JPH05307838A - 誤り訂正装置 - Google Patents
誤り訂正装置Info
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- JPH05307838A JPH05307838A JP11163392A JP11163392A JPH05307838A JP H05307838 A JPH05307838 A JP H05307838A JP 11163392 A JP11163392 A JP 11163392A JP 11163392 A JP11163392 A JP 11163392A JP H05307838 A JPH05307838 A JP H05307838A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ディジタル信号の伝送の際に、ディジタル信
号の誤りを訂正する誤り訂正装置であって、ディジタル
信号をデータの上位ビットと下位ビットとに分けるS/
P変換回路と、上位ビット及び下位ビットにそれぞれ異
なる誤り訂正符号を付与する誤り訂正符号付加回路3
と、下位ビットに誤りが発生した時に、下位ビットをミ
ュートする誤り訂正回路10とを含んでいる。 【効果】 従来の2重訂正符号と同じデータ数で、3重
訂正符号を記録させることができる。その結果、記録帯
域を増やすことなく、ディジタル信号伝送時の訂正能力
を向上させることができる。
号の誤りを訂正する誤り訂正装置であって、ディジタル
信号をデータの上位ビットと下位ビットとに分けるS/
P変換回路と、上位ビット及び下位ビットにそれぞれ異
なる誤り訂正符号を付与する誤り訂正符号付加回路3
と、下位ビットに誤りが発生した時に、下位ビットをミ
ュートする誤り訂正回路10とを含んでいる。 【効果】 従来の2重訂正符号と同じデータ数で、3重
訂正符号を記録させることができる。その結果、記録帯
域を増やすことなく、ディジタル信号伝送時の訂正能力
を向上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を伝送
する系において、伝送の途中で信号に誤りが生じた場合
に、正常な信号に戻すための誤り訂正装置に関するもの
である。
する系において、伝送の途中で信号に誤りが生じた場合
に、正常な信号に戻すための誤り訂正装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、DAT(Digital Audio Taperec
order)等のオーディオ機器では、オーディオ信号がディ
ジタル化されたワード単位で処理され、ディジタル信号
として磁気テープ等の記録媒体に記録されるようになっ
ている。このように記録されたオーディオ信号を再生す
る場合、記録媒体の傷や記録媒体に付着したほこり、或
いは侵入したノイズ等により、再生されたディジタル信
号に誤りが発生することがある。このため、ディジタル
オーディオ機器には通常、上記のような異常が発生した
部分にはワード単位で本来のディジタル信号に近い信号
に戻す誤り訂正装置が設けられている。
order)等のオーディオ機器では、オーディオ信号がディ
ジタル化されたワード単位で処理され、ディジタル信号
として磁気テープ等の記録媒体に記録されるようになっ
ている。このように記録されたオーディオ信号を再生す
る場合、記録媒体の傷や記録媒体に付着したほこり、或
いは侵入したノイズ等により、再生されたディジタル信
号に誤りが発生することがある。このため、ディジタル
オーディオ機器には通常、上記のような異常が発生した
部分にはワード単位で本来のディジタル信号に近い信号
に戻す誤り訂正装置が設けられている。
【0003】従来、上記の誤り訂正は、1つのワードだ
けが誤るランダムエラーに対する訂正と、複数のワード
が誤るバーストエラーに対する訂正と大きく2つに分類
される。
けが誤るランダムエラーに対する訂正と、複数のワード
が誤るバーストエラーに対する訂正と大きく2つに分類
される。
【0004】ランダムエラーに対する訂正は、図6に示
すようなあるまとまった信号をメモリに書き込み、書き
込まれた信号から訂正符号を生成するものである。それ
に対しバーストエラーに対する訂正は、メモリに書き込
む順番と読み出す順番を変えて信号のエラーが連続しな
いようにしたり、各ブロックのアドレスが誤った場合に
