[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH05264535A - 分析スライド用測定システム、情報記録磁気カード及び分析装置 - Google Patents

分析スライド用測定システム、情報記録磁気カード及び分析装置

Info

Publication number
JPH05264535A
JPH05264535A JP6360592A JP6360592A JPH05264535A JP H05264535 A JPH05264535 A JP H05264535A JP 6360592 A JP6360592 A JP 6360592A JP 6360592 A JP6360592 A JP 6360592A JP H05264535 A JPH05264535 A JP H05264535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
magnetic card
analysis
measurement
slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6360592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Saito
義雄 斎藤
Kikuo Hirai
希久生 平井
Tatsuya Yanagawa
達也 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP6360592A priority Critical patent/JPH05264535A/ja
Priority to EP19930104301 priority patent/EP0562425B1/en
Priority to DE1993626575 priority patent/DE69326575T2/de
Publication of JPH05264535A publication Critical patent/JPH05264535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00594Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
    • G01N35/00613Quality control
    • G01N35/00663Quality control of consumables
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00029Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor provided with flat sample substrates, e.g. slides
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00594Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
    • G01N35/00693Calibration
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00722Communications; Identification
    • G01N35/00732Identification of carriers, materials or components in automatic analysers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00594Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
    • G01N35/00613Quality control
    • G01N35/00663Quality control of consumables
    • G01N2035/00673Quality control of consumables of reagents
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00722Communications; Identification
    • G01N35/00732Identification of carriers, materials or components in automatic analysers
    • G01N2035/00742Type of codes
    • G01N2035/00762Type of codes magnetic code
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00594Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
    • G01N35/00712Automatic status testing, e.g. at start-up or periodic

Landscapes

  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロット毎の補正情報を含むスライド測定に関
する全情報を磁気カードに入力し、その情報に基づいて
スライド測定を行うできる操作が簡単で、確実なシステ
ムを提供すること。 【構成】 本発明はスライド容器(箱)毎に1枚添付さ
れている磁気カードを使用する。磁気カードには、測定
に必要な情報、即ち点着液量、測定波長、データ処理方
式、基本検量線、定量域、表示範囲、表示桁数、表示単
位等をコード化した固定情報と、ロット毎の測定値の変
動を補正するためのロット番号、項目コード、項目名、
補正係数等の変動情報が記録されており、この磁気カー
ドを用いて固定情報及び変動情報を入力する。これによ
って、変動情報のみでなく固定情報が変わった場合で
も、ユーザーは簡単、且つ確実に分析装置の操作を可能
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液等の液体試料(サ
ンプル)の分析を、高精度に行うための分析スライド用
測定システム、特に分析スライド用測定支援システムに
関する。
【0002】
【従来技術】一般に血液等の液体試料(サンプル)にお
ける特定の成分の含有の有無、或いはその含有量(濃度
値又は活性値)等を求める化学分析法として乾式法と湿
式法とがある。このうち乾式法は特定の試薬が含まれる
少なくとも1つの試薬層を有する分析フィルム(分析要
素、分析素子とも称される)を内蔵した分析スライドを
用い、これに分析すべき液体試料を滴下供給し、反応用
恒温室内において反応せしめ、その反応進行状態又は結
果を、例えば色の濃度変化を光学式濃度測定器により測
定検出することが行われている。この分析法は液体試料
を実際上固体として取り扱うことができるので非常に便
利であり、装置も小型で、扱いも簡単であるため、その
普及は目覚ましいものがある。
【0003】この種の分析スライドの測定に用いる分析
装置おいて、スライド測定、演算及び結果表示に必要な
検量線、終点法、速度法等のデータ処理方式、測定時
間、点着液量、結果表示単位、表示範囲等の情報は、一
般には分析装置本体に装着されるFD(フロッピーディ
スク)やROMに記憶されており、測定項目(測定対象
成分、Analyte(アナライト)を意味する)別にそれぞれ
別々な処理を行っている。しかし、これらの情報は全項
目一括して記憶されており、スライドのタイプ変更(試
薬処方、分析フィルムの層構成、層を構成する素材など
のいずれかの変更)に伴う測定方法、演算方法、表示方
法の違いが生じた場合や、新たに開発したスライドの新
項目を測定出来るようにするためには、ROMやFDを
交換する必要があった。
【0004】これに対し、測定に必要な情報を測定毎に
入力すれば、項目についての情報が変化してもROMや
FDを交換する必要がなく、測定に必要な測定項目、測
定波長、測定時間、検量線情報を識別コード化して試験
片を支える支持体表面に印刷したものがある(特開昭5
9−10850号公報)。測定値のばらつきが、分析ス
ライドに内蔵した分析フィルムのロット間差において生
ずる。即ち、等しい条件に設定され生産された分析フィ
ルムにおいてもロット品質が異なる場合がある。従っ
て、上記のように標準濃度板を用いて得た標準の検量線
に照らしてのみ測定した場合には、スライドのロット毎
に異なる値がでるという問題がある。この問題に対し
て、分析フィルムを内蔵したスライド本体又はその外装
体表面に、該フィルムのロット毎に確定された検量線数
量を表示し、これをユーザーが使用時にバーコード或い
は磁気カードにより入力して測定するようにしたものが
ある(特開平3−39838号公報)。
【0005】測定に必要な情報はますます増大してきて
おり、試験紙片の支持体に測定に必要な情報を印字する
場合には簡単な情報は盛り込めるが、複雑なデータ処理
方式に関わる情報の入力や情報の変更には対応できない
ため、やはりROMやFDを交換する必要がある。しか
しながら、ROMやFDを交換しなければならない場
合、それらの情報を入力したROMやFDを日本全国又
は世界の諸国に散らばっているユーザーに安全に、且つ
確実に届けるにはそれ相当の梱包を施さなければならな
いし、またそれをユーザーが確実に分析装置に装着する
保証もない。この種の装置を扱うユーザーにとっては、
操作が簡単で、且つ確実にできることが望ましい。
【0006】また、一方では測定精度の向上に対する要
求が強くなり、基本検量線は4次式とすると係数は5種
類必要となり、補正を正確に行うために必要なデータ量
も2次関数で補正する場合には3種類の係数が必要とな
る。また、検量線は4次、5次式で表される場合が多
く、それぞれ5、6種類の係数が必要となる。加えて変
換係数、褪色に対する補正係数が必要な項目もある。
【0007】更に、表示方式についてもSI単位への移
行を考慮して、従来単位との選択表示の要求もある。ま
た、1つの分析装置で処理方式の大きく異なる分析スラ
イドを処理する場合には、複雑な処理方式の指定を行わ
なくてはならない。また、分析スライドの使用期限を指
定し、それを過ぎた場合はアラームを出すことができ
る。また製造後の日数が分かり、日数経過による性能劣
化に対する補正係数が予め知らされている場合には、経
過した日数と補正係数の情報を用い補正を行うことがで
きる。また分析対象成分固有の測定値の範囲をはずれ
た、異常測定値と判断する際の閾(しきい)値、例えば
免疫分析成分のような特有の分析スライドの搬送処理を
行うか否かの情報を記憶しておくこともできる。
【0008】このような情報はロットにより変動するも
のがあるため、ROMやFDで対応するのではあまりに
も煩雑で負担が大きく、またユーザーにとって煩わしい
作業が伴うことになり、殆ど対応が困難になる。また、
変更する情報量が非常に大きいため識別コード化して印
字することは難しく、通常の磁気入力では記憶容量が不
足してしまう。
【0009】
【発明が解決すべき課題】本発明は、上記の問題を解消
するためのものであって、ロット毎の補正情報を含む分
析スライドを用いる測定に関する情報を磁気カードに入
