JPH05325844A - 蛍光表示管 - Google Patents
蛍光表示管Info
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- JPH05325844A JPH05325844A JP4130553A JP13055392A JPH05325844A JP H05325844 A JPH05325844 A JP H05325844A JP 4130553 A JP4130553 A JP 4130553A JP 13055392 A JP13055392 A JP 13055392A JP H05325844 A JPH05325844 A JP H05325844A
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- Japan
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- electrode
- segment
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- cathode
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セグメント表示のように容量の小さい表示に
適したFECを用いた蛍光表示管を提供する。 【構成】 各桁ごとに複数のセグメントからなるカソー
ド電極を基板上に形成し、各桁ごとに対応するセグメン
トを接続する。その上に絶縁層とエミッタを形成する。
その上に、各桁ごとに独立したゲート電極を設ける。基
板と対向する前面板の内面に、蛍光体がベタに被着した
アノード電極を全面に設ける。アノード電極は常時ON
とし、ゲート電極を走査し、走査に同期してカソード電
極の所望のセグメントに表示信号を与える。選択したセ
グメントのエミッタのみが電子を放出し、これに対応す
る蛍光体のみが発光する。
適したFECを用いた蛍光表示管を提供する。 【構成】 各桁ごとに複数のセグメントからなるカソー
ド電極を基板上に形成し、各桁ごとに対応するセグメン
トを接続する。その上に絶縁層とエミッタを形成する。
その上に、各桁ごとに独立したゲート電極を設ける。基
板と対向する前面板の内面に、蛍光体がベタに被着した
アノード電極を全面に設ける。アノード電極は常時ON
とし、ゲート電極を走査し、走査に同期してカソード電
極の所望のセグメントに表示信号を与える。選択したセ
グメントのエミッタのみが電子を放出し、これに対応す
る蛍光体のみが発光する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子源として電界放出
陰極(Field Emission Cathode, FEC) を備えた蛍光表示
管に関するものである。
陰極(Field Emission Cathode, FEC) を備えた蛍光表示
管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な蛍光表示管は、内部を高真空雰
囲気とされた外囲器内に、電子源であるフィラメント状
の陰極と、制御電極と、蛍光体を備えた表示部としての
陽極を有している。
囲気とされた外囲器内に、電子源であるフィラメント状
の陰極と、制御電極と、蛍光体を備えた表示部としての
陽極を有している。
【0003】電子源としてFECを用いた蛍光表示管も
提案されている。この種の蛍光表示管は、グラフィック
ディスプレイ用であり、FECのカソードとゲートでX
−Yマトリクスを組んで電子の放出を直接制御し、アノ
ードはベタ状にして任意の画像表示を行なうものであ
る。
提案されている。この種の蛍光表示管は、グラフィック
ディスプレイ用であり、FECのカソードとゲートでX
−Yマトリクスを組んで電子の放出を直接制御し、アノ
ードはベタ状にして任意の画像表示を行なうものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フィラメント状の陰極
を用いた蛍光表示管では、陰極を張設する金具等が必要
になり、端冷効果が生じるので表示可能部分が小さく、
スペースファクタが良くない。また、発熱が大きく、消
費電極も大きい。さらに、外囲器内にスペーサを配置し
にくく、全体の厚さが大きくなって重量もかさむ。FE
Cを用いた蛍光表示管はグラフィック表示用なので、一
般にアノードには比較的高い電圧をかけ、小さなデュー
ティ比でFECを駆動して必要な輝度を得ようとしてい
る。しかしながら、このような方式は、ドライブコスト
が高価で電圧が高すぎるという点においてグラフィック
