JPH0531119A - 超音波結石破砕装置 - Google Patents
超音波結石破砕装置Info
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- JPH0531119A JPH0531119A JP3188865A JP18886591A JPH0531119A JP H0531119 A JPH0531119 A JP H0531119A JP 3188865 A JP3188865 A JP 3188865A JP 18886591 A JP18886591 A JP 18886591A JP H0531119 A JPH0531119 A JP H0531119A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は体内にある結石を超音波の集束エネル
ギーによって破砕する超音波結石破砕装置であって、結
石の位置と衝撃波となる超音波の集束点を正確に一致さ
せることができる超音波結石破砕装置を提供することを
目的とする。 【構成】本発明の超音波結石破砕装置は、強弱二種の衝
撃波を集束点に向けて送波し、弱い衝撃波についてはこ
の集束点から衝撃波エコーを受波する衝撃波振動子と、
前記集束点をスキャンの範囲内に納める超音波のセクタ
スキャンを行い、かつ前記集束点に対して進退可能な超
音波画像用プローブと、衝撃波エコーの強度を聴覚的ま
たは視覚的に表示する衝撃波エコーレベル表示手段と、
Bモード像を表示する超音波画像表示手段とを備える。
ギーによって破砕する超音波結石破砕装置であって、結
石の位置と衝撃波となる超音波の集束点を正確に一致さ
せることができる超音波結石破砕装置を提供することを
目的とする。 【構成】本発明の超音波結石破砕装置は、強弱二種の衝
撃波を集束点に向けて送波し、弱い衝撃波についてはこ
の集束点から衝撃波エコーを受波する衝撃波振動子と、
前記集束点をスキャンの範囲内に納める超音波のセクタ
スキャンを行い、かつ前記集束点に対して進退可能な超
音波画像用プローブと、衝撃波エコーの強度を聴覚的ま
たは視覚的に表示する衝撃波エコーレベル表示手段と、
Bモード像を表示する超音波画像表示手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体内にある結石を超音
波の集束エネルギーによって破砕する超音波結石破砕装
置に係り、特に結石の位置と衝撃波となる超音波の集束
点を正確に一致させることができる超音波結石破砕装置
に関する。
波の集束エネルギーによって破砕する超音波結石破砕装
置に係り、特に結石の位置と衝撃波となる超音波の集束
点を正確に一致させることができる超音波結石破砕装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波の衝撃波としてのエネルギ
ーを利用して体内にある結石(腎結石、胆結石等)を破
砕する超音波結石破砕装置が実用化されている。
ーを利用して体内にある結石(腎結石、胆結石等)を破
砕する超音波結石破砕装置が実用化されている。
【0003】この超音波結石破砕装置は、図11に示す
ように、互いに異なる周波数の超音波を送受波する衝撃
波振動子1と画像用プローブ2からなるアプリケータ3
を備え、衝撃波振動子1と画像用プローブ2にはそれぞ
れパルサ4と画像用超音波処理系5が接続する。そし
て、パルサ4と画像用超音波処理系5には、ともに制御
系6が接続する。なお、画像用プローブ2は衝撃波振動
子1に設けられた穴に差し込まれ、その差し込み方向に
おいて進退させることができる。
ように、互いに異なる周波数の超音波を送受波する衝撃
波振動子1と画像用プローブ2からなるアプリケータ3
を備え、衝撃波振動子1と画像用プローブ2にはそれぞ
れパルサ4と画像用超音波処理系5が接続する。そし
て、パルサ4と画像用超音波処理系5には、ともに制御
系6が接続する。なお、画像用プローブ2は衝撃波振動
子1に設けられた穴に差し込まれ、その差し込み方向に
おいて進退させることができる。
【0004】制御系6は、ほかに、衝撃波振動子1に衝
撃波の発生を指示するためのパルス発生スイッチ7およ
び体動検出素子9と接続し、さらに画像用超音波処理系
5は、超音波走査をテレビ走査に変換するディジタルス
キャンコンバータ(DSC)11を介して超音波テレビ
モニタ12に接続する。
撃波の発生を指示するためのパルス発生スイッチ7およ
び体動検出素子9と接続し、さらに画像用超音波処理系
5は、超音波走査をテレビ走査に変換するディジタルス
キャンコンバータ(DSC)11を介して超音波テレビ
モニタ12に接続する。
【0005】この超音波結石破砕装置においては、まず
アプリケータ3が、患者の結石付近の体表に押し当てら
れる。そして、制御系6のCPU(中央処理装置)13
の指示下にパルス信号の送受信タイミング、振幅、周波
数等を制御するコントローラ14は、画像用超音波処理
系5に所定のタイミングでパルス信号を送る。画像用超
音波処理系5内の送受信回路15は、このパルス信号を
画像用プローブ2に送り、画像用プローブ2ではパルス
信号に基づいて圧電素子が駆動し、超音波によるセクタ
スキャンが行なわれる。
アプリケータ3が、患者の結石付近の体表に押し当てら
れる。そして、制御系6のCPU(中央処理装置)13
の指示下にパルス信号の送受信タイミング、振幅、周波
数等を制御するコントローラ14は、画像用超音波処理
系5に所定のタイミングでパルス信号を送る。画像用超
音波処理系5内の送受信回路15は、このパルス信号を
画像用プローブ2に送り、画像用プローブ2ではパルス
信号に基づいて圧電素子が駆動し、超音波によるセクタ
スキャンが行なわれる。
【0006】さて、画像用プローブ2から送波された後
体内で反射されてきた超音波(反射エコー)は、同じく
画像用プローブ2によって受波され、送受信回路15に
入力される。そして、整相加算等を施された後、画像用
信号処理回路16に出力され、ここで振幅を検波されて
ビデオ信号としてDSC11に送られる。ビデオ信号
は、DSC11で超音波走査をテレビ走査に変換された
後、超音波テレビモニタ12に送られ、超音波テレビモ
ニタ12の画面12aではBモード・白黒階調の超音波
断層像17が表示される。
体内で反射されてきた超音波(反射エコー)は、同じく
画像用プローブ2によって受波され、送受信回路15に
入力される。そして、整相加算等を施された後、画像用
信号処理回路16に出力され、ここで振幅を検波されて
ビデオ信号としてDSC11に送られる。ビデオ信号
は、DSC11で超音波走査をテレビ走査に変換された
後、超音波テレビモニタ12に送られ、超音波テレビモ
ニタ12の画面12aではBモード・白黒階調の超音波
断層像17が表示される。
【0007】なお、衝撃波振動子1への差し込み方向に
おいて進退させることができる画像用プローブ2は、プ
ローブ位置読取り器18と集束点マーカ位置計算器19
を介してDSC11に接続する。このプローブ位置読取
り器18は、ポテンシオあるいはロータリエンコーダな
どと計算器を備え、例えばギアによって進退する画像用
プローブ2の衝撃波振動子1に対する相対的位置をギア
の回転量などから読取ることができる。
おいて進退させることができる画像用プローブ2は、プ
ローブ位置読取り器18と集束点マーカ位置計算器19
