JPH0526158Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526158Y2 JPH0526158Y2 JP1986172320U JP17232086U JPH0526158Y2 JP H0526158 Y2 JPH0526158 Y2 JP H0526158Y2 JP 1986172320 U JP1986172320 U JP 1986172320U JP 17232086 U JP17232086 U JP 17232086U JP H0526158 Y2 JPH0526158 Y2 JP H0526158Y2
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- JP
- Japan
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- concrete member
- joining
- insert
- fitting
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 15
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 5
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、一方のコンクリート部材に埋設さ
れたインサート金具と他方のコンクリート部材に
係止した接合用ボルトとで一対のコンクリート部
材を接合する、特にシールド工法のセグメントの
接合構造に関するものである。
れたインサート金具と他方のコンクリート部材に
係止した接合用ボルトとで一対のコンクリート部
材を接合する、特にシールド工法のセグメントの
接合構造に関するものである。
従来この種のインサート金具としては、接合端
面に開口した接合用ボルト螺合用のネジ穴を有す
る本体部と、この本体部のコンクリート部材内端
に形成されているアンカー部とからなるものが一
般に知られている。
面に開口した接合用ボルト螺合用のネジ穴を有す
る本体部と、この本体部のコンクリート部材内端
に形成されているアンカー部とからなるものが一
般に知られている。
〔この考案が解決すべき問題点〕
しかしこの従来のインサート金具では、コンク
リート部材内での碇止力はほぼアンカー部で発生
させているので、一対のコンクリート部材を強固
に接合するためには碇止力が少なく不十分なもの
であつた。
リート部材内での碇止力はほぼアンカー部で発生
させているので、一対のコンクリート部材を強固
に接合するためには碇止力が少なく不十分なもの
であつた。
この考案は前述した事情に鑑みて創案されたも
ので、その目的は碇止力が大きく、一対のコンク
リート部材を強固に接合することのできる構造を
提供することにある。
ので、その目的は碇止力が大きく、一対のコンク
リート部材を強固に接合することのできる構造を
提供することにある。
この考案のコンクリート部材接合構造は、一方
のコンクリート部材に埋設されており、他方のコ
ンクリート部材における接合作業用凹部１０から
の締付用プレート１１の貫通孔を貫通した接合用
ボルト７が螺合するインサート金具１には二股状
のアンカー部４が形成され、そのインサート金具
１外周部にこの金具より大径のスパイラル筋５が
金具本体の前方及び後方においてインサート金具
１に取付けた固定用鉄筋１３により取付けられて
いることを特徴とする。
のコンクリート部材に埋設されており、他方のコ
ンクリート部材における接合作業用凹部１０から
の締付用プレート１１の貫通孔を貫通した接合用
ボルト７が螺合するインサート金具１には二股状
のアンカー部４が形成され、そのインサート金具
１外周部にこの金具より大径のスパイラル筋５が
金具本体の前方及び後方においてインサート金具
１に取付けた固定用鉄筋１３により取付けられて
いることを特徴とする。
そしてこのインサート金具と締付用プレートを
貫通した接合用ボルトによつてコンクリート部材
の接合強度を増大させるものである。
貫通した接合用ボルトによつてコンクリート部材
の接合強度を増大させるものである。
以下この考案の実施例を、一対のコンクリート
部材の接合状態図である第１図に基いて説明す
る。
部材の接合状態図である第１図に基いて説明す
る。
インサート金具１は、一方のコンクリート部材
２の接合端面２ａに開口しているネジ穴３ａを有
する本体部３と、この本体部３のコンクリート部
材２内側端に形成されている二股状のアンカー部
４と、本体部３およびアンカー部４の外周部に設
けられているスパイラル筋５とからなつている。
２の接合端面２ａに開口しているネジ穴３ａを有
する本体部３と、この本体部３のコンクリート部
材２内側端に形成されている二股状のアンカー部
４と、本体部３およびアンカー部４の外周部に設
けられているスパイラル筋５とからなつている。
なおここで符号６は他方のコンクリート部材、
７は接合用ボルト、８は貫通孔９形成用のパイプ
１０は接合作業凹部、１１は締付用プレート、１
２はアンカー、１３はスパイラル筋５をインサー
ト金具１に固定するために本体部３およびアンカ
ー部４に取付けてある固定用鉄筋である。
７は接合用ボルト、８は貫通孔９形成用のパイプ
１０は接合作業凹部、１１は締付用プレート、１
２はアンカー、１３はスパイラル筋５をインサー
ト金具１に固定するために本体部３およびアンカ
ー部４に取付けてある固定用鉄筋である。
このような構成からなるインサート金具１を用
いて、一対のコンクリート部材２，６の接合を行
うに際しては、接合用ボルト７を他方コンクリー
ト部材６の接合作業用凹部１０の利用によつて締
付け用プレートの貫通孔またコンクリート部材の
貫通孔９へ挿入するとともに、この貫通孔を貫通
させてインサート金具１のネジ穴３ａへ螺合させ
ることで行われる。
いて、一対のコンクリート部材２，６の接合を行
うに際しては、接合用ボルト７を他方コンクリー
ト部材６の接合作業用凹部１０の利用によつて締
付け用プレートの貫通孔またコンクリート部材の
貫通孔９へ挿入するとともに、この貫通孔を貫通
させてインサート金具１のネジ穴３ａへ螺合させ
ることで行われる。
そしてこの時にスパイラル筋５の作用によつて
インサート金具１のコンクリート部材２への碇止
力が増大していることから、接合用ボルト７によ
る締付け力を大きくすることができて一対のコン
クリート部材２，６を強固に接合することができ
る。
インサート金具１のコンクリート部材２への碇止
力が増大していることから、接合用ボルト７によ
る締付け力を大きくすることができて一対のコン
クリート部材２，６を強固に接合することができ
る。
第２図は、インサート金具１をコンクリート部
材であるセグメント１４と、キーセグメント１５
との接合用に使用した状態を示すものである。
材であるセグメント１４と、キーセグメント１５
との接合用に使用した状態を示すものである。
なおスパイラル筋５は、第１図および第７図で
示したようにインサート金具１のアンカー部４の
大きさと略同一または少し大きい径のものとし、
アンカー部４の二股状基部および本体部３のネジ
穴３ａ側端部に設けた固定用鉄筋１３によつて固
定されているものの他に、第３図に示すように一
端部をアンカー部４よりも小さい径としてアンカ
ー部４と固定用鉄筋１３とで固定したものでも良
い。
示したようにインサート金具１のアンカー部４の
大きさと略同一または少し大きい径のものとし、
アンカー部４の二股状基部および本体部３のネジ
穴３ａ側端部に設けた固定用鉄筋１３によつて固
定されているものの他に、第３図に示すように一
端部をアンカー部４よりも小さい径としてアンカ
ー部４と固定用鉄筋１３とで固定したものでも良
い。
継手部の一方を外周にスパイラル筋を取付けた
インサート金具とし、他方を接合用ボルトの貫通
孔と接合作業用凹部とし極めて簡潔な構造とした
から、セグメントの製作費を安価とすることがで
き、接合用ボルトが螺合する二股状アンカー部を
形成したネジ穴を有するインサート金具の外周部
に取付けた鉄筋を利用してスパイラル筋を設けた
ことにより、コンクリート部材内での碇止力を増
大させることができる。
インサート金具とし、他方を接合用ボルトの貫通
孔と接合作業用凹部とし極めて簡潔な構造とした
から、セグメントの製作費を安価とすることがで
き、接合用ボルトが螺合する二股状アンカー部を
形成したネジ穴を有するインサート金具の外周部
に取付けた鉄筋を利用してスパイラル筋を設けた
ことにより、コンクリート部材内での碇止力を増
大させることができる。
そのため接合用ボルトが貫通する締付用プレー
トに貫通孔を有するコンクリート部材と、インサ
ート金具が埋設されているコンクリート部材との
接合ボルトによる締付け接合をより強固にするこ
とが可能となる。
トに貫通孔を有するコンクリート部材と、インサ
ート金具が埋設されているコンクリート部材との
接合ボルトによる締付け接合をより強固にするこ
とが可能となる。
第１図はこの考案のインサート金具の利用によ
る一対のコンクリート部材の接合状態を示す断面
図、第２図はコンクリート部材であるセグメント
とキーセグメントとの接合にこの考案のインサー
ト金具を使用した状態を示す断面図、第３図はイ
ンサート金具の別態様を示す正面図である。 １……インサート金具、２……コンクリート部
材、２ａ……接合端面、３……本体部、３ａ……
ネジ穴、４……アンカー部、５……スパイラル
筋、６……コンクリート部材、７……接合用ボル
ト、８……パイプ、９……貫通孔、１０……接合
作業用凹部、１１……締付け用プレート、１２…
…アンカー、１３……固定用鉄筋、１４……セグ
メント、１５……キーセグメント。
る一対のコンクリート部材の接合状態を示す断面
図、第２図はコンクリート部材であるセグメント
とキーセグメントとの接合にこの考案のインサー
ト金具を使用した状態を示す断面図、第３図はイ
ンサート金具の別態様を示す正面図である。 １……インサート金具、２……コンクリート部
材、２ａ……接合端面、３……本体部、３ａ……
ネジ穴、４……アンカー部、５……スパイラル
筋、６……コンクリート部材、７……接合用ボル
ト、８……パイプ、９……貫通孔、１０……接合
作業用凹部、１１……締付け用プレート、１２…
…アンカー、１３……固定用鉄筋、１４……セグ
メント、１５……キーセグメント。
Claims (1)
- 一方のコンクリート部材に埋設されており、他
方のコンクリート部材における接合作業用凹部１
０からの締付用プレート１１の貫通孔を貫通した
接合用ボルト７が螺合するインサート金具１には
二股状のアンカー部４が形成され、そのインサー
ト金具１外周部にこの金具より大径のスパイラル
筋５が金具本体の前方及び後方においてインサー
ト金具１に取付けた固定用鉄筋１３により取付け
られていることを特徴とするコンクリート部材接
合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986172320U JPH0526158Y2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986172320U JPH0526158Y2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6381998U JPS6381998U (ja) | 1988-05-30 |
| JPH0526158Y2 true JPH0526158Y2 (ja) | 1993-07-01 |
Family
ID=31108755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986172320U Expired - Lifetime JPH0526158Y2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526158Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2672381B2 (ja) * | 1989-12-28 | 1997-11-05 | 純一 都築 | コンクリートセグメントの接合装置 |
| JP2584385B2 (ja) * | 1992-02-12 | 1997-02-26 | 光永 関口 | Ｒｃ覆工材の連結用継ぎ手金物及び締め付け用空所の抜型 |
| JP5480039B2 (ja) * | 2010-07-01 | 2014-04-23 | ジャパンライフ株式会社 | 抜け抵抗性セラミック製インサート |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57174598A (en) * | 1981-04-18 | 1982-10-27 | Yamashiba Sangyo Kk | Concrete segment structure |
| JPS6121299A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-01-29 | 都築 純一 | コンクリ−トセグメント |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6080210U (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-04 | 石川島建材工業株式会社 | コンクリ−ト構造物の接続構造 |
-
1986
- 1986-11-10 JP JP1986172320U patent/JPH0526158Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57174598A (en) * | 1981-04-18 | 1982-10-27 | Yamashiba Sangyo Kk | Concrete segment structure |
| JPS6121299A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-01-29 | 都築 純一 | コンクリ−トセグメント |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6381998U (ja) | 1988-05-30 |
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