JPH052557Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052557Y2 JPH052557Y2 JP1987156167U JP15616787U JPH052557Y2 JP H052557 Y2 JPH052557 Y2 JP H052557Y2 JP 1987156167 U JP1987156167 U JP 1987156167U JP 15616787 U JP15616787 U JP 15616787U JP H052557 Y2 JPH052557 Y2 JP H052557Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outriggers
- mast
- outrigger
- frame
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はフオークリフトトラツクやシヨベル
ローダ等の産業車両において、積荷を高く揚げた
場合何らかの横荷重が加わつて車両が横転するこ
とを防止した装置に関するものである。
ローダ等の産業車両において、積荷を高く揚げた
場合何らかの横荷重が加わつて車両が横転するこ
とを防止した装置に関するものである。
(従来の技術)
フオークリフト等において荷物を高く揚げた時
に、第3図に示すようにマストaの上方にある荷
物bに何らかの原因で横荷重Fが加わると、荷物
は不安定な状態になつて、フオークリフトは矢印
X方向に転倒するときがある。
に、第3図に示すようにマストaの上方にある荷
物bに何らかの原因で横荷重Fが加わると、荷物
は不安定な状態になつて、フオークリフトは矢印
X方向に転倒するときがある。
(考案が解決しようとする課題)
上記したようにフオークリフトが横転すると重
大な事故になるもので、オペレータはこのような
荷の上げ作業時には特に神経を使わなければなら
ず、作業効率上にも問題を生じる。
大な事故になるもので、オペレータはこのような
荷の上げ作業時には特に神経を使わなければなら
ず、作業効率上にも問題を生じる。
そして実願昭56−167302号(実開昭58−71098
号)のマイクロフイルムや実願昭47−38656号
(実開昭48−113115号)のマイクロフイルムにお
いて側方へ安定性を高めるための提案がなされて
いるが、これらはいずれも構造が複雑であると共
に、マストの上昇と共にアウトリガーを左右外方
に進出させるものではないため、積荷が高くなつ
て横荷重が加わつた場合に車両の横転を防止する
ことは困難である。
号)のマイクロフイルムや実願昭47−38656号
(実開昭48−113115号)のマイクロフイルムにお
いて側方へ安定性を高めるための提案がなされて
いるが、これらはいずれも構造が複雑であると共
に、マストの上昇と共にアウトリガーを左右外方
に進出させるものではないため、積荷が高くなつ
て横荷重が加わつた場合に車両の横転を防止する
ことは困難である。
この考案は上記問題点を簡便に解決した横転防
止装置を提供するものである。
止装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段及び作用)
この考案は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、フオークリフトトラツク等の左右の前輪タイ
ヤのすぐ後方にフレームの下方に上記左右方向に
アウトリガーガイドを固定し、該アウトリガー内
において左右フレームの中間位置に設けたブラケ
ツトを基点として左右に伸縮するシリンダにロツ
ドを介して接続する左右のアウトリガーを収納
し、該アウトリガーの先端にキヤスタ輪を取り付
けて成り、操作弁によりマストを上昇させるとき
これに応じて左右シリンダを伸ばして左右のアウ
トリガーをそれぞれ左右外方向に進出させること
により、積荷が高くなつて横荷重が加わつた場合
においても車両の横転を確実に防止できるように
した。
て、フオークリフトトラツク等の左右の前輪タイ
ヤのすぐ後方にフレームの下方に上記左右方向に
アウトリガーガイドを固定し、該アウトリガー内
において左右フレームの中間位置に設けたブラケ
ツトを基点として左右に伸縮するシリンダにロツ
ドを介して接続する左右のアウトリガーを収納
し、該アウトリガーの先端にキヤスタ輪を取り付
けて成り、操作弁によりマストを上昇させるとき
これに応じて左右シリンダを伸ばして左右のアウ
トリガーをそれぞれ左右外方向に進出させること
により、積荷が高くなつて横荷重が加わつた場合
においても車両の横転を確実に防止できるように
した。
(実施例)
つぎにこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図はこの考案を適用したフオークリフトト
ラツクの正面図、第2図は第1図のA−A断面を
前方より見た図である。
ラツクの正面図、第2図は第1図のA−A断面を
前方より見た図である。
第1図において1は前輪タイヤ、2は後輪タイ
ヤ、3はフレーム、4は運転室キヤビン、5はマ
スト、6はフレームである。
ヤ、3はフレーム、4は運転室キヤビン、5はマ
スト、6はフレームである。
9はこの考案の特徴とする横転防止装置を図解
的に示したもので、前輪タイヤ1のすぐ後方にフ
レーム3の下方に設けてあり、その詳細を第2図
の断面図で示す。
的に示したもので、前輪タイヤ1のすぐ後方にフ
レーム3の下方に設けてあり、その詳細を第2図
の断面図で示す。
すなわち第2図において31及び32は左右のフ
レームでその下方にアウトリガーガイド10を固
定し、このアウトリガーガイド10内にアウトリ
ガー91及び92を収納して、シリンダ111及び
112並びにロツド121及び122を介して矢印
Yに示した方向に動くようになつている。
レームでその下方にアウトリガーガイド10を固
定し、このアウトリガーガイド10内にアウトリ
ガー91及び92を収納して、シリンダ111及び
112並びにロツド121及び122を介して矢印
Yに示した方向に動くようになつている。
なお13は左右フレーム31,32の中間位置に
おいてシリンダ111と112を取り付けるブラケ
ツトである。
おいてシリンダ111と112を取り付けるブラケ
ツトである。
このようにシリンダ装置の伸縮によつてアウト
リガー91及び92は左右方向に動いて間隔を広め
たり縮めたりすることができ、これらアウトリガ
ー91と92の先端にはそれぞれキヤスタ輪141
と142とを設けてある。
リガー91及び92は左右方向に動いて間隔を広め
たり縮めたりすることができ、これらアウトリガ
ー91と92の先端にはそれぞれキヤスタ輪141
と142とを設けてある。
第1図において操作弁(図示せず)操作用のレ
バー7を操作することにより、周知の如くマスト
5は上昇するが、これにともなつて111,11
2,121,122で示すシリンダ装置も延びてア
ウトリガー91と92とは相互に間隔を広げた位置
に向かつて移動し(第2図)、車体を安定した状
態で支持して転倒を防止するようになつている。
バー7を操作することにより、周知の如くマスト
5は上昇するが、これにともなつて111,11
2,121,122で示すシリンダ装置も延びてア
ウトリガー91と92とは相互に間隔を広げた位置
に向かつて移動し(第2図)、車体を安定した状
態で支持して転倒を防止するようになつている。
そしてマスト5の最大揚高時には上記シリンダ
装置は最大に伸びるようになつている。
装置は最大に伸びるようになつている。
また地面をGとしたときに、地面G上の車体中
心位置Oと左右のキヤスタ輪のいずれか、例えば
キヤスタ輪142との下面を結ぶ面Lと地面Gと
のなす角度を、第2図のようにθとすると、θを
左右転倒角の半分に設定することにより、キヤス
タ輪141と142とは地面に対してある隙間をも
つようにしている。
心位置Oと左右のキヤスタ輪のいずれか、例えば
キヤスタ輪142との下面を結ぶ面Lと地面Gと
のなす角度を、第2図のようにθとすると、θを
左右転倒角の半分に設定することにより、キヤス
タ輪141と142とは地面に対してある隙間をも
つようにしている。
なおアウトリガー91,92を必要としない安全
な状態のときは、第1図の8に示したオン・オフ
スイツチにより解除する。
な状態のときは、第1図の8に示したオン・オフ
スイツチにより解除する。
また揚高検出マスト5にセンサを取り付けて行
えばよい。
えばよい。
上述のようにこの考案の実施例のものでは荷の
揚高に応じてアウトリガーが自動的に進出するの
で、特別な操作を必要とせず、またキヤスタ輪を
用いているので、タイヤが凹凸のため地面に接し
ても何ら問題はない。
揚高に応じてアウトリガーが自動的に進出するの
で、特別な操作を必要とせず、またキヤスタ輪を
用いているので、タイヤが凹凸のため地面に接し
ても何ら問題はない。
(考案の効果)
この考案は上述したようにして成るので、操作
弁を操作してマストを上昇させて荷物を上に揚げ
るときに、その揚高に応じてアウトリガーシリン
ダが伸びることによりアウトリガーをアウトリガ
ーガイドから外方に進出させ、アウトリガーによ
つて車両を安定的に支持するようになるので、マ
ストの上昇に伴う左右の安定度が損なわれること
がない。
弁を操作してマストを上昇させて荷物を上に揚げ
るときに、その揚高に応じてアウトリガーシリン
ダが伸びることによりアウトリガーをアウトリガ
ーガイドから外方に進出させ、アウトリガーによ
つて車両を安定的に支持するようになるので、マ
ストの上昇に伴う左右の安定度が損なわれること
がない。
このようにこの考案によれば、例えば積荷が高
くなり、横荷重が加わつても車両が横転すること
を防止できると共に、キヤスタ輪を用いているの
でタイヤが凹凸のため地面に接しても何ら問題が
ないものである。
くなり、横荷重が加わつても車両が横転すること
を防止できると共に、キヤスタ輪を用いているの
でタイヤが凹凸のため地面に接しても何ら問題が
ないものである。
従つてこの考案は極めて簡単な構成で取り付け
容易な横転防止装置を提供することができる。
容易な横転防止装置を提供することができる。
第1図はこの考案の一実施例を適用したフオー
クリフトの正面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は従来装置の説明図である。 1……前輪タイヤ、3……フレーム、31……
左フレーム、32……右フレーム、5……マスト、
91……左アウトリガー、92……右アウトリガ
ー、10……アウトリガーガイド、111……左
シリンダ、112……右シリンダ、121……左ロ
ツド、122……右ロツド、13……ブラケツト、
141……左キヤスタ輪、142……右キヤスタ
輪。
クリフトの正面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は従来装置の説明図である。 1……前輪タイヤ、3……フレーム、31……
左フレーム、32……右フレーム、5……マスト、
91……左アウトリガー、92……右アウトリガ
ー、10……アウトリガーガイド、111……左
シリンダ、112……右シリンダ、121……左ロ
ツド、122……右ロツド、13……ブラケツト、
141……左キヤスタ輪、142……右キヤスタ
輪。
Claims (1)
- フオークリフトトラツクの左右の前輪タイヤ
1,1のすぐ後方にフレーム3の下方に上記左右
方向にアウトリガーガイド10を固定し、該アウ
トリガーガイド10内において左右フレーム31,
32の中間位置に設けたブラケツト13を基点と
して左右に伸縮するシリンダ111,112にロツ
ド121,122を介して接続する左右のアウトリ
ガー91,92を収納し、該アウトリガー91,92
の先端にキヤスタ輪141,142を取り付け、マ
スト5の上昇と共にアウトリガー91,92を左右
外方に進出させるようにしたことを特徴とする、
フオークリフトの横転防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987156167U JPH052557Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987156167U JPH052557Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0162297U JPH0162297U (ja) | 1989-04-20 |
JPH052557Y2 true JPH052557Y2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=31434459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987156167U Expired - Lifetime JPH052557Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052557Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2739247A1 (en) * | 2008-10-17 | 2010-04-22 | Hh Intellitech Aps | Lifting vehicle |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5135789Y2 (ja) * | 1972-03-31 | 1976-09-02 | ||
JPS5871098U (ja) * | 1981-11-09 | 1983-05-14 | 株式会社をくだ屋技研 | フオ−クリフト |
JPS61173499U (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-28 |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP1987156167U patent/JPH052557Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0162297U (ja) | 1989-04-20 |
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