を介してDSC11に接続する。このプローブ位置読取
り器18は、ポテンシオあるいはロータリエンコーダな
どと計算器を備え、例えばギアによって進退する画像用
プローブ2の衝撃波振動子1に対する相対的位置をギア
の回転量などから読取ることができる。
【0008】そして、続く集束点マーカ位置計算器19
では、今度は読み取られた画像用プローブ2の位置か
ら、衝撃波集束点の位置を計算し、超音波テレビモニタ
12では、この衝撃波集束点の位置を、Bモード像17
中で集束点マーカ36により表示する。
では、今度は読み取られた画像用プローブ2の位置か
ら、衝撃波集束点の位置を計算し、超音波テレビモニタ
12では、この衝撃波集束点の位置を、Bモード像17
中で集束点マーカ36により表示する。
【0009】図12は、腎結石25付近の体表に押し当
られたアプリケータ3の拡大図である。衝撃波振動子1
と画像用プローブ2はホルダ26で支持され、ホルダ2
6はアーム27に昇降可能に取付けられる。アーム27
は複数個の小アーム27aが折り曲げ可能に連結された
ものであるため、患者Pの体表に沿ってアプリケータ3
を移動させることができる。
られたアプリケータ3の拡大図である。衝撃波振動子1
と画像用プローブ2はホルダ26で支持され、ホルダ2
6はアーム27に昇降可能に取付けられる。アーム27
は複数個の小アーム27aが折り曲げ可能に連結された
ものであるため、患者Pの体表に沿ってアプリケータ3
を移動させることができる。
【0010】衝撃波振動子1と画像用プローブ2は、実
際には弾性のあるボーラス(水枕)28を介して患者P
の体表に押し当られる。このボーラス28は衝撃波振動
子1および画像用プローブ2に利用される圧電振動子と
人体の中間の音響インピーダンスを有するもので、衝撃
波振動子1および画像用プローブ2と患者Pの間におけ
る超音波の送受波を反射を少なくして効率的に行わせる
ことができる。
際には弾性のあるボーラス(水枕)28を介して患者P
の体表に押し当られる。このボーラス28は衝撃波振動
子1および画像用プローブ2に利用される圧電振動子と
人体の中間の音響インピーダンスを有するもので、衝撃
波振動子1および画像用プローブ2と患者Pの間におけ
る超音波の送受波を反射を少なくして効率的に行わせる
ことができる。
【0011】衝撃波振動子1は、所定曲率半径の球面の
一部をなすものであって、円形の外周を有してかつ凹面
形状である。したがって、衝撃波振動子1から発せられ
る超音波パルスは前記球の中心に集束する。図中、符号
29は、衝撃波振動子1から発せられる超音波パルスが
通過する領域を示す。
一部をなすものであって、円形の外周を有してかつ凹面
形状である。したがって、衝撃波振動子1から発せられ
る超音波パルスは前記球の中心に集束する。図中、符号
29は、衝撃波振動子1から発せられる超音波パルスが
通過する領域を示す。
【0012】また画像用プローブ2は、衝撃波振動子1
の凹面の中心に設けられた穴に差入れられ、この穴と衝
撃波振動子1の集束点を結ぶ線(「中心軸」と呼ぶ)上
を進退する。画像用プローブ2は、アプリケータ3を患
者Pの体表上の適当な位置に置き、画像用プローブ2自
身を進退させることにより、そのセクタスキャン範囲3
0に腎臓31およびその内部にある腎結石25を含ませ
ることができる。
の凹面の中心に設けられた穴に差入れられ、この穴と衝
撃波振動子1の集束点を結ぶ線(「中心軸」と呼ぶ)上
を進退する。画像用プローブ2は、アプリケータ3を患
者Pの体表上の適当な位置に置き、画像用プローブ2自
身を進退させることにより、そのセクタスキャン範囲3
0に腎臓31およびその内部にある腎結石25を含ませ
ることができる。
【0013】その他、衝撃波振動子1は圧電素子の背面
にバッキング材(吸音材)33を有し、画像用プローブ
2も内部では体表側に圧電素子が配列され、背面にバッ
キング材が張り合わされる。そして衝撃波振動子1と画
像用プローブ2は、それぞれケーブル34と35を介し
て図7に示した衝撃波処理系4と画像用超音波処理系5
に接続する。
にバッキング材(吸音材)33を有し、画像用プローブ
2も内部では体表側に圧電素子が配列され、背面にバッ
キング材が張り合わされる。そして衝撃波振動子1と画
像用プローブ2は、それぞれケーブル34と35を介し
て図7に示した衝撃波処理系4と画像用超音波処理系5
に接続する。
【0014】このような超音波結石破砕装置では、先の
図11における超音波テレビモニタ12の画面12aに
表示される画像は図13のようになる。すなわち、画面
12aにおいては、衝撃波振動子1から発せられる超音
波パルスの集束点を示す集束点マーカ36(白または黒
で表示され、形状は例えば一定半径の円形)が、Bモー
ド像37の中の固定位置(固定座標位置)に写し出され
る。
図11における超音波テレビモニタ12の画面12aに
表示される画像は図13のようになる。すなわち、画面
12aにおいては、衝撃波振動子1から発せられる超音
波パルスの集束点を示す集束点マーカ36(白または黒
で表示され、形状は例えば一定半径の円形)が、Bモー
ド像37の中の固定位置(固定座標位置)に写し出され
る。
【0015】ところで、画像用プローブ2のセクタスキ
ャン範囲30は、アプリケータ3を体表上の適当な位置
に移動させ、かつ画像用プローブ2をアプリケータ3内
で進退させることで移動する。
ャン範囲30は、アプリケータ3を体表上の適当な位置
に移動させ、かつ画像用プローブ2をアプリケータ3内
で進退させることで移動する。
【0016】この際、集束点マーカ36は、画像用プロ
ーブ2の位置に合せてセクタ状Bモード像37の中央に
位置する半径に沿って上下に移動するため、画面12a
では固定位置に停止してみえる。したがって集束点マー
カ36は、画像用プローブ2を、ボーラス28上で移動
しない衝撃波振動子1に対して相対的に移動(進退)し
た場合でも、その集束点位置を示すことができる。
ーブ2の位置に合せてセクタ状Bモード像37の中央に
位置する半径に沿って上下に移動するため、画面12a
では固定位置に停止してみえる。したがって集束点マー
カ36は、画像用プローブ2を、ボーラス28上で移動
しない衝撃波振動子1に対して相対的に移動(進退)し
た場合でも、その集束点位置を示すことができる。
【0017】オペレータは、アプリケータ3と画像用プ
ローブ2を移動させてセクタスキャン範囲30の移動に
より、セクタスキャン範囲30内に破砕しようとする結
石25をとらえ、しかもその結石25が集束点マーカ3
6に一致したとき(すなわち白黒階調の結石25が白ま
たは黒の集束点マーカ36に隠れたとき)、前述のパル
ス発生スイッチ7のプッシュボタンを投入すればよい。
そうすれば、CPU13とコントローラ14の制御下
に、パルサ4から衝撃波振動子1にパルス信号が送ら
れ、衝撃波振動子1から大きな振幅をもつ超音波パルス
が送波されて集束点マーカ36に向う。
ローブ2を移動させてセクタスキャン範囲30の移動に
より、セクタスキャン範囲30内に破砕しようとする結
石25をとらえ、しかもその結石25が集束点マーカ3
6に一致したとき(すなわち白黒階調の結石25が白ま
たは黒の集束点マーカ36に隠れたとき)、前述のパル
ス発生スイッチ7のプッシュボタンを投入すればよい。
そうすれば、CPU13とコントローラ14の制御下
に、パルサ4から衝撃波振動子1にパルス信号が送ら
