JPH0517937U - 金属箔打抜き装置 - Google Patents
金属箔打抜き装置Info
- Publication number
- JPH0517937U JPH0517937U JP7516491U JP7516491U JPH0517937U JP H0517937 U JPH0517937 U JP H0517937U JP 7516491 U JP7516491 U JP 7516491U JP 7516491 U JP7516491 U JP 7516491U JP H0517937 U JPH0517937 U JP H0517937U
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- cutting blades
- cutting
- punching device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属箔打抜き用切刃間の緩衝材を容易に形成
する。 【構成】 ビク型１１の切刃１２間に、シリコンゴム等
の弾性体を緩衝剤１３として流し込んで固化する。
する。 【構成】 ビク型１１の切刃１２間に、シリコンゴム等
の弾性体を緩衝剤１３として流し込んで固化する。
Description
【０００１】
本考案は、例えばフラットケーブル等に用いる金属箔を打ち抜く金属箔打抜き 装置に関するものである。
【０００２】
従来、フラットケーブル等の導体となる金属箔を所定形状に打ち抜くためには 、合板に切刃を埋め込んだ所謂ビク型が用いられている。図４はこのビク型１の 斜視図であり、複数枚の切刃２が所定形状に張り巡らされている状態を示してい る。
【０００３】 図５はこのビク型１に、銅箔或いはアルミニウム箔などから成る金属箔３を押 し当てて、金属箔３を切断した状態を示す断面図である。なお、４は金属箔を保 持するキャリアシートである。切断された金属箔３は、図示するように切刃２の 間で弯曲してしまうことが多く、この弯曲を防ぐために多くの場合に切刃２間に 緩衝材が設けられている。
【０００４】 この緩衝材には通常、スポンジ状の材料を切って貼り付けたり、ゴムシート等 を切刃２によりプレスして切断したものを埋め込んだりしている。
【０００５】
しかしながら、緩衝材を切刃２の間隙に合わせた適切な大きさに切って切刃２ 間に貼り付ける作業は極めて厄介である。また、ゴムシートを用いる場合でも、 シートをビク型１全体に載せてプレス切断してから、埋め込むという作業が必要 となり、極めて不能率なものになっている。
【０００６】 本考案の目的は、上述した欠点を解消して、厄介な作業を省略して、能率的に 緩衝材を切刃間に形成できる金属箔打抜き装置を提供することにある。
【０００７】
上述の目的を達成するための本考案に係る金属箔打抜き装置は、打ち抜くべき 金属箔の形状に沿って板体面に薄肉の複数枚の切刃を張り巡らし、これら切刃間 に切刃よりも稍々低いかほぼ同等の高さに、液状の弾性体を流し込んで固化した ことを特徴とするものである。
【０００８】
上述の構成を有する金属箔打抜き装置は、金属箔を切断する際の緩衝材として 、張り巡らされた切刃間に液状の弾性体を流し込んで固化する。
【０００９】
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 図１はビク型１１の斜視図であり、ビク型１１には打ち抜くべき所定形状に切 刃１２が張り巡らされ、この切刃１２の間及びその周辺には液状の弾性体、例え ばシリコンゴムなどが緩衝剤１３として流し込んで固化されている。この緩衝剤 １３は図２の断面図で示すように、切刃１２の高さよりも稍々低いか、ほぼ同じ 程度とされている。
【００１０】 図３はビク型１１によって金属箔２が切断された状態を示す断面図である。緩 衝剤１３は切断される金属箔２の厚みによって切刃１２の内部に押し込まれ、金 属箔２は緩衝剤１３の弾性力を受けて弯曲したりすることはなくなる。
【００１１】 本実施例では、緩衝剤１３の形成はシリコンゴム等の弾性体を切刃１２間に流 し込んで固化させるだけであり、作業も極めて簡単になる。また、流し込んだ緩 衝剤１３は切刃１２間の断面形状に合致して切刃１２に密着するため、金属箔２ の嵌まり込みや弯曲を防ぐばかりではなく、ばりが出たり、歪が生じたりするの を防止することもできる。
【００１２】
以上説明したように本考案に係る金属箔打抜き装置は、従来における緩衝材と してスポンジ状の材料を切り貼りしたり、ゴムシート等をプレスして埋め込む作 業を必要とせず、液状の弾性体を流し込むだけで済むため、製作は極めて能率的 になる。
【図１】実施例のビク型の斜視図である。
【図２】金属箔切断前の断面図である。
【図３】金属箔切断後の断面図である。
【図４】従来例のビク型の斜視図である。
【図５】従来例の金属箔切断後の断面図である。
３ 金属箔 １１ ビク型 １２ 切刃 １３ 緩衝剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西山 寿一 東京都練馬区小竹町一丁目８番１号 菱星 電装株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 打ち抜くべき金属箔の形状に沿って板体
面に薄肉の複数枚の切刃を張り巡らし、これら切刃間に
切刃よりも稍々低いかほぼ同等の高さに、液状の弾性体
を流し込んで固化したことを特徴とする金属箔打抜き装
置。 - 【請求項２】 前記弾性体はシリコンゴムとした請求項
１に記載の金属箔打抜き装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7516491U JPH0517937U (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 金属箔打抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7516491U JPH0517937U (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 金属箔打抜き装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517937U true JPH0517937U (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=13568293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7516491U Pending JPH0517937U (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 金属箔打抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517937U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269182A (ja) * | 2010-09-06 | 2010-12-02 | Yumeraku Co Ltd | 金箔の顔パック方法及びその方法に使用する顔パック用の金箔の積層体 |
| WO2017010325A1 (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-19 | 日東電工株式会社 | 刃具、および、パターン粘着体の製造方法 |
| WO2018154641A1 (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 株式会社Ｓｄｓ Ｊａｐａｎ | 打抜型製造装置及び打抜型製造方法 |
| JP2019155494A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | 三菱ケミカルインフラテック株式会社 | 放熱パネルの製造方法及び治具 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5633299A (en) * | 1979-08-25 | 1981-04-03 | Saburou Mitani | Cutter |
| JPS56139897A (en) * | 1980-03-31 | 1981-10-31 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of punching and working metallic foil |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP7516491U patent/JPH0517937U/ja active Pending
Patent Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPS5633299A (en) * | 1979-08-25 | 1981-04-03 | Saburou Mitani | Cutter |
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| JPWO2018154641A1 (ja) * | 2017-02-22 | 2019-02-28 | 株式会社Ｓｄｓ Ｊａｐａｎ | 打抜型製造装置及び打抜型製造方法 |
| JP2019155494A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | 三菱ケミカルインフラテック株式会社 | 放熱パネルの製造方法及び治具 |
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