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JPH05151763A - 車載用機器の機構ロツク装置 - Google Patents

車載用機器の機構ロツク装置

Info

Publication number
JPH05151763A
JPH05151763A JP3339673A JP33967391A JPH05151763A JP H05151763 A JPH05151763 A JP H05151763A JP 3339673 A JP3339673 A JP 3339673A JP 33967391 A JP33967391 A JP 33967391A JP H05151763 A JPH05151763 A JP H05151763A
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JP
Japan
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drive
lock
drive chassis
driven
lock member
Prior art date
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Application number
JP3339673A
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Inventor
Hiroshi Abe
弘 阿部
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP3339673A priority Critical patent/JP2930155B2/ja
Publication of JPH05151763A publication Critical patent/JPH05151763A/ja
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライブシャーシが筺体内で弾性部材により
支持されている車載用機器において、単一の切換レバー
の移動によりドライブシャーシを確実にロックできるよ
うにする。 【構成】 駆動レバー23がE方向に駆動され、連結リ
ンク28を介して切換レバー21がB方向へ移動する
と、第1のロック部材32のロックピン32c、第2の
ロック部材35のロック溝35a、第3のロック部材4
1のロックピン41bがそれぞれドライブシャーシ12
に係止され、且つ第3のロック部材41により第4のロ
ック部材45がE方向へ駆動されて、ロック突起45c
がドライブシャーシ12に係止される。このそれぞれの
ロック部材32,35,41,45によりドライブシャ
ーシ12は相反する方向から規制され、確実にロックさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用のディスク装置
などの車載機器に係り、特に筺体内部にダンパーなどの
弾性部材を介して支持されているドライブシャーシを筺
体内で移動できないようにロックする車載用機器の機構
ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の車載用のディスクプレーヤ
を示している。車体の内部に設置される筺体1の内部に
はドライブシャーシ2がオイルダンパーなどの弾性部材
3を介して支持されており、ディスクDが再生されてい
るときに、車体の振動がドライブシャーシ2に伝達され
るのを防止できるようになっている。ドライブシャーシ
2にはディスクDが設置されるターンテーブル4ならび
にディスクDの記録情報を再生するピックアップ5など
が搭載されている。ディスクDはローラ6と7とで挟持
されてローラ6の回転により送りこまれ、ディスクDが
ターンテーブル4に設置された状態で図示しないクラン
パによりディスクDがターンテーブル4上にクランプさ
れる。
【0003】ディスクDがローラ6と7とで筺体1内へ
送りこまれるとき、およびディスクDが排出されるとき
には、弾性部材3に支持されているドライブシャーシ2
を筺体1内で動かないように規制して、ディスクDをド
ライブシャーシ2上に移動させたときにターンテーブル
4上に位置決めしやすくし、またディスクDをドライブ
シャーシ2上から排出させやすいようにすることが必要
である。ドライブシャーシ2を筺体1内にて規制するた
めのロック機構として、ドライブシャーシ2の側面には
位置決め溝2aが形成され、また筺体1の内側には図示
左右方向へ移動するレバー8が設けられ、このレバー8
にロックピン9が設けられている。ディスクDの再生動
作中は、レバー8が図示右方向へ駆動され、ロックピン
9が位置決め溝2aから抜かれ、ドライブシャーシ2が
筺体1内で弾性部材3により支持された状態になる。逆
にディスクDが挿入されるときまたは排出されるときに
は、レバー8が図示左方向へ駆動され、ロックピン9が
位置決め溝2aに嵌着されて、ドライブシャーシ2がロ
ックされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す従来の装置では、レバー8を移動させ、ロックピン
9を水平方向へ移動させてドライブシャーシ2をロック
させているため、レバー8の移動力がそのままドライブ
シャーシ2に作用する。そのため、ドライブシャーシ2
を確実に規制してロックさせるためには、他の規制機構
を設けてドライブシャーシ2が図示左方向へ動かないよ
うに規制する必要があり、あるいはレバー8と逆の方向
へ動作するロックピンを設けて、逆方向からドライブシ
ャーシ2をロックさせる必要がある。このようにレバー
8とは別の規制機構を設け、あるいはレバー8と逆方向
へ移動するロックピンを設けることはドライブシャーシ
2の側面と筺体1の内面との間に位置する機構を複雑に
して筺体1の横幅寸法を大きくしあるいは筺体1の内部
機構の配置設計を困難にする。またレバー8の移動方向
と逆の方向へ移動する機構を設けるためにはレバー8の
駆動方向を逆方向へ変換させるための機構が必要になっ
て構造が非常に複雑になる。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、単一の切換レバーの移動のみにより筺体内部のド
ライブシャーシを確実にロックできるようにして、機構
構造を簡単にし且つ精度よいドライブシャーシの位置決
めを可能にした車載用機器の機構ロック装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による機構ロック
装置は、車内に設置される筺体の内部にドライブシャー
シが弾性部材を介して支持されている車載用機器におい
て、前記筺体には駆動部材により往復駆動される切換レ
バーと、この切換レバーの移動により駆動され且つ前記
ドライブシャーシに対して互いに異なる方向から係止さ
れる複数のロック部材が設けられていることを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】上記手段では、筺体内部のドライブシャーシを
ロックさせるときに、切換レバーを所定の方向へ駆動す
る。そしてこの切換レバーの移動力により複数のロック
部材を動作させ、このロック部材によりドライブシャー
シを異なる方向から規制して、弾性部材により支持され
ているドライブシャーシを動かないように規制する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1と図2は車載用のディスクプレーヤの構造を動
作別に示す平面図、図3ないし図6はそれぞれ図1と図
2におけるIII、IV、V、VI矢視図である。図中
の符号11は、自動車の例えばダッシュボード内部に設
置される筺体である。この筺体11の内部にはドライブ
シャーシ12が収納されている。このドライブシャーシ
12は3ヶ所のオイルダンパーなどの弾性部材13なら
びに必要に応じて他の弾性部材により弾性的に支持され
ている。このドライブシャーシ12にはディスクDを回
転駆動するターンテーブル14およびこのターンテーブ
ル14を回転駆動するモータが搭載されている。またド
ライブシャーシ12には一対のガイド軸15,15が設
けられており、光ピックアップ16がこのガイド軸1
5,15にガイドされて移動できるように支持されてい
る。この光ピックアップ16には対物レンズ16aなら
びに他の光学素子が搭載されており、ガイド軸15,1
5に沿って光ピックアップ16がディスクの半径方向へ
移動する際に、ディスクに記録されている情報の再生動
作が行われる。また図示省略するが、ドライブシャーシ
12にはクランプアームが設けられており、ディスクが
装填されている状態では、このクランプアームに設けら
れたクランパによりディスクがターンテーブル14上に
位置決めされてクランプされる。
【0009】筺体11の底面11a上には切換レバー2
1が設けられている。この切換レバー21に形成された
長穴21aは、筺体11の底面11aに設けられたガイ
ドピン22に案内されており、この長穴21aとガイド
ピン22との相対移動により、切換レバー21はA−B
方向へほぼ円弧軌跡に近い移動軌跡にて移動できるよう
になっている。同じく筺体11の底面11a上には駆動
レバー23が設けられている。この駆動レバー23に形
成された長穴23aは筺体11の底面11aに固定され
たガイドピン24に案内されており、この案内により駆
動レバー23はC−E方向へ移動自在に支持されてい
る。筺体11の一方の側面11bの内側には切換用の円
板カム25が設けられている。この円板カム25には駆
動ピン26が設けられており、この駆動ピン26が駆動
レバー23の折曲片23bに形成された溝23c内に挿
入されており、円板カム25の180度の回転動作によ
り駆動レバー23がC方向あるいはE方向へ駆動される
ようになっている。
【0010】駆動レバー23の図示右側方における筺体
11の底面11aには支持軸27が固定されて、この支
持軸27に連結リンク28が回動自在に支持されてい
る。前記駆動レバー23の図示右端部には駆動ピン29
が設けられている。この駆動ピン29は、駆動リンク2
8の腕部28aと28bの間に位置しており、駆動レバ
ー23がC方向へ駆動されたときには連結リンク28は
反時計方向へ駆動され、駆動レバー23がE方向へ駆動
されたときには連結リンク28が時計方向へ駆動され
る。上記連結リンク28の一方の腕部28bの先端には
連結ピン31が設けられて、この連結ピン31が切換レ
バー21の駆動溝21b内に挿入されており、前記駆動
レバー23がC方向へ駆動され、連結リンク28が反時
計方向へ駆動されたときには切換レバー21がA方向へ
駆動され(図1の状態)、駆動レバー23がE方向へ駆
動されて連結リンク28が時計方向へ駆動されたときに
は切換レバー21がB方向へ駆動されるようになってい
る。また筺体11内には、弾性部材13にて支持されて
いるドライブシャーシ12を筺体11内にてロックする
複数のロック部材が設けられている。
【0011】まず図1と図2おいて図示下側に位置して
いる第1のロック部材32は前記駆動レバー23により
駆動される。このロック部材32は筺体11の底面11
aに固定された支持軸33に回動自在に支持されてい
る。このロック部材32には腕32aが設けられて、こ
の腕32aが駆動レバー23に形成された駆動穴23d
に係合されている。駆動レバー23がC−E方向へ駆動
されると、駆動穴23dが腕32aに駆動力を与え、こ
れによりロック部材32が時計方向あるいは反時計方向
へ駆動される。また第1のロック部材32には規制腕3
2bが形成されており、図2に示すようにロック部材3
2が反時計方向へ駆動された状態では、駆動レバー23
の図示左端に形成された規制凹部23eと規制腕32b
とが嵌合してロック部材32の回動が規制されるように
なっている。
【0012】上記第1のロック部材32にはロックピン
32cが一体に形成されている。一方、ドライブシャー
シ12の図示下側の側面12aには、図3(図1のII
I矢視図)に示すように規制溝12bが形成されてお
り、図2に示すように第1のロック部材32が反時計方
向へ駆動された時点で、前記ロックピン32cが規制溝
12bに嵌合するようになっている。またロック部材3
2の先端は垂直面32dとなっている。
【0013】図1と図2における図示右側位置には第2
のロック部材35が設けられている。この第2のロック
部材35は、筺体11の底面11aに設けられた支持軸
36により回動自在に支持されている。この第2のロッ
ク部材35は連結ピン37を介して切換レバー21の連
結穴21cに係合されており、切換レバー21がA方向
へ駆動されたときには第2のロック部材35は反時計方
向へ駆動され、切換レバー21がB方向へ駆動されたと
きには第2のロック部材35が時計方向へ駆動されるよ
うになっている。
【0014】図4に示すように、第2のロック部材35
の腕の先部にはほぼV字状のロック溝35aが形成され
ている。このロック溝35aは、図1及び図2に示すよ
うにドライブシャーシ12の図示右方向へ突出して弾性
部材13により支持されている支持板12cの縁部12
dに対向しており、第2のロック部材35が時計方向へ
回動したときには、図4(図2のIV矢視図)に示すよ
うにロック溝35aが前記支持板12cの縁部12dに
嵌合し、ドライブシャーシ12の上下方向(図1と図2
では紙面表裏方向)への動きが規制されるようになって
いる。なお、図1と図4にてロック溝35aの底部を符
号35bで示している。
【0015】図1と図2の図示上方位置には第3のロッ
ク部材41が設けられている。この第3のロック部材4
1は、筺体11の底面11aに固定された支持軸42に
回動自在に支持されている。この第3のロック部材41
には連結ピン41aが一体に形成されて、この連結ピン
41aが切換レバー21の端部に形成された駆動溝21
dに嵌合しており、切換レバー21がA方向へ駆動され
たときに第3のロック部材41が時計方向へ駆動され、
切換レバー21がB方向へ駆動されたときにロック部材
41が反時計方向へ駆動されるようになっている。ドラ
イブシャーシ12の図1における図示上方の端部には折
曲片12eが設けられており、図5(図2V矢視図)に
示すように、この折曲片12eに規制溝12fが形成さ
れている。図2に示すように、第3のロック部材41が
反時計方向へ駆動されると、このロック部材41に一体
に形成されたロックピン41bが規制溝12f内に嵌合
されるようになっている。また第3のロック部材41の
先端は垂直面41dとなっている。
【0016】さらに筺体11の図1の図示上方の側面1
1dの内側には第4のロック部材45が設けられてい
る。図6(図1のVI矢視図)に示すように、このロッ
ク部材45に形成されたピン45aは、筺体11の側板
に形成された長穴11cによりC−E方向へスライド自
在に支持されている。図1に示すように、第4のロック
部材45には穴45bが形成されて、この穴45b内
に、前記第3のロック部材41に一体に形成された駆動
腕41cが係合している。前記切換レバー21のB方向
の移動力により第3のロック部材41が反時計方向へ駆
動されると、この第3のロック部材41に形成された前
記駆動腕41cにより第4のロック部材45がE方向へ
駆動されることことになる。また第4のロック部材45
にはドライブシャーシ12の方向へ突出するロック突起
45cが一体に形成されている。
【0017】図6に示すように、ドライブシャーシ12
の側面の折曲片12gには規制溝12hが形成されてお
り、第4のロック部材45がE方向へ駆動されると、ロ
ック突起45cが規制溝12hに嵌合する。すなわち、
切換レバー21がB方向へ駆動されて第3のロック部材
41が反時計方向へ駆動されると、このロック部材41
に形成されたロックピン41bが反時計方向へ回動して
規制溝12fに嵌合し、このロックピン41bが規制溝
12fをC方向へ押しつける。同時に第4のロック部材
45がE方向へ移動しそのロック突起45cが規制溝1
2hに嵌合して、ロック突起45cが規制溝12hをE
方向へ押しつける。よってひとつのロック部材41の回
動により、ドライブシャーシ12に対してC方向とE方
向の相反する方向への規制力が与えられることになる。
【0018】さらに、第4のロック部材45の左端には
テーパ面45eが形成され、またこのロック部材45の
側面はドライブシャーシ12の折曲片12gに圧接でき
る垂直面45dとなっている。上記第4のロック部材4
5の他の機能を図6により説明する。筺体11内におけ
る図6の図示左側(図1と図2では図示右側)には、駆
動ローラ51が設けられている。この駆動ローラ51は
ローラブラケット52に支持されており、軸53を介し
て筺体11内にて図6に示す実線状態と破線状態との間
を揺動するようになっている。この実施例では、図1と
図2に示した駆動レバー23の動力により、筺体11の
側面11bの内側に設けられた他方のローラブラケット
が揺動駆動され、このローラブラケットと連結されてい
る側面11d側の前記ローラブラケット52が一緒に揺
動させられる。図6においてローラブラケット52が反
時計方向へ回動させられた時点で、駆動ローラ51とロ
ーラシュー54との間でディスクが挟持され、図示しな
い駆動機構により駆動ローラ51が回転駆動されると、
ディスクDは図1の図示右方向(図6では図示左方向)
から筺体11内に送りこまれ、あるいはディスクDが筺
体11の内部から外部へ排出される。
【0019】図6に示すように、上記ローラブラケット
52には位置決め凹部52aが形成され、また前記第4
のロック部材45にはロック突起45dが形成されてい
る。そしてディスクDの再生状態においてローラブラケ
ット52が実線で示すように時計方向へ回動し、駆動ロ
ーラ51がディスクDから離れて下降しているときに、
C方向へ移動した前記第4のロック部材45のロック突
起45dが位置決め凹部52aに嵌合してローラブラケ
ット52をロックできるようになっている。すなわち図
6に示すローラブラケット52は図1と図2の図示上方
における筺体の側面11dの内側に設けられ、このロー
ラブラケット52と連結された他のローラブラケットが
筺体11の図1と図2の図示下側の側面11bの内側に
設けられ、この側面11bの内側に位置しているローラ
ブラケットが前記駆動レバー23により駆動され、各ロ
ーラブラケットが図6において実線と鎖線で示す位置の
間にて移動させられる。よって図6に示すローラブラケ
ット52は駆動レバー23から離れており、変動しやす
い状態となっている。よって図6に示すようにロック突
起45dと位置決め凹部52aとでロックすることによ
り、ディスク再生状態において、ローラブラケット52
が図6において実線で示す状態に安定させられることに
なる。
【0020】次に上記実施例の全体の動作について説明
する。図1はディスク再生状態を示している。この時点
では円板カム25に設けられた駆動ピン26が図示右方
向へ回動されており、駆動レバー23はC方向へ駆動さ
れている。よって連結リンク28は反時計方向へ駆動さ
れ、この連結リンク28に設けられた連結ピン31によ
り切換レバー21がA方向へ駆動されている。図1に示
すように、駆動レバー23に設けられた駆動穴23dに
より第1のロック部材32が時計方向に駆動され、この
ロック部材32に形成されたロックピン32cが図3に
示すドライブシャーシ12の規制溝12bから外れてい
る。また第2のロック部材35は連結ピン37により反
時計方向へ駆動されており、ロック部材35の先部に形
成されたロック溝35aがドライブシャーシ12の支持
板12cの縁部12dから外れている。
【0021】また切換レバー21がA方向へ駆動されて
いることにより、第3のロック部材41が時計方向へ駆
動され、このロック部材41に形成された駆動腕41c
により第4のロック部材45がC方向へ駆動されてい
る。よって第3のロック部材41に形成されているロッ
クピン41bが図5に示すドライブシャーシ12の規制
溝12f内から抜け出ており、且つ第4のロック部材4
5に設けられたロック突起45cが、図6に示すドライ
ブシャーシ12の規制溝12h内から抜け出て、また垂
直面45dが折曲片12gから離れている。このよう
に、図1に示すディスク再生状態では、第1ないし第4
のロック部材が全てドライブシャーシ12から離れ、ド
ライブシャーシ12はロックが解除された状態で、筺体
11内にてオイルダンパーなどの弾性部材13により弾
性的に支持された状態となっている。
【0022】さらに図6に示すように、第4のロック部
材45に形成されたロック突起45dがローラブラケッ
ト52に形成された位置決め凹部52a内に嵌合されて
おり、ローラブラケット52は図6において時計方向へ
回動した状態でロックされている。ローラブラケット5
2が図6において時計方向へ回動していることにより駆
動ローラ51がディスクDから離れており、ディスクD
がターンテーブル14上に設置された状態でクランパに
てクランプされ、再生動作が行われる。ディスクDの挿
入または排出を行うときには、図2に示すように、円板
カム25に設けられた駆動ピン26が図示左方向へ移動
し、駆動レバー23がE方向へ駆動される。この駆動レ
バー23の図示右端に設けられた駆動ピン29は連結リ
ンク28の腕部28aに沿って摺動し、連結リンク28
が時計方向へ駆動され、よって連結ピン31を介して切
換レバー21がB方向へ駆動されている。
【0023】図2の状態では、駆動レバー23に形成さ
れた駆動穴23dにより第1のロック部材32が反時計
方向へ駆動され、また駆動レバー23に形成された規制
凹部23eが規制腕32bに嵌合してロック部材32は
反時計方向へ回動した状態に保持されている。よってこ
のロック部材32に形成されたロックピン32cが図3
に示すドライブシャーシ12の規制溝12bに嵌合す
る。また第2のロック部材35も時計方向へ駆動されて
おり、このロック部材35の先部に設けられたロック溝
35aが、ドライブシャーシ12の支持板12cの縁部
12dを挟み込むようになり(図4参照)、ドライブシ
ャーシ12の鉛直方向(図2の紙面表裏方向)への移動
が規制され、且つロック溝35aが形成されている部分
が支持板12cの折曲立ち上がり面12iに当接してド
ライブシャーシ12がE方向へ移動するのを規制してい
る。
【0024】さらに切換レバー21のB方向への移動に
より第3のロック部材41が反時計方向へ駆動され、ま
たこのロック部材41に形成された駆動腕41cにより
第4のロック部材45がE方向へ駆動されている。そし
て第3のロック部材41に設けられたロックピン41b
が図5に示すドライブシャーシ12の規制溝12fに嵌
合され、また第4のロック部材45に設けられたロック
突起45cが図6に示すドライブシャーシ12の規制溝
12hに嵌合される。
【0025】すなわち第1のロック部材32のロックピ
ン32cによりドライブシャーシ12がE方向へ押され
て規制され、第2のロック部材35のロック溝35aに
より折曲立ち上がり面12iがC方向へ付勢されてい
る。また第3のロック部材41に設けられたロックピン
41bが図5に示すドライブシャーシ12の規制溝12
fをC方向へ押圧し、また第4のロック部材45に設け
られたロック突起45cがドライブシャーシ12の規制
溝12hに嵌合してドライブシャーシ12をE方向へ押
圧している。このように各ロック部材によりドライブシ
ャーシ12はC方向とE方向の相反する方向へそれぞれ
押されており、これによりドライブシャーシ12のE−
C方向への移動が完全に規制されている。
【0026】また、第1のロック部材32の垂直面32
dがドライブシャーシ12の側面12aに当接してドラ
イブシャーシ12がA方向へ押されて規制され、第4の
ロック部材45の垂直面45dが筺体11の側板11d
の内面とドライブシャーシ12の折曲片12gとの間に
介入しドライブシャーシ12がB方向へ押される。さら
に、図4に示すように第2のロック部材35のロック溝
底部35bにより、ドライブシャーシ12の支持板12
cの縁部12dがA方向に押圧され、また第3のロック
部材41の垂直面41dがドライブシャーシ12の折曲
片12eに当接してB方向に付勢する。これによりドラ
イブシャーシ12はA−B方向への移動も完全に規制さ
れる。
【0027】さらに第2のロック部材35のロック溝3
5aにより支持板12cが上下方向から挟まれ、また第
1のロック部材32のロックピン32cが、ドライブシ
ャーシ12の規制溝12bに嵌合することによりこの部
分の側面12dが上下方向に固定され、さらに第3、第
4のロック部材によりドライブシャーシ12のそれぞれ
の折曲片12e,12gが上下方向に固定される。これ
によって、ドライブシャーシ12の鉛直方向の動きが完
全に規制されている。この各ロック部材のロック機能に
よりドライブシャーシ12のA−B方向、E−C方向そ
して紙面垂直方向のあらゆる方向への移動が完全に規制
される。また図6に示す第4のロック部材45のロック
突起45dがローラブラケット52の位置決め凹部52
aから抜け出て、ローラブラケット52が自由状態にな
る。よって図示しない駆動機構によりローラブラケット
52は反時計方向へ駆動され、駆動ローラ51とローラ
シュー54との間にディスクDが挟持されて、ディスク
Dの筺体11内への送り込みおよび排出が行われる。
【0028】なお上記実施例は、車載用のCDプレーヤ
について示しているが、車載用の情報表示装置、ナビゲ
ート装置などにおける各種ディスク再生装置、ディスク
以外の記録媒体を使用した車載用機器のドライブシャー
シのロック機構として使用することが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明では、共通の切換
レバーにより複数のロック部材を動作させ、この複数の
ロック部材によりドライブシャーシを異なる方向から規
制できるようにしている。よって切換レバーを動作させ
るだけでドライブシャーシを確実にロックできて、例え
ばディスクの挿入動作と排出動作などを確実にできるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載用ディスクプレーヤにおいてドライブシャ
ーシが非ロック状態を示す平面図、
【図2】車載用ディスクプレーヤにおいてドライブシャ
ーシがロック状態を示す平面図、
【図3】図1のIII矢視図、
【図4】図2のIV矢視図、
【図5】図2のV矢視図、
【図6】図1のVI矢視図、
【図7】従来の車載用ディスク装置の機構ロック装置を
示す側面図、
【符号の説明】
11 筺体 11a 筺体の底面 12 ドライブシャーシ 12b,12f,12h 規制溝 12c 支持板 13 弾性部材 14 ターンテーブル 16 ピックアップ 21 切換レバー 23 駆動レバー 28 連結リンク 32 第1のロック部材 32c ロックピン 35 第2のロック部材 35a ロック溝 41 第3のロック部材 41b ロックピン 45 第4のロック部材 45c ロック突起 D ディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内に設置される筺体の内部にドライブ
    シャーシが弾性部材を介して支持されている車載用機器
    において、前記筺体には駆動部材により往復駆動される
    切換レバーと、この切換レバーの移動により駆動され且
    つ前記ドライブシャーシに対して互いに異なる方向から
    係止される複数のロック部材が設けられていることを特
    徴とする車載用機器の機構ロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6370105B1 (en) 1998-07-30 2002-04-09 Fujitsu Ten Limited Recording media accommodating apparatus including a playback mechanism that transfers media
US6466524B1 (en) 1998-07-30 2002-10-15 Fujitsu Ten Limited Recording media playback apparatus including a playback mechanism that transfers media

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