れ、衝撃波振動子1から大きな振幅をもつ超音波パルス
が送波されて集束点マーカ36に向う。
【0018】この超音波パルスは、集束点において衝撃
波となり、その強力なエネルギーで結石25を破砕す
る。この強い超音波パルスは、必要な回数だけ発生させ
て、結石25に当てることにより、結石25を排泄の可
能な微細な粒子にまで粉砕することができる。
波となり、その強力なエネルギーで結石25を破砕す
る。この強い超音波パルスは、必要な回数だけ発生させ
て、結石25に当てることにより、結石25を排泄の可
能な微細な粒子にまで粉砕することができる。
【0019】なお、患者は心拍動や呼吸等のため、超音
波パルス間隔間でわずかに動いている。そこで、予め体
動検出素子9を患者の手足や胸部、鼻等に取付けてお
き、体動検出素子9から得られる体動信号とパルス発生
スイッチ7の投入によって発せられるパルス信号をCP
U13で同期させると、呼吸・心拍などで位置がずれた
結石が元の位置に戻ったところで衝撃波が発せられるこ
とになり、結石位置と衝撃波集束点のずれをなくすこと
ができる。
波パルス間隔間でわずかに動いている。そこで、予め体
動検出素子9を患者の手足や胸部、鼻等に取付けてお
き、体動検出素子9から得られる体動信号とパルス発生
スイッチ7の投入によって発せられるパルス信号をCP
U13で同期させると、呼吸・心拍などで位置がずれた
結石が元の位置に戻ったところで衝撃波が発せられるこ
とになり、結石位置と衝撃波集束点のずれをなくすこと
ができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像用プロ
ーブ2の進退方向は、破砕用振動子1の中心軸からずれ
たり、またその移動量が例えばギアの回転量から計算さ
れるものとは異なってくる場合がある。そうすると、画
像用プローブ2の移動量を基に計算され写し出される集
束点マーカ36の縦・横の位置が、衝撃波振動子1の実
際の集束点からずれてくることになり、集束点マーカ3
6と一致した結石25に衝撃波を与えても、結石25は
破壊されなくなる。
ーブ2の進退方向は、破砕用振動子1の中心軸からずれ
たり、またその移動量が例えばギアの回転量から計算さ
れるものとは異なってくる場合がある。そうすると、画
像用プローブ2の移動量を基に計算され写し出される集
束点マーカ36の縦・横の位置が、衝撃波振動子1の実
際の集束点からずれてくることになり、集束点マーカ3
6と一致した結石25に衝撃波を与えても、結石25は
破壊されなくなる。
【0021】また、集束点マーカ36と結石位置25の
一致を視覚的に確認しても、衝撃波超音波パルスと画像
用超音波パルスとでは周波数が異なるため、互いに異な
る音響伝搬媒体であるボーラス28と人体Pの境界で
は、各超音波パルスがそれぞれ程度の異なる屈折をし、
集束点マーカ36と衝撃波の集束点がずれることがあ
る。
一致を視覚的に確認しても、衝撃波超音波パルスと画像
用超音波パルスとでは周波数が異なるため、互いに異な
る音響伝搬媒体であるボーラス28と人体Pの境界で
は、各超音波パルスがそれぞれ程度の異なる屈折をし、
集束点マーカ36と衝撃波の集束点がずれることがあ
る。
【0022】さらに、集束点マーカ36は、白黒階調の
Bモード像(超音波エコー像)に対して白または黒で写
し出されるため、両者の一致点では結石を探し出した
り、超音波エコー像を読み取るのに支障を生じる。
Bモード像(超音波エコー像)に対して白または黒で写
し出されるため、両者の一致点では結石を探し出した
り、超音波エコー像を読み取るのに支障を生じる。
【0023】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、画像用プローブ2の移動のずれや衝撃波超音波パル
スと画像用超音波パルスの屈折率の違いによる集束点マ
ーカと衝撃波の実際の集束点の不一致、あるいは集束点
マーカとの重複による超音波エコー像の読み取りの支障
を生じない超音波結石破砕装置を提供することを目的と
する。
で、画像用プローブ2の移動のずれや衝撃波超音波パル
スと画像用超音波パルスの屈折率の違いによる集束点マ
ーカと衝撃波の実際の集束点の不一致、あるいは集束点
マーカとの重複による超音波エコー像の読み取りの支障
を生じない超音波結石破砕装置を提供することを目的と
する。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、強弱二種の衝撃波を集束点に向けて送波
し、弱い衝撃波についてはこの集束点から衝撃波エコー
を受波する衝撃波振動子と、前記集束点をスキャンの範
囲内に納める超音波のセクタスキャンを行い、かつ前記
集束点に対して進退可能な超音波画像用プローブと、前
記衝撃波振動子と接続し、衝撃波の送受波に係る信号処
理をする衝撃波処理手段と、前記超音波画像用プローブ
と接続し、画像用超音波の送受波に係る信号処理をする
画像用超音波処理手段と、前記衝撃波処理手段と接続し
前記衝撃波エコーの強度を聴覚的または視覚的に表示す
る衝撃波エコーレベル表示手段と、前記画像用超音波処
理手段と接続し、Bモード像を表示する超音波画像表示
手段とを備える超音波結石破砕装置を提供する。
するために、強弱二種の衝撃波を集束点に向けて送波
し、弱い衝撃波についてはこの集束点から衝撃波エコー
を受波する衝撃波振動子と、前記集束点をスキャンの範
囲内に納める超音波のセクタスキャンを行い、かつ前記
集束点に対して進退可能な超音波画像用プローブと、前
記衝撃波振動子と接続し、衝撃波の送受波に係る信号処
理をする衝撃波処理手段と、前記超音波画像用プローブ
と接続し、画像用超音波の送受波に係る信号処理をする
画像用超音波処理手段と、前記衝撃波処理手段と接続し
前記衝撃波エコーの強度を聴覚的または視覚的に表示す
る衝撃波エコーレベル表示手段と、前記画像用超音波処
理手段と接続し、Bモード像を表示する超音波画像表示
手段とを備える超音波結石破砕装置を提供する。
【0025】
【作用】本発明の超音波結石破砕装置においては、衝撃
波振動子は、結石破砕のための強い衝撃波とは別に弱い
衝撃波も送波し、集束点に結石が存在するときは集束点
からの衝撃波エコーも受波する。そして、受波された衝
撃波エコーの大きさは衝撃波処理手段を通じて衝撃波エ
コーレベル表示手段で視覚的または聴覚的に知ることが
できる。
波振動子は、結石破砕のための強い衝撃波とは別に弱い
衝撃波も送波し、集束点に結石が存在するときは集束点
からの衝撃波エコーも受波する。そして、受波された衝
撃波エコーの大きさは衝撃波処理手段を通じて衝撃波エ
コーレベル表示手段で視覚的または聴覚的に知ることが
できる。
【0026】よって、オペレータは、Bモード像の中に
結石をとらえたときは、経験的に把握している衝撃波集
束点の位置と結石像が一致するよう、衝撃波振動子と超
音波画像用プローブを患者の体表上で動かす。そして衝
撃波エコーレベル表示手段で衝撃波集束点の位置と結石
像の一致を確認したときに、強い衝撃波で結石を破砕す
る。
結石をとらえたときは、経験的に把握している衝撃波集
束点の位置と結石像が一致するよう、衝撃波振動子と超
音波画像用プローブを患者の体表上で動かす。そして衝
撃波エコーレベル表示手段で衝撃波集束点の位置と結石
像の一致を確認したときに、強い衝撃波で結石を破砕す
る。
