく、たとえば、玄関ドア,引
戸,開戸,折戸などの扉に適用することが可能である。
適用されているが、本発明においてはそのような室内ド
アに限定されるものではなく、たとえば、玄関ドア,引
戸,開戸,折戸などの扉に適用することが可能である。
【0037】また、前記各扉板部材1および結合部材2
の材質は、木材とされているが、本発明においてはその
ような材質に限定されるものではなく、たとえば、セラ
ミック,金属,発泡性樹脂,天然石,人工石,タイルな
どの材質を用いることができる。
の材質は、木材とされているが、本発明においてはその
ような材質に限定されるものではなく、たとえば、セラ
ミック,金属,発泡性樹脂,天然石,人工石,タイルな
どの材質を用いることができる。
【0038】さらに、前記各実施例の扉の所定個所にガ
ラス板やがらり板などからなる窓を形成すること、ある
いはテレビジョン映像機器,液晶板などの情報機器を組
み込むことなども可能である。
ラス板やがらり板などからなる窓を形成すること、ある
いはテレビジョン映像機器,液晶板などの情報機器を組
み込むことなども可能である。
【0039】また、たとえば、前記各実施例の扉の所定
個所における扉板部材1などを除去しておき、この除去
した部分を適宜切断してその大きさなどを調整した後
に、扉のひんじやロックなどが組み込まれている板部材
をその除去部分に挿入して固定することも可能である。
個所における扉板部材1などを除去しておき、この除去
した部分を適宜切断してその大きさなどを調整した後
に、扉のひんじやロックなどが組み込まれている板部材
をその除去部分に挿入して固定することも可能である。
【0040】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0041】(1) 本発明の扉の構造によれば、扉板部材
の嵌合溝に結合部材の突出部が嵌合されて複数の扉板部
材が結合部材を介して縦横方向に結合されて扉本体が構
成されることにより、その各扉板部材の小形化を通じて
木材資源の不足解消,間伐材などの有効利用を図ること
ができ、また扉板部材の嵌合溝は四周面、すなわち、上
下面だけではなく両側面にも形成されているため、この
両側面の嵌合溝にも結合部材の突出部を嵌合させて横方
向における扉板部材どうしを互いに結合することによ
り、構造上の強化を図ることができ、しかも溝状の目地
を縦方向にも延在させることができるので、雅趣に富ん
だ表面外観を呈することができる。
の嵌合溝に結合部材の突出部が嵌合されて複数の扉板部
材が結合部材を介して縦横方向に結合されて扉本体が構
成されることにより、その各扉板部材の小形化を通じて
木材資源の不足解消,間伐材などの有効利用を図ること
ができ、また扉板部材の嵌合溝は四周面、すなわち、上
下面だけではなく両側面にも形成されているため、この
両側面の嵌合溝にも結合部材の突出部を嵌合させて横方
向における扉板部材どうしを互いに結合することによ
り、構造上の強化を図ることができ、しかも溝状の目地
を縦方向にも延在させることができるので、雅趣に富ん
だ表面外観を呈することができる。
【0042】(2) 前記した場合に、断面略T字形の縁取
部材を備え、前記扉本体の外周面における複数の前記扉
板部材の嵌合溝に前記縁取部材の中央から突出している
突出部が嵌合され固定される構造とすると、その縁取部
材の固定によってより一層構造上の強化を図ることがで
き、また縁取部材による縁取りにより扉の美感をより一
層向上させることができる。
部材を備え、前記扉本体の外周面における複数の前記扉
板部材の嵌合溝に前記縁取部材の中央から突出している
突出部が嵌合され固定される構造とすると、その縁取部
材の固定によってより一層構造上の強化を図ることがで
き、また縁取部材による縁取りにより扉の美感をより一
層向上させることができる。
【0043】(3) 両面間にわたって貫通している貫通孔
が前記扉板部材に穿設され、この貫通孔にノブが設けら
れる構造とすると、ノブ取付の容易化を図ることができ
る。
が前記扉板部材に穿設され、この貫通孔にノブが設けら
れる構造とすると、ノブ取付の容易化を図ることができ
る。
【図1】本発明の一実施例である扉を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】その扉の部分的拡大斜視図図である。
【図3】その扉の横断面図ある。
【図4】その扉の縦断面図ある。
1 扉板部材 1A 嵌合溝 1B 貫通孔 2 結合部材 2A 突出部 3 扉本体 4 縁取部材 4A 突出部
Claims (3)
- 【請求項1】 四周面に嵌合溝が連続して延在されてい
る複数の扉板部材と、断面略十字状の複数の結合部材と
を備え、前記嵌合溝に前記結合部材の突出部が嵌合され
て前記扉板部材が前記結合部材を介して縦横方向に結合
されて扉本体が構成されることを特徴とする扉。 - 【請求項2】 断面略T字形の縁取部材を備え、前記扉
本体の外周面における複数の前記扉板部材の嵌合溝に前
記縁取部材の中央から突出している突出部が嵌合され固
定されることを特徴とする請求項1記載の扉。 - 【請求項3】 両面間にわたって貫通している貫通孔が
前記扉板部材に穿設され、この貫通孔にノブが設けられ
ることを特徴とする請求項1、または2記載の扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23068591A JPH05321538A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23068591A JPH05321538A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05321538A true JPH05321538A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=16911710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23068591A Pending JPH05321538A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05321538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030005639A (ko) * | 2001-07-09 | 2003-01-23 | 이재용 | 조립식 문짝 체조 방법 및 그 방법을 통해 제조되는 문짝 |
JP2016156205A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 三協立山株式会社 | パネル体 |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP23068591A patent/JPH05321538A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030005639A (ko) * | 2001-07-09 | 2003-01-23 | 이재용 | 조립식 문짝 체조 방법 및 그 방법을 통해 제조되는 문짝 |
JP2016156205A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 三協立山株式会社 | パネル体 |
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