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JPH05297759A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JPH05297759A
JPH05297759A JP10283092A JP10283092A JPH05297759A JP H05297759 A JPH05297759 A JP H05297759A JP 10283092 A JP10283092 A JP 10283092A JP 10283092 A JP10283092 A JP 10283092A JP H05297759 A JPH05297759 A JP H05297759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
heating roller
roller
temperature
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10283092A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ariyama
隆之 有山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10283092A priority Critical patent/JPH05297759A/ja
Publication of JPH05297759A publication Critical patent/JPH05297759A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅狭シートの後に幅広シートが通紙される場
合、この幅広シートに対する現像剤の定着性が均一にな
るようにする。 【構成】 シート材料を挾持搬送しながら加熱して現像
剤を定着させる定着装置11に、加熱ローラ21と、こ
れに圧接する加圧ローラ22と、加圧ローラ22の少な
くとも中央部と両端部を押圧する加圧装置25と、加熱
ローラの少なくとも中央部と両端部の温度を検出する温
度検出手段24a,24b,24cと、加熱ローラ21
の幅狭シート非通紙部が幅狭シート通紙部に比べて高温
のとき、上記加圧装置25で幅狭シート非通紙部の加圧
力を弱める制御装置50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタなど
の画像形成装置において、紙などのシート材料に転写さ
れた現像剤を加熱して定着させる定着装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、上記定着装置として、ヒータを内
蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接する加圧ロ
ーラとを有し、上記加熱ローラと加圧ローラでシート材
料を挾持搬送しながらこのシート材料に付着している現
像剤を加熱定着するものが知られている。また、上記ロ
ーラの長さは、例えばA3版縦サイズまたはA4版縦サ
イズよりも少し長目にしてあり、最大幅が上記サイズ以
下のシートのみを通紙可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記定
着装置に幅狭サイズのシートが連続的に通紙される場
合、加熱ローラではシートと非接触の部分(以下「非通
紙部」という。)の温度がシートと接触する部分(以下
「通紙部」という。)の温度よりも高温になる。したが
って、幅狭サイズシートの通紙終了後に上記幅狭サイズ
よりも幅広サイズのシートが通紙されると、上記温度差
により定着率に違いを生じて画質不良を生じるという問
題があった。
【0004】そこで、従来、上記加熱ローラのヒータを
軸方向に分割し、部分的に温度の調節が可能な定着装置
や、冷却装置を備えた定着装置が提案されているが、応
答性が悪く、十分な定着性の改善が不可能であるという
問題点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたもので、第1の発明にかかる定着
装置は、ヒータを有する回転駆動可能な加熱ローラと、
該加熱ローラと平行にかつ回動可能に設けた加圧ローラ
と、上記加圧ローラの少なくとも中央部と両端部を上記
加熱ローラに向かって押圧する加圧装置と、上記加熱ロ
ーラの少なくとも中央部と両端部の温度を検出する温度
検出手段と、上記温度検出手段により上記加熱ローラの
幅狭シート非通紙部が幅狭シート通紙部に比べて高温の
とき、上記加圧装置を駆動して幅狭シート非通紙部の加
圧力を弱める制御装置とを設けたものである。
【0006】また、第2の発明にかかる定着装置は、ヒ
ータを有する回転駆動可能な加熱ローラと、該加熱ロー
ラと平行にかつ回動可能に設けた加圧ローラと、上記加
圧ローラの少なくとも中央部と両端部を上記加熱ローラ
に向かって押圧する加圧装置と、上記加熱ローラにおけ
る幅狭シート通紙部の温度を検出する温度検出手段と、
幅狭シートのシートサイズ、連続プリント枚数、プリン
ト処理終了後の経過時間より幅狭シート非通紙部の温度
を演算する演算手段と、上記幅狭シート非通紙部が幅狭
シート通紙部に比べて高温のとき、上記加圧装置を駆動
して幅狭シート非通紙部の加圧力を弱める制御装置とを
設けたものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明にかかる定着装置をプリンタに
適用した場合の実施例について説明する。図1は本発明
に係る定着装置を有するプリンタの概略構成を示す断面
図である。このプリンタ1では、ホストコンピュータ2
から入力された画像情報に基づいてレーザ発生装置3が
作動し、帯電装置4で電荷が付与された感光体5の外周
面に静電潜像が形成され、該静電潜像が現像装置6によ
ってトナー像として可視像化される。転写材料であるシ
ートは給紙部7より供給され、転写装置8によって上記
トナー像が転写された後、分離装置9により感光体5か
ら分離される。続いて、シートは搬送装置10で定着装
置11に搬送され、ここで上記トナー像が加熱定着され
た後排紙部12に排出される。
【0008】上記定着装置11は、図2に示すように、
上段の加熱ローラ21と下段の加圧ローラ22を備えて
いる。上記加熱ローラ21は硬質のローラで、中心に加
熱手段としてヒータ23を備え、図示しないモータによ
って矢印X方向に回転するようになっており、外周面の
中央部と両端部の温度が温度検出装置であるサーミスタ
24a,24b,24cによって検出されるようになっ
ている。上記加圧ローラ22は外周部をゴムで被覆した
軟質ローラで、上記加熱ローラ21と平行に配置され、
加圧装置25により加熱ローラ21に圧接されており、
加熱ローラ21に従動回転するようになっている。
【0009】上記加圧装置25は、加圧ローラ22の中
央部を加圧する中央部加圧装置26と、加圧ローラ22
の両端部を加圧する端部加圧装置27,28を備えてい
る。上記中央部加圧装置26において、バックアップロ
ーラ31は、加圧ローラ22の下方にこれと平行に配置
され、支持台32によって支持されている。上記支持台
32は、上下方向に配置されているシリンダ33の軸3
4に固定されており、ポンプ35からシリンダ33に供
給される作動油の量に応じて上下し、加圧ローラ22に
対するバックアップロール31の圧接力が調整可能とな
っている。上記端部加圧装置27,28において、支持
台36,40は上下方向に配置されているシリンダ3
7,41の軸38,42に固定されており、ポンプ3
9,43から供給される作動油の量に応じて加熱ローラ
21の端部を上下するようになっている。
【0010】図3は定着装置の制御装置50を示し、こ
の制御装置50において、CPU51にはRAM52や
ヒータ23およびポンプ35,39,43の制御プログ
ラムを格納したROM53が接続されている。また、C
PU51には、図示しない入力ポートを介してサーミス
タ24a,〜,24cが接続され、図示しない出力ポー
トを介してヒータ電源54およびポンプドライバ55に
接続されている。
【0011】上記制御装置50に基づく定着装置11の
動作について説明する。定着装置11では、図示しない
モータの駆動に基づいて加熱ローラ21が矢印X方向に
回転し、ヒータ電源54よりヒータ23に電流が印加さ
れて加熱ローラ21が加熱される。また、加圧装置25
のポンプ35,39,43によりシリンダ33,37,
41に作動油がそれぞれ供給され、加圧ローラ22はそ
の中央部と両端部が上方に押し上げられて加熱ローラ2
1に圧接される。
【0012】上面にトナーを有するシートが矢印Y方向
から搬送されてくると、シートは加熱ローラ21と加圧
ローラ22に挾持されながら搬送され、上記加熱ローラ
21の熱によって現像剤が溶融されて定着される。な
お、上記プリンタは、感光体5のほぼ中央にシートの中
央を一致させてシートを搬送する所謂センタ通紙のシー
ト搬送形態を採用しており、シートはその中央をローラ
の中央に一致させて搬送される。また、CPU51から
ヒータ電源54に信号が出力されて加熱ローラ21の温
度が定着に適当な温度状態に保持されるとともに、ポン
プドライバ55に信号が出力されてポンプ35,39,
43の圧力が調整される。
【0013】上記定着装置11の加熱温度制御および加
圧力制御について説明する。なお、以下の説明におい
て、“幅狭シート”とは定着装置に通紙可能な最大サイ
ズのシートよりも幅の狭いシートであって、当該プリン
ト処理終了後に搬送されるシートよりも幅の狭いシート
をいう。逆に、“幅広シート”とは、当該プリント処理
開始前に搬送されたシートよりも幅の広いシートをい
う。
【0014】上記定着装置11に幅狭シートが連続的に
搬送されてくる場合、例えばローラ21,22がA3版
縦サイズよりも少し長く、これに対してA4版またはB
5版のシートが連続的に縦送りされてくる場合、加熱ロ
ーラ21の通紙部ではシートに熱が奪われる。したがっ
て、図14に示すように、中央のサーミスタ24aから
の温度検出値に基づいてヒータ電源54の出力を調整
し、加熱ローラ21の通紙部は現像剤の溶融に必要な状
態に保たれる。また、加熱ローラ21の非通紙部は通紙
部に比べて奪われる熱が少ないため、温度が次第に上昇
する。したがって、この状態で幅広シートが定着装置1
1に搬送されてくると、温度差によって上記幅狭シート
の通紙部と非通紙部を通過する現像剤の定着性に違いを
生じて画質不良を招来する。
【0015】そこで、制御装置50では、温度差に基づ
く定着性の相違を加圧ローラ22の加圧力を調整するこ
とによって補正すべく以下の処理を行う。すなわち、C
PU51はサーミスタ24a,24b,24cからの温
度検出値に基づいて加熱ローラ21の中央部と端部の温
度差を求める。次に、ROM53に記憶されている温度
差と加圧力差との関係を表すチャート(図示せず)をC
PU51に読み出し、このチャートに従って温度差に対
応した加圧力差、すなわち中央のポンプ35と端部のポ
ンプ39,43との圧力差を演算し、その演算値に基づ
いてポンプ39,43を駆動して加圧ローラ22の端部
加圧力を弱める。ただし、中央ポンプ35の加圧力は一
定に保持する。なお、上記ROM53のプログラムは、
中央部と端部の温度差と全体に良好な定着性が得られる
定着圧力差との関係を実験的に求めて作成される。
【0016】以上の処理により、定着装置11に幅広シ
ートが送られてきても、幅狭シートの通紙部に対応する
領域では、加熱ローラ21は依然として定着に適正な温
度および圧力状態に保たれ、良好な定着性が得られる。
他方、温度の上昇している幅狭シートの非通紙部に位置
する加熱ローラ21の部分は、定着温度が高いものの定
着圧力が減少しているので、全体として幅狭シート通紙
部と同等の定着性を確保することができる。
【0017】本発明の第2実施例について説明する。こ
の第2実施例に係る図4の定着装置11’では、サーミ
スタ24aは加熱ローラ21の中央部にのみ配置されて
いる。その他の構成は上記第1実施例の定着装置1と同
一であり、同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。制御装置60では、図5に示すように、RAM6
2、シートサイズメモリ63、連続プリント枚数メモリ
64、処理間隔メモリ65およびROM66がCPU6
1に接続されている。また、CPU61には、図示しな
い入出力ポートを介してサーミスタ24a、ヒータ電源
67、ポンプドライバ68が接続されている。
【0018】なお、上記シートサイズメモリ63にはプ
リンタ2でプリントするシートのサイズおよびシート搬
送方向(縦送り、横送り)に関するデータが格納され、
連続プリント枚数メモリ64には同一サイズのシートに
連続的にプリントする場合のプリント枚数に関するデー
タが格納され、処理間隔メモリ65には一つのプリント
処理が終了してから別のプリント処理が開始されるまで
の時間に関するデータが格納される。
【0019】上記制御装置60では、上記メモリ63,
64,65等に格納されているデータとサーミスタ24
aの温度検出値に基づいて加熱ローラ21の中央部と両
端部の温度差を演算し、その結果に基づいて加圧ローラ
22の端部加圧力が調整される。
【0020】具体的には、図6に示すように、制御装置
60のプリント処理プログラムでは、♯101で△T演
算処理が実行される。上記△Tは加熱ローラ21の中央
部と両端部の温度差を意味する。この処理は後に詳細に
説明する。次に、♯102で幅広シートのプリント中か
否か判定し、幅広シートのプリント中ならば♯103で
圧力変更処理を実施し、幅狭シートのプリント中ならば
♯106でその他のプリント処理を実行する。上記圧力
変更処理が終了すると、♯104で最終プリントか否か
判定し、最終プリントならば♯105で定着圧力をリセ
ットして初期状態に復帰させ、♯106でその他のプリ
ント処理を実行し、最終プリントでなくプリント継続な
らば、定着圧力を現状のまま維持して♯106でその他
のプリント処理を実行する。
【0021】上記△T推定処理(♯101)では、♯3
01,♯302,♯303で、定着装置が、幅狭シート
のプリント終了時(モードM:1)、待機中からプリン
ト動作への変更時(モードM:2)、幅広サイズシート
のプリント中(モードM:3)、その他の動作、例えば
幅狭サイズシートのプリント中、待機中、のいずれの状
態にあるかを判定する。
【0022】モードM:1、すなわちプリンタ1が幅狭
シートのプリントをちょうど終了した状態の場合、♯2
11でCPU61にシートサイズメモリ63より直前ま
でプリントを実行していたシートのシートサイズを読み
出す。なお、シートサイズは、プリンタ1のプリントデ
ータとしてホストコンピュータ2よりCPU61に入力
され、さらにCPU61からシートサイズメモリ63に
出力されて格納されている。
【0023】次に、♯212でROM66に格納されて
いるチャート1(図9参照)を読み出す。このチャート
1は、幅狭シートの通紙時間(または通紙枚数)と、幅
狭シート通紙部と幅狭シート非通紙部の温度差との関係
を表したもので、それぞれのシートサイズに応じて実験
を行い、その結果を用いて予め作成されている。続い
て、♯213で連続プリント枚数メモリ64より通紙時
間△t1を読み出し、♯214でRAM62より前回求
められた加熱ローラ中央部と端部の温度差△T0を読み
出す。また、♯215でチャート1にしたがって通紙時
間△t1と温度差△T0からt0,t1を決定し、♯216
で幅狭シート通紙後の温度差△T1を決定する。
【0024】モードM:2、すなわちホストコンピュー
タ2からの指令等に基づいてプリンタ1が待機中からプ
リント状態に切り換えられたタイミングの場合、♯22
1で処理間隔メモリ65よりプリントの待機時間△t2
を読み出し、♯222でチャート2(図10参照)を読
み出す。このチャート2は、待機時間と上記温度差との
関係を表したもので、実験的に求めたものである。次
に、♯223でRAM62より前回求められた加熱ロー
ラ中央部と端部の温度差△T0を読み出し、♯224で
チャート2にしたがって待機時間△t2と温度差△T0
らt0,t2を決定し、♯226で幅狭シート通紙後の温
度差△T2を決定する。
【0025】モードM:3、すなわち幅広サイズシート
のプリント中の場合、♯231でチャート3(図11参
照)を読み出す。このチャート3は、幅広シートの連続
通紙時間と、この連続通紙により上記温度差が減少する
関係を表したもので、実験的に求めたものである。次
に、♯232で連続プリント枚数メモリ64より連続プ
リント時間△t3を読み出し、♯233でRAM62よ
り前回求められた加熱ローラ中央部と端部の温度差△T
0を読み出し、♯234でチャート3にしたがって連続
プリント時間△t3と温度差△T0からt0,t3を決定
し、♯235で幅広シートプリント中の各時点における
温度差△T3を決定する。
【0026】上記圧力変更処理(♯103)では、図8
に示すように、♯301で上記△T演算処理で求められ
た温度差△T(△T1〜△T3)を読み出し、♯302で
△T>0か否かを判定し、△T>0すなわち中央部に比
べて両端部の温度が高いと判断されたとき、♯303で
チャート4を読み出す。このチャート4は上記温度差△
Tに対する加圧ローラ22の中央部と端部の加圧力差と
の関係を表したものである。次に、♯304ではチャー
ト4に従って上記温度差△Tから加圧力差△Pを求め、
♯305で端部ポンプの加圧力を2.0−△P(kg/
cm2)に設定する。一方、温度差△Tが無い場合、ま
たは中央部が端部よりも低温の場合、♯306で加圧力
差△P>0か否か判定し、△P>0ならば♯307で定
着圧力をリセットして初期状態に復帰し、中央部と端部
の加圧力を等しく設定する。
【0027】なお、上記2つの実施例では、加圧装置2
5に3つのポンプ35,39,43を設け、それらの圧
力を個別に調整するものとしたが、図13に示すよう
に、加圧ローラ22の中央部を支持するバックアップロ
ーラ31および両端部を支持する支持板36,40をそ
れぞれスプリング71,72,73で加熱ローラ21に
向かって付勢するとともに、回動自在に指示されたレバ
ー74を加圧ローラ22の支軸両端上部に係止し、ソレ
ノイド75によって上記レバー74で加圧ローラ22の
端部を圧し下げることによって加圧力の調整を行うよう
にしてもよい。
【0028】また、上記実施例では、感光体5およびロ
ーラ21,22の中央部にシート中央部を一致させてシ
ートを搬送する所謂センタ通紙の通紙形態をとるプリン
タを例にとって説明したが、感光体5およびローラ2
1,22の一端側基準線にシートの端を一致させてシー
トを搬送する所謂片側通紙形態をとるプリンタにも本発
明は適用可能で、この上記片側通紙のプリンタでは、シ
ートが常に通過する一端側の定着圧力を一定に保持し、
シートサイズに応じてシートが通過したり通過しなかっ
たりする部分の定着圧力を上述の方法によって調整す
る。
【0029】さらに、上記実施例では、サーミスタは3
つまたは1つ設け、加圧用のポンプを3つ設けた場合に
ついて説明したが、それらの数は限定的ではない。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかる定着装置では、幅狭シートの後に幅広シートが通
紙された場合、幅狭シートの加圧力を減少される。そし
て、この加圧力の減少はポンプ等によって即座に行うこ
とができる。したがって、ヒータを分割したり、冷却装
置を設けた従来の定着装置に比べて加圧力の調整をより
迅速に行うことができ、均一な定着性を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プリンタの概略断面図である。
【図2】 定着装置の斜視図である。
【図3】 制御装置の回路図である。
【図4】 定着装置の第2実施例の斜視図である。
【図5】 第2実施例にかかる制御装置の回路図であ
る。
【図6】 プリント処理のフローチャートである。
【図7】 △T推定処理のフローチャートである。
【図8】 圧力変更処理のフローチャートである。
【図9】 非通紙部の温度変化を示すチャート1であ
る。
【図10】 非通紙時の温度変化を示すチャート2であ
る。
【図11】 幅広シート連続通紙時の温度変化を示すチ
ャート3である。
【図12】 △T−△Pの関係を示すチャート4であ
る。
【図13】 定着装置の第3実施例の斜視図である。
【図14】 通紙部と非通紙部の温度変化を示す図であ
る。
【符号の説明】
11…定着装置、21…加熱ローラ、22…加圧ロー
ラ、23…ヒータ、24a,24b,24c…サーミス
タ、25…加圧装置、26…中央部加圧装置、27,2
8…端部加圧装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材料を加熱しながら挾持搬送し、
    上記シート材料に付着している現像剤を定着させる定着
    装置において、ヒータを有する回転駆動可能な加熱ロー
    ラと、該加熱ローラと平行にかつ回動可能に設けた加圧
    ローラと、上記加圧ローラの少なくとも中央部と両端部
    を上記加熱ローラに向かって押圧する加圧装置と、上記
    加熱ローラの少なくとも中央部と両端部の温度を検出す
    る温度検出手段と、上記温度検出手段により上記加熱ロ
    ーラの幅狭シート非通紙部が幅狭シート通紙部に比べて
    高温のとき、上記加圧装置を駆動して幅狭シート非通紙
    部の加圧力を弱める制御装置とを設けたことを特徴とす
    る定着装置。
  2. 【請求項2】 シート材料を加熱しながら挾持搬送し、
    上記シート材料に付着している現像剤を定着させる定着
    装置において、ヒータを有する回転駆動可能な加熱ロー
    ラと、該加熱ローラと平行にかつ回動可能に設けた加圧
    ローラと、上記加圧ローラの少なくとも中央部と両端部
    を上記加熱ローラに向かって押圧する加圧装置と、上記
    加熱ローラにおける幅狭シート通紙部の温度を検出する
    温度検出手段と、幅狭シートのシートサイズ、連続プリ
    ント枚数、プリント処理終了後の経過時間より幅狭シー
    ト非通紙部の温度を演算する演算手段と、上記幅狭シー
    ト非通紙部が幅狭シート通紙部に比べて高温のとき、上
    記加圧装置を駆動して幅狭シート非通紙部の加圧力を弱
    める制御装置とを設けたことを特徴とする定着装置。
JP10283092A 1992-04-22 1992-04-22 定着装置 Pending JPH05297759A (ja)

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