【0027】なお本発明の超音波結石破砕装置において
は、従来の一定の面積を占め、Bモード像と同じ機構で
白または黒で表示される集束点マーカの代わりに、画像
用プローブの進退方向であるプローブ軸を電気的な影出
もしくは固定的表示により一次元的な細線で示すか、ま
たは衝撃波振動子の集束点の深度だけを電気的な影出に
より一次元的な細線で示し、衝撃波集束点の目安とする
ことができる。
は、従来の一定の面積を占め、Bモード像と同じ機構で
白または黒で表示される集束点マーカの代わりに、画像
用プローブの進退方向であるプローブ軸を電気的な影出
もしくは固定的表示により一次元的な細線で示すか、ま
たは衝撃波振動子の集束点の深度だけを電気的な影出に
より一次元的な細線で示し、衝撃波集束点の目安とする
ことができる。
【0028】
【実施例】以下図1ないし図10を参照して本発明の実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0029】図1は、本発明の第1実施例に係る超音波
結石破砕装置50の構成図である。
結石破砕装置50の構成図である。
【0030】患者Pには、衝撃波振動子51と画像用プ
ローブ52をボーラス53に密着させたアプリケータ5
4がボーラス53を患者Pの体表に接しながら押し当ら
れる。符号55は衝撃波振動子用のバッキング材であ
る。
ローブ52をボーラス53に密着させたアプリケータ5
4がボーラス53を患者Pの体表に接しながら押し当ら
れる。符号55は衝撃波振動子用のバッキング材であ
る。
【0031】画像用プローブ52は、パルス信号の送受
信回路56に接続する。送受信回路56は、パルス信号
を画像用プローブ52に送り、画像用プローブ52では
パルス信号に基づいて圧電素子が駆動し、超音波による
セクタスキャンを行なう。符号57はセクタスキャンの
範囲を示し、患者P体内の符号58と59はそれぞれ腎
臓と腎結石を示す。
信回路56に接続する。送受信回路56は、パルス信号
を画像用プローブ52に送り、画像用プローブ52では
パルス信号に基づいて圧電素子が駆動し、超音波による
セクタスキャンを行なう。符号57はセクタスキャンの
範囲を示し、患者P体内の符号58と59はそれぞれ腎
臓と腎結石を示す。
【0032】画像用プローブ2から送波された後患者P
の体内で反射されてきた超音波(反射エコー)は、同じ
く画像用プローブ52によって受波され、送受信回路5
6に入力される。そして、整相加算等を施された後、B
モード処理部60に出力され、ここで振幅を検波されて
ビデオ信号としてDSC61に送られる。ビデオ信号
は、DSC61で超音波走査をテレビ走査に変換された
後、超音波テレビモニタ62に送られ、超音波テレビモ
ニタ62の画面62aではBモード・白黒階調の超音波
断層像63が表示される。画面62中の符号58aおよ
び59aは、それぞれ患者P体内の腎臓58と腎結石5
9の超音波断層像である。
の体内で反射されてきた超音波(反射エコー)は、同じ
く画像用プローブ52によって受波され、送受信回路5
6に入力される。そして、整相加算等を施された後、B
モード処理部60に出力され、ここで振幅を検波されて
ビデオ信号としてDSC61に送られる。ビデオ信号
は、DSC61で超音波走査をテレビ走査に変換された
後、超音波テレビモニタ62に送られ、超音波テレビモ
ニタ62の画面62aではBモード・白黒階調の超音波
断層像63が表示される。画面62中の符号58aおよ
び59aは、それぞれ患者P体内の腎臓58と腎結石5
9の超音波断層像である。
【0033】なお、衝撃波振動子51は、所定曲率半径
の球面の一部をなすものであって、円形の外周を有して
かつ凹面形状である。したがって、衝撃波振動子51か
ら発せられる超音波パルスは前記球の中心に集束する。
図中、符号65は、衝撃波振動子51から発せられる超
音波パルスが通過する領域を示す。
の球面の一部をなすものであって、円形の外周を有して
かつ凹面形状である。したがって、衝撃波振動子51か
ら発せられる超音波パルスは前記球の中心に集束する。
図中、符号65は、衝撃波振動子51から発せられる超
音波パルスが通過する領域を示す。
【0034】そして、画像用プローブ52は、衝撃波振
動子1に設けられた穴に差し込まれ、その差し込み方向
(穴と衝撃波振動子51の集束点を結ぶ線(「中心軸」
と呼ぶ)の方向)において進退させることができる。画
像用プローブ52は、アプリケータ54を患者Pの体表
上の適当な位置に置き、画像用プローブ52自身を進退
させることにより、そのセクタスキャン範囲57に腎臓
58およびその内部にある腎結石59を含ませることが
でき、超音波テレビモニタ62の画面62aに、その超
音波断層像58a,59aを表示させることができる。
動子1に設けられた穴に差し込まれ、その差し込み方向
(穴と衝撃波振動子51の集束点を結ぶ線(「中心軸」
と呼ぶ)の方向)において進退させることができる。画
像用プローブ52は、アプリケータ54を患者Pの体表
上の適当な位置に置き、画像用プローブ52自身を進退
させることにより、そのセクタスキャン範囲57に腎臓
58およびその内部にある腎結石59を含ませることが
でき、超音波テレビモニタ62の画面62aに、その超
音波断層像58a,59aを表示させることができる。
【0035】ところで、衝撃波振動子51は、パルサ
(送信回路)70および受信回路71と接続し、パルサ
70はスイッチ72を介して低電圧源73または高電圧
源74と接続することができる。また、受信回路71は
エコーレベル判定器75と接続するが、このエコーレベ
ル判定器75はスピーカ76およびエコーレベル表示装
置77に接続する。
(送信回路)70および受信回路71と接続し、パルサ
70はスイッチ72を介して低電圧源73または高電圧
源74と接続することができる。また、受信回路71は
エコーレベル判定器75と接続するが、このエコーレベ
ル判定器75はスピーカ76およびエコーレベル表示装
置77に接続する。
【0036】本実施例においては、超音波テレビモニタ
画面62aに、破砕しようとする腎結石の像59aが表
示されている状態で、スイッチ72を低電圧源73側に
投入する。すると、パルサ70からは、衝撃波振動子5
1に低電圧源73から送られる低電圧に対応する小振幅
のパルス信号が送られ、衝撃波振動子51からごく弱い
超音波パルスが送波される。
画面62aに、破砕しようとする腎結石の像59aが表
示されている状態で、スイッチ72を低電圧源73側に
投入する。すると、パルサ70からは、衝撃波振動子5
1に低電圧源73から送られる低電圧に対応する小振幅
のパルス信号が送られ、衝撃波振動子51からごく弱い
超音波パルスが送波される。
【0037】この弱い超音波パルスは、患者Pの各種組
織に当たって一部は反射しながら、衝撃波振動子51の
凹面に対応する集束点に向うが、もしこの集束点に丁度
腎結石59が位置すれば、弱い超音波パルスは、集束点
からの超音波エコーとなって同じく衝撃波振動子51に
受波される。
織に当たって一部は反射しながら、衝撃波振動子51の
凹面に対応する集束点に向うが、もしこの集束点に丁度
腎結石59が位置すれば、弱い超音波パルスは、集束点
からの超音波エコーとなって同じく衝撃波振動子51に
受波される。
【0038】受波された超音波エコーは、衝撃波振動子
51によってエコー信号に変換され、受信回路71に送
られる。受信回路71では所定の検波等を行なった後、
エコー信号をエコーレベル判定器75に出力する。エコ
ーレベル判定器75は、入力してきたエコー信号のうち
集束点近傍からのものを検出し、これを可聴周波数の音
響信号に変えてスピーカ76に送出する。
51によってエコー信号に変換され、受信回路71に送
られる。受信回路71では所定の検波等を行なった後、
エコー信号をエコーレベル判定器75に出力する。エコ
ーレベル判定器75は、入力してきたエコー信号のうち
集束点近傍からのものを検出し、これを可聴周波数の音
響信号に変えてスピーカ76に送出する。
【0039】したがって、スピーカ76は、腎結石59
が、ちょうど衝撃波振動子51の集束点に位置するとき
は、この音響信号を基に可聴音を発するが、エコーレベ
ル判定器75では、集束点からの反射エコーが多く(エ
コーレベルが高く)なるにつれて、音が大きくなるよう
に音響信号の振幅を増大したり(AM変調)、あるいは
音が高くなるように音響信号の周波数を増大したり(F
M変調)する。また、可聴音の発生間隔が短くなるよう
な断続音とすることもできる。
が、ちょうど衝撃波振動子51の集束点に位置するとき
は、この音響信号を基に可聴音を発するが、エコーレベ
ル判定器75では、集束点からの反射エコーが多く(エ
コーレベルが高く)なるにつれて、音が大きくなるよう
に音響信号の振幅を増大したり(AM変調)、あるいは
音が高くなるように音響信号の周波数を増大したり(F
M変調)する。また、可聴音の発生間隔が短くなるよう
な断続音とすることもできる。
【0040】よってオペレータは、この可聴音を聞分け
ながら、腎結石59が衝撃波振動子51の集束点かその
ごく近傍に位置するように、アプリケータ54を動か
す。すなわち、可聴音が最大もしくは最高音、または断
続的可聴音の間隔が最短になったときに、腎結石59が
衝撃波振動子51の集束点に一致したことになる。
ながら、腎結石59が衝撃波振動子51の集束点かその
ごく近傍に位置するように、アプリケータ54を動か
す。すなわち、可聴音が最大もしくは最高音、または断
続的可聴音の間隔が最短になったときに、腎結石59が
衝撃波振動子51の集束点に一致したことになる。
【0041】あるいは、本実施例においてはエコーレベ
ル判定器75をエコーレベル表示装置77に接続するた
め、ここでエコーレベル表示78を行うことができる。
このエコーレベル表示78は一次元に配列された多数の
LED(発光ダイオード)79を用い、エコーレベルに
比例した個数のLED79を点灯させる。したがって、
オペレータは、LED79の点灯個数が最大になったと
きに、腎結石59と衝撃波集束点の一致を知ることがで
きる。エコーレベル表示は、超音波テレビモニタ62で
行うこともできる。
ル判定器75をエコーレベル表示装置77に接続するた
め、ここでエコーレベル表示78を行うことができる。
このエコーレベル表示78は一次元に配列された多数の
LED(発光ダイオード)79を用い、エコーレベルに
比例した個数のLED79を点灯させる。したがって、
オペレータは、LED79の点灯個数が最大になったと
きに、腎結石59と衝撃波集束点の一致を知ることがで
きる。エコーレベル表示は、超音波テレビモニタ62で
行うこともできる。
【0042】スピーカ76とエコーレベル表示78はど
ちらかを用いれば足りるが、このように集束点マーカに
よらずに、聴覚的または視覚的に結石が衝撃波の集束点
にあることを知らせる機構を「誤照射防止機構」と呼ぶ
ことにする。
ちらかを用いれば足りるが、このように集束点マーカに
よらずに、聴覚的または視覚的に結石が衝撃波の集束点
にあることを知らせる機構を「誤照射防止機構」と呼ぶ
ことにする。
【0043】そこで、オペレータは、腎結石59が衝撃
波振動子51の集束点に一致したとき、スイッチ72を
高電圧源74側に投入する。なお、図1に破線で示した
ようにエコーレベル判定器75をスイッチ72と接続
し、エコーレベル判定器75において音響信号の振幅が
増大したときに、自動的にスイッチ72を高電圧源74
側に投入させるようにしてもよい。
波振動子51の集束点に一致したとき、スイッチ72を
高電圧源74側に投入する。なお、図1に破線で示した
ようにエコーレベル判定器75をスイッチ72と接続
し、エコーレベル判定器75において音響信号の振幅が
増大したときに、自動的にスイッチ72を高電圧源74
側に投入させるようにしてもよい。
【0044】そうすると、パルサ70から衝撃波振動子
51に、高電圧源74から送られる高電圧に対応する大
振幅のパルス信号が送られ、衝撃波振動子51からはそ
の集束点に向けて強い超音波パルスが送波される。この
超音波パルスは、集束点において衝撃波となり、その強
力なエネルギーで結石を破砕する。この強い超音波パル
スは、必要な回数だけ発生させ、結石に当ることによ
り、腎結石59を排泄の可能な微細な粒子にまで粉砕す
る。
51に、高電圧源74から送られる高電圧に対応する大
振幅のパルス信号が送られ、衝撃波振動子51からはそ
の集束点に向けて強い超音波パルスが送波される。この
超音波パルスは、集束点において衝撃波となり、その強
力なエネルギーで結石を破砕する。この強い超音波パル
スは、必要な回数だけ発生させ、結石に当ることによ
り、腎結石59を排泄の可能な微細な粒子にまで粉砕す
る。
【0045】オペレータは、衝撃波の集束点が画面62
aのどの付近に位置するかは経験的に分っている。した
がって、本実施例のように集束点マーカを表示しないこ
とにしても、経験的に予想できる衝撃波の集束点位置に
腎結石59aが写し出されたとき、大振幅の超音波パル
スを照射することにより、腎結石59を破壊することは
可能である。
aのどの付近に位置するかは経験的に分っている。した
がって、本実施例のように集束点マーカを表示しないこ
とにしても、経験的に予想できる衝撃波の集束点位置に
腎結石59aが写し出されたとき、大振幅の超音波パル
スを照射することにより、腎結石59を破壊することは
可能である。
【0046】本実施例においては、誤照射防止機構を積
極的に活用し、集束点マーカとこれを写し出すためのプ
ローブ位置読取り機構を設けない。すなわち、衝撃波の
的中精度が低下する可能性のある機構をあえて装備しな
いことで、装置に頼ることによる衝撃波誤射の可能性を
なくし、しかも装置構成が簡単になる。また集束点マー
カがないため、超音波断層像の読取りにも支障が生じな
い。
極的に活用し、集束点マーカとこれを写し出すためのプ
ローブ位置読取り機構を設けない。すなわち、衝撃波の
的中精度が低下する可能性のある機構をあえて装備しな
いことで、装置に頼ることによる衝撃波誤射の可能性を
なくし、しかも装置構成が簡単になる。また集束点マー
カがないため、超音波断層像の読取りにも支障が生じな
い。
【0047】なお、本実施例の超音波結石破砕装置50
においても、先に図11に示したような体動検出素子9
を付属させ、体動検出素子9から得られる体動信号とパ
ルサ70からのパルス信号を同期させて、体動に伴う結
石位置と衝撃波集束点のずれをなくすことができる。
においても、先に図11に示したような体動検出素子9
を付属させ、体動検出素子9から得られる体動信号とパ
ルサ70からのパルス信号を同期させて、体動に伴う結
石位置と衝撃波集束点のずれをなくすことができる。
【0048】図2は、本発明の第2実施例に係る超音波
結石破砕装置80の構成図である。図1と対応する箇所
には同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
結石破砕装置80の構成図である。図1と対応する箇所
には同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
【0049】本実施例においては、Bモード像63を縦
方向に均等に二分して、画像用プローブ52のプローブ
軸(画像用プローブ52の進退方向を示す細線)81を
写し出す。本実施例においては、超音波テレビモニタ6
2は、このプローブ軸81を影出するための機構を備え
る。
方向に均等に二分して、画像用プローブ52のプローブ
軸(画像用プローブ52の進退方向を示す細線)81を
写し出す。本実施例においては、超音波テレビモニタ6
2は、このプローブ軸81を影出するための機構を備え
る。
【0050】ただし、プローブ軸81の影出はセクタ状
のBモード像を単純に二分して行うものであり、画像用
プローブ52の位置を読み取る必要はない。したがって
プローブ位置読取り器を設けて装置構成を複雑にするこ
とは避けられる。
のBモード像を単純に二分して行うものであり、画像用
プローブ52の位置を読み取る必要はない。したがって
プローブ位置読取り器を設けて装置構成を複雑にするこ
とは避けられる。
【0051】この場合、オペレータはプローブ軸81を
目安として、アプリケータ54および画像用プローブ5
2を移動させ、腎結石像59aを探す。そして、図3に
示すように、目的とする腎結石像59aをプローブ軸8
1上にとらえたら、経験的に把握している衝撃波の集束
点(プローブ軸81上またはその近傍)に腎結石59が
一致するよう、スピーカ76からの音響またはエコーレ
ベル表示78を頼りに、さらにアプリケータ54を体表
との間で進退させる。すなわち、衝撃波振動子51が、
画像用プローブ52に対して相対的に移動する。
目安として、アプリケータ54および画像用プローブ5
2を移動させ、腎結石像59aを探す。そして、図3に
示すように、目的とする腎結石像59aをプローブ軸8
1上にとらえたら、経験的に把握している衝撃波の集束
点(プローブ軸81上またはその近傍)に腎結石59が
一致するよう、スピーカ76からの音響またはエコーレ
ベル表示78を頼りに、さらにアプリケータ54を体表
との間で進退させる。すなわち、衝撃波振動子51が、
画像用プローブ52に対して相対的に移動する。
【0052】その結果、衝撃波の集束点は、目には見え
ないが矢印79のように、ほぼプローブ軸81に沿って
上下する。こうしてスピーカ76からの音響またはエコ
ーレベル表示78が、衝撃波の集束点と腎結石59が一
致したことを示したら、強い超音波パルス、すなわち衝
撃波で腎結石59を破砕する。
ないが矢印79のように、ほぼプローブ軸81に沿って
上下する。こうしてスピーカ76からの音響またはエコ
ーレベル表示78が、衝撃波の集束点と腎結石59が一
致したことを示したら、強い超音波パルス、すなわち衝
撃波で腎結石59を破砕する。
【0053】本実施例によれば、Bモード像の読取りに
支障とならず、かつ衝撃波集束点の目安となるプローブ
軸81を設けたことにより、第1実施例の効果に加え
て、衝撃波の集束点と腎結石59の位置合わせが容易に
なる。
支障とならず、かつ衝撃波集束点の目安となるプローブ
軸81を設けたことにより、第1実施例の効果に加え
て、衝撃波の集束点と腎結石59の位置合わせが容易に
なる。
【0054】図4(A)は、第2実施例の変形例に係る
もので、図2に示した超音波テレビモニタ62の画面6
2aにおいて、影出によらないプローブ軸83を示す。
また、図4(B)は図4(A)のU部拡大図である。
もので、図2に示した超音波テレビモニタ62の画面6
2aにおいて、影出によらないプローブ軸83を示す。
また、図4(B)は図4(A)のU部拡大図である。
【0055】このプローブ軸83は、図5に示すよう
に、超音波テレビモニタ62のブラウン管82の管面上
に有色透明のシート(セロハン等)を張り付けたり、あ
るいは塗料で直接描画する。
に、超音波テレビモニタ62のブラウン管82の管面上
に有色透明のシート(セロハン等)を張り付けたり、あ
るいは塗料で直接描画する。
【0056】または、図6(A)に示すBモード像63
を写し出す超音波テレビモニタ62に、図6(B)に示
す有色透明のシートを張り付けるか、あるいは塗料で直
接描画してプローブ軸83をブラウン管カバー86もし
くはディスプレー用フィルタに固定表示し、図6(C)
に示すように、超音波テレビモニタ62の画面62a上
でBモード像63とプローブ軸83が重なり合うように
する。
を写し出す超音波テレビモニタ62に、図6(B)に示
す有色透明のシートを張り付けるか、あるいは塗料で直
接描画してプローブ軸83をブラウン管カバー86もし
くはディスプレー用フィルタに固定表示し、図6(C)
に示すように、超音波テレビモニタ62の画面62a上
でBモード像63とプローブ軸83が重なり合うように
する。
【0057】このプローブ軸83は、電気的な影出機構
を用いず、ブラウン管もしくはそのカバーに張り付けも
しくは描画するものであるため、有色透明にすることが
できる。したがって、白黒階調の腎結石像59aと重な
っても、腎結石像59aが見えなくなることはなく、ま
た白黒階調の中で有色であるから、プローブ軸83を見
失うこともない。そして、Bモード像の読取りにも支障
は生じない。しかも、影出機構のない簡単な構成で達成
することができる。
を用いず、ブラウン管もしくはそのカバーに張り付けも
しくは描画するものであるため、有色透明にすることが
できる。したがって、白黒階調の腎結石像59aと重な
っても、腎結石像59aが見えなくなることはなく、ま
た白黒階調の中で有色であるから、プローブ軸83を見
失うこともない。そして、Bモード像の読取りにも支障
は生じない。しかも、影出機構のない簡単な構成で達成
することができる。
【0058】図7は、本発明の第3実施例に係る超音波
結石破砕装置90の構成図である。図1と対応する箇所
には同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
結石破砕装置90の構成図である。図1と対応する箇所
には同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
【0059】本実施例においては、画像用プローブ52
に、順にプローブ位置読取り器91と衝撃波集束点深度
位置計算器(以下「深度位置計算器」という)92を接
続し、深度位置計算器92はDSC61にも接続する。
に、順にプローブ位置読取り器91と衝撃波集束点深度
位置計算器(以下「深度位置計算器」という)92を接
続し、深度位置計算器92はDSC61にも接続する。
【0060】プローブ位置読取り器91は、ポテンシオ
あるいはロータリエンコーダなどと計算器を備え、例え
ばギアによって進退する画像用プローブ52の衝撃波振
動子51(あるいは衝撃波の集束点)に対する相対的位
置を、ギアの回転量などから読取ることができる。そし
て、深度位置計算器92では、プローブ位置読取り器9
1で読み取られた画像用プローブ52を基に、衝撃波の
集束点をプローブ位置からの深度として計算する。計算
