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JPH05203456A - 航続距離算出装置 - Google Patents

航続距離算出装置

Info

Publication number
JPH05203456A
JPH05203456A JP1345892A JP1345892A JPH05203456A JP H05203456 A JPH05203456 A JP H05203456A JP 1345892 A JP1345892 A JP 1345892A JP 1345892 A JP1345892 A JP 1345892A JP H05203456 A JPH05203456 A JP H05203456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel consumption
road
cruising distance
vehicle
calculating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1345892A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Tanaka
勇彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP1345892A priority Critical patent/JPH05203456A/ja
Publication of JPH05203456A publication Critical patent/JPH05203456A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在の道路状況を読み取り、実情にあった航
続可能距離を算出し、より正確な走行距離を予想するこ
とができる装置を提供することである。 【構成】 さまざまな道路種別ごとの燃費をあらかじめ
記憶する燃費記憶手段6を有し、地図情報上の自車の位
置を検知し、現在走行中の道路種別を判定する基準燃費
算出手段5を有している。この基準燃費から現在の燃料
残量により走行を続けられる距離を算出する航続距離算
出手段12が備えられ、この算出された航続距離を表示
手段13に表示し、運転者に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃料の残量から予想
できる航続距離を算出するための算出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の燃料残量を検出して残
量が所定値以下になるとこれを運転者に警告し、燃料の
補給を促す装置が周知である。しかし、この残量警告装
置は実際に後どのくらい走行できるかを表示するもので
はない。したがって、運転者は残量の警告があると、な
るべく早いうちに燃料の補給をしなければならず、実際
には目的地に到着できる場合においても必要のない燃料
補給を行わなければならないという問題があった。
【0003】この問題を解決するために種々の発明考案
がなされており、たとえば特開昭61−277019号
公報が上げられる。この公報には、過去の走行距離と燃
料消費量とから単位走行距離当たりの燃料消費量(以
下、単に燃費と記す)を求め、この燃費と現時点の燃料
残量とに基づき、今後の自車の走行可能な距離である航
続距離を算出する技術が開示されている。このときの燃
料の残量は燃料タンク内に設けられた燃料計により検出
される。また、燃料消費量は電子燃料噴射装置の燃料噴
射時間を決定する噴射弁開閉時間より算出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
などの車両の走行する道路条件は、高速道路、郊外路、
山岳路や市街地などとまちまちであり、この種々の道路
種別により燃費が異なってくる。前述の従来の装置にお
いては、これらの条件は全く考慮されずに過去の所定期
間の燃料消費量と走行距離に基づき燃費計算を行うのみ
である。したがって、燃費算出の対象となった期間に走
行していた道路の種別と現在走行中の道路種別とが異な
れば、基準となる燃費が変化してしまい正確な航続距離
の算出を行うことができないという問題があった。
【0005】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、現在走行中の道路種別を判断し、こ
の道路種別にあった航続距離を算出することのできる装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明に係る航続距離算出装置は、道路地図と該
地図に記載された道路の種別を記憶する地図情報記憶手
段と、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、前記
道路種別に応じた燃料消費データを記憶する燃費記憶手
段と、前記地図情報記憶手段と前記位置検出手段とより
現在の自車の走行している道路種別を判定する道路判定
手段と、前記判定された道路種別に応じた前記燃料消費
データとから基準燃費を算出する基準燃費算出手段と、
前記基準燃費と燃料の残量とから航続距離を算出する航
続距離算出手段と、前記算出された航続距離を表示する
表示手段とを有する。
【0007】また、現在の自車の運転状況を判定する運
転状況判定手段を備け、前記基準燃料算出手段により前
記道路種別と前記燃料消費データと前記運転状況とから
基準燃料を算出する。
【0008】
【作用】本発明に係る航続距離算出装置は以上のように
構成されているので、自車が現在走行している道路種別
を、自車の現在位置と地図情報とから適確に判断するこ
とができる。そして、この道路種別に応じた基準燃費を
算出することができるので、航続距離算出にあたっての
精度が向上する。
【0009】
【実施例】図1に本発明の構成図を示す。地図情報記憶
手段1と位置検出手段2との情報から道路種別判定手段
4は現在の自車の走行中の道路種別を判定する。そし
て、基準燃費算出手段5により、前記道路種別とこれに
応じた燃費を燃費記憶手段6から読み出し基準燃費を算
出する。さらにこの基準燃費と、燃量残量検出手段8に
より検出された燃量残量とから航続距離算出手段12に
より航続距離を算出し、これを表示手段13によって表
示する。
【0010】以下に本発明に係る好適な実施例を説明す
る。
【0011】図2は実施例の構成を示すブロック図であ
る。地図情報記憶手段21には主要道路が記憶され、各
道路ごとに高速道路、都市圏自動車専用道路、最高速度
60km/h以上規制道路、市街地路、郊外路、山岳路など
の種別に分類されている。位置検出手段22は、地図情
報記憶手段21に記憶された地図上における自車の位置
を検出する。これは、現在普及しつつある衛生航法シス
テム(以下GPSと記す)や慣性航法システムなどによ
り自車の位置を検出するものである。運転状況判定手段
23は電子燃料噴射装置(以下EFIと記す)を制御す
るコンピュータや電子制御トランスミッション(以下E
CTと記す)を制御するコンピュータやエアコンディシ
ョナなどから現在の車両の運転状況を示す情報を得て、
これを判断する。前記運転状況を示す情報は、例えばス
ロットル開度、エンジン回転数、オートマチックトラン
スミッションのパワー/エコノミーモード選択などであ
り、これらの詳細については後述する。道路種別判定手
段24は地図情報記憶手段21に記憶された主要道路に
関する情報と位置検出手段22により検出された自車の
位置とから現在自車の走行中の道路種別を判定する。第
1基準燃費算出手段25は前記判定された道路種別に応
じた燃料消費データを第1燃費記憶手段26より呼びだ
し、さらにこの燃料消費データを前記判定された運転状
況に応じて補正し、第1の基準燃費を算出する。
【0012】第2基準燃費算出手段27は所定期間内の
実際の燃料消費量と走行距離とから第2基準燃費を算出
する。燃料消費量は燃料残量検出手段28により検出さ
れる燃料残量の減少量より算出され、走行距離は位置検
出手段22により所定期間内に自車両が移動した距離を
算出することにより求められる。
【0013】第3基準燃費算出手段29は車速検出手段
30により検出された車速に応じた燃費を算出する。こ
のとき、第3基準燃費算出手段29は第2燃費記憶装置
31に記憶された車速ごとの燃費を呼びだし、燃費の算
出を行う。
【0014】以上三つの燃費算出手段により算出された
燃費と現在の燃料残量とに基づき以後どの位の距離走行
可能かを航続距離算出手段32により算出し、算出され
た値を表示手段33により表示し、運転車に報知する。
【0015】図3はGPSを有する車両のコンピュータ
関連のシステム構成を示すブロック図である。EFIコ
ンピュータ41には図示しないエンジンからの運転状況
を示すデータが入力されて、その出力信号100により
インジェクタ42を駆動するとともに、制御コンピュー
タ43にスロットル開度(以下にVTAと略記する)1
01や、エンジン回転数(以下にNEと略記する)10
2や、アイドル回転制御(以下にIDLEと略記する)
103の諸情報を出力する。更に、インジェクタ42へ
の出力信号100よりインジェクタ通電時間情報104
が制御コンピュータ43に出力される。ECTコンピュ
ータ44には図示しないトランスミッションよりの走行
モードを示すパワー情報105や、エコノミー情報10
6を制御コンピュータ43に出力する。
【0016】GPSコンピュータ45は、人工衛星から
の情報を受けるGPSアンテナ46のフロント側アンテ
ナ(以下Frと称する)とリア側アンテナ(以下Rrと
称する)からの信号であるFr信号107とRr信号1
08を入力して、ナビゲーション信号109を制御コン
ピュータ43に出力する。また制御コンピュータ43
は、ナビゲーションシステムに必要な情報である地磁気
センサ47の信号110や、CD−ROMに入力されて
いる地図情報部48からの信号111も入力されてい
る。同時に、制御コンピュータ43には、エアコンON
スイッチ信号112、ステアリングセンサ信号113、
車速センサ信号114、フロント左車輪センサ信号11
5、フロント右車輪センサ信号116、それにバッテリ
49からのバッテリー電圧信号117が入力されてい
る。そして制御コンピュータ43からはデイスプレイ信
号118が表示部51へと出力されて燃費データなどを
表示する。
【0017】次に作用について説明する。図4は、航続
可能距離を算出するためのフローチャートである。この
前提条件として、ガソリン満たん時にリセット信号を入
力するものとする。まず、GPSシステムにより自分の
車両の位置を検出する(ステップS1)。自車位置を検
出すると、地図情報や地磁気センサなどを用いたナビゲ
ーションシステムにより道路種別の判定を行う(ステッ
プS2)。この道路種別に応じ、補正効果が出るまでの
早い対応を取るために基準燃費を選出する(ステップS
3)。基準燃費を選出したら、次にインジェクタ通電時
間と走行距離とで燃費の演算を行う(ステップS4)。
更に、車速パラメータに関連する燃費の演算を行う(ス
テップS5)。そして、これらの演算結果を基に航続可
能距離の算出を行うとともにその結果を表示部に表示す
る(ステップS6)。ステップS3とステップS4とス
テップS5が図3の制御コンピュータ43にて行われ
る。図5および図6は、図4のステップS3である基準
燃費を選出するためのフローチャートである。基準燃費
の選出は、例えば市街地から高速道路入路した場合な
ど、走行路に変更があった場合、燃費の学習が実施され
ていないため、目安となる基準燃費を選び出し、このデ
ータを基に航続可能距離を算出しようとするものであ
る。走行路の変更などでスタート(ステップS10)す
る。これによって道路種別の判定を行う(ステップS1
1)。道路種別のケースとして、高速自動車道であるか
(ステップS12)、都市の高速道路であるか(ステッ
プS13)、速度規制が60km/h以上の道路である
か(ステップS14)、市街地内の道路であるか(ステ
ップS15)、郊外の道路であるか(ステップS1
6)、山岳地帯の道路であるか(ステップS17)を判
定する。更にこれらのどれにも属さない場合にはその他
の道路である(ステップS18)と判定する。道路種別
の判定が済むとその種別に基づいた燃費が選定される。
すなわち、ステップS12、ステップS13、ステップ
S14のいずれかの道路種別と判定されたら、その燃費
を10km/l(ステップS19)と選定する。ステッ
プS15かステップS18が判定されたら、6km/l
(ステップS20)を選定する。またステップS16が
判定されたら、8km/l(ステップS21)を選定す
る。ステップS17が判定されたら、4km/l(ステ
ップS22)を選定する。
【0018】以上の道路種別による燃費選定が終わる
と、次はナビゲーション情報から長い坂路であるかどう
かを(ステップS23)読み取る。そして一定時間定速
で走行している場合のスロットル開度(VTA)とエン
ジン回転数(NE)の関係を、例えば表1より読み取
る。この結果Yesの場合は、今度は登坂路であるかど
うかを判定(ステップS24)する。VTA≧Θ(N
E)+5の時は登坂路であると判定してYesへ進み、
登坂路の場合は効率が20%悪化するものとする。そこ
で、道路種別で選定された燃費に0.8を掛けて(ステ
ップS25)l当たりの走行距離を少なくし、図6のフ
ローチャートに移る。S24ステップで,VTA≦Θ
(NE)−5の時は降坂路と判定してNoに進む。この
時は効率が20%向上するとして、道路種別で選定され
た燃費に1.2を掛けて(ステップS26)l当たりの
走行距離を多くし、図6のフローチャートに移る。一方
ステップS23に戻り、Θ(NE)+5>VTA>Θ
(NE)−5の時は坂路でないと判定したら平坦路であ
るから、Noに進み図6のフローチャートに移る。
【0019】
【表1】 坂路判定と坂路補正を行ったら、次にはエアコンが作動
しているかどうかを判定(ステップS27)する。エア
コンが作動していたらOnに進むが、たとえば効率が1
0%悪化するとして更に0.9を掛けて(ステップS2
8)lリットル当たりの走行距離を少なくし次ステップ
へ進む。エアコンが作動していなかったらOffに進み
次ステップへ進む。
【0020】次ステップはECTモードのセレクト(ス
テップS29)である。ECTは、燃料消費を抑えるエ
コノミー走行、加速性を重視するパワー走行、それらの
中間のノーマル走行に適した変速タイミングを運転者が
状況に応じて設定できる。この場合、ECTモードがノ
ーマルな状態(ステップS31)であるか、パワー状態
(ステップS30)であるか、あるいはエコノミーの状
態(ステップS32)であるかに分けられる。ノーマル
の時は効率の悪化はないものとして前の燃費のままとす
る。パワーの時は効率の悪化は5%として前の燃費に
0.95を掛けて(ステップS33)更にl当たりの走
行距離を少なくする。またエコノミーで走る時は、効率
は5%向上するとして前の燃費に1.05を掛けて(ス
テップS34)l当たりの走行距離を多くする。
【0021】最後に、道路が渋滞しているかどうかを判
定(ステップS35)する。これは基本的にはAT車で
あるものとする。渋滞の判定は次式で行う。すなわち、 [{平均車速≦20km/h}×{最高車速≦30km
/h}×{(ブレーキ踏込時間≧60sec)+(ブレ
ーキ踏込回数≧6回)+(IDLE On/Off≧6
回)}] により判定する。ここで、×はアンドの意味であり、+
はオアの意味である。この式より渋滞を判定したらYe
sへ進み、燃費効率が5%悪化するものと見て、更に
0.95を掛けて(ステップS36)l当たりの走行距
離を少なくし、基準燃費算出を終了(ステップS37)
する。渋滞を判定しなかったらNoへ進み、前の燃費の
まま基準燃費算出を終了(ステップS37)する。この
フローは走行路に変更がある毎に行うため、リターンス
テップ(ステップS38)で待機する。尚、このフロー
で求めた基準燃費をR1 と称する。
【0022】次に、図4のステップS4であるインジェ
クタ通電時間からの燃費演算について説明する。図7は
バッテリーの端子電圧(+B)と無効通電時間の関係を
表すグラフである。通電時間は一般に次式で与えられ
る。すなわち、 通電時間=有効通電時間+無効通電時間(msec) 図7より+Bをモニタすることにより、通電時間の式か
ら有効噴射時間を算出することができる。そしてインジ
ェクタの特性により、この1分当たりの有効噴射時間か
ら噴射量を算出する。更に1分間当たりの車輪センサパ
ルス数を演算し、図2の第2演算回路13より航続距離
を計算する。この2つの計算結果から1分毎に燃費を計
算する。そして10分間の平均の燃費を計算する。この
値をR20とすると、R20は式1で計算される。尚、道路
状況の判定(図4のステップS11)時のケース(図4
のステップS12からステップS18)に変化があった
ときは、その直後から10分間はこのデータを使用しな
いこととし、この間は学習中と判定する。一方10分以
上道路環境に変化がないときは、このデータを燃費演算
結果として採用する。このR20の値をR2 と称する。
【0023】
【数1】 次に、図4のS5ステップである車速パラメータによる
燃費の演算について説明する。図8は車速と燃費の関係
を表すグラフであり、燃費マップと呼ばれているもので
ある。尚、この燃費マップは車種により異なるものであ
る。図8の燃費マップによれば、点線50を基準値とす
ると燃費が8km/lのところである。この基準値をオ
ーバーしているのは、下は約35km/hの速度から上
は約125km/hの速度のあたりまでである。また、
燃費の一番多くなるところは約75km/hの速度のと
きの10km/lである。このようなデータを図2の第
2燃費記憶手段31に格納しておき、そのデータより速
度条件として車速による燃費を読み取る。この燃費の演
算結果は、道路が渋滞でないと判定しているときに適用
される。渋滞を判定している場合は、その基準値を7k
m/lとする。この速度条件による燃費の値をR3 と称
する。
【0024】図9はR1 、R2 、R3 の3種類の演算結
果を用いて燃費を算出するフローチャートである。S4
0ステップでスタートすると、インジェクタの通電時間
による燃費演算における学習(R2 学習)をしているか
どうかの判定を行う(S41ステップ)。学習が完了し
