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JPH05292105A - ループ型伝送路冗長化方式 - Google Patents

ループ型伝送路冗長化方式

Info

Publication number
JPH05292105A
JPH05292105A JP11850792A JP11850792A JPH05292105A JP H05292105 A JPH05292105 A JP H05292105A JP 11850792 A JP11850792 A JP 11850792A JP 11850792 A JP11850792 A JP 11850792A JP H05292105 A JPH05292105 A JP H05292105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission line
transmission
data
failure
node device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11850792A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Miwa
真 三輪
Yasuo Horie
康雄 堀江
Takeshi Miyakoshi
健 宮越
Takeshi Tomioka
健 富岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11850792A priority Critical patent/JPH05292105A/ja
Publication of JPH05292105A publication Critical patent/JPH05292105A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非同期データのリング・アクセス方式による
伝送を可能にし、且つ、障害発生時の瞬断を少なくでき
るループ型伝送路冗長化方式を提供する。 【構成】 2つの系を具備するループ型伝送路の冗長化
において、非同期型データに対しては、正常時には、系
の一方1を使用してデータ伝送を行ない、障害発生時に
は、系切替制御部82により、他方の系2への系切り替え
または他方の系をバイパスとして使用するループバック
によりデータ伝送路を確保し、また、同期型データに対
しては、前記系1、2の両方を使用してデータ伝送を行
ない、受信側のノード装置において、正常時には、その
内の一方の系を任意に選択し、障害発生時には、監視部
81により、障害の発生していない系を選択することによ
りデータ伝送路を確保する。同期型データには、回線固
定型のパスによるデータ伝送と受信選択方式による冗長
化が行なわれ、非同期型データに対しては、リング・ア
クセス方式によるデータ伝送と系切り替えまたはループ
バックによる冗長化が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ループ型LAN(ロー
カル・エリア・ネットワーク)のデータ伝送方式に関
し、特に、同期データと非同期データとを異なる冗長化
方式によって伝送するように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来のループ型LANは、図11に示す
ように、LANのループ制御機能を備えるセンター・ノ
ード装置(MN)と、このセンター・ノード装置の制御
を受けるローカル・ノード装置(SN)とを、伝送方向
を異にする右系ループ1および左系ループ2の2重ルー
プ(光伝送路)によって接続しており、各ノード装置
は、各ループ1、2とインタフェースをとる右系ループ
対応部S2および左系ループ対応部S1を備えている。
【0003】このループ型LANでは、全てのデータ
を、図13に示すフレームに乗せて光伝送路1、2上を
伝送している。
【0004】この1つのフレームは、64GS(グルー
プ・スロット)(=1,536タイムスロット=12,288bit)
で構成され、1フレームは、光伝送路上を125μs
(8kHz)の周期で循環している。
【0005】ノード装置間の情報の伝送は、送信する側
において、循環するフレームの特定のタイムスロットに
データを乗せ、一方、受信側において、そのタイムスロ
ットからデータを降ろすことによって実行される。1タ
イムスロット(=8ビット)は、64kbpsの伝送容
量を持つ。
【0006】この情報伝送に使用するフレームの領域と
して、63GSが割り当てられている。また、フレーム
の先頭の1GS(GS0)は、フレーム・ヘッダとし
て、制御情報の伝送に使用される。
【0007】このフレーム・ヘッダには、次のようなデ
ータが多重化されている。 (1)FS:Frame Syncronizing pattern 各ノード(SN)では、このパターンを検出してフレー
ム同期を確立する。 (2)センター・ノード装置#:Center Node number センター・ノード装置(MN)の番号を各ノード(S
N)に通知するためのデータ。 (3)SVC:Supervisory Command ループバック制御等の各種制御に用いられるデータであ
り、以下のデータを含んでいる。 ・CMD:Command Code ループバック等の設定、解除を指定するコマンド領域で
あり、センター・ノード装置(MN)が指示を出し、ロ
ーカル・ノード装置(SN)がこれにしたがって処理を
する。 ・CDT:Command Date ループバック・ポイントのローカル・ノード装置番号を
指示する。 (4)STA:Start Address センター・ノード装置(MN)が、ループバック状態等
のローカル・ノード装置(SN)診断を行なう際のノー
ド・アドレスを指定するデータ。 (5)TSA:Time Slot Asign indicator グループ・スロットに入っているデータの種類を示す。 (6)CRC:Cyclic Redundancy Check 伝送誤りをチェックするためのデータ。 (7)LSI:Local node Status Indicator STAにより指定されたローカル・ノード装置が応答を
返すためのデータ領域であり、データのなかには、次の
情報が含まれる。 ・LBI:Loop Back Status Indicator ローカル・ノード装置のループバック状態を通知するた
めの2ビット領域。
【0008】さて、図11に示す従来のループ型LAN
では、センター・ノード装置(MN)がフレームを作成
して、これを伝送路に送出し、各ローカル・ノード装置
(SN)が受信したフレームの制御情報を再生してフレ
ーム同期を確立する。タイムスロットの使用によるデー
タ伝送を行なわないローカル・ノード装置(SN)で
は、フレームを中継するため、受信したフレームをその
まま伝送路に送出する。
【0009】ループ型LANの右系ループ1および左系
ループ2は、それぞれ逆方向の伝送路であり、この内、
1本は運用系として使用され、他の1本は、伝送路の異
常に備えるための待機系として用意されている。データ
伝送は、運用系の伝送路を使って行なわれ、待機系伝送
路のフレームに対しては、各ローカル・ノード装置(S
N)は、中継動作のみを行なう。
【0010】このように、通信ネットワークでは、伝送
路に障害が発生した場合にも、別の伝送路を使って通信
が継続できるように、複数の伝送路の設定を可能にす
る、伝送路の冗長化が行なわれている。
【0011】図11のループ型LANにおいて、例え
ば、図12に示すように、ローカル・ノード装置SN1
とSN2の間の右系ループ1および左系ループ2の両系
ループに伝送路障害が発生した場合には、障害箇所を迂
回するために、待機系伝送路(左系ループ2)を運用系
伝送路(右系ループ1)のバイパスとして使用する「ル
ープバック」と呼ぶ伝送路の制御が行なわれる。
【0012】このとき、伝送路の障害は、ローカル・ノ
ード装置SN1および2のフレーム同期の異常を引き起
こし、このフレーム同期異常が次段のノード装置SN
3、MNに順次引き継がれて、最終的に、センター・ノ
ード装置(MN)によって両系ループの同期異常が検出
される。異常を検出したセンター・ノード装置(MN)
は、ローカル・ノード装置(SN)に対して、フレーム
・ヘッダのCMD領域を用いて、ループバックを指令
し、また、ループバック・ポイントとなるノード装置
(SN1およびSN2)のアドレスをフレームのCDT
領域に乗せて通知する。その結果、図12に示すループ
バックが実行され、ループ状の伝送路が確保されて、デ
ータ伝送が継続される。
【0013】また、回線固定型伝送路を用いてデータを
伝送する従来のネットワークでは、図14に示す伝送路
冗長化方式によって、複数の伝送路(P1,P2)の設定が
行なわれる。
【0014】このネットワークは、複数のノード装置91
〜94と、これを接続する右系伝送路13と左系伝送路14と
で構成され、ノード装置91、92には、それぞれ、端末8
1、82が収容されている。
【0015】図14は、端末81、82間のデータ伝送のた
めに、ノード装置91と92の間に回線固定型伝送路P1,P2
が設定された状態を示している。ノード装置91および92
の各々は、端末81,82からの出力データをフレームに乗
せて、右系伝送路13と左系伝送路14との両方に送出す
る。それにより、ノード装置91,92間には、パスP1とパ
スP2の2系統の回線固定型伝送路が設定され、両方の回
線固定型伝送路を通じて、同一の情報を伝えるフレーム
が伝送される。つまり、ノード装置91側から見ると、ノ
ード装置92からの情報は、パスP1およびパスP2の両方か
ら到達することになる。ノード装置91では、その内の一
方のパスP1またはP2を選択してデータを受信し、端末81
に伝送する。また、同じように、ノード装置92において
も、受信信号選択を行ない、受信データを端末82に伝送
する。こうした手順によって、端末81、82間のデータ伝
送が実行される。なお、ノード装置93、94は、このパス
P1,P2に関して、データの中継のみを受け持つ。
【0016】ここで、ノード装置92とノード装置93との
間に伝送路障害が発生すると、それまでパスP1を用いて
端末81,82間のデータ伝送を行なっていた場合には、伝
送路障害情報により、ノード装置91、92は、回線固定型
伝送路をパスP2に切り替える。この動作によって、端末
81,82間のデータ伝送は、これまで通り継続することが
できる。
【0017】また、それまでパスP2を使用してデータ伝
送を行なっていた場合には、障害の発生は何の影響も与
えないため、そのままのデータ伝送の状態を維持でき
る。この場合には、データ伝送の瞬断も生じない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の伝送路
冗長化方式は、それぞれに、問題点を抱えている。ルー
プバック方式では、伝送路障害の発生からループバック
の形成までの間、常に、全回線に対する瞬断が発生する
という欠点がある。
【0019】一方、回線固定型伝送路の受信選択方式で
は、障害発生箇所を経由しない回線固定型伝送路を選択
している場合には、瞬断は発生しないため、「常に瞬断
が発生」するという欠点は免れるものの、この方式の場
合、設定された回線固定型伝送路がポイント・ツウ・ポ
イントであるため(すなわち、図14において、回線固
定型伝送路P1,P2を使ってデータ伝送できるのは、ノー
ド装置91とノード装置92との間だけであって、ノード装
置93や94にデータ伝送するためには、それらとの間に、
別個、回線固定型伝送路を設定しなければならない)、
トークン・リングのようなリング・アクセス方式を用い
た非同期データの伝送ができないという欠点を持ってい
る。
【0020】本発明は、これらの従来の問題点を解決す
るものであり、非同期データのリング・アクセス方式に
よる伝送を可能にし、且つ、障害発生時の瞬断を少なく
することができるループ型伝送路の冗長化方式を提供す
ることを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、伝
送方向を異にする2つの系の伝送路によって複数のノー
ド装置を接続したループ型伝送路の冗長化方式におい
て、非同期型データに対しては、正常時には、系の一方
を使用してデータ伝送を行ない、障害発生時には、他方
の系への系切り替えまたは他方の系をバイパスとして使
用するループバックによりデータ伝送路を確保し、ま
た、同期型データに対しては、前記系の両方を使用して
データ伝送を行ない、受信側のノード装置において、正
常時には、その内の一方の系を任意に選択し、障害発生
時には、障害の発生していない系を選択することにより
データ伝送路を確保するように構成している。
【0022】また、本発明では、このデータ伝送を、S
DHのSTM−Nフレームを用いて行なっている。
【0023】また、このSTM−Nフレームの伝送領域
を、STM単位で同期型データの伝送領域と非同期型デ
ータの伝送領域とに分割している。
【0024】さらに、同期型データに対する受信側ノー
ド装置での系の選択を、ノード装置間に設定したパス毎
に行なっている。
【0025】
【作用】そのため、音声等の同期型データとパケット等
の非同期型データに対して、異なるデータ伝送方式およ
び冗長化方式が適用され、同期型データには、回線固定
型のパスによるデータ伝送と受信選択方式による冗長化
が行なわれ、一方、非同期型データに対しては、リング
・アクセス方式によるデータ伝送と系切り替えまたはル
ープバックによる冗長化が行なわれる。
【0026】
【実施例】本発明の実施例における伝送路冗長化方式を
適用するループ型LANの構成について説明する。
【0027】このLANは、図2に示すように、MNお
よびSN1〜SN5が右系伝送路1と左系伝送路2との
2重ループ伝送路によって接続されている。また、SN
およびMNの各々には、端末装置8が接続し、MNに
は、さらに、保守用端末4が接続している。
【0028】このLANでは、全てのデータを、後述す
