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JPH05135381A - 光デイスク制御装置 - Google Patents

光デイスク制御装置

Info

Publication number
JPH05135381A
JPH05135381A JP29604891A JP29604891A JPH05135381A JP H05135381 A JPH05135381 A JP H05135381A JP 29604891 A JP29604891 A JP 29604891A JP 29604891 A JP29604891 A JP 29604891A JP H05135381 A JPH05135381 A JP H05135381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
error signal
light spot
focus error
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29604891A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Takahashi
哲 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP29604891A priority Critical patent/JPH05135381A/ja
Publication of JPH05135381A publication Critical patent/JPH05135381A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光スポットのトラック横断による干渉を低減
し、シーク動作の安定化を図る。 【構成】 シーク動作時に光スポットがトラックを横断
すると、フォーカスエラー信号が干渉を受けシーク動作
が不安定となる。そこで、シーク中はバイアス発生回路
7およびスイッチSWを介してフォーカスエラー信号F
Eに一定のバイアス電圧を印加することにより、光スポ
ットSPをジャストフォーカス点からずらして横断によ
る干渉を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク制御装
置、特にシーク動作中の動作を安定化し得る光ディスク
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は一般的な光ディスク制御装置の主
要構成図である。同図において、1は光ディスク、2は
レンズアクチュエータ、3は光ヘッド、4はフォーカス
サーボ回路、5はパワーアンプ、6はフォーカスエラー
検出回路を示す。すなわち、光ディスク1に相対する光
ヘッド3には、光ヘッド3を上下方向に移動させるレン
ズアクチュエータ2が設けられている。フォーカスエラ
ー検出回路6は、光スポットSPの合焦(ジャストフォ
ーカス)位置からの偏差を検出し、これをフォーカスエ
ラー信号FEとして出力する。フォーカスサーボ回路4
はこのフォーカスエラー信号FEにもとづき、パワーア
ンプ5を介してレンズアクチュエータ2を動作させ、光
スポットSPを合焦点に制御することにより、光スポッ
トSPのフォーカスずれをなくすようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなフォーカス
サーボ制御は光スポットのトラック追従時(トラッキン
グ時)、光スポットの目的トラックへの移動時(シーク
時)の如何に関わらず実行される。ところで、光スポッ
トがトラックを横断して行くと、光スポットのフォーカ
スエラー信号FEに、トラックピッチを周期とする交流
信号が載ってしまうことが知られており、これは、フォ
ーカスエラー信号のトラック横断による干渉成分(クロ
ストーク)と考えられている。この干渉成分はフォーカ
スサーボ制御系に外乱として作用し、シーク中の光スポ
ットをフォーカス方向に移動させることになる。そし
て、この干渉が大きいとシーク動作が不安定となり、シ
ークエラーを引き起こすという問題が生じる。したがっ
て、この発明の課題は光スポットのトラック横断による
干渉を少なくし、シーク動作を安定化することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、第1の発明では、光スポットのフォーカスずれ
を検出してフォーカスエラー信号を出力するフォーカス
エラー検出回路と、このフォーカスエラー信号にもとづ
きレンズアクチュエータを介して光スポットのフォーカ
スずれをなくすようフォーカス制御するフォーカスサー
ボ回路とを少なくとも有してなる光ディスク制御装置に
おいて、一定のバイアス電圧信号を出力するバイアス発
生回路と、このバイアス電圧信号をシーク期間中のみ有
効とするスイッチと、このスイッチを介するバイアス電
圧信号と前記フォーカスエラー信号とを加算する加算器
とを設け、シーク期間中はこの加算器からの出力にもと
づきフォーカス制御することを特徴としている。
【0005】また、第2の発明では、光スポットのフォ
ーカスずれを検出してフォーカスエラー信号を出力する
フォーカスエラー検出回路と、このフォーカスエラー信
号にもとづきレンズアクチュエータを介して光スポット
のフォーカスずれをなくすようフォーカス制御するフォ
ーカスサーボ回路とを少なくとも有してなる光ディスク
制御装置において、光スポットのトラックずれを検出し
てトラックエラー信号を出力するトラックエラー検出回
