JPH05280295A - セグメント搬送装置 - Google Patents
セグメント搬送装置Info
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- JPH05280295A JPH05280295A JP4105810A JP10581092A JPH05280295A JP H05280295 A JPH05280295 A JP H05280295A JP 4105810 A JP4105810 A JP 4105810A JP 10581092 A JP10581092 A JP 10581092A JP H05280295 A JPH05280295 A JP H05280295A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】トンネル構築の作業効率の向上。
【構成】台車11に、セグメント5を、構築すべきトン
ネル1の内面1aに沿って立てた形で積載できる積載テ
ーブル15、積載面15a、ストッパ16、停止面16
aを設けると共に、クローラ等から成る支持クローラ1
3をトンネルの内面を、トンネル構築方向に走行できる
形で装備して構成される。
ネル1の内面1aに沿って立てた形で積載できる積載テ
ーブル15、積載面15a、ストッパ16、停止面16
aを設けると共に、クローラ等から成る支持クローラ1
3をトンネルの内面を、トンネル構築方向に走行できる
形で装備して構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネルの覆工に用い
られるコンクリート、鉄等から成るセグメントを搬送す
るセグメント搬送装置に関する。
られるコンクリート、鉄等から成るセグメントを搬送す
るセグメント搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のセグメント台車により、
トンネル内にセグメントを搬送するところを模式的に示
す全体図、図4は、図3に示した掘削機近傍の詳細図で
ある。図5は、セグメントの縦長、横長の各状態を定義
する図であり、(a)は、セグメントの横長状態を示す
図である。(b)は、セグメントの縦長状態を示す図で
ある。トンネルの覆工に用いられるコンクリート、鉄等
から成るセグメント5は、図5(a)、(b)に示すよ
うに、厚さt、幅W1、長さL1の円弧状をしている。
そこで、本明細書においては、図5(a)に示すよう
に、水平方向でトンネルの構築方向である矢印A、B方
向にセグメント5の長さL1方向を合わせ、水平方向で
トンネルの構築方向と直交する矢印E、F方向にセグメ
ント5の幅W1を合わせる形で、セグメント5を倒した
状態をセグメント5の「横長状態」とする。一方、図5
(b)に示すように、矢印A、B方向にセグメント5の
幅W1を合わせ、上下方向である矢印C、D方向にセグ
メント5の長さL1方向を合わせる形で、セグメント5
を立てた状態をセグメント5の「縦長状態」とする。従
来、セグメント5を、坑外の建築資材置場等から掘削機
20内のセグメント建て込み現場まで搬入する際は、建
築資材置場でクレーン3等により横長状態でセグメント
5を吊り、図3に示すように、トンネル1の構築を開始
する立坑2内に、クレーン3により横長状態のセグメン
ト5を降下させる(矢印D方向)。そして、クレーン3
により横長状態のセグメント5を立坑2底部に配置され
た空のバッテリーロコ等のセグメント台車30に載せ
て、横長状態のセグメント5積載したセグメント台車3
0を、掘削機20の近傍まで敷設された作業用レール3
1上を走行させてトンネル1内に搬入し、掘削機20近
傍のホイスト23が懸下し得る位置まで搬入し停止させ
る。次に、ホイスト23により、図4に示すように、横
長状態のセグメント5をセグメント台車30から吊り上
げて、ホイスト23をエレクタ22まで伸延している懸
垂レール23上を走行させ、掘削機20のエレクタ22
まで搬送する。この搬送途中、横長状態のセグメント5
を、トンネル構築方向(矢印A、B方向)に平行な横長
状態から、トンネル1内面に沿う形でトンネル構築方向
に対して垂直な方向(紙面垂直方向)になるように、ホ
イスト23によりセグメント5を90゜回転させる。そ
して、エレクタ22により、トンネル構築方向に対して
垂直な方向になったセグメント5を把持し、掘削機20
により掘削の終了した個所に建て込んでいた。
トンネル内にセグメントを搬送するところを模式的に示
す全体図、図4は、図3に示した掘削機近傍の詳細図で
ある。図5は、セグメントの縦長、横長の各状態を定義
する図であり、(a)は、セグメントの横長状態を示す
図である。(b)は、セグメントの縦長状態を示す図で
ある。トンネルの覆工に用いられるコンクリート、鉄等
から成るセグメント5は、図5(a)、(b)に示すよ
うに、厚さt、幅W1、長さL1の円弧状をしている。
そこで、本明細書においては、図5(a)に示すよう
に、水平方向でトンネルの構築方向である矢印A、B方
向にセグメント5の長さL1方向を合わせ、水平方向で
トンネルの構築方向と直交する矢印E、F方向にセグメ
ント5の幅W1を合わせる形で、セグメント5を倒した
状態をセグメント5の「横長状態」とする。一方、図5
(b)に示すように、矢印A、B方向にセグメント5の
幅W1を合わせ、上下方向である矢印C、D方向にセグ
メント5の長さL1方向を合わせる形で、セグメント5