以外の容量の小さな表示には不向きであった。
を用いた蛍光表示管では、陰極を張設する金具等が必要
になり、端冷効果が生じるので表示可能部分が小さく、
スペースファクタが良くない。また、発熱が大きく、消
費電極も大きい。さらに、外囲器内にスペーサを配置し
にくく、全体の厚さが大きくなって重量もかさむ。FE
Cを用いた蛍光表示管はグラフィック表示用なので、一
般にアノードには比較的高い電圧をかけ、小さなデュー
ティ比でFECを駆動して必要な輝度を得ようとしてい
る。しかしながら、このような方式は、ドライブコスト
が高価で電圧が高すぎるという点においてグラフィック
以外の容量の小さな表示には不向きであった。
【0005】本発明は、セグメント表示のように容量の
小さな表示に最適のFECを用いた蛍光表示管を提供す
ることを目的としている。
小さな表示に最適のFECを用いた蛍光表示管を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光表示管は、
カソード電極とエミッタとゲート電極を有する電界放出
陰極が基板の内面に形成され、蛍光体を被着したアノー
ド電極が前記電界放出陰極に対面して前面板の内面に形
成された蛍光表示管において、前記カソード電極、ゲー
ト電極及びアノード電極の三種の電極のうちの一つの電
極を発光表示部形状に形成した複数のセグメント電極と
し、他の一つの電極を前記セグメント電極の表示単位に
対応する表示選択電極とし、残りの一つの電極を無選択
電極としたことを特徴としている。
カソード電極とエミッタとゲート電極を有する電界放出
陰極が基板の内面に形成され、蛍光体を被着したアノー
ド電極が前記電界放出陰極に対面して前面板の内面に形
成された蛍光表示管において、前記カソード電極、ゲー
ト電極及びアノード電極の三種の電極のうちの一つの電
極を発光表示部形状に形成した複数のセグメント電極と
し、他の一つの電極を前記セグメント電極の表示単位に
対応する表示選択電極とし、残りの一つの電極を無選択
電極としたことを特徴としている。
【0007】
【作用】無選択電極には常時電圧を印加しておく。表示
選択電極を端の桁から順次走査し、この走査に同期して
所望のセグメント電極に表示信号を印加する。エミッタ
から放出された電子はアノード電極に射突して蛍光体を
発光させ、所望のセグメント表示が得られる。
選択電極を端の桁から順次走査し、この走査に同期して
所望のセグメント電極に表示信号を印加する。エミッタ
から放出された電子はアノード電極に射突して蛍光体を
発光させ、所望のセグメント表示が得られる。
【0008】
(1)第1実施例 図1及び図2によって第1実施例の蛍光表示管の構造と
製造方法を説明する。本実施例では、カソード電極がセ
グメント電極で、ゲート電極が表示選択電極で、アノー
ド電極が無選択電極である。
製造方法を説明する。本実施例では、カソード電極がセ
グメント電極で、ゲート電極が表示選択電極で、アノー
ド電極が無選択電極である。
【0009】 絶縁性の基板1上に、配線導体2とセ
グメント状のカソード電極3をフォトリソグラフィによ
りAl薄膜で形成する。本実施例では、カソード電極3
のセグメントは各桁7セグメントからなる複数桁の日字
形セグメントである。また、配線導体2は各桁の対応す
るセグメントを接続するダイナミック配線パターンとな
っている。
グメント状のカソード電極3をフォトリソグラフィによ
りAl薄膜で形成する。本実施例では、カソード電極3
のセグメントは各桁7セグメントからなる複数桁の日字
形セグメントである。また、配線導体2は各桁の対応す
るセグメントを接続するダイナミック配線パターンとな
っている。
【0010】 前記基板1の上にSiO2 からなる絶
縁層4をスパッタリング法又は蒸着法によってベタに形
成する。 前記絶縁層4の上に、Mo薄膜を被着させてゲート
電極5を形成する。ゲート電極5は、セグメント状のカ
ソード電極3の表示単位である各桁ごとに分離独立して
いる。
縁層4をスパッタリング法又は蒸着法によってベタに形
成する。 前記絶縁層4の上に、Mo薄膜を被着させてゲート
電極5を形成する。ゲート電極5は、セグメント状のカ
ソード電極3の表示単位である各桁ごとに分離独立して
いる。
【0011】 このゲート電極5及び前記絶縁層4
に、エッチングでホールを形成する。 前記各ホール内にエミッタ材料を蒸着してコーン形
状のエミッタ6を形成する。カソード電極3上に形成さ
れたエミッタ6のみが電子を放出する有効な電子放出部
分となり、その他の部分は電子を放出しない。
に、エッチングでホールを形成する。 前記各ホール内にエミッタ材料を蒸着してコーン形
状のエミッタ6を形成する。カソード電極3上に形成さ