力し、その情報を用いてスライド測定を行うシステムを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、(1)予め定められた測定対象成分用
の試薬が含まれる少なくとも1つの層を有する分析フィ
ルムを内蔵した分析スライドに対応する基本検量線を含
む固定情報と分析フィルムのロット毎の測定値の差異を
補正するための変動情報とを含む、前記測定対象成分の
定量測定に必要な情報が磁気的機械可読形式で記録され
ている磁気カードから、前記の全情報又はその一部の情
報を読み込むためのカードリーダーと、読み込まれた前
記情報により基本検量線から前記分析フィルムのロット
に対応した検量線を生成して前記測定対象成分の濃度値
又は活性値を求めるための演算を行い、結果を表示する
分析装置本体とから構成され、また(2)予め定められ
た測定対象成分用の試薬が含まれる少なくとも1つの層
を有する分析フィルムを内蔵した分析スライドについ
て、記憶手段に記憶されている予め定められた測光演算
処理プロセスを記述したコンピュータプログラムにより
前記測定成分の濃度値又は活性値を算出する分析装置に
おいて、分析装置に、分析スライドに内蔵されている分
析フィルムに対応する基本検量線を含む固定情報と変動
情報の両者又はいずれか一方を、請求項2に記載の磁気
カードから分析装置に内蔵又は外部に接続された磁気カ
ードリーダーを介して読み込み、記録保持することがで
きる記憶手段が内蔵されており、且つ取り込まれた前記
2種の情報により基本検量線から前記ずんせきフィルム
のロットに対応した検量線を生成して測定対象成分の濃
度値又は活性値を求めるための測光演算処理プロセスに
関するコンピュータプログラムが完成するように構成さ
れている基本処理コンピュータプログラムが内蔵されて
いる分析装置から構成される。
【0011】これらの情報はコード化して記憶すること
により、記憶内容を増加させることができる。更に、数
値情報については、磁気カードへの記憶の際にパック処
理(例えば4ビットで1数字を表す)をして記憶密度を
上げることができる。これらの情報は磁気カードリーダ
ーにより読み取られて分析装置本体のフロッピーディス
クに記憶されたプログラムに従って、データを記憶装置
(RAM)に記憶される。この磁気カードリーダーは本
体と別でももよいが、本体に内蔵してもよい。スライド
測定の際にはプログラムに従って、入力された情報を用
いて測定、演算、データ表示が行われる。
【0012】この磁気カードはスライド容器(箱)毎に
1枚入れられており、新しくスライド容器(箱)を開封
した際に、磁気カードリーダーに読み取らせればよく、
操作が簡単で、然も間違いがなく、ユーザーにとっては
大変使用し易いものである。
【0013】
【実施例】図1〜図4を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明による分析装置の全体図で
あり、分析装置2と磁気カードリーダー3から成る。図
2に示すように磁気カード4はほぼテレフォンカード大
の大きさを有しており、専用の磁気カード発行機(図示
せず)により発行される。
【0014】磁気カードに記録する情報は、予め定めら
れた測定対象成分用の試薬が含まれている少なくとも1
つの層を有する分析フィルムを内蔵した分析スライドに
対応する基本検量線を含む固定情報と分析フィルムのロ
ット毎の測定値の差異を補正するための変動情報とであ
る。固定情報とは、予め定められた測定対象成分用の試
薬が含まれる少なくとも1つの層を有する分析フィルム
を内蔵した分析スライドに対応する測定対象成分のコー
ド、測定対象成分の名称、被検液の点着液量、分析スラ
イド内の色の光学濃度を測定する波長、測定により得ら
れた光学濃度値に基づくデータを演算処理するプロセ
ス、基本検量線、定量域、表示範囲、表示桁数、表示単
位などを含む固定的かつ基本的な情報である。変動情報
とは、分析フィルムのロット毎の測定値の差異を補正す
るためのロット番号、ロット毎に確定された検量線の補
正係数などを含む変動することのある情報である。変動
情報には、製造年月(日)、使用期限(含有されている
試薬の有効期限)年月(日)を含めることができる。な
お、ここで固定情報とは絶対に変更しない情報と言う意
味ではなく、必ずしもロット毎に変更する必要のない情
報を意味する。また固定情報は上記項目に必ずしも限定
するものでなく、分析プログラムを作成する時に適宜定
義すればよい。
【0015】磁気カード発行機では情報を磁気カード4
に一般的にASCIIコードで記録するが、数字情報に
ついては、記録密度を上げるためにコード化したり、パ
ック処理(例えば4ビットで1数字を表す)を行う。磁
気カード4はプラスチックでも紙でもかまわないが、磁
気情報を記録できる磁性体部5を有する。磁気カードの
表面には、識別のための項目名6、ロット番号7、使用
期限8、補正係数9を印字することができる。この場合
はこれらの情報を目でも読むことができるので便利であ
る。
【0016】上記のような情報が記録された磁気カード
4を分析スライド1箱に1枚添付しておき、分析スライ
ド測定前に分析装置本体2に付属装置としての磁気カー
ドリーダー3を介して情報を読み込ませることができる
(図1参照)。しかし、磁気カードリーダー3は分析装
置本体2に内蔵してもよいことは勿論である。分析装置
本体2はFD(図示せず)を有し、測定処理用の基本処
理コンピュータプログラムをRAMに読み込み記憶する
ことができるように構成されている。基本処理コンピュ
ータプログラムは、分析スライドに内蔵されている分析
フィルムに対応する基本検量線を含む固定情報及び/又
はロット毎に異なることのある変動情報を磁気カードか
ら予め分析装置に内蔵された記憶手段に記録保持し、且
つ取り込まれた前記2種の情報により基本検量線から前
記分析フィルムのロットに対応した検量線を生成して測
定対象成分の濃度値又は活性値を求めるための測光演算
処理プロセスに関するコンピュータプログラムが完成す
るように構成されているコンピュータプログラムであ
る。基本処理コンピュータプログラムは、FDに記録さ
れたものを分析装置内蔵のFDドライブを介してのRA
Mに読み込み記憶保持するようにしてもよいし、或いは
ROMに記憶保持して分析装置に内蔵してもよい。次に
磁気カードリーダーを介して読み取られた固定情報と変
動情報はFDにストアされて項目の同一ロットのスライ
ドであればカード情報は読み込まなくてもスライド測定
ができる。スライド容器(箱)内には同一ロットのスラ
イドが収容されているから、箱を開封した時に磁気カー
ドを読み込ませれば、同一の箱のスライドを使用してい
る間は磁気カードの読み込みは不要となる。
【0017】図3は分析スライド10を示し、(A)は
表面、(B)は裏面である。分析スライドの裏面には項
目識別用のバーコードがあり、分析装置本体2に挿入さ
れる際に、分析装置の分析スライド装填部位から被検液
点着部位への搬送機構近傍に設けられている光学的セン
サー(バーコードリーダ)により読み取られ、バーコー
ドにより分析スライドの項目(測定対象成分)が指定さ
れ、磁気カードから読み込まれた対応する固定情報と変
動情報により生成された測光・演算処理プロセスについ
てのコンピュータプログラムに従って測光され、得られ
たデータの処理・演算が実施される。なお、分析スライ
ドには、バーコードの代わりにカルラコード(一種の光
学的コード)でもよいし、磁気コードでもよいことは言
うまでもない。
【0018】図4は、本発明の分析スライド用測定シス
テム及び分析装置の好ましい1実施態様におけるコント
ロールシステムの構成を示すブロックダイアグラムであ
る。磁気カードの磁気情報を磁気カードリーダーを通し
て分析装置に読み込ませるためには、まず、分析装置の
キーボードの磁気カードキーを押し、その後カードリー
ダーに磁気カードを通す。磁気カードリーダーから測定
対象成分の固定情報及び/又は変動情報んが読み込まれ
ると、FD(フロッピーディスク)とRAMに記録保持
され、その情報により基本検量線から前記分析フィルム
のロットに対応した検量線が生成される。生成した検量
線を利用して、その後に測光された分析スライドの光学
濃度値から測定対象成分の測定値又は活性値を求めるた
めの演算が行われる。
【0019】本発明の分析スライド用測定システム及び
分析装置と磁気カードを用いる分析操作を説明する。分
析スライドを分析装置にセットし、測定する被検液を分
注器で吸引し、スライドに点着する。この際、スライド
はセットされた位置からステッピングモーター駆動の搬
送機構により点着位置に送られ、一定温度に保たれたイ
ンクベータ内に収容される。搬送される際にスライドに
印刷されたバーコードが、分析装置内部のバーコードリ
ーダーで読み取られ、分析対象成分(分析スライドの項
目)が識別される。インクベータ内に保持されている間
に予め定められた時間が経過すると、光センサーを用い
た測光手段により測定スライドの反射光学濃度値が測定
され、項目毎のデータ演算処理方式に従い反射光学濃度
値から測定対象成分の濃度値又は活性値が算出される
が、この際の演算、補正には磁気カードリーダーにより
読み取られた情報が用いられる。測定対象成分の濃度値
又は活性値はディスプレイ及びプリンターに出力される
が、測定対象成分の濃度値活性値、所望により測定され
た光学濃度値は、オプション的にデータ送出/取り込み
コントロールインターフェイスを通して外部へ送り出す
こともできる。
【0020】なお、磁気カードリーダーの情報は通常は
分析スライドでの測定操作前に読み込ませるが、測定操
作途中で分析スライドのロットが変わった場合には、測
定操作の途中でも読み込ませることができる。この際、
固定情報に番号を付けておき、読み込む項目の磁気カー
ドの固定情報が以前に読み込み記憶済の固定情報と同じ
場合には、変動情報のみをよみこませるように基本処理
コンピュータプログラムを構成しておくことにより、ロ
ット補正データの入力に必要な時間を短縮して、測光や
測光データ演算処理への割り込み時間を短縮し、測光や
データ演算処理への影響を少なくすることができる。ま
た、変動情報が多い測定対象成分(項目)については、
測定操作中の情報読み込みはさせないようにすること
も、やはり基本処理コンピュータプログラムの構成によ
り可能である。また、固定情報をFDに最初から記録し
ておき、固定情報が変わらない限り変動情報だけを磁気
カードから読み込ませるようにすることも、好ましい実
施態様の1例である。また、分析スライドに変動情報の
種類を指定するロット番号をバーコードを含めておき、
測定操作の際、分析スライドと入力された情報が異なる
場合にはアラームを出すことにより、誤った補正を行う
ことを防ぐことができる。
【0021】点着液量、測定波長、データ処理方式(測
光された光学濃度値データを演算処理するプロセス)、
基本検量線、定量域、表示範囲、表示桁数、表示単位等
の前記固定情報は一般的には頻繁に変更がないものであ
るが、たとえ変更があった場合でも、ユーザーは気にか
けることなく箱を開封した時に磁気カードを読み込ませ
ればよい。
【0022】スライドの保存性能が悪い場合には、一定
期間毎にキャリブレーション操作が必要であり、基本検
量線を基準にして補正値をキャリブレーション操作で設
定することも可能である。キャリブレーション操作が必
要か否かを磁気カードに固定情報として記録することも
できる。本発明の分析スライド用測定システム及び分析
装置は、乾式の分析フィルムを内蔵した乾式の分析スラ
イドだけに限定して適用できるのではなく、湿式の試薬
(すなわち、溶液状の試薬)を封入したモノパック試薬
をもちいる測定システム及び分析装置、更には湿式の試
薬を用いる測定システム及び分析装置にも適用できる。
また、本発明について、工学的測定法(比色法)により
説明してあるが、諸種の電気化学センサ(例、イオン選
択電極、FETセンサ)、諸種の電気−生化学センサ、
光−電気センサ、光−電気化学センサを用いる測定シス
テム及び分析装置にも同様に適用できることは言うまで
もない。
【0023】
【発明の効果】本発明は固定情報とロットにより変更す
る変動情報を磁気カードに記録し、且つこの磁気カード
はスライド容器(箱)毎に1枚添付されているので、ス
ライド容器を開封した時にこの磁気カードをカードリー
ダーに読み込ませるだけで、固定情報及び変動情報に変
化が生じても、ユーザーは容易に且つ確実に操作するこ
とができ、極めて使用し易い分析スライド用測定システ
ム及び分析装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分析装置の好ましい1実施態様の全体
【図2】本発明に使用される磁気カードの好ましい1実
施態様
【図3】本発明の分析スライド用測定システム及び分析
装置に用いられる分析スライドの好ましい1実施態様
【図4】本発明の分析スライド用測定システム及び分析
装置の好ましい1実施態様におけるコントロールシステ
ムの構成を示すブロックダイアグラム
【記号の説明】
1 分析装置 2 分析装置本体 3 磁気カードリーダー 4 磁気カード 5 磁性体部 6 分析スライドの項目(測定対象成分) 7 製造番号 8 使用期限 9 補正係数 10 分析スライド 11 バーコード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた測定対象成分用の試薬が
    含まれる少なくとも1つの層を有する分析フィルムを内
    蔵した分析スライドに対応する基本検量線を含む固定情
    報と分析フィルムのロット毎の測定値の差異を補正する
    ための変動情報とを含む、前記測定対象成分の定量測定
    に必要な情報が磁気的機械可読形式で記録されている磁
    気カードから、前記の全情報又はその一部の情報を読み
    込むためのカードリーダーと、 読み込まれた前記情報により基本検量線から前記分析フ
    ィルムのロットに対応した検量線を生成して前記測定対
    象成分の濃度値又は活性値を求めるための演算を行い、
    結果を表示する分析装置本体、とから成ることを特徴と
    する分析スライド用測定システム。
  2. 【請求項2】 予め定められた測定対象成分用の試薬が
    含まれる少なくとも1つの層を有する分析フィルムを内
    蔵した分析スライドに対応する基本検量線を含む固定情
    報と分析フィルムのロット毎の測定値の差異を補正する
    ための変動情報とを含む、前記測定対象成分の定量測定
    に必要な情報が磁気的機械可読形式で記録されているこ
    とを特徴とする磁気カード。
  3. 【請求項3】 予め定められた測定対象成分用の試薬が
    含まれる少なくとも1つの層を有する分析フィルムを内
    蔵した分析スライドについて、記憶手段に記憶されてい
    る予め定められた測光演算処理プロセスを記述したコン
    ピュータプログラムにより前記測定成分の濃度値又は活
    性値を算出する分析装置において、 分析装置に、分析スライドに内蔵されている分析フィル
    ムに対応する基本検量線を含む固定情報と変動情報の両
    者又はいずれか一方を、請求項2に記載の磁気カードか
    ら分析装置に内蔵又は外部に接続された磁気カードリー
    ダーを介して読み込み、記録保持することができる記憶
    手段が内蔵されており、且つ取り込まれた前記2種の情
    報により基本検量線から前記分析フィルムのロットに対
    応した検量線を生成して測定対象成分の濃度値又は活性
    値を求めるための測光演算処理プロセスに関するコンピ
    ュータプログラムが完成するように構成されている基本
    処理コンピュータプログラムが内蔵されていることを特
    徴とする分析装置。
JP6360592A 1992-03-19 1992-03-19 分析スライド用測定システム、情報記録磁気カード及び分析装置 Pending JPH05264535A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6360592A JPH05264535A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 分析スライド用測定システム、情報記録磁気カード及び分析装置
EP19930104301 EP0562425B1 (en) 1992-03-19 1993-03-16 Method of assaying samples using analysis slides
DE1993626575 DE69326575T2 (de) 1992-03-19 1993-03-16 Testverfahren für Proben unter Verwendung flacher Probenträger

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6360592A JPH05264535A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 分析スライド用測定システム、情報記録磁気カード及び分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05264535A true JPH05264535A (ja) 1993-10-12

Family

ID=13234089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6360592A Pending JPH05264535A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 分析スライド用測定システム、情報記録磁気カード及び分析装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0562425B1 (ja)
JP (1) JPH05264535A (ja)
DE (1) DE69326575T2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09127120A (ja) * 1995-10-26 1997-05-16 Kdk Corp 分析装置
WO2002008768A1 (fr) * 2000-07-24 2002-01-31 Arkray, Inc. Instrument de mesure, support de reactif destine a celui-ci, support d'informations enregistrees, procede de correction de donnees de mesure, et support de programme enregistre
JP2006284279A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Jokoh Co Ltd 呈色試験紙の測定時に、検量線を選択する方式。
JP2009180676A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Olympus Corp 分析装置
JP2010002398A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Horiba Ltd 分析装置
JP2012510621A (ja) * 2008-12-05 2012-05-10 紅電醫學科技股▲分▼有限公司 取り外し可能なファームウェアを備えた試験片読取装置
WO2012066891A1 (ja) * 2010-11-17 2012-05-24 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
JP2015069425A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日本電産サンキョー株式会社 情報処理システムおよび情報処理方法
US12123886B2 (en) 2018-07-27 2024-10-22 Hitachi High-Tech Corporation Automatic analysis system

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69624032T2 (de) * 1995-05-19 2003-02-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Zweistufen-Verfahren zur Kalibrierung von trockenen chemischen Analyselementen
DE102005028018A1 (de) 2005-06-16 2006-12-21 Dade Behring Marburg Gmbh Verfahren zur Standardisierung von Gerinnungstesten
JP4789518B2 (ja) * 2005-06-30 2011-10-12 キヤノン株式会社 製造条件付きプローブ固定担体を用いた標的物質の検出方法ならびにそのための装置、キット及びシステム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57186172A (en) * 1981-05-12 1982-11-16 Olympus Optical Co Ltd Condition establishing method for automatic analyzer
JPS63204151A (ja) * 1987-02-18 1988-08-23 Shimadzu Corp 分析装置
JPH02216057A (ja) * 1988-12-28 1990-08-28 Boehringer Mannheim Gmbh テストキャリヤ分析システム
JPH02257065A (ja) * 1988-08-02 1990-10-17 Abbott Lab 分析較正用データを備えた分析装置および分析較正用データの供給方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2654682B2 (ja) * 1989-02-17 1997-09-17 富士写真フイルム株式会社 生化学分析装置、生化学分析補正方法及び補正値記録体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57186172A (en) * 1981-05-12 1982-11-16 Olympus Optical Co Ltd Condition establishing method for automatic analyzer
JPS63204151A (ja) * 1987-02-18 1988-08-23 Shimadzu Corp 分析装置
JPH02257065A (ja) * 1988-08-02 1990-10-17 Abbott Lab 分析較正用データを備えた分析装置および分析較正用データの供給方法
JPH02216057A (ja) * 1988-12-28 1990-08-28 Boehringer Mannheim Gmbh テストキャリヤ分析システム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09127120A (ja) * 1995-10-26 1997-05-16 Kdk Corp 分析装置
WO2002008768A1 (fr) * 2000-07-24 2002-01-31 Arkray, Inc. Instrument de mesure, support de reactif destine a celui-ci, support d'informations enregistrees, procede de correction de donnees de mesure, et support de programme enregistre
JP2006284279A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Jokoh Co Ltd 呈色試験紙の測定時に、検量線を選択する方式。
JP2009180676A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Olympus Corp 分析装置
JP2010002398A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Horiba Ltd 分析装置
JP2012510621A (ja) * 2008-12-05 2012-05-10 紅電醫學科技股▲分▼有限公司 取り外し可能なファームウェアを備えた試験片読取装置
WO2012066891A1 (ja) * 2010-11-17 2012-05-24 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
JP2012107985A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
CN103189750A (zh) * 2010-11-17 2013-07-03 株式会社日立高新技术 自动分析装置
US11280733B2 (en) 2010-11-17 2022-03-22 Hitachi High-Tech Corporation Automatic analyzer
JP2015069425A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日本電産サンキョー株式会社 情報処理システムおよび情報処理方法
US12123886B2 (en) 2018-07-27 2024-10-22 Hitachi High-Tech Corporation Automatic analysis system

Also Published As

Publication number Publication date
EP0562425A1 (en) 1993-09-29
EP0562425B1 (en) 1999-09-29
DE69326575D1 (de) 1999-11-04
DE69326575T2 (de) 2000-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2654682B2 (ja) 生化学分析装置、生化学分析補正方法及び補正値記録体
JP2525063B2 (ja) 自動分析方法
JPH05264535A (ja) 分析スライド用測定システム、情報記録磁気カード及び分析装置
US5081038A (en) Analytical method and apparatus using chemical analytical slides
US7267802B2 (en) Measurement instrument, reagent carrier used for the same, information recorded medium, measurement data correcting method, and program recorded medium
US20050142040A1 (en) Reagent container
JPH07151766A (ja) 試料液体の分析方法
JPH02287240A (ja) テストキャリヤ分析システム
KR20110026502A (ko) 의료 아이템을 인코딩하는 인코딩 방법
JP4795580B2 (ja) 試薬管理方法および分析装置
JP4734145B2 (ja) 自動分析装置
JPH09325150A (ja) 自動分析方法及び装置
JPH01124751A (ja) 変換式の作成方法
JP3647105B2 (ja) 分析方法及び分析装置
JP3120179U (ja) 自動分析装置
JPS5910850A (ja) 分析用具
WO2010079630A1 (ja) 分析装置
JP5264851B2 (ja) 自動分析装置及び試薬管理方法
JP3899370B2 (ja) 自動分析装置
JPH0572212A (ja) 自動分析装置
JPH10123144A (ja) 精度管理試料の測定方法及びその装置
US20110244591A1 (en) Coloration analyzing apparatus and method
JPH07110333A (ja) 自動分析装置
JPH02216057A (ja) テストキャリヤ分析システム
JPS6218870B2 (ja)