JPH05169972A - 自動車用空気清浄装置 - Google Patents
自動車用空気清浄装置Info
- Publication number
- JPH05169972A JPH05169972A JP30450791A JP30450791A JPH05169972A JP H05169972 A JPH05169972 A JP H05169972A JP 30450791 A JP30450791 A JP 30450791A JP 30450791 A JP30450791 A JP 30450791A JP H05169972 A JPH05169972 A JP H05169972A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- automobile
- dust collecting
- window
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、座席ごとに空気清浄機を設置するこ
とにより、個々の電動機,集塵機構をコンパクトに構成
し、低騒音な清浄空気車室を提供することを目的とす
る。 【構成】上記目的を達成するために、電動機をブラシレ
スフラットモータとし、車両ドアに収納できる厚さにフ
ァン,スクロール,集塵機構を構成したものである。
とにより、個々の電動機,集塵機構をコンパクトに構成
し、低騒音な清浄空気車室を提供することを目的とす
る。 【構成】上記目的を達成するために、電動機をブラシレ
スフラットモータとし、車両ドアに収納できる厚さにフ
ァン,スクロール,集塵機構を構成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用空気清浄装置に
おける、低騒音化と、室内空気の清浄化空気との置換効
率向上に関する。
おける、低騒音化と、室内空気の清浄化空気との置換効
率向上に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭62−116307号公報
に記載のように、吐気口は複数でも、電動機及び、集塵
機構が1つしかなく、流動する車室内空気を置換する
に、必要以上の電動機の力が必要となり、大きな騒音を
発していた。
に記載のように、吐気口は複数でも、電動機及び、集塵
機構が1つしかなく、流動する車室内空気を置換する
に、必要以上の電動機の力が必要となり、大きな騒音を
発していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、1車
両に1空気清浄機(電動機や、集塵機構が1つしかない)
の発想であり、性能に比例して、スペースや音が大きく
なる問題があった。
両に1空気清浄機(電動機や、集塵機構が1つしかない)
の発想であり、性能に比例して、スペースや音が大きく
なる問題があった。
【0004】本発明は、座席ごとに空気清浄機を設置す
ることにより、個々の電動機,集塵機構をコンパクトに
構成し、低騒音を清浄空気車室を提供することを目的と
する。
ることにより、個々の電動機,集塵機構をコンパクトに
構成し、低騒音を清浄空気車室を提供することを目的と
する。
【0005】本発明の他の目的は、安全運転に必要な、
サイドウインドのデフロストを、空気清浄装置の送風機
能を利用して行なうことにある。
サイドウインドのデフロストを、空気清浄装置の送風機
能を利用して行なうことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、電動機をブラシレスフラットモータとし、車両ドア
に収納できる厚さにファン,スクロール,集塵機構を構
成したものである。
に、電動機をブラシレスフラットモータとし、車両ドア
に収納できる厚さにファン,スクロール,集塵機構を構
成したものである。
【0007】
【作用】車両のドアは、窓ガラスを収納するだけでな
く、スピーカ,雑誌トレー,パワーウインド用モータ,
ドアロック用モータアクチュエータ等多数が収納されて
いるが、厚さ60mmで空気清浄装置が構成できれば、ド
ア内にこれを収納できることに着目し構成した。このこ
とは、乗員の近くで効率良く空気の置換ができ、かつ、
複数に分割することで空気の流動音,電動機の作動音等
が分割低減される。
く、スピーカ,雑誌トレー,パワーウインド用モータ,
ドアロック用モータアクチュエータ等多数が収納されて
いるが、厚さ60mmで空気清浄装置が構成できれば、ド
ア内にこれを収納できることに着目し構成した。このこ
とは、乗員の近くで効率良く空気の置換ができ、かつ、
複数に分割することで空気の流動音,電動機の作動音等
が分割低減される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図6によ
り説明する。
り説明する。
【0009】図1及び図2は、自動車の平面図及び側面
断面図で、煙センサー1と空気清浄装置の吐気口2及
び、吸気口3の位置を示す。
断面図で、煙センサー1と空気清浄装置の吐気口2及
び、吸気口3の位置を示す。
【0010】図3は、自動車のドア外観図で、フィルタ
ー4,電気集塵部5の位置を示す。11はスピーカーで
ある。
ー4,電気集塵部5の位置を示す。11はスピーカーで
ある。
【0011】図4は、図3のA−A断面図で、電動機
6,ファン7,スクロール8を示す。10は吸気、9は
吐気である。
6,ファン7,スクロール8を示す。10は吸気、9は
吐気である。
【0012】図5は、制御機構の結線図で、61バッテ
リー,62ルームランプ,63ドアセンサー(並列に複
数有り),1煙センサー,65タイマー,66自動,手
動切換スイッチ,67ウインドセンサーであり、電動機
6,電気集塵部5が並列に複数並んだ状態を示してい
る。
リー,62ルームランプ,63ドアセンサー(並列に複
数有り),1煙センサー,65タイマー,66自動,手
動切換スイッチ,67ウインドセンサーであり、電動機
6,電気集塵部5が並列に複数並んだ状態を示してい
る。
【0013】図6は、電気集塵部の詳細であり、51が
集塵プレート、52が電離プレート、53が格子状の磁
気シールドであり、集塵プレート52と一体となってい
る。次に上記構成により成る空気清浄装置の作動につい
て説明する。
集塵プレート、52が電離プレート、53が格子状の磁
気シールドであり、集塵プレート52と一体となってい
る。次に上記構成により成る空気清浄装置の作動につい
て説明する。
【0014】イグニッションキー(図示せず)により、
バッテリー61より電力を受け、自動,手動切換スイッ
チ66が、手動の場合、複数のドア内に設置した電動機
6がファン7を回転し、車室内の空気10をスクロール
8によりそれぞれに吸入する。吸入された空気はフィル
ター4で粗大ゴミを落し、電気集塵部5の電離プレート
52により、煙粒子等微細なゴミを帯電させ、集塵プレ
ート51に帯電した微細なゴミを電着させ、清浄な空気
として、吐気口2より吐出する。吐出した空気は、窓の
くもりを無くすデフロスタとして作用する。
バッテリー61より電力を受け、自動,手動切換スイッ
チ66が、手動の場合、複数のドア内に設置した電動機
6がファン7を回転し、車室内の空気10をスクロール
8によりそれぞれに吸入する。吸入された空気はフィル
ター4で粗大ゴミを落し、電気集塵部5の電離プレート
52により、煙粒子等微細なゴミを帯電させ、集塵プレ
ート51に帯電した微細なゴミを電着させ、清浄な空気
として、吐気口2より吐出する。吐出した空気は、窓の
くもりを無くすデフロスタとして作用する。
【0015】自動の場合、ドアセンサー63(ドアが開
いている場合は空気清浄装置がONしない。),ウイン
ドセンサー67(ウインドが開いている場合は空気清浄
装置はONしない。)のチェックを受け、煙センサー1
により、たばこの煙等遮光物質の検知により、空気清浄
装置が作動する。同時に、タイマー65により、煙セン
サー1が、作動しない雰囲気であっても、イグニッショ
ンキーを入れて一定時間経過した場合、一定時間、空気
清浄装置が作動する。
いている場合は空気清浄装置がONしない。),ウイン
ドセンサー67(ウインドが開いている場合は空気清浄
装置はONしない。)のチェックを受け、煙センサー1
により、たばこの煙等遮光物質の検知により、空気清浄
装置が作動する。同時に、タイマー65により、煙セン
サー1が、作動しない雰囲気であっても、イグニッショ
ンキーを入れて一定時間経過した場合、一定時間、空気
清浄装置が作動する。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載されるような効果を奏する。
ているので以下に記載されるような効果を奏する。
【0017】1.ドア内に収納することで、車と一体と
することができる。
することができる。
【0018】2.たばこの煙は、他の乗員の所へ流れ
ず、他の乗員に不快感を与えない。
ず、他の乗員に不快感を与えない。
【0019】3.従来同等の能力を持つ空気清浄装置と
比べ、1吸気口を通過する空気量が、4分の1となる
為、空気の流動音,電動機騒音が小さくなる。
比べ、1吸気口を通過する空気量が、4分の1となる
為、空気の流動音,電動機騒音が小さくなる。
【0020】4.吐気空気により、サイドウインドのデ
フロストができる。
フロストができる。
【図1】本発明の一実施例の吐気口位置を記載した自動
車の平面図である。
車の平面図である。
【図2】吐気口及び吸気口位置を記載した自動車の側面
断面図である。
断面図である。
【図3】空気清浄装置を装着したドアの側面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】制御機構の結線図である。
【図6】電気集塵部の詳細図である。
1…煙センサー、2…吐気口、3…吸気口、4…フィル
ター、5…電気集塵部、6…電動機、7…ファン、8…
スクロール、9…吐気、10…吸気。
ター、5…電気集塵部、6…電動機、7…ファン、8…
スクロール、9…吐気、10…吸気。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深作 良範 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 橋本 克彦 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内
Claims (4)
- 【請求項1】電動機とファンとスクロールと、集塵機
構,制御機構より成る自動車用空気清浄装置において、
ドア及びサイドパネル内(窓の下)に、電動機,ファ
ン、スクロール,集塵機構を収納させ、上記装置の作動
により車室内空気を清浄すると共に、サイドウインドの
デフロストを行なうことを特徴とした自動車用空気清浄
装置。 - 【請求項2】請求項1において、制御機構は、煙センサ
ー,ウインド位置センサー,タイマー,自動,手動切換
スイッチより成り、自動状態では、タイマーにより一定
時間ごとにON状態OFF状態を繰返し、これと並列
に、煙センサーにより、たばこの煙等遮光物質を検知し
た時、ON状態となり、これらと直列にウインド位置セ
ンサーとドアセンサーにより、窓が閉じている時,ドア
が閉じている時のみON状態となる回路であり、手動状
態は、上記センサー,タイマーに無関係でON状態とな
ることを特徴とした自動車用空気清浄装置。 - 【請求項3】請求項1において、集塵機構は、フィルタ
ーと、高電圧により吸込空気を帯電させる電離部,除塵
する電気集塵部より成り、フィルターは着脱自在であ
り、前記スクロール出口と空気吐出口の間に設けられ、
電離部集塵部への通電は上記2項のON状態時(前記電
動機の回転時)のみであり、かつ上記電離部集塵部は、
磁気シールド部材で包囲されたことを特徴とした自動車
用空気清浄装置。 - 【請求項4】請求項3において、磁気シールド部材は、
上記電気集塵部材と同一部材で構成され、電離部を包囲
し、通風路上は、格子状であることを特徴とした自動車
用空気清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30450791A JPH05169972A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 自動車用空気清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30450791A JPH05169972A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 自動車用空気清浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05169972A true JPH05169972A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=17933872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30450791A Pending JPH05169972A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 自動車用空気清浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05169972A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012011844A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Mitsuru Watanabe | 車両用温風ヒータ |
WO2016134204A1 (en) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | Current Ways, Inc. | Air cleaner |
JP2019094053A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | フライトデッキに空気流を供給するシステム及び方法 |
CN113525037A (zh) * | 2021-02-23 | 2021-10-22 | 北京众清科技有限公司 | 装有离子净化器的汽车 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP30450791A patent/JPH05169972A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012011844A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Mitsuru Watanabe | 車両用温風ヒータ |
WO2016134204A1 (en) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | Current Ways, Inc. | Air cleaner |
US10518272B2 (en) | 2015-02-20 | 2019-12-31 | Current Ways, Inc. | Air cleaner |
JP2019094053A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | フライトデッキに空気流を供給するシステム及び方法 |
CN113525037A (zh) * | 2021-02-23 | 2021-10-22 | 北京众清科技有限公司 | 装有离子净化器的汽车 |
CN113525037B (zh) * | 2021-02-23 | 2023-09-12 | 北京众清科技有限公司 | 装有离子净化器的汽车 |
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