を立てた状態をセグメント5の「縦長状態」とする。従
来、セグメント5を、坑外の建築資材置場等から掘削機
20内のセグメント建て込み現場まで搬入する際は、建
築資材置場でクレーン3等により横長状態でセグメント
5を吊り、図3に示すように、トンネル1の構築を開始
する立坑2内に、クレーン3により横長状態のセグメン
ト5を降下させる(矢印D方向)。そして、クレーン3
により横長状態のセグメント5を立坑2底部に配置され
た空のバッテリーロコ等のセグメント台車30に載せ
て、横長状態のセグメント5積載したセグメント台車3
0を、掘削機20の近傍まで敷設された作業用レール3
1上を走行させてトンネル1内に搬入し、掘削機20近
傍のホイスト23が懸下し得る位置まで搬入し停止させ
る。次に、ホイスト23により、図4に示すように、横
長状態のセグメント5をセグメント台車30から吊り上
げて、ホイスト23をエレクタ22まで伸延している懸
垂レール23上を走行させ、掘削機20のエレクタ22
まで搬送する。この搬送途中、横長状態のセグメント5
を、トンネル構築方向(矢印A、B方向)に平行な横長
状態から、トンネル1内面に沿う形でトンネル構築方向
に対して垂直な方向(紙面垂直方向)になるように、ホ
イスト23によりセグメント5を90゜回転させる。そ
して、エレクタ22により、トンネル構築方向に対して
垂直な方向になったセグメント5を把持し、掘削機20
により掘削の終了した個所に建て込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のセグメ
ント台車30は、セグメント5を横長状態で積載するよ
うに形成されていたので、台車30の幅は、搬入すべき
セグメント5の幅W1以上に形成されていた。例えば、
セグメント5の幅W1が900mmであるとすると、台車
30の幅は、900mm程度に形成されていた。従って、
大断面のトンネルを構築する際は、複線の作業用レール
を設けることができたが、1本のレールを掘削機20に
より掘削した土砂などを坑外に搬出するためのズリトロ
等の走行等として使用すると、セグメント5を搬入する
ためには、セグメント台車30がピストン輸送する等、
セグメント5の搬入を終えた空のセグメント台車30の
帰りを待って新たなセグメント5を積載したセグメント
台車30を走行させる必要があり、連続したセグメント
5の搬入ができなかったので、作業効率が悪く、また、
掘進が進行して搬出入を行う立坑2から切羽40aが遠
ざかる程、作業効率の低下が著しかった。また、中小断
面のトンネルを構築する際は、複線の作業用レールを敷
設することができず、単線の作業用レールしか敷設でき
なかったので、ズリトロ等の走行等と、セグメント台車
30の走行とを適宜使い分けることにより、ズリの搬
出、セグメント5の搬入等の作業を行わざるをえず、作
業効率が悪く、また、掘進が進行して搬出入を行う立坑
2から切羽40aが遠ざかる程、作業効率の低下が著し
かった。更に、掘削機20近傍は、作業台、油圧源等の
装置類が設置されており、横長状態のセグメント5を積
載したセグメント台車30では、セグメント5をエレク
タ22まで直接搬入することができなかった。また、ト
ンネル構築方向(矢印A、B方向)に平行な横長状態で
セグメント5をトンネル1内に搬入していたので、セグ
メント5を建て込むためには、セグメント5をその敷設
方向と一致させる形、即ちトンネル1内面に沿う形でト
ンネル構築方向に対して垂直な方向(図4紙面垂直方
向)になるように、セグメント5を90゜回転させる必
要があった。従って、エレクタ22によりセグメント5
を建て込むまでに、ホイスト23等に積換えたり、90
゜回転させたりする余分な作業が生じたので、作業効率
を低下させていた。
ント台車30は、セグメント5を横長状態で積載するよ
うに形成されていたので、台車30の幅は、搬入すべき
セグメント5の幅W1以上に形成されていた。例えば、
セグメント5の幅W1が900mmであるとすると、台車
30の幅は、900mm程度に形成されていた。従って、
大断面のトンネルを構築する際は、複線の作業用レール
を設けることができたが、1本のレールを掘削機20に
より掘削した土砂などを坑外に搬出するためのズリトロ
等の走行等として使用すると、セグメント5を搬入する
ためには、セグメント台車30がピストン輸送する等、
セグメント5の搬入を終えた空のセグメント台車30の
帰りを待って新たなセグメント5を積載したセグメント
台車30を走行させる必要があり、連続したセグメント
5の搬入ができなかったので、作業効率が悪く、また、
掘進が進行して搬出入を行う立坑2から切羽40aが遠
ざかる程、作業効率の低下が著しかった。また、中小断
面のトンネルを構築する際は、複線の作業用レールを敷
設することができず、単線の作業用レールしか敷設でき
なかったので、ズリトロ等の走行等と、セグメント台車
30の走行とを適宜使い分けることにより、ズリの搬
出、セグメント5の搬入等の作業を行わざるをえず、作
業効率が悪く、また、掘進が進行して搬出入を行う立坑
2から切羽40aが遠ざかる程、作業効率の低下が著し
かった。更に、掘削機20近傍は、作業台、油圧源等の
装置類が設置されており、横長状態のセグメント5を積
載したセグメント台車30では、セグメント5をエレク
タ22まで直接搬入することができなかった。また、ト
ンネル構築方向(矢印A、B方向)に平行な横長状態で
セグメント5をトンネル1内に搬入していたので、セグ
メント5を建て込むためには、セグメント5をその敷設
方向と一致させる形、即ちトンネル1内面に沿う形でト
ンネル構築方向に対して垂直な方向(図4紙面垂直方
向)になるように、セグメント5を90゜回転させる必
要があった。従って、エレクタ22によりセグメント5
を建て込むまでに、ホイスト23等に積換えたり、90
゜回転させたりする余分な作業が生じたので、作業効率
を低下させていた。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、トン
ネル構築の作業効率を向上し得るセグメント搬送装置を
提供することを目的とする。
ネル構築の作業効率を向上し得るセグメント搬送装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のうち第1
の発明は、走行自在な移動本体(11)を有し、該移動
本体に、セグメント(5)を構築すべきトンネル(1)
の内面(1a)に沿って立てた形で支持し得るセグメン
ト支持手段(15、15a、16、16a)を設け、ま
た、前記移動本体に、回転自在な支持車輪(13)を前
記トンネルの内面を走行し得る形で設けて構成される。
の発明は、走行自在な移動本体(11)を有し、該移動
本体に、セグメント(5)を構築すべきトンネル(1)
の内面(1a)に沿って立てた形で支持し得るセグメン
ト支持手段(15、15a、16、16a)を設け、ま
た、前記移動本体に、回転自在な支持車輪(13)を前
記トンネルの内面を走行し得る形で設けて構成される。
【0006】また、本発明のうち第2の発明は、第1の
発明において、前記支持手段に、前記トンネルの内面に
平行に形成されたゼグメント積載面(15a)を有する
形で構成される。
発明において、前記支持手段に、前記トンネルの内面に
平行に形成されたゼグメント積載面(15a)を有する
形で構成される。
【0007】更に、本発明のうち第3の発明は、第1の
発明において、前記支持車輪を、トンネル構築方向に走
行自在なクローラ(13)であるとして構成される。
発明において、前記支持車輪を、トンネル構築方向に走
行自在なクローラ(13)であるとして構成される。
【0008】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0009】
【作用】上記した構成により、本発明のうち第1及び第
2の発明は、セグメント支持手段(15、15a、1
6、16a)により、トンネル(1)内に搬入すべきセ
グメント(5)を、トンネルの内面(1a)に沿う形
で、かつ縦長状態に立てた形で移動本体(11)に積載
することにより、セグメントを搬入するために必要な幅
を縮小するように作用する。また、トンネル内に搬入し
たセグメントを、直接エレクタに供給し得るように作用
する。また、本発明のうち第3の発明は、第1の発明の
作用に加えて、凹凸のあるトンネル内面でも安定して走
行できるように作用する。
2の発明は、セグメント支持手段(15、15a、1
6、16a)により、トンネル(1)内に搬入すべきセ
グメント(5)を、トンネルの内面(1a)に沿う形
で、かつ縦長状態に立てた形で移動本体(11)に積載
することにより、セグメントを搬入するために必要な幅
を縮小するように作用する。また、トンネル内に搬入し
たセグメントを、直接エレクタに供給し得るように作用
する。また、本発明のうち第3の発明は、第1の発明の
作用に加えて、凹凸のあるトンネル内面でも安定して走
行できるように作用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明によるセグメント搬送装置の一実施
例を示す正面図、図2は、図1に示したセグメント搬送
装置の平面図である。
る。図1は、本発明によるセグメント搬送装置の一実施
例を示す正面図、図2は、図1に示したセグメント搬送
装置の平面図である。
【0011】本発明によるセグメント搬送装置10は、
図1及び図2に示すように、走行自在な台車11を有し
ており、台車11の幅は、搬入すべきセグメント5の幅
W1の1/2以下(即ち、従来のセグメント台車30の
幅の1/2以下)に成るように形成されている。例え
ば、セグメント5の幅W1が900mmであるとすると、
台車11の幅は、450mm程度に形成されている。ま
た、台車11の下方4隅には、レール上を走行し得る走
行車輪23A、23A、23B、23Bが設けられてい
る。片側の走行車輪23A、23Aは、図2に示すよう
に、トンネル1の内面1a側寄りで、トンネル構築方向
(矢印A、B方向)に平行な方向に直列に設けられてお
り、他方の片側の走行車輪23B、23Bは、トンネル
1の中央側寄りで、トンネル構築方向に平行な方向に直
列に設けられている。
図1及び図2に示すように、走行自在な台車11を有し
ており、台車11の幅は、搬入すべきセグメント5の幅
W1の1/2以下(即ち、従来のセグメント台車30の
幅の1/2以下)に成るように形成されている。例え
ば、セグメント5の幅W1が900mmであるとすると、
台車11の幅は、450mm程度に形成されている。ま
た、台車11の下方4隅には、レール上を走行し得る走
行車輪23A、23A、23B、23Bが設けられてい
る。片側の走行車輪23A、23Aは、図2に示すよう
に、トンネル1の内面1a側寄りで、トンネル構築方向
(矢印A、B方向)に平行な方向に直列に設けられてお
り、他方の片側の走行車輪23B、23Bは、トンネル
1の中央側寄りで、トンネル構築方向に平行な方向に直
列に設けられている。
【0012】更に、台車11の上方には、図1及び図2
に示すように、円弧状断面の板状の積載テーブル15が
トンネル1の側方の内面1aに沿って(略平行な形
で)、台車11から台車11の幅以上に側方に突出する
形で立設して設けられており、積載テーブル15には、
トンネル1の内面1aに沿って(略平行な形で)形成さ
れた積載面15aがセグメント5の外周面5cの形状と
対応し、トンネル1中央側を向ける形で設けられてい
る。また、積載テーブル15の突出した端部には、ゴム
ベルト製のクローラ等から成る支持クローラ13がトン
ネル構築方向(矢印A、B方向)に平行な方向に回転し
得る形で設けられており、支持クローラ13は、積載テ
ーブル15からトンネル構築方向に垂直で水平な方向
(矢印E方向)に、即ち、トンネル1の側方の内面1a
と当接し得る形で突出している。また、支持クローラ1
3は、図2に示すように、トンネル構築方向に走行自在
で、セグメント5の凸部5bの間隔以上の長さに形成さ
れている。更に、台車11の上面には、三角形断面の筒
状またはブロック状、複数の三角形板状等のストッパ1
6が積載テーブル15端部と台車11との結合部分に沿
って設けられており、ストッパ16には、停止面16a
が積載テーブル15の積載面15aと略90゜の角度を
成す形で、トンネル構築方向(紙面垂直方向または矢印
A、B方向)に伸延する形で形成されている。即ち、ス
トッパ16は、停止面16aにより積載テーブル15の
積載面15aに積載されたセグメント5が台車11上を
滑ることを防止する形で設けられている。
に示すように、円弧状断面の板状の積載テーブル15が
トンネル1の側方の内面1aに沿って(略平行な形
で)、台車11から台車11の幅以上に側方に突出する
形で立設して設けられており、積載テーブル15には、
トンネル1の内面1aに沿って(略平行な形で)形成さ
れた積載面15aがセグメント5の外周面5cの形状と
対応し、トンネル1中央側を向ける形で設けられてい
る。また、積載テーブル15の突出した端部には、ゴム
ベルト製のクローラ等から成る支持クローラ13がトン
ネル構築方向(矢印A、B方向)に平行な方向に回転し
得る形で設けられており、支持クローラ13は、積載テ
ーブル15からトンネル構築方向に垂直で水平な方向
(矢印E方向)に、即ち、トンネル1の側方の内面1a
と当接し得る形で突出している。また、支持クローラ1
3は、図2に示すように、トンネル構築方向に走行自在
で、セグメント5の凸部5bの間隔以上の長さに形成さ
れている。更に、台車11の上面には、三角形断面の筒
状またはブロック状、複数の三角形板状等のストッパ1
6が積載テーブル15端部と台車11との結合部分に沿
って設けられており、ストッパ16には、停止面16a
が積載テーブル15の積載面15aと略90゜の角度を
成す形で、トンネル構築方向(紙面垂直方向または矢印
A、B方向)に伸延する形で形成されている。即ち、ス
トッパ16は、停止面16aにより積載テーブル15の
積載面15aに積載されたセグメント5が台車11上を
滑ることを防止する形で設けられている。
【0013】本発明は、以上のような構成を有するの
で、大断面のトンネル1を構築するには、図3に示すよ
うな立坑2から掘削機20を発進させて、地山40を掘
削し、該掘削により生じたズリを坑外に搬出しつつ、該
掘削の終了した個所にセグメント5を建て込んで、トン
ネル1を構築していく。そこで、掘削機20で掘進する
と共に、トンネル1の底部には、ズリの搬出、セグメン
トの搬入等を行うために、立坑2から掘削機20のエレ
クタ22近傍まで、鉄板等の作業床9を水平面を形成す
る形で設ける。そして、作業床9上には、1本の搬入用
の搬入用レール6を図1乃至図2に示すように、トンネ
ル1の内面1a側に近接し、かつセグメント搬送装置1
0の台車11の幅に略等しい間隔で、トンネル1に沿っ
てトンネル構築方向(矢印A、B方向)に伸延する形で
敷設する。また、作業床9上に、2本の搬出用の搬出用
レール7A、7Bを図1乃至図2に示すように、搬入用
レール6に近接し、かつセグメント搬送装置10の台車
11が走行し得る間隔で、搬入用レール6と並行して敷
設する。更に、作業床9上に、ズリ搬出等の作業用の1
本の作業用レール8を図1乃至図2に示すように、搬出
用レール7Bの側方に、かつズリトロ35等が搬出用レ
ール7B及び作業用レール8を利用して走行し得る間隔
で、搬出用レール7Bと並行して敷設する。
で、大断面のトンネル1を構築するには、図3に示すよ
うな立坑2から掘削機20を発進させて、地山40を掘
削し、該掘削により生じたズリを坑外に搬出しつつ、該
掘削の終了した個所にセグメント5を建て込んで、トン
ネル1を構築していく。そこで、掘削機20で掘進する
と共に、トンネル1の底部には、ズリの搬出、セグメン
トの搬入等を行うために、立坑2から掘削機20のエレ
クタ22近傍まで、鉄板等の作業床9を水平面を形成す
る形で設ける。そして、作業床9上には、1本の搬入用
の搬入用レール6を図1乃至図2に示すように、トンネ
ル1の内面1a側に近接し、かつセグメント搬送装置1
0の台車11の幅に略等しい間隔で、トンネル1に沿っ
てトンネル構築方向(矢印A、B方向)に伸延する形で
敷設する。また、作業床9上に、2本の搬出用の搬出用
レール7A、7Bを図1乃至図2に示すように、搬入用
レール6に近接し、かつセグメント搬送装置10の台車
11が走行し得る間隔で、搬入用レール6と並行して敷
設する。更に、作業床9上に、ズリ搬出等の作業用の1
本の作業用レール8を図1乃至図2に示すように、搬出
用レール7Bの側方に、かつズリトロ35等が搬出用レ
ール7B及び作業用レール8を利用して走行し得る間隔
で、搬出用レール7Bと並行して敷設する。
【0014】以上のように、4本のレール6、7A、7
B、8が作業床9上に敷設されたら、掘削機20が地山
40を掘削することにより生じたズリを、搬出用レール
7B及び作業用レール8を利用して、図1に示すズリト
ロ35(図中2点鎖線)等で坑外に搬出する。そして、
掘削機20が所定距離だけ掘進したら、該掘削の終了し
た個所にセグメント5を建て込んでいく。
B、8が作業床9上に敷設されたら、掘削機20が地山
40を掘削することにより生じたズリを、搬出用レール
7B及び作業用レール8を利用して、図1に示すズリト
ロ35(図中2点鎖線)等で坑外に搬出する。そして、
掘削機20が所定距離だけ掘進したら、該掘削の終了し
た個所にセグメント5を建て込んでいく。
【0015】即ち、坑外の建築資材置場から立坑2内
に、縦長状態でセグメント5を、図3に示すクレーン3
等により吊り下げる形で搬入する。そして、クレーン3
等により吊り下げた状態で、縦長状態のセグメント5
を、図1に示すように、走行車輪12B、12Bを搬入
用レール6に載せて、支持クローラ13をトンネル内面
1aに当接し得る形で設置されたセグメント搬送装置1
0の積載テーブル15の積載面15aに、該縦長状態の
セグメント5の外周面5cを当接させると共に、該セグ
メント5の端部をストッパ16の停止面16aに当接さ
せる形で積載する。すると、セグメント5は、トンネル
1内面に沿う形で縦長状態でセグメント搬送装置10に
積載される。
に、縦長状態でセグメント5を、図3に示すクレーン3
等により吊り下げる形で搬入する。そして、クレーン3
等により吊り下げた状態で、縦長状態のセグメント5
を、図1に示すように、走行車輪12B、12Bを搬入
用レール6に載せて、支持クローラ13をトンネル内面
1aに当接し得る形で設置されたセグメント搬送装置1
0の積載テーブル15の積載面15aに、該縦長状態の
セグメント5の外周面5cを当接させると共に、該セグ
メント5の端部をストッパ16の停止面16aに当接さ
せる形で積載する。すると、セグメント5は、トンネル
1内面に沿う形で縦長状態でセグメント搬送装置10に
積載される。
【0016】ところで、トンネル1内面に沿った縦長状
態のセグメント5を、図1に示すように、セグメント5
の重心が台車11の外側に位置するようにオフセットし
て積載することにより、セグメント搬送装置10には、
走行車輪12A、12A回りに該セグメント5の荷重に
よる回転モーメントが作用するが、支持クローラ13が
該回転モーメントを受ける形でトンネル1の内面1aと
当接し、かつ、図1に示すように、走行車輪12B、1
2Bだけが搬入用レール6に載っているので、セグメン
ト搬送装置10は、縦長状態のセグメント5を、支持ク
ローラ13及び走行車輪12B、12Bの2点で支持す
る形で走行することができる。従って、セグメント搬送
装置10は、セグメント5を縦長状態で積載しても、ト
ンネル1中央側(矢印F方向)に倒れることなく、安定
してトンネル1内を走行することができる。なお、立坑
2からトンネル1内までは、セグメント搬送装置10の
支持クローラ13は、仮設レール等の適宜手段により支
持して走行させる。
態のセグメント5を、図1に示すように、セグメント5
の重心が台車11の外側に位置するようにオフセットし
て積載することにより、セグメント搬送装置10には、
走行車輪12A、12A回りに該セグメント5の荷重に
よる回転モーメントが作用するが、支持クローラ13が
該回転モーメントを受ける形でトンネル1の内面1aと
当接し、かつ、図1に示すように、走行車輪12B、1
2Bだけが搬入用レール6に載っているので、セグメン
ト搬送装置10は、縦長状態のセグメント5を、支持ク
ローラ13及び走行車輪12B、12Bの2点で支持す
る形で走行することができる。従って、セグメント搬送
装置10は、セグメント5を縦長状態で積載しても、ト
ンネル1中央側(矢印F方向)に倒れることなく、安定
してトンネル1内を走行することができる。なお、立坑
2からトンネル1内までは、セグメント搬送装置10の
支持クローラ13は、仮設レール等の適宜手段により支
持して走行させる。
【0017】また、トンネル1の内面1aには、図2に
示すように、トンネル1を形成するセグメント5の凹部
5a、凸部5bにより凹凸が形成されているが、支持ク
ローラ13は、この凸部5bの間隔以上の長さを有して
いることにより、凹部5aに落ち込まず、セグメント搬
送装置10は大きく振動しないので、セグメント搬送装
置10は、トンネル1の凹凸のある内面1aを安定して
走行することができる。なお、支持クローラ13は、ト
ンネル1の凹凸のある内面1aを安定して走行すること
ができれば良いので、クローラ等から成る支持クローラ
13でなくても、例えば、セグメント5の凸部5bを乗
り越えることができる凸状の足を円周方向に複数個持っ
たタイヤや、セグメント5の凸部5bの間隔以上の大径
のタイヤ等でも良い。
示すように、トンネル1を形成するセグメント5の凹部
5a、凸部5bにより凹凸が形成されているが、支持ク
ローラ13は、この凸部5bの間隔以上の長さを有して
いることにより、凹部5aに落ち込まず、セグメント搬
送装置10は大きく振動しないので、セグメント搬送装
置10は、トンネル1の凹凸のある内面1aを安定して
走行することができる。なお、支持クローラ13は、ト
ンネル1の凹凸のある内面1aを安定して走行すること
ができれば良いので、クローラ等から成る支持クローラ
13でなくても、例えば、セグメント5の凸部5bを乗
り越えることができる凸状の足を円周方向に複数個持っ
たタイヤや、セグメント5の凸部5bの間隔以上の大径
のタイヤ等でも良い。
【0018】また、セグメント5及びセグメント搬送装
置10は、トンネル1内面1aに極近接してトンネル1
内面に沿う形で、トンネル1内を走行するので、トンネ
ル1内に作業や通行等のために広い空間を確保すること
ができる。即ち、レールを使い分けることなく、セグメ
ント搬送装置10がセグメント5を搬入する作業と並行
して、セグメント搬送装置10が使用しないレール7
B、8上をズリトロ35等を走行させて、ズリ搬出作業
等を続行することができる。従って、セグメント搬送装
置10やズリトロ35が走行するためにレールを使い分
けることなく、並行してセグメント搬入、ズリ搬出等の
作業が実施できるので、作業効率が向上する。
置10は、トンネル1内面1aに極近接してトンネル1
内面に沿う形で、トンネル1内を走行するので、トンネ
ル1内に作業や通行等のために広い空間を確保すること
ができる。即ち、レールを使い分けることなく、セグメ
ント搬送装置10がセグメント5を搬入する作業と並行
して、セグメント搬送装置10が使用しないレール7
B、8上をズリトロ35等を走行させて、ズリ搬出作業
等を続行することができる。従って、セグメント搬送装
置10やズリトロ35が走行するためにレールを使い分
けることなく、並行してセグメント搬入、ズリ搬出等の
作業が実施できるので、作業効率が向上する。
【0019】更に、セグメント5は、トンネル1内面に
沿う形で縦長状態で搬入したので、セグメント5を建て
込むために、トンネル1内面に沿う形でトンネル構築方
向に対して垂直な方向になるように、セグメント5を回
転させる必要が無い。即ち、セグメント5をエレクタ2
2の近傍まで搬入し、エレクタ22でセグメント搬送装
置10上のセグメント5を直接把持して、該エレクタ2
2によりセグメント5を建て込むことができる。従っ
て、エレクタ22によりセグメント5を建て込むまで
に、図4に示すホイスト23等に積換えたり、回転させ
たりする余分な作業が生じず、作業効率が向上する。
沿う形で縦長状態で搬入したので、セグメント5を建て
込むために、トンネル1内面に沿う形でトンネル構築方
向に対して垂直な方向になるように、セグメント5を回
転させる必要が無い。即ち、セグメント5をエレクタ2
2の近傍まで搬入し、エレクタ22でセグメント搬送装
置10上のセグメント5を直接把持して、該エレクタ2
2によりセグメント5を建て込むことができる。従っ
て、エレクタ22によりセグメント5を建て込むまで
に、図4に示すホイスト23等に積換えたり、回転させ
たりする余分な作業が生じず、作業効率が向上する。
【0020】一方、エレクタ22にセグメント5を供給
し終えた空荷のセグメント搬送装置10は、ズリトロ3
5の搬出に合わせてまたは先行して、若しくはズリトロ
35の走行休止中に、搬出用レール7A、7B上を走行
させて坑外に搬出し、建築資材置場等におけるセグメン
ト5の積込み作業に備えることができる。従って、空荷
のセグメント搬送装置10が、搬入用レール6を塞ぐこ
とがないので、セグメント5を積載したセグメント搬送
装置10は、搬入用レール6を走行し連続してセグメン
ト5をトンネル1内に搬入することができる。
し終えた空荷のセグメント搬送装置10は、ズリトロ3
5の搬出に合わせてまたは先行して、若しくはズリトロ
35の走行休止中に、搬出用レール7A、7B上を走行
させて坑外に搬出し、建築資材置場等におけるセグメン
ト5の積込み作業に備えることができる。従って、空荷
のセグメント搬送装置10が、搬入用レール6を塞ぐこ
とがないので、セグメント5を積載したセグメント搬送
装置10は、搬入用レール6を走行し連続してセグメン
ト5をトンネル1内に搬入することができる。
【0021】以上のように、セグメント搬送装置10
が、トンネル1内に搬入すべきセグメント5をトンネル
1内面に沿う形で、かつ縦長状態で積載したことによ
り、セグメント5を搬入するために必要な幅を縮小する
ことができるので、上述のように大断面のトンネル1で
あれば、従来ズリトロ走行用のレールを敷設することが
できなかったものが、セグメント搬送装置10のレール
を複線化し、かつズリトロ35走行用のレールも敷設す
ることができるばかりか、トンネル1内に搬入したセグ
メント5を、トンネル1内面に沿う形でトンネル構築方
向に対して垂直な方向になるように、ホイスト23等に
より回転させることなく、直接エレクタ22に供給する
ことができるので、トンネル構築の作業効率が向上す
る。
が、トンネル1内に搬入すべきセグメント5をトンネル
1内面に沿う形で、かつ縦長状態で積載したことによ
り、セグメント5を搬入するために必要な幅を縮小する
ことができるので、上述のように大断面のトンネル1で
あれば、従来ズリトロ走行用のレールを敷設することが
できなかったものが、セグメント搬送装置10のレール
を複線化し、かつズリトロ35走行用のレールも敷設す
ることができるばかりか、トンネル1内に搬入したセグ
メント5を、トンネル1内面に沿う形でトンネル構築方
向に対して垂直な方向になるように、ホイスト23等に
より回転させることなく、直接エレクタ22に供給する
ことができるので、トンネル構築の作業効率が向上す
る。
【0022】なお、上述の実施例においては、トンネル
1を大断面として説明したが、中小断面のトンネルであ
れば、従来単線の作業用レールしか敷設できなかったも
のが、本発明を適用することにより、複線の作業用レー
ルを敷設することができるので、トンネル構築の作業効
率が向上する。
1を大断面として説明したが、中小断面のトンネルであ
れば、従来単線の作業用レールしか敷設できなかったも
のが、本発明を適用することにより、複線の作業用レー
ルを敷設することができるので、トンネル構築の作業効
率が向上する。
【0023】また、上述の実施例においては、積載テー
ブル15によりセグメント5の外周面5cを支持する形
で、セグメント5を支持したが、セグメント5を縦長状
態で立てて支持し得れば良く、例えば、クランプ等によ
り、セグメント5の端部を把持する形で支持しても良
い。但し、この場合、支持クローラ13は、台車11に
立設させた別のフレーム等に取付ける形で設けるか、支
持クローラ13をセグメント5に対して着脱自在な形で
形成し、縦長状態に立てたセグメント5の端部に取付け
ることになる。
ブル15によりセグメント5の外周面5cを支持する形
で、セグメント5を支持したが、セグメント5を縦長状
態で立てて支持し得れば良く、例えば、クランプ等によ
り、セグメント5の端部を把持する形で支持しても良
い。但し、この場合、支持クローラ13は、台車11に
立設させた別のフレーム等に取付ける形で設けるか、支
持クローラ13をセグメント5に対して着脱自在な形で
形成し、縦長状態に立てたセグメント5の端部に取付け
ることになる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち第1
の発明は、走行自在な台車11等の移動本体を有し、該
移動本体に、セグメント5等のセグメントを構築すべき
トンネル1の内面1a等のトンネルの内面に沿って立て
た形で支持し得る積載テーブル15、積載面15a、ス
トッパ16、停止面16a等のセグメント支持手段を設
け、また、前記移動本体に、回転自在な支持クローラ1
3等の支持車輪を前記トンネルの内面を走行し得る形で
設けて構成したので、セグメント支持手段により、トン
ネル内に搬入すべきセグメントを、トンネル内面に沿う
形で、かつ縦長状態に立てた形で移動本体に積載するこ
とにより、セグメントを搬入するために必要な幅を縮小
することができるので、大断面のトンネルであれば、従
来ズリトロ走行用のレールを敷設することができなかっ
たものが、移動本体のレールを複線化し、かつズリトロ
走行用のレールも敷設することができ、また、中小断面
のトンネルであれば、従来単線の作業用レールしか敷設
できなかったものが、複線の作業用レールを敷設するこ
とができる。更に、トンネル内に搬入したセグメント
を、トンネル内面に沿う形でトンネル構築方向に対して
垂直な方向になるように、ホイスト等により回転させる
ことなく、直接エレクタに供給することができるので、
トンネル構築の作業効率が向上する。
の発明は、走行自在な台車11等の移動本体を有し、該
移動本体に、セグメント5等のセグメントを構築すべき
トンネル1の内面1a等のトンネルの内面に沿って立て
た形で支持し得る積載テーブル15、積載面15a、ス
トッパ16、停止面16a等のセグメント支持手段を設
け、また、前記移動本体に、回転自在な支持クローラ1
3等の支持車輪を前記トンネルの内面を走行し得る形で
設けて構成したので、セグメント支持手段により、トン
ネル内に搬入すべきセグメントを、トンネル内面に沿う
形で、かつ縦長状態に立てた形で移動本体に積載するこ
とにより、セグメントを搬入するために必要な幅を縮小
することができるので、大断面のトンネルであれば、従
来ズリトロ走行用のレールを敷設することができなかっ
たものが、移動本体のレールを複線化し、かつズリトロ
走行用のレールも敷設することができ、また、中小断面
のトンネルであれば、従来単線の作業用レールしか敷設
できなかったものが、複線の作業用レールを敷設するこ
とができる。更に、トンネル内に搬入したセグメント
を、トンネル内面に沿う形でトンネル構築方向に対して
垂直な方向になるように、ホイスト等により回転させる
ことなく、直接エレクタに供給することができるので、
トンネル構築の作業効率が向上する。
【0025】また、本発明のうち第2の発明は、第1の
発明において、前記支持手段に、トンネルの内面に平行
に形成された積載面15a等のゼグメント積載面を有す
る形で構成したので、上述した効果と同様な効果があ
る。
発明において、前記支持手段に、トンネルの内面に平行
に形成された積載面15a等のゼグメント積載面を有す
る形で構成したので、上述した効果と同様な効果があ
る。
【0026】更に、本発明のうち第3の発明は、第1の
発明において、前記支持車輪を、トンネル構築方向に走
行自在な支持クローラ13等のクローラであるとして構
成したので、上述の効果に加えて、凹凸のあるトンネル
内面でも安定して走行できる。
発明において、前記支持車輪を、トンネル構築方向に走
行自在な支持クローラ13等のクローラであるとして構
成したので、上述の効果に加えて、凹凸のあるトンネル
内面でも安定して走行できる。
【図1】図1は、本発明によるセグメント搬送装置の一
実施例を示す正面図である。
実施例を示す正面図である。
【図2】図2は、図1に示したセグメント搬送装置の平
面図である。
面図である。
【図3】図3は、従来のセグメント台車により、トンネ
ル内にセグメントを搬送するところを模式的に示す全体
図である。
ル内にセグメントを搬送するところを模式的に示す全体
図である。
【図4】図4は、図3に示した掘削機近傍の詳細図であ
る。
る。
【図5】図5は、セグメントの縦長、横長の各状態を定
義する図であり、(a)は、セグメントの横長状態を示
す図である。(b)は、セグメントの縦長状態を示す図
である。
義する図であり、(a)は、セグメントの横長状態を示
す図である。(b)は、セグメントの縦長状態を示す図
である。
1……トンネル(トンネル) 1a……内面(内面) 5……セグメント(セグメント) 11……移動本体(台車) 13……支持車輪(支持クローラ) 15……支持手段(積載テーブル) 15a……支持手段(積載面) 16……支持手段(ストッパ) 16a……支持手段(停止面)
Claims (3)
- 【請求項1】 走行自在な移動本体を有し、 該移動本体に、セグメントを構築すべきトンネルの内面
に沿って立てた形で支持し得るセグメント支持手段を設
け、 また、前記移動本体に、回転自在な支持車輪を前記トン
ネルの内面を走行し得る形で設けて構成したセグメント
搬送装置。 - 【請求項2】 前記支持手段に、前記トンネルの内面に
平行に形成されたゼグメント積載面を有する形で構成し
た請求項1に記載のセグメント搬送装置。 - 【請求項3】 前記支持車輪を、トンネル構築方向に走
行自在なクローラであるとして構成した請求項1に記載
のセグメント搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4105810A JPH05280295A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | セグメント搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4105810A JPH05280295A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | セグメント搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05280295A true JPH05280295A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14417462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4105810A Pending JPH05280295A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | セグメント搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05280295A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010007319A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Tokyu Construction Co Ltd | セグメントの運搬装置と運搬方法 |
JP2010053533A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Tokyu Construction Co Ltd | セグメントの運搬装置と運搬方法 |
CN117758333A (zh) * | 2023-12-05 | 2024-03-26 | 广东创伟智能科技有限公司 | 太阳能光伏面板边框组件铝型材立式氧化生产线及其加工方法 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4105810A patent/JPH05280295A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010007319A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Tokyu Construction Co Ltd | セグメントの運搬装置と運搬方法 |
JP2010053533A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Tokyu Construction Co Ltd | セグメントの運搬装置と運搬方法 |
CN117758333A (zh) * | 2023-12-05 | 2024-03-26 | 广东创伟智能科技有限公司 | 太阳能光伏面板边框组件铝型材立式氧化生产线及其加工方法 |
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