JPH05249934A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
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- JPH05249934A JPH05249934A JP4130993A JP13099392A JPH05249934A JP H05249934 A JPH05249934 A JP H05249934A JP 4130993 A JP4130993 A JP 4130993A JP 13099392 A JP13099392 A JP 13099392A JP H05249934 A JPH05249934 A JP H05249934A
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- display device
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表示装置を本と同様の見開き型の2面構成と
して電子本としてのランダムアクセス機能やどこでもデ
ータ取得が出来る様な機能を付加し、本の感覚で読むこ
との出来る表示装置を提供する。 【構成】 箱型の二つのケーシング31及び32を真中
で折り畳み自在に構成させて、この両ケーシング31及
び32にLCDパネル24L,24Rの如き表示部を設
けて見開き状態で表示部に1頁毎のデータ或は図形を同
時表示させる様に構成させる。
して電子本としてのランダムアクセス機能やどこでもデ
ータ取得が出来る様な機能を付加し、本の感覚で読むこ
との出来る表示装置を提供する。 【構成】 箱型の二つのケーシング31及び32を真中
で折り畳み自在に構成させて、この両ケーシング31及
び32にLCDパネル24L,24Rの如き表示部を設
けて見開き状態で表示部に1頁毎のデータ或は図形を同
時表示させる様に構成させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用の電子本として有
用な表示装置に係わり、特に本の様に見開き画面として
頁間の対比が可能な携帯用の表示装置に関する。
用な表示装置に係わり、特に本の様に見開き画面として
頁間の対比が可能な携帯用の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から携帯用の表示装置として、例え
ば電子本として知られているものは表示画面は1画面分
しかなく、この画面上に表示された内容を読む本と云う
より、辞書の様に検索するための用途に限定されてい
た。
ば電子本として知られているものは表示画面は1画面分
しかなく、この画面上に表示された内容を読む本と云う
より、辞書の様に検索するための用途に限定されてい
た。
【0003】更に図24に示す電子手帳の様に見開き可
能な構成とした携帯用の表示装置1も市販されている
が、これらの構成は見開き可能で片面2が表示装置3と
成され、他の片面4は操作キー群5が配された構成であ
り、表示画面が小さく、読み難いだけでなく、一度に表
示可能なデータ量が少なく、電子本として機能させるこ
とが出来なかった。
能な構成とした携帯用の表示装置1も市販されている
が、これらの構成は見開き可能で片面2が表示装置3と
成され、他の片面4は操作キー群5が配された構成であ
り、表示画面が小さく、読み難いだけでなく、一度に表
示可能なデータ量が少なく、電子本として機能させるこ
とが出来なかった。
【0004】又、CD−ROM等を用いて、読み出し専
用の電子本とする考え方の携帯用の表示装置も提案され
ている。
用の電子本とする考え方の携帯用の表示装置も提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のCD−ROMを
用いた電子本等ではCD−ROMと云う媒体と一体化さ
れた情報データを、その都度購入して、読まなければな
らないだけでなく、携帯用表示装置の画面は1面しかな
いので頁間の対比表示が出来ず、且つ画面が小さいので
表示可能量が少なく頁めくりを頻繁に行う様になり、読
み難い等の問題があった。
用いた電子本等ではCD−ROMと云う媒体と一体化さ
れた情報データを、その都度購入して、読まなければな
らないだけでなく、携帯用表示装置の画面は1面しかな
いので頁間の対比表示が出来ず、且つ画面が小さいので
表示可能量が少なく頁めくりを頻繁に行う様になり、読
み難い等の問題があった。
【0006】本発明は叙上の問題点を解消するために成
されたもので、その目的とするところは携帯可能で文庫
本の様にどこでも手軽に読むことの出来る電子本からな
る表示装置を提供するにある。
されたもので、その目的とするところは携帯可能で文庫
本の様にどこでも手軽に読むことの出来る電子本からな
る表示装置を提供するにある。
【0007】本発明の他の目的は本の様に見開き可能と
なし、頁間の連続又は不連続を問わずに対比可能な表示
装置を提供するにある。
なし、頁間の連続又は不連続を問わずに対比可能な表示
装置を提供するにある。
【0008】本発明の更に他の目的は順次頁めくりを行
うことが出来ると共にランダムなアクセスも可能にした
表示装置を提供するにある。
うことが出来ると共にランダムなアクセスも可能にした
表示装置を提供するにある。
【0009】本発明の更に他の目的は表示部に表示する
情報は文字データのみでなく、キャラクタやグラフィッ
クスの図形等も表示可能な表示装置を提供するにある。
情報は文字データのみでなく、キャラクタやグラフィッ
クスの図形等も表示可能な表示装置を提供するにある。
【0010】本発明の更に他の目的は表示内容、即ち文
字や図形の拡大、縮小が可能な表示装置を提供するにあ
る。
字や図形の拡大、縮小が可能な表示装置を提供するにあ
る。
【0011】本発明の更に他の目的は記録媒体の例えば
CD−ROM等の他に通信回線から所定のデータ及び図
形をどこからでも読み込むことの出来る表示装置を提供
するにある。
CD−ROM等の他に通信回線から所定のデータ及び図
形をどこからでも読み込むことの出来る表示装置を提供
するにある。
【0012】本発明の更に他の目的は表示中に使用され
たデータ数は電源切断後も保存可能な表示装置を提供す
るにある。
たデータ数は電源切断後も保存可能な表示装置を提供す
るにある。
【0013】本発明の更に他の目的は頁や語句へのマー
キング及び栞機能としての検索が可能な表示装置を提供
するにある。
キング及び栞機能としての検索が可能な表示装置を提供
するにある。
【0014】本発明の更に他の目的は辞書機能や語句の
検索を可能にした表示装置を提供するにある。
検索を可能にした表示装置を提供するにある。
【0015】本発明の更に他の目的は電源投入時には切
る直前の表示頁が表示可能な表示装置を提供するにあ
る。
る直前の表示頁が表示可能な表示装置を提供するにあ
る。
【0016】本発明の更に他の目的は一冊の本のうちの
必要個所のデータだけをとり込んで表示出来るので表示
装置は小型化され、且つ、暗い所でも読むことの出来る
表示装置を提供するにある。
必要個所のデータだけをとり込んで表示出来るので表示
装置は小型化され、且つ、暗い所でも読むことの出来る
表示装置を提供するにある。
【0017】本発明の更に他の目的は本の様に「頁をバ
ラバラめくる」様な高速な画面切り換えが可能な表示装
置を提供するにある。
ラバラめくる」様な高速な画面切り換えが可能な表示装
置を提供するにある。
【0018】本発明の更に他の目的は表示装置としてメ
モリ機能のある液晶を用いて消費電力の低電力化を図っ
た表示装置を提供するにある。
モリ機能のある液晶を用いて消費電力の低電力化を図っ
た表示装置を提供するにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は第1
の表示部と、第2の表示部と、第1、第2の表示部が互
に回動自在に連結され、少なくとも2つの表示部が対向
して閉塞した状態と、2つの表示部が開放して略180
度に位置する状態とに展開可能となす回動部材と、第1
の表示部に表示させる表示信号を記憶する第1の記憶領
域と、第2の表示部に表示させる表示信号を記憶する第
2の記憶領域とを含む記憶回路と、記憶回路に表示信号
を与える記憶媒体を結合する結合部と、各記憶領域への
表示信号の書き込みを指示して各表示部の表示内容を変
更させる指示スイッチとを有して成るものである。
の表示部と、第2の表示部と、第1、第2の表示部が互
に回動自在に連結され、少なくとも2つの表示部が対向
して閉塞した状態と、2つの表示部が開放して略180
度に位置する状態とに展開可能となす回動部材と、第1
の表示部に表示させる表示信号を記憶する第1の記憶領
域と、第2の表示部に表示させる表示信号を記憶する第
2の記憶領域とを含む記憶回路と、記憶回路に表示信号
を与える記憶媒体を結合する結合部と、各記憶領域への
表示信号の書き込みを指示して各表示部の表示内容を変
更させる指示スイッチとを有して成るものである。
【0020】本発明の他の表示装置は表示部と、この表
示部で表示する表示信号が所定単位毎に記憶される複数
の記憶領域を含む記憶回路と、記憶回路への表示信号の
書き込み、読み出しを制御する制御回路と、複数の記憶
領域に記憶されている表示信号を選択的に表示部に供給
する選択回路とを有し、制御回路は、複数の記憶領域の
うちの1つに記憶されている表示信号を読み出して表示
部に供給しているとき、次に表示部に供給する表示信号
を他の記憶領域に書き込むようになしたものである。
示部で表示する表示信号が所定単位毎に記憶される複数
の記憶領域を含む記憶回路と、記憶回路への表示信号の
書き込み、読み出しを制御する制御回路と、複数の記憶
領域に記憶されている表示信号を選択的に表示部に供給
する選択回路とを有し、制御回路は、複数の記憶領域の
うちの1つに記憶されている表示信号を読み出して表示
部に供給しているとき、次に表示部に供給する表示信号
を他の記憶領域に書き込むようになしたものである。
【0021】本発明の更に他の表示装置は第1の表示部
と、第2の表示部と、第1、第2の表示部が互に回動自
在に連結され、少なくとも2つの表示部が対向して閉塞
した状態と、2つの表示部が開放して略180度に位置
する状態とに展開可能となす回動部材と、第1の表示部
に表示させる表示信号を記憶する第1の記憶領域と、第
2の表示部に表示させる表示信号を記憶する第2の記憶
領域と、表示されない表示信号を記憶する第3の記憶領
域を少なくとも含む記憶回路と、記憶回路に表示信号を
与える記憶媒体を結合する結合部と、各記憶領域への表
示信号の書き込みを指示して各表示部の表示内容を変更
させる指示スイッチと、記憶回路への表示信号の書き込
み、読み出しを制御する制御回路と、各記憶領域に記憶
されている表示信号を選択的に表示部に供給する選択回
路とを有し、制御回路は、第1、第2の記憶領域に記憶
されている表示信号を読み出して表示部に供給している
とき、次に表示部に供給する表示信号を第3の記憶領域
に書き込むようになしたものである。
と、第2の表示部と、第1、第2の表示部が互に回動自
在に連結され、少なくとも2つの表示部が対向して閉塞
した状態と、2つの表示部が開放して略180度に位置
する状態とに展開可能となす回動部材と、第1の表示部
に表示させる表示信号を記憶する第1の記憶領域と、第
2の表示部に表示させる表示信号を記憶する第2の記憶
領域と、表示されない表示信号を記憶する第3の記憶領
域を少なくとも含む記憶回路と、記憶回路に表示信号を
与える記憶媒体を結合する結合部と、各記憶領域への表
示信号の書き込みを指示して各表示部の表示内容を変更
させる指示スイッチと、記憶回路への表示信号の書き込
み、読み出しを制御する制御回路と、各記憶領域に記憶
されている表示信号を選択的に表示部に供給する選択回
路とを有し、制御回路は、第1、第2の記憶領域に記憶
されている表示信号を読み出して表示部に供給している
とき、次に表示部に供給する表示信号を第3の記憶領域
に書き込むようになしたものである。
【0022】
【作用】本発明によれば、第1及び第2の表示部が閉塞
展開自在に構成され、夫々の表示部に対応する第1及び
第2の表示信号記憶領域を有する記憶手段に、記録媒体
を結合させて表示させる様にしたので頁間の対比表示が
可能で便利な表示装置が得られる。又、本と同様に頁を
高速めくり可能な表示装置が得られる。
展開自在に構成され、夫々の表示部に対応する第1及び
第2の表示信号記憶領域を有する記憶手段に、記録媒体
を結合させて表示させる様にしたので頁間の対比表示が
可能で便利な表示装置が得られる。又、本と同様に頁を
高速めくり可能な表示装置が得られる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の表示装置を例えば電子本とし
て利用する場合の構成を図1及び図2によって説明す
る。
て利用する場合の構成を図1及び図2によって説明す
る。
【0024】図1は本発明の表示装置の全体的系統図、
第2は本発明の表示装置の全体的斜視図を示すものであ
る。
第2は本発明の表示装置の全体的斜視図を示すものであ
る。
【0025】図1に於いて、10は全体として表示装置
を示し、メインシステム部11,LCD(液晶表示装
置)駆動部12並に入力部13から構成されている。
を示し、メインシステム部11,LCD(液晶表示装
置)駆動部12並に入力部13から構成されている。
【0026】メインシステム部11はマイクロコンピュ
ータ(以下CPUと記す)14、通常のシステムROM
15、システムRAM16並にフォントROM17より
構成され、データバス18、コントロールバス19を介
して、CPU14と各ROM及びRAM間は接続されて
いる。
ータ(以下CPUと記す)14、通常のシステムROM
15、システムRAM16並にフォントROM17より
構成され、データバス18、コントロールバス19を介
して、CPU14と各ROM及びRAM間は接続されて
いる。
【0027】キー入力部13は各種キーからのキー入力
が入力される入力端子T1 ,T2 ,メモリICカード等
の記憶媒体からのデータ(電子本データ)が入力される
入力端子T3 ,T4 並に通信回線(電話回線)やCDに
蓄積したデータ等が入力される入力端子T5 ,T6 を有
する。
が入力される入力端子T1 ,T2 ,メモリICカード等
の記憶媒体からのデータ(電子本データ)が入力される
入力端子T3 ,T4 並に通信回線(電話回線)やCDに
蓄積したデータ等が入力される入力端子T5 ,T6 を有
する。
【0028】入力端子T1 ,T2 からのキー入力信号は
キーコントローラ20を介し、入力端子T3 ,T4 から
のメモリICカード等のデータは直接、入力端子T5 ,
T6からの通信データはRC−232−Cコントローラ
21を介してCPU14のデータバス18及びコントロ
ーラバス19に接続され、LCD駆動部12のLCDコ
ントローラ22に接続されている。
キーコントローラ20を介し、入力端子T3 ,T4 から
のメモリICカード等のデータは直接、入力端子T5 ,
T6からの通信データはRC−232−Cコントローラ
21を介してCPU14のデータバス18及びコントロ
ーラバス19に接続され、LCD駆動部12のLCDコ
ントローラ22に接続されている。
【0029】LCDコントローラ22はVRAM(ビデ
オRAM)23並に左側の表示部を形成する第1のLC
Dパネル24L及び右側の表示部を形成する第2のLC
Dパネル24Rに夫々データバス18及びコントローラ
バス19を介して接続されている。第1及び第2のLC
Dパネル24L及び24Rには夫々Y軸駆動部25L 1
及び25L2 ,25R1 及び25R2 ,X軸駆動部26
L及び26Rを有する。
オRAM)23並に左側の表示部を形成する第1のLC
Dパネル24L及び右側の表示部を形成する第2のLC
Dパネル24Rに夫々データバス18及びコントローラ
バス19を介して接続されている。第1及び第2のLC
Dパネル24L及び24Rには夫々Y軸駆動部25L 1
及び25L2 ,25R1 及び25R2 ,X軸駆動部26
L及び26Rを有する。
【0030】上述の構成では表示パネルをLCDパネル
24L,24Rとして説明したが、これに限定される必
要はなくプラズマディスプレイ、ELディスプレイ等の
薄型ディスプレイとすることが出来る。このときLCD
コントローラ22はプラズマディスプレイコントロー
ラ、ELディスプレイコントローラと成される。
24L,24Rとして説明したが、これに限定される必
要はなくプラズマディスプレイ、ELディスプレイ等の
薄型ディスプレイとすることが出来る。このときLCD
コントローラ22はプラズマディスプレイコントロー
ラ、ELディスプレイコントローラと成される。
【0031】図2は本例の全体的な外観を示すもので、
表示装置10は第1のケーシング31と第2のケーシン
グ32より構成され、これら第1及び第2のケーシング
31及び32は金属や合成樹脂で略箱型に形成され、そ
の外形寸法は長さ153mm×幅106. 8mm×高さ
15mm(第2のケーシング32は22mm)であり、
LCDパネル24L及び24R部分の面積は105mm
×72mmである。
表示装置10は第1のケーシング31と第2のケーシン
グ32より構成され、これら第1及び第2のケーシング
31及び32は金属や合成樹脂で略箱型に形成され、そ
の外形寸法は長さ153mm×幅106. 8mm×高さ
15mm(第2のケーシング32は22mm)であり、
LCDパネル24L及び24R部分の面積は105mm
×72mmである。
【0032】これら第1及び第2のケーシング31及び
32は左右側面で互につき合わされ、内側蝶番33を介
して、第1のケーシング31と第2のケーシング32を
閉じた状態では第1及び第2のLCDパネル24L及び
24Rが対向する様に重ね合わされ、開いた状態では第
1及び第2のLCDパネル24L及び24Rが180度
位置に展開され、通常の本を開いたと同様にLCDパネ
ル24L及び24Rが並設された状態と成る。
32は左右側面で互につき合わされ、内側蝶番33を介
して、第1のケーシング31と第2のケーシング32を
閉じた状態では第1及び第2のLCDパネル24L及び
24Rが対向する様に重ね合わされ、開いた状態では第
1及び第2のLCDパネル24L及び24Rが180度
位置に展開され、通常の本を開いたと同様にLCDパネ
ル24L及び24Rが並設された状態と成る。
【0033】第1及び第2のケーシング31及び32に
は図1で詳記した各電子回路を内蔵している。
は図1で詳記した各電子回路を内蔵している。
【0034】第1のケーシング31の第1のLCDパネ
ル24Lの下面には、第1の操作キー群34が配設さ
れ、同様に第2のケーシング32の第2のLCDパネル
24Rの下面には第2の操作キー群35が配設されてい
る。
ル24Lの下面には、第1の操作キー群34が配設さ
れ、同様に第2のケーシング32の第2のLCDパネル
24Rの下面には第2の操作キー群35が配設されてい
る。
【0035】第1の操作キー群34中の34aは栞キー
であり、34bは次栞キー、34cは前栞キーを示すも
のである。栞キー34aは1度押圧すると、本に栞をは
さむと同様に栞機能の記録が成され、更に押圧すると栞
がはさまれた頁の読み出しが成され、次栞キー34b及
び前栞キー34cの押圧で次栞、前栞をはさんだ部分が
表示される。
であり、34bは次栞キー、34cは前栞キーを示すも
のである。栞キー34aは1度押圧すると、本に栞をは
さむと同様に栞機能の記録が成され、更に押圧すると栞
がはさまれた頁の読み出しが成され、次栞キー34b及
び前栞キー34cの押圧で次栞、前栞をはさんだ部分が
表示される。
【0036】第1の操作キー群34中の後画面キー34
eは後の画面の頁、例えは10頁後の頁を1回押圧する
たびに10頁後、20頁後‥‥と第1及び第2のLCD
パネル24L及び24R上に表示する。又次画面キー3
4を押圧すれば、例えば第1及び第2のLCDパネル2
4L及び24Rに30頁と31頁が表示されていれば次
頁の32頁と33頁が表示される。
eは後の画面の頁、例えは10頁後の頁を1回押圧する
たびに10頁後、20頁後‥‥と第1及び第2のLCD
パネル24L及び24R上に表示する。又次画面キー3
4を押圧すれば、例えば第1及び第2のLCDパネル2
4L及び24Rに30頁と31頁が表示されていれば次
頁の32頁と33頁が表示される。
【0037】同様に第2の操作キー群35中の先画面キ
ー35aはこのキーの押圧によって例えば、第1及び第
2のLCDパネル24L及び24Rに30頁と31頁が
表示されていれば先頁の28頁と29頁が表示される。
ー35aはこのキーの押圧によって例えば、第1及び第
2のLCDパネル24L及び24Rに30頁と31頁が
表示されていれば先頁の28頁と29頁が表示される。
【0038】前画面キー35bを押圧すれば例えば10
頁前の頁を表示し、2回押圧すれば20頁前の頁を表示
する。
頁前の頁を表示し、2回押圧すれば20頁前の頁を表示
する。
【0039】メニューキー35cを押圧すると、例えば
第2のLCDパネル24R上に所定のメニューと共にカ
ーソルが表示され、上方キー35d又は下方キー35e
を押圧することで表示画面上のカーソルが上下に移動
し、所定メニュー位置に移動する。ここで選択キー35
fを押圧すればカーソル位置のメニューが選択される。
上述の構成では第1及び第2のキー群34及び35で各
種動作を行うようにしたが第1及び第2のLCDパネル
24L及び24Rをタッチパネル構成とすれば、これら
第1及び第2のキー群34及び35を省略可能である。
第2のLCDパネル24R上に所定のメニューと共にカ
ーソルが表示され、上方キー35d又は下方キー35e
を押圧することで表示画面上のカーソルが上下に移動
し、所定メニュー位置に移動する。ここで選択キー35
fを押圧すればカーソル位置のメニューが選択される。
上述の構成では第1及び第2のキー群34及び35で各
種動作を行うようにしたが第1及び第2のLCDパネル
24L及び24Rをタッチパネル構成とすれば、これら
第1及び第2のキー群34及び35を省略可能である。
【0040】36A及び36Bは第1及び第2のケーシ
ング31及び32のパネルに設けられた係止部材で第1
及び第2のケーシング31及び32が閉じられた時にロ
ックする様に成される。
ング31及び32のパネルに設けられた係止部材で第1
及び第2のケーシング31及び32が閉じられた時にロ
ックする様に成される。
【0041】第2のケーシング32の右側面にはRS−
232−C用の接続コネクタ37、AC−DCアダプタ
用のコネクタ38、第1及び第2のLCDパネルのコン
トラストを調整する調整可変抵抗器用摘み39、電源切
換スイッチ40並に電源コネクタ41等が設けられてい
る。
232−C用の接続コネクタ37、AC−DCアダプタ
用のコネクタ38、第1及び第2のLCDパネルのコン
トラストを調整する調整可変抵抗器用摘み39、電源切
換スイッチ40並に電源コネクタ41等が設けられてい
る。
【0042】更に第2のケーシングの上側面にはメモリ
ICカード等を挿入する開口部42が設けられ、第2の
ケーシング32の裏面にはICカード取り出し釦43等
が設けられてこのボタンの押圧でICを開口部から放出
させる。
ICカード等を挿入する開口部42が設けられ、第2の
ケーシング32の裏面にはICカード取り出し釦43等
が設けられてこのボタンの押圧でICを開口部から放出
させる。
【0043】上述の構成の表示装置における表示態様を
図3A乃至図3Dによって説明する。図3Aは第1及び
第2のケーシング31及び32を180度開いてLCD
パネル24L及び24Rを見開き状態にしたもので、携
帯に便利になる様に文庫本サイズ153mm×106m
mと成され、表示面1及び表示面2は左右が完全に独立
したデータが表示される。
図3A乃至図3Dによって説明する。図3Aは第1及び
第2のケーシング31及び32を180度開いてLCD
パネル24L及び24Rを見開き状態にしたもので、携
帯に便利になる様に文庫本サイズ153mm×106m
mと成され、表示面1及び表示面2は左右が完全に独立
したデータが表示される。
【0044】即ち、図3Bの様に本と同様に第1及び第
2のLCDパネル24L及び24Rに第n頁と第n+1
頁と連続したデータを表示させ、次に次画面キー34f
を押圧すると、第n+2頁と第n+3頁が表示される様
にすることで、本の頁をめくると同様の動作で連続頁の
電子本を読むことが出来る。
2のLCDパネル24L及び24Rに第n頁と第n+1
頁と連続したデータを表示させ、次に次画面キー34f
を押圧すると、第n+2頁と第n+3頁が表示される様
にすることで、本の頁をめくると同様の動作で連続頁の
電子本を読むことが出来る。
【0045】図3Cに示す表示態様は、非連続頁を第1
及び第2のLCDパネル24L及び24Rに表示させた
場合であり、例えば表示面1には第n頁を表示面2には
第m頁を表示させる。例えばn頁に関係のあるm頁目の
表示をランダムアクセスで簡単に表示出来る。更にn頁
を表示面1に表示し、n頁に関係のある図形、グラフ、
図面を表示面2に表示させることが可能である。
及び第2のLCDパネル24L及び24Rに表示させた
場合であり、例えば表示面1には第n頁を表示面2には
第m頁を表示させる。例えばn頁に関係のあるm頁目の
表示をランダムアクセスで簡単に表示出来る。更にn頁
を表示面1に表示し、n頁に関係のある図形、グラフ、
図面を表示面2に表示させることが可能である。
【0046】又、応用例としては表示面1に英語(日本
語)を表示し、表示面2には日本語(英語)の対訳を表
示させ、初めはどちらかの文章を表示させ、必要な時に
片方の文章を表示させることで英和、和英等の勉強に利
用可能である。更に、表示面1に地図を、表示面2に案
内文等を表示させることも出来る。この場合、表示面1
に表示された地図中の詳細な情報を得たいときに地図上
の所定位置を指示することで、指示位置の情報文が表示
面2に表示する様に成せばガイドブックとして極めて便
利なものが得られる。
語)を表示し、表示面2には日本語(英語)の対訳を表
示させ、初めはどちらかの文章を表示させ、必要な時に
片方の文章を表示させることで英和、和英等の勉強に利
用可能である。更に、表示面1に地図を、表示面2に案
内文等を表示させることも出来る。この場合、表示面1
に表示された地図中の詳細な情報を得たいときに地図上
の所定位置を指示することで、指示位置の情報文が表示
面2に表示する様に成せばガイドブックとして極めて便
利なものが得られる。
【0047】図3Dに示したものは異なった二種類の資
料A及びBを並設して比較する場合の表示例である。
料A及びBを並設して比較する場合の表示例である。
【0048】上述の如く、第1及び第2のLCDパネル
24L及び24Rの表示面1及び表示面2に連続或いは
非連続のデータを表示させるための動作を図1乃至図7
によって説明する。
24L及び24Rの表示面1及び表示面2に連続或いは
非連続のデータを表示させるための動作を図1乃至図7
によって説明する。
【0049】図1でメインシステム部11のCPU14
は通常のコンピュータと同様の動作を行ない、システム
ROM15及びシステムROM16はCPU14が有す
る通常の記憶手段で、フォントROM17は文字用のR
OMであり、LCD駆動部12を全体的に制御してい
る。
は通常のコンピュータと同様の動作を行ない、システム
ROM15及びシステムROM16はCPU14が有す
る通常の記憶手段で、フォントROM17は文字用のR
OMであり、LCD駆動部12を全体的に制御してい
る。
【0050】LCD駆動部12中のLCDコントローラ
22はCPU14で制御されるが、LCDパネル24L
及び24Rの画面の解像度が高いためにLCDコントロ
ーラはデータ先取り方式によってVRAM23へアクセ
スを行なう様に成される。
22はCPU14で制御されるが、LCDパネル24L
及び24Rの画面の解像度が高いためにLCDコントロ
ーラはデータ先取り方式によってVRAM23へアクセ
スを行なう様に成される。
【0051】LCDコントローラ22を介して制御され
る第1及び第2のLCDパネル24L及び24Rは図2
に示す様に完全に独立され、且つ文庫本と同様に見開き
可能に構成され、夫々X軸駆動部26L,26R並にY
軸駆動部25L1 ,25L2,25R1 ,25R2 によ
って駆動され、表示が成される。
る第1及び第2のLCDパネル24L及び24Rは図2
に示す様に完全に独立され、且つ文庫本と同様に見開き
可能に構成され、夫々X軸駆動部26L,26R並にY
軸駆動部25L1 ,25L2,25R1 ,25R2 によ
って駆動され、表示が成される。
【0052】更に入力部13の入力端子T1 ,T2 には
図2に示す第1及び第2のキー群34及び35や電源切
換スイッチ40等に接続されて、キーコントローラ20
を介してCPU14に接続され、CPU14で各種キー
動作に対応する処理が成される。
図2に示す第1及び第2のキー群34及び35や電源切
換スイッチ40等に接続されて、キーコントローラ20
を介してCPU14に接続され、CPU14で各種キー
動作に対応する処理が成される。
【0053】同様に入力部13の入力端子T3 ,T4 は
図2に示す。第2のケーシング32の上側面に設けた開
口部42にメモリICカードを装着することでメモリI
Cカード出力端と接続され、後述するも図4に示す様に
メモリICカード44の記録情報がCPU14、LCD
コントローラ22を介してVRAM23に格納されてL
CDパネル24L及び24Rに夫々独立に頁毎に表示さ
れる。
図2に示す。第2のケーシング32の上側面に設けた開
口部42にメモリICカードを装着することでメモリI
Cカード出力端と接続され、後述するも図4に示す様に
メモリICカード44の記録情報がCPU14、LCD
コントローラ22を介してVRAM23に格納されてL
CDパネル24L及び24Rに夫々独立に頁毎に表示さ
れる。
【0054】更に、入力部13の入力端子T5 、T6 に
は図2に示すRS−232−Cコネクタ37が接続さ
れ、例えば通信回線を介して各種情報のデータが供給さ
れてRS−232−Cコントローラ21を経て、CPU
14、LCDコントローラ22からメモリICカード4
4並にVRAM23にデータが格納されてLCDパネル
24L及び24Rに夫々独立にデータが頁毎に表示され
る。
は図2に示すRS−232−Cコネクタ37が接続さ
れ、例えば通信回線を介して各種情報のデータが供給さ
れてRS−232−Cコントローラ21を経て、CPU
14、LCDコントローラ22からメモリICカード4
4並にVRAM23にデータが格納されてLCDパネル
24L及び24Rに夫々独立にデータが頁毎に表示され
る。
【0055】この様な通信回線を介してデータを得た
り、メモリICカード44を用いてデータを得る構成の
一例を図4で説明する。
り、メモリICカード44を用いてデータを得る構成の
一例を図4で説明する。
【0056】図4で表示装置10内にはRS−232−
C等の通信機能を有し、このコネクタ37は通信回線4
5に接続され、この通信回線45はコンピュータ47や
その他の外部記憶媒体46、例えば光ディスクから得る
場合と、電子本出版社48からのデータを電話回線等の
公衆通信回線から得る様に成される、この回線に電話回
線49を用いる場合はモデム50を介してデータの授受
が行なわれるが、このモデムは勿論、表示装置10に内
蔵させる様にしてもよい。更にメモリICカード44か
らデータを得ることも出来る。
C等の通信機能を有し、このコネクタ37は通信回線4
5に接続され、この通信回線45はコンピュータ47や
その他の外部記憶媒体46、例えば光ディスクから得る
場合と、電子本出版社48からのデータを電話回線等の
公衆通信回線から得る様に成される、この回線に電話回
線49を用いる場合はモデム50を介してデータの授受
が行なわれるが、このモデムは勿論、表示装置10に内
蔵させる様にしてもよい。更にメモリICカード44か
らデータを得ることも出来る。
【0057】この電話回線49を利用するものとしては
電子本出版社に電話して、例えばRS−232−Cの通
信回線を用いてデータを得る。勿論、高速なISDN等
を用いてデータ授受を行なう様にしてもよい。
電子本出版社に電話して、例えばRS−232−Cの通
信回線を用いてデータを得る。勿論、高速なISDN等
を用いてデータ授受を行なう様にしてもよい。
【0058】この様に電子本出版社からデータを得る手
順を図5で説明する。
順を図5で説明する。
【0059】第1ステップS1 で電話回線49を用いて
電子本出版社にユーザIDを送信する。このユーザID
はデータ取得料金を出版社に支払うために必要なもので
料金はダイヤルQ2 の様に回線使用料に含めても、契約
方式をとってもよいことは勿論である。
電子本出版社にユーザIDを送信する。このユーザID
はデータ取得料金を出版社に支払うために必要なもので
料金はダイヤルQ2 の様に回線使用料に含めても、契約
方式をとってもよいことは勿論である。
【0060】第2ステップS2 では出版社側から表示装
置10側に書名一覧、出版社一覧、著者一覧等のデータ
検索用のキーワード一覧が送信され、これを受信する。
置10側に書名一覧、出版社一覧、著者一覧等のデータ
検索用のキーワード一覧が送信され、これを受信する。
【0061】第3ステップS3 では第2の操作キー群の
内メニューキー35c、下方、上方キー35d及び35
e並に選択キー35f等を用いて、電子本出版社に読み
たい本の名前や、電子本出版社側で本に識別番号が付加
している場合は、その番号を出版社に送信する。
内メニューキー35c、下方、上方キー35d及び35
e並に選択キー35f等を用いて、電子本出版社に読み
たい本の名前や、電子本出版社側で本に識別番号が付加
している場合は、その番号を出版社に送信する。
【0062】第4ステップS4 では電子本出版社側は受
信した本の名前や識別番号からデータを検索し、本の内
容のデータを表示装置10側に送出し、これを受信す
る。
信した本の名前や識別番号からデータを検索し、本の内
容のデータを表示装置10側に送出し、これを受信す
る。
【0063】第5ステップS5 では表示装置10側は受
信した本の内容のデータをメモリICカード44等のシ
ステム内のデータバッファに書き込み保存する。データ
取得が完了したら完了信号を電子本出版社に送信し通信
を完了する。
信した本の内容のデータをメモリICカード44等のシ
ステム内のデータバッファに書き込み保存する。データ
取得が完了したら完了信号を電子本出版社に送信し通信
を完了する。
【0064】即ち、この様にすることで外出先等でも手
軽に読みたい本の情報データが取得可能となる。
軽に読みたい本の情報データが取得可能となる。
【0065】次に、図6乃至図10によって、本例のデ
ータ構成と第1及び第2のLCDパネル24L,24R
上に表示する各種データの表示手順を説明する。
ータ構成と第1及び第2のLCDパネル24L,24R
上に表示する各種データの表示手順を説明する。
【0066】図6は本例のデータのメモリマップの概念
図を示す。このデータマップは初めにデータの形態や本
の名前や著者名などデータに関する情報が書き込まれて
いるデータIDの領域51がある。次に、頁数に対する
メモリアドレスを書き込んだ頁メモリアドレス変換デー
タ領域52があり、その後表示するデータ領域53とな
っている。
図を示す。このデータマップは初めにデータの形態や本
の名前や著者名などデータに関する情報が書き込まれて
いるデータIDの領域51がある。次に、頁数に対する
メモリアドレスを書き込んだ頁メモリアドレス変換デー
タ領域52があり、その後表示するデータ領域53とな
っている。
【0067】電子本の表示装置に表示されるデータは上
述の様に構成されていれば、データID領域51から所
定の著者の題名の本が検索可能であり、本の各頁に対す
るアドレスも領域52に対応づけされているのでCPU
14は所定頁をデータ領域53から容易に引き出すこと
が出来る。
述の様に構成されていれば、データID領域51から所
定の著者の題名の本が検索可能であり、本の各頁に対す
るアドレスも領域52に対応づけされているのでCPU
14は所定頁をデータ領域53から容易に引き出すこと
が出来る。
【0068】図3A及び図3Bの様に表示装置10の表
示面1及び表示面2に所定の小説等の連続頁を夫々独立
に順次表示させることはCPU14によって極めて容易
に行なえる。
示面1及び表示面2に所定の小説等の連続頁を夫々独立
に順次表示させることはCPU14によって極めて容易
に行なえる。
【0069】即ち、連続頁の場合はデータをそのまま頁
の順序に従って表示すればよい。
の順序に従って表示すればよい。
【0070】非連続頁の場合は以下の様に一つの小説等
の一連の文章から離れた例えば、10頁目と100頁目
を選択する様な場合と、二つの異なる小説の文章や、原
文−対訳や、地図−ガイド等の異なる文章の場合に大別
される。以下、これを説明する。
の一連の文章から離れた例えば、10頁目と100頁目
を選択する様な場合と、二つの異なる小説の文章や、原
文−対訳や、地図−ガイド等の異なる文章の場合に大別
される。以下、これを説明する。
【0071】(イ)一つの文章で非連続の場合の選択 選択キー35f等の押圧でLCDパネル24L及び24
R上に連続或いは非連続の表示メニューが表示され、非
連続をカーソルで選択すると、同じくCPU14は左頁
の頁番号を入力して下さい等の表示メニューを出してL
CDパネル24L上に頁番号を表示する。この状態で図
7に示す様に第1のステップST1 では第1のLCDパ
ネル24L上に表示する左頁の頁番号を35c〜35f
の各キーを用いて例えはカーソルで選択する。
R上に連続或いは非連続の表示メニューが表示され、非
連続をカーソルで選択すると、同じくCPU14は左頁
の頁番号を入力して下さい等の表示メニューを出してL
CDパネル24L上に頁番号を表示する。この状態で図
7に示す様に第1のステップST1 では第1のLCDパ
ネル24L上に表示する左頁の頁番号を35c〜35f
の各キーを用いて例えはカーソルで選択する。
【0072】同様にCPU14は右頁の頁番号を入力し
て下さいとの表示メニューを出してLCDパネル24R
上に頁番号を表示すると、第2ステップST2 では第2
のLCDパネル24R上に表示する頁番号を35c〜3
5fの各キーを用いて、例えばカーソルで選択する。
て下さいとの表示メニューを出してLCDパネル24R
上に頁番号を表示すると、第2ステップST2 では第2
のLCDパネル24R上に表示する頁番号を35c〜3
5fの各キーを用いて、例えばカーソルで選択する。
【0073】第3ステップST3 では頁→メモリアドレ
ス変換データから指定頁のメモリアドレスを得て、次の
第4ステップではCPU14はメモリアドレスに基づい
てVRAM23に左右の頁に対応したデータを書き込み
表示する。
ス変換データから指定頁のメモリアドレスを得て、次の
第4ステップではCPU14はメモリアドレスに基づい
てVRAM23に左右の頁に対応したデータを書き込み
表示する。
【0074】上述のVRAM23は図8に示す様に第1
及び第2のLCDパネル24L及び24Rに現在の1頁
分のデータを表示するための左右頁分のフレームメモリ
23Lb,23Rbと、左右前頁分のフレームメモリ2
3La,23Ra並に左右次頁分のフレームメモリ23
Lc,23Rcの計6頁分の独立したメモリ領域を有し
ているので、例えば左右用現頁領域のフレームメモリ2
3Lbと23Rbにメニュー表示等を行っている時に図
7のフローチャートで書き込み表示されたデータは左右
用の次頁領域のフレームメモリ23Lc及び23Rc等
に書き込み、メニュー指示の終了と同時に左右現頁領域
にデータを移動させる様にすれば表示面にノイズを出さ
ずに表示が可能となる。
及び第2のLCDパネル24L及び24Rに現在の1頁
分のデータを表示するための左右頁分のフレームメモリ
23Lb,23Rbと、左右前頁分のフレームメモリ2
3La,23Ra並に左右次頁分のフレームメモリ23
Lc,23Rcの計6頁分の独立したメモリ領域を有し
ているので、例えば左右用現頁領域のフレームメモリ2
3Lbと23Rbにメニュー表示等を行っている時に図
7のフローチャートで書き込み表示されたデータは左右
用の次頁領域のフレームメモリ23Lc及び23Rc等
に書き込み、メニュー指示の終了と同時に左右現頁領域
にデータを移動させる様にすれば表示面にノイズを出さ
ずに表示が可能となる。
【0075】(ロ)二種類の文章、原文−対訳、地図−
ガイドのような異なる文章の場合 この場合の対比形データは図9に示す様にデータID領
域51と、頁→アドレス変換データ領域52並にデータ
領域53a及び53bを有するが、頁−メモリアドレス
変換データ領域52には二種類の異なる文章の場合は夫
々の頁に対するメモリアドレスを、その他の場合は原文
や地図の表示頁に対応した対比頁のメモリアドレスを書
き込んでおく。そしてデータ領域を二つに分割し、デー
タ1の53aには一つ目の文章や原文や地図を書き込ん
でおき、データ2の53bには二つ目の文章や対訳やガ
イドを書き込んでおくことにより、頁の切り換え時に頁
→メモリアドレス変換データから直ちに切り換える頁の
データにアクセスすることが出来る。
ガイドのような異なる文章の場合 この場合の対比形データは図9に示す様にデータID領
域51と、頁→アドレス変換データ領域52並にデータ
領域53a及び53bを有するが、頁−メモリアドレス
変換データ領域52には二種類の異なる文章の場合は夫
々の頁に対するメモリアドレスを、その他の場合は原文
や地図の表示頁に対応した対比頁のメモリアドレスを書
き込んでおく。そしてデータ領域を二つに分割し、デー
タ1の53aには一つ目の文章や原文や地図を書き込ん
でおき、データ2の53bには二つ目の文章や対訳やガ
イドを書き込んでおくことにより、頁の切り換え時に頁
→メモリアドレス変換データから直ちに切り換える頁の
データにアクセスすることが出来る。
【0076】即ち図10の対比型データのフローチャー
トに示す様に第1ステップSTE1で表示する頁を得
て、第2ステップSTE2 で頁→メモリアドレス変換デ
ータから対比頁のアドレスを得た後に第3ステップST
E3 でデータをVRAM23のフレームメモリに書き込
んで表示させればよい。
トに示す様に第1ステップSTE1で表示する頁を得
て、第2ステップSTE2 で頁→メモリアドレス変換デ
ータから対比頁のアドレスを得た後に第3ステップST
E3 でデータをVRAM23のフレームメモリに書き込
んで表示させればよい。
【0077】上述の構成に於いて、第1及び第2のLC
Dパネル24L及び24Rの場合はパネルの下面に例え
ばM型に折り曲げられた蛍光型の小型バックライトを搭
載することで、又、プラズマディスプレイやELディス
プレイ等の自発光型素子を用いた場合には小型化が可能
で、携帯に便利で暗い所でも読める電子本が得られる。
Dパネル24L及び24Rの場合はパネルの下面に例え
ばM型に折り曲げられた蛍光型の小型バックライトを搭
載することで、又、プラズマディスプレイやELディス
プレイ等の自発光型素子を用いた場合には小型化が可能
で、携帯に便利で暗い所でも読める電子本が得られる。
【0078】更にフォントROM17として大小2種類
の文字サイズを用意するか、ROM17をベクトルフォ
ントとしておくことで文字の図形の拡大及び縮小を極め
て簡単に行なうことが出来、老人等では大文字で電子本
を読むことが可能となる。図形のデータは間引を行なう
ことで簡単に縮小出来、1ドットのデータをnドットに
増加させることでn倍に拡大表示出来る。
の文字サイズを用意するか、ROM17をベクトルフォ
ントとしておくことで文字の図形の拡大及び縮小を極め
て簡単に行なうことが出来、老人等では大文字で電子本
を読むことが可能となる。図形のデータは間引を行なう
ことで簡単に縮小出来、1ドットのデータをnドットに
増加させることでn倍に拡大表示出来る。
【0079】又VRAM23の各フレームメモリに電源
バックアップ機能を持たせることで、電源投入時に切る
直前の頁を表示させることが出来る。
バックアップ機能を持たせることで、電源投入時に切る
直前の頁を表示させることが出来る。
【0080】上記した栞、目印の付け外しとしてはVR
AM23のフレームメモリの非表示領域に栞を付ける様
にし、栞付けに必要なデータの内容としては、頁番号、
目印開始行、目印開始文字位置と文字数から構成させ
る。フレームメモリは上記のようにバッテリバックアッ
プをしてあるので、電源を切っても栞のデータは残って
いる。
AM23のフレームメモリの非表示領域に栞を付ける様
にし、栞付けに必要なデータの内容としては、頁番号、
目印開始行、目印開始文字位置と文字数から構成させ
る。フレームメモリは上記のようにバッテリバックアッ
プをしてあるので、電源を切っても栞のデータは残って
いる。
【0081】辞書機能、語句検索を行なう様にすること
も出来る。即ち、語句検索は文字コードの一致を検索す
ることで実現する。辞書の場合は、頁→メモリアドレス
変換領域52に語句一頁変換データを書き込んでおき、
データを得る様にすればよい。
も出来る。即ち、語句検索は文字コードの一致を検索す
ることで実現する。辞書の場合は、頁→メモリアドレス
変換領域52に語句一頁変換データを書き込んでおき、
データを得る様にすればよい。
【0082】上述のLCDパネル24L及び24Rでは
TN(Twisted nematic)型液晶等を用いたものである
が、強誘電性液晶や相転位型液晶を用いることで、液晶
コントローラ22の回路規模を小さくし、部品点数を削
減して全体として表示装置10の消費電力を減らすこと
の出来るものが得られる。以下、図11乃至図15を用
いてこれを説明する。
TN(Twisted nematic)型液晶等を用いたものである
が、強誘電性液晶や相転位型液晶を用いることで、液晶
コントローラ22の回路規模を小さくし、部品点数を削
減して全体として表示装置10の消費電力を減らすこと
の出来るものが得られる。以下、図11乃至図15を用
いてこれを説明する。
【0083】一般の液晶を用いた場合の図1に示した表
示装置は図11に示す様な構成をとる。図11で図1と
の対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
示装置は図11に示す様な構成をとる。図11で図1と
の対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0084】図11で電子本データは図4で説明したメ
モリICカード44に対応している。即ち、LCDコン
トローラ22内にはCPU14、VRAM23、LCD
パネル24L及び24Rの3者間でバス18(19)の
利用調整を行なうバスゲート回路55を必要とする。
モリICカード44に対応している。即ち、LCDコン
トローラ22内にはCPU14、VRAM23、LCD
パネル24L及び24Rの3者間でバス18(19)の
利用調整を行なうバスゲート回路55を必要とする。
【0085】即ち、図11の表示装置による構成ではL
CDコントローラ22とCPU14(システムROM1
5及びシステムRAM16を含むシステムコントロー
ラ)とのタイミング波形は図12の如くなり、この場合
VRAM23からのデータを一定の周期TcでTmの期
間液晶に常に書き込んでいなければならない。従って、
LCDコントローラ22がデータバス19の主導権を持
っており、システムコントローラやその他の制御はLC
Dコントローラ22がRAM23のバスを開放した期間
Tsのみしか稼働できない。さらに、LCDコントロー
ラ22が常に稼働しているため、電力も多く消費され
る。
CDコントローラ22とCPU14(システムROM1
5及びシステムRAM16を含むシステムコントロー
ラ)とのタイミング波形は図12の如くなり、この場合
VRAM23からのデータを一定の周期TcでTmの期
間液晶に常に書き込んでいなければならない。従って、
LCDコントローラ22がデータバス19の主導権を持
っており、システムコントローラやその他の制御はLC
Dコントローラ22がRAM23のバスを開放した期間
Tsのみしか稼働できない。さらに、LCDコントロー
ラ22が常に稼働しているため、電力も多く消費され
る。
【0086】この様に一般のLCDパネル24L及び2
4Rの場合表示期間中に常にデータを書き込む必要があ
り、その為にLCDパネル24L及び24Rの表示内容
が変化しなくてもLCDコントローラ22は動作する必
要があり、システムの制御する部分との共通のバスを切
り換えるバスゲート回路55が必要となり、携帯用の電
子本の如き表示装置では消費電力が問題となり、バスゲ
ート回路55を設ける分コストがアップし、且つLCD
コントローラ22とCPU14(システムコントロー
ラ)とでデータバス18及びコントローラバス19を共
有しているので、システムコントローラのバス使用期間
が短くなる問題もあった。
4Rの場合表示期間中に常にデータを書き込む必要があ
り、その為にLCDパネル24L及び24Rの表示内容
が変化しなくてもLCDコントローラ22は動作する必
要があり、システムの制御する部分との共通のバスを切
り換えるバスゲート回路55が必要となり、携帯用の電
子本の如き表示装置では消費電力が問題となり、バスゲ
ート回路55を設ける分コストがアップし、且つLCD
コントローラ22とCPU14(システムコントロー
ラ)とでデータバス18及びコントローラバス19を共
有しているので、システムコントローラのバス使用期間
が短くなる問題もあった。
【0087】この様な問題点を解消するために、LCD
パネル24L(24R)に強誘電性液晶又は相転位型液
晶を用いることで、LCDパネル22の駆動期間を短く
することが出来るので、CPU14(メインシステム)
の稼働期間を多くすることが出来、且つデータ及びコン
トローラバスの切り換えのバスゲート回路55が必要で
ないために低コストで消費電力の小さな表示装置が得ら
れる。
パネル24L(24R)に強誘電性液晶又は相転位型液
晶を用いることで、LCDパネル22の駆動期間を短く
することが出来るので、CPU14(メインシステム)
の稼働期間を多くすることが出来、且つデータ及びコン
トローラバスの切り換えのバスゲート回路55が必要で
ないために低コストで消費電力の小さな表示装置が得ら
れる。
【0088】以下、図13乃至図16によって、この様
な構成を説明する。
な構成を説明する。
【0089】メモリ機能のある液晶としては、例えば強
誘電性液晶(ferroelectric liquidcrystal) や相転位
型液晶(phase change mode liquid crystal)を用いる
ことが出来る。
誘電性液晶(ferroelectric liquidcrystal) や相転位
型液晶(phase change mode liquid crystal)を用いる
ことが出来る。
【0090】強誘電性液晶は誘電体が自発分極Psを持
っており、外部印加電界により液晶を180度反転さ
せ、−Psとすることが出来る様にしたもので、例えば
キラルスメクチックC相(SmC)等は強誘電性を呈す
る。
っており、外部印加電界により液晶を180度反転さ
せ、−Psとすることが出来る様にしたもので、例えば
キラルスメクチックC相(SmC)等は強誘電性を呈す
る。
【0091】更に相転位型液晶はらせん構造の分子配列
を持つコレステリック相からホメオトリピック分子配列
のネマチック相への相転位、又はこれと逆のネマチック
相からコレステリック相への相変化を電圧印加で生じさ
せるもので、例えばコレステリック相とネマテック相の
相転位時のヒステリシス特性を用いてLCDパネル24
L及び24Rにメモリ機能を持たせることが出来る。
を持つコレステリック相からホメオトリピック分子配列
のネマチック相への相転位、又はこれと逆のネマチック
相からコレステリック相への相変化を電圧印加で生じさ
せるもので、例えばコレステリック相とネマテック相の
相転位時のヒステリシス特性を用いてLCDパネル24
L及び24Rにメモリ機能を持たせることが出来る。
【0092】図16は、この様なメモリ機能を有する相
転位液晶のヒステリシス特性を示す。即ち横軸は印加電
圧を縦軸は光透過率(%)を示すもので、液晶分子の弾
性を大きくし、パネル間のギャップを9μm程度に取っ
てあり、図16で透過状態を示すHの状態では相転位型
液晶はネマチック相であり、Fで示す状態ではコレステ
リック相で散乱状態にある。LCDパネル24L及び2
4R上の画素にはVd=37V程度の電圧を印加し、F
状態からH状態とするには2Vdの電圧を加える。相転
位後はVdの電圧を与えて保持し、F状態に戻すには電
圧を零Vとする様に成す。
転位液晶のヒステリシス特性を示す。即ち横軸は印加電
圧を縦軸は光透過率(%)を示すもので、液晶分子の弾
性を大きくし、パネル間のギャップを9μm程度に取っ
てあり、図16で透過状態を示すHの状態では相転位型
液晶はネマチック相であり、Fで示す状態ではコレステ
リック相で散乱状態にある。LCDパネル24L及び2
4R上の画素にはVd=37V程度の電圧を印加し、F
状態からH状態とするには2Vdの電圧を加える。相転
位後はVdの電圧を与えて保持し、F状態に戻すには電
圧を零Vとする様に成す。
【0093】この様な、メモリ機能を有する液晶をLC
Dパネル24L及び24Rに用いた場合の携帯用の表示
装置としての電子本の系統図を図13及び図14に示
す。図13及び図14で図11と対応部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。
Dパネル24L及び24Rに用いた場合の携帯用の表示
装置としての電子本の系統図を図13及び図14に示
す。図13及び図14で図11と対応部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。
【0094】即ち、図13及び図14ではLCDコント
ローラ22内に図11に示す様なバスゲート回路55を
設ける必要がない。図13の場合はLCDパネル24L
及び24RとVRAM23から読み出されるデータは一
画面で一度だけ接続される様にLCDコントローラ22
で制御される。又、図14の場合は液晶のメモリ機能を
利用し、VRAM23を省き、CPU14から直接LC
DパネルにメモリICカード44等からデータを書き込
む様にしたものである。但し、この場合はVRAM23
を持っていないので、表示中のデータをCPU14が読
み込むためにはメモリICカード44等の元のデータか
ら読み込む必要が生ずる。
ローラ22内に図11に示す様なバスゲート回路55を
設ける必要がない。図13の場合はLCDパネル24L
及び24RとVRAM23から読み出されるデータは一
画面で一度だけ接続される様にLCDコントローラ22
で制御される。又、図14の場合は液晶のメモリ機能を
利用し、VRAM23を省き、CPU14から直接LC
DパネルにメモリICカード44等からデータを書き込
む様にしたものである。但し、この場合はVRAM23
を持っていないので、表示中のデータをCPU14が読
み込むためにはメモリICカード44等の元のデータか
ら読み込む必要が生ずる。
【0095】図13及び図14の構成によるLCDコン
トローラ22とCPU14(システムコントローラ)と
のタイミング波形の一例を図15に示す。図15からも
解る様にLCDコントローラ22とシステムコントロー
ラとのタイミングをみるとTs−a及びTs−bの期間
の様に主導権はシステムコントローラ側(CPU14
側)にある。例えば表示頁を切り換えるときのような液
晶に何かを書き込む場合や、VRAM23とのデータの
読み書きが必要な時にはLCDコントローラ22はシス
テムコントローラにバスの開放をリクエストするとシス
テムコントローラは実行命令の区切りのよいときまで動
作をし、LCDコントローラ22の制御下にバスをお
く。よって、LCDコントローラ22は必要最小限の動
作期間Tnで済み、一般の液晶よりも低電力化がはかれ
る。これはLCDコントローラ22のみならず、他のシ
ステムに対しても同様に行なえる。即ち、システムコン
トローラを中心にして、その他の制御系および信号系が
同レベルに扱える。従って、システムの構成が単純化し
制御の高速化がはかれる。
トローラ22とCPU14(システムコントローラ)と
のタイミング波形の一例を図15に示す。図15からも
解る様にLCDコントローラ22とシステムコントロー
ラとのタイミングをみるとTs−a及びTs−bの期間
の様に主導権はシステムコントローラ側(CPU14
側)にある。例えば表示頁を切り換えるときのような液
晶に何かを書き込む場合や、VRAM23とのデータの
読み書きが必要な時にはLCDコントローラ22はシス
テムコントローラにバスの開放をリクエストするとシス
テムコントローラは実行命令の区切りのよいときまで動
作をし、LCDコントローラ22の制御下にバスをお
く。よって、LCDコントローラ22は必要最小限の動
作期間Tnで済み、一般の液晶よりも低電力化がはかれ
る。これはLCDコントローラ22のみならず、他のシ
ステムに対しても同様に行なえる。即ち、システムコン
トローラを中心にして、その他の制御系および信号系が
同レベルに扱える。従って、システムの構成が単純化し
制御の高速化がはかれる。
【0096】特に一画面がある程度の期間(人間が電子
本を読んでいる期間)表示されている場合は、LCDコ
ントローラ22が一画面表示につきCPU14にバスの
開放をしてもらうだけですむ。その為、バスゲート回路
55は不要となり、低電力化、低コスト化がはかれるも
のが得られる。
本を読んでいる期間)表示されている場合は、LCDコ
ントローラ22が一画面表示につきCPU14にバスの
開放をしてもらうだけですむ。その為、バスゲート回路
55は不要となり、低電力化、低コスト化がはかれるも
のが得られる。
【0097】本例では図8で説明した様にVRAM23
内に各頁毎のフレームメモリ23La,23Lb,23
Lc,23Ra,23Rb,23Rcを用いた例を説明
したが、これらフレームメモリを用いて通常の本と同様
にバラバラとめくると同様に迅速に頁めくりを行うため
の構成を説明する。
内に各頁毎のフレームメモリ23La,23Lb,23
Lc,23Ra,23Rb,23Rcを用いた例を説明
したが、これらフレームメモリを用いて通常の本と同様
にバラバラとめくると同様に迅速に頁めくりを行うため
の構成を説明する。
【0098】図17乃至図23について高速読み出し表
示するための一実施例を示す。図17以下で図1との対
応部分には同一符号を付して示す。
示するための一実施例を示す。図17以下で図1との対
応部分には同一符号を付して示す。
【0099】24L(24R)は表示装置で、ここでは
LCDパネルであるが、これに限られるものではなく、
偏平型のCRT、プラズマディスプレイ等も可能であ
る。23はVRAMで、LCDパネル24Lに表示され
る文字、図形等を画面上に表示するイメージをそのまま
画素単位ビットパターンとしてマッピングするように1
頁分を記憶するフレームメモリ23La,23Lb及び
23Lc(両開きのうち片側のみ示す)から構成され、
これらフレームメモリ23La,23Lb及び23Lc
から読み出された表示データ信号は、切り換えスイッチ
56を通じて、LCDパネル24Lに供給されて、その
画面上に1頁分文字、図形等が表示されるように成され
ている。尚、切り換えスイッチ56は、CPU14から
の切り換え制御信号58によって切り換えられる。
LCDパネルであるが、これに限られるものではなく、
偏平型のCRT、プラズマディスプレイ等も可能であ
る。23はVRAMで、LCDパネル24Lに表示され
る文字、図形等を画面上に表示するイメージをそのまま
画素単位ビットパターンとしてマッピングするように1
頁分を記憶するフレームメモリ23La,23Lb及び
23Lc(両開きのうち片側のみ示す)から構成され、
これらフレームメモリ23La,23Lb及び23Lc
から読み出された表示データ信号は、切り換えスイッチ
56を通じて、LCDパネル24Lに供給されて、その
画面上に1頁分文字、図形等が表示されるように成され
ている。尚、切り換えスイッチ56は、CPU14から
の切り換え制御信号58によって切り換えられる。
【0100】44はデータベースとしてのメモリICカ
ード等で実際には図1の様にCPU14で制御されるL
CDコントローラ22を介してVRAM23にデータを
書き込むが、簡単のためにCPU14で制御され、VR
AM23に直接書き込む様に示してある。全体の小説等
の文字、図形等の情報をコードデータ信号として記憶し
ている。尚、このメモリICカード44は、半導体RO
Mに限らず、光ディスク、磁気ディスク等のディスクR
OMでもよく、ディスクROMの場合には、その再生装
置を必要とするのは勿論である。メモリICカード44
からのコードデータ信号は、CPU14からの読み出し
制御信号、アドレス信号に基づいて、フォントROM1
7等を用いてビットマップデータに変換して、切り換え
スイッチ60を通じて、VRAM23のフレームメモリ
23La,23Lb及び23Lcにデータ信号64とし
て供給して書き込むようにする。この切り換えスイッチ
60はCPU14からの制御信号61によって切り換え
られる。
ード等で実際には図1の様にCPU14で制御されるL
CDコントローラ22を介してVRAM23にデータを
書き込むが、簡単のためにCPU14で制御され、VR
AM23に直接書き込む様に示してある。全体の小説等
の文字、図形等の情報をコードデータ信号として記憶し
ている。尚、このメモリICカード44は、半導体RO
Mに限らず、光ディスク、磁気ディスク等のディスクR
OMでもよく、ディスクROMの場合には、その再生装
置を必要とするのは勿論である。メモリICカード44
からのコードデータ信号は、CPU14からの読み出し
制御信号、アドレス信号に基づいて、フォントROM1
7等を用いてビットマップデータに変換して、切り換え
スイッチ60を通じて、VRAM23のフレームメモリ
23La,23Lb及び23Lcにデータ信号64とし
て供給して書き込むようにする。この切り換えスイッチ
60はCPU14からの制御信号61によって切り換え
られる。
【0101】フレームメモリ23La,23Lb及び2
3Lcは、CPU14からの読み出し/書き込み(R/
W)制御・アドレス信号63によって、読み出し/書き
込みが制御されると共に、アドレスが指定される。62
はキーボードで、このキーボード62は図2に説明した
第1及び第2のキー群34及び35から成る。
3Lcは、CPU14からの読み出し/書き込み(R/
W)制御・アドレス信号63によって、読み出し/書き
込みが制御されると共に、アドレスが指定される。62
はキーボードで、このキーボード62は図2に説明した
第1及び第2のキー群34及び35から成る。
【0102】図17の構成の動作を文庫本の様に見開き
でなく、1頁分のLCDパネル24Lについて図18を
用いて説明する。図18に於いて、番号1〜25は期間
を示し、R/WはCPU14の制御によるVRAM23
内のフレームメモリ23La,23Lb及び23Lcの
読み出し及び書き込みタイミングを示し、読み出し及び
書き込みの各周期は等しく、その周期は、例えば、LC
Dパネル24Lのライン周期に等しく、ライン同期信号
と同期している。番号が奇数の期間は読み出し期間であ
り、偶数の期間は書き込み期間である。フレームメモリ
1、フレームメモリ2及びフレームメモリ3の23L
a,23Lb及び23Lcの読み出し(R)時の数字は
フレームメモリ1、フレームメモリ2及びフレームメモ
リ3の23La,23Lb及び23Lcに記憶されてい
る本の内容の1頁分の頁数を示し、その数字が四角で囲
まれているときは、その頁の本の内容のビットパターン
信号の記憶されたフレームメモリが切り換えスイッチ5
6を介してLCDパネル24Lに接続されていることを
示す。又、フレームメモリ1〜3の欄の丸で囲まれた数
字は、読み出し時にメモリICカード44からフレーム
メモリ1〜3に書き込まれつつある文庫本の内容の頁数
を示す。
でなく、1頁分のLCDパネル24Lについて図18を
用いて説明する。図18に於いて、番号1〜25は期間
を示し、R/WはCPU14の制御によるVRAM23
内のフレームメモリ23La,23Lb及び23Lcの
読み出し及び書き込みタイミングを示し、読み出し及び
書き込みの各周期は等しく、その周期は、例えば、LC
Dパネル24Lのライン周期に等しく、ライン同期信号
と同期している。番号が奇数の期間は読み出し期間であ
り、偶数の期間は書き込み期間である。フレームメモリ
1、フレームメモリ2及びフレームメモリ3の23L
a,23Lb及び23Lcの読み出し(R)時の数字は
フレームメモリ1、フレームメモリ2及びフレームメモ
リ3の23La,23Lb及び23Lcに記憶されてい
る本の内容の1頁分の頁数を示し、その数字が四角で囲
まれているときは、その頁の本の内容のビットパターン
信号の記憶されたフレームメモリが切り換えスイッチ5
6を介してLCDパネル24Lに接続されていることを
示す。又、フレームメモリ1〜3の欄の丸で囲まれた数
字は、読み出し時にメモリICカード44からフレーム
メモリ1〜3に書き込まれつつある文庫本の内容の頁数
を示す。
【0103】さて、フレームメモリの23Laでは期間
1,3,5,7に、フレームメモリ2の23Lbでは期
間1,3,5,7,9,11,13,15,17,19
にフレームメモリ3の23Lcでは1,3,5,7,
9,11,13,15,17,19,21,23,25
に夫々格納されている各頁のデータ内容のうち、フレー
ムメモリ1の23Laの電子本の第1頁の内容は現在期
間1,3,5でLCDパネル24Lに表示されている。
1,3,5,7に、フレームメモリ2の23Lbでは期
間1,3,5,7,9,11,13,15,17,19
にフレームメモリ3の23Lcでは1,3,5,7,
9,11,13,15,17,19,21,23,25
に夫々格納されている各頁のデータ内容のうち、フレー
ムメモリ1の23Laの電子本の第1頁の内容は現在期
間1,3,5でLCDパネル24Lに表示されている。
【0104】次の期間7でキーボード62中の第1の操
作キー群34の次画面キー34fを押圧すると、フレー
ムメモリ3の23Lbに格納されている電子本の第2頁
(又は次頁)の内容がLCDパネル24に表示される。
作キー群34の次画面キー34fを押圧すると、フレー
ムメモリ3の23Lbに格納されている電子本の第2頁
(又は次頁)の内容がLCDパネル24に表示される。
【0105】続く期間8において、フレームメモリ1の
23Laに対する電子本の第4頁の内容の書き込みが開
始される。期間7,9,11,13,15,17ではフ
レームメモリ2の24Lbに記憶されている電子本の第
2頁の内容がLCDパネル24Lに表示され、期間8,
10,12では、フレームメモリ1の23Laに電子本
の第4頁の内容が書き込み中である。
23Laに対する電子本の第4頁の内容の書き込みが開
始される。期間7,9,11,13,15,17ではフ
レームメモリ2の24Lbに記憶されている電子本の第
2頁の内容がLCDパネル24Lに表示され、期間8,
10,12では、フレームメモリ1の23Laに電子本
の第4頁の内容が書き込み中である。
【0106】期間19で、キーボード62の次画面キー
34fを押圧すると、今度はフレームメモリ3の23L
cに記憶されている電子本の第3頁の内容がLCDパネ
ル24Lに表示され、続く期間20において、フレーム
メモリ2の23Lbに対する電子本の第5頁の書き込み
が開始される。期間21,23,25では、フレームメ
モリ3の23Lcに記憶されている電子本の第3頁の内
容がLCDパネル24Lに表示され、期間20,22,
24では、フレームメモリ2の23Lbの電子本の第5
頁の内容が書き込み中である。
34fを押圧すると、今度はフレームメモリ3の23L
cに記憶されている電子本の第3頁の内容がLCDパネ
ル24Lに表示され、続く期間20において、フレーム
メモリ2の23Lbに対する電子本の第5頁の書き込み
が開始される。期間21,23,25では、フレームメ
モリ3の23Lcに記憶されている電子本の第3頁の内
容がLCDパネル24Lに表示され、期間20,22,
24では、フレームメモリ2の23Lbの電子本の第5
頁の内容が書き込み中である。
【0107】このように1画面(1頁)について3個の
フレームメモリを用いたので次画面キー34fを押す度
に、LCDパネル24Lに対するフレームメモリ1,2
及び3の23La,23Lb及び23Lcの切り換えが
行われて、頁めくり表示が迅速に行なわれる。
フレームメモリを用いたので次画面キー34fを押す度
に、LCDパネル24Lに対するフレームメモリ1,2
及び3の23La,23Lb及び23Lcの切り換えが
行われて、頁めくり表示が迅速に行なわれる。
【0108】尚、上述の実施例では1頁分の表示用のL
CDパネル24Lについて説明したがフレームメモリ1
〜3の23La,23Lb及び23Lcを図8と同様に
6個用い、LCDパネル23L及び23Rを通常の本の
様に見開き状態として、次画面キー34fの押圧毎に2
頁分のデータを次々と本と同様の感覚で頁めくりを行な
う場合には、図19の様にフレームメモリを6個用意
し、フレームメモリ1の23La及び23Raを前頁
用、フレームメモリ2の23Lb及び23Rbを現在
用、フレームメモリ3の23Lc及び23Rcを次頁用
とすることで、次画面キー34fの押圧で前頁分の2頁
の同時表示の後に現在の2頁分の同時表示切換が行なわ
れ、更に次画面キー34fの押圧で次頁の2頁分の表示
切換が可能となって、本めくりと同様の感覚で頁めくり
を行なうことが出来る。
CDパネル24Lについて説明したがフレームメモリ1
〜3の23La,23Lb及び23Lcを図8と同様に
6個用い、LCDパネル23L及び23Rを通常の本の
様に見開き状態として、次画面キー34fの押圧毎に2
頁分のデータを次々と本と同様の感覚で頁めくりを行な
う場合には、図19の様にフレームメモリを6個用意
し、フレームメモリ1の23La及び23Raを前頁
用、フレームメモリ2の23Lb及び23Rbを現在
用、フレームメモリ3の23Lc及び23Rcを次頁用
とすることで、次画面キー34fの押圧で前頁分の2頁
の同時表示の後に現在の2頁分の同時表示切換が行なわ
れ、更に次画面キー34fの押圧で次頁の2頁分の表示
切換が可能となって、本めくりと同様の感覚で頁めくり
を行なうことが出来る。
【0109】この場合の構成は図20に示す様に構成さ
せればよくCPU14はメモリICカード44或は通信
回線データ等の入力部13に供給される電子本のデータ
をフレームメモリ23La,23Lb,23Lc,23
Ra,23Rb,23Rcに供給すると共にLCDコン
トローラ22内のディスプレイコントローラ22a及び
頁コントローラ22bに基づいて表示頁めくり等のコン
トロールが行なわれる。
せればよくCPU14はメモリICカード44或は通信
回線データ等の入力部13に供給される電子本のデータ
をフレームメモリ23La,23Lb,23Lc,23
Ra,23Rb,23Rcに供給すると共にLCDコン
トローラ22内のディスプレイコントローラ22a及び
頁コントローラ22bに基づいて表示頁めくり等のコン
トロールが行なわれる。
【0110】ディスプレイコントローラ22aは1頁内
のアドレスを作成したり、一行文字数や1頁行数等の設
定等のLCDパネル24L及び24Rの表示に必要な基
本機能制御を行ない頁コントローラ22bはどの頁を表
示するかを設定するかを定めるコントローラである。
のアドレスを作成したり、一行文字数や1頁行数等の設
定等のLCDパネル24L及び24Rの表示に必要な基
本機能制御を行ない頁コントローラ22bはどの頁を表
示するかを設定するかを定めるコントローラである。
【0111】この様に各フレームメモリへのアクセスは
1頁分内でのメモリのアドレスと、どの頁を表示するか
という表示頁切換用の頁コントローラ22bの出力信号
の二種類を用いる。従って、表示画面の切り換えには、
各フレームメモリを切り換えるだけで済み頁めくりの高
速化がはかれる。
1頁分内でのメモリのアドレスと、どの頁を表示するか
という表示頁切換用の頁コントローラ22bの出力信号
の二種類を用いる。従って、表示画面の切り換えには、
各フレームメモリを切り換えるだけで済み頁めくりの高
速化がはかれる。
【0112】各フレームメモリの読み出しおよび書き込
み時の、信号線の切り換えタイミングは各フレームメモ
リからの現在表示中の画面のデータの読み出しは、常に
一定のタイミングで行なわれているが、CPU14のデ
ータバスの開放時には、次に表示する頁を各フレームメ
モリに書き込んでおいたり、現在表示中に次の画面のデ
ータを書き込む動作を行なう。このようにして、次に表
示するデータを先行して各フレームメモリに折り込んで
おくので画面に表示された情報を人間が確認するまでの
時間内で、次の頁の分のデータを各フレームメモリに取
り込めるので、表示頁切り換え信号のみにより高速に頁
の切り換えが行なえると共に切換時ノイズを減らせる。
また、頁毎に各フレームメモリを持つためにメモリに空
き領域が生じる場合もあるがこの場合の空いているメモ
リ空間は、普通のRAMとしても使える。
み時の、信号線の切り換えタイミングは各フレームメモ
リからの現在表示中の画面のデータの読み出しは、常に
一定のタイミングで行なわれているが、CPU14のデ
ータバスの開放時には、次に表示する頁を各フレームメ
モリに書き込んでおいたり、現在表示中に次の画面のデ
ータを書き込む動作を行なう。このようにして、次に表
示するデータを先行して各フレームメモリに折り込んで
おくので画面に表示された情報を人間が確認するまでの
時間内で、次の頁の分のデータを各フレームメモリに取
り込めるので、表示頁切り換え信号のみにより高速に頁
の切り換えが行なえると共に切換時ノイズを減らせる。
また、頁毎に各フレームメモリを持つためにメモリに空
き領域が生じる場合もあるがこの場合の空いているメモ
リ空間は、普通のRAMとしても使える。
【0113】次に、図22を参照して、本発明の他の実
施例の構成について説明する。上述の構成では、フレー
ムメモリ1〜3の23La,23Lb及び23LcとL
CDパネル24Lとの間並にメモリICカード44とV
RAM23を構成するフレームメモリ23La,23L
b及び23Lcとの間に、それぞれ切り換えスイッチ5
6,60を介在せしめた場合であるが、この例では、V
RAM23を3個のフレームバンク23La,23Lb
及び23Lcから成るRAMにて構成し、切り換えスイ
ッチ56,60を省略した場合である。この場合、CP
U14からの読み出し/書き込み(R/W)制御・アド
レス信号に基づいて、フレームバンク23La,23L
b及び23Lcの読み出し及び書き込み並にアドレシン
グが制御されて、メモリICカード44からのコードデ
ータ信号に基くビットパターンの信号の書き込み及び読
み出しが行なわれる。
施例の構成について説明する。上述の構成では、フレー
ムメモリ1〜3の23La,23Lb及び23LcとL
CDパネル24Lとの間並にメモリICカード44とV
RAM23を構成するフレームメモリ23La,23L
b及び23Lcとの間に、それぞれ切り換えスイッチ5
6,60を介在せしめた場合であるが、この例では、V
RAM23を3個のフレームバンク23La,23Lb
及び23Lcから成るRAMにて構成し、切り換えスイ
ッチ56,60を省略した場合である。この場合、CP
U14からの読み出し/書き込み(R/W)制御・アド
レス信号に基づいて、フレームバンク23La,23L
b及び23Lcの読み出し及び書き込み並にアドレシン
グが制御されて、メモリICカード44からのコードデ
ータ信号に基くビットパターンの信号の書き込み及び読
み出しが行なわれる。
【0114】上述のフレームメモリ23La,23Lb
及び23Lcのアドレスマップを図21に示す。今、第
n頁のLCDパネル24Lに表示しているとし、アドレ
スが、X00〜Y00までとする。また前頁(n−1
頁)のアドレスを000〜X00、次頁(n+1頁)の
アドレスをY00〜Z00とする。ここで、各フレーム
メモリは一画面に対応している。そこで、それぞれの頁
と対応させるために、アドレスの0,X,Y,Zといっ
た、上位だけを変更してやればよいようにセットしてお
く(バンク切り換え方式)。即ち、LCDパネル24L
の表示画面内のデータは、表示開始点からの相対アドレ
スを全てアクセスできるようにしておき、頁を切り換え
るのには上位アドレスを表示頁信号として用い頁を切り
換えればよい。この方式だと、現在表示中の画面のフレ
ームメモリ23Laの上位アドレスに「1」を加減する
だけで頁切り換えが行なえるため、プログラムの簡略化
も行なえる(但し、最低位アドレスのメモリと最上位ア
ドレスのメモリ間は除く)。
及び23Lcのアドレスマップを図21に示す。今、第
n頁のLCDパネル24Lに表示しているとし、アドレ
スが、X00〜Y00までとする。また前頁(n−1
頁)のアドレスを000〜X00、次頁(n+1頁)の
アドレスをY00〜Z00とする。ここで、各フレーム
メモリは一画面に対応している。そこで、それぞれの頁
と対応させるために、アドレスの0,X,Y,Zといっ
た、上位だけを変更してやればよいようにセットしてお
く(バンク切り換え方式)。即ち、LCDパネル24L
の表示画面内のデータは、表示開始点からの相対アドレ
スを全てアクセスできるようにしておき、頁を切り換え
るのには上位アドレスを表示頁信号として用い頁を切り
換えればよい。この方式だと、現在表示中の画面のフレ
ームメモリ23Laの上位アドレスに「1」を加減する
だけで頁切り換えが行なえるため、プログラムの簡略化
も行なえる(但し、最低位アドレスのメモリと最上位ア
ドレスのメモリ間は除く)。
【0115】上述の図22に示す実施例の動作は図17
と同様なので重複説明は省略する。
と同様なので重複説明は省略する。
【0116】上述の図17ではVRAM3が3つのフレ
ームメモリから構成される場合を例に採って説明した
が、その個数は2個以上とした場合も可能である。図1
7の例において、VRAM23のフレームメモリを2個
のフレームメモリ23La及び23Lcから構成した場
合の動作を、図23を参照して説明する。
ームメモリから構成される場合を例に採って説明した
が、その個数は2個以上とした場合も可能である。図1
7の例において、VRAM23のフレームメモリを2個
のフレームメモリ23La及び23Lcから構成した場
合の動作を、図23を参照して説明する。
【0117】図23で期間1,3,5では、フレームメ
モリ23Laに記憶されている電子本の第1頁の内容が
LCDパネル24Lに表示され、フレームメモリ23L
cには電子本の第2頁の内容が記憶されている。期間7
で、キーボード62の次画面キー34fを押すと、今度
はフレームメモリ23Lcに記憶されている電子本の第
2頁の内容がLCDパネル24Lに表示され、第1頁の
内容が記憶されたフレームメモリ23Laは続く期間8
において、電子本の第3頁の内容の書き込みが開始され
る。期間7,9,11,13,15,17では、フレー
ムメモリ23Lcに記憶されている電子本の第2頁の内
容がLCD24Lに表示される。期間8,10,12で
は、フレームメモリ23Laに電子本の第3頁の内容が
書き込み中である。期間13,15,17では、フレー
ムメモリ23Lcに記憶されている電子本の第2頁の内
容がLCDパネル24Lに表示されている。
モリ23Laに記憶されている電子本の第1頁の内容が
LCDパネル24Lに表示され、フレームメモリ23L
cには電子本の第2頁の内容が記憶されている。期間7
で、キーボード62の次画面キー34fを押すと、今度
はフレームメモリ23Lcに記憶されている電子本の第
2頁の内容がLCDパネル24Lに表示され、第1頁の
内容が記憶されたフレームメモリ23Laは続く期間8
において、電子本の第3頁の内容の書き込みが開始され
る。期間7,9,11,13,15,17では、フレー
ムメモリ23Lcに記憶されている電子本の第2頁の内
容がLCD24Lに表示される。期間8,10,12で
は、フレームメモリ23Laに電子本の第3頁の内容が
書き込み中である。期間13,15,17では、フレー
ムメモリ23Lcに記憶されている電子本の第2頁の内
容がLCDパネル24Lに表示されている。
【0118】期間19で、キーボード62の次画面キー
34fを押圧すると、今度はフレームメモリ23Laに
記憶されている電子本の第3頁の内容がLCDパネル2
4Lに表示され、フレームメモリ23Lcには続く期間
20において、電子本の第4頁の内容の書き込みが開始
される。期間21,23,25では、フレームメモリ2
3Laに記憶されている電子本の第3頁の内容がLCD
パネル24Lに表示される。期間20,22,24では
フレームメモリ23Lbに電子本の第4頁の内容が書き
込み中と成る。
34fを押圧すると、今度はフレームメモリ23Laに
記憶されている電子本の第3頁の内容がLCDパネル2
4Lに表示され、フレームメモリ23Lcには続く期間
20において、電子本の第4頁の内容の書き込みが開始
される。期間21,23,25では、フレームメモリ2
3Laに記憶されている電子本の第3頁の内容がLCD
パネル24Lに表示される。期間20,22,24では
フレームメモリ23Lbに電子本の第4頁の内容が書き
込み中と成る。
【0119】上述の図17〜図23に示す各実施例によ
ればLCDパネル24L及び24Rへの表示切換が極め
て高速に行なわれ、且つ本の頁めくりと同様の感覚の頁
めくりを行なうことが出来る。
ればLCDパネル24L及び24Rへの表示切換が極め
て高速に行なわれ、且つ本の頁めくりと同様の感覚の頁
めくりを行なうことが出来る。
【0120】上述の各説明では携帯用の表示装置として
電子本の携帯を文庫本サイズで説明したが、第1及び第
2ケーシング31及び32内にポケットベル機能を配設
し、RS−232−Cコネタクを通してメッセージデー
タをLCDパネル24L又は24Rに表示させると共に
ポケットベルを鳴らす様にすることが出来る。この場
合、電子本を読んでる場合には、これらポケットベル情
報を優先させる様に成せば緊急時の連絡に役立つ。
電子本の携帯を文庫本サイズで説明したが、第1及び第
2ケーシング31及び32内にポケットベル機能を配設
し、RS−232−Cコネタクを通してメッセージデー
タをLCDパネル24L又は24Rに表示させると共に
ポケットベルを鳴らす様にすることが出来る。この場
合、電子本を読んでる場合には、これらポケットベル情
報を優先させる様に成せば緊急時の連絡に役立つ。
【0121】更にファックスの受信機能を第1及び第2
のケーシング31及び32内に搭載し、RS−232−
Cコネクタ等を介してファックスデータを受信する様に
すればファックス本として機能させることが出来る。こ
の場合、ファックスの情報データをLCDパネル24L
及び24Rに表示させるだけでなく、表示装置に挿着さ
れているデータ媒体のメモリICカードにこのファック
スデータを格納する様にし、印字する必要のあるものだ
けをプリンタ等を用いて印字する様にすることが出来
る。
のケーシング31及び32内に搭載し、RS−232−
Cコネクタ等を介してファックスデータを受信する様に
すればファックス本として機能させることが出来る。こ
の場合、ファックスの情報データをLCDパネル24L
及び24Rに表示させるだけでなく、表示装置に挿着さ
れているデータ媒体のメモリICカードにこのファック
スデータを格納する様にし、印字する必要のあるものだ
けをプリンタ等を用いて印字する様にすることが出来
る。
【0122】更にテレビジョン受信機能、文字放送受信
機能、電子手帳等の機能も簡単にケーシング内に搭載可
能であり、この様にすれば、例えばテレビジョン受信機
能を付加した場合には例えば、対話付きのテレビジョン
等として有効利用可能である。即ち、耳の不自由な人の
為にLCD24Lにはテレビ画面を表示させ、LCD2
4Rには文字内容を表示させることが出来る。更に文字
放送の場合は、表示画面に文字放送を表示することや、
電子手帳等の場合はLCDパネル24L,24Rをタッ
チパネル構成として入力部兼表示装置とし見開き構成の
電子本とする様に構成し得る。
機能、電子手帳等の機能も簡単にケーシング内に搭載可
能であり、この様にすれば、例えばテレビジョン受信機
能を付加した場合には例えば、対話付きのテレビジョン
等として有効利用可能である。即ち、耳の不自由な人の
為にLCD24Lにはテレビ画面を表示させ、LCD2
4Rには文字内容を表示させることが出来る。更に文字
放送の場合は、表示画面に文字放送を表示することや、
電子手帳等の場合はLCDパネル24L,24Rをタッ
チパネル構成として入力部兼表示装置とし見開き構成の
電子本とする様に構成し得る。
【0123】本発明の上述した各構成によれば携帯可能
で文庫本の様にどこでも手軽に読むことの出来る電子本
からなる携帯用表示装置を得られ、本の様に見開きが可
能となり、頁間の連続又は不連続を問わずに対比可能で
あり、順次頁めくりを行なうことが出来ると共にランダ
ムなアクセスも可能にした携帯用の表示装置が得られ
る。
で文庫本の様にどこでも手軽に読むことの出来る電子本
からなる携帯用表示装置を得られ、本の様に見開きが可
能となり、頁間の連続又は不連続を問わずに対比可能で
あり、順次頁めくりを行なうことが出来ると共にランダ
ムなアクセスも可能にした携帯用の表示装置が得られ
る。
【0124】又、表示部に表示する情報は文字データの
みでなく、キャラクタやグラフィックスの図形等も表示
可能で且つ表示内容の文字や図形の拡大、縮小が可能な
表示装置が提供出来る。
みでなく、キャラクタやグラフィックスの図形等も表示
可能で且つ表示内容の文字や図形の拡大、縮小が可能な
表示装置が提供出来る。
【0125】更に本発明の表示装置は記録媒体の例えば
CD−ROM等の他の通信回線から所定のデータ及び図
形をどこからでも読み込むことの出来るものが得られ
る。
CD−ROM等の他の通信回線から所定のデータ及び図
形をどこからでも読み込むことの出来るものが得られ
る。
【0126】本発明の更に他の効果は表示中に使用され
たデータ類は電源切断後も保存可能で電源投入時には切
る直前の表示頁が表示可能で且つ頁語句へのマーキング
及び栞機能としての検索が可能な携帯用の表示装置が得
られる。
たデータ類は電源切断後も保存可能で電源投入時には切
る直前の表示頁が表示可能で且つ頁語句へのマーキング
及び栞機能としての検索が可能な携帯用の表示装置が得
られる。
【0127】本発明は一冊の本のうちの必要個所のデー
タだけをとり込んで表示出来るので表示装置は小型化さ
れ、且つ、暗い所でも読むことの出来る表示装置を得ら
れる。
タだけをとり込んで表示出来るので表示装置は小型化さ
れ、且つ、暗い所でも読むことの出来る表示装置を得ら
れる。
【0128】本発明の更に他の効果は本の様に「頁をバ
ラバラめくる」様な高速な画面切り換えが可能であり、
且つメモリ機能を有する液晶を用いることで回路の消費
電力を低減した表示装置が得られる。
ラバラめくる」様な高速な画面切り換えが可能であり、
且つメモリ機能を有する液晶を用いることで回路の消費
電力を低減した表示装置が得られる。
【0129】
【発明の効果】本発明によれば以下各項目に示す多くの
効果を有する表示装置が得られる。 A 本の様に見開き画面で携帯に便利な電子本が得られ
る。 B 頁(連続、不連続問わず)間の対比表示が可能であ
る。 C 通信回線を使ってどこにいてもデータが入手でき
る。 D 頁のランダムアクセスができる。 E 暗いところでも読める。 F 小型化ができる(全集でも一冊でも必要な所のデー
タだけを取り込む)。 G 栞、目印の付け外しが自由。 H 文字−図形の拡大縮小ができる。 I 電源投入時には、切る直前の表示頁が表示される。 J 頁や語句へのマーキングや検査が出来る。
効果を有する表示装置が得られる。 A 本の様に見開き画面で携帯に便利な電子本が得られ
る。 B 頁(連続、不連続問わず)間の対比表示が可能であ
る。 C 通信回線を使ってどこにいてもデータが入手でき
る。 D 頁のランダムアクセスができる。 E 暗いところでも読める。 F 小型化ができる(全集でも一冊でも必要な所のデー
タだけを取り込む)。 G 栞、目印の付け外しが自由。 H 文字−図形の拡大縮小ができる。 I 電源投入時には、切る直前の表示頁が表示される。 J 頁や語句へのマーキングや検査が出来る。
【図1】本発明の表示装置の一実施例を示す系統図であ
る。
る。
【図2】本発明の表示装置の一実施例を示すケーシング
の外観斜視図である。
の外観斜視図である。
【図3】本発明の表示装置の各種表示態様の説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の表示装置の一実施例のデータ取得構成
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明の表示装置の一実施例のデータを得るた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図6】本発明の表示装置の一実施例を示すデータのメ
モリマップ図である。
モリマップ図である。
【図7】本発明の表示装置の一実施例を示す一つの文章
で非連続表示する場合のフローチャートである。
で非連続表示する場合のフローチャートである。
【図8】本発明の表示装置の一実施例に用いるVRAM
内容説明図である。
内容説明図である。
【図9】本発明の表示装置の一実施例に用いる対比型デ
ータのメモリマップ図である。
ータのメモリマップ図である。
【図10】本発明の表示装置の一実施例の対比型データ
表示するためのフローチャートである。
表示するためのフローチャートである。
【図11】本発明の表示装置の一実施例を示す一般の液
晶を用いた系統図である。
晶を用いた系統図である。
【図12】図11に示す系統図の駆動波形図である。
【図13】本発明の表示装置の一実施例を示すメモリ機
能を有する液晶を用いた系統図である。
能を有する液晶を用いた系統図である。
【図14】本発明の表示装置の図13と同様の他の系統
図でるある。
図でるある。
【図15】図13及び図14に示す系統図の駆動波形図
である。
である。
【図16】本発明の表示装置に用いる相転位型液晶のヒ
ステリシス特性図である。
ステリシス特性図である。
【図17】本発明の表示装置の一実施例を示す高速読み
出し時の系統図である。
出し時の系統図である。
【図18】図17に示す系統図の動作波形説明図であ
る。
る。
【図19】本発明の表示装置に用いる画面とフレームメ
モリとの関係図である。
モリとの関係図である。
【図20】本発明の表示装置の一実施例を示す表示装置
の系統図である。
の系統図である。
【図21】本発明の表示装置の一実施例に用いるメモリ
マップ図である。
マップ図である。
【図22】本発明の表示装置の一実施例を示す高速読み
出し時の系統図である。
出し時の系統図である。
【図23】本発明の表示装置の他の構成動作波形説明図
である。
である。
【図24】従来の表示装置の平面図である。
10 表示装置 11 メインシステム部 12 LCD駆動部 13 入力部 14 CPU 22 LCDコントローラ 23 VRAM 24L,24R 第1及び第2LCDパネル 31,32 第1及び第2のケーシング 34,35 第1及び第2の操作キー群 44 メモリICカード
Claims (15)
- 【請求項1】 第1の表示部と、 第2の表示部と、 上記第1、第2の表示部が互に回動自在に連結され、少
なくとも上記2つの表示部が対向して閉塞した状態と、
上記2つの表示部が開放して略180度に位置する状態
とに展開可能となす回動部材と、 上記第1の表示部に表示される表示信号を記憶する第1
の記憶領域と、上記第2の表示部に表示させる表示信号
を記憶する第2の記憶領域とを含む記憶回路と、 上記記憶回路に表示信号を与える記憶媒体を結合する結
合部と、 上記各記憶領域への表示信号の書き込みを指示して上記
各表示部の表示内容を変更させる指示スイッチとを有す
ることを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記第1、第2の表示部に対して表示さ
れる画像を切り換える際、上記指示スイッチの操作に応
じて上記各表示部へ供給されるための表示信号が、互に
関連のある情報として選択されて上記各記憶領域に供給
されて成ることを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記互に関連ある情報とは、夫々の画像
が本の見開き状態における隣合った頁であることを特徴
とする請求項2記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記互に関連ある情報とは、一方が画像
信号、他方がその説明の文の信号であることを特徴とす
る請求項2記載の表示装置。 - 【請求項5】 外部の通信回線と接続するための接続端
子を有し、該端子から入力された情報を前記記憶媒体に
記憶させる様にして成ることを特徴とする請求項1記載
の表示装置。 - 【請求項6】 前記通信回線は前記記憶媒体に接続され
て成ることを特徴とする請求項5記載の表示装置。 - 【請求項7】 前記通信回線が電話回線であることを特
徴とする請求項5記載の表示装置。 - 【請求項8】 前記記録媒体はICカードであることを
特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 【請求項9】 表示部と、 該表示部で表示する表示信号が所定単位毎に記憶される
複数の記憶領域を含む記憶回路と、 上記記憶回路への上記表示信号の書き込み、読み出しを
制御する制御回路と、 上記複数の記憶領域に記憶されている表示信号を選択的
に上記表示部に供給する選択回路とを有し、 上記制御回路は、 上記複数の記憶領域のうちの1つに記憶されている表示
信号を読み出して上記表示部に供給しているとき、次に
上記表示部に供給する表示信号を他の記憶領域に書き込
むようになすことを特徴とする表示装置。 - 【請求項10】 第1の表示部と、 第2の表示部と、 上記第1、第2の表示部に互に回動自在に連結され、少
なくとも上記2つの表示部が対向して閉塞した状態と、
上記2つの表示部が開放して略180度に位置する状態
とに展開可能となす回動部材と、 上記第1の表示部に表示させる表示信号を記憶する第1
の記憶領域と、上記第2の表示部に表示させる表示信号
を記憶する第2の記憶領域と、表示されない表示信号を
記憶する第3の記憶領域を少なくとも含む記憶回路と、 上記記憶回路に表示信号を与える記憶媒体を結合する結
合部と、 上記各記憶領域への表示信号の書き込みを指示して上記
各表示部の表示内容を変更させる指示スイッチと、 上記記憶回路への上記表示信号の書き込み、読み出しを
制御する制御回路と、 上記各記憶領域に記憶されている表示信号を選択的に上
記表示部に供給する選択回路とを有し、 上記制御回路は、上記第1、第2の記憶領域に記憶され
ている表示信号を読み出して上記表示部に供給している
とき、次に上記表示部に供給する表示信号を上記第3の
記憶領域に書き込むようになすことを特徴とする表示装
置。 - 【請求項11】 前記表示信号は頁情報であり、前記第
3の記憶領域に次々頁の情報を記憶し、他の2つで本の
見開き2頁分の表示信号が記憶されるとともに、前記指
示スイッチは頁めくりボタンとして機能することを特徴
とする請求項10記載の表示装置。 - 【請求項12】 前記表示装置は文庫本サイズであるこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項11記載の表示装
置。 - 【請求項13】 前記表示装置の各表示部はメモリ機能
を有する液晶を用いて成ることを特徴とする請求項1乃
至請求項12記載の表示装置。 - 【請求項14】 前記表示部に用いるメモリ機能を有す
る液晶は強誘電性液晶であることを特徴とする請求項1
3記載の表示装置。 - 【請求項15】 前記表示部に用いるメモリ機能を有す
る液晶は相転位型液晶であることを特徴とする請求項1
3記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9219573A GB2260844A (en) | 1991-09-20 | 1992-09-16 | Book type display apparatus |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24186691 | 1991-09-20 | ||
JP3-241866 | 1991-09-20 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002006743A Division JP2002334079A (ja) | 1991-09-20 | 2002-01-15 | データ取得方法及びデータ取得装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05249934A true JPH05249934A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=17080692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4130993A Pending JPH05249934A (ja) | 1991-09-20 | 1992-05-22 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05249934A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0683779A (ja) * | 1992-08-31 | 1994-03-25 | Toshiba Corp | 表示装置 |
JPH06202993A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | Fujitsu Ltd | 携帯型情報表示装置 |
JPH07146845A (ja) * | 1993-11-25 | 1995-06-06 | Hitachi Ltd | 情報端末 |
JPH07168853A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-07-04 | Hewlett Packard Co <Hp> | 動的に修正可能な文書を表示するための情報検索装置 |
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-
1992
- 1992-05-22 JP JP4130993A patent/JPH05249934A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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