路と、このトラックエラー検出回路からの出力を所定量
だけ移相させる移相器と、この移相器出力を一定の比率
で減衰させる減衰器と、この減衰器からの出力をシーク
期間中のみ有効とするスイッチと、このスイッチを介す
る減衰器出力信号と前記フォーカスエラー信号とを加算
する加算器とを設け、シーク期間中はこの加算器からの
出力にもとづきフォーカス制御することを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】シーク動作中は、フォーカスエラー信号に一定
のバイアス信号を加算して光スポットをジャストフォー
カス点から一定量だけずらし、光ディスク上の光スポッ
ト径を大きくすることにより、フォーカスエラー信号の
干渉成分を減少させるようにするか、またはフォーカス
エラー信号の干渉成分と逆位相で同振幅の信号を作り出
し、この信号を用いてフォーカスエラー信号の干渉成分
を相殺することにより、干渉が大きい光ヘッドにおいて
も安定なシーク動作を可能とする。
【0007】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示す。この実施例
は、図7に示す従来例に対し、バイアス発生回路7,加
算器8およびスイッチSWを付加して構成される。すな
わち、バイアス発生回路7は一定のバイアス電圧を発生
し、スイッチSWはシーク動作時のみ動作し、一定のバ
イアス電圧を加算器8に入力する。加算器8はフォーカ
スエラー検出回路6からのフォーカスエラー信号FE
に、上記のスイッチ出力(シーク動作時は一定バイアス
電圧)を加算し、フォーカスサーボ回路4に入力する。
したがって、シーク中はフォーカスエラー信号FEに一
定のバイアス電圧相当分を加えたフォーカスサーボ制御
が行なわれ、これにより光スポットがジャストフォーカ
ス点からずらされることになる。その結果、光ディスク
上の光スポット径が大きくなり、光スポットにかかるト
ラック数が増えるので、トラック横断による干渉が相対
的に減少する。
【0008】その様子を示すのが図2で、同図(イ)は
トラックまたは溝と光スポットとの関係を示し、同図
(ロ),(ハ)はトラック横断時のフォーカスエラー信
号を示す。つまり、図1の如き制御をしない場合の光ス
ポットをSP1とすると、図1の如き制御をした場合の
光スポットはSP2となり、そのフォーカスエラー信号
はそれぞれ同図(ロ),(ハ)のようになり、図1の如
き制御をした場合の方がトラック横断による干渉が相対
的に少なくなることを示している。
【0009】図3はこの発明の他の実施例を示す構成図
である。これは、図7に示す従来例に対し、加算器8
A,トラックエラー検出回路9,移相器10,減衰器1
1およびスイッチSWを付加して構成される。すなわ
ち、トラックエラー検出回路9は、光スポットのトラッ
ク中心からの偏差を検出し、これをトラックエラー信号
TEとして出力する。移相器10は、このトラックエラ
ー信号TEのベクトル位相(トラックピッチを2πとす
る空間ベクトルと考える)をシフトし、フォーカスエラ
ー信号FEの干渉成分と逆位相の成分x1を出力する。
減衰器11は移相器10からの出力の振幅レベルを減衰
させ、フォーカスエラー信号FEの干渉成分の振幅レベ
ルと同じになったものx2を出力する。スイッチSWは
シーク動作時のみオンとなり、減衰器11からの出力x
2を加算器8Aに入力する。加算器8Aはフォーカスエ
ラー信号FEと上記スイッチ出力(シーク中は減衰器か
らの出力電圧、それ以外はゼロ)とを加算し、フォーカ
スサーボ回路4に入力する。これにより、シーク中のフ
ォーカスエラー信号FEの干渉成分は、逆位相で振幅の
等しい信号x2(減衰器出力)によって相殺されること
になる。
【0010】図4に移相器の具体例を示す。同図からも
明らかなように、移相器10は係数器10A,10Bお
よび加算器10Cより構成される。係数器10Aにはト
ラックエラー信号TEが入力され、係数器10BにはS
UM信号(光ディスクにおける反射光の総加算値を示
し、信号TEとはベクトル位相が90°ずれている)が
入力される。加算器10Cでは信号TEを係数K1倍し
たものと信号SUMを係数K2倍したものとの和の値が
求められる。したがって、移相器10の出力x1は、 x1=K1*TE+K2*SUM (−1≦K1,K2≦+1) と表わされる。係数K1,K2をそれぞれ−1≦K1,
K2≦+1の範囲で適宜に決めることにより、移相器1
0の出力x1を信号TEに対して所望の位相にすること
ができるようになっている。
【0011】図5に図3の各部信号のベクトル図を示
す。この図から、信号TEと信号SUMとから移相器1
0の出力x1が図示の如く得られ、この出力x1を減衰
器11で減衰させてフォーカスエラー信号FEとは逆位
相で振幅が等しく、信号FEの干渉成分を相殺するため
の信号x2を生成し得ることが分かる。図5の関係を各
信号の波形図にて示すのが図6である。すなわち、同図
(イ)は光ディスクの断面、(ロ)は信号TEと信号S
UMとの関係、(ハ)は移相器出力x1と減衰器出力x
2との関係、(ニ)は信号FEをそれぞれ示している。
この図からも、減衰器出力x2がフォーカスエラー信号
FEの干渉成分と逆位相で同振幅となっており、したが
って、減衰器出力x2により信号FEの干渉成分が相殺
されることになる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、フォーカスエラー信
号に一定のバイアス信号を加算して光スポットをジャス
トフォーカス点から一定量だけずらし、光ディスク上の
光スポット径を大きくすることにより、フォーカスエラ
ー信号の干渉成分を減少させるか、またはフォーカスエ
ラー信号の干渉成分と逆位相で同振幅の信号を作り出し
てこれによりフォーカスエラー信号の干渉成分を相殺す
るようにしたので、干渉が大きい光ヘッドについてもシ
ーク動作を安定化することが可能となる利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示す構成図である。
【図2】図1の動作を説明するための説明図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図4】移相器の具体例を示すブロック図である。
【図5】図3の各部信号を示すベクトル図である。
【図6】図3の各部信号を示す波形図である。
【図7】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…レンズアクチュエータ、3…光ヘ
ッド、4…フォーカスサーボ回路、5…パワーアンプ、
6…フォーカスエラー検出回路、7…バイアス発生回
路、8,8A,10C…加算器、9…トラックエラー検
出回路、10…移相器、10A,10B…係数器、11
…減衰器、SW…スイッチ、SP…光スポット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光スポットのフォーカスずれを検出して
    フォーカスエラー信号を出力するフォーカスエラー検出
    回路と、このフォーカスエラー信号にもとづきレンズア
    クチュエータを介して光スポットのフォーカスずれをな
    くすようフォーカス制御するフォーカスサーボ回路とを
    少なくとも有してなる光ディスク制御装置において、 一定のバイアス電圧信号を出力するバイアス発生回路
    と、このバイアス電圧信号をシーク期間中のみ有効とす
    るスイッチと、このスイッチを介するバイアス電圧信号
    と前記フォーカスエラー信号とを加算する加算器とを設
    け、シーク期間中はこの加算器からの出力にもとづきフ
    ォーカス制御することを特徴とする光ディスク制御装
    置。
  2. 【請求項2】 光スポットのフォーカスずれを検出して
    フォーカスエラー信号を出力するフォーカスエラー検出
    回路と、このフォーカスエラー信号にもとづきレンズア
    クチュエータを介して光スポットのフォーカスずれをな
    くすようフォーカス制御するフォーカスサーボ回路とを
    少なくとも有してなる光ディスク制御装置において、 光スポットのトラックずれを検出してトラックエラー信
    号を出力するトラックエラー検出回路と、このトラック
    エラー検出回路からの出力を所定量だけ移相させる移相
    器と、この移相器出力を一定の比率で減衰させる減衰器
    と、この減衰器からの出力をシーク期間中のみ有効とす
    るスイッチと、このスイッチを介する減衰器出力信号と
    前記フォーカスエラー信号とを加算する加算器とを設
    け、シーク期間中はこの加算器からの出力にもとづきフ
    ォーカス制御することを特徴とする光ディスク制御装
    置。
JP29604891A 1991-11-12 1991-11-12 光デイスク制御装置 Pending JPH05135381A (ja)

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JP29604891A JPH05135381A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 光デイスク制御装置

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JP (1) JPH05135381A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7283438B2 (en) 2003-08-13 2007-10-16 Funai Electric Co., Ltd. Optical disc playback apparatus performing defocus adjustment of objective lens
JPWO2007139012A1 (ja) * 2006-05-30 2009-10-08 パナソニック株式会社 光ヘッド移送装置、光ヘッド移送装置の集積回路、集束レンズ駆動装置、および集束レンズ駆動装置の集積回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7283438B2 (en) 2003-08-13 2007-10-16 Funai Electric Co., Ltd. Optical disc playback apparatus performing defocus adjustment of objective lens
JPWO2007139012A1 (ja) * 2006-05-30 2009-10-08 パナソニック株式会社 光ヘッド移送装置、光ヘッド移送装置の集積回路、集束レンズ駆動装置、および集束レンズ駆動装置の集積回路
JP4738482B2 (ja) * 2006-05-30 2011-08-03 パナソニック株式会社 光ヘッド移送装置、光ヘッド移送装置の集積回路、集束レンズ駆動装置、および集束レンズ駆動装置の集積回路

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