JPH05324411A - デジタル処理システムの監視方式 - Google Patents
デジタル処理システムの監視方式Info
- Publication number
- JPH05324411A JPH05324411A JP4114333A JP11433392A JPH05324411A JP H05324411 A JPH05324411 A JP H05324411A JP 4114333 A JP4114333 A JP 4114333A JP 11433392 A JP11433392 A JP 11433392A JP H05324411 A JPH05324411 A JP H05324411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing device
- command
- register
- reception
- monitoring
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数の処理装置からなる処理システムにおい
て、処理すべきコマンドおよびコマンド処理装置の状態
に対応した最適なタイムアウト時間を使用して処理装置
の異常監視を行う。 【構成】送信処理装置1と受信処理装置10から構成さ
れ、それらはバス100で接続されている。送信処理装
置1はコマンドやデータ等を送受信するためのSDレジ
スタ2、RDレジスタ3および監視タイマ3から構成さ
れ、受信処理装置10は送受信レジスタであるRDAT
レジスタ11,WDATレジスタ12,CMRレジスタ
13と、デコーダ14,およびタイムアウト時間を算出
する制御回路15とを有して構成されている。
て、処理すべきコマンドおよびコマンド処理装置の状態
に対応した最適なタイムアウト時間を使用して処理装置
の異常監視を行う。 【構成】送信処理装置1と受信処理装置10から構成さ
れ、それらはバス100で接続されている。送信処理装
置1はコマンドやデータ等を送受信するためのSDレジ
スタ2、RDレジスタ3および監視タイマ3から構成さ
れ、受信処理装置10は送受信レジスタであるRDAT
レジスタ11,WDATレジスタ12,CMRレジスタ
13と、デコーダ14,およびタイムアウト時間を算出
する制御回路15とを有して構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル処理システムの
監視方式に関し、特に処理装置間におけるコマンドの処
理時間のタイムアウト監視を行うデジタル処理システム
の監視方式に関する。
監視方式に関し、特に処理装置間におけるコマンドの処
理時間のタイムアウト監視を行うデジタル処理システム
の監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデジタル処理システムの
監視方式では、受信処理装置の状態や、コマンドの種類
に無関係に受信処理装置での最大処理時間を基に固定し
た時間を定めて、送信処理装置がタイムアウト監視を行
っていた。
監視方式では、受信処理装置の状態や、コマンドの種類
に無関係に受信処理装置での最大処理時間を基に固定し
た時間を定めて、送信処理装置がタイムアウト監視を行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデジタ
ル処理システムの監視方式では、受信処理装置の状態や
コマンドの種類を無視して固定的なタイムアウト時間を
使用しているため、例えば通常はマイクロ秒単位で受信
処理装置での処理が完了するコマンドであっても、受信
処理装置がたまたま他の処理のために、受信したコマン
ドの処理が遅れる場合を考慮してタイムアウトを誤検出
しないように秒単位のタイムアウト時間を使用する必要
があった。このため、タイムアウト時間監視による処理
装置の異常を検出するのに時間がかかり、エラー回復処
理の開始が遅れるためにデジタル処理システムの異常か
ら回復するのに時間がかかるという欠点があった。
ル処理システムの監視方式では、受信処理装置の状態や
コマンドの種類を無視して固定的なタイムアウト時間を
使用しているため、例えば通常はマイクロ秒単位で受信
処理装置での処理が完了するコマンドであっても、受信
処理装置がたまたま他の処理のために、受信したコマン
ドの処理が遅れる場合を考慮してタイムアウトを誤検出
しないように秒単位のタイムアウト時間を使用する必要
があった。このため、タイムアウト時間監視による処理
装置の異常を検出するのに時間がかかり、エラー回復処
理の開始が遅れるためにデジタル処理システムの異常か
ら回復するのに時間がかかるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル処理シ
ステムの監視方式は、送信処理装置と受信処理装置とが
インタフェースバスで接続されるデジタル処理システム
において、前記受信処理装置はコマンドを受信する手段
と、前記受信手段で受信されたコマンドを解析する手段
と、前記解析手段により解析されたコマンドの種類と受
信状態とに対応したタイムアウト時間を算出する算出手
段とを具備し、前記送信処理装置は前記コマンドを送出
する手段と、前記受信処理装置が算出したタイムアウト
時間を受信する手段と、監視タイマとを具備し、前記送
信処理装置が前記受信処理装置から送出されたタイムア
ウト時間を前記監視タイマに設定して、送出コマンドの
タイムアウト監視を行うことを特徴とする。
ステムの監視方式は、送信処理装置と受信処理装置とが
インタフェースバスで接続されるデジタル処理システム
において、前記受信処理装置はコマンドを受信する手段
と、前記受信手段で受信されたコマンドを解析する手段
と、前記解析手段により解析されたコマンドの種類と受
信状態とに対応したタイムアウト時間を算出する算出手
段とを具備し、前記送信処理装置は前記コマンドを送出
する手段と、前記受信処理装置が算出したタイムアウト
時間を受信する手段と、監視タイマとを具備し、前記送
信処理装置が前記受信処理装置から送出されたタイムア
ウト時間を前記監視タイマに設定して、送出コマンドの
タイムアウト監視を行うことを特徴とする。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。
【0006】本実施例は、送信処理装置1と受信処理装
置10から構成され、処理装置間の通信のためにインタ
フェース・バス100で相互に接続されている。
置10から構成され、処理装置間の通信のためにインタ
フェース・バス100で相互に接続されている。
【0007】送信処理装置1はコマンドやコマンドに付
随するパラメータやデータを受信処理装置10へ送出す
るためのSDレジスタ2と、受信処理装置10からのコ
マンド実行結果や、タイムアウト時間を受信するための
RDレジスタ3と、タイムアウト時間を設定して、コマ
ンド実行結果を受信するまでの時間を監視するための監
視タイマ4と、送信処理装置1内のデータの流れや、全
体の制御を行う制御回路5とを有して構成されている。
随するパラメータやデータを受信処理装置10へ送出す
るためのSDレジスタ2と、受信処理装置10からのコ
マンド実行結果や、タイムアウト時間を受信するための
RDレジスタ3と、タイムアウト時間を設定して、コマ
ンド実行結果を受信するまでの時間を監視するための監
視タイマ4と、送信処理装置1内のデータの流れや、全
体の制御を行う制御回路5とを有して構成されている。
【0008】受信処理装置10はコマンドを受信するC
MRレジスタ13と、コマンドに付随するパラメータや
データを受信するWDATレジスタ12と、コマンドの
種類を解析するデコーダ14と、コマンド実行結果やタ
イムアウト値を送出するRDATレジスタ11と、受信
処理装置10内のデータの流れを制御したり、受信した
コマンドの種類や処理装置のステイタス16に対応して
タイムアウト時間を算出する制御回路15とを有して構
成されている。
MRレジスタ13と、コマンドに付随するパラメータや
データを受信するWDATレジスタ12と、コマンドの
種類を解析するデコーダ14と、コマンド実行結果やタ
イムアウト値を送出するRDATレジスタ11と、受信
処理装置10内のデータの流れを制御したり、受信した
コマンドの種類や処理装置のステイタス16に対応して
タイムアウト時間を算出する制御回路15とを有して構
成されている。
【0009】次に本実施例の動作について説明する。ま
ず送信処理装置1は制御回路5の制御の下にコマンドと
それに付随するパラメータデータをSDレシスタ2およ
びインタフェースバス100を経由して、受信処理装置
10に送出する。受信処理装置10では受信したコマン
ドをCMRレジスタ13に保存し、コマンドの種類をデ
コーダ14で解析し、解析結果を制御回路15に出力す
る。制御回路15では、その解析結果と受信処理装置1
0の内部ステータス16とにより最適なタイムアウト時
間を算出し、RDATレジスタ15およびインタフェー
スバス100を経由して送信処理装置1に送出すると共
に受信したコマンドに従った処理を開始する。
ず送信処理装置1は制御回路5の制御の下にコマンドと
それに付随するパラメータデータをSDレシスタ2およ
びインタフェースバス100を経由して、受信処理装置
10に送出する。受信処理装置10では受信したコマン
ドをCMRレジスタ13に保存し、コマンドの種類をデ
コーダ14で解析し、解析結果を制御回路15に出力す
る。制御回路15では、その解析結果と受信処理装置1
0の内部ステータス16とにより最適なタイムアウト時
間を算出し、RDATレジスタ15およびインタフェー
スバス100を経由して送信処理装置1に送出すると共
に受信したコマンドに従った処理を開始する。
【0010】送信処理装置1では受信したタイムアウト
時間を監視タイマ4に設定して、タイマ監視を開始す
る。受信処理装置10は通常タイムアウト時間内にコマ
ンドの処理を完了し、その実行結果をインタフェースバ
ス100を経由して送出し、送信処理装置1では、その
実行結果を受信することにより、監視タイマ4を停止す
る。もし、受信処理装置10に異常が発生し、受信処理
装置2が、タイムアウト時間内にコマンドの実行結果を
送出できなかった場合には送信処理装置1の監視タイマ
4でタイムアウトを発生し、これが制御回路5に伝達さ
れ、送信処理装置1ではただちに回復処理を実行する。
時間を監視タイマ4に設定して、タイマ監視を開始す
る。受信処理装置10は通常タイムアウト時間内にコマ
ンドの処理を完了し、その実行結果をインタフェースバ
ス100を経由して送出し、送信処理装置1では、その
実行結果を受信することにより、監視タイマ4を停止す
る。もし、受信処理装置10に異常が発生し、受信処理
装置2が、タイムアウト時間内にコマンドの実行結果を