はそのアドレスを補間したりするものである。
すようなあるまとまった信号をメモリに書き込み、書き
込まれた信号から訂正符号を生成するものである。それ
に対しバーストエラーに対する訂正は、メモリに書き込
む順番と読み出す順番を変えて信号のエラーが連続しな
いようにしたり、各ブロックのアドレスが誤った場合に
はそのアドレスを補間したりするものである。
【0005】訂正符号を用いて信号の誤りを検出し訂正
する方法は、例えば図6において、信号D1,1 D2,1 D
3,1 ・・・D22,1D23,1D24,1からシンドローム計算
し、次のような訂正符号P,Q,R,Sを生成する。 P=D1,1 +D2,1 +D3,1 +・・・+D22,1+D23,1+D24,1 Q=a23D1,1 +a22D2,1 +a21D3,1 +・・・+a2 D22,1+aD23,1 +D24,1 R=a46D1,1 +a44D2,1 +a42D3,1 +・・・+a4 D22,1+a2 D23,1 +D24,1 S=a69D1,1 +a66D2,1 +a63D3,1 +・・・+a6 D22,1+a3 D23,1 +D24,1 これを、検査ワードとして信号とともに送信し、受信側
では、送信側と同じシンドロームの計算を行い、得られ
たデータと送信側のデータを比較して誤りの検出、訂正
を行なうものである。
する方法は、例えば図6において、信号D1,1 D2,1 D
3,1 ・・・D22,1D23,1D24,1からシンドローム計算
し、次のような訂正符号P,Q,R,Sを生成する。 P=D1,1 +D2,1 +D3,1 +・・・+D22,1+D23,1+D24,1 Q=a23D1,1 +a22D2,1 +a21D3,1 +・・・+a2 D22,1+aD23,1 +D24,1 R=a46D1,1 +a44D2,1 +a42D3,1 +・・・+a4 D22,1+a2 D23,1 +D24,1 S=a69D1,1 +a66D2,1 +a63D3,1 +・・・+a6 D22,1+a3 D23,1 +D24,1 これを、検査ワードとして信号とともに送信し、受信側
では、送信側と同じシンドロームの計算を行い、得られ
たデータと送信側のデータを比較して誤りの検出、訂正
を行なうものである。
【0006】これに対し、ランダムエラーに対する訂正
では、書き込み時、図6におけるD1,1,D2,1,D1,34,
D2,34, D1,2,D2,2,D1,35, D2,35・・・のように、
書き込み位置を飛ばしながら記憶させる一方、読み出す
時は、D1,1,D2,1,D3,1 ・・・D22,1, D23,1, D
24,1と縦に読み出し、伝送系でエラーが生じても信号を
元に戻した時伝送系のエラーが連続しないようにしたも
のである。
では、書き込み時、図6におけるD1,1,D2,1,D1,34,
D2,34, D1,2,D2,2,D1,35, D2,35・・・のように、
書き込み位置を飛ばしながら記憶させる一方、読み出す
時は、D1,1,D2,1,D3,1 ・・・D22,1, D23,1, D
24,1と縦に読み出し、伝送系でエラーが生じても信号を
元に戻した時伝送系のエラーが連続しないようにしたも
のである。
【0007】このように、従来の誤り訂正装置では、訂
正符号を用いること及び信号の順番を変えることにより
誤りが連続しないようにして、ランダムエラーとして訂
正を行なってきた。
正符号を用いること及び信号の順番を変えることにより
誤りが連続しないようにして、ランダムエラーとして訂
正を行なってきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の誤
り訂正装置では、訂正能力を上げるためには、訂正符号
を増やさなければならず、その結果、シンドロームの計
算が増加するとともに、伝送帯域を増加させる必要が生
じ、更に訂正処理の遅延から高速伝送の障害となるとい
う問題点を有している。
り訂正装置では、訂正能力を上げるためには、訂正符号
を増やさなければならず、その結果、シンドロームの計
算が増加するとともに、伝送帯域を増加させる必要が生
じ、更に訂正処理の遅延から高速伝送の障害となるとい
う問題点を有している。
【0009】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたも
のであり、伝送帯域を増やさずに誤り訂正能力を上げる
ことが可能な誤り訂正装置の提供を目的としている。
