JPH05191600A - 記録方法及び装置 - Google Patents
記録方法及び装置Info
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- JPH05191600A JPH05191600A JP4003623A JP362392A JPH05191600A JP H05191600 A JPH05191600 A JP H05191600A JP 4003623 A JP4003623 A JP 4003623A JP 362392 A JP362392 A JP 362392A JP H05191600 A JPH05191600 A JP H05191600A
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- H04N2201/04—Scanning arrangements
- H04N2201/047—Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
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- H04N2201/329—Storage of less than a complete document page or image frame
- H04N2201/3294—Storage of less than a complete document page or image frame of several complete lines, e.g. a band of data
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Storing Facsimile Image Data (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録データを複数ライン分記憶するためのメ
モリを設け、そのメモリに格納されているライン数に応
じて所定の記録速度に切り換えることによって、入力さ
れる画像データの記録周期の変動による記録品位の低下
を防止できる記録方法及び装置を提供することを目的と
する。 【構成】 画像データを入力して記録媒体に記録する記
録装置であって、入力した画像データを記録データとし
て複数ライン分記憶するバッファメモリと、記録速度を
変更して、記録データに基づいて記録できる記録部と、
前記記録部による記録速度を複数記憶している速度記憶
部と、バッファメモリに記憶されている記録データの量
に応じて速度記憶部に記憶されている記録速度のいずれ
かを選択して記録部の記録速度とする。
モリを設け、そのメモリに格納されているライン数に応
じて所定の記録速度に切り換えることによって、入力さ
れる画像データの記録周期の変動による記録品位の低下
を防止できる記録方法及び装置を提供することを目的と
する。 【構成】 画像データを入力して記録媒体に記録する記
録装置であって、入力した画像データを記録データとし
て複数ライン分記憶するバッファメモリと、記録速度を
変更して、記録データに基づいて記録できる記録部と、
前記記録部による記録速度を複数記憶している速度記憶
部と、バッファメモリに記憶されている記録データの量
に応じて速度記憶部に記憶されている記録速度のいずれ
かを選択して記録部の記録速度とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不定周期で送信されて
くる記録データを記録する記録装置の記録方法及び装置
に関するものである。
くる記録データを記録する記録装置の記録方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、一定の周期で送られてくる記録
データに基づいて記録を行なうプリンタに比べ、例えば
ファクシミリ装置などに用いられるプリンタには以下に
示すような問題があった。即ち、ファクシミリ装置の場
合は、受信データそのものの周期或いは受信データの復
号周期などによって、その受信データに基づく記録デー
タの生成周期が異なり、その記録周期も一定でなくなっ
てしまう。特に、ファクシミリ受信時におけるECM受
信のブロック間や、ハーフトーン原稿画像の受信時に
は、受信データの処理に時間を要するため記録周期が極
端に長くなってしまう。このようなファクシミリ装置の
プリンタ部には、一般的にインクシートのインクをサー
マルヘッドによって加熱して、記録紙に転写して記録す
る熱転写記録方式のプリンタを採用しているため、この
ように記録周期が長くなると、次のラインの記録までに
インクシートやサーマルヘッドの温度が低下してしま
い、次のラインの記録濃度が低下する等の問題があっ
た。又、記録周期が長くなると、インクシートや記録紙
を搬送するためのモータが完全に停止した後次のライン
の記録時に再び起動されるため、インクシートや記録紙
の搬送ムラが発生して、記録品位を低下させるという問
題があった。
データに基づいて記録を行なうプリンタに比べ、例えば
ファクシミリ装置などに用いられるプリンタには以下に
示すような問題があった。即ち、ファクシミリ装置の場
合は、受信データそのものの周期或いは受信データの復
号周期などによって、その受信データに基づく記録デー
タの生成周期が異なり、その記録周期も一定でなくなっ
てしまう。特に、ファクシミリ受信時におけるECM受
信のブロック間や、ハーフトーン原稿画像の受信時に
は、受信データの処理に時間を要するため記録周期が極
端に長くなってしまう。このようなファクシミリ装置の
プリンタ部には、一般的にインクシートのインクをサー
マルヘッドによって加熱して、記録紙に転写して記録す
る熱転写記録方式のプリンタを採用しているため、この
ように記録周期が長くなると、次のラインの記録までに
インクシートやサーマルヘッドの温度が低下してしま
い、次のラインの記録濃度が低下する等の問題があっ
た。又、記録周期が長くなると、インクシートや記録紙
を搬送するためのモータが完全に停止した後次のライン
の記録時に再び起動されるため、インクシートや記録紙
の搬送ムラが発生して、記録品位を低下させるという問
題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するために、1ラインの記録終了後、次のラインの記録
データが形成されるまでの時間が長いときは、記録紙の
搬送を停止させたままで再度同じデータでサーマルヘッ
ドを発熱させたり(アフターヒート)、次のラインの記
録の直前にサーマルヘッドを記録しない程度に発熱させ
たり(プレヒート)しなければならなかった。しかし、
このようなプレヒート、アフターヒートの制御を行って
も十分な記録品質が得られなかった。特に、複数回(m
回)の画像記録が可能なインクシート(マルチプリント
シート)を用いて、記録長さLを記録するために使用す
るインクシートの搬送長をその長さLより小さく(L/
m)にして記録を行うマルチプリントの場合には、前述
したような記録品質の低下の問題の他に、インクシート
と記録紙が貼り付いたり、記録された画像に尾引きが発
生するという問題もあった。
するために、1ラインの記録終了後、次のラインの記録
データが形成されるまでの時間が長いときは、記録紙の
搬送を停止させたままで再度同じデータでサーマルヘッ
ドを発熱させたり(アフターヒート)、次のラインの記
録の直前にサーマルヘッドを記録しない程度に発熱させ
たり(プレヒート)しなければならなかった。しかし、
このようなプレヒート、アフターヒートの制御を行って
も十分な記録品質が得られなかった。特に、複数回(m
回)の画像記録が可能なインクシート(マルチプリント
シート)を用いて、記録長さLを記録するために使用す
るインクシートの搬送長をその長さLより小さく(L/
m)にして記録を行うマルチプリントの場合には、前述
したような記録品質の低下の問題の他に、インクシート
と記録紙が貼り付いたり、記録された画像に尾引きが発
生するという問題もあった。
【0004】更に、前述した記録品位の低下を防止する
方法として、複数ライン分の記録データを記憶するバッ
ファメモリを設け、このバッファメモリにより受信デー
タの記録周期の変動分を吸収し、このバッファメモリよ
り記録データを等速に読出して記録するという方法があ
った。しかし、記録データの周期の変動を吸収して完全
に等速で記録するためにはかなりのメモリ容量(例えば
8Mバイト程度)が必要となってしまう。また、小さな
サイズのバッファメモリを複数個用意して、それらを切
り換えて等速記録を実現する方法もあるが、前述したよ
うにファクシミリの受信データの受信周期が一定でない
ため、バッファの切り換え時に次のバッファに記録デー
タが揃うまでの時間が長いと、その時点で記録動作が中
断してしまうことになる。
方法として、複数ライン分の記録データを記憶するバッ
ファメモリを設け、このバッファメモリにより受信デー
タの記録周期の変動分を吸収し、このバッファメモリよ
り記録データを等速に読出して記録するという方法があ
った。しかし、記録データの周期の変動を吸収して完全
に等速で記録するためにはかなりのメモリ容量(例えば
8Mバイト程度)が必要となってしまう。また、小さな
サイズのバッファメモリを複数個用意して、それらを切
り換えて等速記録を実現する方法もあるが、前述したよ
うにファクシミリの受信データの受信周期が一定でない
ため、バッファの切り換え時に次のバッファに記録デー
タが揃うまでの時間が長いと、その時点で記録動作が中
断してしまうことになる。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録データを複数ライン分記憶するためのメモリを
設け、そのメモリに格納されているライン数に応じて所
定の記録速度に切り換えることによって、入力される画
像データの記録周期の変動による記録品位の低下を防止
できる記録方法及び装置を提供することを目的とする。
で、記録データを複数ライン分記憶するためのメモリを
設け、そのメモリに格納されているライン数に応じて所
定の記録速度に切り換えることによって、入力される画
像データの記録周期の変動による記録品位の低下を防止
できる記録方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は以下の様な構成からなる。即ち、
画像データを入力して記録媒体に記録する記録装置であ
って、入力した画像データを記録データとして複数ライ
ン分記憶する記憶手段と、記録速度を変更して、前記記
録データに基づいて記録できる記録手段と、前記記録手
段による記録速度を複数記憶している速度記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている記録データの量に応じて
前記速度記憶手段に記憶されている記録速度のいずれか
を選択して前記記録手段の記録速度とする制御手段とを
有する。
に本発明の記録装置は以下の様な構成からなる。即ち、
画像データを入力して記録媒体に記録する記録装置であ
って、入力した画像データを記録データとして複数ライ
ン分記憶する記憶手段と、記録速度を変更して、前記記
録データに基づいて記録できる記録手段と、前記記録手
段による記録速度を複数記憶している速度記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている記録データの量に応じて
前記速度記憶手段に記憶されている記録速度のいずれか
を選択して前記記録手段の記録速度とする制御手段とを
有する。
【0007】上記目的を達成するために本発明の記録方
法は以下の様な工程からなる。即ち、画像データを入力
して記録媒体に記録する記録方法であって、入力した画
像データを記録データとして複数ライン分記憶する工程
と、その記憶されている記録データの量に応じて、予め
設定されている記録速度の内のいずれかを選択する工程
と、その選択された記録速度により記録データに基づい
て記録する工程とを有する。
法は以下の様な工程からなる。即ち、画像データを入力
して記録媒体に記録する記録方法であって、入力した画
像データを記録データとして複数ライン分記憶する工程
と、その記憶されている記録データの量に応じて、予め
設定されている記録速度の内のいずれかを選択する工程
と、その選択された記録速度により記録データに基づい
て記録する工程とを有する。
【0008】
【作用】以上の構成において、入力した画像データを記
録データとして複数ライン分記憶し、その記憶されてい
る記録データの量に応じて、予め設定されている記録速
度の内のいずれかを選択して、その選択された記録速度
により記録データに基づいて記録する。
録データとして複数ライン分記憶し、その記憶されてい
る記録データの量に応じて、予め設定されている記録速
度の内のいずれかを選択して、その選択された記録速度
により記録データに基づいて記録する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0010】図1〜図3は本発明の一実施例のファクシ
ミリ装置の概要を説明するための図で、図1は本実施例
のファクシミリ装置の制御部と記録部の詳細を示すブロ
ック図である。また、図2は本実施例のファクシミリ装
置の概略構成を示すブロック図、そして図3は記録周期
がバッファメモリに格納されているライン数によって変
化する様子を示した状態遷移図である。
ミリ装置の概要を説明するための図で、図1は本実施例
のファクシミリ装置の制御部と記録部の詳細を示すブロ
ック図である。また、図2は本実施例のファクシミリ装
置の概略構成を示すブロック図、そして図3は記録周期
がバッファメモリに格納されているライン数によって変
化する様子を示した状態遷移図である。
【0011】まず、図2を参照して本実施例のファクシ
ミリ装置の概略構成を説明する。
ミリ装置の概略構成を説明する。
【0012】図2において、201は原稿を光電的に読
取ってデジタル画像信号として制御部202に出力する
読取部で、このデジタル画像信号は、コピーモードの場
合は制御部202を介して記録部205に出力されて記
録され、ファクシミリモードの場合は制御部202によ
り符号化されてモデム207,NCU(網制御部)20
8を介して通信回線に出力される。
取ってデジタル画像信号として制御部202に出力する
読取部で、このデジタル画像信号は、コピーモードの場
合は制御部202を介して記録部205に出力されて記
録され、ファクシミリモードの場合は制御部202によ
り符号化されてモデム207,NCU(網制御部)20
8を介して通信回線に出力される。
【0013】次に制御部202の構成を説明すると、2
11は読取部201よりの画像データ或いは復号された
画像データの各ラインのイメージデータを格納するライ
ンメモリで、原稿の送信(ファクシミリモードの場合)
あるいはコピー(コピーモードの場合)のときは読取部
201よりの1ライン分のイメージデータが格納され、
ファクシミリ画像データの受信のときは復号された受信
画像データの1ラインデータが格納される。そして、こ
の格納されたデータがバッファメモリ102を介して記
録部205に出力されることによって画像形成が行われ
る。212は送信する画像情報をMH符号化などにより
符号化するとともに、受信した符号化画像データを復号
してイメージデータに変換する符号化/復号化部であ
る。また、106は受信した符号化画像データを格納す
る受信画像メモリである。これら制御部202の各部
は、例えばマイクロプロセッサなどのCPU104によ
り制御されている。この制御部202には、このCPU
104の他に、CPU104の制御プログラムや各種デ
ータを記憶しているROM214、CPU104のワー
クエリアとして後述する記録周期Tや各種データを一時
保存するRAM101、更にはRAM等で構成された後
述するバッファメモリ102等を備えている。
11は読取部201よりの画像データ或いは復号された
画像データの各ラインのイメージデータを格納するライ
ンメモリで、原稿の送信(ファクシミリモードの場合)
あるいはコピー(コピーモードの場合)のときは読取部
201よりの1ライン分のイメージデータが格納され、
ファクシミリ画像データの受信のときは復号された受信
画像データの1ラインデータが格納される。そして、こ
の格納されたデータがバッファメモリ102を介して記
録部205に出力されることによって画像形成が行われ
る。212は送信する画像情報をMH符号化などにより
符号化するとともに、受信した符号化画像データを復号
してイメージデータに変換する符号化/復号化部であ
る。また、106は受信した符号化画像データを格納す
る受信画像メモリである。これら制御部202の各部
は、例えばマイクロプロセッサなどのCPU104によ
り制御されている。この制御部202には、このCPU
104の他に、CPU104の制御プログラムや各種デ
ータを記憶しているROM214、CPU104のワー
クエリアとして後述する記録周期Tや各種データを一時
保存するRAM101、更にはRAM等で構成された後
述するバッファメモリ102等を備えている。
【0014】205はサーマルラインヘッド103(記
録幅と略同幅に複数個の発熱素子113(図1)を有し
ている)を備え、熱転写記録法により記録紙に画像記録
を行う記録部である。203は送信開始などの各種機能
を指示キーや電話番号の入力キーなどを含む操作部、2
04は通常、操作部203に隣接して設けられており、
各種機能や装置の状態などを表示する表示部である。2
06は装置全体に電力を供給するための電源部である。
また、207は送受信するファクシミリ信号の交直変換
を行うモデム(変復調器)、208は回線との間で通信
制御を実行する網制御部(NCU)である。
録幅と略同幅に複数個の発熱素子113(図1)を有し
ている)を備え、熱転写記録法により記録紙に画像記録
を行う記録部である。203は送信開始などの各種機能
を指示キーや電話番号の入力キーなどを含む操作部、2
04は通常、操作部203に隣接して設けられており、
各種機能や装置の状態などを表示する表示部である。2
06は装置全体に電力を供給するための電源部である。
また、207は送受信するファクシミリ信号の交直変換
を行うモデム(変復調器)、208は回線との間で通信
制御を実行する網制御部(NCU)である。
【0015】図1は実施例のファクシミリ装置におる制
御部202と記録部205の詳細を示す図で、他の図面
と共通する部分は同一番号で示している。
御部202と記録部205の詳細を示す図で、他の図面
と共通する部分は同一番号で示している。
【0016】サーマルヘッド103はラインヘッドであ
る。そして、このサーマルヘッド103は、制御部20
2よりの1ライン分のシリアル記録データを入力するた
めのシフトレジスタ111、ラッチ信号132によりシ
フトレジスタ103の1ライン分の記録データをラッチ
して保持するラッチ回路112、1ライン分の発熱抵抗
体を有する発熱素子113を備えている。ここで、1ラ
インの記録時、発熱抵抗体113は4つのブロックに分
割して駆動されている。また、133はサーマルヘッド
13に取付けられているサーマルヘッド103の温度を
検出するための温度センサで、この温度センサ133よ
りの信号はスレーブCPU105に入力されており、こ
のスレーブCPU105はその温度センサ133により
検出された信号に基づいて、ストローブ信号134のパ
ルス幅を変更して発熱素子113に通電する時間を制御
したり、あるいはサーマルヘッド103の駆動電圧など
を変更して、サーマルヘッド103の温度に応じてサー
マルヘッド103への印加エネルギーを変更している。
107はプログラマブルタイマで、指示された時間ごと
にCPU104に割込み信号やタイムアウト信号などを
出力している。
る。そして、このサーマルヘッド103は、制御部20
2よりの1ライン分のシリアル記録データを入力するた
めのシフトレジスタ111、ラッチ信号132によりシ
フトレジスタ103の1ライン分の記録データをラッチ
して保持するラッチ回路112、1ライン分の発熱抵抗
体を有する発熱素子113を備えている。ここで、1ラ
インの記録時、発熱抵抗体113は4つのブロックに分
割して駆動されている。また、133はサーマルヘッド
13に取付けられているサーマルヘッド103の温度を
検出するための温度センサで、この温度センサ133よ
りの信号はスレーブCPU105に入力されており、こ
のスレーブCPU105はその温度センサ133により
検出された信号に基づいて、ストローブ信号134のパ
ルス幅を変更して発熱素子113に通電する時間を制御
したり、あるいはサーマルヘッド103の駆動電圧など
を変更して、サーマルヘッド103の温度に応じてサー
マルヘッド103への印加エネルギーを変更している。
107はプログラマブルタイマで、指示された時間ごと
にCPU104に割込み信号やタイムアウト信号などを
出力している。
【0017】102はバッファメモリで、受信画像メモ
リ106から読出され、復号化部212で復号された画
像データ(イメージデータ)を複数ライン分記憶してい
る。このバッファメモリ102の容量は、サーマルヘッ
ド103による記録速度によって異なるが、本実施例で
は記録周期を10msecと20msecの2段階と
し、バッファメモリ102の容量を256Kバイト、つ
まり1024ライン分としている。また、131はバッ
ファメモリ102からサーマルヘッド103への記録デ
ータの転送を指示するデータ転送開始信号である。
リ106から読出され、復号化部212で復号された画
像データ(イメージデータ)を複数ライン分記憶してい
る。このバッファメモリ102の容量は、サーマルヘッ
ド103による記録速度によって異なるが、本実施例で
は記録周期を10msecと20msecの2段階と
し、バッファメモリ102の容量を256Kバイト、つ
まり1024ライン分としている。また、131はバッ
ファメモリ102からサーマルヘッド103への記録デ
ータの転送を指示するデータ転送開始信号である。
【0018】105はスレーブCPUで、記録部205
の各種モータの制御やサーマルヘッド103の発熱抵抗
体113へのストローブ信号134を出力しており、C
PU104からの記録コマンド135などの信号によっ
てその制御動作を開始する。122は記録紙搬送用モー
タであり、121はこれを駆動するドライバ回路、12
4はインクシート搬送用モータであり、123はこれを
駆動するドライバ回路である。また、126は原稿搬送
用モータであり、125はこれを駆動するドライバ回
路、128はカッタを駆動させたり、排紙を行うための
モータであり、127はこれを駆動するドライバ回路で
ある。
の各種モータの制御やサーマルヘッド103の発熱抵抗
体113へのストローブ信号134を出力しており、C
PU104からの記録コマンド135などの信号によっ
てその制御動作を開始する。122は記録紙搬送用モー
タであり、121はこれを駆動するドライバ回路、12
4はインクシート搬送用モータであり、123はこれを
駆動するドライバ回路である。また、126は原稿搬送
用モータであり、125はこれを駆動するドライバ回
路、128はカッタを駆動させたり、排紙を行うための
モータであり、127はこれを駆動するドライバ回路で
ある。
【0019】図3は本実施例のファクシミリ装置におい
て、記録周期を10msec(m秒)と20msecの
2段階とし、バッファメモリ102に格納されている画
像データのライン数(R)に応じてどのように記録周期
を切り換えるかを示す状態遷移図である。なお、電送さ
れてくる各ラインのファクシミリ画像データの最小周期
を10msecとし、この実施例では、例えば白ライン
スキップのような独自モードでの電送は考慮にいれない
ものとする。従って、1ライン分のファクシミリデータ
を受信してしまってから次の1ライン分のファクシミリ
データを受信するまでの時間は、最小10msecであ
る。
て、記録周期を10msec(m秒)と20msecの
2段階とし、バッファメモリ102に格納されている画
像データのライン数(R)に応じてどのように記録周期
を切り換えるかを示す状態遷移図である。なお、電送さ
れてくる各ラインのファクシミリ画像データの最小周期
を10msecとし、この実施例では、例えば白ライン
スキップのような独自モードでの電送は考慮にいれない
ものとする。従って、1ライン分のファクシミリデータ
を受信してしまってから次の1ライン分のファクシミリ
データを受信するまでの時間は、最小10msecであ
る。
【0020】この実施例では、バッファメモリ102か
らサーマルヘッド103へデータを転送して記録を開始
するタイミングを、受信を開始した後、バッファメモリ
102がいっぱいになった時(1024ライン分のデー
タが揃った時)としている。従って、300で示すよう
に、初期状態での記録周期は10msecである。この
ようにしても、CPU104より1ライン分の記録デー
タがバッファメモリ102へ転送されてくる間隔は10
msec以上であるため(前述したように、最小電送時
間を10msecとしているため)、バッファメモリ1
02があふれて受信データが記録されなくなることはな
い。
らサーマルヘッド103へデータを転送して記録を開始
するタイミングを、受信を開始した後、バッファメモリ
102がいっぱいになった時(1024ライン分のデー
タが揃った時)としている。従って、300で示すよう
に、初期状態での記録周期は10msecである。この
ようにしても、CPU104より1ライン分の記録デー
タがバッファメモリ102へ転送されてくる間隔は10
msec以上であるため(前述したように、最小電送時
間を10msecとしているため)、バッファメモリ1
02があふれて受信データが記録されなくなることはな
い。
【0021】いま、1ラインの電送時間が長いラインが
続き、記録部205による記録速度がよりもデータ受信
速度が低下してバッファメモリ102に記憶されている
画像データの残りライン数がα1 以下になると、301
で示すように記録周期を20msecとし、記録速度を
低下させてバッファメモリ102が空にならないように
する。その後、例えば電送時間の短いラインが続き、3
02で示すように、バッファメモリ102に記憶された
ライン数がα2 以上になれば記録周期を再び10mse
cに戻して記録速度を高め、バッファメモリ102の記
録データが溢れないようにする(α1 <α2 )。
続き、記録部205による記録速度がよりもデータ受信
速度が低下してバッファメモリ102に記憶されている
画像データの残りライン数がα1 以下になると、301
で示すように記録周期を20msecとし、記録速度を
低下させてバッファメモリ102が空にならないように
する。その後、例えば電送時間の短いラインが続き、3
02で示すように、バッファメモリ102に記憶された
ライン数がα2 以上になれば記録周期を再び10mse
cに戻して記録速度を高め、バッファメモリ102の記
録データが溢れないようにする(α1 <α2 )。
【0022】このようにすることで、バッファメモリ1
02が一杯或いはバッファメモリ102の残りデータ量
が多い時は10msecの等速で記録し、バッファメモ
リ102の残りデータ量が少ない時からバッファメモリ
102がある程度いっぱいになるまでの間は20mse
cの等速で記録する。この場合、α1 とα2 との値があ
まり近接していると、記録周期が10msecと20m
secの間で頻繁に切り換ってしまい、通常の不定周期
の記録とあまり大差ないものとなってしまう。また、α
1 の値があまり小さすぎるとほとんど全てが10mse
cの等速記録となるため、従来例での等速記録のよう
に、大容量のバッファメモリが必要になってしまう。従
って、α1 とα2 の値を適切な値に設定すれば、それほ
ど大容量のバッファメモリを用いなくても、1ページ中
における記録周期を、10msecと20msecとの
間で多くても数回切り換えるだけで記録できる。
02が一杯或いはバッファメモリ102の残りデータ量
が多い時は10msecの等速で記録し、バッファメモ
リ102の残りデータ量が少ない時からバッファメモリ
102がある程度いっぱいになるまでの間は20mse
cの等速で記録する。この場合、α1 とα2 との値があ
まり近接していると、記録周期が10msecと20m
secの間で頻繁に切り換ってしまい、通常の不定周期
の記録とあまり大差ないものとなってしまう。また、α
1 の値があまり小さすぎるとほとんど全てが10mse
cの等速記録となるため、従来例での等速記録のよう
に、大容量のバッファメモリが必要になってしまう。従
って、α1 とα2 の値を適切な値に設定すれば、それほ
ど大容量のバッファメモリを用いなくても、1ページ中
における記録周期を、10msecと20msecとの
間で多くても数回切り換えるだけで記録できる。
【0023】図4〜図6は本実施例のファクシミリ装置
において受信データをデコードしてから記録するまでの
処理を示すフローチャートである。尚、この処理を実行
する制御プログラムはROM214に記憶されている。
において受信データをデコードしてから記録するまでの
処理を示すフローチャートである。尚、この処理を実行
する制御プログラムはROM214に記憶されている。
【0024】図4はメインCPU104の処理を示すフ
ローチャートであり、受信画像メモリ106に格納され
た符号化されたファクシミリ受信データ(例えばMMR
符号化データ)をデコードしてバッファメモリ102へ
データを転送するまでの処理を示している。
ローチャートであり、受信画像メモリ106に格納され
た符号化されたファクシミリ受信データ(例えばMMR
符号化データ)をデコードしてバッファメモリ102へ
データを転送するまでの処理を示している。
【0025】まずステップS1で、ファクシミリ画像デ
ータを受信して、1ライン分の受信画像データが受信画
像メモリ106に記憶されるのを待ち、1ライン分のフ
ァクシミリ受信データが記憶されるとステップS2に進
む。ステップS2では、受信画像メモリ106から符号
化されたデータを読込んで復号する。そして、ステップ
S3でそのデコードされて生成された1ライン分の生デ
ータをバッファメモリ102へ転送する。この1ライン
分のデータ転送が終わるとステップS4に進み、バッフ
ァメモリ102のライン数を表わすRの値を1つ増やし
(R=R+1)、ステップS5でバッファメモリ102
がいっぱいになったかどうか、つまりRの値が“102
4”になったかどうかを判断する。もし、バッファメモ
リ102に1ライン分の記録データが記憶されていない
ときはステップS7に進み、1ページ分の受信データの
デコードが終了したかどうかを調べ、1ページのデコー
ドが終了していないときはステップS1に戻る。
ータを受信して、1ライン分の受信画像データが受信画
像メモリ106に記憶されるのを待ち、1ライン分のフ
ァクシミリ受信データが記憶されるとステップS2に進
む。ステップS2では、受信画像メモリ106から符号
化されたデータを読込んで復号する。そして、ステップ
S3でそのデコードされて生成された1ライン分の生デ
ータをバッファメモリ102へ転送する。この1ライン
分のデータ転送が終わるとステップS4に進み、バッフ
ァメモリ102のライン数を表わすRの値を1つ増やし
(R=R+1)、ステップS5でバッファメモリ102
がいっぱいになったかどうか、つまりRの値が“102
4”になったかどうかを判断する。もし、バッファメモ
リ102に1ライン分の記録データが記憶されていない
ときはステップS7に進み、1ページ分の受信データの
デコードが終了したかどうかを調べ、1ページのデコー
ドが終了していないときはステップS1に戻る。
【0026】一方、ステップS5でバッファメモリ10
2が一杯になっているか、あるいはステップS7で1ペ
ージ分のデコードが終了している時はステップS6に進
み、記録周期を10msec(T=10)ごとにするた
めのインタラプトをイネーブルにする(図3の300で
示す初期化処理)。尚、このインタラプト処理は図5の
フローチャートで示しており、後で詳しく説明する。
2が一杯になっているか、あるいはステップS7で1ペ
ージ分のデコードが終了している時はステップS6に進
み、記録周期を10msec(T=10)ごとにするた
めのインタラプトをイネーブルにする(図3の300で
示す初期化処理)。尚、このインタラプト処理は図5の
フローチャートで示しており、後で詳しく説明する。
【0027】図5は本実施例のファクシミリ装置におけ
る割込み処理を示すフローチャートである。このインタ
ラプト処理はタイマ107からの10msec毎のイン
タラプト要求信号によって開始する。
る割込み処理を示すフローチャートである。このインタ
ラプト処理はタイマ107からの10msec毎のイン
タラプト要求信号によって開始する。
【0028】まず、ステップS21で記録周期Tが10
msecか、20msecのいずれに設定されているか
を判断する。この記録周期TはRAM101に記憶され
ており、前述したように初期の状態ではT=10mse
cに設定されている。周期Tが10msecであればス
テップS24へ進むが、記録周期Tが20msecなら
ばステップS22でレディ状態が“1”か“0”、つま
り前ラインのデータ転送から20msec経過したかど
うかを判断する(このレデイ状態もRAM101に記憶
されている)。レディ状態が“0”ならば、つまり前ラ
インのデータ転送から10msecしか経過していなけ
ればステップS23でレディ状態を“1”にしてインタ
ラプト処理を終了する。一方、ステップS22でレディ
状態が“1”ならば、つまり前ラインのデータ転送から
20msec経過していればステップS24に進みデー
タ転送処理を実行する。
msecか、20msecのいずれに設定されているか
を判断する。この記録周期TはRAM101に記憶され
ており、前述したように初期の状態ではT=10mse
cに設定されている。周期Tが10msecであればス
テップS24へ進むが、記録周期Tが20msecなら
ばステップS22でレディ状態が“1”か“0”、つま
り前ラインのデータ転送から20msec経過したかど
うかを判断する(このレデイ状態もRAM101に記憶
されている)。レディ状態が“0”ならば、つまり前ラ
インのデータ転送から10msecしか経過していなけ
ればステップS23でレディ状態を“1”にしてインタ
ラプト処理を終了する。一方、ステップS22でレディ
状態が“1”ならば、つまり前ラインのデータ転送から
20msec経過していればステップS24に進みデー
タ転送処理を実行する。
【0029】ステップS24ではバッファメモリ102
にデータ転送開始指示信号131を出し、ステップS2
5ではRを1つ減らす(R=R−1)。そして、ステッ
プS26で、サーマルヘッド103への1ライン分のデ
ータ転送が終了するまでウエイトする。こうして、シフ
トレジスタ111へ1ライン分のデータ転送が終了する
とステップS27に進み、サーマルヘッドサーマルヘッ
ド103にラッチ信号132を出力して、シフトレジス
タ111に格納されている1ライン分のデータをラッチ
回路112にラッチする。次にステップS28に進み、
スレーブCPU105に記録コマンド135を出力す
る。スレーブCPU105では、この記録コマンドによ
って記録処理を開始する。このスレーブCPU105の
動作については図6のフローチャートを参照して詳しく
後述する。
にデータ転送開始指示信号131を出し、ステップS2
5ではRを1つ減らす(R=R−1)。そして、ステッ
プS26で、サーマルヘッド103への1ライン分のデ
ータ転送が終了するまでウエイトする。こうして、シフ
トレジスタ111へ1ライン分のデータ転送が終了する
とステップS27に進み、サーマルヘッドサーマルヘッ
ド103にラッチ信号132を出力して、シフトレジス
タ111に格納されている1ライン分のデータをラッチ
回路112にラッチする。次にステップS28に進み、
スレーブCPU105に記録コマンド135を出力す
る。スレーブCPU105では、この記録コマンドによ
って記録処理を開始する。このスレーブCPU105の
動作については図6のフローチャートを参照して詳しく
後述する。
【0030】次にステップS29に進み、Rの値によっ
て図3で示すように記録周期を10msecあるいは2
0msecに切り換える。つまり、Rの値がα1 より小
さければステップS30へ進んで記録周期Tを20ms
ecにし、レディ状態を“0”にしてインタラプト処理
を終了する。また、Rの値がα2 より大きければステッ
プS31に進み、記録周期Tを10msecにし、レデ
ィ状態を“0”にしてインタラプト処理を終了する。前
記のどちらでもない場合は、そのまま現在の記録周期を
変更することなくインタラプト処理を終了する。
て図3で示すように記録周期を10msecあるいは2
0msecに切り換える。つまり、Rの値がα1 より小
さければステップS30へ進んで記録周期Tを20ms
ecにし、レディ状態を“0”にしてインタラプト処理
を終了する。また、Rの値がα2 より大きければステッ
プS31に進み、記録周期Tを10msecにし、レデ
ィ状態を“0”にしてインタラプト処理を終了する。前
記のどちらでもない場合は、そのまま現在の記録周期を
変更することなくインタラプト処理を終了する。
【0031】図6はスレーブCPU105の記録処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【0032】まず、ステップS41でインクシートを1
/m(m>1)ライン分搬送するようにインクシート搬