れたエミッタ6のみが電子を放出する有効な電子放出部
分となり、その他の部分は電子を放出しない。
【0012】 前記基板1と対向する前面板7の内面
全面には、透明導電膜でアノード電極8を形成し、その
上に蛍光体9をベタに被着させる。なお、対向する基板
1と前面板7の外周にはスペーサ部材が配置されて外囲
器が構成され、内部は高真空雰囲気に保持されている。
全面には、透明導電膜でアノード電極8を形成し、その
上に蛍光体9をベタに被着させる。なお、対向する基板
1と前面板7の外周にはスペーサ部材が配置されて外囲
器が構成され、内部は高真空雰囲気に保持されている。
【0013】以上の構成において、ゲート電極5を端の
桁から順次走査し、発光させたいセグメントのカソード
電極3にこの走査信号に同期した表示信号を印加する。
選択されたゲート電極5の桁のなかにあるセグメント状
のカソード電極3のうち、表示信号を印加したカソード
電極3のエミッタ6のみから電子が放出され、対面する
蛍光体9に射突するベタ状の蛍光体9のうち、選択され
たカソード電極3のセグメント形状に対面する同一形状
の領域のみが発光する。
桁から順次走査し、発光させたいセグメントのカソード
電極3にこの走査信号に同期した表示信号を印加する。
選択されたゲート電極5の桁のなかにあるセグメント状
のカソード電極3のうち、表示信号を印加したカソード
電極3のエミッタ6のみから電子が放出され、対面する
蛍光体9に射突するベタ状の蛍光体9のうち、選択され
たカソード電極3のセグメント形状に対面する同一形状
の領域のみが発光する。
【0014】(2)第2実施例 図3及び図4によって第2実施例の蛍光表示管を説明す
る。本実施例では、カソード電極13が表示選択電極
で、ゲート電極15がセグメント電極で、アノード電極
18が無選択電極である。
る。本実施例では、カソード電極13が表示選択電極
で、ゲート電極15がセグメント電極で、アノード電極
18が無選択電極である。
【0015】 絶縁性の基板10上に、表示単位とな
る桁ごとに電気的に独立してカソード電極13を形成す
る。フォトリソグラフィ法によってAl薄膜で形成す
る。
る桁ごとに電気的に独立してカソード電極13を形成す
る。フォトリソグラフィ法によってAl薄膜で形成す
る。
【0016】 前記カソード電極13上にSiO2 か
らなる絶縁層14をスパッタリング法で形成し、さらに
その上に、Mo薄膜を被着させてゲート電極15を形成
する。
らなる絶縁層14をスパッタリング法で形成し、さらに
その上に、Mo薄膜を被着させてゲート電極15を形成
する。
【0017】 前記ゲート電極15をフォトリソグラ
フィによってセグメント状に分割するとともに、各セグ
メントにホールを形成する。ゲート電極15はダイナミ
ック接続する。即ち、各桁ごとに対応するセグメント状
のゲート電極15を互いに接続する。
フィによってセグメント状に分割するとともに、各セグ
メントにホールを形成する。ゲート電極15はダイナミ
ック接続する。即ち、各桁ごとに対応するセグメント状
のゲート電極15を互いに接続する。
【0018】 エッチングによって絶縁層14にホー
ルを形成する。 前記ホール内にエミッタ材料を蒸着してコーン形状
のエミッタ16を形成する。
ルを形成する。 前記ホール内にエミッタ材料を蒸着してコーン形状
のエミッタ16を形成する。
【0019】 前記基板10に対向し、外囲器の一部
を構成する前面板17の内面には、ITO膜でアノード
電極18をベタに形成し、その表面に蛍光体19を被着
させる。
を構成する前面板17の内面には、ITO膜でアノード
電極18をベタに形成し、その表面に蛍光体19を被着
させる。
【0020】以上の構成において、カソード電極13を
桁ごとに走査する。この走査に同期して、所望のセグメ
ント状のゲート電極15に表示信号を入力する。選択さ
れたセグメントのゲート電極15とエミッタ16の間に
電界が生じ、電子が放出される。この電子が対向する蛍
光体19に射突してセグメントのパターンでこれを発光
させる。セグメント状のゲート電極15以外の部分にも
ホールが形成され、エミッタ16が形成されるが、ゲー
ト電極がないから電子放出には関与しない。
桁ごとに走査する。この走査に同期して、所望のセグメ
ント状のゲート電極15に表示信号を入力する。選択さ
れたセグメントのゲート電極15とエミッタ16の間に
電界が生じ、電子が放出される。この電子が対向する蛍
光体19に射突してセグメントのパターンでこれを発光
させる。セグメント状のゲート電極15以外の部分にも
ホールが形成され、エミッタ16が形成されるが、ゲー
ト電極がないから電子放出には関与しない。
【0021】(3)第3実施例 図5及び図6によって第3実施例の蛍光表示管を説明す
る。本実施例では、カソード電極23が無選択電極で、
ゲート電極25が表示選択電極で、アノード電極28が
セグメント電極である。なお図5のセグメント電極は7
セグメントからなるデジタル用の日文字セグメントであ
るが、セグメント形状はこれに限定されるものではな
く、図10で示すような任意形状でよい。
る。本実施例では、カソード電極23が無選択電極で、
ゲート電極25が表示選択電極で、アノード電極28が
セグメント電極である。なお図5のセグメント電極は7
セグメントからなるデジタル用の日文字セグメントであ
るが、セグメント形状はこれに限定されるものではな
く、図10で示すような任意形状でよい。
【0022】絶縁性の基板20上には、カソード電極
23がAl薄膜で全面に形成されている。その上にはS
iO2 からなる絶縁層24が全面に形成され、さらにそ
の上には桁ごとに分離したゲート電極25が形成されて
いる。ゲート電極25と絶縁層24に形成されたホール
内には、コーン形状のエミッタ26が形成されている。
23がAl薄膜で全面に形成されている。その上にはS
iO2 からなる絶縁層24が全面に形成され、さらにそ
の上には桁ごとに分離したゲート電極25が形成されて
いる。ゲート電極25と絶縁層24に形成されたホール
内には、コーン形状のエミッタ26が形成されている。
【0023】 基板20と対向する前面板27には、
Al薄膜による配線導体22と、透明導電膜(ITO)
によるアノード電極28を形成する。アノード電極28
はセグメント状に分割して形成され、配線導体22によ
って各桁の対応するセグメントをダイナミック接続す
る。
Al薄膜による配線導体22と、透明導電膜(ITO)
によるアノード電極28を形成する。アノード電極28
はセグメント状に分割して形成され、配線導体22によ
って各桁の対応するセグメントをダイナミック接続す
る。
【0024】上記の構成において、カソード電極23に
は常時電圧を印加しておき、ゲート電極25を走査する
とともに、この走査に同期して所望のセグメント状のア
ノード電極28に表示信号を印加する。電子は桁ごとに
放射され、アノード電極28の選択されたセグメントの
みが発光する。
は常時電圧を印加しておき、ゲート電極25を走査する
とともに、この走査に同期して所望のセグメント状のア
ノード電極28に表示信号を印加する。電子は桁ごとに
放射され、アノード電極28の選択されたセグメントの
みが発光する。
【0025】(4)第4実施例 図7及び図8によって第4実施例の蛍光表示管を説明す
る。本実施例では、カソード電極33が無選択電極で、
ゲート電極35がセグメント電極で、アノード電極38
が表示選択電極である。なお、本実施例のカソード電極
33は第3実施例と同一であり、ゲート電極35は第2
実施例と同一であり、それぞれ説明を省略する。
る。本実施例では、カソード電極33が無選択電極で、
ゲート電極35がセグメント電極で、アノード電極38
が表示選択電極である。なお、本実施例のカソード電極
33は第3実施例と同一であり、ゲート電極35は第2
実施例と同一であり、それぞれ説明を省略する。
【0026】アノード電極38は、前面板37上にIT
Oによって桁ごとに分割して形成され、その表面に蛍光
体39が被着されている。
Oによって桁ごとに分割して形成され、その表面に蛍光
体39が被着されている。
【0027】前記アノード電極38を走査し、この走査
に同期してセグメント状のゲート電極35に表示信号を
印加する。カソード電極33には常時電圧が印加されて
いる。
に同期してセグメント状のゲート電極35に表示信号を
印加する。カソード電極33には常時電圧が印加されて
いる。
【0028】表示信号によって選択されたセグメント状
のゲート電極35とエミッタ36の間に電圧が印加され
て電子が放出される。ゲート電極35は、各桁の対応す
るセグメントがダイナミック接続されているので、各桁
の対応するすべてのセグメントから電子が放出される。
しかしながら、アノード電極38に陽極電圧が印加され
ている桁のみが発光する。
のゲート電極35とエミッタ36の間に電圧が印加され
て電子が放出される。ゲート電極35は、各桁の対応す
るセグメントがダイナミック接続されているので、各桁
の対応するすべてのセグメントから電子が放出される。
しかしながら、アノード電極38に陽極電圧が印加され
ている桁のみが発光する。
【0029】(5)第5実施例 図9によって第5実施例の蛍光表示管を説明する。本実
施例では、カソード電極43は表示選択電極であり第2
実施例と同じである。ゲート電極45は無選択電極であ
り、連続した一つの電極で構成されている。アノード電
極48はセグメント電極であり第3実施例と同じであ
る。構成が他の実施例と同一の部分は説明を省略する。
施例では、カソード電極43は表示選択電極であり第2
実施例と同じである。ゲート電極45は無選択電極であ
り、連続した一つの電極で構成されている。アノード電
極48はセグメント電極であり第3実施例と同じであ
る。構成が他の実施例と同一の部分は説明を省略する。
【0030】カソード電極43を桁ごとに走査し、ゲー
ト電極45には常にゲート電圧を印加し、前記走査に同
期してアノード電極48に表示信号を与える。走査信号
が与えられた桁のカソード電極43のエミッタ46から
は電子が放出され、この電子はアノード電極48の選択
されたセグメントのみに射突して発光表示が行なわれ
る。
ト電極45には常にゲート電圧を印加し、前記走査に同
期してアノード電極48に表示信号を与える。走査信号
が与えられた桁のカソード電極43のエミッタ46から
は電子が放出され、この電子はアノード電極48の選択
されたセグメントのみに射突して発光表示が行なわれ
る。
【0031】(6)第6実施例 本実施例の蛍光表示管は、カソード電極3がセグメント
電極であり、第1実施例と同じである。ゲート電極45
が無選択電極であり、第5実施例と同じである。アノー
ド電極38が表示選択電極であり、第4実施例と同じで
ある。
電極であり、第1実施例と同じである。ゲート電極45
が無選択電極であり、第5実施例と同じである。アノー
ド電極38が表示選択電極であり、第4実施例と同じで
ある。
【0032】上記の構成において、ゲート電極45に常
時ゲート電圧を与えた状態で、アノード電極38に走査
信号を印加し、これに同期させてカソード電極3に表示
信号を印加する。選択された桁において、表示信号が付
与されたセグメント状のカソード電極3のエミッタから
電子が放出され、選択されたアノード電極38の蛍光体
に射突してカソード電極3のセグメント状に発光表示が
行なわれる。
時ゲート電圧を与えた状態で、アノード電極38に走査
信号を印加し、これに同期させてカソード電極3に表示
信号を印加する。選択された桁において、表示信号が付
与されたセグメント状のカソード電極3のエミッタから
電子が放出され、選択されたアノード電極38の蛍光体
に射突してカソード電極3のセグメント状に発光表示が
行なわれる。
【0033】
【発明の効果】本発明の蛍光表示管によれば次のような
効果がある。 1.カソード、ゲート、アノードのいずれの電極におい
てもセグメントパターンを構成することが可能なので、
設計の自由度が高い。 2.従来の蛍光表示管に比し、グリッドがなく、フィラ
メント状カソードの代わりFECを設けたので、カソー
ドとアノードのギャップ(距離)を数百ミクロンとする
ことができ、超薄形の表示装置を提供できる。 3.FECは、パッケージ内の隅々まで配設することが
できるので、パッケージのほぼ全面を表示エリアとして
使うことができる。 4.薄膜のフォトエッチング技術でパターン形成ができ
るので輝度が高く、パターン間のギャップが小さいパタ
ーンを形成できる。 5.FECは冷陰極なので消費電力が小さく、発熱もな
い。
効果がある。 1.カソード、ゲート、アノードのいずれの電極におい
てもセグメントパターンを構成することが可能なので、
設計の自由度が高い。 2.従来の蛍光表示管に比し、グリッドがなく、フィラ
メント状カソードの代わりFECを設けたので、カソー
ドとアノードのギャップ(距離)を数百ミクロンとする
ことができ、超薄形の表示装置を提供できる。 3.FECは、パッケージ内の隅々まで配設することが
できるので、パッケージのほぼ全面を表示エリアとして
使うことができる。 4.薄膜のフォトエッチング技術でパターン形成ができ
るので輝度が高く、パターン間のギャップが小さいパタ
ーンを形成できる。 5.FECは冷陰極なので消費電力が小さく、発熱もな
い。
【図1】第1実施例の基板の斜視図である。
【図2】第1実施例の断面図である。
【図3】第2実施例の基板の平面図である。
【図4】図3のX−X切断線における断面図である。
【図5】第3実施例の前面板の底面図である。
【図6】第3実施例の断面図である。
【図7】第4実施例の前面板の底面図である。
【図8】第4実施例の断面図である。
【図9】第5実施例の断面図である。
【図10】第3実施例における前面板の他の態様を示す
斜視図である。
斜視図である。
1,10,20,30,40 基板 3,13,23,33,43 カソード電極 5,15,25,35,45 ゲート電極 6,16,26,36,46 エミッタ 7,17,27,37,47 前面板 8,18,28,38,48 アノード電極 9,19,29,39,49 蛍光体
Claims (8)
- 【請求項1】 カソード電極とエミッタとゲート電極を
有する電界放出陰極が基板の内面に形成され、蛍光体を
被着したアノード電極が前記電界放出陰極に対面して前
面板の内面に形成された蛍光表示管において、前記カソ
ード電極、ゲート電極及びアノード電極のうちの一つの
電極を発光表示部形状に形成した複数のセグメント電極
とし、他の一つの電極を前記セグメント電極の表示単位
に対応する表示選択電極とし、残りの一つの電極を無選
択電極としたことを特徴とする蛍光表示管。 - 【請求項2】 前記表示選択電極が複数配設されてお
り、各表示選択電極に対応するセグメント電極がマルチ
プレックス接続されており、前記表示選択電極が走査さ
れるとともに該走査に同期して前記セグメント電極に表
示信号が印加される構成とされた請求項1記載の蛍光表
示管。 - 【請求項3】 アノード電極がセグメント電極であり、
ゲート電極が表示選択電極であり、カソード電極が無選
択電極である請求項1又は2記載の蛍光表示管。 - 【請求項4】 アノード電極がセグメント電極であり、
ゲート電極が無選択電極であり、カソード電極が表示選
択電極である請求項1又は2記載の蛍光表示管。 - 【請求項5】 アノード電極が表示選択電極であり、ゲ
ート電極がセグメント電極であり、カソード電極が無選
択電極である請求項1又は2記載の蛍光表示管。 - 【請求項6】 アノード電極が表示選択電極であり、ゲ
ート電極が無選択電極であり、カソード電極がセグメン
ト電極である請求項1又は2記載の蛍光表示管。 - 【請求項7】 アノード電極が無選択電極であり、ゲー
ト電極がセグメント電極であり、カソード電極が表示選
択電極である請求項1又は2記載の蛍光表示管。 - 【請求項8】 アノード電極が無選択電極であり、ゲー
ト電極が表示選択電極であり、カソード電極がセグメン
ト電極である請求項1又は2記載の蛍光表示管。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4130553A JPH05325844A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 蛍光表示管 |
KR93008463A KR0129678B1 (en) | 1992-05-22 | 1993-05-18 | Fluorescent display device |
US08/063,723 US5408161A (en) | 1992-05-22 | 1993-05-20 | Fluorescent display device |
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Publications (1)
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JPH05325844A true JPH05325844A (ja) | 1993-12-10 |
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JP (1) | JPH05325844A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002304961A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-10-18 | Futaba Corp | 両面発光型蛍光発光装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4889678A (ja) * | 1972-02-25 | 1973-11-22 | ||
JPS50126162A (ja) * | 1974-03-23 | 1975-10-03 | ||
JPS553169A (en) * | 1978-06-22 | 1980-01-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Character display unit |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4130553A patent/JPH05325844A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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