るSDH(同期デジタル・ハイアラーキ)STM−Nフ
レームを構成して伝送路上を伝送している。また、ノー
ド装置では、音声等の同期データと、パケット等の非同
期データとを別々に多重化し、STM−Nフレームの異
なる伝送領域を使って伝送している。
【0029】各ノード装置は、図1に示すように、右系
伝送路インタフェース11および左系伝送路インタフェー
ス12と、STMフレームを多重化または多重分離するS
TM多重化部20とを有し、さらに、同期データのルート
として、同期データに関するSTMフレームが終端する
STM終端部30と、同期データを多重化または多重分離
する同期データ多重化部40と、端末8との間のインタフ
ェースをとる回線インタフェース部71と、障害発生に応
じて同期データの伝送路の切り替えを行なう伝送路監視
制御部81とを備え、また、非同期データのルートとし
て、非同期データに関するSTMフレームが終端するS
TM終端部31と、収容する端末8に伝送すべき非同期デ
ータのみを取込むAdd/Drop部50と、非同期デー
タを多重化または多重分離する非同期データ多重化部60
と、回線インタフェース部72と、障害発生時のループバ
ック等の動作を制御する系切替制御部82とを備えてい
る。
【0030】また、データを伝送するSDH(同期デジ
タル・ハイアラーキ)STM−N(図1の場合、Nは4
となる。)フレームは、複数のSTM−1フレームをS
TM多重化部20においてバイト・インタリーブして形成
される。STM−1フレームは、図3に示すように、2
70バイト×9行=2430バイトから成り、ノード間
の制御情報を伝送するオーバヘッド部(SOH)と、デ
ータ情報を伝送するペイロード部とで構成される。この
STM−1の4つをインタリーブしてSTM−4を形成
する状況を模式的に図4に示している。
【0031】フレームは、ループ型伝送路1、2上を1
25μ秒(8kHz)の周期で伝送される。SOHは、
隣接ノード装置間で終端され、SOH内の情報は各ノー
ド装置で更新・再生成される。また、隣接区間の伝送路
上のフレーム同士は8kHzの周波数同期が取れてい
る。
【0032】SOH部分は、データ情報のペイロードに
おける位相情報を示すポインタ、同期確立のためのA1
/A2、データ通信チャネルD1〜D12、STM識別
C1、オーダワイヤE1/E2、ユーザチャネルF1、
ビット誤り監視B1/B2、自動切り替え信号チャネル
K1/K2、予備Z1/Z2から構成される。この内、
データ通信チャネルD4/D5を用いて、右系伝送路1
の障害情報および左系伝送路2の障害情報が隣接ノード
に伝送される。
【0033】図1のノード装置では、伝送に使用するS
TM−4フレームの伝送領域をSTM単位で分割し、S
TM−1×3本を同期型データ伝送領域として、STM
−1×1本を非同期型データ伝送領域として用いてい
る。
【0034】さて、非同期型データの伝送領域の伝送路
冗長化方式について説明する。
【0035】非同期型データは、正常な状態では、右系
伝送路1を使ってリング・アクセス方式による伝送が行
なわれる。伝送路1に障害が発生すると、先のデータ通
信チャネルD4/D5を用いて、ノード装置間に障害情
報が伝えられる。
【0036】このときの障害情報は、図5に示す1バイ
トのフォーマットで表示される。最上位ビットは、障害
発生を表わし、障害検出中のときは1、正常のときは0
となる。下位7ビットは、障害を検出したノード装置の
ノード番号を表わし、0〜127のノード番号を格納す
ることが可能である。伝送路に異常がないときには、障
害情報バイトは00hを伝送する。障害が発生したとき
は、それを検出したノード装置が、最上位ビットに1
を、下位7ビットに自己のノード番号を格納し、この障
害情報を、障害が回復するまで、右系伝送路1および左
系伝送路2に対して送信し続ける。
【0037】図6は、障害情報に対応して、各ノード装
置の採るべき動作(伝送路制御)を規定したアルゴリズ
ムについて示している。この同図では、障害情報を次の
3項目に分類し、各項目の障害情報の組み合わせによっ
て、ノード装置の動作を規定している。
【0038】(1)自ノードの伝送路インタフェースの
受信回路で障害を検出したかどうかの情報 自ノードの受信側伝送路で障害が発生したかどうかの情
報であり、障害を検出した状態を、図6では、「受信区
間伝送路」の「異常」として表示している。
【0039】(2)次ノード装置で受信障害を検出した
かどうかの情報 隣接ノードが自ノードの伝送路送信出力に対して障害を
検出したかどうかの情報であり、検出した場合は、自ノ
ードの送信側伝送路において障害の発生したことを示し
ている。この状態を、図6では、「送信区間伝送路」の
「異常」として表示している。
【0040】(3)その他の箇所での伝送路の障害の有
無を示す情報 隣接区間以外の伝送路で障害が発生しているかどうかを
示す情報であり、障害の発生している状態を、図6で
は、「他区間伝送路」の「異常」として表示している。
【0041】まず、全伝送路が正常な場合、および、い
ずれかの区間で左系伝送路2のみに障害が発生している
場合は、右系伝送路1を運用に使用する。したがって、
ノード装置は、右系伝送路1に対してデータの多重化/
多重分離を行なう。
【0042】右系伝送路1の区間のみに障害が発生して
いる場合は、ノード装置は、左系伝送路2への系切り替
えを行ない、左系伝送路2に対してデータの多重化/多
重分離を行なう。
【0043】右系伝送路1のいずれかの区間で障害が発
生し、同時に、左系伝送路2のいずれかの区間で障害が
発生している場合は、ノード装置は、ループ・バック動
作によりループ状の伝送路を形成する。データの多重化
/多重分離は、右系伝送路1に対して行なわれる。この
とき、右系伝送路1の受信区間または左系伝送路2の送
信区間で障害が発生しているノード装置は、左系伝送路
2の受信から右系伝送路1の送信にループ・バックを行
ない、左系伝送路2の受信区間または右系伝送路2の送
信区間で障害が発生しているノード装置は、右系伝送路
1の受信から左系伝送路2の送信にループ・バックを行
なう。
【0044】右系および左系伝送路1、2の送信区間に
同時に障害が発生した場合、または右系および左系伝送
路1、2の受信区間に同時に障害が発生した場合は、そ
のノード装置は、孤立し、ノード間の通信はできない。
【0045】図7は、各ノード装置が、障害を検出した
り、他のノード装置から障害情報を受信したときに、各
伝送路を通じて送信すべき障害情報(検出ノード番号)
について規定している。
【0046】障害情報を右系伝送路1から受信したノー
ド装置は、自ノードで障害を検出している場合以外は、
受信した情報をそのまま右系伝送路1に送信(中継)
し、同様に、障害情報を左系伝送路2から受信したノー
ド装置は、自ノードで障害を検出している場合以外は、
受信した情報をそのまま左系伝送路2に送信(中継)す
る。
【0047】また、自ノードで障害を検出している場合
は、必ず自ノード番号を障害情報に含める。
【0048】さて、図2に示すLANに、以下の各状況
が発生したとする。
【0049】(1)運用中の右系伝送路1の1箇所で障
害が発生 (2)右系伝送路1および左系伝送路2の同一の一箇所
に同時に障害が発生 このときの、実施例の伝送路冗長化方式に因るLANの
動作について個々に説明する。
【0050】[(1)に対応する動作]図8(a)に示
すように、運用中の右系伝送路1にSN1とSN2との
間で障害が発生すると、SN2では、右系伝送路インタ
フェース11が受信レベル異常等により伝送路障害を検出
し、障害発生を系切替制御部82に通知する。系切替制御
部82は、右系伝送路インタフェース11および左系伝送路
インタフェース12に伝送路障害情報の送出を指示し、ま
た、各ノード装置に障害情報を伝達するために必要と見
込まれる時間(保護時間)が経過した後、運用系を右系
伝送路1から左系伝送路2に切替る「系切替」を行な
う。
【0051】障害情報の送出の指示を受けた右系および
左系伝送路インタフェース11、12は、隣接ノードSN1
およびSN3に対して、SOHの中の右系伝送路障害情
報領域を用いて、伝送路障害の発生と検出ノード番号と
を知らせる障害情報の送出を開始する(図8(b))。
この障害情報の送出は、系切替制御部82の解除指示があ
るまで継続される。
【0052】右系伝送路障害情報を左系伝送路2から受
信したSN1では、次のように動作をする。
【0053】SN1の受信した右系伝送路1に関する障
害情報はSN2からのものだけであり、SN1自体とし
ては障害を検出していないため、左系伝送路インタフェ
ース12では、図7にしたがって、右系伝送路障害情報を
左系伝送路2上に中継し、さらに、系切替制御部82に障
害情報を通知する。
【0054】系切替制御部82では、障害検出ノードが隣
接下流ノードのSN2であることを判別し、自ノードの
右系伝送路1の送信区間で障害が発生したことを認識す
る。また、左系伝送路2に関する障害情報は受け取って
いないため、図6に基づき、保護時間経過後、運用伝送
路の系を左系伝送路2に切り替える。
【0055】また、右系伝送路障害情報を右系伝送路1
から受信したSN3では、次のように動作する。
【0056】SN3においても、SN3自体では障害を
検出していないため、右系伝送路インタフェース11は、
図7にしたがって、右系伝送路障害情報を右系伝送路1
上に中継し、さらに、系切替制御部82に障害情報を通知
する。
【0057】系切替制御部82では、障害が隣接区間以外
の右系伝送路1で発生したことを認識し、また、左系伝
送路2に関する障害情報は受け取っていないため、図6
に基づき、運用伝送路の系を、保護時間経過後、左系伝
送路2に切り替える(図8(c))。
【0058】同様に、各ノード装置は、運用伝送路の系
を切り替え、障害を検出したSN2の最遠端ノード(S
N5)まで障害情報が伝達されると、系切り替えが完了
する(図8(d))。
【0059】障害検出から系切り替え完了までの必要時
間は、障害情報が最遠端ノードに届くまでの、ループを
2分の1周する伝達遅延時間(125μ秒×ノード数×
2分の1)に、1ノードが障害情報を受信してから伝送
路の系切り替えを行なうまでに要する時間と、保護時間
とを加えた時間となる。
【0060】[(2)に対応する動作]図9(a)に示
すように、右系伝送路1および左系伝送路2の両系にS
N1とSN2との間で障害が発生すると、SN1の左系
伝送路インタフェース12およびSN2の右系伝送路イン
タフェース11は、伝送路障害を検出し、それぞれの系切
替制御部82に通知する。SN1の系切替制御部82は、右
系および左系伝送路インタフェース11、12に左系伝送路
2の障害情報の送出を指示し、また、SN2の系切替制
御部82は、右系および左系伝送路インタフェース11、12
に右系伝送路1の障害情報の送出を指示する。さらに、
保護時間の経過後、SN2の系切替制御部82は、図6の
アルゴリズムに基づいて、左系伝送路2への系切り替え
を行なう。しかし、SN1では、図6にしたがって、系
の切り替えは行なわない。
【0061】障害情報の送出の指示を受けたSN1の右
系および左系伝送路インタフェース11、12は、隣接ノー
ドのMNとSN2に対して、SOHの中の左系伝送路障
害情報領域を用いて、左系伝送路障害の発生と検出ノー
ド番号とを知らせる障害情報の送出を開始する(但し、
障害のためSN2には伝達されない)。
【0062】同様に、SN2の右系および左系伝送路イ
ンタフェース11、12は、隣接ノードのSN1とSN3に
対して、SOHの中の右系伝送路障害情報領域を用い
て、右系伝送路障害の発生と検出ノード番号とを知らせ
る障害情報の送出を開始する(但し、障害のためSN1
には伝達されない)(図9(b))。これらの障害情報
の送出は、系切替制御部82からの解除指示があるまで継
続される。
【0063】SN1から、左系伝送路2を通じて、左系
伝送路障害情報を受信したMNでは、この障害情報を、
左系伝送路2を介して、SN5に中継する。伝送路制御
は、図6に基づいて右系のままとする。
【0064】また、SN2から、右系伝送路1を通じ
て、右系伝送路障害情報を受信したSN3では、障害情
報を、右系伝送路1を介して、SN4に中継すると共
に、図6のアルゴリズムに基づいて、保護時間の経過
後、運用系伝送路を左系伝送路2に切り替える(図9
(c))。
【0065】同様に、左系伝送路障害情報を受信した各
ノード装置は、障害情報を中継し、右系伝送路障害情報
を受信して各ノード装置は、運用伝送路を切り替える。
【0066】障害情報が、障害を検出したSN1および
SN2の最遠端ノード(SN4およびSN5)まで達す
ると、SN4およびSN5では、両系の他区間伝送路に
おける障害の発生を認識する。この場合、図6のアルゴ
リズムにより、いずれかの箇所でループ・バックが行な
われるので、SN4およびSN5では、右系伝送路1を
運用系として、多重化/多重分離を行なう(図9
(d))。
【0067】すでに、左系伝送路2を運用系としたSN
3に左系伝送路障害情報が到達すると、SN3では、図
6に基づき、右系伝送路1を運用系とするための系切り
戻しを行なう(図9(e))。
【0068】伝送路障害情報がループを1周すると、障
害区間両端のノード装置SN1およびSN2は、図6に
基づき、ループ・バックを開始する(図9(f))。
【0069】障害検出からループ・バック完了までの必
要時間は、障害情報がループを1周する伝達遅延時間
(125μ秒×(全ノード数−1))に、1ノードが障
害情報を受信してから伝送路の系切り替えを行なうまで
に要する時間と、保護時間とを加えた時間となる。
【0070】また、保護時間を障害情報伝達遅延時間以
上に設定した場合には、各ノード装置に対して、保護時
間経過前に両系障害情報が伝達されるため、一旦、左系
伝送路2に切り替え、さらに右系伝送路1に切り戻す制
御が無くなる。
【0071】このように、非同期型データ伝送領域に対
しては、伝送路障害の発生に対応して、各ノード装置が
自律的に動作することにより、リング形態を保存する系
切替やループバックが実行される。
【0072】また、このループバックは、ノード装置の
STM終端部に障害が発生した場合にも、隣接するノー
ド装置において実行され、伝送路障害発生のときと同じ
ように、リング形態の伝送路が確保される。
【0073】次に、同期型データ伝送領域の伝送路冗長
化方式について説明する。
【0074】同期型データの伝送は、送信側ノード装置
と伝送先のノード装置との間に回線固定型のパスを設定
して行なわれる。その他のノード装置は、フレームの中
継のみを行なう。ただし、そのノード装置が伝送路の障
害を検出したときには、障害情報を下流のノード装置に
伝える動作を行なう。
【0075】図10には、図1におけるノード装置の同
期型データの処理に関連する部分をさらに詳しく示して
いる。図1における同期データ多重化部40は、ノード装
置間のパスを終端するパス終端部41〜44と、受信伝送路
を右系伝送路1または左系伝送路2に切替える受信選択
切替スイッチ45と、多重化を行なうクロスコネクト部46
とを備えている。
【0076】障害の発生の無い状態では、送信側の端末
8から出力された同期型データは、回線インタフェース
71を介して、クロスコネクト部46に送られ、さらに右系
伝送路1のパス終端送信部32および左系伝送路2のパス
終端送信部34から、STM終端部30を経て、右系伝送路
1および左系伝送路2のそれぞれを通じて、STMフレ
ームによって運ばれる。
【0077】一方、受信側では、伝送されたフレームを
右系伝送路インタフェース11および左系伝送路インタフ
ェース12を介して受信し、SOH終端受信部33、35の処
理を経て、パス終端受信部42、44の各々において、多重
化された同期型データを取り出す。受信選択スイッチ45
は、伝送路監視制御部81の指示により、パス終端受信部
42または44の出力した一方のデータを選択し、クロスコ
ネクト部46に送り、ここで多重分離を行なって、回線イ
ンタフェース71を通じて、端末8にデータを送る。
【0078】伝送路に障害が発生すると、それを検出し
たノード装置は、SOH終端部30において、POH(パ
ス・オーバーヘッド)にAIS信号(Alarm Indication
Signal:警報信号)をアクティベートする処理を行な
い、パスの下流に位置するノード装置に障害発生を伝え
る。この動作は、ノード装置によって、次々に引き継が
れる。
【0079】受信側のノード装置では、運用系に選択し
たパスの受信信号においてAIS信号がアクティブにな
っているときは、その旨が伝送路監視制御部81に通知さ
れ、同制御部81からの指令を受けて、受信選択切替スイ
ッチ45が、受信信号を待機系のパスからのものに切り替
える。また、待機系のパスに障害が発生している場合に
は、何らの変更も行なわない。
【0080】なお、運用系および待機系の受信信号のパ
ス・オーバーヘッドにおいてAISがアクティブになっ
ている場合は、パス異常として切替動作を停止する。
【0081】このように、同期型データの伝送領域に対
して、各ノード装置の自律的動作を通じて、伝送路の冗
長化が行なわれる。
【0082】なお、同期型データの伝送のためのパス
は、各ノード装置間に個別に設定されるが、前述した方
式によるパスの選択は、設定したパス毎に行なわれる。
【0083】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の伝送路冗長化方式では、同期データおよび
非同期型データに対して、それぞれ最も適した冗長化の
方式を当て嵌めると共に、各ノード装置の自律的動作を
通じて伝送路の冗長化を実行している。
【0084】そのため、同期データの伝送においては、
障害発生に伴う瞬断の比率を少なくすることができ、ま
た、非同期型データの伝送においては、マスタ・ノード
装置を仲介する従来の伝送路制御と違って、短時間で障
害に対応する動作を完了することができる。
【0085】また、STMセクション終端部分の障害に
対しても、伝送路障害と同様にリカバーすることができ
る。
【0086】さらに、マスタ・ノード装置に障害が発生
した場合にも、本方式の場合には、SNのみでの対応が
可能なため、システム・ダウンに至る虞れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の伝送路冗長化方式を適用する
ノード装置のブロック図、
【図2】実施例の伝送路冗長化方式を説明するためのL
ANの構成図、
【図3】実施例の伝送路冗長化方式において使用するフ
レームを示す図、
【図4】実施例の伝送路冗長化方式におけるSTMフレ
ームの多重化を説明する図、
【図5】実施例の伝送路冗長化方式において使用する障
害情報のフォーマットを示す図、
【図6】実施例の伝送路冗長化方式における各ノードの
伝送路制御アルゴリズム、
【図7】実施例の伝送路冗長化方式における各ノードの
障害情報伝達アルゴリズム、
【図8】実施例の伝送路冗長化方式によって非同期デー
タ伝送路の系切替を行なう状態を示し、(a)〜(d)
は、各段階を表わす図、
【図9】実施例の伝送路冗長化方式によって非同期デー
タ伝送路のループバックを行なう状態を示し、(a)〜
(f)は各段階を表わす図、
【図10】実施例の伝送路冗長化方式を適用するノード
装置の同期データ処理部分のブロック図、
【図11】従来のループ型LANを示す図、
【図12】従来のループ型LANにおける伝送路冗長化
方式を示す図、
【図13】従来のループ型LANの伝送路冗長化方式に
使用するフレームを示す図、
【図14】従来の他の伝送路冗長化方式を示す図であ
る。
【符号の説明】
MN センター・ノード装置 SN1〜SN5 ローカル・ノード装置 S1,S2 伝送路対応部 P1,P2 パス 1、13 右系伝送路 2、14 左系伝送路 11 右系伝送路インタフェース 12 左系伝送路インタフェース 20 STM多重化部 30、31 STM終端 32〜35 SOH終端 4 保守端末 41〜44 パス終端 45 受信選択切替スイッチ 46 クロスコネクト 40 同期データ多重化部 50 Add/Drop部 60 非同期データ多重化部 71、72 回線インタフェース 8、81、82 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富岡 健 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送方向を異にする2つの系の伝送路に
    よって複数のノード装置を接続したループ型伝送路の冗
    長化方式において、 非同期型データに対しては、正常時には、前記系の一方
    を使用してデータ伝送を行ない、障害発生時には、他方
    の系への系切り替えまたは他方の系をバイパスとして使
    用するループバックによりデータ伝送路を確保し、 同期型データに対しては、前記系の両方を使用してデー
    タ伝送を行ない、受信側のノード装置において、正常時
    には、その内の一方の系を任意に選択し、障害発生時に
    は、障害の発生していない系を選択することによりデー
    タ伝送路を確保することを特徴とするループ型伝送路冗
    長化方式。
  2. 【請求項2】 前記データ伝送を、SDHのSTM−N
    フレームを用いて行なうことを特徴とする請求項1に記
    載のループ型伝送路冗長化方式。
  3. 【請求項3】 前記STM−Nフレームの伝送領域を、
    STM単位で同期型データの伝送領域と非同期型データ
    の伝送領域とに分割することを特徴とする請求項2に記
    載のループ型伝送路冗長化方式。
  4. 【請求項4】 前記受信側のノード装置における系の選
    択を、ノード装置間に設定したパス毎に行なうことを特
    徴とする請求項1に記載のループ型伝送路冗長化方式。
JP11850792A 1992-04-13 1992-04-13 ループ型伝送路冗長化方式 Pending JPH05292105A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019145778A1 (de) * 2018-01-24 2019-08-01 WAGO Verwaltungsgesellschaft mit beschränkter Haftung System zum erzeugen eines datenstroms auf basis redundanter informationen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019145778A1 (de) * 2018-01-24 2019-08-01 WAGO Verwaltungsgesellschaft mit beschränkter Haftung System zum erzeugen eines datenstroms auf basis redundanter informationen
US11275878B2 (en) 2018-01-24 2022-03-15 Wago Verwaltungsgesellschaft Mbh System for producing a data stream on the basis of redundant information

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