JPH05169485A - インモールド成形方法 - Google Patents
インモールド成形方法Info
- Publication number
- JPH05169485A JPH05169485A JP33830291A JP33830291A JPH05169485A JP H05169485 A JPH05169485 A JP H05169485A JP 33830291 A JP33830291 A JP 33830291A JP 33830291 A JP33830291 A JP 33830291A JP H05169485 A JPH05169485 A JP H05169485A
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- JP
- Japan
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- core
- skin
- mold
- cavity
- holding piece
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/1418—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure
- B29C45/14196—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure the inserts being positioned around an edge of the injected part
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C2045/14204—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure the inserts being positioned around an edge of the injected part the edges formed by an intermediate mould part
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表皮に多少の寸法誤差があっても、外観の不
良なく基材を成形することができる表皮インモールド成
形方法。 【構成】 スライドコア14のコア18に接する部分の上面
角部を上下摺動可能な昇降コア20とすると共に昇降コア
20にコア18に沿ってキャビティ12下端に突出する表皮端
面保持片24を設け、表皮30の端面30a を表皮端面保持片
24に当接させて上型のキャビティ12の内周面に沿わせて
配置する。スライドコア14の側面に摺動させながら上型
10のキャビティ12内に下型のコア18を下から圧入する工
程において、表皮30の端面30a と下型コア18の間に表皮
端面保持片24が介在するので、表皮30と下型コア18の干
渉が完全に遮断され、表皮30に多少お寸法誤差があって
も外観の不良なく基材を成形することができる。
良なく基材を成形することができる表皮インモールド成
形方法。 【構成】 スライドコア14のコア18に接する部分の上面
角部を上下摺動可能な昇降コア20とすると共に昇降コア
20にコア18に沿ってキャビティ12下端に突出する表皮端
面保持片24を設け、表皮30の端面30a を表皮端面保持片
24に当接させて上型のキャビティ12の内周面に沿わせて
配置する。スライドコア14の側面に摺動させながら上型
10のキャビティ12内に下型のコア18を下から圧入する工
程において、表皮30の端面30a と下型コア18の間に表皮
端面保持片24が介在するので、表皮30と下型コア18の干
渉が完全に遮断され、表皮30に多少お寸法誤差があって
も外観の不良なく基材を成形することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表皮を型内に配置した
状態で表皮裏面側に成形体を形成する表皮インモールド
成形方法に関する。本発明は自動車のインストルメント
パネル、グラブボックスの蓋などの成形に利用できる。
状態で表皮裏面側に成形体を形成する表皮インモールド
成形方法に関する。本発明は自動車のインストルメント
パネル、グラブボックスの蓋などの成形に利用できる。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルを形成
するには、ポリ塩化ビニールシートなどの表皮材料から
予め真空成形などで所定形状に賦形された表皮を型内に
配置し、圧縮成形により表皮裏面側に一体的に補強基材
が形成される。
するには、ポリ塩化ビニールシートなどの表皮材料から
予め真空成形などで所定形状に賦形された表皮を型内に
配置し、圧縮成形により表皮裏面側に一体的に補強基材
が形成される。
【0003】図4に従来のインモールド成形にもちいら
れている金型装置の模式図を示す。この金型は可動型と
しての上型10と固定型としての下型16とから構成さ
れる。上型10には側方から下面に接して摺動するスラ
イドコア14、14が保持されている。
れている金型装置の模式図を示す。この金型は可動型と
しての上型10と固定型としての下型16とから構成さ
れる。上型10には側方から下面に接して摺動するスラ
イドコア14、14が保持されている。
【0004】そして上型10と下型16を開いた状態
で、上型10のキャビティに沿うように表皮30を配置
する。そしてある程度上型10と下型16を近接させた
状態で、下型16に設けられたランナ部34から溶融樹
脂をキャビティ内に射出し、その後さらに上型10を下
型16に近接駆動して圧縮成形を行う。これにより表皮
30の裏面側には一体的に基材32が形成される。
で、上型10のキャビティに沿うように表皮30を配置
する。そしてある程度上型10と下型16を近接させた
状態で、下型16に設けられたランナ部34から溶融樹
脂をキャビティ内に射出し、その後さらに上型10を下
型16に近接駆動して圧縮成形を行う。これにより表皮
30の裏面側には一体的に基材32が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記表皮イン
モールド成形方法において、表皮の端末部の処理が問題
となる場合がある。すなわち表皮の端末が断面略コの字
状に回り込んだ形状として形成する場合、従来は図2に
示すように上型10およびスライドコア14の型面を断
面略コの字状に形成し、表皮30をその形状に沿うよう
に配置して成形している。ところが裁断誤差などにより
表皮30の端部の長さが長くなると、図2および図3に
示すように下型16のコア18が圧縮駆動時に表皮30
と干渉し、表皮30の端部30aに皺が生じたり、皺の
隙間から成形材料が漏れてはみ出し、外観が損なわれる
場合があった。
モールド成形方法において、表皮の端末部の処理が問題
となる場合がある。すなわち表皮の端末が断面略コの字
状に回り込んだ形状として形成する場合、従来は図2に
示すように上型10およびスライドコア14の型面を断
面略コの字状に形成し、表皮30をその形状に沿うよう
に配置して成形している。ところが裁断誤差などにより
表皮30の端部の長さが長くなると、図2および図3に
示すように下型16のコア18が圧縮駆動時に表皮30
と干渉し、表皮30の端部30aに皺が生じたり、皺の
隙間から成形材料が漏れてはみ出し、外観が損なわれる
場合があった。
【0006】本発明は従来の表皮インモールド成形方法
の前記のごとき問題点を解決すべくなされたものであっ
て、表皮に多少お寸法誤差があっても外観の不良なく基
材を成形することができるインモールド成形方法を提供
することを目的とする。
の前記のごとき問題点を解決すべくなされたものであっ
て、表皮に多少お寸法誤差があっても外観の不良なく基
材を成形することができるインモールド成形方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のインモールド成形方法は、表皮をキャビティ内周面
と、側方から摺動して前記キャビティ縁部に進入させた
スライドコアの面とに沿わせて配置し、前記スライドコ
アの側面に摺動させながら前記キャビティ内にコアを圧
入することにより、前記コアと前記表皮との間で成形材
料を圧縮して成形するインモールド成形方法において、
前記スライドコアの前記コアに接する部分の角部を上下
摺動可能な昇降コアとすると共に前記昇降コア上に前記
コアに沿って前記キャビティ下端に突出する表皮端面保
持片を設け、前記表皮の端面を前記表皮端面保持片に当
接させて前記キャビティの内周面に沿わせて配置するこ
とを要旨とする。
明のインモールド成形方法は、表皮をキャビティ内周面
と、側方から摺動して前記キャビティ縁部に進入させた
スライドコアの面とに沿わせて配置し、前記スライドコ
アの側面に摺動させながら前記キャビティ内にコアを圧
入することにより、前記コアと前記表皮との間で成形材
料を圧縮して成形するインモールド成形方法において、
前記スライドコアの前記コアに接する部分の角部を上下
摺動可能な昇降コアとすると共に前記昇降コア上に前記
コアに沿って前記キャビティ下端に突出する表皮端面保
持片を設け、前記表皮の端面を前記表皮端面保持片に当
接させて前記キャビティの内周面に沿わせて配置するこ
とを要旨とする。
【0008】
【作用】スライドコアの下型コアに接する部分の上面角
部には、昇降コアが設けられ表皮端面保持片が突出して
いるが、この昇降コアは上下摺動可能であるので、昇降
コアを下方に押し下げることにより、側方からスライド
コアを上型の下面に接して摺動させて上型を組み立てる
ことができる。
部には、昇降コアが設けられ表皮端面保持片が突出して
いるが、この昇降コアは上下摺動可能であるので、昇降
コアを下方に押し下げることにより、側方からスライド
コアを上型の下面に接して摺動させて上型を組み立てる
ことができる。
【0009】上型が組立られると、上型のキャビティ下
端の下型コアに接する側には表皮端面保持片が突出す
る。次いで、上型のキャビティの内周面に沿わせて表皮
を配置すると、表皮の端面は表皮端面保持片に当接する
こととなる。そのため、スライドコアの側面に摺動させ
ながら上型のキャビティ内に下型のコアを下から圧入す
る工程において、表皮の端面と下型コアの間に表皮端面
保持片が介在するので、表皮と下型コアの干渉が完全に
遮断され、表皮に多少お寸法誤差があっても外観の不良
なく基材を成形することができる。
端の下型コアに接する側には表皮端面保持片が突出す
る。次いで、上型のキャビティの内周面に沿わせて表皮
を配置すると、表皮の端面は表皮端面保持片に当接する
こととなる。そのため、スライドコアの側面に摺動させ
ながら上型のキャビティ内に下型のコアを下から圧入す
る工程において、表皮の端面と下型コアの間に表皮端面
保持片が介在するので、表皮と下型コアの干渉が完全に
遮断され、表皮に多少お寸法誤差があっても外観の不良
なく基材を成形することができる。
【0010】
【実施例】本発明の好適な実施例を図面に従って説明す
る。図1は本発明の実施例に用いた金型の要部の断面図
である。上型10は可動型であって下面にはキャビティ
12が設けられている。この上型10は左右2個のスラ
イドコア14を有し、このスライドコア14は側方から
上型10の下面に接しキャビティ12に向けて摺動し
て、キャビティ12の一部を形成する。
る。図1は本発明の実施例に用いた金型の要部の断面図
である。上型10は可動型であって下面にはキャビティ
12が設けられている。この上型10は左右2個のスラ
イドコア14を有し、このスライドコア14は側方から
上型10の下面に接しキャビティ12に向けて摺動し
て、キャビティ12の一部を形成する。
【0011】下型16は固定型であって、上面中央には
コア18が設けられており、このコア18は上型10の
下降により、スライドコア14の側面を摺動して上型1
0のキャビティ12内に進入し、上型キャビティ12と
の間に箱状の製品空間を形成する。
コア18が設けられており、このコア18は上型10の
下降により、スライドコア14の側面を摺動して上型1
0のキャビティ12内に進入し、上型キャビティ12と
の間に箱状の製品空間を形成する。
【0012】スライドコア14の下型コア18に接する
部分の上部角部は上下に昇降する昇降コア20になって
おり、この昇降コア20とスライドコア14の間には図
示しない凹凸レールが介在しており、その凹凸レールに
沿って昇降コア20はスライドコア14内で上下に摺動
する。また、この昇降コア20の上面には下型コア18
に沿ってキャビティ12下端に突出する表皮端面保持片
24が設けられている。
部分の上部角部は上下に昇降する昇降コア20になって
おり、この昇降コア20とスライドコア14の間には図
示しない凹凸レールが介在しており、その凹凸レールに
沿って昇降コア20はスライドコア14内で上下に摺動
する。また、この昇降コア20の上面には下型コア18
に沿ってキャビティ12下端に突出する表皮端面保持片
24が設けられている。
【0013】上型10の昇降コア20に接触する位置に
は縦穴26が貫通しており、この縦穴26には昇降コア
20を上下に摺動するピン28が組み込まれており、上
型10の型ばらし(型を上下に開いての)の際には下降
して昇降コア20を下方に押し下げる。
は縦穴26が貫通しており、この縦穴26には昇降コア
20を上下に摺動するピン28が組み込まれており、上
型10の型ばらし(型を上下に開いての)の際には下降
して昇降コア20を下方に押し下げる。
【0014】この金型を用いて、本発明方法により表皮
インモールド成形を行った。先ずポリ塩化ビニールシー
トとポリプロピレンフォームとがラミネート加工により
積層された表皮材を用意し、所定寸法に裁断後真空成形
により所定の箱型状に賦形し、所定の形状にトリミング
して表皮30を形成した。
インモールド成形を行った。先ずポリ塩化ビニールシー
トとポリプロピレンフォームとがラミネート加工により
積層された表皮材を用意し、所定寸法に裁断後真空成形
により所定の箱型状に賦形し、所定の形状にトリミング
して表皮30を形成した。
【0015】スライドコア14の下型コア18に接する
部分の上面角部には、昇降コア20が設けられ表皮端面
保持片24が突出しているが、この昇降コア20はピン
28および図示しない凹凸レールにより支持されて上下
昇降可能であるので、昇降コア18を下方に押し下げる
ことにより、側方からスライドコア14を上型10の下
面に接してキャビティ12側に摺動させて上型10を組
み立てた。
部分の上面角部には、昇降コア20が設けられ表皮端面
保持片24が突出しているが、この昇降コア20はピン
28および図示しない凹凸レールにより支持されて上下
昇降可能であるので、昇降コア18を下方に押し下げる
ことにより、側方からスライドコア14を上型10の下
面に接してキャビティ12側に摺動させて上型10を組
み立てた。
【0016】上型10が組立られると、上型10のキャ
ビティ12下端の下型コア18に接する側には表皮端面
保持片24が突出する。次いで、上型10のキャビティ
12の内周面に沿わせて表皮30を配置すると、表皮3
0の端面30aは表皮端面保持片24に当接した。
ビティ12下端の下型コア18に接する側には表皮端面
保持片24が突出する。次いで、上型10のキャビティ
12の内周面に沿わせて表皮30を配置すると、表皮3
0の端面30aは表皮端面保持片24に当接した。
【0017】次いで、上型10を下降させることによ
り、スライドコア18の側面に摺動させながら上型10
のキャビティ12内に下型16のコア18を下から近接
駆動する。その際、表皮30の端面30aと下型コア1
8の間に表皮端面保持片24が介在するので、表皮30
と下型コア18の干渉が完全に遮断された。
り、スライドコア18の側面に摺動させながら上型10
のキャビティ12内に下型16のコア18を下から近接
駆動する。その際、表皮30の端面30aと下型コア1
8の間に表皮端面保持片24が介在するので、表皮30
と下型コア18の干渉が完全に遮断された。
【0018】下型16が所定の位置まで上昇すると、低
圧射出成形機により溶融状態の形成材料32を、図示し
ないランナおよびゲードを介してキャビティ12に所定
量注入し、さらに上型10を下方ヘ圧縮駆動した。しか
る後下型16の上端面とスライドコア14の下端面が当
接した位置で圧縮駆動を停止した。
圧射出成形機により溶融状態の形成材料32を、図示し
ないランナおよびゲードを介してキャビティ12に所定
量注入し、さらに上型10を下方ヘ圧縮駆動した。しか
る後下型16の上端面とスライドコア14の下端面が当
接した位置で圧縮駆動を停止した。
【0019】その状態では、成形材料32がキャビティ
12を充填し、表皮30のポリプロピレンフォームに融
着し、一体的に固化した。得られた表皮一体成形体で
は、表皮30の端部での皺や樹脂漏れがなく外観品質に
優れていた。
12を充填し、表皮30のポリプロピレンフォームに融
着し、一体的に固化した。得られた表皮一体成形体で
は、表皮30の端部での皺や樹脂漏れがなく外観品質に
優れていた。
【0020】
【発明の効果】本発明のインモールド成形方法は以上詳
述したように、スライドコアのコアに接する部分の角部
を上下摺動可能な昇降コアとすると共に昇降コアにコア
に沿ってキャビティ下端に突出する表皮端面保持片を設
け、表皮の端面を表皮端面保持片に当接させてキャビテ
ィの内周面に沿わせて配置することを特徴とするもので
あって、スライドコアの側面に摺動させながらキャビテ
ィ内にコアを下から圧入する工程において、表皮の端面
と下型コアの間に表皮端面保持片が介在するので、表皮
とコアの干渉が完全に遮断され、表皮に多少お寸法誤差
があっても外観の不良なく基材を成形することができ
る。
述したように、スライドコアのコアに接する部分の角部
を上下摺動可能な昇降コアとすると共に昇降コアにコア
に沿ってキャビティ下端に突出する表皮端面保持片を設
け、表皮の端面を表皮端面保持片に当接させてキャビテ
ィの内周面に沿わせて配置することを特徴とするもので
あって、スライドコアの側面に摺動させながらキャビテ
ィ内にコアを下から圧入する工程において、表皮の端面
と下型コアの間に表皮端面保持片が介在するので、表皮
とコアの干渉が完全に遮断され、表皮に多少お寸法誤差
があっても外観の不良なく基材を成形することができ
る。
【図1】本発明の実施に用いられる金型の要部の断面図
である。
である。
【図2】従来の成形方法における成形途中の状態の金型
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図3】従来の成形方法における成形完了の状態の金型
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図4】従来用いられている金型の断面図である。
10 上型 12 キャビティ 14 スライドコア 16 下型 18 下型のコア 20 昇降コア 24 表皮端面保持片 30 表皮 32 成形材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 4F (72)発明者 加藤 孝 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 伊藤 啓造 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 表皮をキャビティ内周面と、側方から摺
動して前記キャビティ縁部に進入させたスライドコアの
面とに沿わせて配置し、前記スライドコアの側面に摺動
させながら前記キャビティ内にコアを圧入することによ
り、前記コアと前記表皮との間で成形材料を圧縮して成
形するインモールド成形方法において、 前記スライドコアの前記コアに接する部分の角部を上下
摺動可能な昇降コアとすると共に前記昇降コア上に前記
コアに沿って前記キャビティ下端に突出する表皮端面保
持片を設け、前記表皮の端面を前記表皮端面保持片に当
接させて前記キャビティの内周面に沿わせて配置するこ
とを特徴とするインモールド成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33830291A JPH05169485A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | インモールド成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33830291A JPH05169485A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | インモールド成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05169485A true JPH05169485A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18316859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33830291A Pending JPH05169485A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | インモールド成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05169485A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009012185A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Dainippon Printing Co Ltd | インサート加飾成形品の製造方法 |
FR2985929A1 (fr) * | 2012-01-25 | 2013-07-26 | Faurecia Interieur Ind | Outil de realisation d'un element de garnissage comprenant un film de revetement |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP33830291A patent/JPH05169485A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009012185A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Dainippon Printing Co Ltd | インサート加飾成形品の製造方法 |
FR2985929A1 (fr) * | 2012-01-25 | 2013-07-26 | Faurecia Interieur Ind | Outil de realisation d'un element de garnissage comprenant un film de revetement |
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