ていればR1 とR2 とR3 の3種類のデータから燃費を
算出するための準備を行う(S42ステップ)。次に、
Ra=(R1 +R2 +R3 )/3の計算を行う(S43
ステップ)。そして、RaをRと見做して燃費を確定す
る(S44ステップ)。一方、S41ステップで学習が
未完了と判定すれば、R1 とR3 の2種類のデータから
燃費を算出するための準備を行う(S45ステップ)。
次に、Ra=(R1 +R3 )/2の計算を行う(S46
ステップ)。そして、このRaをRと見做して燃費を確
定する(S44ステップ)。そしてリターンステップ
(S47ステップ)で待機する。
【0025】なおここではR1 ,R2 ,R3 の単純な算
術平均を求め、航続距離算出用の燃費としたが、各々に
適切な係数をかけて加重平均を行なうなどの算出方法も
考えられる。
【0026】最後に、図4のS5ステップである航続距
離の算出について説明する。まず、燃料を満たんにした
ときにリセットし初期化しておく。次にインジェクタ通
電時間から燃料消費量を算出する。そして満たん量から
消費量を減算して、現在のタンク内のガソリン量を演算
する。この現在量と図9で求めた確定燃費から航続可能
距離を演算算出し、表示する。
【0027】尚、本発明は、現在の走行路を今後とも連
続して走るものとして演算し、表示するものである。こ
れに加え出発地点到達地点及び経路を入力し、このプラ
ンコースを走行した場合の燃量消費量を算出し、現在の
燃量残量で到達可能かどうかの判定についても、図5、
図6で求めたR1 を利用して演算すれば可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明による航続距離算出
装置によれば、ナビゲーション情報から現在の道路種別
を読み取り、基本燃費を早く推定することができ、実情
にあった航続可能距離を正確に演算かつ表示することを
可能とすると同時に、ドライバーに対して、適切な航続
可能距離をアドバイスすることができるという大きな効
果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するためのブロック図
である。
【図3】GPSを有する車両のコンピュータ関連のシス
テム構成を示すブロック図である。
【図4】航続可能距離を算出するためのフローチャート
である。
【図5】図3のS3ステップに示してある基準燃費を選
出するためのフローチャートの前半部分である。
【図6】図3のS3ステップに示してある基準燃費を選
出するためのフローチャートの後半部分である。
【図7】バッテリー電圧(+B)と無効通電時間の関係
を表すグラフである。
【図8】車速と燃費の関係を表すグラフで燃費マップで
ある。
【図9】R1 、R2 、R3 の3種類の演算結果を用いて
燃費を算出するフローチャートである。
【符号の説明】
1 地図情報記憶手段 2 位置検出手段 4 道路種別判定手段 5 基準燃費算出手段 6 燃費記憶手段 8 燃費残量検出手段 12 航続距離算出手段 13 表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の燃料残量を検出し該残量により走行
    可能な航続距離を算出する航続距離算出装置において、 道路地図と該地図に記載された道路の種別を記憶する地
    図情報記憶手段と、 車両の現在位置を検出する位置検出手段と、 前記道路種別に応じた燃料消費データを記憶する燃費記
    憶手段と、 前記地図情報記憶手段と前記位置検出手段とにより現在
    の自車の走行している道路種別を判定する道路種別判定
    手段と、 前記判定された道路種別と前記燃料消費データとから基
    準燃費を算出する基準燃費算出手段と、 前記基準燃費と燃料残量とから航続距離を算出する航続
    距離算出手段と、 前記算出された航続距離を表示する表示手段と、を有す
    ることを特徴とする航続距離算出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の航続距離算出装置におい
    て、現在の自車の運転状況を判定する運転状況判定手段
    を備け、前記基準燃費算出手段により前記道路種別と前
    記燃料消費データと前記運転状況とから基準燃費を算出
    することを特徴とする航続距離算出手段。
JP1345892A 1992-01-28 1992-01-28 航続距離算出装置 Pending JPH05203456A (ja)

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