送出できなかった場合には送信処理装置1の監視タイマ
4でタイムアウトを発生し、これが制御回路5に伝達さ
れ、送信処理装置1ではただちに回復処理を実行する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信処理
装置が受信したコマンドの種類とその時点での受信処理
状態に対応した最適なタイムアウト時間を送信処理装置
の監視タイマのタイムアウト値として使用することによ
り、処理装置の異常を最短時間で検出することができ
る。
装置が受信したコマンドの種類とその時点での受信処理
状態に対応した最適なタイムアウト時間を送信処理装置
の監視タイマのタイムアウト値として使用することによ
り、処理装置の異常を最短時間で検出することができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
1 送信処理装置 2 SDレジスタ(SD) 3 RDレジスタ(RD) 4 監視タイマ 5 制御回路 10 受信処理装置 11 RDATレジスタ(RDAT) 12 WDATレジスタ(WDAT) 13 CMRレジスタ(CMR) 14 デコーダ 15 制御回路 16 ステイタス線
Claims (1)
- 【請求項1】 送信処理装置と受信処理装置とがインタ
フェースバスで接続されるデジタル処理システムにおい
て、前記受信処理装置はコマンドを受信する手段と、前
記受信手段で受信されたコマンドを解析する手段と、前
記解析手段により解析されたコマンドの種類と受信状態
とに対応したタイムアウト時間を算出する算出手段とを
具備し、前記送信処理装置は前記コマンドを送出する手
段と、前記受信処理装置が算出したタイムアウト時間を
受信する手段と、監視タイマとを具備し、前記送信処理
装置が前記受信処理装置から送出されたタイムアウト時
間を前記監視タイマに設定して、送出コマンドのタイム
アウト監視を行うことを特徴とするデジタル処理システ
ムの監視方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4114333A JPH05324411A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | デジタル処理システムの監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4114333A JPH05324411A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | デジタル処理システムの監視方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05324411A true JPH05324411A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14635180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4114333A Withdrawn JPH05324411A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | デジタル処理システムの監視方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05324411A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001147866A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Nec Corp | 入出力実行時間監視システム及び方法 |
JP2010108202A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Digital Electronics Corp | 機器監視制御システム、機器監視制御方法、及び制御プログラム |
JP2010224647A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Fujitsu Ltd | タイマ値管理システムおよびサーバ装置 |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP4114333A patent/JPH05324411A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001147866A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Nec Corp | 入出力実行時間監視システム及び方法 |
JP2010108202A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Digital Electronics Corp | 機器監視制御システム、機器監視制御方法、及び制御プログラム |
JP2010224647A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Fujitsu Ltd | タイマ値管理システムおよびサーバ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |