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JPH05146953A - 工具の刃折れ検出装置 - Google Patents

工具の刃折れ検出装置

Info

Publication number
JPH05146953A
JPH05146953A JP31256091A JP31256091A JPH05146953A JP H05146953 A JPH05146953 A JP H05146953A JP 31256091 A JP31256091 A JP 31256091A JP 31256091 A JP31256091 A JP 31256091A JP H05146953 A JPH05146953 A JP H05146953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
drill
reamer
arm
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31256091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Ema
間 廣 美 江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP31256091A priority Critical patent/JPH05146953A/ja
Publication of JPH05146953A publication Critical patent/JPH05146953A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で確実に工具の刃折れ検出を行なうこ
と。 【構成】 保持ヘッド13により保持された工具15,
16の側方に支柱21が配設され、支柱21にアーム2
2が揺動自在に取付けられている。アーム22には接触
スイッチ23が固定され、接触スイッチ23の先端には
接触子24が取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工具の刃折れ検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばクランクシャフト等のワ
ークにガバナを取付ける際、クランクシャフトの端面に
ガバナ取付用の位置決め穴を開けている。このようにク
ンラクシャフトに位置決め穴を開けるために、保持ヘッ
ドにより保持された穴開工具、例えばドリルまたはリー
マが用いられている。
【0003】ところで、保持ヘッドにより保持されたド
リルまたはリーマ等の穴開工具の先端が、穴開作業中に
破損する場合がある。このような工具の刃折れに対して
は、従来、工具に加わる切削抵抗から衝撃波を検出する
方法、あるいは工具の側方に近接スイッチを配置する方
法が考えられている。しかしながら、衝撃波を検出する
方法の場合は、検出装置が高価となるので好ましくな
く、また近接スイッチを配設する方法の場合は、例えば
ドリルのリード溝の影響で信頼できる検出を行なうこと
ができないという問題がある。
【0004】他方、穴開加工された加工穴の有無をチエ
ックする検出方法、すなわち加工穴が無ければ穴開加工
されておらず工具が刃折れしていると判断する方法も考
えられる。しかし加工穴の有無をチエックする方法にお
いては、加工穴の位置を変化させた場合に十分対応する
ことができないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
刃折れ検出方法としては、衝撃波を検出する方法、近接
スイッチによる方法、および加工穴の有無のチエック方
法等が考えられるが、これらは高価であったり、信頼で
きる検出を行なうことができないという問題がある。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、安価でかつ信頼性の高い検出を行なうこと
ができる工具の刃折れ検出装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、保持ヘッドに
より保持された工具の側方に配設された支柱と、この支
柱に前記工具と平行する揺動軸を中心として揺動自在に
取付けられたアームと、このアームに固定され先端に前
記工具に当接自在の接触子を有する接触スイッチとを備
えたことを特徴とする工具の刃折れ検出装置である。
【0008】
【作用】支柱に取付けられたアームを工具側へ揺動さ
せ、接触子を直接工具に当接させ、接触子の当接状態を
接触スイッチにより検知し刃折れ検出を行なう。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図4は本発明による工具の刃折れ
検出装置の一実施例を示す図である。
【0010】まず図3および図4により、例えばクラン
クシャフト等のワークWに位置決め穴を開ける多軸工作
機械10について説明する。多軸工作機械10はベース
33上を摺動する固定部11と、この固定部11に回転
自在に設けられた多軸の保持ヘッド13と備えている。
保持ヘッド13は穴開工具、例えばドリル15およびリ
ーマ16を回転自在に保持している。ドリル15および
リーマ16は固定部11に取付けられたモータMにより
回転駆動されるようになっており、図3の矢印L方向へ
順次搬送されるワークWに対して穴開加工およびリーマ
加工を施すようになっている。
【0011】また、保持ヘッド13によって保持された
ドリル15およびリーマ16の側方に刃折れ検出装置2
0が配設されている。刃折れ検出装置20は、多軸工作
機械10の固定部11側に固着された支柱21と、支柱
21に揺動ピン27を介して揺動自在に取付けられたア
ーム22と、アーム22に固定された接触スイッチ23
とを備えている。
【0012】次に図1および図2により、刃折れ検出装
置20について詳述する。図1および図2はドリル側の
刃折れ検出装置について説明しているが、リーマ側の刃
折れ検出装置も同様の構成となっている。図2に示すよ
うに、アーム22はL字形をなしており、工具、例えば
ドリル15と平行に延びる揺動ピン27を中心として揺
動自在となっている。またアーム22の先端側には接触
スイッチ23が固定されており、この接触スイッチ23
の先端には挟み易いワイヤからなる接触子24が取付け
られている。接触子24はアーム22の揺動により、ド
リル15の先端と当接するようになっている。接触子2
4はドリル15の先端と当接すると挟み、これによって
接触スイッチ23をONさせるようになっている。
【0013】また、図1に示すようにアーム22の基端
部28には、支柱21と平行に配設されてたシリンダ2
6のシリンダロッド26aが回動自在に連結されてい
る。
【0014】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。
【0015】まず、図3および図4に示すように、多軸
工作機械10の個定部11がワークW側へ接近する。そ
して同一ピッチ(ドリル15とリーマ16との間の距
離)で順次搬送されてくるワークWに対してドリル15
により穴開加工を施すとともに、ドリル15によって穴
開加工された加工穴に対して、リーマ16によってリー
マ加工を施す、この場合、刃折れ検出装置20のシリン
ダロッド26aがシリンダ26内に引込み、アーム22
および接触子24は上方を向いている。
【0016】ドリル15による穴開加工およびリーマ1
6によるリーマ加工が終了すると、多軸工作機械10が
ワークWから離れドリル15およびリーマ16の回転が
停止し、ワークWの搬送が行なわれる。この間、刃折れ
検出装置20のシリンダ26が作動してシリンダロッド
26が上昇し、アーム22がドリル15およびリーマ1
6側に横方向に揺動する。このようなアーム22の横方
向への揺動によって接触子24がドリル15の先端およ
びリーマ16の先端と当接し、接触スイッチ23がON
となる。
【0017】この接触スイッチ23のONにより、シリ
ンダ26が再び作動してシリンダロッド26aがシリン
ダ26内に引込み、アーム22および接触子24を上方
にへ向ける。このようにアーム22が上方に向いた場合
は、ドリル15およびリーマ16の加工作業に支障が生
じることはない。その後、ドリル15およびリーマ16
による加工作業が続行される。
【0018】他方、アーム22がドリル15およびリー
マ16側へ揺動しても接触スイッチ23がONしない場
合は、直ちに工具の刃折れと判断され、多軸工作機械1
0が停止するとともに「刃折れ」の警報が表示される。
【0019】本実施例によれば、アーム22がドリル1
5およびリーマ16側に揺動し、接触子24を直接ドリ
ル15およびリーマ16に当接させて刃折れを検出する
ので、確実な刃折れ検出を行なうことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればア
ームを工具側へ揺動させ、接触子を工具に直接当接させ
て刃折れ検出を行なうので、確実に刃折れ検出を行なう
ことができる。また、衝撃波検出のような高価な検出装
置を用いなくても良いので、安価で信頼性の高い検出装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工具の刃折れ検出装置の一実施例
を示す正面図。
【図2】図1に示す刃折れ検出装置の平面図。
【図3】多軸工作機械を示す平面図。
【図4】多軸工作機械を示す側面図。
【符号の説明】
20 刃折れ検出装置 21 支柱 22 アーム 23 接触スイッチ 24 接触子 27 揺動ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持ヘッドにより保持された工具の側方に
    配設された支柱と、この支柱に前記工具と平行する揺動
    軸を中心として揺動自在に取付けられたアームと、この
    アームに固定され先端に前記工具に当接自在の接触子を
    有する接触スイッチとを備えたことを特徴とする工具の
    刃折れ検出装置。
JP31256091A 1991-11-27 1991-11-27 工具の刃折れ検出装置 Pending JPH05146953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31256091A JPH05146953A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 工具の刃折れ検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31256091A JPH05146953A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 工具の刃折れ検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05146953A true JPH05146953A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18030685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31256091A Pending JPH05146953A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 工具の刃折れ検出装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05146953A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014084376A1 (ja) 2012-11-30 2014-06-05 コマツNtc株式会社 工作機械

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014084376A1 (ja) 2012-11-30 2014-06-05 コマツNtc株式会社 工作機械
KR20150088246A (ko) 2012-11-30 2015-07-31 코마츠 엔티씨 가부시끼가이샤 공작 기계
US9561570B2 (en) 2012-11-30 2017-02-07 Komatsu Ntc Ltd. Machine tool

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