JPH05211380A - 電子部品の実装構造 - Google Patents
電子部品の実装構造Info
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- JPH05211380A JPH05211380A JP4182056A JP18205692A JPH05211380A JP H05211380 A JPH05211380 A JP H05211380A JP 4182056 A JP4182056 A JP 4182056A JP 18205692 A JP18205692 A JP 18205692A JP H05211380 A JPH05211380 A JP H05211380A
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- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/50—Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto
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- H—ELECTRICITY
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- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/181—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープキャリアICが実装されるプリント配
線板の小形化を図ることができる電子部品の実装構造の
提供。 【構成】 プリント配線板23には、テープキャリアIC
11とプリント配線板23との間に他の電子部品25が実装さ
れている。
線板の小形化を図ることができる電子部品の実装構造の
提供。 【構成】 プリント配線板23には、テープキャリアIC
11とプリント配線板23との間に他の電子部品25が実装さ
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープキャリアICがプ
リント配線板に実装される電子部品の実装構造に関す
る。
リント配線板に実装される電子部品の実装構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯形電子機器の小形軽量化の要
求に応じて、電子部品の高密度実装技術は飛躍的な進歩
を遂げている。また、LSIの多ピン化によって、その
パッケージ技術は、厚さが約5mmは必要とされるPGA
(基板挿入形パッケージ)から、厚さを約3mm程度とし
うるQFP(表面実装形パッケージ)へ、さらには厚さ
を約0.8 mmまで薄形化が可能なテープキャリアICへと
進化を遂げている。
求に応じて、電子部品の高密度実装技術は飛躍的な進歩
を遂げている。また、LSIの多ピン化によって、その
パッケージ技術は、厚さが約5mmは必要とされるPGA
(基板挿入形パッケージ)から、厚さを約3mm程度とし
うるQFP(表面実装形パッケージ)へ、さらには厚さ
を約0.8 mmまで薄形化が可能なテープキャリアICへと
進化を遂げている。
【0003】図19にこの種のテープキャリアICを用い
た従来の電子部品の実装構造を示す。
た従来の電子部品の実装構造を示す。
【0004】プリント配線板1には、テープキャリアI
C3が半田付けされており、テープキャリアIC3の周
囲にはチップ部品5が半田付けされている。
C3が半田付けされており、テープキャリアIC3の周
囲にはチップ部品5が半田付けされている。
【0005】しかし、テープキャリアIC3において
も、アウターリード8のピッチは半田付けの場合で0.3
mmが限界であるので、例えば200 ピンのテープキャリア
IC3では最少でも20mm角程度の面積を有している。そ
のため、上記実装構造では、テープキャリアIC3を用
いることでプリント配線板ユニットの薄形化は図れる
が、プリント配線板1の面積の小形化を十分に図れない
という不具合があった。特に、テープキャリアIC3で
は、フィルムベース9が大きなスペースを占めているの
で、このフィルムベース9の部分が無駄なスペースとな
っていた。
も、アウターリード8のピッチは半田付けの場合で0.3
mmが限界であるので、例えば200 ピンのテープキャリア
IC3では最少でも20mm角程度の面積を有している。そ
のため、上記実装構造では、テープキャリアIC3を用
いることでプリント配線板ユニットの薄形化は図れる
が、プリント配線板1の面積の小形化を十分に図れない
という不具合があった。特に、テープキャリアIC3で
は、フィルムベース9が大きなスペースを占めているの
で、このフィルムベース9の部分が無駄なスペースとな
っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、上記電子
部品の実装構造では、テープキャリアICを用いても、
このテープキャリアICが実装されるプリント配線板の
小形化を十分に図れなかった。
部品の実装構造では、テープキャリアICを用いても、
このテープキャリアICが実装されるプリント配線板の
小形化を十分に図れなかった。
【0007】本発明はこのような従来の欠点を解決する
べくなされたものであり、テープキャリアICが実装さ
れるプリント配線板の小形化を図れる電子部品の実装構
造を提供することを目的とする。
べくなされたものであり、テープキャリアICが実装さ
れるプリント配線板の小形化を図れる電子部品の実装構
造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープキャリ
アICがプリント配線板に実装される電子部品の実装構
造において、前記プリント配線板には、前記テープキャ
リアICと前記プリント配線板との間に他の電子部品が
実装された構成となっている。
アICがプリント配線板に実装される電子部品の実装構
造において、前記プリント配線板には、前記テープキャ
リアICと前記プリント配線板との間に他の電子部品が
実装された構成となっている。
【0009】
【作用】本発明では、テープキャリアICとプリント配
線板との間には、他の電子部品が配置されるので、その
分プリント配線板の小形化を図れる。
線板との間には、他の電子部品が配置されるので、その
分プリント配線板の小形化を図れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図18を参照
して詳述する。
して詳述する。
【0011】図2乃至図4は本発明に用いられるテープ
キャリアIC11を製造するためのフィルムの一例を説明
する図である。
キャリアIC11を製造するためのフィルムの一例を説明
する図である。
【0012】フィルム13は、長尺の絶縁性フィルム14と
この絶縁性フィルム14の一方の面に設けられた回路パタ
ーン15とで構成されている。そして、フィルム13の所定
箇所が切断されることにより、絶縁性フィルム14は最終
的にはテープキャリアIC11のフィルムベース17とな
り、回路パターン15はテープキャリアIC11のリード19
となる。また、フィルム13には、テープキャリアIC11
の半導体素子21が搭載される部分13aが連続的に設けら
れている。そして、半導体素子21は、この部分13aに搭
載され、図6に示す如く、半導体素子21のチップパッド
(図示せず)が回路パターン15にて形成されたリード19
のうちのインナーリード19aにバンプ22を介して電気的
に接続される。また、半導体素子21が搭載されたフィル
ム13は、アウターリード19bにおいて切断されて単体の
テープキャリアIC11となり、テープキャリアIC11の
アウターリード19bがプリント配線板23のパッド23aに
半田付けし得る形状にフォーミングされる。
この絶縁性フィルム14の一方の面に設けられた回路パタ
ーン15とで構成されている。そして、フィルム13の所定
箇所が切断されることにより、絶縁性フィルム14は最終
的にはテープキャリアIC11のフィルムベース17とな
り、回路パターン15はテープキャリアIC11のリード19
となる。また、フィルム13には、テープキャリアIC11
の半導体素子21が搭載される部分13aが連続的に設けら
れている。そして、半導体素子21は、この部分13aに搭
載され、図6に示す如く、半導体素子21のチップパッド
(図示せず)が回路パターン15にて形成されたリード19
のうちのインナーリード19aにバンプ22を介して電気的
に接続される。また、半導体素子21が搭載されたフィル
ム13は、アウターリード19bにおいて切断されて単体の
テープキャリアIC11となり、テープキャリアIC11の
アウターリード19bがプリント配線板23のパッド23aに
半田付けし得る形状にフォーミングされる。
【0013】このように、テープキャリアIC11では、
設計段階において、回路パターン15の引き回し方法、或
いはアウターリード19bの切断位置やフォーミング方法
を変えることにより、種々の形状のテープキャリアIC
11を得ることができる。従って、このテープキャリアI
C11に覆われる他の電子部品に対応する形状のテープキ
ャリアIC11の製造も容易に行える。以下、このテープ
キャリアIC11で他の電子部品を覆う場合の例につき説
明する。
設計段階において、回路パターン15の引き回し方法、或
いはアウターリード19bの切断位置やフォーミング方法
を変えることにより、種々の形状のテープキャリアIC
11を得ることができる。従って、このテープキャリアI
C11に覆われる他の電子部品に対応する形状のテープキ
ャリアIC11の製造も容易に行える。以下、このテープ
キャリアIC11で他の電子部品を覆う場合の例につき説
明する。
【0014】図1は、テープキャリアIC11のうち最も
空きスペースの大きくなる部分であるフィルムベース17
とプリント配線板23との間にチップ部品等の電子部品25
を配置した場合を示したものである。
空きスペースの大きくなる部分であるフィルムベース17
とプリント配線板23との間にチップ部品等の電子部品25
を配置した場合を示したものである。
【0015】プリント配線板23には、テープキャリアI
C11やそれ以外のチップ部品等の電子部品(他の電子部
品)25が半田付けされている。
C11やそれ以外のチップ部品等の電子部品(他の電子部
品)25が半田付けされている。
【0016】テープキャリアIC11は、フィルムベース
17、このフィルムベース17に設けられたリード19、この
リード19のインナーリード19aにAUバンプにより接続
された半導体素子21にて構成されており、フィルムベー
ス17の周縁部においてプリント配線板11に向けて屈曲さ
せられたアウターリード19bがプリント配線板11に半田
付けされている。
17、このフィルムベース17に設けられたリード19、この
リード19のインナーリード19aにAUバンプにより接続
された半導体素子21にて構成されており、フィルムベー
ス17の周縁部においてプリント配線板11に向けて屈曲さ
せられたアウターリード19bがプリント配線板11に半田
付けされている。
【0017】また、チップ部品等の電子部品25は、テー
プキャリアIC11の周囲においてプリント配線板23に実
装されるとともに、テープキャリアIC11のフィルムベ
ース17とプリント配線板11との間においてもプリント配
線板11に実装されている。尚、これらの電子部品11,15
のプリント配線板23への実装は、まずプリント配線板23
の所定位置に電子部品25を半田付けし、ついで、いくつ
かの電子部品25をフィルムベース17で覆う状態でテープ
キャリアIC11をプリント配線板23に実装する方法が用
いられている。
プキャリアIC11の周囲においてプリント配線板23に実
装されるとともに、テープキャリアIC11のフィルムベ
ース17とプリント配線板11との間においてもプリント配
線板11に実装されている。尚、これらの電子部品11,15
のプリント配線板23への実装は、まずプリント配線板23
の所定位置に電子部品25を半田付けし、ついで、いくつ
かの電子部品25をフィルムベース17で覆う状態でテープ
キャリアIC11をプリント配線板23に実装する方法が用
いられている。
【0018】このような構成とすれば、テープキャリア
IC11で覆われた電子部品25の分だけプリント配線板23
を小形化することができる。また、テープキャリアIC
11と電子部品25とを接続するための配線パターン(図示
せず)も短くすることができるので、その点からもプリ
ント配線板23の小形化を図れ、また、インピーダンスの
低減も図れる。
IC11で覆われた電子部品25の分だけプリント配線板23
を小形化することができる。また、テープキャリアIC
11と電子部品25とを接続するための配線パターン(図示
せず)も短くすることができるので、その点からもプリ
ント配線板23の小形化を図れ、また、インピーダンスの
低減も図れる。
【0019】尚、テープキャリアIC11の厚さは0.8 mm
程度にすることが可能であるので、高さが0.8 mm程度の
チップ部品をテープキャリアIC11で覆う場合には、テ
ープキャリアIC11全体の高さを、QFPの最小厚さで
ある3mmよりも小さくすることが可能である。
程度にすることが可能であるので、高さが0.8 mm程度の
チップ部品をテープキャリアIC11で覆う場合には、テ
ープキャリアIC11全体の高さを、QFPの最小厚さで
ある3mmよりも小さくすることが可能である。
【0020】図5乃至図7は、テープキャリアIC11の
略中央部位に電子部品25が位置する状態で、この電子部
品25をテープキャリアIC11で覆った場合を示す図であ
る。
略中央部位に電子部品25が位置する状態で、この電子部
品25をテープキャリアIC11で覆った場合を示す図であ
る。
【0021】テープキャリアIC11のアウターリード19
bはプリント配線板23のパッド23aに半田付けされてお
り、電子部品25のリード27は、プリント配線板23のうち
の、アウターリード19bで囲まれた部分に設けられたパ
ッド23aに半田付けされている。
bはプリント配線板23のパッド23aに半田付けされてお
り、電子部品25のリード27は、プリント配線板23のうち
の、アウターリード19bで囲まれた部分に設けられたパ
ッド23aに半田付けされている。
【0022】図8はアウターリード19bが三方に設けら
れたテープキャリアIC11により電子部品を覆った場合
を示した図である。テープキャリアIC11をこのような
形状とすれば、テープキャリアIC11で覆われる電子部
品25の一部をテープキャリアIC11のアウターリード19
bが設けられてない方向へ突出させることも可能とな
る。
れたテープキャリアIC11により電子部品を覆った場合
を示した図である。テープキャリアIC11をこのような
形状とすれば、テープキャリアIC11で覆われる電子部
品25の一部をテープキャリアIC11のアウターリード19
bが設けられてない方向へ突出させることも可能とな
る。
【0023】図9及び図10は、アウターリード19bが二
方に設けられたテープキャリアIC11により電子部品25
を覆った場合を示したものである。このような構成とす
るならば、テープキャリアIC11の幅よりも長い電子部
品25であっても、この電子部品25をプリント配線板23と
テープキャリアIC11との間に配置できる。
方に設けられたテープキャリアIC11により電子部品25
を覆った場合を示したものである。このような構成とす
るならば、テープキャリアIC11の幅よりも長い電子部
品25であっても、この電子部品25をプリント配線板23と
テープキャリアIC11との間に配置できる。
【0024】図11は、プリント配線板23に実装された異
なる種類の電子部品25をテープキャリアIC11で覆った
場合を示している。本例においては、図12(a)に示す
如き薄形ICパッケージ25a、図12(b)に示す如きチ
ップ部品25b、図12(c)に示す如きチップトランジス
タ25cをテープキャリアIC11で覆った場合が示されて
いる。1.6 mm×0.8 mmサイズや1.0 mm×0.5 mmサイズの
チップ部品25bの高さは1mm未満であり、また、1.6 mm
×0.8 mmサイズのチップトランジスタ25cの高さも1mm
未満であり、さらにはTSOP、TQFP等と呼ばれる
薄形ICパッケージ25aもその高さは1mm前後しかない
ので、このような複数の種類の電子部品25を覆う場合で
あっても、テープキャリアIC11の高さを3mm未満とす
ることが可能である。
なる種類の電子部品25をテープキャリアIC11で覆った
場合を示している。本例においては、図12(a)に示す
如き薄形ICパッケージ25a、図12(b)に示す如きチ
ップ部品25b、図12(c)に示す如きチップトランジス
タ25cをテープキャリアIC11で覆った場合が示されて
いる。1.6 mm×0.8 mmサイズや1.0 mm×0.5 mmサイズの
チップ部品25bの高さは1mm未満であり、また、1.6 mm
×0.8 mmサイズのチップトランジスタ25cの高さも1mm
未満であり、さらにはTSOP、TQFP等と呼ばれる
薄形ICパッケージ25aもその高さは1mm前後しかない
ので、このような複数の種類の電子部品25を覆う場合で
あっても、テープキャリアIC11の高さを3mm未満とす
ることが可能である。
【0025】上記の如く、テープキャリアIC11は、こ
のIC11で覆われる電子部品25に合わせて、アウターリ
ード19bの長さ、形状、配置を設計できるので、種々の
種類の電子部品25を覆うことができる。
のIC11で覆われる電子部品25に合わせて、アウターリ
ード19bの長さ、形状、配置を設計できるので、種々の
種類の電子部品25を覆うことができる。
【0026】また、フィルムベース17、半導体素子21及
びリード19の三者の関係においても、種々の組み合わせ
が可能であるので、テープキャリアIC11で覆う電子部
品25に応じてこれら17,21,19の位置関係も選択でき
る。このようなテープキャリアIC11の例を図13に示
す。図13(a)はフィルムベース17の上部にインナーリ
ード19aが設けられ下部に半導体素子21が設けられたテ
ープキャリアIC11、図13(b)はフィルムベース17の
上部にインナーリード19aが設けられ、このインナーリ
ード19aの上部に半導体素子21が設けられたテープキャ
リアIC11、図13(c)はフィルムベース17の下部にイ
ンナーリード19aが設けられ上部に半導体素子21が設け
られたテープキャリアIC11を示すものである。
びリード19の三者の関係においても、種々の組み合わせ
が可能であるので、テープキャリアIC11で覆う電子部
品25に応じてこれら17,21,19の位置関係も選択でき
る。このようなテープキャリアIC11の例を図13に示
す。図13(a)はフィルムベース17の上部にインナーリ
ード19aが設けられ下部に半導体素子21が設けられたテ
ープキャリアIC11、図13(b)はフィルムベース17の
上部にインナーリード19aが設けられ、このインナーリ
ード19aの上部に半導体素子21が設けられたテープキャ
リアIC11、図13(c)はフィルムベース17の下部にイ
ンナーリード19aが設けられ上部に半導体素子21が設け
られたテープキャリアIC11を示すものである。
【0027】図14はフィルムベース17の一部17aでアウ
ターリード19bを補強したテープキャリアIC11を示す
図である。テープキャリアICで覆う電子部品25の高さ
によってはアウターリード19bを長くせざるを得ない場
合があるが、このような場合には、フィルムベース17で
アウターリード19bを補強すると良い。図14(a) はアウ
ターリード19bの外周面をフィルムベース17aで補強し
たテープキャリアIC11、図14(b)はアウターリード
