JPH0528382Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0528382Y2 JPH0528382Y2 JP1986170674U JP17067486U JPH0528382Y2 JP H0528382 Y2 JPH0528382 Y2 JP H0528382Y2 JP 1986170674 U JP1986170674 U JP 1986170674U JP 17067486 U JP17067486 U JP 17067486U JP H0528382 Y2 JPH0528382 Y2 JP H0528382Y2
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- Japan
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- rotating shaft
- rod
- circumferential surface
- insulator
- sleeve
- Prior art date
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Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、同軸形スタータに関するものであ
る。
る。
従来、同軸形ではないが、スタータの一例とし
て第4図に示す遊星歯車減速スタータがあつた。
第4図において1は直流電動機の電機子、2は電
機子回転軸で、3は電機子1の後方に嵌着された
コンミテータである。4はブラシ及び保持器で、
ボルト5によつて、リヤブラケツト6に結合され
ている。7は、電機子回転軸2を支承する軸受で
あり、前述のリヤブラケツト6の凹ブツシユに嵌
合される。8aは界磁を発生させる永久磁石、8
は直流電動機のヨークで、その端面には、遊星歯
車減速装置を構成する内歯歯車9を嵌着したフロ
ントブラケツト10が図示の如く装着される。電
機子回転軸2の前端部には平歯車11が形成さ
れ、これに遊星歯車12が噛合わされる。13は
この遊星歯車12の内周面に嵌着される軸受であ
り、支持ピン14に支承される。15は、この支
持ピンを固着するフランジであり、遊星歯車減速
装置の腕を構成しており、出力回転軸16が固着
される。17は前述の内歯歯車9の突起内周面に
嵌着されるスリーブベアリングであり出力回転軸
16を支承している。18は出力回転軸16の後
部内周面凹所に嵌着されたスリーブベアリングで
あり、前述の電機子回転軸2の前端部を支承して
いる。19は電機子回転軸2及び出力回転軸16
の端部に配設された鋼球で、スラスト荷重を授受
する機能を有している。20は出力回転軸16の
外周に形成されたヘリカルスプラインで、オーバ
ランニングクラツチ21が、前後摺動可能にスプ
ライン嵌合されている。22はオーバランニング
クラツチ21に結合されているピニオン23の軸
方向移動量を規制するストツパであり、24は出
力回転軸16を支承するスリーブベアリングで、
フロントブラケツト10の前端部内面に嵌着され
る。
て第4図に示す遊星歯車減速スタータがあつた。
第4図において1は直流電動機の電機子、2は電
機子回転軸で、3は電機子1の後方に嵌着された
コンミテータである。4はブラシ及び保持器で、
ボルト5によつて、リヤブラケツト6に結合され
ている。7は、電機子回転軸2を支承する軸受で
あり、前述のリヤブラケツト6の凹ブツシユに嵌
合される。8aは界磁を発生させる永久磁石、8
は直流電動機のヨークで、その端面には、遊星歯
車減速装置を構成する内歯歯車9を嵌着したフロ
ントブラケツト10が図示の如く装着される。電
機子回転軸2の前端部には平歯車11が形成さ
れ、これに遊星歯車12が噛合わされる。13は
この遊星歯車12の内周面に嵌着される軸受であ
り、支持ピン14に支承される。15は、この支
持ピンを固着するフランジであり、遊星歯車減速
装置の腕を構成しており、出力回転軸16が固着
される。17は前述の内歯歯車9の突起内周面に
嵌着されるスリーブベアリングであり出力回転軸
16を支承している。18は出力回転軸16の後
部内周面凹所に嵌着されたスリーブベアリングで
あり、前述の電機子回転軸2の前端部を支承して
いる。19は電機子回転軸2及び出力回転軸16
の端部に配設された鋼球で、スラスト荷重を授受
する機能を有している。20は出力回転軸16の
外周に形成されたヘリカルスプラインで、オーバ
ランニングクラツチ21が、前後摺動可能にスプ
ライン嵌合されている。22はオーバランニング
クラツチ21に結合されているピニオン23の軸
方向移動量を規制するストツパであり、24は出
力回転軸16を支承するスリーブベアリングで、
フロントブラケツト10の前端部内面に嵌着され
る。
また25は樹脂によつて成形されたレバーで、
電磁スイツチ26のプランジヤ27とオーバラン
ニングクラツチ21の外周部に図示の如く嵌合さ
れる。28は可動接点で、絶縁体29を介してロ
ツド30に取りつけられ、ロツド30は前後摺動
可能なようにコア31に挿入されている。32は
固定接点で、ナツト33によつて、絶縁体である
キヤツプ34に固定されている。35はプランジ
ヤを付勢する励磁コイルで、樹脂で成形されたボ
ビン36に巻装され、ケース37に内蔵されてい
る。27bはプランジヤ27の内部に設けられる
スプリングで、レバー25を介してオーバランニ
ングクラツチ21を押圧する機能を有している。
39はプランジヤ27を復帰させるスプリングで
コア31とプランジヤ27の間に設置される。4
0は可動接点を押圧するスプリングで、絶縁体2
9とロツド30の間に設置される。
電磁スイツチ26のプランジヤ27とオーバラン
ニングクラツチ21の外周部に図示の如く嵌合さ
れる。28は可動接点で、絶縁体29を介してロ
ツド30に取りつけられ、ロツド30は前後摺動
可能なようにコア31に挿入されている。32は
固定接点で、ナツト33によつて、絶縁体である
キヤツプ34に固定されている。35はプランジ
ヤを付勢する励磁コイルで、樹脂で成形されたボ
ビン36に巻装され、ケース37に内蔵されてい
る。27bはプランジヤ27の内部に設けられる
スプリングで、レバー25を介してオーバランニ
ングクラツチ21を押圧する機能を有している。
39はプランジヤ27を復帰させるスプリングで
コア31とプランジヤ27の間に設置される。4
0は可動接点を押圧するスプリングで、絶縁体2
9とロツド30の間に設置される。
次に動作について説明する。図示しないキース
イツチを閉路することによつて電磁スイツチ26
の励磁コイル35に通電され、プランジヤ27が
付勢され移動し、可動接点28と固定接点32が
当接することによつて固定接点32に接続されて
いるリードワイヤ38を通してブラシ4に通電さ
れ、電機子1が回転力を発生する。電機子1の回
転は遊星歯車減速機構により減速されてオーバラ
ンニングクラツチ21に伝達される。
イツチを閉路することによつて電磁スイツチ26
の励磁コイル35に通電され、プランジヤ27が
付勢され移動し、可動接点28と固定接点32が
当接することによつて固定接点32に接続されて
いるリードワイヤ38を通してブラシ4に通電さ
れ、電機子1が回転力を発生する。電機子1の回
転は遊星歯車減速機構により減速されてオーバラ
ンニングクラツチ21に伝達される。
一方付勢されたプランジヤ27の力はレバー2
5を介してオーバランニングクラツチ21に作用
しオーバランニングクラツチ21は前方に移動
し、ピニオン23は図示しないリングギヤの端面
と当接するとスプリング27bの力によつてレバ
ー25を介してオーバランニングクラツチ21が
押圧され、ピニオン23は図示しないリングギヤ
と噛合う。
5を介してオーバランニングクラツチ21に作用
しオーバランニングクラツチ21は前方に移動
し、ピニオン23は図示しないリングギヤの端面
と当接するとスプリング27bの力によつてレバ
ー25を介してオーバランニングクラツチ21が
押圧され、ピニオン23は図示しないリングギヤ
と噛合う。
以上のように電磁スイツチとモータ本体が2軸
構成されている従来のスタータでは、エンジンに
装着される場合、電磁スイツチのスペースを、エ
ンジン又は車輌で確保する事が必要で、車輌にお
けるエンジンレイアウトの制約を招く等の問題が
あつた。
構成されている従来のスタータでは、エンジンに
装着される場合、電磁スイツチのスペースを、エ
ンジン又は車輌で確保する事が必要で、車輌にお
けるエンジンレイアウトの制約を招く等の問題が
あつた。
一方、スタータとしては、電磁スイツチをモー
タの後方につけ電機子回転軸を中空として出力回
転軸を電磁スイツチに固着されたロツドで後方か
ら押すいわゆる同軸形スタータとしたものがあ
り、この同軸形スタータにおいて該ロツド上に上
記出力回転軸を押圧するスプリングと、可動接点
を設置することも考えられるが、この場合にはモ
ータ部のブラシ粉、及び電機子中空中から侵入す
る塵埃等が接点を汚損してしまうこととなるた
め、従来の同軸形スタータにおいては接点を別の
場所に設ける構成とされており、このためスター
タの寸法が長くなり、エンジンレイアウト上の問
題は解消されなかつた。
タの後方につけ電機子回転軸を中空として出力回
転軸を電磁スイツチに固着されたロツドで後方か
ら押すいわゆる同軸形スタータとしたものがあ
り、この同軸形スタータにおいて該ロツド上に上
記出力回転軸を押圧するスプリングと、可動接点
を設置することも考えられるが、この場合にはモ
ータ部のブラシ粉、及び電機子中空中から侵入す
る塵埃等が接点を汚損してしまうこととなるた
め、従来の同軸形スタータにおいては接点を別の
場所に設ける構成とされており、このためスター
タの寸法が長くなり、エンジンレイアウト上の問
題は解消されなかつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、電磁スイツチとモータ本体
が同軸に構成され、かつ接点がモータ部のブラシ
粉及び電機子中空中から侵入する塵埃で汚損され
ないスタータを得る事を目的とする。
めになされたもので、電磁スイツチとモータ本体
が同軸に構成され、かつ接点がモータ部のブラシ
粉及び電機子中空中から侵入する塵埃で汚損され
ないスタータを得る事を目的とする。
この考案に係るスタータは、電機子回転軸を中
空とし、モータ部の後方に設けられた電磁スイツ
チのロツドで出力回転軸を押す構成とした同軸形
スタータにおいて、上記モータ部の後方に設置す
る電磁スイツチのプランジヤと、プランジヤに固
着されたロツドに可動接点を乗せたブツシユを装
着し、このブツシユの長さを固定接点をとりつけ
る絶縁体と該ブツシユとの間に微小間〓が形成さ
れるような長さとしたものである。
空とし、モータ部の後方に設けられた電磁スイツ
チのロツドで出力回転軸を押す構成とした同軸形
スタータにおいて、上記モータ部の後方に設置す
る電磁スイツチのプランジヤと、プランジヤに固
着されたロツドに可動接点を乗せたブツシユを装
着し、このブツシユの長さを固定接点をとりつけ
る絶縁体と該ブツシユとの間に微小間〓が形成さ
れるような長さとしたものである。
この考案においては、可動接点を搭載している
ブツシユは、上記のように構成されているので、
整流子部からのブラシ粉や電機子中空中からの塵
埃の侵入を、該ブツシユと絶縁体とのラビリンス
効果によつて防ぐ事ができる。
ブツシユは、上記のように構成されているので、
整流子部からのブラシ粉や電機子中空中からの塵
埃の侵入を、該ブツシユと絶縁体とのラビリンス
効果によつて防ぐ事ができる。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例による同軸形スター
タの断面構造図であり、図において1は直流電動
機の電機子、2は電機子回転軸であり、3は電機
子の後方に嵌着されたフエイス形コンミテータで
ある。6aは絶縁体樹脂で成型されたブラケツト
で、ブラシ4が挿入される。7は電機子回転軸を
支承する軸受で、樹脂ブラケツト6aに図示の如
く嵌合される。32は固定接点で、樹脂ブラケツ
ト6aに一体で成型される。
タの断面構造図であり、図において1は直流電動
機の電機子、2は電機子回転軸であり、3は電機
子の後方に嵌着されたフエイス形コンミテータで
ある。6aは絶縁体樹脂で成型されたブラケツト
で、ブラシ4が挿入される。7は電機子回転軸を
支承する軸受で、樹脂ブラケツト6aに図示の如
く嵌合される。32は固定接点で、樹脂ブラケツ
ト6aに一体で成型される。
28は可動接点で絶縁体29a,29bを介し
てブツシユ41に装着される。40は可動接点を
押圧するスプリングで、ロツド30を固定するプ
ランジヤ27によつて、その抗力をうけられてい
る。ブツシユ41はロツド30の外側に設けら
れ、前方に出力回転軸16を押すスリーブ42を
押圧するスプリング43の抗力をその端面で受
け、前記の樹脂ブラケツト6aの内周面と微小な
間〓をもつて構成される様に取りつけられてい
る。35はプランジヤ27を付勢する励磁コイル
で、樹脂で成型されたボビン36に巻装される。
31aと31bは鉄心でケース37とプランジヤ
27とで磁路を形成する。44は非磁性体のプレ
ートでケース37と鉄心31aの間に固定されて
いる。39はプランジヤ27を復帰させるスプリ
ングでプランジヤ27と鉄心31bとの間に取り
つけられる。45は第2のロツドで鋼球46を介
して出力回転軸16と接しており、47は鋼球を
出力回転軸に押しつけているスプリングである。
8aは界磁を発生させる永久磁石、8は直流電動
機のヨークで、その端面には遊星歯車減速装置を
構成する内歯歯車を創成したブラケツト9aが図
示の如く装着される。
てブツシユ41に装着される。40は可動接点を
押圧するスプリングで、ロツド30を固定するプ
ランジヤ27によつて、その抗力をうけられてい
る。ブツシユ41はロツド30の外側に設けら
れ、前方に出力回転軸16を押すスリーブ42を
押圧するスプリング43の抗力をその端面で受
け、前記の樹脂ブラケツト6aの内周面と微小な
間〓をもつて構成される様に取りつけられてい
る。35はプランジヤ27を付勢する励磁コイル
で、樹脂で成型されたボビン36に巻装される。
31aと31bは鉄心でケース37とプランジヤ
27とで磁路を形成する。44は非磁性体のプレ
ートでケース37と鉄心31aの間に固定されて
いる。39はプランジヤ27を復帰させるスプリ
ングでプランジヤ27と鉄心31bとの間に取り
つけられる。45は第2のロツドで鋼球46を介
して出力回転軸16と接しており、47は鋼球を
出力回転軸に押しつけているスプリングである。
8aは界磁を発生させる永久磁石、8は直流電動
機のヨークで、その端面には遊星歯車減速装置を
構成する内歯歯車を創成したブラケツト9aが図
示の如く装着される。
電機子回転軸2の前端部には平歯車11が形成
され、これに遊星歯車12が噛合わされる。13
はこの遊星歯車の内周面に嵌着される軸受であ
り、支持ピン14に支承されていて、支持ピン1
4は、オーバランニングクラツチ21の後部に固
着される。24はオーバランニングクラツチイン
ナー21aに嵌着されラジアル荷重を支承する軸
受で、フロントブラケツト10の凹部に嵌合され
る。16は出力回転軸で、オーバランニングクラ
ツチインナー21aの内面に形成されたヘリカル
スプラインで、前後摺動可能にスプライン嵌合さ
れている。17は出力回転軸16の後端を支承す
るスリーブベアリングで、電機子回転軸の内面に
嵌着される。18は電機子回転軸前端部を支承す
る軸受で、内歯ギヤを創成したブラケツト9aの
凹部に図示の様に嵌着される。
され、これに遊星歯車12が噛合わされる。13
はこの遊星歯車の内周面に嵌着される軸受であ
り、支持ピン14に支承されていて、支持ピン1
4は、オーバランニングクラツチ21の後部に固
着される。24はオーバランニングクラツチイン
ナー21aに嵌着されラジアル荷重を支承する軸
受で、フロントブラケツト10の凹部に嵌合され
る。16は出力回転軸で、オーバランニングクラ
ツチインナー21aの内面に形成されたヘリカル
スプラインで、前後摺動可能にスプライン嵌合さ
れている。17は出力回転軸16の後端を支承す
るスリーブベアリングで、電機子回転軸の内面に
嵌着される。18は電機子回転軸前端部を支承す
る軸受で、内歯ギヤを創成したブラケツト9aの
凹部に図示の様に嵌着される。
23はピニオンで出力回転軸16の前端外周に
形成されたストレートスプラインに嵌合される。
22はストツパで、ピニオン23を出力回転軸1
6に維持させるためのものである。
形成されたストレートスプラインに嵌合される。
22はストツパで、ピニオン23を出力回転軸1
6に維持させるためのものである。
第2図は樹脂ブラケツト6aの内面にスリーブ
ベアリング50を嵌着した一実施例である。第3
図はブツシユ41を樹脂で製作し可動接点28と
スプリング40絶縁板51を前記ブツシユとプラ
ンジヤ間に設けた事を示す実施例である。
ベアリング50を嵌着した一実施例である。第3
図はブツシユ41を樹脂で製作し可動接点28と
スプリング40絶縁板51を前記ブツシユとプラ
ンジヤ間に設けた事を示す実施例である。
次に動作について説明する。図示しないキース
イツチを閉路することによつて励磁コイル35に
通電され、プランジヤ27が付勢され、可動接点
28は前方に移動しはじめる。ロツド30の前方
に移動する力は、スリーブ42、第2のロツド4
5、鋼球46を介して出力回転軸に伝えられ、ピ
ニオン23の端面は図示しないリングギヤ端面に
当接した後ロツド30はさらに前方移動し、スプ
リング43はたわまされると同時に、可動接点2
8と固定接点32は当接しブラシ4を介してモー
タに通電され、モータは起動する。たわんだスプ
リング43の力によつて、ピニオン23は押圧さ
れ、ピニオン23は図示しないリングギヤと噛合
をはじめる。ここにおいてブツシユ41は常に、
樹脂リヤブラケツト6aと微小クリアランスをも
つように構成されているので、整流子面からのブ
ラシ粉、電機子中空中からの塵埃の侵入を防ぐ事
が可能となり、これらが接点を汚損するのを防ぐ
事ができる。
イツチを閉路することによつて励磁コイル35に
通電され、プランジヤ27が付勢され、可動接点
28は前方に移動しはじめる。ロツド30の前方
に移動する力は、スリーブ42、第2のロツド4
5、鋼球46を介して出力回転軸に伝えられ、ピ
ニオン23の端面は図示しないリングギヤ端面に
当接した後ロツド30はさらに前方移動し、スプ
リング43はたわまされると同時に、可動接点2
8と固定接点32は当接しブラシ4を介してモー
タに通電され、モータは起動する。たわんだスプ
リング43の力によつて、ピニオン23は押圧さ
れ、ピニオン23は図示しないリングギヤと噛合
をはじめる。ここにおいてブツシユ41は常に、
樹脂リヤブラケツト6aと微小クリアランスをも
つように構成されているので、整流子面からのブ
ラシ粉、電機子中空中からの塵埃の侵入を防ぐ事
が可能となり、これらが接点を汚損するのを防ぐ
事ができる。
なお、上記実施例では、コンミテータをフエイ
ス形コンミテータを使用した場合について説明し
たが、これは従来形コンミテータであつても良
い。
ス形コンミテータを使用した場合について説明し
たが、これは従来形コンミテータであつても良
い。
又、上記実施例では電動機の界磁を発生するも
のとして永久磁石を用いたが、磁界鉄心にコイル
を巻装したものを用いてもよく、本実施例と同様
の効果を奏する。
のとして永久磁石を用いたが、磁界鉄心にコイル
を巻装したものを用いてもよく、本実施例と同様
の効果を奏する。
また、本実施例においては電機子回転軸と出力
回転軸の間に遊星歯車12を備えたものについて
述べたが、出力回転軸を減速する必要がないもの
については遊星歯車減速機構が無くても良い。
回転軸の間に遊星歯車12を備えたものについて
述べたが、出力回転軸を減速する必要がないもの
については遊星歯車減速機構が無くても良い。
以上のように、この考案によれば、電機子回転
軸を中空とし、モータ部の後方に設けられた電磁
スイツチのロツドで出力回転軸を押す構成とした
同軸形スタータにおいて、電動機のヨークの後方
端を、固定接点をその後方に突出して備え、上記
回転軸の中空部分に対向する位置にのみ開口部を
有する絶縁体で覆うとともに、電磁スイツチの接
点を励磁コイルの内周面内空間に配置した構成と
し、さらに電磁スイツチのロツドに装着されたブ
ツシユの長さを励磁コイルの非励磁状態において
その前端部分の外周面が上記絶縁体の開口部の内
周面と微小間〓をもつて配置されるような長さと
したから、整流子面からのブラシ粉、及び電機子
回転軸中空中からくる塵埃が接点を汚損するのを
防止でき、小型で同軸形のスタータを提供するこ
とができる。
軸を中空とし、モータ部の後方に設けられた電磁
スイツチのロツドで出力回転軸を押す構成とした
同軸形スタータにおいて、電動機のヨークの後方
端を、固定接点をその後方に突出して備え、上記
回転軸の中空部分に対向する位置にのみ開口部を
有する絶縁体で覆うとともに、電磁スイツチの接
点を励磁コイルの内周面内空間に配置した構成と
し、さらに電磁スイツチのロツドに装着されたブ
ツシユの長さを励磁コイルの非励磁状態において
その前端部分の外周面が上記絶縁体の開口部の内
周面と微小間〓をもつて配置されるような長さと
したから、整流子面からのブラシ粉、及び電機子
回転軸中空中からくる塵埃が接点を汚損するのを
防止でき、小型で同軸形のスタータを提供するこ
とができる。
第1図はこの考案の一実施例による同軸形スタ
ータを示す断面図、第2図及び第3図はこの考案
の他の実施例を示す断面図、第4図は従来装置を
示す断面図である。 1は電機子、2は回転軸、21はオーバランニ
ングクラツチ、23はピニオン、27はプランジ
ヤ、28は可動接点、29a,29bは絶縁体、
30はロツド、31a,31bはコア、32は固
定接点、41はブツシユ、42はスリーブ、45
は第2のロツド、46は鋼球。なお図中同一符号
は同一又は相当部分を示す。
ータを示す断面図、第2図及び第3図はこの考案
の他の実施例を示す断面図、第4図は従来装置を
示す断面図である。 1は電機子、2は回転軸、21はオーバランニ
ングクラツチ、23はピニオン、27はプランジ
ヤ、28は可動接点、29a,29bは絶縁体、
30はロツド、31a,31bはコア、32は固
定接点、41はブツシユ、42はスリーブ、45
は第2のロツド、46は鋼球。なお図中同一符号
は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電機子回転軸を中空とし、モータ部の後方に
設けられた電磁スイツチのロツドで出力回転軸
を押す構成とした同軸形スタータにおいて、 電動機のヨークの後方端を覆うように配置さ
れた、固定接点をその後方に突出して備え、上
記回転軸の中空部分に対向する位置にのみ開口
部を有する絶縁体と、 該絶縁体の後方に配置された、その内周面の
側壁部に励磁コイルを備えたケースと、 上記ロツドが固着され、上記励磁コイルの内
周面内空間に配置されたプランジヤと、 上記ロツドの前端部分に設けられた、出力回
転軸を押すスリーブと、 上記ロツドに嵌装された、上記スリーブを押
圧するスプリングと、 上記ロツドに上記スプリングの抗力を受ける
ように装着された、上記励磁コイルの非励磁状
態においてその前端部分の外周面が上記絶縁体
の開口部の内周面と微小間〓をもつて配置され
るような長さを有するブツシユと、 該ブツシユに装着された、上記励磁コイルの
内周面内空間に位置し上記固定接点に対応する
可動接点とを備えたことを特徴とする同軸形ス
タータ。 (2) 上記絶縁体の開口部の内周面にスリーブベア
リングが嵌着されており、上記ブツシユは上記
励磁コイルの非励磁状態においてその前端部分
の外周面が上記スリーブベアリングの内周面と
微小間〓をもつて配置されることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載の同軸形ス
タータ。 (3) 上記ブツシユは樹脂で成型され、該ブツシユ
と上記プランジヤ端面との間に可動接点とスプ
リングと絶縁ワツシヤとが設けられていること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載の同軸形スタータ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986170674U JPH0528382Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | |
KR1019880700690A KR910008540B1 (ko) | 1986-10-17 | 1987-10-16 | 엔진용 시동기 |
PCT/JP1987/000792 WO1988002946A1 (en) | 1986-10-17 | 1987-10-16 | Engine starter |
US07/249,174 US4978874A (en) | 1986-10-17 | 1987-10-16 | Coaxial type engine starter with hollow armature shaft |
US07/403,520 US5019739A (en) | 1986-10-17 | 1989-09-06 | Dc motor for automotive engine starter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986170674U JPH0528382Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6375566U JPS6375566U (ja) | 1988-05-19 |
JPH0528382Y2 true JPH0528382Y2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=31105610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986170674U Expired - Lifetime JPH0528382Y2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-11-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528382Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0724616Y2 (ja) * | 1988-06-08 | 1995-06-05 | 三菱電機株式会社 | 同軸形スタータ装置 |
JP4648553B2 (ja) * | 2001-02-27 | 2011-03-09 | 株式会社ショーワ | 電動パワーステアリング装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52147711A (en) * | 1976-06-02 | 1977-12-08 | Bosch Gmbh Robert | Shifting device for internal combustion engine starter |
JPS564751A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-19 | Sulzer Ag | Raschel knitting machine |
JPS6146463A (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-06 | Nippon Denso Co Ltd | スタ−タ |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP1986170674U patent/JPH0528382Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52147711A (en) * | 1976-06-02 | 1977-12-08 | Bosch Gmbh Robert | Shifting device for internal combustion engine starter |
JPS564751A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-19 | Sulzer Ag | Raschel knitting machine |
JPS6146463A (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-06 | Nippon Denso Co Ltd | スタ−タ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6375566U (ja) | 1988-05-19 |
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