された衝撃波の集束点は、超音波テレビモニタ62の画
面62a上に衝撃波集束点の深度レベル(以下「深度レ
ベル」という)93として表示される。
あるいはロータリエンコーダなどと計算器を備え、例え
ばギアによって進退する画像用プローブ52の衝撃波振
動子51(あるいは衝撃波の集束点)に対する相対的位
置を、ギアの回転量などから読取ることができる。そし
て、深度位置計算器92では、プローブ位置読取り器9
1で読み取られた画像用プローブ52を基に、衝撃波の
集束点をプローブ位置からの深度として計算する。計算
された衝撃波の集束点は、超音波テレビモニタ62の画
面62a上に衝撃波集束点の深度レベル(以下「深度レ
ベル」という)93として表示される。
【0061】深度レベル93は、図8に示すように、B
モード像63中で横方向に延びる細線である。そして、
画像用プローブ52を矢印AR1で示すように進退させ
ると、深度レベル93は深度位置計算器92の計算に基
づいて、矢印AR2で示すように、Bモード像63中に
おいて画像用プローブ52の進退方向とは逆の方向に上
下する。
モード像63中で横方向に延びる細線である。そして、
画像用プローブ52を矢印AR1で示すように進退させ
ると、深度レベル93は深度位置計算器92の計算に基
づいて、矢印AR2で示すように、Bモード像63中に
おいて画像用プローブ52の進退方向とは逆の方向に上
下する。
【0062】そして、腎結石像59aが深度レベル93
に一致したときは、前実施例と同様に弱い衝撃波を使っ
て衝撃波集束点と腎結石59が一致するかどうかを調べ
る。すなわち、スピーカ76またはエコーレベル表示7
8に注意しながら、矢印AR3に示すように、腎結石像
59aが深度レベル93から離れない範囲で、アプリケ
ータ54を体表上で移動させる。この際、深度レベル9
3は一次元的に横方向にのみ影出される線であるため、
腎結石像59aやBモード像の読取りの支障にはならな
い。
に一致したときは、前実施例と同様に弱い衝撃波を使っ
て衝撃波集束点と腎結石59が一致するかどうかを調べ
る。すなわち、スピーカ76またはエコーレベル表示7
8に注意しながら、矢印AR3に示すように、腎結石像
59aが深度レベル93から離れない範囲で、アプリケ
ータ54を体表上で移動させる。この際、深度レベル9
3は一次元的に横方向にのみ影出される線であるため、
腎結石像59aやBモード像の読取りの支障にはならな
い。
【0063】こうして、スピーカ76またはエコーレベ
ル表示78で衝撃波集束点と腎結石59の一致を知った
ときは、強い衝撃波で腎結石59を破壊する。
ル表示78で衝撃波集束点と腎結石59の一致を知った
ときは、強い衝撃波で腎結石59を破壊する。
【0064】本実施例によれば、何らかの理由で画像用
プローブ52の進退方向が衝撃波振動子51の中心軸と
ずれた場合でも、衝撃波集束点と結石位置の一致に関し
て超音波テレビモニタ画面62a上で誤った表示がなさ
れる余地はなく、しかも深度レベルを目安にして、衝撃
波の集束点と腎結石59の位置合わせが容易になる。
プローブ52の進退方向が衝撃波振動子51の中心軸と
ずれた場合でも、衝撃波集束点と結石位置の一致に関し
て超音波テレビモニタ画面62a上で誤った表示がなさ
れる余地はなく、しかも深度レベルを目安にして、衝撃
波の集束点と腎結石59の位置合わせが容易になる。
【0065】図9は、本発明の第4実施例に係る超音波
結石破砕装置100の構成図である。図4(A)、図7
と対応する箇所には同一の符号を付して詳しい説明は省
略する。また図10は、超音波テレビモニタ画面62a
の拡大図である。
結石破砕装置100の構成図である。図4(A)、図7
と対応する箇所には同一の符号を付して詳しい説明は省
略する。また図10は、超音波テレビモニタ画面62a
の拡大図である。
【0066】本実施例においては、第2実施例の変形例
である有色透明のプローブ軸表示と、第3実施例の深度
レベル表示を併用する。その結果、プローブ軸83と深
度レベル93の交点(矢印AR2のようにプローブ軸8
3上を上下する)が衝撃波集束点の目安となるが、オペ
レータは、前実施例と同様、スピーカ76またはエコー
レベル表示78を結石位置と衝撃波集束点の一致の確認
手段とする。
である有色透明のプローブ軸表示と、第3実施例の深度
レベル表示を併用する。その結果、プローブ軸83と深
度レベル93の交点(矢印AR2のようにプローブ軸8
3上を上下する)が衝撃波集束点の目安となるが、オペ
レータは、前実施例と同様、スピーカ76またはエコー
レベル表示78を結石位置と衝撃波集束点の一致の確認
手段とする。
【0067】本実施例においても、プローブ軸83と深
度レベル93の交点は、プローブ軸83が有色・透明
で、深度レベル93が線ですむことから、結石位置確認
とBモード像読取りの妨げにはならない。そして、本実
施例によれば、プローブ軸83または深度レベル93単
独の場合よりも、目安がつけやすくなる。
度レベル93の交点は、プローブ軸83が有色・透明
で、深度レベル93が線ですむことから、結石位置確認
とBモード像読取りの妨げにはならない。そして、本実
施例によれば、プローブ軸83または深度レベル93単
独の場合よりも、目安がつけやすくなる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波結
石破砕装置においては、弱い衝撃波を用いて結石位置の
確認をした後強い衝撃波で結石を破砕するいわゆる誤射
防止機構を積極的に活用し、機械的原因によって結石位
置と集束点の一致確認の際誤認を招くおそれのある集束
点マーカを用いない。よって、画像用超音波と衝撃波の
周波数の違いによる屈折率の不一致の問題も含め、集束
点マーカの表示に係る機構が不要な簡易な構成によって
結石位置と集束点の一致を正確に把握することができ、
しかも集束点マーカによる結石位置およびBモード像読
取りの支障もない。
石破砕装置においては、弱い衝撃波を用いて結石位置の
確認をした後強い衝撃波で結石を破砕するいわゆる誤射
防止機構を積極的に活用し、機械的原因によって結石位
置と集束点の一致確認の際誤認を招くおそれのある集束
点マーカを用いない。よって、画像用超音波と衝撃波の
周波数の違いによる屈折率の不一致の問題も含め、集束
点マーカの表示に係る機構が不要な簡易な構成によって
結石位置と集束点の一致を正確に把握することができ、
しかも集束点マーカによる結石位置およびBモード像読
取りの支障もない。
【図1】本発明の第1実施例に係る超音波結石破砕装置
の構成図。
の構成図。
【図2】本発明の第2実施例に係る超音波結石破砕装置
の構成図。
の構成図。
【図3】上記第2実施例の超音波結石破砕装置における
超音波テレビモニタの画面を示す図。
超音波テレビモニタの画面を示す図。
【図4】(A)はそれぞれ上記第2実施例の変形例に係
る超音波結石破砕装置における超音波テレビモニタの画
面を示す図、および(B)は(A)のU部拡大図。
る超音波結石破砕装置における超音波テレビモニタの画
面を示す図、および(B)は(A)のU部拡大図。
【図5】上記第2実施例の変形例に係り、プローブ軸と
して有色透明のシートを張り付けた超音波テレビモニタ
のブラウン管の斜視図。
して有色透明のシートを張り付けた超音波テレビモニタ
のブラウン管の斜視図。
【図6】(A)と(B)はそれぞれ上記第2実施例の変
形例に係り、Bモード像を表示した超音波テレビモニタ
の正面図およびプローブ軸を塗料で描画したブラウン管
カバーの正面図、(C)は(B)のブラウン管カバーを
取り付けた(A)の超音波テレビモニタの斜視図。
形例に係り、Bモード像を表示した超音波テレビモニタ
の正面図およびプローブ軸を塗料で描画したブラウン管
カバーの正面図、(C)は(B)のブラウン管カバーを
取り付けた(A)の超音波テレビモニタの斜視図。
【図7】本発明の第3実施例に係る超音波結石破砕装置
の構成図。
の構成図。
【図8】上記第3実施例の超音波結石破砕装置における
超音波テレビモニタの画面を示す図。
超音波テレビモニタの画面を示す図。
【図9】本発明の第4実施例に係る超音波結石破砕装置
の構成図。
の構成図。
【図10】上記第4実施例の超音波結石破砕装置におけ
る超音波テレビモニタの画面を示す図。
る超音波テレビモニタの画面を示す図。
【図11】従来の超音波結石破砕装置の構成図。
【図12】従来の超音波結石破砕装置におけるアプリケ
ータの断面図。
ータの断面図。
【図13】従来の超音波結石破砕装置における超音波テ
レビモニタの画面を示す図。
レビモニタの画面を示す図。
51 衝撃波振動子
52 画像用プローブ
56 送受信回路
60 Bモード処理部
61 ディジタルスキャンコンバータ
62 超音波テレビモニタ
70 パルサ
71 受信回路
73 低電圧源
74 高電圧源
75 エコーレベル判定器
76 スピーカ
77 エコーレベル表示器
Claims (6)
- 【請求項1】 強弱二種の衝撃波を集束点に向けて送波
し、弱い衝撃波についてはこの集束点から衝撃波エコー
を受波する衝撃波振動子と、前記集束点をスキャンの範
囲内に納める超音波のセクタスキャンを行い、かつ前記
集束点に対して進退可能な超音波画像用プローブと、前
記衝撃波振動子と接続し、衝撃波の送受波に係る信号処
理をする衝撃波処理手段と、前記超音波画像用プローブ
と接続し、画像用超音波の送受波に係る信号処理をする
画像用超音波処理手段と、前記衝撃波処理手段と接続し
前記衝撃波エコーの強度を聴覚的または視覚的に表示す
る衝撃波エコーレベル表示手段と、前記画像用超音波処
理手段と接続し、Bモード像を表示する超音波画像表示
手段とを備える超音波結石破砕装置。 - 【請求項2】 前記超音波画像表示手段は、Bモード像
に重ねて前記超音波画像用プローブの進退方向を電気的
な影出により、もしくは固定的に表示するプローブ軸表
示手段を有する請求項1記載の超音波結石破砕装置。 - 【請求項3】 前記超音波表示手段はブラウン管を含
み、前記プローブ軸表示手段は前記ブラウン管に張り付
けられる有色透明のシートもしくは前記ブラウン管に直
接描画される塗料を含む請求項2記載の超音波結石破砕
装置。 - 【請求項4】 前記超音波結石破砕装置は超音波画像用
プローブと衝撃波振動子の集束点を計算する計算手段を
有し、前記超音波画像表示手段はこの計算手段に基づき
Bモード像とともに衝撃波集束点の深度を電気的に影出
する手段を含む請求項1記載の超音波結石破砕装置。 - 【請求項5】 前記超音波結石破砕装置は超音波画像用
プローブと衝撃波振動子の集束点を計算する計算手段を
有し、前記超音波画像表示手段は、この計算手段に基づ
きBモード像とともに衝撃波集束点の深度を電気的に影
出する手段と超音波画像用プローブの進退方向を固定的
に表示する手段を含む請求項1記載の超音波結石破砕装
置。 - 【請求項6】 前記衝撃波エコーレベル表示手段は衝撃
波エコーの大きさを音の大きさもしくは音の高さで表す
スピーカ、または一次元的に複数個配列され、衝撃波エ
コーに応じた個数が点灯する発光ダイオードを備えたエ
コーレベル表示器を含む請求項1記載の超音波結石破砕
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3188865A JPH0531119A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 超音波結石破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3188865A JPH0531119A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 超音波結石破砕装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531119A true JPH0531119A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16231224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3188865A Pending JPH0531119A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 超音波結石破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531119A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011502686A (ja) * | 2007-11-15 | 2011-01-27 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 治療の超音波振動子の位置追跡のための方法及び装置 |
JP2013178247A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Siemens Medical Solutions Usa Inc | 高密度焦点式超音波とイメージングとの位置合わせ |
CN114028741A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-02-11 | 上海吾魅科技有限公司 | 一种结合高强度聚焦超声和浅表成像超声的探头 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP3188865A patent/JPH0531119A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011502686A (ja) * | 2007-11-15 | 2011-01-27 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 治療の超音波振動子の位置追跡のための方法及び装置 |
JP2013178247A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Siemens Medical Solutions Usa Inc | 高密度焦点式超音波とイメージングとの位置合わせ |
CN114028741A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-02-11 | 上海吾魅科技有限公司 | 一种结合高强度聚焦超声和浅表成像超声的探头 |
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