JPH05162432A - 印刷物及びその作成方法 - Google Patents
印刷物及びその作成方法Info
- Publication number
- JPH05162432A JPH05162432A JP35286591A JP35286591A JPH05162432A JP H05162432 A JPH05162432 A JP H05162432A JP 35286591 A JP35286591 A JP 35286591A JP 35286591 A JP35286591 A JP 35286591A JP H05162432 A JPH05162432 A JP H05162432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed
- printing
- pattern
- printed matter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Printing Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 グラビア印刷方式やシルクスクリーン印刷方
式なみの高濃度な印刷物をオフセット印刷方式により得
る。 【構成】 印刷対象物11の表面にオフセット印刷によ
り同じパターンをした複数層の印刷模様1,2を重ね刷
りする。いずれか1つの印刷模様1以外の他の印刷模様
2を前記1つの印刷模様より細めにする。複数層の印刷
模様により高濃度の印刷物が得られるとともに、重なっ
た印刷模様1,2のうちのずれか1つの印刷模様1が相
対的に太くなっているので、重ね刷りした際に生じる見
当ズレが目立たない。
式なみの高濃度な印刷物をオフセット印刷方式により得
る。 【構成】 印刷対象物11の表面にオフセット印刷によ
り同じパターンをした複数層の印刷模様1,2を重ね刷
りする。いずれか1つの印刷模様1以外の他の印刷模様
2を前記1つの印刷模様より細めにする。複数層の印刷
模様により高濃度の印刷物が得られるとともに、重なっ
た印刷模様1,2のうちのずれか1つの印刷模様1が相
対的に太くなっているので、重ね刷りした際に生じる見
当ズレが目立たない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高濃度の印刷物及びそ
の作成方法に関する。
の作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、オフセット印刷は、他の印刷方式
に比べて設備的に特殊性が低く簡易であることから多用
されているが、ライトから中間の再現に適している反
面、インキ膜厚が1μm程度と薄く且つピンホールが発
生しやすいため、濃度感の高い印刷物を得るのが難しい
という特性を持っている。そこで、高濃度の再現を必要
とする場合には、グラビア印刷或いはシルクスクリーン
印刷が採用されている。すなわち、グラビア印刷は、印
刷時のインキ転移量が多いために高濃度の再現に適して
おり、しかも中間からシャドウの再現性が優れているの
で、厚みのある印刷物が得られ、シルクスクリーン印刷
は、グラビア印刷よりも更に印刷時のインキ転移量が多
いため、隠蔽性のある印刷物を形成することができる。
に比べて設備的に特殊性が低く簡易であることから多用
されているが、ライトから中間の再現に適している反
面、インキ膜厚が1μm程度と薄く且つピンホールが発
生しやすいため、濃度感の高い印刷物を得るのが難しい
という特性を持っている。そこで、高濃度の再現を必要
とする場合には、グラビア印刷或いはシルクスクリーン
印刷が採用されている。すなわち、グラビア印刷は、印
刷時のインキ転移量が多いために高濃度の再現に適して
おり、しかも中間からシャドウの再現性が優れているの
で、厚みのある印刷物が得られ、シルクスクリーン印刷
は、グラビア印刷よりも更に印刷時のインキ転移量が多
いため、隠蔽性のある印刷物を形成することができる。
【0003】また、印刷する対象について言えば、オフ
セット印刷はインキの転移量が少ないため、平面性が悪
いと十分に表面を隠蔽できず、したがって平面性のよい
紙を対象とするのに事実上限定されるのに対し、グラビ
ア印刷やシルクスクリーン印刷では、インキの転移量が
多いから、表面の粗い和紙や布も対象とすることができ
る。
セット印刷はインキの転移量が少ないため、平面性が悪
いと十分に表面を隠蔽できず、したがって平面性のよい
紙を対象とするのに事実上限定されるのに対し、グラビ
ア印刷やシルクスクリーン印刷では、インキの転移量が
多いから、表面の粗い和紙や布も対象とすることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、グラ
ビア印刷やシルクスクリーン印刷は、インキの転移量が
多く、高濃度の印刷物を形成するのに適してはいるもの
の、グラビア印刷は、印刷機、印刷版を製造する設備が
大がかりであるという欠点を有しており、また、シルク
スクリーン印刷は濃度の階調を表現することが困難であ
るという欠点を有している。
ビア印刷やシルクスクリーン印刷は、インキの転移量が
多く、高濃度の印刷物を形成するのに適してはいるもの
の、グラビア印刷は、印刷機、印刷版を製造する設備が
大がかりであるという欠点を有しており、また、シルク
スクリーン印刷は濃度の階調を表現することが困難であ
るという欠点を有している。
【0005】そこで、本発明は、設備的に簡易なオフセ
ット印刷により低コストで大量生産のできる高濃度の印
刷物を提供し、合わせて該印刷物の作成方法を提供する
ことを目的としている。
ット印刷により低コストで大量生産のできる高濃度の印
刷物を提供し、合わせて該印刷物の作成方法を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の印刷物は、印刷対象物の表面にオフセット
印刷により同じパターンをした複数層の印刷模様が重ね
られており、いずれか1つの印刷模様以外の他の印刷模
様が前記1つの印刷模様より細めであることを特徴とし
ている。
に、本発明の印刷物は、印刷対象物の表面にオフセット
印刷により同じパターンをした複数層の印刷模様が重ね
られており、いずれか1つの印刷模様以外の他の印刷模
様が前記1つの印刷模様より細めであることを特徴とし
ている。
【0007】また、上記印刷物の作成方法は、印刷対象
物の表面に何れか1つの印刷模様以外の他の印刷模様を
前記1つの印刷模様よりも細めとした状態で複数層の印
刷模様を同じパターンでオフセット印刷により重ね刷り
することを特徴とするものである。
物の表面に何れか1つの印刷模様以外の他の印刷模様を
前記1つの印刷模様よりも細めとした状態で複数層の印
刷模様を同じパターンでオフセット印刷により重ね刷り
することを特徴とするものである。
【0008】そして、上記印刷物の作成方法において
は、その印刷版を写真原版から作成する通常の方法の他
に、既に印刷された高濃度の印刷物を原稿として印刷版
を作成することもできる。
は、その印刷版を写真原版から作成する通常の方法の他
に、既に印刷された高濃度の印刷物を原稿として印刷版
を作成することもできる。
【0009】
【作用】上記構成からなる印刷物は、オフセット印刷に
よる印刷模様が複数層重ねられているので、高い濃度の
印刷物となる。また、重なった印刷模様のうちのいずれ
か1つの印刷模様が相対的に太くなっているため、重ね
印刷した際に生じる見当ズレが目立たない状態になって
いる。
よる印刷模様が複数層重ねられているので、高い濃度の
印刷物となる。また、重なった印刷模様のうちのいずれ
か1つの印刷模様が相対的に太くなっているため、重ね
印刷した際に生じる見当ズレが目立たない状態になって
いる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例としての印刷物の平
面図、図2は図1のA−A断面図である。これらの図に
示すように、印刷対象物11としての用紙の表面に、第
1の印刷模様1と第2の印刷模様2がこの順で層状に重
なった状態で印刷物が形成されている。各印刷模様1,
2は、オフセット印刷により同じパターンで重ね刷りさ
れたものであり、しかも上側の印刷模様1の方が下側の
印刷模様2よりも若干細めに形成されている。すなわ
ち、印刷模様1の方が印刷模様2よりも面積が少し小さ
めとなるようにそれぞれが印刷されている。なお、図1
において印刷模様1と印刷模様2はいずれも便宜上塗り
つぶさないで示しているが、実際には適宜な色で印刷さ
れているものである。
面図、図2は図1のA−A断面図である。これらの図に
示すように、印刷対象物11としての用紙の表面に、第
1の印刷模様1と第2の印刷模様2がこの順で層状に重
なった状態で印刷物が形成されている。各印刷模様1,
2は、オフセット印刷により同じパターンで重ね刷りさ
れたものであり、しかも上側の印刷模様1の方が下側の
印刷模様2よりも若干細めに形成されている。すなわ
ち、印刷模様1の方が印刷模様2よりも面積が少し小さ
めとなるようにそれぞれが印刷されている。なお、図1
において印刷模様1と印刷模様2はいずれも便宜上塗り
つぶさないで示しているが、実際には適宜な色で印刷さ
れているものである。
【0011】図3は他の実施例としての印刷物を示す断
面図である。この実施例では、印刷対象物11としての
用紙の表面に第1の印刷模様1、第2の印刷模様2及び
第3の印刷模様3が同じパターンで順にオフセット印刷
により重ね刷りされており、第2の印刷模様2及び第3
の印刷模様3が最下方の印刷模様1よりも若干細めにな
っている。
面図である。この実施例では、印刷対象物11としての
用紙の表面に第1の印刷模様1、第2の印刷模様2及び
第3の印刷模様3が同じパターンで順にオフセット印刷
により重ね刷りされており、第2の印刷模様2及び第3
の印刷模様3が最下方の印刷模様1よりも若干細めにな
っている。
【0012】以上、2つの実施例を挙げたが、本発明に
おける印刷模様は上記の各実施例に限定されるものでは
なく、2層以上であれば何層でもよいものであり、重ね
られた各層の印刷模様のうちいずれの1つを残してその
他の印刷模様を細めにするかは自由である。そして、各
印刷模様に使用するインキの色を変えたり、インキの艶
を変えて印刷してもよいが、通常は同じ色のインキで印
刷することが多い。また、一般的にインキ膜厚が厚くな
る程インキの擦れ汚れが発生しやすくなる傾向があるた
め、さらにオーバープリントニスを全面又は絵柄、文字
等の部分のみに印刷して擦れ落ちを低減させるようにす
ることが好ましい。この場合、使用するオーバープリン
トニスとしては、光沢タイプでも艶消しタイプでも構わ
ない。
おける印刷模様は上記の各実施例に限定されるものでは
なく、2層以上であれば何層でもよいものであり、重ね
られた各層の印刷模様のうちいずれの1つを残してその
他の印刷模様を細めにするかは自由である。そして、各
印刷模様に使用するインキの色を変えたり、インキの艶
を変えて印刷してもよいが、通常は同じ色のインキで印
刷することが多い。また、一般的にインキ膜厚が厚くな
る程インキの擦れ汚れが発生しやすくなる傾向があるた
め、さらにオーバープリントニスを全面又は絵柄、文字
等の部分のみに印刷して擦れ落ちを低減させるようにす
ることが好ましい。この場合、使用するオーバープリン
トニスとしては、光沢タイプでも艶消しタイプでも構わ
ない。
【0013】図1に示されるように、本発明において重
ねられる印刷模様は同じ形状である。したがって、各印
刷模様は、同じ形状のパターン同士であるか或いは同じ
文字同士とされる。ただし、重ねて印刷する際に、どう
しても若干のズレを生じることがあるので、ズレを予測
してそのズレが目立たないように、どれか一つの層の印
刷模様を他の印刷模様よりも相対的に太めにしておくも
のである。(例えば上記各実施例では、1層目の第1印
刷模様1が相対的に太めに印刷されている。)なお、同
じパターンで太さを変える方法については説明するまで
もないが、例えば、原版作成時における露光条件の調整
により予め太さの異なる原版を作成する製版技術による
方法や、刷版露光時に露光条件を強めにして焼き飛ばし
たり刷版と原版の間に透明フィルムを挿入して露光する
ことにより画線を細らせる刷版技術による方法などが考
えられる。
ねられる印刷模様は同じ形状である。したがって、各印
刷模様は、同じ形状のパターン同士であるか或いは同じ
文字同士とされる。ただし、重ねて印刷する際に、どう
しても若干のズレを生じることがあるので、ズレを予測
してそのズレが目立たないように、どれか一つの層の印
刷模様を他の印刷模様よりも相対的に太めにしておくも
のである。(例えば上記各実施例では、1層目の第1印
刷模様1が相対的に太めに印刷されている。)なお、同
じパターンで太さを変える方法については説明するまで
もないが、例えば、原版作成時における露光条件の調整
により予め太さの異なる原版を作成する製版技術による
方法や、刷版露光時に露光条件を強めにして焼き飛ばし
たり刷版と原版の間に透明フィルムを挿入して露光する
ことにより画線を細らせる刷版技術による方法などが考
えられる。
【0014】本発明の印刷物は、上記のようにして作成
した版を使用して、通常のオフセット印刷により重ね刷
りすることにより得られる。この場合、一層目の印刷で
はインキの転移を多めにし、2層目以降の印刷ではイン
キの転移量を少なめにすると、モットリングの発生を防
止することができる。また、エアタイプのブランケット
を使用することにより、表面平滑性の乏しい用紙に対し
てもよりインキ着肉性が良好で且つより高濃度な印刷を
行うことが可能となる。
した版を使用して、通常のオフセット印刷により重ね刷
りすることにより得られる。この場合、一層目の印刷で
はインキの転移を多めにし、2層目以降の印刷ではイン
キの転移量を少なめにすると、モットリングの発生を防
止することができる。また、エアタイプのブランケット
を使用することにより、表面平滑性の乏しい用紙に対し
てもよりインキ着肉性が良好で且つより高濃度な印刷を
行うことが可能となる。
【0015】オフセット印刷に用いる刷版版材として
は、通常のPS版によるものの他、Zinc版、トライ
メタル版、水無し平版であっても構わない。特に、水無
し平版による場合には、版構造が平凹版タイプであるた
めより多くのインキ盛りが可能となり、且つ、湿し水を
使用しないことから、金、銀、蛍光インキのような印刷
適性の乏しいインキを使用して高濃度の印刷を行うこと
が可能になるという利点がある。
は、通常のPS版によるものの他、Zinc版、トライ
メタル版、水無し平版であっても構わない。特に、水無
し平版による場合には、版構造が平凹版タイプであるた
めより多くのインキ盛りが可能となり、且つ、湿し水を
使用しないことから、金、銀、蛍光インキのような印刷
適性の乏しいインキを使用して高濃度の印刷を行うこと
が可能になるという利点がある。
【0016】上記構成の印刷物は、シャープな絵柄のエ
ッジが再現可能であるオフセット印刷方式で作成されて
おり、グラビア印刷方式やシルクスクリーン印刷方式に
よって印刷する場合のようなセル目やメッシュ目による
輪郭のボヤケがなく、高濃度でありながらも原版を忠実
に再現した仕上がり状態とすることができる。
ッジが再現可能であるオフセット印刷方式で作成されて
おり、グラビア印刷方式やシルクスクリーン印刷方式に
よって印刷する場合のようなセル目やメッシュ目による
輪郭のボヤケがなく、高濃度でありながらも原版を忠実
に再現した仕上がり状態とすることができる。
【0017】また、本発明を利用するに際して、印刷対
象物に濃度を高くする必要のない部分がある場合は、そ
の部分の印刷を1回のみで済ませ、複数の印刷模様が層
状に重ねられた部分と同一印刷物上にあるようにしても
よい。
象物に濃度を高くする必要のない部分がある場合は、そ
の部分の印刷を1回のみで済ませ、複数の印刷模様が層
状に重ねられた部分と同一印刷物上にあるようにしても
よい。
【0018】本発明は、上記に説明したように当初から
高い濃度になるよう意図された印刷物に適用する以外
に、グラビア印刷方式やシルクスクリーン印刷方式によ
り既に印刷された濃度の高い印刷物を、次の機会に需要
があったときにオフセット印刷方式で再現するのに適し
ている。この場合、印刷版を写真原版から作り直す以外
に、既に印刷された印刷物を原稿(オリジナル)とし、
台紙どりカメラなどを利用して撮影するか、スキャナー
で画像取込みを行って処理後フィルム出力するなどの方
法も利用できる。
高い濃度になるよう意図された印刷物に適用する以外
に、グラビア印刷方式やシルクスクリーン印刷方式によ
り既に印刷された濃度の高い印刷物を、次の機会に需要
があったときにオフセット印刷方式で再現するのに適し
ている。この場合、印刷版を写真原版から作り直す以外
に、既に印刷された印刷物を原稿(オリジナル)とし、
台紙どりカメラなどを利用して撮影するか、スキャナー
で画像取込みを行って処理後フィルム出力するなどの方
法も利用できる。
【0019】そして、既に印刷された印刷物をオリジナ
ルとする場合は、グラビア印刷方式による印刷物特有の
セル目による絵柄輪郭部のギザや、シルクスクリーン印
刷方式による印刷物特有のメッシュ目による絵柄輪郭部
のギザを忠実に再現し、且つ、濃度感に優れた印刷を行
うことが可能となるため、オリジナルと殆ど変わらない
印刷物とすることができる。
ルとする場合は、グラビア印刷方式による印刷物特有の
セル目による絵柄輪郭部のギザや、シルクスクリーン印
刷方式による印刷物特有のメッシュ目による絵柄輪郭部
のギザを忠実に再現し、且つ、濃度感に優れた印刷を行
うことが可能となるため、オリジナルと殆ど変わらない
印刷物とすることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【0021】本発明の印刷物は、オフセット印刷方式に
よる印刷物でありながら、高い濃度の再現性が確保され
るので、グラビア印刷方式やシルクスクリーン印刷方式
による印刷物なみに濃度が高く隠蔽性に優れた印刷物を
得ることができる。
よる印刷物でありながら、高い濃度の再現性が確保され
るので、グラビア印刷方式やシルクスクリーン印刷方式
による印刷物なみに濃度が高く隠蔽性に優れた印刷物を
得ることができる。
【0022】また、印刷模様が層状に複数重ねられてい
るので、通常のオフセット印刷では欠点の目立つ、表面
の粗い和紙や布などを対象とした場合にあっても品質の
高いものを得ることができる。また、版面やブランケッ
ト面にゴミが付着して印刷物上に発生するピンホールの
解消も可能となる。
るので、通常のオフセット印刷では欠点の目立つ、表面
の粗い和紙や布などを対象とした場合にあっても品質の
高いものを得ることができる。また、版面やブランケッ
ト面にゴミが付着して印刷物上に発生するピンホールの
解消も可能となる。
【0023】また、グラビア印刷方式やシルクスクリー
ン印刷方式によって印刷される線画や文字の部分が多い
各種の印刷物、例えば、ポスター、ステッカー、看板、
垂れ幕、のぼり、表示板、ラベル、カレンダーなどの代
替物として利用することができる。
ン印刷方式によって印刷される線画や文字の部分が多い
各種の印刷物、例えば、ポスター、ステッカー、看板、
垂れ幕、のぼり、表示板、ラベル、カレンダーなどの代
替物として利用することができる。
【0024】本発明の印刷物の作成方法によれば、簡易
なオフセット印刷機を使用して高濃度の印刷物を低コス
トで大量生産することができる。
なオフセット印刷機を使用して高濃度の印刷物を低コス
トで大量生産することができる。
【0025】そして、グラビア印刷方式やシルクスクリ
ーン印刷方式による印刷物の複製を作成する場合、この
印刷物を原稿として使用することによりセル目やメッシ
ュ目によるギザを忠実に再現することが可能であること
から、グラビア印刷機やシルクスクリーン印刷機という
特殊な印刷機を使用しなくともオフセット印刷機にて同
等の仕上がり、濃度感を達成することができる。
ーン印刷方式による印刷物の複製を作成する場合、この
印刷物を原稿として使用することによりセル目やメッシ
ュ目によるギザを忠実に再現することが可能であること
から、グラビア印刷機やシルクスクリーン印刷機という
特殊な印刷機を使用しなくともオフセット印刷機にて同
等の仕上がり、濃度感を達成することができる。
【図1】本発明の一実施例としての印刷物の平面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の他の実施例としての印刷物の断面図で
ある。
ある。
1 印刷模様 2 印刷模様 3 印刷模様 11 印刷対象物
Claims (3)
- 【請求項1】 印刷対象物の表面にオフセット印刷によ
り同じパターンをした複数層の印刷模様が重ねられてお
り、いずれか1つの印刷模様以外の他の印刷模様が前記
1つの印刷模様より細めであることを特徴とする印刷
物。 - 【請求項2】 印刷対象物の表面に何れか1つの印刷模
様以外の他の印刷模様を前記1つの印刷模様よりも細め
とした状態で複数層の印刷模様を同じパターンでオフセ
ット印刷により重ね刷りすることを特徴とする印刷物の
作成方法。 - 【請求項3】 既に印刷された高濃度の印刷物を原稿と
して複数の印刷版を作成し、これらの印刷版を用いてオ
フセット印刷により重ね刷りすることを特徴とする請求
項2記載の印刷物の作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35286591A JPH05162432A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 印刷物及びその作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35286591A JPH05162432A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 印刷物及びその作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162432A true JPH05162432A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18426978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35286591A Pending JPH05162432A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 印刷物及びその作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05162432A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001260517A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-25 | Dainippon Printing Co Ltd | パール調印刷物 |
JP2016055621A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 氏▲頼▼ 大森 | 印刷装置、印刷方法及び刷版製造用データ生成プログラム |
JP2017212326A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 凸版印刷株式会社 | 薄膜トランジスタアレイ基板、そのパターン形成方法及び画像表示装置 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP35286591A patent/JPH05162432A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001260517A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-25 | Dainippon Printing Co Ltd | パール調印刷物 |
JP2016055621A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 氏▲頼▼ 大森 | 印刷装置、印刷方法及び刷版製造用データ生成プログラム |
JP2017212326A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 凸版印刷株式会社 | 薄膜トランジスタアレイ基板、そのパターン形成方法及び画像表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07223359A (ja) | 潜像を形成する方法及び該方法によって製作された書面 | |
US4998962A (en) | Printing method and printed product | |
US3703779A (en) | Translucent sign | |
US5205211A (en) | Printed product having adjacent or closely spaced multicolour halftone dots | |
JPH05162432A (ja) | 印刷物及びその作成方法 | |
US5074206A (en) | Printing method and printed product | |
US1408314A (en) | Photographic-printing process | |
JP2602305B2 (ja) | グラビア印刷方法 | |
JPS6221585A (ja) | 転写印刷方法 | |
US5110156A (en) | Lithographic print and method | |
US2349900A (en) | Method of making color reproductions | |
US1909282A (en) | Method of producing diapositives in the production of printing forms | |
US2336590A (en) | Method of ornamentation | |
JPH07261686A (ja) | 光透過性両面印刷物 | |
JP7105534B2 (ja) | スクリーン印刷方法 | |
JPH0950252A (ja) | 光透過性印刷物及びそれを使用するビュアー | |
JPH08150772A (ja) | グラデーション印刷物およびその印刷方法 | |
EP0148549B1 (en) | Improved colour reproduction process | |
JP3102744U (ja) | バックライト型ディスプレイ用印刷物 | |
JPS59217275A (ja) | 磁気テ−プカセツト収納ケ−スの多色印刷方法 | |
JPH10297200A (ja) | エンボス化粧シート | |
JPS6034472B2 (ja) | X線写真の印刷物 | |
Folds | A Critique of Color Reproductions | |
JPS6225520B2 (ja) | ||
JPH0668051U (ja) | 複写機の濃淡対応型コピー防止用フィルム原版 |