JPH05208744A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JPH05208744A JPH05208744A JP4045934A JP4593492A JPH05208744A JP H05208744 A JPH05208744 A JP H05208744A JP 4045934 A JP4045934 A JP 4045934A JP 4593492 A JP4593492 A JP 4593492A JP H05208744 A JPH05208744 A JP H05208744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- paper feed
- paper
- sheet feeding
- paper sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/10—Size; Dimensions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 用紙のサイズに応じた給紙カセットを装着す
るだけで、給紙ローラを用紙のサイズに応じた適正な位
置に移動させることができ、且つ、同一サイズの用紙を
続けて用いる場合の給紙カセットの着脱による給紙ロー
ラの定位置と特定位置との無駄な往復移動をなくして、
信頼性の向上を図る。 【構成】 A4用給紙カセットを給紙装置18に装着す
ると、ローラ移動チップ29により、ローラ移動レバー
23が押動され、定位置にあった給紙ローラ右20bは
特定位置へ移動する。この給紙カセットを取り外すと、
板バネ27の爪部26により、ローラ移動レバー23は
固定され、給紙ローラ右20bは略同一場所に留められ
る。また、B4用給紙カセットを給紙装置18に装着す
ると、解除部28により、ローラ移動レバー23の板バ
ネ27の爪部26による固定が解除され給紙ローラ右2
0bは定位置に移動する。
るだけで、給紙ローラを用紙のサイズに応じた適正な位
置に移動させることができ、且つ、同一サイズの用紙を
続けて用いる場合の給紙カセットの着脱による給紙ロー
ラの定位置と特定位置との無駄な往復移動をなくして、
信頼性の向上を図る。 【構成】 A4用給紙カセットを給紙装置18に装着す
ると、ローラ移動チップ29により、ローラ移動レバー
23が押動され、定位置にあった給紙ローラ右20bは
特定位置へ移動する。この給紙カセットを取り外すと、
板バネ27の爪部26により、ローラ移動レバー23は
固定され、給紙ローラ右20bは略同一場所に留められ
る。また、B4用給紙カセットを給紙装置18に装着す
ると、解除部28により、ローラ移動レバー23の板バ
ネ27の爪部26による固定が解除され給紙ローラ右2
0bは定位置に移動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
機器本体に装着された給紙カセットより用紙を供給する
給紙装置に関する。
機器本体に装着された給紙カセットより用紙を供給する
給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給紙装置において、使用
されるB4サイズ,A4サイズ等の用紙は、各サイズに
応じたそれぞれの給紙カセットに収納され、給紙ローラ
により一枚ずつ分離されて機器本体内へ送り込まれる。
給紙ローラは、両先端にコーナー爪を有する給紙カセッ
トの場合には、その外側端と用紙側縁との距離を約20
mmとって設置されるのが一般的であり、従ってB4サ
イズとA4サイズの用紙を送るための給紙ローラは、そ
の設置位置が異なることになる。そのため、機器本体に
設けられるカセットの装着部、いわゆる給紙口が一つし
か設けられていない給紙装置においては、それぞれの用
紙サイズに応じた給紙ローラを設ける必要があり、用紙
のサイズに応じて給紙ローラの位置を変更する各種の技
術が提案されている。
されるB4サイズ,A4サイズ等の用紙は、各サイズに
応じたそれぞれの給紙カセットに収納され、給紙ローラ
により一枚ずつ分離されて機器本体内へ送り込まれる。
給紙ローラは、両先端にコーナー爪を有する給紙カセッ
トの場合には、その外側端と用紙側縁との距離を約20
mmとって設置されるのが一般的であり、従ってB4サ
イズとA4サイズの用紙を送るための給紙ローラは、そ
の設置位置が異なることになる。そのため、機器本体に
設けられるカセットの装着部、いわゆる給紙口が一つし
か設けられていない給紙装置においては、それぞれの用
紙サイズに応じた給紙ローラを設ける必要があり、用紙
のサイズに応じて給紙ローラの位置を変更する各種の技
術が提案されている。
【0003】例えば、特公昭60−7788号公報に示
されるように、一対の給紙ローラの一つをスラスト方向
へ移動自在とし、給紙カセットを給紙装置に装着すると
同時に給紙ローラも自動的に用紙のサイズに見合った適
正な位置に移動し、セットされると共に、特定の給紙カ
セットを取外すと他のサイズの定位置へ復帰する給紙装
置がある。
されるように、一対の給紙ローラの一つをスラスト方向
へ移動自在とし、給紙カセットを給紙装置に装着すると
同時に給紙ローラも自動的に用紙のサイズに見合った適
正な位置に移動し、セットされると共に、特定の給紙カ
セットを取外すと他のサイズの定位置へ復帰する給紙装
置がある。
【0004】また、他の従来の例について、図4及び図
5を参照して説明する。図4は従来の給紙装置の平面
図、図5は同側面図である。ここに示す給紙装置42
は、用紙32を給紙カセット31の左側へ揃えて収納す
る方式のものである。駆動軸33は、その両端がプリン
タ本体に支持され、用紙32を矢印の方向へ給送するよ
うに回転駆動される。給紙ローラ左34aは同軸33に
固定され、給紙ローラ右34bは同軸33上で左右方向
へ摺動自在に設けられている。給紙ローラ右34bには
一方向回転クラッチ35が装着されていて、給紙方向に
対しては駆動軸33の回転は給紙ローラ右34bに伝え
られるが、上記と反対方向に対しては給紙ローラ右34
bは空転するようになっている。即ち、回転的には給紙
ローラ右34bはクラッチ35を介して駆動軸33と一
体になっているが、左右方向へは摺動自在に装着されて
いる。左右の給紙ローラ34a,34bの間には圧縮バ
ネ36が組込まれ、これにより、給紙ローラ右34bは
絶えず右側へ付勢されている。
5を参照して説明する。図4は従来の給紙装置の平面
図、図5は同側面図である。ここに示す給紙装置42
は、用紙32を給紙カセット31の左側へ揃えて収納す
る方式のものである。駆動軸33は、その両端がプリン
タ本体に支持され、用紙32を矢印の方向へ給送するよ
うに回転駆動される。給紙ローラ左34aは同軸33に
固定され、給紙ローラ右34bは同軸33上で左右方向
へ摺動自在に設けられている。給紙ローラ右34bには
一方向回転クラッチ35が装着されていて、給紙方向に
対しては駆動軸33の回転は給紙ローラ右34bに伝え
られるが、上記と反対方向に対しては給紙ローラ右34
bは空転するようになっている。即ち、回転的には給紙
ローラ右34bはクラッチ35を介して駆動軸33と一
体になっているが、左右方向へは摺動自在に装着されて
いる。左右の給紙ローラ34a,34bの間には圧縮バ
ネ36が組込まれ、これにより、給紙ローラ右34bは
絶えず右側へ付勢されている。
【0005】ローラ移動レバー37は、軸38を中心に
回動可能に給紙装置42に配設され、通常は、破線で示
した位置を定位置とするように引きバネ39によって引
張力をかけられている。また、A4サイズの給紙カセッ
トにはローラ移動チップ40が、この給紙カセットを給
紙装置42に装着した時に、ローラ移動レバー37に設
けられた突部41と係合してローラ移動レバー37を特
定位置へ回転移動させるように配設されている。
回動可能に給紙装置42に配設され、通常は、破線で示
した位置を定位置とするように引きバネ39によって引
張力をかけられている。また、A4サイズの給紙カセッ
トにはローラ移動チップ40が、この給紙カセットを給
紙装置42に装着した時に、ローラ移動レバー37に設
けられた突部41と係合してローラ移動レバー37を特
定位置へ回転移動させるように配設されている。
【0006】このような構成の給紙装置42において、
B4サイズの給紙カセットを給紙装置42に装着した場
合、この給紙カセットにはローラ移動チップ40が配設
されていないので、給紙ローラ右34bは、破線で示す
定位置において用紙32を給送する。また、A4サイズ
の給紙カセットを給紙装置42に装着した場合、この給
紙カセットにはローラ移動チップ40が配設されている
ので、給紙ローラ右34bは特定位置まで移動し、特定
位置にて用紙32を給送する。このA4サイズの給紙カ
セットを給紙装置42から取り外すと、ローラ移動レバ
ー37は引きバネ39によって定位置へ戻り、また、給
紙ローラ右34bは圧縮バネ36によって定位置へ戻
る。
B4サイズの給紙カセットを給紙装置42に装着した場
合、この給紙カセットにはローラ移動チップ40が配設
されていないので、給紙ローラ右34bは、破線で示す
定位置において用紙32を給送する。また、A4サイズ
の給紙カセットを給紙装置42に装着した場合、この給
紙カセットにはローラ移動チップ40が配設されている
ので、給紙ローラ右34bは特定位置まで移動し、特定
位置にて用紙32を給送する。このA4サイズの給紙カ
セットを給紙装置42から取り外すと、ローラ移動レバ
ー37は引きバネ39によって定位置へ戻り、また、給
紙ローラ右34bは圧縮バネ36によって定位置へ戻
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給紙装
置では、通常同一サイズの用紙を使用することが最も多
いにもかかわらず、用紙の補給に際して給紙カセットを
機器本体から着脱することにより、必ず給紙ローラが特
定位置と定位置を往復移動することになり、摩耗が生
じ、これが原因で給紙ローラが定位置へ戻らなくなる等
の動作不良が生じることがある。
置では、通常同一サイズの用紙を使用することが最も多
いにもかかわらず、用紙の補給に際して給紙カセットを
機器本体から着脱することにより、必ず給紙ローラが特
定位置と定位置を往復移動することになり、摩耗が生
じ、これが原因で給紙ローラが定位置へ戻らなくなる等
の動作不良が生じることがある。
【0008】本発明は、上述した問題を解決するもの
で、用紙のサイズに応じた給紙カセットを装着するとい
う簡単な動作で、給紙ローラを用紙のサイズに応じた適
正な位置に移動し、セットすることができ、且つ、同一
サイズの用紙を続けて用いる場合の給紙カセットの着脱
による給紙ローラの定位置と特定位置との無駄な往復移
動をなくし、より信頼性の高い給紙装置を提供すること
を目的とする。
で、用紙のサイズに応じた給紙カセットを装着するとい
う簡単な動作で、給紙ローラを用紙のサイズに応じた適
正な位置に移動し、セットすることができ、且つ、同一
サイズの用紙を続けて用いる場合の給紙カセットの着脱
による給紙ローラの定位置と特定位置との無駄な往復移
動をなくし、より信頼性の高い給紙装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、カセット給紙方式の給紙装置において、両
端が機器本体に支持された駆動軸に装着され、軸方向に
移動自在な給紙ローラと、機器本体に配設され、給紙ロ
ーラを前記駆動軸の軸方向に移動自在に保持すると共
に、前記給紙ローラを定位置へ復帰させる向きへの移動
習性を持たせたローラ保持手段と、特定サイズの用紙を
収納する給紙カセットに配設され、該給紙カセットを機
器本体に装着した時、前記ローラ保持手段と係合して、
該手段を該習性に抗して押動し、前記給紙ローラを定位
置から特定位置へ移動させるローラ移動手段と、機器本
体に配設され、前記給紙カセットを機器本体から取り外
した時、前記ローラ保持手段をその習性に抗して固定す
る固定手段と、前記特定サイズの用紙を収納する給紙カ
セット及びそれ以外の給紙カセットに配設され、該給紙
カセットを機器本体に装着した時、前記ローラ保持手段
の前記固定手段による固定を解除する解除手段とを備え
たものである。
に本発明は、カセット給紙方式の給紙装置において、両
端が機器本体に支持された駆動軸に装着され、軸方向に
移動自在な給紙ローラと、機器本体に配設され、給紙ロ
ーラを前記駆動軸の軸方向に移動自在に保持すると共
に、前記給紙ローラを定位置へ復帰させる向きへの移動
習性を持たせたローラ保持手段と、特定サイズの用紙を
収納する給紙カセットに配設され、該給紙カセットを機
器本体に装着した時、前記ローラ保持手段と係合して、
該手段を該習性に抗して押動し、前記給紙ローラを定位
置から特定位置へ移動させるローラ移動手段と、機器本
体に配設され、前記給紙カセットを機器本体から取り外
した時、前記ローラ保持手段をその習性に抗して固定す
る固定手段と、前記特定サイズの用紙を収納する給紙カ
セット及びそれ以外の給紙カセットに配設され、該給紙
カセットを機器本体に装着した時、前記ローラ保持手段
の前記固定手段による固定を解除する解除手段とを備え
たものである。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、特定サイズの用紙を収納
した給紙カセットを機器本体に装着すると、該給紙カセ
ットに配設されているローラ移動手段により、機器本体
に配設されているローラ保持手段が押動され、該ローラ
保持手段により、定位置にあった給紙ローラは特定位置
へ移動する。この給紙カセットを取り外すと、機器本体
に配設されている固定手段により、ローラ保持手段はそ
の習性に抗して固定され、給紙ローラは略同一場所に留
められる。再び同一給紙カセットを機器本体に装着する
と、給紙カセットに配設されている解除手段により、ロ
ーラ保持手段の固定手段による固定が解除されるが、ロ
ーラ保持手段はローラ移動手段により押動されているの
で、給紙ローラの位置は変わらない。また、サイズの異
なる用紙を使用するために、特定サイズの用紙を収納し
た給紙カセット以外の給紙カセットを機器本体に装着す
ると、給紙カセットに配設されている解除手段により、
ローラ保持手段の固定手段による固定が解除され給紙ロ
ーラは定位置に移動する。
した給紙カセットを機器本体に装着すると、該給紙カセ
ットに配設されているローラ移動手段により、機器本体
に配設されているローラ保持手段が押動され、該ローラ
保持手段により、定位置にあった給紙ローラは特定位置
へ移動する。この給紙カセットを取り外すと、機器本体
に配設されている固定手段により、ローラ保持手段はそ
の習性に抗して固定され、給紙ローラは略同一場所に留
められる。再び同一給紙カセットを機器本体に装着する
と、給紙カセットに配設されている解除手段により、ロ
ーラ保持手段の固定手段による固定が解除されるが、ロ
ーラ保持手段はローラ移動手段により押動されているの
で、給紙ローラの位置は変わらない。また、サイズの異
なる用紙を使用するために、特定サイズの用紙を収納し
た給紙カセット以外の給紙カセットを機器本体に装着す
ると、給紙カセットに配設されている解除手段により、
ローラ保持手段の固定手段による固定が解除され給紙ロ
ーラは定位置に移動する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるイン
クジェットプリンタ1の全体構成を示す。インクジェッ
トプリンタ1には、用紙2を収納した給紙カセット3が
着脱自在に配設され、該用紙2は給紙ローラ4によって
一枚ずつ給紙され、下側紙送りローラ5とニップローラ
6により印字部7まで搬送される。印字部7はプラテン
8とプリントヘッド9より構成され、プラテン8に対向
する部位にプリントヘッド9が配設されている。
参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるイン
クジェットプリンタ1の全体構成を示す。インクジェッ
トプリンタ1には、用紙2を収納した給紙カセット3が
着脱自在に配設され、該用紙2は給紙ローラ4によって
一枚ずつ給紙され、下側紙送りローラ5とニップローラ
6により印字部7まで搬送される。印字部7はプラテン
8とプリントヘッド9より構成され、プラテン8に対向
する部位にプリントヘッド9が配設されている。
【0012】このプリントヘッド9を搭載したキャリッ
ジ10は、2本のガイド軸11,12に支持され、図示
しないキャリッジモータの駆動により紙送り方向と垂直
に移動する。印字部7へ搬送された用紙2は、吸引ファ
ン13によって生じる負圧によってプラテン8に密着さ
れ、プリントヘッド9がインクを、このプラテン8上の
用紙2に噴射することにより印字を行う。印字部7を通
過して印字された用紙2は、上側紙送りローラ14とニ
ップローラ15により搬送され、排紙ローラ16により
排紙トレイ17に排出される。
ジ10は、2本のガイド軸11,12に支持され、図示
しないキャリッジモータの駆動により紙送り方向と垂直
に移動する。印字部7へ搬送された用紙2は、吸引ファ
ン13によって生じる負圧によってプラテン8に密着さ
れ、プリントヘッド9がインクを、このプラテン8上の
用紙2に噴射することにより印字を行う。印字部7を通
過して印字された用紙2は、上側紙送りローラ14とニ
ップローラ15により搬送され、排紙ローラ16により
排紙トレイ17に排出される。
【0013】図2は本実施例による給紙装置の要部の平
面図、図3は同部の側面図である。ここに示す給紙装置
18は、用紙2を給紙カセット3の左側へ揃えて収納す
る方式のものである。駆動軸19は、その両端がプリン
タ本体1に支持され、用紙2を矢印の方向へ給送するよ
うに回転駆動される。給紙ローラ左20aは同軸19に
固定され、給紙ローラ右20bは同軸19上で左右方向
へ摺動自在に設けられている。給紙ローラ右20bには
一方向回転クラッチ21が装着されていて、給紙方向に
対しては駆動軸19の回転は給紙ローラ右20bに伝え
られるが、上記と反対方向に対しては給紙ローラ右20
bは空転するようになっている。即ち、回転的には給紙
ローラ右20bはクラッチ21を介して駆動軸19と一
体になっているが、左右方向へは摺動自在に装着されて
いる。左右の給紙ローラ20a,20bの間には圧縮バ
ネ22が組込まれ、これにより、給紙ローラ右20bは
絶えず右側へ付勢されている。
面図、図3は同部の側面図である。ここに示す給紙装置
18は、用紙2を給紙カセット3の左側へ揃えて収納す
る方式のものである。駆動軸19は、その両端がプリン
タ本体1に支持され、用紙2を矢印の方向へ給送するよ
うに回転駆動される。給紙ローラ左20aは同軸19に
固定され、給紙ローラ右20bは同軸19上で左右方向
へ摺動自在に設けられている。給紙ローラ右20bには
一方向回転クラッチ21が装着されていて、給紙方向に
対しては駆動軸19の回転は給紙ローラ右20bに伝え
られるが、上記と反対方向に対しては給紙ローラ右20
bは空転するようになっている。即ち、回転的には給紙
ローラ右20bはクラッチ21を介して駆動軸19と一
体になっているが、左右方向へは摺動自在に装着されて
いる。左右の給紙ローラ20a,20bの間には圧縮バ
ネ22が組込まれ、これにより、給紙ローラ右20bは
絶えず右側へ付勢されている。
【0014】ローラ保持手段であるローラ移動レバー2
3は、軸24を中心に回動可能に給紙装置18に配設さ
れ、通常は破線で示した位置を定位置とするように、引
きバネ25により引張力をかけて、習性を持たせてい
る。また、このローラ移動レバー23を上面から押さえ
るように、固定手段である爪部26を下方に突出させた
板バネ27が給紙装置18に配設され、この爪部26
は、特定位置へ移動したローラ移動レバー23がその習
性により定位置へ移動しようとすると係合され、その移
動を停止させるようになっている。
3は、軸24を中心に回動可能に給紙装置18に配設さ
れ、通常は破線で示した位置を定位置とするように、引
きバネ25により引張力をかけて、習性を持たせてい
る。また、このローラ移動レバー23を上面から押さえ
るように、固定手段である爪部26を下方に突出させた
板バネ27が給紙装置18に配設され、この爪部26
は、特定位置へ移動したローラ移動レバー23がその習
性により定位置へ移動しようとすると係合され、その移
動を停止させるようになっている。
【0015】給紙カセット3には、板バネ27の爪部2
6によるローラ移動レバー23の固定を解除する解除部
28が配設されている。この解除部28は、給紙カセッ
ト3を給紙装置18に装着した時に、板バネ27を持ち
上げ、爪部26とローラ移動レバー23との係合を外す
機能を持つ。また、A4サイズの用紙を収納したA4用
給紙カセットには、ローラ移動手段であるローラ移動チ
ップ29が、このA4用給紙カセットを給紙装置18に
装着した時に、ローラ移動レバー23に設けられた突部
30と係合してローラ移動レバー23を特定位置へ回転
移動させるように配設されている。
6によるローラ移動レバー23の固定を解除する解除部
28が配設されている。この解除部28は、給紙カセッ
ト3を給紙装置18に装着した時に、板バネ27を持ち
上げ、爪部26とローラ移動レバー23との係合を外す
機能を持つ。また、A4サイズの用紙を収納したA4用
給紙カセットには、ローラ移動手段であるローラ移動チ
ップ29が、このA4用給紙カセットを給紙装置18に
装着した時に、ローラ移動レバー23に設けられた突部
30と係合してローラ移動レバー23を特定位置へ回転
移動させるように配設されている。
【0016】このような構成の給紙装置18において、
B4サイズの用紙を収納したB4用給紙カセットを給紙
装置18に装着した場合、このB4用給紙カセットには
ローラ移動チップ29が配設されていないので、給紙ロ
ーラ右20bは、破線で示す定位置において用紙2を給
送する。また、A4用給紙カセットを給紙装置18に装
着した場合、このA4用給紙カセットにはローラ移動チ
ップ29が配設されているので、給紙ローラ右20bは
特定位置まで移動し、特定位置にて用紙2を給送する。
このA4用給紙カセットを給紙装置18から取り外す
と、ローラ移動レバー23は引きバネ25によって定位
置に戻ろうとするが、板バネ27に配設された爪部26
により固定され、給紙ローラ右20bは略同一場所に留
められる。
B4サイズの用紙を収納したB4用給紙カセットを給紙
装置18に装着した場合、このB4用給紙カセットには
ローラ移動チップ29が配設されていないので、給紙ロ
ーラ右20bは、破線で示す定位置において用紙2を給
送する。また、A4用給紙カセットを給紙装置18に装
着した場合、このA4用給紙カセットにはローラ移動チ
ップ29が配設されているので、給紙ローラ右20bは
特定位置まで移動し、特定位置にて用紙2を給送する。
このA4用給紙カセットを給紙装置18から取り外す
と、ローラ移動レバー23は引きバネ25によって定位
置に戻ろうとするが、板バネ27に配設された爪部26
により固定され、給紙ローラ右20bは略同一場所に留
められる。
【0017】再び、A4用給紙カセットを給紙装置18
に装着すると、A4用給紙カセットに設けられた解除部
28により板バネ27が持ち上げられ、爪部26とロー
ラ移動レバー23との係合が外されるが、ローラ移動チ
ップ29によりローラ移動レバー23の位置が保持され
ているので、給紙ローラ右20bはほとんど動くことな
く特定位置へ保持される。また、B4用給紙カセットを
給紙装置18に装着すると、B4用給紙カセットに設け
られた解除部28により板バネ27が持ち上げられ、爪
部26とローラ移動レバー23との係合が外され、ロー
ラ移動レバー23は引きバネ25によって定位置へ戻る
と同時に、給紙ローラ右20bも定位置へ戻る。
に装着すると、A4用給紙カセットに設けられた解除部
28により板バネ27が持ち上げられ、爪部26とロー
ラ移動レバー23との係合が外されるが、ローラ移動チ
ップ29によりローラ移動レバー23の位置が保持され
ているので、給紙ローラ右20bはほとんど動くことな
く特定位置へ保持される。また、B4用給紙カセットを
給紙装置18に装着すると、B4用給紙カセットに設け
られた解除部28により板バネ27が持ち上げられ、爪
部26とローラ移動レバー23との係合が外され、ロー
ラ移動レバー23は引きバネ25によって定位置へ戻る
と同時に、給紙ローラ右20bも定位置へ戻る。
【0018】このように、給紙装置18は、用紙2のサ
イズに応じた給紙カセット3を装着するという簡単な動
作で、給紙ローラ右20bを用紙2のサイズに応じた適
正な位置に移動し、セットすることができる。また、ロ
ーラ移動レバー23を固定する爪部26を有した板バネ
27と、該爪部26によるローラ移動レバー23の固定
を解除する解除部28とを設けたことで、A4サイズの
用紙2を続けて用いる場合の、A4用給紙カセットの着
脱による給紙ローラ右20bの定位置と特定位置との無
駄な往復移動をなくし、これにより、磨耗が原因で給紙
ローラ右20bが定位置へ戻らなくなるといった動作不
良を防ぐことができる。
イズに応じた給紙カセット3を装着するという簡単な動
作で、給紙ローラ右20bを用紙2のサイズに応じた適
正な位置に移動し、セットすることができる。また、ロ
ーラ移動レバー23を固定する爪部26を有した板バネ
27と、該爪部26によるローラ移動レバー23の固定
を解除する解除部28とを設けたことで、A4サイズの
用紙2を続けて用いる場合の、A4用給紙カセットの着
脱による給紙ローラ右20bの定位置と特定位置との無
駄な往復移動をなくし、これにより、磨耗が原因で給紙
ローラ右20bが定位置へ戻らなくなるといった動作不
良を防ぐことができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、用紙
のサイズに応じた給紙カセットを装着するだけで、給紙
ローラを用紙のサイズに応じた適正な位置に移動させる
ことができ、且つ、給紙ローラを保持するローラ保持手
段を固定する固定手段と、この固定手段によるローラ保
持手段の固定を解除する解除手段の機能により、同一サ
イズの用紙を続けて用いる場合の、給紙カセットの着脱
による給紙ローラの定位置と特定位置との無駄な往復移
動をなくし、これにより、磨耗が原因で給紙ローラが定
位置へ戻らなくなるといった動作不良を防ぎ、信頼性の
高い給紙装置を提供することができる。
のサイズに応じた給紙カセットを装着するだけで、給紙
ローラを用紙のサイズに応じた適正な位置に移動させる
ことができ、且つ、給紙ローラを保持するローラ保持手
段を固定する固定手段と、この固定手段によるローラ保
持手段の固定を解除する解除手段の機能により、同一サ
イズの用紙を続けて用いる場合の、給紙カセットの着脱
による給紙ローラの定位置と特定位置との無駄な往復移
動をなくし、これにより、磨耗が原因で給紙ローラが定
位置へ戻らなくなるといった動作不良を防ぎ、信頼性の
高い給紙装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例によるインクジェットプリン
タの側断面図である。
タの側断面図である。
【図2】本実施例による給紙装置の要部の平面図であ
る。
る。
【図3】本実施例による給紙装置の要部の側面図であ
る。
る。
【図4】従来の給紙装置の平面図である。
【図5】従来の給紙装置の側面図である。
18 給紙装置 19 駆動軸 20a,20b 給紙ローラ 22 圧縮バネ 23 ローラ移動レバー 25 引きバネ 26 爪部 27 板バネ 28 解除部 29 ローラ移動チップ
Claims (1)
- 【請求項1】 カセット給紙方式の給紙装置において、
両端が機器本体に支持された駆動軸に装着され、軸方向
に移動自在な給紙ローラと、機器本体に配設され、給紙
ローラを前記駆動軸の軸方向に移動自在に保持すると共
に、前記給紙ローラを定位置へ復帰させる向きへの移動
習性を持たせたローラ保持手段と、特定サイズの用紙を
収納する給紙カセットに配設され、該給紙カセットを機
器本体に装着した時、前記ローラ保持手段と係合して、
該手段を該習性に抗して押動し、前記給紙ローラを定位
置から特定位置へ移動させるローラ移動手段と、機器本
体に配設され、前記給紙カセットを機器本体から取り外
した時、前記ローラ保持手段をその習性に抗して固定す
る固定手段と、前記特定サイズの用紙を収納する給紙カ
セット及びそれ以外の給紙カセットに配設され、該給紙
カセットを機器本体に装着した時、前記ローラ保持手段
の前記固定手段による固定を解除する解除手段とを備え
たことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4045934A JPH05208744A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 給紙装置 |
US07/978,382 US5294104A (en) | 1992-01-31 | 1992-11-18 | Paper feeding device having an adjustable paper feed roller for different sized sheets |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4045934A JPH05208744A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208744A true JPH05208744A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=12733099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4045934A Withdrawn JPH05208744A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 給紙装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5294104A (ja) |
JP (1) | JPH05208744A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011138021A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Brother Industries Ltd | 画像形成装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI220412B (en) * | 2003-11-11 | 2004-08-21 | Benq Corp | Guiding and positioning apparatus |
KR20070075094A (ko) * | 2006-01-12 | 2007-07-18 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 급지장치 |
JP5119300B2 (ja) * | 2010-07-30 | 2013-01-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | シート供給装置及び画像形成装置 |
US8322704B1 (en) * | 2011-08-05 | 2012-12-04 | Lexmark International, Inc. | System and device for feeding sheets of media |
US8474812B1 (en) | 2012-04-25 | 2013-07-02 | Lexmark International, Inc. | Manually translatable pick mechanism for feeding sheets of media of different widths |
US8636277B1 (en) | 2012-10-15 | 2014-01-28 | Lexmark International, Inc. | Automatically adjustable pick mechanism for feeding sheets of media of different widths |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598607B2 (ja) * | 1975-11-06 | 1984-02-25 | 株式会社リコー | カセツトシキキユウシソウチ |
JPH0275535A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-15 | Brother Ind Ltd | カセットケースを用いる給紙装置 |
JPH02108943U (ja) * | 1989-02-14 | 1990-08-30 | ||
JPH0326619A (ja) * | 1989-06-21 | 1991-02-05 | Nec Corp | 給紙機構 |
US5139252A (en) * | 1989-07-15 | 1992-08-18 | Mita Industrial Co., Ltd. | Paper-supplying device in an image-forming apparatus |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4045934A patent/JPH05208744A/ja not_active Withdrawn
- 1992-11-18 US US07/978,382 patent/US5294104A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011138021A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Brother Industries Ltd | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5294104A (en) | 1994-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |