JPH05173064A - 写真レンズ - Google Patents
写真レンズInfo
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- JPH05173064A JPH05173064A JP35788991A JP35788991A JPH05173064A JP H05173064 A JPH05173064 A JP H05173064A JP 35788991 A JP35788991 A JP 35788991A JP 35788991 A JP35788991 A JP 35788991A JP H05173064 A JPH05173064 A JP H05173064A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- object side
- power
- group
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- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コンパクト化及び高性能化を図りつつ広角化を
図る。 【構成】物体側から1枚目のレンズが物体側に凸の負レ
ンズで、絞り(S)より前のレンズ群と絞り(S)より後のレ
ンズ群とのパワー関係が条件-0.35<φF/φR<0.35を
満足するようにする。φFは前群のパワー,φRは後群の
パワーである。また、絞り(S)より後のレンズ群が物体
側より正レンズ及び負レンズ群から成り、条件0.8<φl
/φf<3.0,-1.5<φf/φ<-0.2,1.2<φ(+)/φ<
2.6を満足するようにする。φfは物体側から1枚目のレ
ンズのパワー,φlは最も像面側の負レンズ群のパワ
ー,φ は全系のパワー,φ(+)は後群中の正レンズのパ
ワーである。
図る。 【構成】物体側から1枚目のレンズが物体側に凸の負レ
ンズで、絞り(S)より前のレンズ群と絞り(S)より後のレ
ンズ群とのパワー関係が条件-0.35<φF/φR<0.35を
満足するようにする。φFは前群のパワー,φRは後群の
パワーである。また、絞り(S)より後のレンズ群が物体
側より正レンズ及び負レンズ群から成り、条件0.8<φl
/φf<3.0,-1.5<φf/φ<-0.2,1.2<φ(+)/φ<
2.6を満足するようにする。φfは物体側から1枚目のレ
ンズのパワー,φlは最も像面側の負レンズ群のパワ
ー,φ は全系のパワー,φ(+)は後群中の正レンズのパ
ワーである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真レンズに関するも
のであり、更に詳しくはパノラマカメラ等に最適な広角
用の写真レンズに関するものである。
のであり、更に詳しくはパノラマカメラ等に最適な広角
用の写真レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レンズシャッターカメラにおい
て、レンズの広角化が求められている。特に、パノラマ
用カメラにおいて、広角化が強く望まれている。
て、レンズの広角化が求められている。特に、パノラマ
用カメラにおいて、広角化が強く望まれている。
【0003】従来の広角用写真レンズとしては、一眼レ
フカメラ用レンズによく用いられるレトロフォーカスタ
イプ,トポゴン等の対称型,特開昭58−219509
号等に見られるような逆レトロタイプ(絞りを介して、
その物体側のレンズ群が正の屈折力、像側のレンズ群が
負の屈折力を有するタイプ)のレンズを用いてコンパク
ト化を図ったもの等が知られている。
フカメラ用レンズによく用いられるレトロフォーカスタ
イプ,トポゴン等の対称型,特開昭58−219509
号等に見られるような逆レトロタイプ(絞りを介して、
その物体側のレンズ群が正の屈折力、像側のレンズ群が
負の屈折力を有するタイプ)のレンズを用いてコンパク
ト化を図ったもの等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記レトロフ
ォーカスタイプでは、バックフォーカスが大きくなるた
めコンパクト化に向かず、上記トポゴン等の対称型で
は、コンパクト化,大口径化を図ろうとすると像面湾曲
の補正が難しくなり、高性能化の達成が困難であるとい
った欠点がある。また、上記逆レトロタイプでは、絞り
より前のレンズ群が正・負・正の3枚(いわゆるトリプ
レット)で構成されているものが殆どであり、広角化を
進めた場合、それによる像面性(画面周辺での像面湾曲
と非点隔差)の悪化を絞りの後の群で補正しきれず、結
局、高性能化を図るのが困難になっている。
ォーカスタイプでは、バックフォーカスが大きくなるた
めコンパクト化に向かず、上記トポゴン等の対称型で
は、コンパクト化,大口径化を図ろうとすると像面湾曲
の補正が難しくなり、高性能化の達成が困難であるとい
った欠点がある。また、上記逆レトロタイプでは、絞り
より前のレンズ群が正・負・正の3枚(いわゆるトリプ
レット)で構成されているものが殆どであり、広角化を
進めた場合、それによる像面性(画面周辺での像面湾曲
と非点隔差)の悪化を絞りの後の群で補正しきれず、結
局、高性能化を図るのが困難になっている。
【0005】そこで、このような状況に鑑み、本発明で
はコンパクト化及び高性能化を図りつつ広角化が図られ
た写真レンズを提供することを目的とする。
はコンパクト化及び高性能化を図りつつ広角化が図られ
た写真レンズを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、絞りを有する写真レンズであって、物
体側から1枚目のレンズが物体側に凸の負レンズであ
り、前記絞りより前のレンズ群と絞りより後のレンズ群
とのパワー関係が次の条件式(1)を満足することを特徴
としている。 -0.35<φF/φR<0.35 ……(1) ここで、 φF :絞りより前のレンズ群(以下「前群」ともいう)
のパワー φR :絞りより後のレンズ群(以下「後群」ともいう)
のパワー である。
め、本発明では、絞りを有する写真レンズであって、物
体側から1枚目のレンズが物体側に凸の負レンズであ
り、前記絞りより前のレンズ群と絞りより後のレンズ群
とのパワー関係が次の条件式(1)を満足することを特徴
としている。 -0.35<φF/φR<0.35 ……(1) ここで、 φF :絞りより前のレンズ群(以下「前群」ともいう)
のパワー φR :絞りより後のレンズ群(以下「後群」ともいう)
のパワー である。
【0007】前記条件式(1)は、前群のパワーと後群の
パワーとの関係を示している。条件式(1)の下限値を越
えると、全長が長くなるのでコンパクトでなくなる。ま
た、条件式(1)の上限値を越えると、前群のパワーが大
きくなり過ぎ、収差補正が困難になり、瞳位置が像面側
へ移り周辺照度が低下する。
パワーとの関係を示している。条件式(1)の下限値を越
えると、全長が長くなるのでコンパクトでなくなる。ま
た、条件式(1)の上限値を越えると、前群のパワーが大
きくなり過ぎ、収差補正が困難になり、瞳位置が像面側
へ移り周辺照度が低下する。
【0008】更に、前記絞りより後のレンズ群が物体側
より正レンズ及び負レンズ群から成り、次の条件を満足
する構成とするのが好ましい。 0.8<φl/φf<3.0 ……(2) -1.5<φf/φ<-0.2 ……(3) 1.2<φ(+)/φ<2.6 ……(4) ここで、 φf :物体側から1枚目のレンズ(以下「第1レンズ」
ともいう)のパワー φl :最も像面側の負レンズ群(以下「最終レンズ群」
ともいう)のパワー φ :全系のパワー φ(+):後群中の正レンズのパワー である。
より正レンズ及び負レンズ群から成り、次の条件を満足
する構成とするのが好ましい。 0.8<φl/φf<3.0 ……(2) -1.5<φf/φ<-0.2 ……(3) 1.2<φ(+)/φ<2.6 ……(4) ここで、 φf :物体側から1枚目のレンズ(以下「第1レンズ」
ともいう)のパワー φl :最も像面側の負レンズ群(以下「最終レンズ群」
ともいう)のパワー φ :全系のパワー φ(+):後群中の正レンズのパワー である。
【0009】前記条件式(2)は、第1レンズの負のパワ
ーと最終レンズ群の負のパワーとの関係を示している。
条件式(2)の下限値を越えると、全長が長くなるのでコ
ンパクトでなくなる。また、条件式(2)の上限値を越え
ると、第1レンズによる像面湾曲を抑える効果が充分発
揮できなくなる。
ーと最終レンズ群の負のパワーとの関係を示している。
条件式(2)の下限値を越えると、全長が長くなるのでコ
ンパクトでなくなる。また、条件式(2)の上限値を越え
ると、第1レンズによる像面湾曲を抑える効果が充分発
揮できなくなる。
【0010】前記条件式(3)は、第1レンズの負のパワ
ーの条件式である。条件式(3)の下限値を越えると、全
長が長くなるのでコンパクトでなくなる。また、条件式
(3)の上限値を越えると、第1レンズの像面湾曲を抑え
る効果が弱くなり過ぎ他のレンズ群で像面湾曲を抑えき
れなくなる。
ーの条件式である。条件式(3)の下限値を越えると、全
長が長くなるのでコンパクトでなくなる。また、条件式
(3)の上限値を越えると、第1レンズの像面湾曲を抑え
る効果が弱くなり過ぎ他のレンズ群で像面湾曲を抑えき
れなくなる。
【0011】前記条件式(4)の下限値を越えると、像面
湾曲のオーバー側への倒れを抑えられなくなり、上限値
を越えると、後群のパワーが強くなり過ぎ全長が大きく
なる。
湾曲のオーバー側への倒れを抑えられなくなり、上限値
を越えると、後群のパワーが強くなり過ぎ全長が大きく
なる。
【0012】レンズの構成としては、前群において物体
側より、物体側が凸の負メニスカスレンズ,正レンズ,
負レンズ又は物体側が凸の負レンズ,正レンズと負レン
ズとの接合レンズの3枚で構成するのが望ましい。ま
た、後群において物体側より順に、正レンズ及び負レン
ズ群とするのが望ましく、より望ましくは、正レンズ,
負レンズ,物体側に凹の負メニスカスレンズの3枚構成
とするのが望ましい。
側より、物体側が凸の負メニスカスレンズ,正レンズ,
負レンズ又は物体側が凸の負レンズ,正レンズと負レン
ズとの接合レンズの3枚で構成するのが望ましい。ま
た、後群において物体側より順に、正レンズ及び負レン
ズ群とするのが望ましく、より望ましくは、正レンズ,
負レンズ,物体側に凹の負メニスカスレンズの3枚構成
とするのが望ましい。
【0013】フォーカシングとしては、近接まで高性能
を維持しながらフォーカシングを行うため、一般的な全
体繰り出しを採用することができる。
を維持しながらフォーカシングを行うため、一般的な全
体繰り出しを採用することができる。
【0014】次に、本発明において、前群が物体側より
順に、物体側に凸の負メニスカスレンズ,正レンズと負
レンズとの接合レンズ,又は物体側に凸の負メニスカス
レンズ,正レンズ,負レンズの構成の場合の好ましい条
件について説明する。尚、これらの構成をとるものとし
ては、例えば後述する実施例1〜4を挙げることができ
る。
順に、物体側に凸の負メニスカスレンズ,正レンズと負
レンズとの接合レンズ,又は物体側に凸の負メニスカス
レンズ,正レンズ,負レンズの構成の場合の好ましい条
件について説明する。尚、これらの構成をとるものとし
ては、例えば後述する実施例1〜4を挙げることができ
る。
【0015】前群について、次の条件式(5)を満足する
構成とするのが好ましい。 -2.0<φS/φ<-0.5 ……(5) ここで、 φS:絞りの直前の面のパワー である。
構成とするのが好ましい。 -2.0<φS/φ<-0.5 ……(5) ここで、 φS:絞りの直前の面のパワー である。
【0016】条件式(5)の下限値を越える場合、物体側
から2枚目のレンズ(以下「第2レンズ」ともいう)の正
のパワーが強くなり過ぎるため球面収差を抑えることが
困難になり、上限値を越える場合、全長が長くなるため
コンパクトでなくなる。
から2枚目のレンズ(以下「第2レンズ」ともいう)の正
のパワーが強くなり過ぎるため球面収差を抑えることが
困難になり、上限値を越える場合、全長が長くなるため
コンパクトでなくなる。
【0017】物体側に凸の負メニスカスレンズの第1レ
ンズの形状について次の条件式(6)を満足する構成とす
るのが望ましい。 2.5<(R1+R2)/(R1-R2)<8.5 ……(6) ここで、 R1:第1レンズの物体側の面(以下「第1面」ともいう)
の曲率半径 R2:第1レンズの像側の面(以下「第2面」ともいう)の
曲率半径 である。
ンズの形状について次の条件式(6)を満足する構成とす
るのが望ましい。 2.5<(R1+R2)/(R1-R2)<8.5 ……(6) ここで、 R1:第1レンズの物体側の面(以下「第1面」ともいう)
の曲率半径 R2:第1レンズの像側の面(以下「第2面」ともいう)の
曲率半径 である。
【0018】条件式(6)の下限値を越えると、第1レン
ズの主点位置が物体側へ移動し、実効的に負のパワーが
強くなり全長が大きくなる。条件式(6)の上限値を越え
ると、球面収差がオーバー側へ倒れてしまい補正が困難
になる。また、主点位置が像面側へ移動し、実効的に負
のパワーが弱くなり過ぎ像面湾曲を抑えることが困難と
なる。
ズの主点位置が物体側へ移動し、実効的に負のパワーが
強くなり全長が大きくなる。条件式(6)の上限値を越え
ると、球面収差がオーバー側へ倒れてしまい補正が困難
になる。また、主点位置が像面側へ移動し、実効的に負
のパワーが弱くなり過ぎ像面湾曲を抑えることが困難と
なる。
【0019】前群中には次のような非球面を設けるのが
好ましい。つまり、第1レンズが負レンズのため前群中
の正のパワーを第2レンズが持つことになり、球面収差
のアンダー側への倒れが大きくなり、更に軸外光の下側
の光線が大きくはね上げられ、コマ収差が起こり易い。
これを補正するため、前群中に軸外へいくほど負のパワ
ーを強めるような非球面を導入することが望ましく、そ
のときの非球面の基準球面からのずれ量は、次の条件式
(7)及び(8)を満足するのが望ましい。
好ましい。つまり、第1レンズが負レンズのため前群中
の正のパワーを第2レンズが持つことになり、球面収差
のアンダー側への倒れが大きくなり、更に軸外光の下側
の光線が大きくはね上げられ、コマ収差が起こり易い。
これを補正するため、前群中に軸外へいくほど負のパワ
ーを強めるような非球面を導入することが望ましく、そ
のときの非球面の基準球面からのずれ量は、次の条件式
(7)及び(8)を満足するのが望ましい。
【0020】 0.1×10-4<|ΔXF(HZ)/F|<0.6×10-3 ……(7) 0.2×10-3<|ΔXF(HM)/F|<0.1×10-1 ……(8) ここで、 ΔXF(H):光軸から垂直な面内で光軸から距離H離れた
位置での基準球面からのずれ量(但し、像面側を正とす
る) HZ=0.4Hmax HM=0.8Hmax Hmax :面の有効径 F :全系の焦点距離 である。
位置での基準球面からのずれ量(但し、像面側を正とす
る) HZ=0.4Hmax HM=0.8Hmax Hmax :面の有効径 F :全系の焦点距離 である。
【0021】条件式(7),(8)の下限値を越えると、球面
収差のアンダー側への倒れが大きくなり補正が困難にな
る。条件式(7),(8)の上限値を越えると、非球面による
球面収差のオーバー側への倒れが大きくなり他の面での
補正が困難になる。
収差のアンダー側への倒れが大きくなり補正が困難にな
る。条件式(7),(8)の上限値を越えると、非球面による
球面収差のオーバー側への倒れが大きくなり他の面での
補正が困難になる。
【0022】また、後群について、物体側より正レン
ズ,負レンズ群、より望ましくは物体側より、正レン
ズ,負レンズ,物体側に凹の負メニスカスレンズから成
り、次の条件式(9),(10)を満足する構成とするのが好ま
しい。 1.2<φ(+)/φ<2.5 ……(9) -0.35<R(-)/F<-0.15 ……(10) ここで、 R(-):最も像面側の負レンズの物体側の面の曲率 である。
ズ,負レンズ群、より望ましくは物体側より、正レン
ズ,負レンズ,物体側に凹の負メニスカスレンズから成
り、次の条件式(9),(10)を満足する構成とするのが好ま
しい。 1.2<φ(+)/φ<2.5 ……(9) -0.35<R(-)/F<-0.15 ……(10) ここで、 R(-):最も像面側の負レンズの物体側の面の曲率 である。
【0023】条件式(9)の下限値を越えると、像面湾曲
のアンダー側への倒れを抑えることが困難になり、上限
値を越えると、後群のパワーが強くなり過ぎ全長が長く
なってコンパクトでなくなる。
のアンダー側への倒れを抑えることが困難になり、上限
値を越えると、後群のパワーが強くなり過ぎ全長が長く
なってコンパクトでなくなる。
【0024】条件式(10)の下限値を越えると、像面湾曲
が増大して補正できなくなり、上限値を越えると、レン
ズの製造が困難になる。
が増大して補正できなくなり、上限値を越えると、レン
ズの製造が困難になる。
【0025】対称型に近い形状を持ちながら絞りの前群
が弱い屈折力、後群が強い屈折力となるような屈折力配
置とし、像面側に負レンズ群を配置することで逆レトロ
と同様、光学系のコンパクト化が達成される。
が弱い屈折力、後群が強い屈折力となるような屈折力配
置とし、像面側に負レンズ群を配置することで逆レトロ
と同様、光学系のコンパクト化が達成される。
【0026】このタイプの光学系においては、最も物体
側のレンズを正レンズとした場合に、前群として、収差
補正上望ましいレンズ構成は、物体側から順に物体側に
凸の正メニスカスレンズ,負レンズ,正レンズ又は正の
接合レンズから成る3枚又は4枚構成のいわゆるトリプ
レットやテッサータイプである。しかし、このレンズ構
成にするとペッツバール和が正に大きくなり、像面湾曲
が増大する。更に、画面中帯域でのサジタル像面はアン
ダー側に倒れ、画面周辺でオーバー側に大きく倒れてし
まう。これに対して、メリディオナル像をコントロール
することによって画面中帯域での非点隔差をなくそうと
すると、画面周辺の非点隔差が大きくなり、逆に周辺を
補正しようとすると、中帯域の隔差が大きくなってしま
う。このことより、最も物体側のレンズを正レンズとし
た場合には、像面湾曲と非点隔差を補正することが困難
で、広角化には向いていないことが分かる。
側のレンズを正レンズとした場合に、前群として、収差
補正上望ましいレンズ構成は、物体側から順に物体側に
凸の正メニスカスレンズ,負レンズ,正レンズ又は正の
接合レンズから成る3枚又は4枚構成のいわゆるトリプ
レットやテッサータイプである。しかし、このレンズ構
成にするとペッツバール和が正に大きくなり、像面湾曲
が増大する。更に、画面中帯域でのサジタル像面はアン
ダー側に倒れ、画面周辺でオーバー側に大きく倒れてし
まう。これに対して、メリディオナル像をコントロール
することによって画面中帯域での非点隔差をなくそうと
すると、画面周辺の非点隔差が大きくなり、逆に周辺を
補正しようとすると、中帯域の隔差が大きくなってしま
う。このことより、最も物体側のレンズを正レンズとし
た場合には、像面湾曲と非点隔差を補正することが困難
で、広角化には向いていないことが分かる。
【0027】本発明では、この問題点を解決するために
前群中最も物体側のレンズを物体側に凸の負レンズとし
ている。これによって、ペッツバール和の正への増大を
小さくすることができ、像面湾曲のアンダー側への倒れ
と画面周辺での非点隔差を小さくすることができる。更
に、この負レンズによって第1レンズに対して大きな角
度をもって入射する最周辺の軸外光を、第2レンズ以降
での入射角を小さくできることから非点収差の隔差等の
他の収差の補正も行いやすくなる。このため、全画角域
に対して高性能化を達成することができる。また、像面
側のレンズ群に充分強い負の屈折力を持たせることでコ
ンパクト化も達成される。
前群中最も物体側のレンズを物体側に凸の負レンズとし
ている。これによって、ペッツバール和の正への増大を
小さくすることができ、像面湾曲のアンダー側への倒れ
と画面周辺での非点隔差を小さくすることができる。更
に、この負レンズによって第1レンズに対して大きな角
度をもって入射する最周辺の軸外光を、第2レンズ以降
での入射角を小さくできることから非点収差の隔差等の
他の収差の補正も行いやすくなる。このため、全画角域
に対して高性能化を達成することができる。また、像面
側のレンズ群に充分強い負の屈折力を持たせることでコ
ンパクト化も達成される。
【0028】更に、広角でコンパクトなレンズにおい
て、周辺光量不足が問題となるが、第1レンズを負レン
ズとすることと、絞りより前の前群の屈折力が弱いこと
より瞳位置を物体側へ出すことが可能になり、充分な周
辺光量を得ることができるという利点も生じる。
て、周辺光量不足が問題となるが、第1レンズを負レン
ズとすることと、絞りより前の前群の屈折力が弱いこと
より瞳位置を物体側へ出すことが可能になり、充分な周
辺光量を得ることができるという利点も生じる。
【0029】
【実施例】以下、本発明に係る写真レンズの実施例を示
す。但し、各実施例において、ri(i=1,2,3,...)は物体
側から数えてi番目の面の曲率半径、di(i=1,2,3,...)は
物体側から数えてi番目の軸上面間隔を示し、Ni(i=1,2,
3,...),νi(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目のレ
ンズのd線に対する屈折率,アッベ数を示す。また、F
は全系の焦点距離、FNOは開放Fナンバーを示す。
す。但し、各実施例において、ri(i=1,2,3,...)は物体
側から数えてi番目の面の曲率半径、di(i=1,2,3,...)は
物体側から数えてi番目の軸上面間隔を示し、Ni(i=1,2,
3,...),νi(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目のレ
ンズのd線に対する屈折率,アッベ数を示す。また、F
は全系の焦点距離、FNOは開放Fナンバーを示す。
【0030】また、実施例中、曲率半径に*印を付した
面は非球面で構成された面であることを示し、非球面の
面形状(f(r))を表わす後記数1の式で定義するもの
とする。
面は非球面で構成された面であることを示し、非球面の
面形状(f(r))を表わす後記数1の式で定義するもの
とする。
【0031】<実施例1> F=24.3 FNO=3.62 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1* 12.628 d1 1.100 N1 1.51680 ν1 64.20 r2 6.949 d2 3.100 r3 11.623 d3 3.800 N2 1.77250 ν2 49.77 r4 -13.598 d4 1.200 N3 1.61293 ν3 37.01 r5 12.081 d5 1.600 r6 ∞(絞り) d6 2.000 r7 32.327 d7 3.000 N4 1.67000 ν4 57.07 r8 -12.386 d8 0.100 r9 28.766 d9 1.000 N5 1.75520 ν5 27.51 r10 15.874 d10 5.400 r11 -6.452 d11 1.300 N6 1.58340 ν6 30.23 r12* -8.824
【0032】[非球面係数] r1 :ε= 0.14628×10 A4 =-0.89294×10-4 A6 =-0.35628×10-6 A8 =-0.14122×10-7 A10= 0.15811×10-10 A12= 0.42788×10-12 r12 :ε=-0.73340 A4 =-0.30091×10-3 A6 =-0.18131×10-5 A8 = 0.76368×10-8 A10=-0.23897×10-9 A12=-0.40337×10-11
【0033】<実施例2> F=24.3 FNO=3.62 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 10.653 d1 1.100 N1 1.51680 ν1 64.20 r2* 6.616 d2 2.300 r3 11.602 d3 2.500 N2 1.77250 ν2 49.77 r4 -14.545 d4 1.200 N3 1.61293 ν3 37.01 r5 13.005 d5 1.600 r6 ∞(絞り) d6 2.000 r7 -434.556 d7 2.000 N4 1.65160 ν4 58.60 r8 -8.946 d8 0.900 r9 340.316 d9 1.000 N5 1.75520 ν5 27.51 r10 37.259 d10 3.700 r11 -6.191 d11 1.300 N6 1.58340 ν6 30.23 r12* -8.907
【0034】[非球面係数] r2 :ε= 0.13026×10 A4 = 0.33854×10-4 A6 =-0.58533×10-6 A8 = 0.54504×10-7 A10= 0.45881×10-9 A12= 0.25775×10-11 r12 :ε=-0.12051×10 A4 =-0.39044×10-3 A6 =-0.94780×10-6 A8 =-0.16059×10-8 A10=-0.99103×10-10 A12=-0.56521×10-11
【0035】<実施例3> F=24.3 FNO=3.62 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 6.536 d1 1.100 N1 1.51680 ν1 64.20 r2 5.001 d2 2.700 r3* 13.403 d3 2.400 N2 1.77250 ν2 49.77 r4 -15.648 d4 1.200 N3 1.61293 ν3 37.01 r5 11.417 d5 1.600 r6 ∞(絞り) d6 2.000 r7 -8922.992 d7 2.000 N4 1.65160 ν4 58.60 r8 -7.913 d8 0.900 r9 -102.940 d9 1.000 N5 1.75520 ν5 27.51 r10 53.327 d10 3.700 r11 -6.505 d11 1.300 N6 1.58340 ν6 30.23 r12* -9.198
【0036】[非球面係数] r3 :ε=-0.39913 A4 =-0.11515×10-4 A6 =-0.11100×10-5 A8 = 0.35285×10-8 A10= 0.14204×10-9 A12= 0.10386×10-11 r12 :ε=-0.71598 A4 =-0.25097×10-3 A6 =-0.15820×10-5 A8 = 0.10035×10-7 A10=-0.10220×10-9 A12=-0.24607×10-11
【0037】<実施例4> F=24.3 FNO=3.62 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 9.390 d1 1.100 N1 1.61293 ν1 37.01 r2 5.809 d2 2.300 r3 9.683 d3 2.300 N2 1.77250 ν2 49.77 r4 32.231 d4 0.800 r5 21.553 d5 1.000 N3 1.61293 ν3 37.01 r6 10.559 d6 1.600 r7 ∞(絞り) d7 2.000 r8 49.571 d8 2.000 N4 1.65160 ν4 58.60 r9 -9.459 d9 0.900 r10 122.532 d10 1.000 N5 1.75520 ν5 27.51 r11 27.653 d11 3.700 r12 -6.180 d12 1.300 N6 1.58340 ν6 30.23 r13* -8.417
【0038】[非球面係数] r13 :ε=-0.57412 A4 =-0.31295×10-3 A6 =-0.37665×10-6 A8 =-0.35150×10-7 A10= 0.47485×10-10 A12=-0.24851×10-11
【0039】図1,図3,図5及び図7は、それぞれ前
記実施例1〜4に対応するレンズ構成図である。
記実施例1〜4に対応するレンズ構成図である。
【0040】実施例1は、物体側より順に、物体側に凸
の負メニスカスレンズ並びに両凸の正レンズ及び両凹の
負レンズより成る接合レンズから成る前群と,絞り(S)
と,両凸の正レンズ,像側に凹の負メニスカスレンズ及
び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る後群とから
構成されている。尚、前群中の負メニスカスレンズの物
体側の面及び後群中の負メニスカスレンズの像側の面は
非球面である。
の負メニスカスレンズ並びに両凸の正レンズ及び両凹の
負レンズより成る接合レンズから成る前群と,絞り(S)
と,両凸の正レンズ,像側に凹の負メニスカスレンズ及
び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る後群とから
構成されている。尚、前群中の負メニスカスレンズの物
体側の面及び後群中の負メニスカスレンズの像側の面は
非球面である。
【0041】実施例2は、物体側より順に、物体側に凸
の負メニスカスレンズ並びに両凸の正レンズ及び両凹の
負レンズより成る接合レンズから成る前群と,絞り(S)
と,像側に凸の正メニスカスレンズ,像側に凹の負メニ
スカスレンズ及び物体側に凹の負メニスカスレンズから
成る後群とから構成されている。尚、前群中の負メニス
カスレンズの像側の面及び後群中の物体側に凹の負メニ
スカスレンズの像側の面は非球面である。
の負メニスカスレンズ並びに両凸の正レンズ及び両凹の
負レンズより成る接合レンズから成る前群と,絞り(S)
と,像側に凸の正メニスカスレンズ,像側に凹の負メニ
スカスレンズ及び物体側に凹の負メニスカスレンズから
成る後群とから構成されている。尚、前群中の負メニス
カスレンズの像側の面及び後群中の物体側に凹の負メニ
スカスレンズの像側の面は非球面である。
【0042】実施例3は、物体側より順に、物体側に凸
の負メニスカスレンズ並びに両凸の正レンズ及び両凹の
負レンズより成る接合レンズから成る前群と,絞り(S)
と,像側に凸の正メニスカスレンズ,両凹の負レンズ及
び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る後群とから
構成されている。尚、前群中の両凸の正レンズの物体側
の面及び後群中の物体側に凹の負メニスカスレンズの像
側の面は非球面である。
の負メニスカスレンズ並びに両凸の正レンズ及び両凹の
負レンズより成る接合レンズから成る前群と,絞り(S)
と,像側に凸の正メニスカスレンズ,両凹の負レンズ及
び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る後群とから
構成されている。尚、前群中の両凸の正レンズの物体側
の面及び後群中の物体側に凹の負メニスカスレンズの像
側の面は非球面である。
【0043】実施例4は、物体側より順に、物体側に凸
の負メニスカスレンズ,物体側に凸の正メニスカスレン
ズ及び像側に凹の負メニスカスレンズから成る前群と,
絞り(S)と,両凸の正レンズ,像側に凹の負メニスカス
レンズ及び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る後
群とから構成されている。尚、後群中の物体側に凹の負
メニスカスレンズの像側の面は非球面である。
の負メニスカスレンズ,物体側に凸の正メニスカスレン
ズ及び像側に凹の負メニスカスレンズから成る前群と,
絞り(S)と,両凸の正レンズ,像側に凹の負メニスカス
レンズ及び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る後
群とから構成されている。尚、後群中の物体側に凹の負
メニスカスレンズの像側の面は非球面である。
【0044】図2,図4,図6及び図8は、それぞれ前
記実施例1〜4に対応する収差図である。実線(d)はd
線に対する収差を表わし、破線(SC)は正弦条件を表わ
す。更に破線(DM)と実線(DS)はメリディオナル面とサジ
タル面での非点収差をそれぞれ表わしている。
記実施例1〜4に対応する収差図である。実線(d)はd
線に対する収差を表わし、破線(SC)は正弦条件を表わ
す。更に破線(DM)と実線(DS)はメリディオナル面とサジ
タル面での非点収差をそれぞれ表わしている。
【0045】また、表1は、実施例1〜4における条件
式(2)中のφl/φf、条件式(1)中のφF/φR、条件式
(3)中のφf/φ、条件式(4),(9)中のφ(+)/φを示して
いる。表2は、実施例1〜4における条件式(10)中のR
(-)/F、条件式(5)中のφS/φ、条件式(6)中の(R1+R
2)/(R1-R2)を示している。
式(2)中のφl/φf、条件式(1)中のφF/φR、条件式
(3)中のφf/φ、条件式(4),(9)中のφ(+)/φを示して
いる。表2は、実施例1〜4における条件式(10)中のR
(-)/F、条件式(5)中のφS/φ、条件式(6)中の(R1+R
2)/(R1-R2)を示している。
【0046】表3は、実施例1〜3における条件式(7),
(8)と対応する非球面(1面,2面,3面及び12面)に
ついてのずれ量に関する値(Dev/F)を示している。
(8)と対応する非球面(1面,2面,3面及び12面)に
ついてのずれ量に関する値(Dev/F)を示している。
【0047】
【数1】
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、物
体側から1枚目の第1レンズとして物体側に凸の負レン
ズを有する構成とすることにより、充分な周辺光量を得
ながら収差補正を良好に行い、前記条件式(1)を満足す
る構成とすることにより、更に収差補正を良好に行いつ
つコンパクト化を図ることができる。従って、コンパク
ト化及び高性能化を図りつつ広角化が図られた写真レン
ズを実現することができる。
体側から1枚目の第1レンズとして物体側に凸の負レン
ズを有する構成とすることにより、充分な周辺光量を得
ながら収差補正を良好に行い、前記条件式(1)を満足す
る構成とすることにより、更に収差補正を良好に行いつ
つコンパクト化を図ることができる。従って、コンパク
ト化及び高性能化を図りつつ広角化が図られた写真レン
ズを実現することができる。
【0052】更に、前記条件式(2)〜(4)を満足する構成
とすることにより、像面湾曲の補正を良好に行いつつ、
より一層のコンパクト化を図ることができる。
とすることにより、像面湾曲の補正を良好に行いつつ、
より一層のコンパクト化を図ることができる。
【図1】本発明の実施例1のレンズ構成図。
【図2】本発明の実施例1の収差図。
【図3】本発明の実施例2のレンズ構成図。
【図4】本発明の実施例2の収差図。
【図5】本発明の実施例3のレンズ構成図。
【図6】本発明の実施例3の収差図。
【図7】本発明の実施例4のレンズ構成図。
【図8】本発明の実施例4の収差図。
(S) …絞り
Claims (2)
- 【請求項1】絞りを有する写真レンズであって、物体側
から1枚目のレンズが物体側に凸の負レンズであり、前
記絞りより前のレンズ群と絞りより後のレンズ群とのパ
ワー関係が次の条件を満足することを特徴とする写真レ
ンズ; -0.35<φF/φR<0.35 ここで、 φF :絞りより前のレンズ群のパワー φR :絞りより後のレンズ群のパワー である。 - 【請求項2】前記絞りより後のレンズ群が物体側より正
レンズ及び負レンズ群から成り、次の条件を満足するこ
とを特徴とする請求項1に記載の写真レンズ; 0.8<φl/φf<3.0 -1.5<φf/φ<-0.2 1.2<φ(+)/φ<2.6 ここで、 φf:物体側から1枚目のレンズのパワー φl:最も像面側の負レンズ群のパワー φ :全系のパワー φ(+):後群中の正レンズのパワー である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35788991A JPH05173064A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 写真レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35788991A JPH05173064A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 写真レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05173064A true JPH05173064A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18456459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35788991A Pending JPH05173064A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 写真レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05173064A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009204997A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Fujinon Corp | 画像読取レンズ及び画像読取装置 |
JP2012032468A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Fujifilm Corp | 撮像レンズおよび撮像装置 |
JP2013250586A (ja) * | 2013-09-19 | 2013-12-12 | Ricoh Co Ltd | 撮像レンズおよび撮像装置 |
WO2017221949A1 (ja) * | 2016-06-21 | 2017-12-28 | 株式会社nittoh | 撮像用の光学系および撮像装置 |
US10495850B2 (en) | 2017-04-17 | 2019-12-03 | Largan Precision Co., Ltd. | Optical image capturing lens assembly, imaging apparatus and electronic device |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP35788991A patent/JPH05173064A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009204997A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Fujinon Corp | 画像読取レンズ及び画像読取装置 |
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JP2013250586A (ja) * | 2013-09-19 | 2013-12-12 | Ricoh Co Ltd | 撮像レンズおよび撮像装置 |
WO2017221949A1 (ja) * | 2016-06-21 | 2017-12-28 | 株式会社nittoh | 撮像用の光学系および撮像装置 |
JPWO2017221949A1 (ja) * | 2016-06-21 | 2019-03-07 | 株式会社nittoh | 撮像用の光学系および撮像装置 |
US10495850B2 (en) | 2017-04-17 | 2019-12-03 | Largan Precision Co., Ltd. | Optical image capturing lens assembly, imaging apparatus and electronic device |
US11681125B2 (en) | 2017-04-17 | 2023-06-20 | Largan Precision Co., Ltd. | Optical image capturing lens assembly, imaging apparatus and electronic device |
US11953658B2 (en) | 2017-04-17 | 2024-04-09 | Largan Precision Co., Ltd. | Optical image capturing lens assembly, imaging apparatus and electronic device |
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