19bの内周面をフィルムベース17aで補強したテープキ
ャリアIC11を示すものである。
ターリード19bを補強したテープキャリアIC11を示す
図である。テープキャリアICで覆う電子部品25の高さ
によってはアウターリード19bを長くせざるを得ない場
合があるが、このような場合には、フィルムベース17で
アウターリード19bを補強すると良い。図14(a) はアウ
ターリード19bの外周面をフィルムベース17aで補強し
たテープキャリアIC11、図14(b)はアウターリード
19bの内周面をフィルムベース17aで補強したテープキ
ャリアIC11を示すものである。
【0028】図16乃至図18はテープキャリアIC11のア
ウターリード19bを異方性導電膜によりプリント配線板
23のパッド23aに接続する場合を示した図であり、図15
は異方性導電膜の一般的な使用方法を説明した図であ
る。
ウターリード19bを異方性導電膜によりプリント配線板
23のパッド23aに接続する場合を示した図であり、図15
は異方性導電膜の一般的な使用方法を説明した図であ
る。
【0029】図15(b)に示す如く、異方性導電膜31
は、接着剤層31aとこの接着剤層31a内に点在させられ
た導電性粒子31bとで構成されている。そして、図15
(a)に示す如き一対の基板33,34を電気的にも機械的
にも接続したい場合には、両基板33,34の間に異方性導
電膜31を挟み、所定の圧力と熱とを所定時間加える。こ
れで異方性導電膜31の接着剤層31aが硬化し、図15
(c)の如く、両基板33,34は接着剤層31aにより固着
される。また、基板33の電極33aと基板34の電極34aと
の間に挟まれた導電性粒子31bは両電極33a,34aにて
潰され、両電極33a,34aは電気的にも接続される。
は、接着剤層31aとこの接着剤層31a内に点在させられ
た導電性粒子31bとで構成されている。そして、図15
(a)に示す如き一対の基板33,34を電気的にも機械的
にも接続したい場合には、両基板33,34の間に異方性導
電膜31を挟み、所定の圧力と熱とを所定時間加える。こ
れで異方性導電膜31の接着剤層31aが硬化し、図15
(c)の如く、両基板33,34は接着剤層31aにより固着
される。また、基板33の電極33aと基板34の電極34aと
の間に挟まれた導電性粒子31bは両電極33a,34aにて
潰され、両電極33a,34aは電気的にも接続される。
【0030】上記異方性導電膜31を用いてテープキャリ
アIC11のアウターリード19bをプリント配線板23のパ
ッド23aに接続したのが、図16乃至図18に示された実装
構造である。本例においては、図2乃至図4で説明した
絶縁性フィルム14の一部14aがアウターリード19bの先
端側上面に設けられている。そして、アウターリード19
bとパッド23aとで異方性導電膜31を挟み、所定の圧力
と熱とを所定時間加えている。これにより、絶縁性フィ
ルム14a及びアウターリード19bは接着剤層31aにてプ
リント配線板23に固着される。また、プリント配線板23
のパッド23aとアウターリード19bとは導電性粒子31b
にて電気的に接続される。
アIC11のアウターリード19bをプリント配線板23のパ
ッド23aに接続したのが、図16乃至図18に示された実装
構造である。本例においては、図2乃至図4で説明した
絶縁性フィルム14の一部14aがアウターリード19bの先
端側上面に設けられている。そして、アウターリード19
bとパッド23aとで異方性導電膜31を挟み、所定の圧力
と熱とを所定時間加えている。これにより、絶縁性フィ
ルム14a及びアウターリード19bは接着剤層31aにてプ
リント配線板23に固着される。また、プリント配線板23
のパッド23aとアウターリード19bとは導電性粒子31b
にて電気的に接続される。
【0031】このように、異方性導電膜31を用いてアウ
ターリード19bをプリント配線板23に接続する構成とす
るならば、アウターリード19bのピッチを0.1 mm程度と
することが可能であり、テープキャリアIC11自体の小
形化、従って、プリント配線板23の小形化をさらに図る
ことができる。
ターリード19bをプリント配線板23に接続する構成とす
るならば、アウターリード19bのピッチを0.1 mm程度と
することが可能であり、テープキャリアIC11自体の小
形化、従って、プリント配線板23の小形化をさらに図る
ことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子部品
の実装構造では、テープキャリアICとプリント配線板
との間に他の電子部品が実装されているので、当該電子
部品の分だけプリント配線板の小形化を図れる。また、
テープキャリアICとこれで覆われる電子部品とを接続
する配線パターンも短くすることができるので、その点
からもプリント配線板の小形化を図れる。
の実装構造では、テープキャリアICとプリント配線板
との間に他の電子部品が実装されているので、当該電子
部品の分だけプリント配線板の小形化を図れる。また、
テープキャリアICとこれで覆われる電子部品とを接続
する配線パターンも短くすることができるので、その点
からもプリント配線板の小形化を図れる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る電子部品の実装構
造を説明する断面図。
造を説明する断面図。
【図2】本発明に係るテープキャリアICを製造するた
めのフィルムの斜視図。
めのフィルムの斜視図。
【図3】図2の円部Aの拡大平面図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】本発明の第2の実施例に係る電子部品の実装構
造を説明する斜視図。
造を説明する斜視図。
【図6】図5のC−C線断面図。
【図7】図5に係る実装構造の平面図。
【図8】本発明の第3の実施例に係る電子部品の実装構
造を説明する平面図。
造を説明する平面図。
【図9】本発明の第4の実施例に係る電子部品の実装構
造を説明する斜視図。
造を説明する斜視図。
【図10】図9に係る実装構造の平面図。
【図11】本発明の第5の実施例に係る電子部品の実装
構造の断面図。
構造の断面図。
【図12】図11に係るテープキャリアICで覆われる各
種電子部品の斜視図。
種電子部品の斜視図。
【図13】本発明に係るテープキャリアICの各種の形
態を説明する断面図。
態を説明する断面図。
【図14】本発明に係るテープキャリアICのアウター
リードを補強した状態を説明する断面図。
リードを補強した状態を説明する断面図。
【図15】異方性導電膜を用いたプリント配線板間の接
続を説明する断面図。
続を説明する断面図。
【図16】本発明に係るテープキャリアICを異方性導
電膜を用いてプリント配線板に実装した状態を説明する
斜視図。
電膜を用いてプリント配線板に実装した状態を説明する
斜視図。
【図17】図16のD−D線断面図。
【図18】図16のE−E線断面図。
【図19】従来の電子部品の実装構造を説明する断面
図。
図。
11 テープキャリアIC 23 プリント配
線板 25 他の電子部品
線板 25 他の電子部品
Claims (1)
- 【請求項1】 テープキャリアICがプリント配線板に
実装される電子部品の実装構造において、前記プリント
配線板には、前記テープキャリアICと前記プリント配
線板との間に他の電子部品が実装されていることを特徴
とする電子部品の実装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4182056A JPH05211380A (ja) | 1991-07-12 | 1992-07-09 | 電子部品の実装構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19732791 | 1991-07-12 | ||
JP3-197327 | 1991-07-12 | ||
JP4182056A JPH05211380A (ja) | 1991-07-12 | 1992-07-09 | 電子部品の実装構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05211380A true JPH05211380A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=26500999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4182056A Withdrawn JPH05211380A (ja) | 1991-07-12 | 1992-07-09 | 電子部品の実装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05211380A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08124967A (ja) * | 1994-10-21 | 1996-05-17 | Nec Corp | 半導体装置 |
KR20110042636A (ko) * | 2009-10-19 | 2011-04-27 | 엘지전자 주식회사 | 휴대단말기 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4182056A patent/JPH05211380A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08124967A (ja) * | 1994-10-21 | 1996-05-17 | Nec Corp | 半導体装置 |
KR20110042636A (ko) * | 2009-10-19 | 2011-04-27 | 엘지전자 주식회사 | 휴대단말기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |