JPH05143706A - 図形修正方法および装置 - Google Patents
図形修正方法および装置Info
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- JPH05143706A JPH05143706A JP3331436A JP33143691A JPH05143706A JP H05143706 A JPH05143706 A JP H05143706A JP 3331436 A JP3331436 A JP 3331436A JP 33143691 A JP33143691 A JP 33143691A JP H05143706 A JPH05143706 A JP H05143706A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】図形データにより表現される図形を変更修正す
るにあたり、同一図形の少なくとも一部からなる複数の
図形データのグループを共通にしかも容易に変更修正す
ることを可能とする。 【構成】グループ化処理部11は、CAD処理部1で取
扱い中の画像情報に含まれる図形データ中で、同一図形
で且つ共通の属性パラメータを有する複数の図形データ
の少なくとも一部により構成されるグループを定義す
る。この場合、CAD処理部1で取扱い中でディスプレ
イ3に表示されている画像情報に含まれる図形データよ
り、同一図形で且つ共通の属性パラメータを有する複数
の図形データのうちの所望の図形データを入力装置2を
介してオペレータが指示することにより、グループ化処
理部11で選択的にグループが定義される。グループ編
集部12は、グループ化処理部11で定義されたグルー
プの図形データの属性パラメータを変更することによ
り、当該グループの図形データをその属性パラメータに
ついて共通に変更修正する。
るにあたり、同一図形の少なくとも一部からなる複数の
図形データのグループを共通にしかも容易に変更修正す
ることを可能とする。 【構成】グループ化処理部11は、CAD処理部1で取
扱い中の画像情報に含まれる図形データ中で、同一図形
で且つ共通の属性パラメータを有する複数の図形データ
の少なくとも一部により構成されるグループを定義す
る。この場合、CAD処理部1で取扱い中でディスプレ
イ3に表示されている画像情報に含まれる図形データよ
り、同一図形で且つ共通の属性パラメータを有する複数
の図形データのうちの所望の図形データを入力装置2を
介してオペレータが指示することにより、グループ化処
理部11で選択的にグループが定義される。グループ編
集部12は、グループ化処理部11で定義されたグルー
プの図形データの属性パラメータを変更することによ
り、当該グループの図形データをその属性パラメータに
ついて共通に変更修正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるCAD(comp
uter aided design)システム等のように図形データを
処理するためのシステムにおいて、図形データにより表
現される図形を変更修正するための図形修正方法および
装置に関する。
uter aided design)システム等のように図形データを
処理するためのシステムにおいて、図形データにより表
現される図形を変更修正するための図形修正方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCADシステムにおいて、複数の
図形データを編集する場合には、一般に個々の図形デー
タ毎に編集操作を行うことになる。例えば線分図形の場
合、図10に示すように同一の直線SL上に2個の線分
ABおよびCDがある場合を考える。従来のシステムで
は、これらの線分ABおよびCDの属性パラメータは、
線分毎に個別に存在し、同一の直線SL上に存在するに
もかかわらず特に関連付けられていなかった。
図形データを編集する場合には、一般に個々の図形デー
タ毎に編集操作を行うことになる。例えば線分図形の場
合、図10に示すように同一の直線SL上に2個の線分
ABおよびCDがある場合を考える。従来のシステムで
は、これらの線分ABおよびCDの属性パラメータは、
線分毎に個別に存在し、同一の直線SL上に存在するに
もかかわらず特に関連付けられていなかった。
【0003】すなわち、線分ABおよびCDは、同一の
直線SL上に存在するが、従来のシステムでは、これら
線分ABおよびCDのデータは、各々両端点AとBおよ
びCとDの座標データのみで構成されており、例えば、
記憶手段に格納されたり、編集において取り扱われたり
するデータは、これら両端点AとBおよびCとDの座標
データとなる。つまり、これら線分ABおよびCDのデ
ータは、各々両端点AとBおよびCとDの座標データで
管理される。
直線SL上に存在するが、従来のシステムでは、これら
線分ABおよびCDのデータは、各々両端点AとBおよ
びCとDの座標データのみで構成されており、例えば、
記憶手段に格納されたり、編集において取り扱われたり
するデータは、これら両端点AとBおよびCとDの座標
データとなる。つまり、これら線分ABおよびCDのデ
ータは、各々両端点AとBおよびCとDの座標データで
管理される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のシ
ステムでは、図10のように、例えば、直線SL上にあ
る線分ABおよびCDを共に点Oを中心として角度θだ
け回転移動させて、線分A′B′およびC′D′とした
いときには、各線分毎に線分を回転移動させなければな
らない。すなわち、まず、第1の操作R1により、線分
ABを点Oを中心として角度θだけ回転移動させて線分
A′B′とし、次に第2の操作R2により、線分CDを
点Oを中心として角度θだけ回転移動させて線分C′
D′とする。したがって、2回の操作が必要となる。
ステムでは、図10のように、例えば、直線SL上にあ
る線分ABおよびCDを共に点Oを中心として角度θだ
け回転移動させて、線分A′B′およびC′D′とした
いときには、各線分毎に線分を回転移動させなければな
らない。すなわち、まず、第1の操作R1により、線分
ABを点Oを中心として角度θだけ回転移動させて線分
A′B′とし、次に第2の操作R2により、線分CDを
点Oを中心として角度θだけ回転移動させて線分C′
D′とする。したがって、2回の操作が必要となる。
【0005】上述において、実質的に線分ABおよびC
Dが直線SL上にあるという点を考慮すると、直線SL
を点Oを中心として角度θだけ回転移動させて直線S
L′とするだけで、この直線SL上の線分ABおよびC
Dは直線SL′上の線分A′B′およびC′D′となる
はずである。しかしながら、従来のシステムでは、線分
ABおよびCDのデータは、各々両端点AとBおよびC
とDの座標データのみで管理されており、直線SLとは
関連付けられていなかったため、このような操作を簡単
に行うことはできなかった。
Dが直線SL上にあるという点を考慮すると、直線SL
を点Oを中心として角度θだけ回転移動させて直線S
L′とするだけで、この直線SL上の線分ABおよびC
Dは直線SL′上の線分A′B′およびC′D′となる
はずである。しかしながら、従来のシステムでは、線分
ABおよびCDのデータは、各々両端点AとBおよびC
とDの座標データのみで管理されており、直線SLとは
関連付けられていなかったため、このような操作を簡単
に行うことはできなかった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、図形データにより表現される図形を変更修正
するにあたり、同一図形の少なくとも一部からなる複数
の図形データのグループを共通にしかも容易に変更修正
することを可能とする図形修正方法および装置を提供す
ることを目的としている。
たもので、図形データにより表現される図形を変更修正
するにあたり、同一図形の少なくとも一部からなる複数
の図形データのグループを共通にしかも容易に変更修正
することを可能とする図形修正方法および装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の図形
修正方法は、図形データにより表現される図形を変更修
正するにあたり、同一図形の複数の図形データにより構
成されるグループを定義するグループ化ステップと、こ
のステップで定義されたグループに属する図形データ
を、前記同一図形の属性パラメータを変更することによ
り共通に編集する編集ステップとを有することを特徴と
している。
修正方法は、図形データにより表現される図形を変更修
正するにあたり、同一図形の複数の図形データにより構
成されるグループを定義するグループ化ステップと、こ
のステップで定義されたグループに属する図形データ
を、前記同一図形の属性パラメータを変更することによ
り共通に編集する編集ステップとを有することを特徴と
している。
【0008】本発明に係る第2の図形修正方法は、図形
データにより表現される図形を変更修正するにあたり、
同一図形で且つ共通の属性パラメータを有する複数の図
形データにより構成されるグループを定義するグループ
化ステップと、このステップで定義されたグループに属
する図形データを、前記同一図形の属性パラメータを変
更することにより共通に編集する編集ステップとを有す
ることを特徴としている。
データにより表現される図形を変更修正するにあたり、
同一図形で且つ共通の属性パラメータを有する複数の図
形データにより構成されるグループを定義するグループ
化ステップと、このステップで定義されたグループに属
する図形データを、前記同一図形の属性パラメータを変
更することにより共通に編集する編集ステップとを有す
ることを特徴としている。
【0009】本発明に係る第1の図形修正装置は、図形
データにより表現される図形を変更修正するための図形
修正装置において、同一図形の複数の図形データにより
構成されるグループを定義するグループ化手段と、この
グループ化手段で定義されたグループに属する図形デー
タを、前記同一図形の属性パラメータを変更することに
より共通に編集する編集手段とを具備することを特徴と
している。
データにより表現される図形を変更修正するための図形
修正装置において、同一図形の複数の図形データにより
構成されるグループを定義するグループ化手段と、この
グループ化手段で定義されたグループに属する図形デー
タを、前記同一図形の属性パラメータを変更することに
より共通に編集する編集手段とを具備することを特徴と
している。
【0010】本発明に係る第2の図形修正装置は、図形
データにより表現される図形を変更修正するための図形
修正装置において、同一図形で且つ共通の属性パラメー
タを有する複数の図形データにより構成されるグループ
を定義するグループ化手段と、このグループ化手段で定
義されたグループに属する図形データを、前記同一図形
の属性パラメータを変更することにより共通に編集する
編集手段とを具備することを特徴としている。
データにより表現される図形を変更修正するための図形
修正装置において、同一図形で且つ共通の属性パラメー
タを有する複数の図形データにより構成されるグループ
を定義するグループ化手段と、このグループ化手段で定
義されたグループに属する図形データを、前記同一図形
の属性パラメータを変更することにより共通に編集する
編集手段とを具備することを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明の図形修正方法および装置においては、
同一図形の複数の図形データ、あるいは同一図形で且つ
共通の属性パラメータを有する複数の図形データにより
構成されるグループを定義し、このグループに属する図
形データを、前記同一図形の属性パラメータを変更する
ことにより共通に編集するので、同一グループの図形デ
ータを一度に変更修正することが可能となり、図形の変
更操作を容易に行うことができる。
同一図形の複数の図形データ、あるいは同一図形で且つ
共通の属性パラメータを有する複数の図形データにより
構成されるグループを定義し、このグループに属する図
形データを、前記同一図形の属性パラメータを変更する
ことにより共通に編集するので、同一グループの図形デ
ータを一度に変更修正することが可能となり、図形の変
更操作を容易に行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る図形修正
装置を組み込んだCADシステムの構成を示している。
本実施例のCADシステムでは、同一図形で且つ共通の
属性パラメータを有する複数の図形データから所望に応
じて複数の図形データを予め選択してグループ化し、前
記図形データの共通の属性パラメータを変更修正するこ
とによって、グループ化した複数の図形データを一括し
て修正することを可能としている。
明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る図形修正
装置を組み込んだCADシステムの構成を示している。
本実施例のCADシステムでは、同一図形で且つ共通の
属性パラメータを有する複数の図形データから所望に応
じて複数の図形データを予め選択してグループ化し、前
記図形データの共通の属性パラメータを変更修正するこ
とによって、グループ化した複数の図形データを一括し
て修正することを可能としている。
【0013】図1に示すCADシステムは、CAD処理
部1、入力装置2、ディスプレイ3、出力装置4および
記憶装置5を備えている。CAD処理部1は、CPU
(中央処理装置)を含み、図形修正処理を含むCAD処
理を実行する。入力装置2は、キーボード等の操作入力
装置、マウス等のポインティングデバイスを含み、オペ
レータによる操作入力情報およびCAD処理に必要なそ
の他の外部情報をCAD処理部1に入力する。ディスプ
レイ3は、CAD処理部1による処理画像情報、入力装
置2による入力に関連した情報等の必要な情報を表示す
る。出力装置4は、プロッタまたはプリンタ等を含み、
CAD処理部1による処理画像情報をハードコピーとし
て出力する。記憶装置5は、例えばハードディスク装置
のようなディスク装置等からなり、CAD処理部1と関
連して動作して、処理前、処理後および処理中の画像情
報等のデータを格納する。
部1、入力装置2、ディスプレイ3、出力装置4および
記憶装置5を備えている。CAD処理部1は、CPU
(中央処理装置)を含み、図形修正処理を含むCAD処
理を実行する。入力装置2は、キーボード等の操作入力
装置、マウス等のポインティングデバイスを含み、オペ
レータによる操作入力情報およびCAD処理に必要なそ
の他の外部情報をCAD処理部1に入力する。ディスプ
レイ3は、CAD処理部1による処理画像情報、入力装
置2による入力に関連した情報等の必要な情報を表示す
る。出力装置4は、プロッタまたはプリンタ等を含み、
CAD処理部1による処理画像情報をハードコピーとし
て出力する。記憶装置5は、例えばハードディスク装置
のようなディスク装置等からなり、CAD処理部1と関
連して動作して、処理前、処理後および処理中の画像情
報等のデータを格納する。
【0014】CAD処理部1は、この場合、通常のCA
D処理を実行するための構成に加えて、本発明実施例に
係る図形修正処理を実行するためのグループ化処理部1
1、グループ編集部12およびメモリ13を含んでい
る。グループ化処理部11は、CAD処理部1で取扱い
中の画像情報に含まれる図形データ中で、同一図形で且
つ共通の属性パラメータを有する複数の図形データの少
なくとも一部により構成されるグループを定義する。こ
の場合、CAD処理部1で取扱い中でディスプレイ3に
表示されている画像情報に含まれる図形データより、同
一図形で且つ共通の属性パラメータを有する複数の図形
データのうちの所望の図形データを入力装置2を介して
オペレータが指示することにより、グループ化処理部1
1で選択的にグループが定義される。
D処理を実行するための構成に加えて、本発明実施例に
係る図形修正処理を実行するためのグループ化処理部1
1、グループ編集部12およびメモリ13を含んでい
る。グループ化処理部11は、CAD処理部1で取扱い
中の画像情報に含まれる図形データ中で、同一図形で且
つ共通の属性パラメータを有する複数の図形データの少
なくとも一部により構成されるグループを定義する。こ
の場合、CAD処理部1で取扱い中でディスプレイ3に
表示されている画像情報に含まれる図形データより、同
一図形で且つ共通の属性パラメータを有する複数の図形
データのうちの所望の図形データを入力装置2を介して
オペレータが指示することにより、グループ化処理部1
1で選択的にグループが定義される。
【0015】グループ編集部12は、グループ化処理部
11で定義されたグループの図形データの属性パラメー
タを変更することにより、当該グループの図形データを
その属性パラメータについて共通に変更修正する。メモ
リ13は、グループ化処理部11およびグループ編集部
12の処理に関連する情報を記憶する。このメモリ13
の記憶内容は必要に応じて記憶装置5に転送される。こ
のメモリ13は、CAD処理部1における通常のCAD
処理において使用されるメモリを共用してもよい。
11で定義されたグループの図形データの属性パラメー
タを変更することにより、当該グループの図形データを
その属性パラメータについて共通に変更修正する。メモ
リ13は、グループ化処理部11およびグループ編集部
12の処理に関連する情報を記憶する。このメモリ13
の記憶内容は必要に応じて記憶装置5に転送される。こ
のメモリ13は、CAD処理部1における通常のCAD
処理において使用されるメモリを共用してもよい。
【0016】次に、このような構成のCADシステムに
おける特に図形修正に係る動作を、図2に示すフローチ
ャートを参照して、詳細に説明する。CAD処理の実行
が開始されると、まず、「グループ化モード」を使用す
るか否かが判定され(ステップS1)、「グループ化モ
ード」を使用しない場合は、「通常モード」処理(ステ
ップS2)に移行し、本発明実施例による「グループ化
モード」の図形修正処理を伴わない従来通りの通常CA
D処理が行われる。「グループ化モード」を使用するか
否かは、予めオペレータにより入力される処理モード情
報により設定されている。
おける特に図形修正に係る動作を、図2に示すフローチ
ャートを参照して、詳細に説明する。CAD処理の実行
が開始されると、まず、「グループ化モード」を使用す
るか否かが判定され(ステップS1)、「グループ化モ
ード」を使用しない場合は、「通常モード」処理(ステ
ップS2)に移行し、本発明実施例による「グループ化
モード」の図形修正処理を伴わない従来通りの通常CA
D処理が行われる。「グループ化モード」を使用するか
否かは、予めオペレータにより入力される処理モード情
報により設定されている。
【0017】ステップS1で、「グループ化モード」を
使用すると判定されると、図形要素グループ化設定処理
が開始されて、ディスプレイ3に表示されている図形デ
ータからグループ化しようとする複数の図形要素が選択
され(ステップS3)、選択された図形要素をグループ
として認識してよいかの確認をするために、図形要素の
グループを他の部分と異なる表示属性(例えば、他の部
分と異なる表示色、あるいは他の部分と異なる表示輝度
等)により表示させる(ステップS4)。選択された図
形要素をグループとして認識設定するか否かについて
は、オペレータにより入力装置2を介して情報が入力さ
れてから、その入力内容、すなわちグループ認識の是非
が判定される(ステップS5)。ステップS5で、選択
されている図形要素をグループとして認識すると判定さ
れた場合は、グループ認識設定処理が行われる(ステッ
プS6)。このステップS6では、グループを構成する
図形要素の変更等を行うことも可能である。次にステッ
プS6で設定されたグループの図形要素が同一の属性パ
ラメータを有しているか否かが判定され(ステップS
7)、ステップS6で設定されたグループの図形要素が
同一の属性パラメータを有していない場合は、同一グル
ープ化はできない旨のエラー表示がされ(ステップS
8)、ステップS5に戻る。ステップS6で設定された
グループの図形要素が同一の属性パラメータを有してい
る場合は、グループ化を完了した旨がディスプレイ3に
表示される。以上で、図形要素グループ化設定処理が完
了する。
使用すると判定されると、図形要素グループ化設定処理
が開始されて、ディスプレイ3に表示されている図形デ
ータからグループ化しようとする複数の図形要素が選択
され(ステップS3)、選択された図形要素をグループ
として認識してよいかの確認をするために、図形要素の
グループを他の部分と異なる表示属性(例えば、他の部
分と異なる表示色、あるいは他の部分と異なる表示輝度
等)により表示させる(ステップS4)。選択された図
形要素をグループとして認識設定するか否かについて
は、オペレータにより入力装置2を介して情報が入力さ
れてから、その入力内容、すなわちグループ認識の是非
が判定される(ステップS5)。ステップS5で、選択
されている図形要素をグループとして認識すると判定さ
れた場合は、グループ認識設定処理が行われる(ステッ
プS6)。このステップS6では、グループを構成する
図形要素の変更等を行うことも可能である。次にステッ
プS6で設定されたグループの図形要素が同一の属性パ
ラメータを有しているか否かが判定され(ステップS
7)、ステップS6で設定されたグループの図形要素が
同一の属性パラメータを有していない場合は、同一グル
ープ化はできない旨のエラー表示がされ(ステップS
8)、ステップS5に戻る。ステップS6で設定された
グループの図形要素が同一の属性パラメータを有してい
る場合は、グループ化を完了した旨がディスプレイ3に
表示される。以上で、図形要素グループ化設定処理が完
了する。
【0018】次に、図形要素グループ編集処理に移り、
図形要素編集を行うか否かについて入力装置2を介して
オペレータによる入力が行われてから、その入力内容が
判定される(ステップS10)。上述のステップS5
で、選択図形要素をグループとして認識しないと判定さ
れた場合は、処理はこのステップS10に移る。ステッ
プS10で、図形要素編集を行うと判定された場合は、
オペレータが入力装置2を介してグループの図形要素の
属性パラメータデータの所望の一部または全部を共通に
変更設定する(ステップS11)。ステップS11でグ
ループの図形要素の属性パラメータデータの一部または
全部が共通に変更設定されると、それに従って同一グル
ープの図形要素が共通に変更される(ステップS1
2)。そして、図形要素グループ編集処理を終了し、シ
ステムは次の処理へ移行する。ステップS10で、図形
要素編集をしないと判定された場合は、その時点で直ち
に図形要素グループ編集処理を中止し、システムは次の
処理へ移行する。
図形要素編集を行うか否かについて入力装置2を介して
オペレータによる入力が行われてから、その入力内容が
判定される(ステップS10)。上述のステップS5
で、選択図形要素をグループとして認識しないと判定さ
れた場合は、処理はこのステップS10に移る。ステッ
プS10で、図形要素編集を行うと判定された場合は、
オペレータが入力装置2を介してグループの図形要素の
属性パラメータデータの所望の一部または全部を共通に
変更設定する(ステップS11)。ステップS11でグ
ループの図形要素の属性パラメータデータの一部または
全部が共通に変更設定されると、それに従って同一グル
ープの図形要素が共通に変更される(ステップS1
2)。そして、図形要素グループ編集処理を終了し、シ
ステムは次の処理へ移行する。ステップS10で、図形
要素編集をしないと判定された場合は、その時点で直ち
に図形要素グループ編集処理を中止し、システムは次の
処理へ移行する。
【0019】次に、上述の動作を具体的な例について説
明する。例えば、対象図形が線分である場合、図3に示
すように、同一の直線SL上に3個の線分AB、CD、
およびEFがある場合を考える。 (1) オペレータは、線分ABおよびCDを同一グループ
にするために、ステップS3において、線分ABおよび
CDを同一グループとして選択する。 (2) ステップS5およびS6において線分ABおよびC
Dを同一グループとして設定することが確認されると、
システムは、ステップS7で、線分ABおよびCDの属
性パラメータをそれぞれ確認し、共通の属性パラメータ
として同一の直線SLの属性パラメータを有することを
認識すれば、同一のグループとしてグループ化すること
が可能であると判断し、グループ化の完了を表示する。
このとき、共通の属性パラメータが存在しなければ、ス
テップS8において、それらの図形データを“同一グル
ープにすることができない”旨のエラー表示がされる。
明する。例えば、対象図形が線分である場合、図3に示
すように、同一の直線SL上に3個の線分AB、CD、
およびEFがある場合を考える。 (1) オペレータは、線分ABおよびCDを同一グループ
にするために、ステップS3において、線分ABおよび
CDを同一グループとして選択する。 (2) ステップS5およびS6において線分ABおよびC
Dを同一グループとして設定することが確認されると、
システムは、ステップS7で、線分ABおよびCDの属
性パラメータをそれぞれ確認し、共通の属性パラメータ
として同一の直線SLの属性パラメータを有することを
認識すれば、同一のグループとしてグループ化すること
が可能であると判断し、グループ化の完了を表示する。
このとき、共通の属性パラメータが存在しなければ、ス
テップS8において、それらの図形データを“同一グル
ープにすることができない”旨のエラー表示がされる。
【0020】(3) 同一グループとしてのグループ化が完
了した時点では、線分ABおよびCDは、同一の属性パ
ラメータを有する同一のグループとしてシステムに認識
設定されている。以上により、図形要素グループ化設定
処理が終了する。 (4) そして、線分ABおよびCDを点Oを中心として角
度θだけ回転移動させたいときは、上述のようにして線
分ABおよびCDを同一グループの図形データとして選
択してグループ化し、これらグループ化された線分AB
およびCDが共通に有する属性パラメータをオペレータ
が修正することにより、線分ABおよびCDを一度に変
更修正することができる。例えば、グループ修正とし
て、線分ABを選択して、属性パラメータとしての角度
θを修正すれば、同一グループに属する線分CDも同時
に修正され、図3に示すように直線SL′上に移動して
線分A′B′およびC′D′となる。このとき、線分A
BおよびCDと同一の直線SL上に存在する線分EF
は、本来、線分ABおよびCDと共通の属性パラメータ
を持っている(あるいは持つことができる)が、同一の
グループとしてグループ化して選択していないため、グ
ループ編集の対象外となり、線分EFは移動しない。
了した時点では、線分ABおよびCDは、同一の属性パ
ラメータを有する同一のグループとしてシステムに認識
設定されている。以上により、図形要素グループ化設定
処理が終了する。 (4) そして、線分ABおよびCDを点Oを中心として角
度θだけ回転移動させたいときは、上述のようにして線
分ABおよびCDを同一グループの図形データとして選
択してグループ化し、これらグループ化された線分AB
およびCDが共通に有する属性パラメータをオペレータ
が修正することにより、線分ABおよびCDを一度に変
更修正することができる。例えば、グループ修正とし
て、線分ABを選択して、属性パラメータとしての角度
θを修正すれば、同一グループに属する線分CDも同時
に修正され、図3に示すように直線SL′上に移動して
線分A′B′およびC′D′となる。このとき、線分A
BおよびCDと同一の直線SL上に存在する線分EF
は、本来、線分ABおよびCDと共通の属性パラメータ
を持っている(あるいは持つことができる)が、同一の
グループとしてグループ化して選択していないため、グ
ループ編集の対象外となり、線分EFは移動しない。
【0021】ここで、本実施例において用いることので
きる属性パラメータの一例について説明する。例えば、
図4に示すような線分GHが持ち得る属性パラメータ
は、2点GおよびHを通る直線SLの属性パラメータで
ある。直線SLの属性パラメータは、例えば直線SL上
の1点の座標および直線SLの角度基準に対する角度θ
等のパラメータである。また、図5に示すような円弧I
Jが持ち得る属性パラメータは、2点IおよびJを通
り、中心をOとする円CCの属性パラメータである。円
CCの属性パラメータは、例えば中心Oの座標および円
CCの半径r等のパラメータである。図6に示すような
自由曲線線分KLが持ち得る属性パラメータは、2点K
およびLを通る自由曲線CLの属性パラメータである。
自由曲線CLの属性パラメータは、例えば自由曲線CL
の変曲点の座標およびその曲率情報等のパラメータであ
る。
きる属性パラメータの一例について説明する。例えば、
図4に示すような線分GHが持ち得る属性パラメータ
は、2点GおよびHを通る直線SLの属性パラメータで
ある。直線SLの属性パラメータは、例えば直線SL上
の1点の座標および直線SLの角度基準に対する角度θ
等のパラメータである。また、図5に示すような円弧I
Jが持ち得る属性パラメータは、2点IおよびJを通
り、中心をOとする円CCの属性パラメータである。円
CCの属性パラメータは、例えば中心Oの座標および円
CCの半径r等のパラメータである。図6に示すような
自由曲線線分KLが持ち得る属性パラメータは、2点K
およびLを通る自由曲線CLの属性パラメータである。
自由曲線CLの属性パラメータは、例えば自由曲線CL
の変曲点の座標およびその曲率情報等のパラメータであ
る。
【0022】これらの属性パラメータの変更によって、
線分図形では、その移動(X、Y座標変更)、回転(θ
変更)が可能であり、円弧図形では半径の変更(r変
更)が可能であり、緩曲線分では曲線そのものの変更が
可能である。ちなみに、円弧図形の変更の場合について
具体的に説明する。例えば、図7に示す同一の円CC上
の円弧MNおよびPQが同一のグループにグループ化さ
れたとする。この場合、円弧図形である図形要素MNの
属性パラメータについて、円CCの中心OのXY座標を
点O′へ移動し、円の中心に対して角度θだけ回転移動
し、円CCの半径Rを半径R′へ変更すると、一度に図
示のような円CC′上の円弧MN′およびPQ′が得ら
れる。
線分図形では、その移動(X、Y座標変更)、回転(θ
変更)が可能であり、円弧図形では半径の変更(r変
更)が可能であり、緩曲線分では曲線そのものの変更が
可能である。ちなみに、円弧図形の変更の場合について
具体的に説明する。例えば、図7に示す同一の円CC上
の円弧MNおよびPQが同一のグループにグループ化さ
れたとする。この場合、円弧図形である図形要素MNの
属性パラメータについて、円CCの中心OのXY座標を
点O′へ移動し、円の中心に対して角度θだけ回転移動
し、円CCの半径Rを半径R′へ変更すると、一度に図
示のような円CC′上の円弧MN′およびPQ′が得ら
れる。
【0023】なお、同一の図形データは本来共通の属性
パラメータを持ち得るので、通常の場合グループ化され
る図形データは同一の図形データの中から選択される。
上述のように、同一図形で且つ共通の属性パラメータを
有する複数の図形データをグループ化させることによ
り、属性パラメータを共通に変更させる一度の操作で同
一グループにグループ化された図形要素を一括して編集
することができる。
パラメータを持ち得るので、通常の場合グループ化され
る図形データは同一の図形データの中から選択される。
上述のように、同一図形で且つ共通の属性パラメータを
有する複数の図形データをグループ化させることによ
り、属性パラメータを共通に変更させる一度の操作で同
一グループにグループ化された図形要素を一括して編集
することができる。
【0024】次に、図8は、本発明の第2の実施例に係
る図形修正装置を組み込んだCADシステムのフローチ
ャートを示している。この第2の実施例では、第1の実
施例で説明した「通常モード」と「グループ化モード」
に加えて「同一属性全対象モード」を有する。処理がス
タートすると、直ちにオペレータにより前記3つの動作
モードのうちいずれか1つの動作モードが選択され(ス
テップS21)、選択された動作モードに応じた処理が
実行される。すなわち、ステップS21で、「通常モー
ド」が選択された場合は同一属性パラメータの一括編集
を含まない通常のCAD処理が行われ(ステップS2
2)、ステップS21で、「グループ化モード」が選択
された場合は第1の実施例で説明したように同一属性パ
ラメータを持ち得る図形要素を所望に応じて選択的にグ
ループ化して共通属性パラメータの一括編集を用いた処
理が行われる(ステップS23)。そして、ステップS
21で、「同一属性全対象モード」が選択された場合は
後述するように同一属性パラメータを持ち得る全図形要
素を対象にして共通属性パラメータの一括編集を用いた
処理が行われる(ステップS24)。
る図形修正装置を組み込んだCADシステムのフローチ
ャートを示している。この第2の実施例では、第1の実
施例で説明した「通常モード」と「グループ化モード」
に加えて「同一属性全対象モード」を有する。処理がス
タートすると、直ちにオペレータにより前記3つの動作
モードのうちいずれか1つの動作モードが選択され(ス
テップS21)、選択された動作モードに応じた処理が
実行される。すなわち、ステップS21で、「通常モー
ド」が選択された場合は同一属性パラメータの一括編集
を含まない通常のCAD処理が行われ(ステップS2
2)、ステップS21で、「グループ化モード」が選択
された場合は第1の実施例で説明したように同一属性パ
ラメータを持ち得る図形要素を所望に応じて選択的にグ
ループ化して共通属性パラメータの一括編集を用いた処
理が行われる(ステップS23)。そして、ステップS
21で、「同一属性全対象モード」が選択された場合は
後述するように同一属性パラメータを持ち得る全図形要
素を対象にして共通属性パラメータの一括編集を用いた
処理が行われる(ステップS24)。
【0025】ステップS24の「同一属性全対象モー
ド」における同一属性パラメータを持ち得る全図形要素
を対象にした共通属性パラメータの一括編集を用いた処
理の詳細を図9に示す。図9において、ディスプレイ3
に表示されている図形データ中の任意の図形要素を指示
するとその図形要素と同一の属性パラメータを持ち得る
全図形要素が選択され(ステップS31)、選択された
同一の属性パラメータを持ち得る全図形要素が、確認の
ため、他の部分と異なる表示属性(例えば、他の部分と
異なる表示色、あるいは他の部分と異なる表示輝度等)
により表示される(ステップS32)。次に、図形要素
編集を行うか否かについて入力装置2を介してオペレー
タによる入力が行われてから、その入力内容が判定され
る(ステップS33)。ステップS33で、図形要素編
集を行うと判定された場合は、オペレータが入力装置2
を介して対象となっている図形要素の共通の属性パラメ
ータデータの所望の一部または全部を共通に変更設定す
る(ステップS34)。ステップS34でグループの図
形要素の属性パラメータデータの一部または全部が共通
に変更設定されると、それに従って同一グループの図形
要素が共通に変更される(ステップS35)。そして、
図形要素の編集処理を終了し、システムは次の処理へ移
行する。ステップS33で、図形要素編集をしないと判
定された場合は、その時点で直ちに図形要素の編集処理
を中止し、システムは次の処理へ移行する。
ド」における同一属性パラメータを持ち得る全図形要素
を対象にした共通属性パラメータの一括編集を用いた処
理の詳細を図9に示す。図9において、ディスプレイ3
に表示されている図形データ中の任意の図形要素を指示
するとその図形要素と同一の属性パラメータを持ち得る
全図形要素が選択され(ステップS31)、選択された
同一の属性パラメータを持ち得る全図形要素が、確認の
ため、他の部分と異なる表示属性(例えば、他の部分と
異なる表示色、あるいは他の部分と異なる表示輝度等)
により表示される(ステップS32)。次に、図形要素
編集を行うか否かについて入力装置2を介してオペレー
タによる入力が行われてから、その入力内容が判定され
る(ステップS33)。ステップS33で、図形要素編
集を行うと判定された場合は、オペレータが入力装置2
を介して対象となっている図形要素の共通の属性パラメ
ータデータの所望の一部または全部を共通に変更設定す
る(ステップS34)。ステップS34でグループの図
形要素の属性パラメータデータの一部または全部が共通
に変更設定されると、それに従って同一グループの図形
要素が共通に変更される(ステップS35)。そして、
図形要素の編集処理を終了し、システムは次の処理へ移
行する。ステップS33で、図形要素編集をしないと判
定された場合は、その時点で直ちに図形要素の編集処理
を中止し、システムは次の処理へ移行する。
【0026】この場合のシステム構成は、図1に示した
構成におけるグループ化処理部11に「同一属性全対象
モード」において同一の属性パラメータを持ち得る全図
形要素を選択してグループ化する機能を持たせ、グルー
プ編集部12およびメモリ13を「同一属性全対象モー
ド」においても共通に使用するようにすればよい。な
お、上述においては、同一の属性パラメータを持ち得る
図形要素を全て選択してグループ化し、あるいはその一
部をオペレータにより選択してグループ化するようにし
たが、基本的に同一の図形であれば同一の属性パラメー
タを持ち得るため属性パラメータの変更により共通に編
集することが可能となる。例えば、直線図形において
は、属性パラメータとして直線の傾斜角度のパラメータ
を持ち得るし、円弧または円図形においては、属性パラ
メータとして円または円弧の半径のパラメータを持ち得
る。そこで、座標位置にかかわらず画面上の同一図形の
一部または全部からなる複数の図形データをグループと
して設定し、直線の傾斜角度のパラメータや円または円
弧の半径のパラメータ等を変更するようにすれば、グル
ープ内の全ての直線の傾斜角度や円または円弧の半径等
を一括して同様に変更することができる。
構成におけるグループ化処理部11に「同一属性全対象
モード」において同一の属性パラメータを持ち得る全図
形要素を選択してグループ化する機能を持たせ、グルー
プ編集部12およびメモリ13を「同一属性全対象モー
ド」においても共通に使用するようにすればよい。な
お、上述においては、同一の属性パラメータを持ち得る
図形要素を全て選択してグループ化し、あるいはその一
部をオペレータにより選択してグループ化するようにし
たが、基本的に同一の図形であれば同一の属性パラメー
タを持ち得るため属性パラメータの変更により共通に編
集することが可能となる。例えば、直線図形において
は、属性パラメータとして直線の傾斜角度のパラメータ
を持ち得るし、円弧または円図形においては、属性パラ
メータとして円または円弧の半径のパラメータを持ち得
る。そこで、座標位置にかかわらず画面上の同一図形の
一部または全部からなる複数の図形データをグループと
して設定し、直線の傾斜角度のパラメータや円または円
弧の半径のパラメータ等を変更するようにすれば、グル
ープ内の全ての直線の傾斜角度や円または円弧の半径等
を一括して同様に変更することができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、図
形データにより表現される図形を変更修正するにあた
り、同一図形の複数の図形データ、あるいは同一図形で
且つ共通の属性パラメータを有する複数の図形データに
より構成されるグループを定義し、このグループに属す
る図形データを、前記同一図形の属性パラメータを変更
することにより共通に編集するようにして、同一図形の
少なくとも一部からなる複数の図形データのグループを
共通にしかも容易に変更修正することを可能とする図形
修正方法および装置を提供することができる。
形データにより表現される図形を変更修正するにあた
り、同一図形の複数の図形データ、あるいは同一図形で
且つ共通の属性パラメータを有する複数の図形データに
より構成されるグループを定義し、このグループに属す
る図形データを、前記同一図形の属性パラメータを変更
することにより共通に編集するようにして、同一図形の
少なくとも一部からなる複数の図形データのグループを
共通にしかも容易に変更修正することを可能とする図形
修正方法および装置を提供することができる。
【図1】 本発明の第1の実施例に係る図形修正装置を
組み込んだCADシステムの構成を説明するブロック図
である。
組み込んだCADシステムの構成を説明するブロック図
である。
【図2】 図1の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】 図1の実施例の動作を説明するための模式的
説明図である。
説明図である。
【図4】 図1の実施例の動作を説明するための模式的
説明図である。
説明図である。
【図5】 図1の実施例の動作を説明するための模式的
説明図である。
説明図である。
【図6】 図1の実施例の動作を説明するための模式的
説明図である。
説明図である。
【図7】 図1の実施例の動作を説明するための模式的
説明図である。
説明図である。
【図8】 本発明の第2の実施例に係る図形修正装置を
組み込んだCADシステムの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
組み込んだCADシステムの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】 図8の一部を詳細に説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図10】 従来のCADシステムにおける動作を説明
するための図である。
するための図である。
1…CAD処理部、2…入力装置、3…ディスプレイ、
4…出力装置、5…記憶装置、11…グループ化処理
部、12…グループ編集部、13…メモリ。
4…出力装置、5…記憶装置、11…グループ化処理
部、12…グループ編集部、13…メモリ。
Claims (8)
- 【請求項1】 図形データにより表現される図形を変更
修正するにあたり、 同一図形の複数の図形データにより構成されるグループ
を定義するグループ化ステップと、 このステップで定義されたグループに属する図形データ
を、前記同一図形の属性パラメータを変更することによ
り共通に編集する編集ステップとを有することを特徴と
する図形修正方法。 - 【請求項2】 グループ化ステップは、同一図形の複数
の図形データの少なくとも一部を選択的に指定するステ
ップと、 このステップにより選択的に指定された複数の図形デー
タによりグループを定義するステップとを含むことを特
徴とする請求項1に記載の図形修正方法。 - 【請求項3】 図形データにより表現される図形を変更
修正するにあたり、 同一図形で且つ共通の属性パラメータを有する複数の図
形データにより構成されるグループを定義するグループ
化ステップと、 このステップで定義されたグループに属する図形データ
を、前記同一図形の属性パラメータを変更することによ
り共通に編集する編集ステップとを有することを特徴と
する図形修正方法。 - 【請求項4】 グループ化ステップは、同一図形で且つ
共通の属性パラメータを有する複数の図形データの少な
くとも一部を選択的に指定するステップと、 このステップにより選択的に指定された複数の図形デー
タによりグループを定義するステップとを含むことを特
徴とする請求項3に記載の図形修正方法。 - 【請求項5】 図形データにより表現される図形を変更
修正するための図形修正装置において、 同一図形の複数の図形データにより構成されるグループ
を定義するグループ化手段と、 このグループ化手段で定義されたグループに属する図形
データを、前記同一図形の属性パラメータを変更するこ
とにより共通に編集する編集手段とを具備することを特
徴とする図形修正装置。 - 【請求項6】 グループ化手段は、同一図形の複数の図
形データの少なくとも一部を選択的に指定する手段と、 この手段により選択的に指定された複数の図形データに
よりグループを定義する手段とを含むことを特徴とする
請求項5に記載の図形修正装置。 - 【請求項7】 図形データにより表現される図形を変更
修正するための図形修正装置において、 同一図形で且つ共通の属性パラメータを有する複数の図
形データにより構成されるグループを定義するグループ
化手段と、 このグループ化手段で定義されたグループに属する図形
データを、前記同一図形の属性パラメータを変更するこ
とにより共通に編集する編集手段とを具備することを特
徴とする図形修正装置。 - 【請求項8】 グループ化手段は、同一図形で且つ共通
の属性パラメータを有する複数の図形データの少なくと
も一部を選択的に指定する手段と、 この手段により選択的に指定された複数の図形データに
よりグループを定義する手段とを含むことを特徴とする
請求項7に記載の図形修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3331436A JPH05143706A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 図形修正方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3331436A JPH05143706A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 図形修正方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05143706A true JPH05143706A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=18243647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3331436A Pending JPH05143706A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 図形修正方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05143706A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006268675A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Toyota Motor Corp | 図面管理システム、図面管理方法 |
JP2008154026A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Seiko Epson Corp | アイテム編集装置、アイテム編集方法及びプログラム |
JP2009211598A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 組版装置、組版方法、及び組版処理プログラム |
JP2022080775A (ja) * | 2020-11-18 | 2022-05-30 | 横河電機株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0336668A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | Cadシステムにおける形状生成方式 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP3331436A patent/JPH05143706A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0336668A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | Cadシステムにおける形状生成方式 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006268675A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Toyota Motor Corp | 図面管理システム、図面管理方法 |
JP4661297B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-03-30 | トヨタ自動車株式会社 | 図面管理システム、図面管理方法 |
JP2008154026A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Seiko Epson Corp | アイテム編集装置、アイテム編集方法及びプログラム |
JP2009211598A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 組版装置、組版方法、及び組版処理プログラム |
JP2022080775A (ja) * | 2020-11-18 | 2022-05-30 | 横河電機株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
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