のであり、伝送帯域を増やさずに誤り訂正能力を上げる
ことが可能な誤り訂正装置の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の誤り訂正装置
は、上記問題点を解決するために、ディジタル信号の伝
送の際に、ディジタル信号における再生不可能な部分を
正常なディジタル信号に戻すための誤り訂正装置におい
て、ディジタル信号をデータの上位ビットと下位ビット
とに分ける分割手段と、該上位ビット及び下位ビットに
それぞれ異なる誤り訂正符号を設ける誤り訂正符号付与
手段と、上記下位ビットに誤りが発生した時に、下位ビ
ットをミュートする誤り訂正回路とを含むことを特徴と
している。
は、上記問題点を解決するために、ディジタル信号の伝
送の際に、ディジタル信号における再生不可能な部分を
正常なディジタル信号に戻すための誤り訂正装置におい
て、ディジタル信号をデータの上位ビットと下位ビット
とに分ける分割手段と、該上位ビット及び下位ビットに
それぞれ異なる誤り訂正符号を設ける誤り訂正符号付与
手段と、上記下位ビットに誤りが発生した時に、下位ビ
ットをミュートする誤り訂正回路とを含むことを特徴と
している。
【0011】
【作用】上記の構成により、入力信号は分割手段におい
て上位ビットと下位ビットとに分けられる。そして、誤
り訂正符号付与手段により上位ビットには三重誤り検出
三重誤り訂正の訂正符号を付与し、下位ビットには二重
誤り検出一重誤り訂正の訂正符号を付与し、二重誤り検
出二重誤り訂正と同じデータ数(帯域)の信号を生成す
る。また、誤り訂正回路において下位ビットに誤りが発
生した場合には、下位ビットのみミューティングを行う
ことによりノイズの発生を防ぐことができる。
て上位ビットと下位ビットとに分けられる。そして、誤
り訂正符号付与手段により上位ビットには三重誤り検出
三重誤り訂正の訂正符号を付与し、下位ビットには二重
誤り検出一重誤り訂正の訂正符号を付与し、二重誤り検
出二重誤り訂正と同じデータ数(帯域)の信号を生成す
る。また、誤り訂正回路において下位ビットに誤りが発
生した場合には、下位ビットのみミューティングを行う
ことによりノイズの発生を防ぐことができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図5に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0013】図1に示すように、本実施例に係るディジ
タルオーディオ記録・再生装置は、記録時、オーディオ
入力端子より入力されたアナログデータをディジタル信
号に変えるA/D変換回路1・2と、誤り訂正符号を生
成しA/D変換回路1・2からのディジタル信号に付加
する、誤り訂正符号付与手段である誤り訂正符号付加回
路3と、テープに記録される信号の帯域とテープに記録
する帯域とを合わせるために、誤り訂正符号付加回路3
の出力を変調する変調回路4と、記録される信号を増幅
するための記録アンプ5と、記録信号を磁気テープ7に
記録するためのヘッド6とを備えている。
タルオーディオ記録・再生装置は、記録時、オーディオ
入力端子より入力されたアナログデータをディジタル信
号に変えるA/D変換回路1・2と、誤り訂正符号を生
成しA/D変換回路1・2からのディジタル信号に付加
する、誤り訂正符号付与手段である誤り訂正符号付加回
路3と、テープに記録される信号の帯域とテープに記録
する帯域とを合わせるために、誤り訂正符号付加回路3
の出力を変調する変調回路4と、記録される信号を増幅
するための記録アンプ5と、記録信号を磁気テープ7に
記録するためのヘッド6とを備えている。
【0014】更に、このディジタルオーディオ記録・再
生装置は、再生時にヘッド6により電気信号に変換され
た磁気テープ7に記録されているデータを適正な電圧レ
ベルにまで増幅するとともに、ノイズや隣接する波形同
士の干渉を補正して波形整形し記録時に変調された符号
化信号を得るためのEQアンプ8と、符号化信号をディ
ジタル信号に復調する復調回路9と、復調回路9におい
て得られたディジタル信号における誤りを検出し、誤っ
たデータを正しいデータに訂正する誤り訂正回路10
と、誤り訂正回路10で訂正しきれないデータが発生し
た場合に、前後の信号で誤った信号の代わりをさせたり
して修整(コンシールメント)する補間回路11と、デ
ィジタル信号からアナログ信号に戻すD/A変換回路1
2・13が備えられている。尚、本発明の誤り訂正装置
は、上記誤り訂正符号付加回路3、誤り訂正回路10及
び補間回路11からなっている。
生装置は、再生時にヘッド6により電気信号に変換され
た磁気テープ7に記録されているデータを適正な電圧レ
ベルにまで増幅するとともに、ノイズや隣接する波形同
士の干渉を補正して波形整形し記録時に変調された符号
化信号を得るためのEQアンプ8と、符号化信号をディ
ジタル信号に復調する復調回路9と、復調回路9におい
て得られたディジタル信号における誤りを検出し、誤っ
たデータを正しいデータに訂正する誤り訂正回路10
と、誤り訂正回路10で訂正しきれないデータが発生し
た場合に、前後の信号で誤った信号の代わりをさせたり
して修整(コンシールメント)する補間回路11と、デ
ィジタル信号からアナログ信号に戻すD/A変換回路1
2・13が備えられている。尚、本発明の誤り訂正装置
は、上記誤り訂正符号付加回路3、誤り訂正回路10及
び補間回路11からなっている。
【0015】上記誤り訂正符号付加回路3は、図2に示
すように、A/D変換回路1・2からの出力をパラレル
信号に変えるS/P変換回路14(分割手段)と、S/
P変換回路14において変換されたパラレル信号が、後
述するように上位ビットと下位ビットとに分けられてそ
れぞれが書き込まれる上位ビット用データRAM15及
び下位ビット用データRAM16と、データRAM15
・16に書き込まれたデータに基づき誤り訂正符号が出
力されるエンコーダ17と、データRAM15・16に
対するデータの読みだし、書き込みのためのアドレスを
生成するアドレスジェネレータ19と、バーストエラー
の影響を減らすためにデータの順番を変更するバッファ
RAMとから構成されている。
すように、A/D変換回路1・2からの出力をパラレル
信号に変えるS/P変換回路14(分割手段)と、S/
P変換回路14において変換されたパラレル信号が、後
述するように上位ビットと下位ビットとに分けられてそ
れぞれが書き込まれる上位ビット用データRAM15及
び下位ビット用データRAM16と、データRAM15
・16に書き込まれたデータに基づき誤り訂正符号が出
力されるエンコーダ17と、データRAM15・16に
対するデータの読みだし、書き込みのためのアドレスを
生成するアドレスジェネレータ19と、バーストエラー
の影響を減らすためにデータの順番を変更するバッファ
RAMとから構成されている。
【0016】図3、図4に上位ビット用データRAM1
5及び下位ビット用データRAM16における信号の書
き込まれる場所をそれぞれ示す。
5及び下位ビット用データRAM16における信号の書
き込まれる場所をそれぞれ示す。
【0017】A/D変換回路1・2からのディジタル信
号はCH1の8ビット、CH2の8ビットの順番で出力
される。従って、そのうちの上位ビットだけ取り出さ
れ、図3に示すD1,1,D1,34, D1,2,D1,35, D1,3,D
1,36・・・の順番で、上位ビット用データRAM15に
書き込まれる。下位ビットも同様にd1,1,d1,34, d1,
2,d1,35, d1,3,d1,36・・・の順番で、下位ビット用
データRAM16に書き込まれる。
号はCH1の8ビット、CH2の8ビットの順番で出力
される。従って、そのうちの上位ビットだけ取り出さ
れ、図3に示すD1,1,D1,34, D1,2,D1,35, D1,3,D
1,36・・・の順番で、上位ビット用データRAM15に
書き込まれる。下位ビットも同様にd1,1,d1,34, d1,
2,d1,35, d1,3,d1,36・・・の順番で、下位ビット用
データRAM16に書き込まれる。
【0018】そして、データRAM15・16に書き込
まれたデータに基づき、エンコーダ17から、上位ビッ
トには誤り訂正符号P,Q,R,S,T,U,P',Q',
R',S',T',U' が出力され、下位ビットにはp,q,
p',q',が出力される。
まれたデータに基づき、エンコーダ17から、上位ビッ
トには誤り訂正符号P,Q,R,S,T,U,P',Q',
R',S',T',U' が出力され、下位ビットにはp,q,
p',q',が出力される。
【0019】例えば、図3に示すデータでは、D1,1,D
2,66, D3,64, D4,62・・・D22,2 6,D23,24,D24,22
からP60,Q58,R56,S54,T52,U50が生成され、
その関係は、生成多項式G(x)をG(x)=(x−
1)(x−a)(x−a2)(x−a3)(x−a4)(x−a5)
とし、原始多項式g(x)をg(x)=x8 +x4 +x
3 +x2 +1とすると、 a7 a6 a5 a4 a3 a2 a1 a0 a 0 0 0 0 0 0 1 0 a2 0 0 0 0 0 1 0 0 a3 0 0 0 0 1 0 0 0 a4 0 0 0 1 0 0 0 0 a5 0 0 1 0 0 0 0 0 a6 0 1 0 0 0 0 0 0 a7 1 0 0 0 0 0 0 0 a8 0 0 0 1 1 1 0 1 a9 0 0 1 1 1 0 1 0 a10 0 1 1 1 0 1 0 0 a11 1 1 1 0 1 0 0 0 a12 1 1 0 0 1 1 0 1 a13 1 0 0 0 0 1 1 1 a14 0 0 0 1 0 0 1 1 a15 0 0 1 0 0 1 1 0 a16 0 1 0 0 1 1 0 0 として、
2,66, D3,64, D4,62・・・D22,2 6,D23,24,D24,22
からP60,Q58,R56,S54,T52,U50が生成され、
その関係は、生成多項式G(x)をG(x)=(x−
1)(x−a)(x−a2)(x−a3)(x−a4)(x−a5)
とし、原始多項式g(x)をg(x)=x8 +x4 +x
3 +x2 +1とすると、 a7 a6 a5 a4 a3 a2 a1 a0 a 0 0 0 0 0 0 1 0 a2 0 0 0 0 0 1 0 0 a3 0 0 0 0 1 0 0 0 a4 0 0 0 1 0 0 0 0 a5 0 0 1 0 0 0 0 0 a6 0 1 0 0 0 0 0 0 a7 1 0 0 0 0 0 0 0 a8 0 0 0 1 1 1 0 1 a9 0 0 1 1 1 0 1 0 a10 0 1 1 1 0 1 0 0 a11 1 1 1 0 1 0 0 0 a12 1 1 0 0 1 1 0 1 a13 1 0 0 0 0 1 1 1 a14 0 0 0 1 0 0 1 1 a15 0 0 1 0 0 1 1 0 a16 0 1 0 0 1 1 0 0 として、
【0020】
【数1】
【0021】により求まり、 P60=D1,1 +D2,66+D3,64+D4,62+‥‥+D22,26 +D23,26 +D24,22 Q58=a23D1,1 +a22D2,66+‥‥+a2 D22,26 +aD23,24 +D24,22 R56=a46D1,1 +a44D2,66+‥‥+a4 D22,26 +a2 D23,24 +D24,22 S54=a69D1,1 +a66D2,66+‥‥+a6 D22,26 +a3 D23,24 +D24,22 T52=a92D1,1 +a88D2,66+‥‥+a8 D22,26 +a4 D23,24 +D24,22 U50=a115 D1,1 +a110 D2,66+‥‥+a10D22,26 +a5 D23,24 +D24,22 となる。
【0022】また、P’,Q’,R’,S’,T’,
U’は
U’は
【0023】
【数2】
【0024】より求まり、 P'1=D1,1 +D2,1 +D3,1 +‥‥+D22,1+D23,1+D24,1 +P1 +Q1 +R1 +S1 +T1 +U1 Q'1=a29D1,1 +a28D2,1 +a27D3,1 +‥‥+a8 D22,1+a7 D23,1 +a6 D24,1+a5 P1 +a4 Q1 +a3 R1 +a2 S1 +aT1 +U1 R'1=a58D1,1 +a56D2,1 +a54D3,1 +‥‥+a16D22,1+a14D23,1+ a12D24,1+a10P1 +a8 Q1 +a6 R1 +a4 S1 +a2 T1 +U1 S'1=a87D1,1 +a84D2,1 +a81D3,1 +‥‥+a24D22,1+a21D23,1+ a18D24,1+a15P1 +a12Q1 +a9 R1 +a6 S1 +a3 T1 +U1 T'1=a116 D1,1 +a112 D2,1 +a108 D3,1 +‥‥+a32D22,1 +a28D23,1+a24D24,1+a20P1 +a16Q1 +a12R1 +a8 S1 +a4 T1 +U1 U'1=a145 D1,1 +a140 D2,1 +a135 D3,1 +‥‥+a40D22,1 +a35D23,1+a30D24,1+a25P1 +a20Q1 +a15R1 +a10S1 +a5 T1 +U1 となる。図4に示す下位ビットでも同じように、p,
q,p',q' が生成される。
q,p',q' が生成される。
【0025】そしてデータRAM15からの読み出し
は、D1,1,D2,1,D3,1,D4,1,D22,1, D23,1,
D24,1, P1,Q1,R1,S1,T1,U1,P'1, Q'1, R'1,
S'1, T'1,U'1の順番で行なわれる。
は、D1,1,D2,1,D3,1,D4,1,D22,1, D23,1,
D24,1, P1,Q1,R1,S1,T1,U1,P'1, Q'1, R'1,
S'1, T'1,U'1の順番で行なわれる。
【0026】このように出力されたデータは、図5
(b)に示すように、下位ビットの信号と一緒にされ上
位ビットと下位ビットを1つのブロックとし、各ブロッ
クのアドレスと、そのアドレスが誤った際に元のデータ
に戻すCRCC(巡回符号)とが付けられた後、前述の
変調回路4に入力される。
(b)に示すように、下位ビットの信号と一緒にされ上
位ビットと下位ビットを1つのブロックとし、各ブロッ
クのアドレスと、そのアドレスが誤った際に元のデータ
に戻すCRCC(巡回符号)とが付けられた後、前述の
変調回路4に入力される。
【0027】従来の訂正出力は図5(a)に示すように
8ビット単位であるのに対し、本発明では上位ビット及
び下位ビットそれぞれが4ビット単位であるのでデータ
の数は同じになる。すなわち、従来に比べて記録帯域が
増加することなしに、上位ビットに対しては3重訂正ま
で行なえ、従来の2重訂正より訂正能力を上げることが
できる。
8ビット単位であるのに対し、本発明では上位ビット及
び下位ビットそれぞれが4ビット単位であるのでデータ
の数は同じになる。すなわち、従来に比べて記録帯域が
増加することなしに、上位ビットに対しては3重訂正ま
で行なえ、従来の2重訂正より訂正能力を上げることが
できる。
【0028】ところで、本発明の構成によれば下位ビッ
トは、従来の2重訂正に対し、2重誤り検出、1重誤り
訂正しか行なえず訂正能力は落ちている。従って、誤り
訂正回路10において2つ以上の誤りに対してはミュー
ティングを行なう。つまり、下位ビットのみすべて(0
000)または(1111)とする。このとき、上位ビ
ット4ビットではダイナミックレンジは24dBあり、
下位ビットだけすべて(0000)または(1111)
としても、位相歪みの発生はわずかである。また、この
位相歪みは、従来の方法における上位ビットのデータを
含め、前値ホールドや平均値補間を行なうために発生し
た位相歪みに比べわずかであるので、ミューティングを
行なっても聴感上問題とならない。
トは、従来の2重訂正に対し、2重誤り検出、1重誤り
訂正しか行なえず訂正能力は落ちている。従って、誤り
訂正回路10において2つ以上の誤りに対してはミュー
ティングを行なう。つまり、下位ビットのみすべて(0
000)または(1111)とする。このとき、上位ビ
ット4ビットではダイナミックレンジは24dBあり、
下位ビットだけすべて(0000)または(1111)
としても、位相歪みの発生はわずかである。また、この
位相歪みは、従来の方法における上位ビットのデータを
含め、前値ホールドや平均値補間を行なうために発生し
た位相歪みに比べわずかであるので、ミューティングを
行なっても聴感上問題とならない。
【0029】
【発明の効果】本発明の誤り訂正装置は、以上のよう
に、ディジタル信号をデータの上位ビットと下位ビット
とに分ける分割手段と、該上位ビット及び下位ビットに
それぞれ異なる誤り訂正符号を設ける誤り訂正符号付与
手段と、上記下位ビットに誤りが発生した時に、下位ビ
ットをミュートする誤り訂正回路とを含む構成である。
に、ディジタル信号をデータの上位ビットと下位ビット
とに分ける分割手段と、該上位ビット及び下位ビットに
それぞれ異なる誤り訂正符号を設ける誤り訂正符号付与
手段と、上記下位ビットに誤りが発生した時に、下位ビ
ットをミュートする誤り訂正回路とを含む構成である。
【0030】それゆえ、従来の2重訂正符号と同じデー
タ数で、3重訂正符号を記録させることができる。その
結果、記録帯域を増やすことなく、ディジタル信号伝送
時の訂正能力を向上させることができるという効果を奏
する。
タ数で、3重訂正符号を記録させることができる。その
結果、記録帯域を増やすことなく、ディジタル信号伝送
時の訂正能力を向上させることができるという効果を奏
する。
【図1】本発明の誤り訂正回路を含むディジタルオーデ
ィオ記録・再生装置の構成を示すブロック図である。
ィオ記録・再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の誤り訂正符号付加回路の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】本発明の信号フォーマットを示す説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の信号フォーマットを示す説明図であ
る。
る。
【図5】信号の記録フォーマットを示す説明図である。
【図6】従来の信号フォーマットを示す説明図である。
3 誤り訂正符号付加回路(誤り訂正符号付与手段) 10 誤り訂正回路 14 S/P変換回路(分割手段) 15 上位ビット用データRAM 16 下位ビット用データRAM
Claims (1)
- 【請求項1】ディジタル信号の伝送の際に、ディジタル
信号における再生不可能な部分を正常なディジタル信号
に戻すための誤り訂正装置において、 ディジタル信号をデータの上位ビットと下位ビットとに
分ける分割手段と、該上位ビット及び下位ビットにそれ
ぞれ異なる誤り訂正符号を設ける誤り訂正符号付与手段
と、上記下位ビットに誤りが発生した時に、下位ビット
をミュートする誤り訂正回路とを含むことを特徴とする
誤り訂正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11163392A JPH05307838A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 誤り訂正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11163392A JPH05307838A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 誤り訂正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05307838A true JPH05307838A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14566263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11163392A Pending JPH05307838A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 誤り訂正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05307838A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6718275B2 (en) | 2001-03-19 | 2004-04-06 | Denso Corporation | Trimming circuit for a physical quantity sensor |
JP2006340205A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Sharp Corp | 誤り訂正装置 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP11163392A patent/JPH05307838A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6718275B2 (en) | 2001-03-19 | 2004-04-06 | Denso Corporation | Trimming circuit for a physical quantity sensor |
JP2006340205A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Sharp Corp | 誤り訂正装置 |
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