送用モータ124を回転させる。そして、ステップS4
2で記録紙を1ライン分搬送するように記録紙搬送用モ
ータ122を回転させる。次にステップS43に進み、
サーマルヘッド103の発熱抵抗体113にストローブ
信号134を出してサーマルヘッド103を発熱駆動す
る。この発熱抵抗体113は4つのブロックに分割され
ており、ステップS43ではそのうちの1つのブロック
だけを発熱させるようにストローブ信号134を出力す
る。その後、ステップS44で4つの全ブロックへの通
電が終了したかどうかを判断する。もし、全ブロックへ
の通電が終了していなければステップS45に進み、次
のブロックを発熱させるようにしてステップS43に戻
る。ステップS44で全ブロックへの通電が終了してい
れば、1ライン分の記録処理を終了する。
/m(m>1)ライン分搬送するようにインクシート搬
送用モータ124を回転させる。そして、ステップS4
2で記録紙を1ライン分搬送するように記録紙搬送用モ
ータ122を回転させる。次にステップS43に進み、
サーマルヘッド103の発熱抵抗体113にストローブ
信号134を出してサーマルヘッド103を発熱駆動す
る。この発熱抵抗体113は4つのブロックに分割され
ており、ステップS43ではそのうちの1つのブロック
だけを発熱させるようにストローブ信号134を出力す
る。その後、ステップS44で4つの全ブロックへの通
電が終了したかどうかを判断する。もし、全ブロックへ
の通電が終了していなければステップS45に進み、次
のブロックを発熱させるようにしてステップS43に戻
る。ステップS44で全ブロックへの通電が終了してい
れば、1ライン分の記録処理を終了する。
【0033】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0034】また、この実施例では、ファクシミリ装置
の場合で説明したが本発明はこれに限定されるものでな
く、不定周期で伝送されてくるデータに基づいて記録を
行う記録装置にも適用できる。
の場合で説明したが本発明はこれに限定されるものでな
く、不定周期で伝送されてくるデータに基づいて記録を
行う記録装置にも適用できる。
【0035】また、本実施例の記録装置は、熱転写法に
よる記録方式を採用した記録装置の場合で説明したが本
発明はこれに限定されるものでなく、例えば感熱方式の
プリンタ或いは熱を印加してインク滴を吐出するインク
ジェット方式の記録装置等にも適用できる。
よる記録方式を採用した記録装置の場合で説明したが本
発明はこれに限定されるものでなく、例えば感熱方式の
プリンタ或いは熱を印加してインク滴を吐出するインク
ジェット方式の記録装置等にも適用できる。
【0036】以上説明したように本実施例によれば、記
録部に出力する記録データを複数ライン分記憶するバッ
ファメモリを設け、そのバッファメモリに記憶されてい
る記録データのライン数によって、その記録周期を予め
定められているn段階のうちのいずれかに設定すること
により、以下に示すような利点がある。 記録周期が所定の値に設定されるために、その記録周
期に応じて記録紙搬送用モータ及びインクシート搬送用
モータの駆動周期を予め決定することができ、これに伴
ってサーマルヘッドの通電周期(ストローブ信号のパル
ス幅)を決定して記録を行うことができる。 記録周期が切り換わるまでは等速で記録が行われるた
め、記録濃度ムラの発生を抑えて記録品質を向上させる
ことができる。 バッファメモリの残量が少なくなると記録周期を短く
して、またバッファメモリに記憶されている記録データ
の残量が少ない時は記録周期を長くして記録できるた
め、バッファメモリを効率よく利用でき、従来の等速記
録の場合のように大容量のメモリ(例えばページバッフ
ァ)を持たずに、部分的には等速で記録できる。しか
も、バッファメモリに記憶されている記録データの残量
が少なくなると記録周期を遅くできるので、バッファメ
モリが空になって記録が1ページの途中で止まってしま
うことをなくすことができる。これによって、従来の小
さなサイズのバッファメモリを複数用意した場合に、1
ページの記録動作の途中で記録動作が中断し、そのため
に白すじがはいったりすることがなくなり、記録品質を
向上できる。
録部に出力する記録データを複数ライン分記憶するバッ
ファメモリを設け、そのバッファメモリに記憶されてい
る記録データのライン数によって、その記録周期を予め
定められているn段階のうちのいずれかに設定すること
により、以下に示すような利点がある。 記録周期が所定の値に設定されるために、その記録周
期に応じて記録紙搬送用モータ及びインクシート搬送用
モータの駆動周期を予め決定することができ、これに伴
ってサーマルヘッドの通電周期(ストローブ信号のパル
ス幅)を決定して記録を行うことができる。 記録周期が切り換わるまでは等速で記録が行われるた
め、記録濃度ムラの発生を抑えて記録品質を向上させる
ことができる。 バッファメモリの残量が少なくなると記録周期を短く
して、またバッファメモリに記憶されている記録データ
の残量が少ない時は記録周期を長くして記録できるた
め、バッファメモリを効率よく利用でき、従来の等速記
録の場合のように大容量のメモリ(例えばページバッフ
ァ)を持たずに、部分的には等速で記録できる。しか
も、バッファメモリに記憶されている記録データの残量
が少なくなると記録周期を遅くできるので、バッファメ
モリが空になって記録が1ページの途中で止まってしま
うことをなくすことができる。これによって、従来の小
さなサイズのバッファメモリを複数用意した場合に、1
ページの記録動作の途中で記録動作が中断し、そのため
に白すじがはいったりすることがなくなり、記録品質を
向上できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録データを複数ライン分記憶するためのメモリを設け、
そのメモリに格納されているライン数に応じて所定の記
録速度に切り換えることによって記録を行うことができ
るため、入力する画像データの周期の変動に起因する記
録品位の低下を防止できる効果がある。
録データを複数ライン分記憶するためのメモリを設け、
そのメモリに格納されているライン数に応じて所定の記
録速度に切り換えることによって記録を行うことができ
るため、入力する画像データの周期の変動に起因する記
録品位の低下を防止できる効果がある。
【図1】本実施例のファクシミリ装置の制御部と記録部
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のファクシミリ装置の全体構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】本実施例のファクシミリ装置における記録周期
の状態遷移図である。
の状態遷移図である。
【図4】本実施例のファクシミリ装置におけるメインC
PUのデコード処理を示すフローチャートである。
PUのデコード処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施例のファクシミリ装置におけるメインC
PUのインタラプト処理を示すフローチャートである。
PUのインタラプト処理を示すフローチャートである。
【図6】本実施例のファクシミリ装置におけるスレーブ
CPUの記録処理を示すフローチャートである。
CPUの記録処理を示すフローチャートである。
101 RAM 102 バッファメモリ 103 サーマルヘッド 104 CPU 105 スレーブCPU 106 受信画像バッファ 107 タイマ 111 シフトレジスタ 112 ラッチ回路 113 発熱抵抗素子 121,123,125,127 モータドライバ 122 記録紙搬送用モータ 124 インクシート搬送用モータ 201 読取部 202 制御部 203 操作部 204 表示部 205 記録部 214 ROM
Claims (3)
- 【請求項1】 画像データを入力して記録媒体に記録す
る記録装置であって、 入力した画像データを記録データとして複数ライン分記
憶する記憶手段と、 記録速度を変更して、前記記録データに基づいて記録で
きる記録手段と、 前記記録手段による記録速度を複数記憶している速度記
憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている記録データの量に応じて
前記速度記憶手段に記憶されている記録速度のいずれか
を選択して前記記録手段の記録速度とする制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記画像データは符号化されたデータで
あり、前記画像データを復号して記録データに変換する
復号化手段を更に有することを特徴とする請求項1に記
載の記録装置。 - 【請求項3】 画像データを入力して記録媒体に記録す
る記録方法であって、 入力した画像データを記録データとして複数ライン分記
憶する工程と、 その記憶されている記録データの量に応じて、予め設定
されている記録速度の内のいずれかを選択する工程と、 その選択された記録速度により記録データに基づいて記
録する工程と、 を有することを特徴とする記録方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04003623A JP3139804B2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 記録方法及び装置 |
US08/002,020 US5648800A (en) | 1992-01-13 | 1993-01-08 | Method and apparatus for recording with varying recording speeds |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04003623A JP3139804B2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 記録方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191600A true JPH05191600A (ja) | 1993-07-30 |
JP3139804B2 JP3139804B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=11562629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04003623A Expired - Fee Related JP3139804B2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 記録方法及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5648800A (ja) |
JP (1) | JP3139804B2 (ja) |
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JP2587612B2 (ja) * | 1985-06-28 | 1997-03-05 | 株式会社東芝 | 感熱ヘッドの印字制御装置 |
JPS6395964A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-26 | Fuji Xerox Co Ltd | カラ−画像形成装置 |
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1992
- 1992-01-13 JP JP04003623A patent/JP3139804B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1993
- 1993-01-08 US US08/002,020 patent/US5648800A/en not_active Expired - Lifetime
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JP2001191591A (ja) * | 2000-01-07 | 2001-07-17 | Nec Data Terminal Ltd | プリンタ可変速度印字方式およびプリンタ可変速度印字用プログラムを記録した記録媒体 |
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