JPH05288061A - 過給機付エンジンの吸気装置 - Google Patents
過給機付エンジンの吸気装置Info
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- JPH05288061A JPH05288061A JP4108415A JP10841592A JPH05288061A JP H05288061 A JPH05288061 A JP H05288061A JP 4108415 A JP4108415 A JP 4108415A JP 10841592 A JP10841592 A JP 10841592A JP H05288061 A JPH05288061 A JP H05288061A
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- intake
- turbocharger
- engine
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水平対向式エンジンにシーケンシャルターボ
式過給機のシステムを適応する場合において、ターボ過
給機からの2本の吸気管を接続しつつその上にインター
クーラを容易に組付け、且つターボ過給機からインター
クーラへ伝わる振動を適切に吸収する。 【構成】 プライマリターボ過給機40とセカンダリタ
ーボ過給機41からの2本の吸気管56,57を、空冷
式のインタークーラ30の下を通ってその後方下部に連
結する構成において、吸気管57の途中にベローズ式管
路57cを介設して、吸気管56,57をターボ過給機
側に接続しつつ同時にその上にインタークーラ30を容
易に組付け、組付け状態ではベローズ式管路57cによ
りセカンダリターボ過給機41からの振動を吸収し、吸
気管56によりインタークーラ30を支持するように構
成する。
式過給機のシステムを適応する場合において、ターボ過
給機からの2本の吸気管を接続しつつその上にインター
クーラを容易に組付け、且つターボ過給機からインター
クーラへ伝わる振動を適切に吸収する。 【構成】 プライマリターボ過給機40とセカンダリタ
ーボ過給機41からの2本の吸気管56,57を、空冷
式のインタークーラ30の下を通ってその後方下部に連
結する構成において、吸気管57の途中にベローズ式管
路57cを介設して、吸気管56,57をターボ過給機
側に接続しつつ同時にその上にインタークーラ30を容
易に組付け、組付け状態ではベローズ式管路57cによ
りセカンダリターボ過給機41からの振動を吸収し、吸
気管56によりインタークーラ30を支持するように構
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エンジンに複数
のターボ過給機を装備してシーケンシャルターボ式に作
動する過給機付エンジンの吸気装置に関し、詳しくは、
2本の吸気管の上に空冷式インタークーラが接続して水
平に設置される場合の両者の組付性、ターボ過給機から
インタークーラへ伝わる振動の防止に関する。
のターボ過給機を装備してシーケンシャルターボ式に作
動する過給機付エンジンの吸気装置に関し、詳しくは、
2本の吸気管の上に空冷式インタークーラが接続して水
平に設置される場合の両者の組付性、ターボ過給機から
インタークーラへ伝わる振動の防止に関する。
【0002】
【従来の技術】水平対向式エンジンにシーケンシャルタ
ーボ式過給機のシステムを適応する場合、この種のエン
ジン本体のクランク軸方向の短縮形状を利用して、エン
ジン本体の直後の上方にターボ過給機、インタークーラ
等を略水平に搭載する。またエンジンルームのフードに
エアスクープを設け、このエアスクープから冷却風を房
内に取入れてインタークーラを冷却するように構成する
ことが提案されている。ここで空冷式のインタークーラ
は、高出力化を図るため大型化されており、このためプ
ライマリターボ過給機とセカンダリターボ過給機からの
吸気管は、インタークーラの下を通してその後方下部に
連結することが考えられる。
ーボ式過給機のシステムを適応する場合、この種のエン
ジン本体のクランク軸方向の短縮形状を利用して、エン
ジン本体の直後の上方にターボ過給機、インタークーラ
等を略水平に搭載する。またエンジンルームのフードに
エアスクープを設け、このエアスクープから冷却風を房
内に取入れてインタークーラを冷却するように構成する
ことが提案されている。ここで空冷式のインタークーラ
は、高出力化を図るため大型化されており、このためプ
ライマリターボ過給機とセカンダリターボ過給機からの
吸気管は、インタークーラの下を通してその後方下部に
連結することが考えられる。
【0003】ところで上述のように水平に配設される空
冷式のインタークーラの下に2本の吸気管を通した構成
では、インタークーラの下方の空間が非常に狭くなるの
で、その組付け後に吸気管を接続することはできない。
また吸気管とインタークーラを分離構成すると、部品点
数や作業工数が増大して好ましくない。このためインタ
ークーラと2本の吸気管とを予め結合した状態で、吸気
管の接続とインタークーラの組付けを可能にすることが
必要になる。一方、インタークーラは2本の吸気管を介
してプライマリとセカンダリのターボ過給機に連結され
て、両ターボ過給機の振動も伝わるため、この振動を適
切に吸収することが要求される。
冷式のインタークーラの下に2本の吸気管を通した構成
では、インタークーラの下方の空間が非常に狭くなるの
で、その組付け後に吸気管を接続することはできない。
また吸気管とインタークーラを分離構成すると、部品点
数や作業工数が増大して好ましくない。このためインタ
ークーラと2本の吸気管とを予め結合した状態で、吸気
管の接続とインタークーラの組付けを可能にすることが
必要になる。一方、インタークーラは2本の吸気管を介
してプライマリとセカンダリのターボ過給機に連結され
て、両ターボ過給機の振動も伝わるため、この振動を適
切に吸収することが要求される。
【0004】従来、上記水平対向式エンジンにターボ過
給機のシステムを適応したものに関しては、例えば実開
平1−131825号公報の先行技術がある。ここでエ
ンジン本体の後方の変速機側上方にインタークーラを水
平に配置し、インタークーラの側方にターボ過給機を平
行に配置する。またインタークーラの内部にはインレッ
トパイプを設け、ターボ過給機のブロワ側をインターク
ーラのインレットパイプに連結することが示されてい
る。
給機のシステムを適応したものに関しては、例えば実開
平1−131825号公報の先行技術がある。ここでエ
ンジン本体の後方の変速機側上方にインタークーラを水
平に配置し、インタークーラの側方にターボ過給機を平
行に配置する。またインタークーラの内部にはインレッ
トパイプを設け、ターボ過給機のブロワ側をインターク
ーラのインレットパイプに連結することが示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術のものにあっては、ターボ過給機が1個で吸気系も1
系統の場合であるから、シーケンシャルターボ式で2本
の吸気管がインタークーラの下を通して配設されるもの
には適応することができない。
術のものにあっては、ターボ過給機が1個で吸気系も1
系統の場合であるから、シーケンシャルターボ式で2本
の吸気管がインタークーラの下を通して配設されるもの
には適応することができない。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、水平対向式エンジンにシーケンシャルターボ式過給
機のシステムを適応する場合において、ターボ過給機か
らの2本の吸気管を接続しつつその上にインタークーラ
を容易に組付け、且つターボ過給機からインタークーラ
へ伝わる振動を適切に吸収することを目的とする。
で、水平対向式エンジンにシーケンシャルターボ式過給
機のシステムを適応する場合において、ターボ過給機か
らの2本の吸気管を接続しつつその上にインタークーラ
を容易に組付け、且つターボ過給機からインタークーラ
へ伝わる振動を適切に吸収することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、水平対向式エンジン本体の直後に空冷式
のインタークーラが水平に設置され、シーケンシャルタ
ーボ式に作動するプライマリターボ過給機とセカンダリ
ターボ過給機が、それぞれエンジン本体の左右バンクの
直後でインタークーラの左右両側に平行に設置され、こ
れらのプライマリターボ過給機とセカンダリターボ過給
機のブロワ吐出側からの吸気管が、それぞれインターク
ーラの下を通してその後方下部に連結される過給機付エ
ンジンにおいて、両吸気管はいずれも、一端が予めイン
タークーラに結合され、その他端をターボ過給機側に嵌
合して連結するように構成され、一方の吸気管の途中に
フレキシブル管路が介設されるものである。
め、本発明は、水平対向式エンジン本体の直後に空冷式
のインタークーラが水平に設置され、シーケンシャルタ
ーボ式に作動するプライマリターボ過給機とセカンダリ
ターボ過給機が、それぞれエンジン本体の左右バンクの
直後でインタークーラの左右両側に平行に設置され、こ
れらのプライマリターボ過給機とセカンダリターボ過給
機のブロワ吐出側からの吸気管が、それぞれインターク
ーラの下を通してその後方下部に連結される過給機付エ
ンジンにおいて、両吸気管はいずれも、一端が予めイン
タークーラに結合され、その他端をターボ過給機側に嵌
合して連結するように構成され、一方の吸気管の途中に
フレキシブル管路が介設されるものである。
【0008】
【作用】上記構成に基づき、インタークーラ側の組付け
時に、先ずフレキシブル管路を有する吸気管を一方のタ
ーボ過給機に嵌着し、その後フレキシブル管路を支点に
してインタークーラ側を上下、左右に任意に変位しなが
ら他方の吸気管を他方のターボ過給機に嵌着することに
より、2本の吸気管を接続しつつインタークーラが、同
時に所定の装着位置に組付けられる。そしてエンジン運
転時にはフレキシブル管路により、ターボ過給機側の振
動の伝達が適切に吸収防止されるようになる。
時に、先ずフレキシブル管路を有する吸気管を一方のタ
ーボ過給機に嵌着し、その後フレキシブル管路を支点に
してインタークーラ側を上下、左右に任意に変位しなが
ら他方の吸気管を他方のターボ過給機に嵌着することに
より、2本の吸気管を接続しつつインタークーラが、同
時に所定の装着位置に組付けられる。そしてエンジン運
転時にはフレキシブル管路により、ターボ過給機側の振
動の伝達が適切に吸収防止されるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図5において、水平対向式エンジンにシーケンシ
ャルターボ式過給機のシステムを適応した場合の吸気系
と排気系の概略について説明する。先ずエンジン本体2
0の左右バンクL,Rの下部からそれぞれ排気通路1,
2が取出され、これらの排気通路1,2が連通路3によ
り相互に連通される。一方の排気通路1はプライマリタ
ーボ過給機40のタービン40aに連通され、他方の排
気通路2はセカンダリターボ過給機41のタービン41
aに連通され、両ターボ過給機40,41からの排気通
路7は1本の排気通路4に集合して、触媒コンバータ
5、マフラー6に連通される。そして両ターボ過給機4
0,41のタービン側には、それぞれウエイストゲート
弁8がバイパスして設けられ、セカンダリターボ過給機
41のタービン上流側の排気通路2に排気制御弁9が設
けられる。
する。図5において、水平対向式エンジンにシーケンシ
ャルターボ式過給機のシステムを適応した場合の吸気系
と排気系の概略について説明する。先ずエンジン本体2
0の左右バンクL,Rの下部からそれぞれ排気通路1,
2が取出され、これらの排気通路1,2が連通路3によ
り相互に連通される。一方の排気通路1はプライマリタ
ーボ過給機40のタービン40aに連通され、他方の排
気通路2はセカンダリターボ過給機41のタービン41
aに連通され、両ターボ過給機40,41からの排気通
路7は1本の排気通路4に集合して、触媒コンバータ
5、マフラー6に連通される。そして両ターボ過給機4
0,41のタービン側には、それぞれウエイストゲート
弁8がバイパスして設けられ、セカンダリターボ過給機
41のタービン上流側の排気通路2に排気制御弁9が設
けられる。
【0010】また吸気系について説明すると、エアクリ
ーナ52からの吸気通路10が2つに分岐して、一方の
吸気通路11がプライマリターボ過給機40のブロワ4
0bに連通され、他方の吸気通路12がセカンダリター
ボ過給機41のブロワ41bに連通される。両ターボ過
給機40,41のブロワ40b,41bからの吸気通路
13,14はインタークーラ30に連通され、このイン
タークーラ30からスロットルボデー29、吸気通路1
5を介してエンジン本体20の上部に連通される。そし
てセカンダリターボ過給機41のブロワ下流側の吸気通
路14には吸気制御弁16が設けられ、この吸気通路1
4とプライマリターボ過給機側の吸気通路11を連通す
るリリーフ通路17に過給圧リリーフ弁18が設けられ
る。
ーナ52からの吸気通路10が2つに分岐して、一方の
吸気通路11がプライマリターボ過給機40のブロワ4
0bに連通され、他方の吸気通路12がセカンダリター
ボ過給機41のブロワ41bに連通される。両ターボ過
給機40,41のブロワ40b,41bからの吸気通路
13,14はインタークーラ30に連通され、このイン
タークーラ30からスロットルボデー29、吸気通路1
5を介してエンジン本体20の上部に連通される。そし
てセカンダリターボ過給機41のブロワ下流側の吸気通
路14には吸気制御弁16が設けられ、この吸気通路1
4とプライマリターボ過給機側の吸気通路11を連通す
るリリーフ通路17に過給圧リリーフ弁18が設けられ
る。
【0011】これにより、低中速域のシングルターボモ
ードにおいて排気制御弁9と吸気制御弁16を閉じ、過
給圧リリーフ弁18を開くことで、エンジン本体20か
らの排気の全てがプライマリターボ過給機40のタービ
ン40aにのみ導入して作動する。そしてこのプライマ
リターボ過給機40のブロワ40bの高速回転により空
気を吸引して加圧し、この加圧空気をインタークーラ3
0で冷却してエンジン本体20に供給するように過給す
る。一方、高速域のツインターボモードでは、上述と逆
に過給圧リリーフ弁18を閉じて排気制御弁9と吸気制
御弁16を開くことで、エンジン本体20の左右バンク
の排気がそれぞれプライマリターボ過給機40とセカン
ダリターボ過給機41のタービン40a,41aに導入
して作動する。そしてこの場合は、両ターボ過給機4
0,41のブロワ40b,41bにより空気を加圧して
過給し、吸気の充填効率を更に増大するように構成され
ている。
ードにおいて排気制御弁9と吸気制御弁16を閉じ、過
給圧リリーフ弁18を開くことで、エンジン本体20か
らの排気の全てがプライマリターボ過給機40のタービ
ン40aにのみ導入して作動する。そしてこのプライマ
リターボ過給機40のブロワ40bの高速回転により空
気を吸引して加圧し、この加圧空気をインタークーラ3
0で冷却してエンジン本体20に供給するように過給す
る。一方、高速域のツインターボモードでは、上述と逆
に過給圧リリーフ弁18を閉じて排気制御弁9と吸気制
御弁16を開くことで、エンジン本体20の左右バンク
の排気がそれぞれプライマリターボ過給機40とセカン
ダリターボ過給機41のタービン40a,41aに導入
して作動する。そしてこの場合は、両ターボ過給機4
0,41のブロワ40b,41bにより空気を加圧して
過給し、吸気の充填効率を更に増大するように構成され
ている。
【0012】図2ないし図4において、吸気系の構成に
ついて詳細に説明する。エンジン本体20はクランクケ
ース21の左右バンクL,Rにシリンダヘッド22,2
3を水平に結合して構成され、このエンジン本体20の
後部に変速機24を連結して縦置き配置される。またエ
ンジン本体20は、右バンクRのシリンダヘッド23の
方が左側のシリンダヘッド22より車体前方にずれてバ
ンクオフセットされている。
ついて詳細に説明する。エンジン本体20はクランクケ
ース21の左右バンクL,Rにシリンダヘッド22,2
3を水平に結合して構成され、このエンジン本体20の
後部に変速機24を連結して縦置き配置される。またエ
ンジン本体20は、右バンクRのシリンダヘッド23の
方が左側のシリンダヘッド22より車体前方にずれてバ
ンクオフセットされている。
【0013】エンジン本体20の中心の上方にはチャン
バー25が水平に設置される。このチャンバー25の左
右には吸気マニホールド26,27が一体的に設けられ
て、この吸気マニホールド26,27の端部を左右のシ
リンダヘッド22,23の上部に連結することにより、
略めがね橋状に橋渡しして設置される。吸気マニホール
ド26,27は逆U字形に屈曲して形成され、真円の通
路を確保しつつ滑らかにシリンダヘッド22,23側に
連通するようになっている。また吸気マニホールド2
6,27の形状により、屈曲部27aの下に吸気管等を
挿通することが可能であり、所定の吸気管長を有して吸
気慣性等を向上することも可能になっている。チャンバ
ー25の後部にはスロットル弁28を有するスロットル
ボデー29が略水平に連結され、このスロットルボデー
29の更に後部に大型のインタークーラ30が連結され
る。
バー25が水平に設置される。このチャンバー25の左
右には吸気マニホールド26,27が一体的に設けられ
て、この吸気マニホールド26,27の端部を左右のシ
リンダヘッド22,23の上部に連結することにより、
略めがね橋状に橋渡しして設置される。吸気マニホール
ド26,27は逆U字形に屈曲して形成され、真円の通
路を確保しつつ滑らかにシリンダヘッド22,23側に
連通するようになっている。また吸気マニホールド2
6,27の形状により、屈曲部27aの下に吸気管等を
挿通することが可能であり、所定の吸気管長を有して吸
気慣性等を向上することも可能になっている。チャンバ
ー25の後部にはスロットル弁28を有するスロットル
ボデー29が略水平に連結され、このスロットルボデー
29の更に後部に大型のインタークーラ30が連結され
る。
【0014】インタークーラ30はコア部30aの前後
に出口タンク30b、入口タンク30cを結合して構成
されるもので、房内のエンジン本体20とその後方の仕
切り板31とのスペースを用いて広い空冷面積を有する
ように大型に形成され、変速機24側の上方に水平に配
置される。そしてインタークーラ30の出口タンク30
b側はスロットルボデー29に嵌合して連通され、入口
タンク30c側は吸気マニホールド27に一端を固定し
たステー32にブッシュ33を介して結合支持される。
ここで上述のバンクオフセットに基づいて右側の吸気マ
ニホールド27が前方にずれており、このためスロット
ルボデー29の右側にスペース的に余裕があることか
ら、このスロットルボデー29の右側にスロットル弁2
8のスロットルリンク34が配置される。
に出口タンク30b、入口タンク30cを結合して構成
されるもので、房内のエンジン本体20とその後方の仕
切り板31とのスペースを用いて広い空冷面積を有する
ように大型に形成され、変速機24側の上方に水平に配
置される。そしてインタークーラ30の出口タンク30
b側はスロットルボデー29に嵌合して連通され、入口
タンク30c側は吸気マニホールド27に一端を固定し
たステー32にブッシュ33を介して結合支持される。
ここで上述のバンクオフセットに基づいて右側の吸気マ
ニホールド27が前方にずれており、このためスロット
ルボデー29の右側にスペース的に余裕があることか
ら、このスロットルボデー29の右側にスロットル弁2
8のスロットルリンク34が配置される。
【0015】またプライマリターボ過給機40はエンジ
ン本体20の左バンクの直後のインタークーラ30の左
側に、セカンダリターボ過給機41はエンジン本体20
の右バンクの直後のインタークーラ30の右側に、それ
ぞれ配置される。これらの両ターボ過給機40,41
は、いずれもブロワ側を車体前方にしてインタークーラ
30に沿った状態で略水平に設置される。そしてエンジ
ン本体20の左右バンクL,Rの下部から、短い管長の
排気マニホールド37と排気管38により両ターボ過給
機40,41のタービンハウジング40d,41dにそ
れぞれ連結されている。一方、エンジンルームのエンジ
ンフード35において、インタークーラ30の直上の位
置にエアスクープ36が形成されており、このエアスク
ープ36からの冷却風によりインタークーラ30を空冷
するようになっている。
ン本体20の左バンクの直後のインタークーラ30の左
側に、セカンダリターボ過給機41はエンジン本体20
の右バンクの直後のインタークーラ30の右側に、それ
ぞれ配置される。これらの両ターボ過給機40,41
は、いずれもブロワ側を車体前方にしてインタークーラ
30に沿った状態で略水平に設置される。そしてエンジ
ン本体20の左右バンクL,Rの下部から、短い管長の
排気マニホールド37と排気管38により両ターボ過給
機40,41のタービンハウジング40d,41dにそ
れぞれ連結されている。一方、エンジンルームのエンジ
ンフード35において、インタークーラ30の直上の位
置にエアスクープ36が形成されており、このエアスク
ープ36からの冷却風によりインタークーラ30を空冷
するようになっている。
【0016】次いで吸気系の引回しについて図2で説明
すると、房外吸気ダクト50がレゾネータ51を介して
エアクリーナ52に連結され、このエアクリーナ52か
らのダクト53に吸気管54が連結される。吸気管54
は直線的な短いものであり、この吸気管54が右側の吸
気マニホールド27の屈曲部27aの下を挿通してセカ
ンダリターボ過給機41のブロワハウジング41cの前
端に連結される。また吸気管54の途中にはクランク状
に折り曲がった長い吸気管55が接続され、この吸気管
55が吸気マニホールド27、スロットルボデー29の
下を挿通して左側に引回され、プライマリターボ過給機
40のブロワハウジング40cの前端に連結される。そ
して両ターボ過給機40,41のブロワハウジング40
c,41cの側部からそれぞれ吸気管56,57が、イ
ンタークーラ30の下を通って後方に延設されて、その
端部がインタークーラ30の入口タンク30cの下部に
連結される。
すると、房外吸気ダクト50がレゾネータ51を介して
エアクリーナ52に連結され、このエアクリーナ52か
らのダクト53に吸気管54が連結される。吸気管54
は直線的な短いものであり、この吸気管54が右側の吸
気マニホールド27の屈曲部27aの下を挿通してセカ
ンダリターボ過給機41のブロワハウジング41cの前
端に連結される。また吸気管54の途中にはクランク状
に折り曲がった長い吸気管55が接続され、この吸気管
55が吸気マニホールド27、スロットルボデー29の
下を挿通して左側に引回され、プライマリターボ過給機
40のブロワハウジング40cの前端に連結される。そ
して両ターボ過給機40,41のブロワハウジング40
c,41cの側部からそれぞれ吸気管56,57が、イ
ンタークーラ30の下を通って後方に延設されて、その
端部がインタークーラ30の入口タンク30cの下部に
連結される。
【0017】こうして吸気系は車体前部から両ターボ過
給機40,41を介して一旦後方へ引回し、更にその後
方から直線的にインタークーラ30、スロットルボデー
29を介して前方のチャンバー25、吸気マニホールド
26,27に引回して構成される。
給機40,41を介して一旦後方へ引回し、更にその後
方から直線的にインタークーラ30、スロットルボデー
29を介して前方のチャンバー25、吸気マニホールド
26,27に引回して構成される。
【0018】図1において、両ターボ過給機40,41
からの2本の吸気管56,57とインタークーラ30の
部分について更に説明する。吸気管56は大きい剛性を
有する樹脂製であり、平面視く字形で側面視クランク状
に形成され、後端接続部56aが予めインタークーラ3
0の後方下部に一体的に結合され、前端接続部56bが
プライマリターボ過給機40のブロワ吐出口40eに嵌
着するように構成される。吸気管57は途中にフレキシ
ブルなベローズ式管路57cが接続されて平面視L字形
に形成され、同様に後端接続部57aが予めインターク
ーラ30の後方下部に一体的に結合され、前端接続部5
7bがセカンダリターボ過給機41のブロワ吐出口41
eに嵌着するように構成される。
からの2本の吸気管56,57とインタークーラ30の
部分について更に説明する。吸気管56は大きい剛性を
有する樹脂製であり、平面視く字形で側面視クランク状
に形成され、後端接続部56aが予めインタークーラ3
0の後方下部に一体的に結合され、前端接続部56bが
プライマリターボ過給機40のブロワ吐出口40eに嵌
着するように構成される。吸気管57は途中にフレキシ
ブルなベローズ式管路57cが接続されて平面視L字形
に形成され、同様に後端接続部57aが予めインターク
ーラ30の後方下部に一体的に結合され、前端接続部5
7bがセカンダリターボ過給機41のブロワ吐出口41
eに嵌着するように構成される。
【0019】そこで組付け時には、インタークーラ30
を抱持した状態で、先ず吸気管57の前端接続部57b
をセカンダリターボ過給機41の横向きのブロワ吐出口
41eに嵌合して接続する。その後インタークーラ側を
動かすと、ベローズ式管路57cのフレキシブルな変形
によりこの管路57cを支点にして、インタークーラ3
0とそこに結合される吸気管56が例えば図1の一点鎖
線のように上下、左右に自由に変位する。そこでインタ
ークーラ30の姿勢を任意に変位しながら、吸気管56
の前端接続部56bをプライマリターボ過給機40の上
向きのブロワ吐出口40eに合致し且つ嵌合する。この
ときインタークーラ30の出口タンク30bの接続部3
0dもスロットルボデー29に嵌着するのであり、これ
によりインタークーラ30を真直な装着位置に位置決め
しつつ吸気管56が接続される。こうして2本の吸気管
56,57を接続する際に、その上にインタークーラ3
0がスロットルボデー29と連結して所定の装着位置に
組付けられる。そしてこの組付け状態では、インターク
ーラ30が主としてプライマリターボ過給機40の上向
きのブロワ吐出口40eと吸気管56により位置決めさ
れると同時に、水平状態に支持される。
を抱持した状態で、先ず吸気管57の前端接続部57b
をセカンダリターボ過給機41の横向きのブロワ吐出口
41eに嵌合して接続する。その後インタークーラ側を
動かすと、ベローズ式管路57cのフレキシブルな変形
によりこの管路57cを支点にして、インタークーラ3
0とそこに結合される吸気管56が例えば図1の一点鎖
線のように上下、左右に自由に変位する。そこでインタ
ークーラ30の姿勢を任意に変位しながら、吸気管56
の前端接続部56bをプライマリターボ過給機40の上
向きのブロワ吐出口40eに合致し且つ嵌合する。この
ときインタークーラ30の出口タンク30bの接続部3
0dもスロットルボデー29に嵌着するのであり、これ
によりインタークーラ30を真直な装着位置に位置決め
しつつ吸気管56が接続される。こうして2本の吸気管
56,57を接続する際に、その上にインタークーラ3
0がスロットルボデー29と連結して所定の装着位置に
組付けられる。そしてこの組付け状態では、インターク
ーラ30が主としてプライマリターボ過給機40の上向
きのブロワ吐出口40eと吸気管56により位置決めさ
れると同時に、水平状態に支持される。
【0020】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ずエンジン運転時の特に走行時には、フード35
のエアスクープ36から冷却風が、房内に入って直ちに
大型のインタークーラ30に触れながらコア部30aを
下方に流れる。ここでインタークーラ30の下には2本
の吸気管56,57等があるだけであるから、冷却風は
スムスにインタークーラ30を通過するように流れ、こ
の冷却風の通過によりインタークーラ30が効率良く空
冷される。
る。先ずエンジン運転時の特に走行時には、フード35
のエアスクープ36から冷却風が、房内に入って直ちに
大型のインタークーラ30に触れながらコア部30aを
下方に流れる。ここでインタークーラ30の下には2本
の吸気管56,57等があるだけであるから、冷却風は
スムスにインタークーラ30を通過するように流れ、こ
の冷却風の通過によりインタークーラ30が効率良く空
冷される。
【0021】そこでシングルターボモードではプライマ
リターボ過給機40のみが作動することで、そのブロワ
の回転に伴う吸入負圧により房外吸気ダクト50から取
入れられる空気が、レゾネータ51、エアクリーナ5
2、ダクト53、吸気管55を介してブロワハウジング
40cに吸入される。そしてブロワハウジング40cで
加圧した空気が吸気管56を介してインタークーラ30
に流入し、加圧により発熱した空気が、空冷されている
大型のインタークーラ30によって冷却され、空気密度
の大きいものになる。この空気密度の大きい加圧空気
は、スロットルボデー29で流量調整され、チャンバー
25で左右に分割される。そして吸気マニホールド2
6,27により多量の空気が、吸気慣性を付与して滑ら
かに左右のシリンダヘッド22,23の各気筒に供給さ
れるのであり、こうして高い充填効率を得るように過給
する。
リターボ過給機40のみが作動することで、そのブロワ
の回転に伴う吸入負圧により房外吸気ダクト50から取
入れられる空気が、レゾネータ51、エアクリーナ5
2、ダクト53、吸気管55を介してブロワハウジング
40cに吸入される。そしてブロワハウジング40cで
加圧した空気が吸気管56を介してインタークーラ30
に流入し、加圧により発熱した空気が、空冷されている
大型のインタークーラ30によって冷却され、空気密度
の大きいものになる。この空気密度の大きい加圧空気
は、スロットルボデー29で流量調整され、チャンバー
25で左右に分割される。そして吸気マニホールド2
6,27により多量の空気が、吸気慣性を付与して滑ら
かに左右のシリンダヘッド22,23の各気筒に供給さ
れるのであり、こうして高い充填効率を得るように過給
する。
【0022】次いで、ツインターボモードにおいてプラ
イマリターボ過給機40と共にセカンダリターボ過給機
41も作動すると、セカンダリターボ過給機41のブロ
ワハウジング41cにも空気が吸入される。そしてこの
ブロワハウジング41cで加圧した空気が吸気制御弁1
6を開くことで、吸気管57により同様にインタークー
ラ30に流入して、プライマリターボ過給機40からの
空気と合流して冷却され、スロットルボデー29で一緒
に流量調整される。また水平対向式4気筒エンジンのよ
うに左右バンクL,Rの気筒の点火順序によりプライマ
リターボ過給機40とセカンダリターボ過給機41が交
互に作動する場合にも、このインタークーラ30で両者
の加圧空気が混合して平均化され、高い過給圧を有する
多量の空気を連続して均一に得るようになる。そしてこ
の多量の空気は、吸気マニホールド26,27により円
滑で効率良くシリンダヘッド22,23に供給されて更
に充填効率を増大するように過給する。この場合に、セ
カンダリターボ過給機41ではブロワ上流の吸気管長が
短いことで、特に多量の空気を吸入、加圧して容量の大
きい過給機として作動する。
イマリターボ過給機40と共にセカンダリターボ過給機
41も作動すると、セカンダリターボ過給機41のブロ
ワハウジング41cにも空気が吸入される。そしてこの
ブロワハウジング41cで加圧した空気が吸気制御弁1
6を開くことで、吸気管57により同様にインタークー
ラ30に流入して、プライマリターボ過給機40からの
空気と合流して冷却され、スロットルボデー29で一緒
に流量調整される。また水平対向式4気筒エンジンのよ
うに左右バンクL,Rの気筒の点火順序によりプライマ
リターボ過給機40とセカンダリターボ過給機41が交
互に作動する場合にも、このインタークーラ30で両者
の加圧空気が混合して平均化され、高い過給圧を有する
多量の空気を連続して均一に得るようになる。そしてこ
の多量の空気は、吸気マニホールド26,27により円
滑で効率良くシリンダヘッド22,23に供給されて更
に充填効率を増大するように過給する。この場合に、セ
カンダリターボ過給機41ではブロワ上流の吸気管長が
短いことで、特に多量の空気を吸入、加圧して容量の大
きい過給機として作動する。
【0023】また上述のエンジン運転時にインタークー
ラ30は、スロットルボデー29、吸気マニホールド2
6,27を介してエンジン本体20に連結することで、
エンジン本体20と共に振動する。そしてツインターボ
モードで大容量のセカンダリターボ過給機41が作動す
ると、プライマリターボ過給機40より大きく振動する
が、その振動は吸気管57のベローズ管路57aにより
吸収され、こうしてインタークーラ30の共振等が防止
される。
ラ30は、スロットルボデー29、吸気マニホールド2
6,27を介してエンジン本体20に連結することで、
エンジン本体20と共に振動する。そしてツインターボ
モードで大容量のセカンダリターボ過給機41が作動す
ると、プライマリターボ過給機40より大きく振動する
が、その振動は吸気管57のベローズ管路57aにより
吸収され、こうしてインタークーラ30の共振等が防止
される。
【0024】以上、本発明の実施例について説明した
が、これのみに限定されない。
が、これのみに限定されない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水
平対向式エンジンにシーケンシャルターボ式過給機のシ
ステムを適応し、空冷式のインタークーラの下に2本の
吸気管が配設される場合に、吸気管の一方にフレキシブ
ル管路を介設されるので、2本の吸気管を接続しつつそ
の上にインタークーラを容易に組付けることができる。
2本の吸気管は予めインタークーラに結合されているの
で、組付け作業性が向上する。一方の樹脂製の吸気管は
組付け状態でインタークーラを支持する機能も有するの
で、インタークーラは簡単な支持構造で安定して支持さ
れる。吸気管のフレキシブル管路は、セカンダリターボ
過給機の振動の伝達を吸収する機能も有するので、イン
タークーラの共振等を確実に防止することが可能にな
る。
平対向式エンジンにシーケンシャルターボ式過給機のシ
ステムを適応し、空冷式のインタークーラの下に2本の
吸気管が配設される場合に、吸気管の一方にフレキシブ
ル管路を介設されるので、2本の吸気管を接続しつつそ
の上にインタークーラを容易に組付けることができる。
2本の吸気管は予めインタークーラに結合されているの
で、組付け作業性が向上する。一方の樹脂製の吸気管は
組付け状態でインタークーラを支持する機能も有するの
で、インタークーラは簡単な支持構造で安定して支持さ
れる。吸気管のフレキシブル管路は、セカンダリターボ
過給機の振動の伝達を吸収する機能も有するので、イン
タークーラの共振等を確実に防止することが可能にな
る。
【図1】本発明に係る過給機付エンジンの吸気装置の実
施例の要部を示す平面図である。
施例の要部を示す平面図である。
【図2】水平対向式エンジンにシーケンシャルターボ式
過給機のシステムを適応した場合を示す平面図である。
過給機のシステムを適応した場合を示す平面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】排気系と吸気系の全体の概略を示す系統図であ
る。
る。
20 エンジン本体 25 チャンバー 26,27 吸気マニホールド 29 スロットルボデー 30 インタークーラ 40 プライマリターボ過給機 41 セカンダリターボ過給機 56,57 吸気管 57c ベローズ式管路
Claims (2)
- 【請求項1】 水平対向式エンジン本体の直後に空冷式
のインタークーラが水平に設置され、シーケンシャルタ
ーボ式に作動するプライマリターボ過給機とセカンダリ
ターボ過給機が、それぞれエンジン本体の左右バンクの
直後でインタークーラの左右両側に平行に設置され、こ
れらのプライマリターボ過給機とセカンダリターボ過給
機のブロワ吐出側からの吸気管が、それぞれインターク
ーラの下を通してその後方下部に連結される過給機付エ
ンジンにおいて、両吸気管はいずれも、一端が予めイン
タークーラに結合され、その他端をターボ過給機側に嵌
合して連結するように構成され、一方の吸気管の途中に
フレキシブル管路が介設されることを特徴とする過給機
付エンジンの吸気装置。 - 【請求項2】 上記プライマリターボ過給機からの吸気
管は樹脂製でインタークーラの直下の左側に、インター
クーラを位置決め支持することが可能に配設され、セカ
ンダリターボ過給機からの吸気管はインタークーラの直
下の右側に配設され、この吸気管の途中にベローズ式管
路が介設されることを特徴とする請求項1記載の過給機
付エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04108415A JP3108191B2 (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 過給機付エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04108415A JP3108191B2 (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 過給機付エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05288061A true JPH05288061A (ja) | 1993-11-02 |
JP3108191B2 JP3108191B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=14484185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04108415A Expired - Fee Related JP3108191B2 (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 過給機付エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3108191B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998050690A1 (en) * | 1997-05-09 | 1998-11-12 | Alliedsignal Inc. | Turbocharger pressure compensation system |
EP1338772A2 (de) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | Filterwerk Mann + Hummel Gmbh | Brennkraftmaschine |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP04108415A patent/JP3108191B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998050690A1 (en) * | 1997-05-09 | 1998-11-12 | Alliedsignal Inc. | Turbocharger pressure compensation system |
EP1338772A2 (de) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | Filterwerk Mann + Hummel Gmbh | Brennkraftmaschine |
EP1338772A3 (de) * | 2002-02-22 | 2005-05-25 | Mann + Hummel GmbH | Brennkraftmaschine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3108191B2 (ja) | 2000-11-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |