JPH05127590A - ゴルフ情報サービスシステム - Google Patents
ゴルフ情報サービスシステムInfo
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
ャップ、平均飛距離、スコア等の成績を入力すれば、個
人の技能水準、コース条件、気象条件に合った個人個人
の攻略法をCRT13上に表示する。また、パラメータ
を入力し、指定ゴルフクラブによりスイングすれば、情
報処理装置10が、個人の技能水準に応じたスイングフ
ォームの診断を行い、これを矯正するための矯正データ
を作成し、その弾道をCRT13上の自然画の中にゴル
フボールのグラフィックで表示する。 【効果】 実際にコースへ出てプレイしているようなイ
メージで攻略法を検討することができる。
Description
報を提供するゴルフ情報サービスシステムに関する。
の検討、攻略作戦を練ることはスコアメイクに大切なこ
とであり、また大きな楽しみでもある。初めてのコー
ス、難しいコースに挑戦する前には、特にコースガイド
ブック、ビデオ、情報誌の特集記事等で入念なチェック
を行うようにしたいものである。
重要なことが習練である。これもまた、ゴルファにとっ
ての楽しみでもある。ゴルファは、テレビ番組、ビデ
オ、ゴルフ雑誌、マニュアル等の使用による卓上の研
究、仲間同士でのプレイ談義、練習場での実技練習等を
行い、自分の技を磨くよう常に意識している。
チを依頼し、スイングの診断・矯正等の個人指導を受け
ている愛好家もいる。
スコア向上を図っている。
体として情報を得る場合には、その表現形式の面で制限
されるため、事前の検討結果と実際にコースへ出たとき
のイメージとに大きなずれが存在することが多い。ま
た、日によって、気象、グリーンのカップ位置等の条件
変動がある。よって、事前にコースのレイアウトや条件
等を詳しく検討したくも、実際にそのコースへ行くまで
はわからず、残るはプレイ中のキャディのアドバイスし
かない。
ロの指導者から是非ともコーチを受けたいものである
が、そのチャンスを設けるにも限界があり、それほど簡
単なことではない。
ルファがスコアメイクのために事前の検討や技の向上を
図るための各種の方法が存在するものの、いずれも満足
できる或いは簡単に行うことのできるものではなかっ
た。
もので、その目的とするところはゴルファのスコアメイ
クにとって有用な情報を提供し得るゴルフ情報サービス
システムを提供することにある。
ゴルフ情報サービスシステムは、ゴルフ場のコースへ実
際に行かずして、細部に渡り、詳しく、レイアウトを把
握するための情報を提供すべくなされたもので、プレイ
技術を入力するためのプレイ技術データ入力手段と、気
象データを発生する気象観測手段と、コース条件関係の
データを発生するコース条件データ発生手段と、上記プ
レイ技術データ、気象データ及びコース条件データに基
づいて上記プレイ技術データの示す技能水準に応じて上
記気象データの示す気象条件に合った、各種ホールにつ
いての攻略法データを作成する攻略法データ作成手段
と、上記ホールの各種地点から進行方向に向けた所定の
視界を撮影した自然画データを記憶する自然画データ記
憶手段と、上記攻略法データが示す各打点位置に対応す
る上記自然画データの中にゴルフボールのグラフィック
で弾道を表示することにより各種ホールについての攻略
法データをモニタする攻略法モニタ手段とを備えてい
る。
スシステムは、スイングの癖や欠点について実際打った
球の弾道から判断するときのような情報を提供すべくプ
レイ技術を入力するためのプレイ技術データ入力手段
と、指定ゴルフクラブのスイング状態を検知しその検知
データを出力するセンサ手段と、上記プレイ技術データ
の示す技能水準に応じて上記スイング状態検知データの
示すスイング状態について診断しこのスイング状態を矯
正するためのクリニックデータを作成するクリニックデ
ータ作成手段と、上記クリニックデータをモニタするク
リニックデータモニタ手段と、ホールの各種地点から進
行方向に向けた所定の視界を示すホール画像データを記
憶するホール画像データ記憶手段と、上記スイング状態
検知データに基づいて上記スイング状態で打球した場合
の弾道をホール画像データの中にゴルフボールのグラフ
ィックで表示することによりスイング状態をモニタする
スイング状態モニタ手段とを備えている。
ータ入力手段により個人の技能水準を示すハンデキャッ
プ、平均飛距離、スコア等のパラメータを入力し、ま
た、コース条件入力手段によりカップ位置、芝目等のコ
ース条件を入力すれば、個人技能水準、コース条件、そ
して気象観測手段によるコースの当日の気象条件に合っ
た当該コースについての個人個有の攻略法が攻略法デー
タ作成手段において作成され、その攻略法が各種ホール
の各打点位置に対応する自然画にゴルフボールのグラフ
ィックで弾道を表示するようにしてシミュレーション形
式でモニタされる。したがって、このシミュレーション
により実際にコースへ出てプレイしているようなイメー
ジを持つことができ、攻略法についてより確実な検討を
行うことができる。
術データ入力手段により個人の技能水準を示すハンデキ
ャップ、平均飛距離、スコア等のパラメータを入力し、
指定ゴルフクラブによりスイングすれば、そのスイング
状態がセンサ手段により検知される。そして、この検知
データの示すスイング状態に基づいてその個人の技能水
準に応じたスイングフォームの診断がなされ、これを矯
正するためのクリニックデータが作成される。一方、ス
イング状態検知データを基にそのスイング状態で打球し
た場合の弾道がホール画の中にゴルフボールのグラフィ
ックで表示されるために、実際に打った球の弾道を見る
ときと同様に自分のスイングの癖や欠点を確認すること
ができる。よって、オペレータはクリニックデータに従
い自己のスイングを矯正し、その成果を打球モニタによ
り確認することができる。クリニックデータ作成手段に
設定する技能水準には際限がなく、プロの知識を注入
し、あたかもその指導を受けるがごとく構成することが
できる。
つつ説明する。図1は本発明の一実施例に係るゴルフ用
情報サービス機の外観を示すものである。この図におい
て、1は本発明に係るサービス機であり、2はその筐体
である。この筐体2は例えば板金製とされ、ここでは下
部筐体3と上部筐体4とに大別されている。
られ、移動させ易いように便宜が図られている。この下
部筐体3の前面上部には上向きの傾斜部が設けられ、こ
の傾斜部には表示操作窓5が開設されている。この表示
操作窓5はタッチパネルやCRTによる表示操作兼用パ
ネルとして使用され、上記上向きの傾斜によりその表示
を見易く且つ操作を行い易くしている。下部筐体3全面
の最下部には矩形状の打球スイング計測パネル6が水平
に取付けられており、この打球スイング計測パネル6
は、オペレータが、後述するクリニックシステムの使用
時、実際に打球や素振りを行う際に、ボールをセットす
る場所として使用されるものである。打球スイング計測
パネル6の内部には多数の光センサが内蔵され、この多
数の光センサの感知部はボールのセットされる上面全域
に散在するように格子状あるいは網目状に配置されてお
り、クラブやボールがその情報を通過したか否かを示す
情報を発生する。この情報によって、クラブやボールの
軌道が情報処理システムにより計算されるようになって
いる。
ている。上記クリニックシステムにおいてはオペレータ
のスイングフォームを診断するが、撮影窓7はそのオペ
レータのスイングを撮影するカメラの撮影口を位置させ
る場所として使用されるものである。
概略示すものである。この図において、まず、下部筐体
3内には情報処理装置10と記憶装置11とタッチパネ
ル12とCRT13と赤外線センサ14とスピーカ15
と動画再生装置16とが内蔵される。
司るものであり、マイクロコンピュータにより構成され
ている。記憶装置11は、その外部記憶装置として位置
付けられ、光ディスクシステム、磁気ディスクシステム
等により構成される。タッチパネル12は光学式のもの
で、CRT13はそのタッチパネル12によるオペレー
タの入力操作を補助するもので、オペレータのキー入力
操作は全て、このタッチパネル12を通じて行われ、こ
のタッチパネル12から情報処理装置10へ伝達される
ようになっている。かかるCRT13は、コースを構成
する各ホールの平面画像、その各種ヤード地点の断面画
像、気象状況、各種機能選択メニュー、オペレータのス
イングフォーム分解写真画像等についての静止画表示、
あるいはコース案内ビデオの動画表示を行うものであ
る。オペレータはその機能選択メニューの表示に従いタ
ッチパネル12上の所定の箇所を指で触ることにより簡
単に入力操作を行うことができる。スピーカ15はCR
T13の表示に関連した音声・音楽等を発生させるため
のもので、その音声データは記憶装置11に記録されて
おり、情報処理装置10がこれを読出し、このデータに
従ってスピーカ15を駆動する。動画再生装置16は予
め撮影されている動画ビデオデータを発生するもので、
ビデオディスクプレーヤ、ビデオテープレコーダ等から
なっている。
筐体3の前面に配され、人の存在を検知するためのもの
とされており、その検知信号は情報処理装置10に供給
されている。情報処理装置10は、この検知信号を受け
て自動的にシステムを立上げるようになっている。つま
り、例えば、情報処理装置10は、この赤外線センサ1
4からの検知信号を常時監視する状態とされ、人の接近
が検知されていないときにはその検知信号監視作働のみ
行い、人の接近が検知されたところで他の作働を立上げ
るように機能する。あるいは、情報処理装置10は、人
の接近が検知されていないときにはその検知信号監視作
働の他にCRT、スピーカ等でデモンストレーションを
行い、人の接近が検知されたところでサービス用の作働
を立上げるように機能する。
が内蔵されており、このフォーム映像システム17はカ
メラ18を含んでいる。カメラ18は前述したように撮
影窓7を通じオペレータのスイングを撮影するためのも
のであり、オペレータの全身並びにスイングされるクラ
ブの軌道全体を撮影し得る程度に広角視界を有するもの
である。このフォーム映像システム17の出力は情報処
理装置10に与えられ、この情報処理装置10により加
工されてCRT13上に表示される。
ものである。まず、人の存在が赤外線センサ14により
検知されると、情報処理装置10は、記憶装置11から
メインメニューの入力キー画像を読出し、これをCRT
13の画面上に表示させ、メインメニュー画面を形成す
る。このメインメニューは、コース案内、攻略シミュレ
ート、戦略シミュレート、クリニックのうちいずれかの
機能を選択させるものである。
内が選択されると、情報処理装置10は図6に示すよう
なホール選択用入力キー画像を記憶装置11から読出
し、これをCRT13の画面上に表示させる(ステップ
ST302)。ここにおいて、オペレータは全ホールあ
るいは一部のホールを選択することとなる。ここで、全
ホールが指定された場合、情報処理装置10は1コース
を構成する全18ホールをコース案内の対象ホールとし
て設定する。また、ホール選択が指定された場合には、
情報処理装置10は、1番〜18番の数字キーあるいは
テンキー画像を記憶装置11から読出し、これをCRT
13上に表示し、ホール選択入力を受付け、指定された
ホールをコース案内の対象ホールとして設定する。
を示し、このキーが選択されると、情報処理装置10は
操作説明用の画像及び音声データを記憶装置11から読
出し、これらをCRT13及びスピーカ15によりモニ
タする。この操作説明は当該入力キー画面についてのも
ので、各キー入力の結果、どのような情報が得られる
か、あるいは、どのようなときにいずれのキー入力を行
えば良いか、等の説明を行う。後述する他の入力画面の
ヘルプキーについても同様である。
02で指定されたコース案内対象ホールについてコース
案内処理を行うこととなる(ステップST303)。こ
のコース案内処理は、ビデオによるコース全体の案内、
コース全体についての3次元グラフィックを使用したア
ンジュレーションの説明、案内対象ホールについてのバ
ンカー、ハザード、アプローチ、グリーン等の各ポイン
トの静止自然画を使用した説明に大別され、これらを順
次行うものである。
再生装置16を起動し、この動画再生装置16から、予
め撮影されている動画自然画ビデオデータを受取り、こ
れをCRT13上に表示させると同時に音声データをも
受取り、スピーカ15を通じて説明音声や音楽を流す。
了すると、情報処理装置10は直ちに3次元グラフィッ
クを使用したアンジュレーション説明に移る。このと
き、情報処理装置10は、記憶装置11に記憶されてい
る各ホールのアンジュレーション説明用3次元グラフィ
ックデータ並びに音声データを、1ホール分ずつ順次読
出し、CRT13及びスピーカ15でモニタすることと
なる。
ついて終了すると、情報処理装置10は、ステップST
302で指定されたホールの静止自然画を用いた打球ポ
イント説明を行う。このとき、情報処理装置10は、図
5に示すような画面をCRT13上に形成する。
ィンドウW1 〜W4 からなっている。第1ウィンドウW
1 は対象ホール一つの平面視レイアウトを示すものであ
り、i11はそのコンピュータグラフィックからなる平面
図画像、i12は後述する第2ウィンドウW2 の断面図画
像の切断線画像、i13は第3ウィンドウW3 の断面図画
像の切断線画像である。この第1ウィンドウW1 の平面
図画像i11は、各ホールと平面図画像i11の画像データ
との対応テーブルを用意しておき、表示制御の際には対
象ホールをキーにしてそのテーブルから対象ホールの画
像データを引出し、その画像データをCRT13に表示
させることにより形成することができる。切断線画像i
12は当該平面図画像データと組合わされた形で同じテー
ブルに格納しておくか、あるいは、別個に各ホールと切
断線画像i12の画像データとの対応テーブルを用意して
おき、表示制御の際には対象ホールをキーにしてそのテ
ーブルから対象ホールの切断線画像データを引出し、こ
れを平面図画像データと合成してCRT13に表示させ
ることにより形成することもできる。他方の切断線画像
i13についても切断線画像i12と同様の処理により形成
することができる。
本用意し、異なる線に沿って各種断面を取ることも考え
られる。その表示態様としては、その全てを同時にウィ
ンドウW1 内に表示し、ウィンドウW2 ,W3 内で対象
となっている切断線のみ色制御や点滅制御により強調表
示させるもの、対象となっている切断位置のみの切断線
を表示するもの等が考えられる。
置の切断線画像データとの対応テーブルを用意し、各切
断線画像データにはその切断位置情報を付随させる。そ
して、対象ホールをキーにして、全切断線画像を引出
し、その中で対象となっている切断位置情報を持つ切断
線のみ他の切断線とは異なる状態で表示するようにCR
T13を制御すれば良い。
する場合には、対象ホール及びその各種切断位置と各種
切断線画像データとの対応テーブルを用意しておき、対
象ホール及び対象となっている切断位置をキーにして、
その対応テーブルから該当する切断線画像データを引出
してCRT13に表示させることにより実現可能であ
る。
毎のアンジュレーションを示すもので、i21は対象ホー
ルを第1ウィンドウW1 中に示す破線画像i12に沿って
切断したときの断面図画像であり、横軸がヤード数、縦
軸は標高を示している。この第2ウィンドウW2 の画像
は各ホールと断面図画像i21の画像データとの対応テー
ブルを用意しておき、表示制御の際には対象ホールをキ
ーにしてそのテーブルから対象ホールの画像データを引
出し、その画像データをCRT13に表示させることに
よりアンジュレーション表示画面が形成される。
て断面図を表示する場合には、対象ホール及び各種切断
位置と各種断面図画像データとの対応テーブルを用意
し、対象ホール及び対象切断位置をキーにして、そのテ
ーブルから、該当する断面図画像データを引出し、これ
をCRT13に表示させるようにすれば良い。
り、主として静止自然画を示すものであり、i31はその
自然画画像である。この自然画画像i31は前述したよう
に各ホールの各種地点において、その進行方向に向けた
所定の視界を撮影したものであり、第2ウィンドウW2
の画像i21が第1ウィンドウW1 の画像i11の縦断面図
とすれば、自然画画像i31は画像i11の横断面図に相当
する。第1ウィンドウW1 において、切断線画像i13は
その切断線を示している。
は入力キー画像である。この画像i34,i35の画面位置
に触れられたことがタッチパネル12を通じて伝達され
ると、情報処理装置10は、静止自然画画面を、各画像
i34,i35に対応する方向にスクロールすべく、記憶装
置11から静止自然画データを読出してCRT13を表
示制御する。なお、この表示制御は、CRT13の画面
から食出す領域をも予めビットマップメモリに展開して
おき、その画像i34,i35によるキー入力に応答してビ
ットマップメモリに対する走査位置を画面の横方向(水
平方向)に移動させるようにして行うことも可能であ
る。
の画像データは、各ホールの各種地点において、所定の
視界を撮影した写真をスキャナで読込む、あるいはカメ
ラから直接データとして取込むことにより、ディジタル
画像データとして加工し、各ホール及びその各種切断位
置と各種自然画データとの対応テーブルとして用意して
おき、対象ホール及び対象切断位置をキーにしてその自
然画データを引出し、これに基づいてCRT13を表示
制御することにより形成することが可能である。キー画
像i34,i35は自然画画像i31の画像データの中に予め
組込んでおいても良いし、また、自然画画像i31の表示
の際に記憶装置11から別個にキー画像を引出して合成
するようにしても良い。
面を表示するもので、i41は風向き表示画像、i42は入
力キー画像である。この第4ウィンドウW4 の風向き表
示画像i41は気象観測装置より時々刻々と入力される気
象情報の示す各ホール毎あるいは更に細かくその各種打
点位置毎の風向きデータに従って記憶装置11に記憶さ
れている風向き表示用のグラフィックデータの矢印の向
きを制御するようにして形成される。あるいは、各種風
向きに対応した風向き表示用のグラフィックデータを用
意しておき、気象情報に従ってその風向きに合ったグラ
フィックを引出して表示することもできる。入力キー画
像i42はメニュー指定のためのもので、オペレータがこ
の画像i42に触れると、情報処理装置10は記憶装置1
1から図7に示すような入力キー画像を読出して第4ウ
ィンドウW4 内に表示させる。その表示の中にあるバン
カー、ハザード、アプローチ、グリーンのいずれかのポ
イントが選択されると、情報処理装置10は、そのポイ
ントの静止自然画画像を第3ウィンドウW3 内に表示さ
せる。
象ホールについての説明を終了するとき、図8に示すよ
うな入力キー画像のデータを記憶装置11から読出し、
これを第4ウィンドウW4 内に表示させる。ここで、
“する”が選択されると、情報処理装置10は図示しな
いプリンタによりCRT13やスピーカ15においてモ
ニタした内容をプリントアウトする。
と、上記メインメニュー画面に切換わる。その後、赤外
線センサ14から人の存在検知信号が出なくなったとき
には、その時より一定時間経過後、その赤外線センサ1
4からの検知信号監視処理のみ或いはこの処理に並行し
て上記デモンストレーション処理を行うこととなる。
レートが選択された場合にも、まず、上記したようなス
テップST303と同様のホール選択処理を行う(ステ
ップST304)。
についての入力処理(ステップST305)、コース条
件データの入力処理(ステップST306)、気象観測
装置からの気象データ入力処理(ステップST307)
を並列的に行う。
置10は、オペレータのゴルフの技術レベルに関連する
質問を、スピーカ15を通じて音声により行うととも
に、CRT13の画面上に、同じ質問文字画像データと
それに対する応答を入力できるようにするためのキー画
像データを記憶装置11から読出して表示する。
れる画面の一例を示すものである。この図に示すよう
に、画面には質問文が表示され、同時に、この質問に対
する入力操作を行うためのテンキーと各種クラブに対応
して平均飛距離を数値入力する欄とが設けられる。情報
処理装置10は、テンキーの数値が入力されると、カー
ソルの存在する位置にその数字を立てて順次そのカーソ
ルを一桁ずつ進行させる。また、情報処理装置10は、
“決定”が入力されると、その時点の入力値をゴルフの
技術レベルデータとして記憶装置11に登録する。さら
に、情報処理装置10は、“決定”が入力される前に
“訂正”が入力されたときには、カーソルを後退させ
る。これにより、オペレータは、訂正対象位置までカー
ソルを移動させ、数値を改めて入力することで、入力値
を訂正することができる。
ようなクラブ毎の平均飛距離の他に、例えばハンデキャ
ップ、平均パット数、ゴルフ歴、プレイ頻度等を採用す
ることができる。
のグリーン上の芝目、カップ位置等のコースコンディシ
ョンの設定が行われる。この入力操作は、タッチパネル
12を通じ、コース条件が変わる度に例えばコース管理
関係者の手により予め行っておくことができる。情報処
理装置10は、入力されたデータを記憶装置11に格納
しておく。
置10は、気象観測装置から時々刻々と変化する気象状
況を入力し、記憶装置11に格納する。この気象情報に
は、天候、風向き、温度、湿度等が含まれる。ここで使
用される気象観測装置としては、例えば、気象観測セン
サによる観測装置がある。
T305〜307で取得したデータを含む各種データを
駆使してステップST304で指定された対象ホールの
攻略法を作成する(ステップST308)。
のである。まず、ステップST305で設定された各種
技能水準データに従い評価パラメータの計算を行う。こ
の評価パラメータは、個人の技能ランクを示すもので、
攻略法の組立ての際に参照されるものである。評価パラ
メータの種類としては各種考えられるが、例えば、ウッ
ド、アイアン、パット等の各使用クラブ別のレベル、ド
ライバ、アイアン、アプローチ、バンカー、パット等の
各ショット別のレベルや総合レベルが上げられる。クラ
ブ別のレベルを算出する場合、ウッド、アイアンについ
ては例えばクラブ別の平均飛距離データとハンデキャッ
プとから各飛距離、方向の正確さを予測し、これらの意
味を含むパラメータを算出する。パットについては例え
ば平均パット数やハンデキャップによりタッチの強さや
方向の正確さを予測し、これらの意味を含むパラメータ
を算出する。ショット別のレベルを算出する場合、ドラ
イバ、アイアン、アプローチについては各ショットに使
用する頻度の高いクラブでの平均飛距離データとハンデ
キャップとから飛距離、方向の正確さを予測し、これら
の意味を含むパラメータを算出する。総合レベルはそれ
ら使用クラブ別のレベルまたはショット別のレベルの総
合したものであり、ハンデキャップのような意味を持つ
ものである。
しては、各種技術水準データとパラメータとの対応テー
ブルを用意しておき、これを参照し中間値は補間により
求める方法、各種技術水準データを所定の算術式に代入
して求める方法等が考えられる。
ータと気象データとを参照して各対象ホールの攻略パタ
ーンを決定する。この攻略パターンの情報の中には、攻
略ルート、各打点での使用クラブ、各打点での目標物等
の情報が含まれる。まず、各種評価パラメータの示す技
術水準、気象条件に合った対象ホールの攻略ルートを選
択し、各打点での使用クラブ、目標物を定める。攻略ル
ートは、各種評価パラメータ及び気象条件の各種組合わ
せと各種攻略ルートとの対応テーブルを用意しておき、
これを参照して決定する。各打点での使用クラブ、目標
物は各攻略ルートに対応させてそれらのテーブルを用意
しておき、攻略ルートをキーにしてこのテーブルを参照
することにより求められる。
と、情報処理装置10は、攻略法データをシミュレーシ
ョン方式によりモニタし、要求の有無に応じてプリント
アウトする(ステップST309)。
画面を示すものである。ウィンドウの割当てについては
図5に示す画面と同様である。そして、第1ウィンドウ
W1 には、平面図画像i11上に弾道表示画像が付加され
る。i14はゴルフボールの到達位置を示すボール画像、
i15は弾道を示す弾道線画像である。ここでは、ティー
グラウンドからのドライバショットを表示しており、ク
ラブがボールをヒットし、これが所定の弾道を描いて次
の打点位置へ到達するまでのボールの軌道がボール画像
i14の移動により動画像として表示され、このボール画
像i14の移動軌跡に弾道線画像i15が残される。この第
1打の表示終了後、引続いて第2打以降、カップに球が
入るところまで順次各打をシミュレートしてゆく。
のようにして行われる。まず、記憶装置11には、ボー
ル画像i14用、ならびに弾道線画像i15用のシンボルデ
ータを用意しておく。情報処理装置10は、上記攻略法
データの示す使用クラブのロフト角、クラブ毎の平均飛
距離データから弾道(ボールの移動方向、移動速度)を
計算し、記憶装置11から読出したボール画像i14の点
シンボルをその弾道で移動させ、ボール画像i14の通っ
た跡に弾道線画像i15の破線シンボルを置くようにして
弾道表示画像を形成する。このとき、情報処理装置10
は、ボール画像i14は各打のボール到達位置に到着する
度にいったん停止制御された後、続きを表示するように
制御する。この停止点にはこれを表示するシンボル画像
を残すようにしても良い。こうすることにより、ボール
画像i14の移動軌跡が1本の直線または滑らかに繋がる
曲線内にボール停止点が複数存在する場合であってもそ
れらを明確に認知することができる。また、各打毎の使
用クラブ、飛距離等をその停止点画像に添わせて表示す
るようにしても良い。
レーション表示画像i21上であって第1ウィンドウW1
上のボール画像i14の存在する位置と対応する位置にボ
ール画像i22が表示される。このボール画像i22も動画
像であり、上記ボール画像i14の表示制御と同様の方式
で移動制御されてボール画像i14と同期して移動する。
ただし、ここでは、このボール画像i22の移動軌跡には
弾道線画像i15のごとき画像は付加していないが、高さ
方向に弾道曲線を表示するようにしても良い。
示すように攻略法データの示す各打点位置に対応した自
然画画像i31上に各打点位置におけるショットについて
ボール画像i36による立体的な弾道表示がなされる。
る。まず、情報処理装置10は、ボール画像i36のグラ
フィックデータ及び第1打の打点位置であるティーグラ
ウンドにおける自然画データを記憶装置11から読出
し、攻略法データの示す第1打の弾道データに従ってボ
ール画像i36をその自然画内で移動させ、ボール画像i
36が所定距離移動する毎にこれをその場所に残し、ボー
ル画像i36が通過した後でもその軌道が見えるようにす
る。そして、情報処理装置10は、そのボール画像i36
を第2打の打点位置に到達させたところで、第2打の打
点位置に対応する自然画データを記憶装置11から読出
し、第1打のときと同様の制御により第2打の弾道を表
示する。このようにして、フィニッシュまで表示制御す
る。
は図4に示すように構成することもできる。
前述のステップST304と同様の処理を行い、その
後、ここでは、ステップST402においてルートの選
択処理を付加する。ここにおいては、ホールを積極的に
半ば冒険的に攻めてゆくチャレンジルートと、同ホール
を堅実にせめてゆく安全ルートをのいずれかを選択す
る。この際、情報処理装置10は記憶装置11からルー
ト選択用の画像情報を読出し、これをCRT13に表示
させる。オペレータはタッチパネル12を通じていずれ
かのルートを選択することとなる。情報処理装置10は
指示されたルートを記憶装置11に登録する。
理の後にゴルフ成績入力の処理を置いているが、ここで
はホール選択処理、ルート選択処理と並列的にゴルフ成
績入力処理に相当するゴルフ情報入力処理(ST40
3)及び評価パラメータの算出の処理(ST404)を
置いている。この評価パラメータ算出処理は頭3に示す
処理の場合、攻略法組立て処理(ステップST308)
に含ませる形で設けているが、ここでは別にしている。
このように、ゴルフ情報入力処理及び評価パラメータ計
算処理をホール選択処理等と並列的に設けることによ
り、2回以上続けて攻略法シミュレーションを使用した
い場合に、再度、同じ操作を繰返さなくともよくなる。
以上続けて攻略法シミュレーションを使用する場合で
も、必ず、ステップST304から始めなければなら
ず、したがって、ホール選択とゴルフ成績入力とのいず
れか一方を変え、他方は同じデータで使用する場合でも
両操作を行わなければならず、能率的ではない。
とゴルフ成績等とを並列的に設けることで、他方の操作
を省略し、入力済みをデータを使用することが可能とな
る。よって、変更したいデータに関する処理だけ繰返せ
ば済む。例えば、前回チャレンジルートを選択したが、
今回は安全ルートにしたい、という場合にはステップS
T401,ST402だけの操作を行い、ステップST
403,ST404に係わる操作は省略し、前回入力し
たデータをそのまま使用するようにすることができる。
13上に当該指示入力画面、例えば、「変更するメニュ
ーを選択してください。」のような質問を表示し、その
メニューとして「ホール・ルート選択」、「ゴルフ成績
入力」、「すべて変更」を設けておき、いずれかを選択
入力させれば良い。そして、情報処理装置10が選択さ
れなかった処理に関するデータは前回のまま使用するよ
うに作動するようになっていれば実現することができ
る。
ップST405において評価パラメータのチェックを行
い、ステップST406において攻略法の作成を行い。
こんおとき、当然のことながら、情報処理装置10はス
テップST402で選択されたルート向けに攻略法を作
成することとなる。その後、図3に示すステップST3
09におけるような攻略法シミュレーションを行う。
407〜ST409に示すような演算処理を行うことに
より、ボールを地面でバウンドさせ、弾道をよりリアル
に表現することができる。すなわち、ステップST40
7において、ボールの落下ポジションを算出する。この
処理は後述する弾道方程式を使用して実行する。次い
で、ステップST408において、その落下ポジション
についてテーブルを参照し、次のようなχyzデータを
検索する。χデータとはショット位置と落下ポジション
との幅であり、yデータとはショット位置と落下ポジシ
ョンとの距離であり、zデータとはショット位置と落下
ポジションとの高さの差である。
yzデータを使用し、ポリゴン演算処理を行うことによ
りバウンド形態を作成する。このポリゴン演算処理と
は、直線、平面、物体を同一次元で三次元処理を行う処
理のことである。これにより、ボールの弾道表示の際に
ボールのバウンドをリアルに表現することができること
となる。
一通りのシミュレーションが終了すると、第3ウィンド
ウW3 内に前述した図8に示すようなキー画面が表示さ
れ、要求次第で攻略法データに盛り込まれている情報を
プリントアウトする。
示画像i41とヘルプキー画像i43とが表示される。これ
らのうち、風向き表示画像i41については前述した通り
である。ここにおいて、ヘルプキー画像i43によるヘル
プ入力があると、情報処理装置10は第4ウィンドウW
4 内にそのときに応じた各種解説メッセージ文を表示し
たり、スピーカ15から解説音声の出力を行う。例え
ば、第1打の表示の際に、ヘルプ入力があると、情報処
理装置10は、第1打での使用クラブ、目標物等のメッ
セージ文を記憶装置11から読出し、これを第4ウィン
ドウW4 内に表示するとともに、同様のメッセージ音声
を記憶装置11から読出し、これをスピーカ15から出
力する。
ネル12を通じて各個人の技能水準を示すハンデキャッ
プ、平均飛距離、スコア等の成績を入力すれば、個人の
技能水準、コース条件、そして気象観測手段によるコー
スの当日の気象条件に合った当該コースの攻略法が自動
的に作成され、その攻略法が各ホールの各種打点位置に
対応する自然画にゴルフボールのグラフィックで弾道を
表示するようにしてモニタされるため、このモニタによ
り実際にコースへ出てプレイしているようなイメージで
攻略法を検討することができることとなる。
て、戦略シミュレートが選択されたときには、情報処理
装置10はステップST310〜ST315の処理を実
行する。この戦略シミュレートは個人のイメージする攻
略法(以下、これを戦略法という。)についてシミュレ
ートし、批評するものである。
の選択を行う(ステップST310)。次いで、個人の
ゴルフ成績及び戦略法の入力を行う(ステップST31
1)。個人のゴルフ成績入力については、ステップ30
5と同様である。
面を使用して行う。情報処理装置10は、対象ホールに
ついて、この画面を表示し、自己の戦略法を入力するよ
う音声等により指示する。この画面には対象ホールの平
面視レイアウト画像i51と風向き表示画像i52と使用ク
ラブ入力画像i53と文字表示画像i54とヘルプキー画像
i55とが表示される。このような画面において、オペレ
ータは、平面視レイアウト画像i51上の所定の位置を指
やペン等を使用して触れることにより、第1打以降、ボ
ールをグリーンに乗せるまでの各打点位置を入力すると
ともに、その各打点位置の入力に伴い使用クラブ入力画
像i53を使用してその打点位置で使用するクラブを入力
する。この入力画像i53は、クラブの種別文字(図では
“1W”)、クラブの図形、平均飛距離を表示するもの
で、その使用法は、例えばクラブの種別文字の部分に触
れるごとに表示クラブが切換わり、クラブの図形部分に
触れるとそのクラブを使用クラブとして確定させるもの
とする。
させると、情報処理装置10は、グリーンを拡大表示し
た画面をCRT13に形成し、オペレータにパットの方
向や打つ強さを入力させる。この画面内にはグリーンの
大きさの表示もなされると都合が良い。
び気象条件の入力(ステップST313)については各
々前述したステップST306及びステップST307
と同様である。
し、全データが揃ったことを情報処理装置10が確認す
ると、この情報処理装置10は、入力された戦略法につ
いて、攻略法シミュレートのときと同様にモニタする
(ST314)。
第3ウィンドウW3 には拡大されたグリーン平面図画像
i37が表示され、この画像i37内でボール画像i38を移
動させ、カップインさせる。
忠実に表示した後、入力された戦略ルートや使用クラブ
等について批評を加える。この批評データは、コースプ
ロ等のゴルフ専門家の意見を取入れて作成したものであ
り、個人の成績データや戦略法データの組合わせと各種
批評データとのテーブルを作成しておき、入力された成
績データと戦略法データとをキーにしてそのテーブルを
参照し、批評データを取出してCRT13やスピーカ1
5によりモニタする。
することにより、プレイ前に自分のイメージしている戦
略を疑似体験することができる。プレイ後においても、
自分の辿った戦略ルートを入力することにより、プレイ
談義やプレイ後の反省・研究に使用することができる。
クリニックが選択された場合には、情報処理装置10は
ステップST316〜ST320の処理を実行する。こ
のクリニック機能は主に個人のフォームを診断、矯正す
るものである。
行う(ステップST316)。この成績入力処理は前述
したステップST305,ST311の処理と同様のも
のである。
計測パネル6を使用して次のような素振りデータ入力処
理を行う(ステップST317)。例えば、まず、CR
T13の画面上に使用クラブの指定表示を行う。打球ス
イング計測パネル6及びフォーム映像システム17を起
動させ、素振りタイミングの指示画像を記憶装置11か
ら読出しCRT13の画面上に表示する。オペレータが
素振りを行うと、打球スイング計測パネル6のセンサ部
より出力されるクラブヘッドの移動速度(ベクトル値で
あり、移動方向の情報をも含む。)のデータを記憶装置
11に格納する。また、フォーム映像システム17から
出力されるビデオデータを記憶装置11に格納するもの
である。
T316で取得した素振りデータの分析を行う(ステッ
プST317)。記憶装置11には、クラブの全質量及
びボールの重さのデータが予め固定値としてプリセット
されており、情報処理装置10は、これらのデータ及び
打球パネル6から取得したクラブの移動速度データを用
いてインパクトの力学理論に基づく次式(1)に示され
る演算を行うことにより、ボールの初速Vを求める。 V=(M/(M+m))・(1+(M/(M+m))1/2 )・V0 (1) この式(1)中、Mはクラブの全質量、mはボールの重
さ、V0 は測定したクラブヘッドの速度である。この式
(1)の計算結果はボールの飛距離に変換される。
ールの半径と空気の密度と経過時間とがプリセットされ
ており、情報処理装置10は、ディンプルによる浮力と
ベルヌーイの式、空気抵抗とレイノルズ数、の2項目か
ら得られた次式(2)に示される演算を行うことによ
り、ボールの地上に落下するまでの飛距離であるキャリ
ーを求める。 S=(1/β)・ln(1+β・V0 ・t);β=CD ・π・a2 ・ρ/2m (2) この式(2)中、CD は空気抗力係数、aはボールの半
径、ρは空気密度、tは経過時間である。
ビで放映されるゴルフトーナメントや、実際のトーナメ
ントを観戦して、各プロの概略飛距離と、そのボールの
滞空時間とを測定し、両値を次式(3)に代入して求め
ることができる。 (1/V)−(1/V0 )=CD ・ρ・S・t/2m (3) この式(3)中、Sは飛行体であるボールの前面面積で
ある。ここで、滞空時間6秒、飛距離230mが測定さ
れたとき、抗力係数CD は0.2と求められる。そし
て、空気密度ρは気象データに従って設定されるもの
で、風向きにも影響される。
数、水平方向速度の近似式係数がプリセットされ、情報
処理装置10は、次式(4)の演算を行うことにより、
ボールの達する高さhを求める。 h=(1/2)・g・t2 +((k・g/γ)+V0 ・sinθ)・t −k・g/γ2 ・(1−e−γ・t) (4) この式(4)中、gは重力(定数9.8)、kは浮力係
数(定数0.75)、γは水平方向の近似式係数であ
る。
析処理の後、オペレータのフォームについて助言するた
めの矯正データを作成する(ステップST319)。こ
の矯正データは、コースプロ等のゴルフ専門家の意見を
取入れて作成したものであり、ステップST317での
入力データ、またステップST318での分析データを
キーにして、予め作成されているテーブルから各種項目
についてのデータを引出し、これらを組合わせるもので
ある。この項目としては、スタンスの開き具合、スイン
グの軸のブレ等がある。
レート、戦略シミュレートで使用しているのと同様のシ
ミュレート方式でステップST317で行った素振りに
より打球したと仮定した場合の弾道を表示するととも
に、飛距離、クラブ選び、フェース角、フォーム等につ
いての診断、助言を所定の順番で行う(ステップST3
20)。
算の結果を用いる。まず、記憶装置11から、ショット
の種類に応じた打点位置の自然画データを読出す。例え
ば、ティーショットである場合にはティーグラウンドに
おける自然画データを読出し、これをCRT13の画面
上に表示する。この自然画画面内にボール画像を映し、
このボール画像を上記式(3)、(4)の計算により求
めた弾道で画面内を移動させる。この弾道表示は、上述
したように式(2)の係数として空気密度が含まれるこ
とから、風向きに応じた表示となる。これにより、オペ
レータはCRT13の画面内に自己のスイングによるそ
の時の気象条件に応じたボールの飛び方を確認すること
ができる。
最後に行う。このときの使用データは上記式(1)の結
果を用いる。
ッド素材、シャフトの硬さ、ロフト角、アイアン重心位
置等をアドバイスするものである。例えば、ヘッド素材
やシャフトの硬さについては、ヘッドスピードの計測結
果に合わせるように行う。また、ロフト角については、
ヘッドスピード、スイングブロー角(インパクト時のヘ
ッドの上昇角)、ボールの打出し角の計測結果に従い行
う。さらに、アイアン重心位置はヘッドスピードの計測
結果に基づいてアドバイスを行う。フェース角は、ボー
ルの飛出し方向、ヘッドの軌道の診断結果として適正な
ものをアドバイスする。
置11に記憶されているオペレータの素振り時のクラブ
の映像をCRT13の画面に分解写真形式で表示し、加
えて座標軸等を合成表示して、オペレータのヘッドの軌
道、ヘッドスピード、スイングブロー角、ボール打出し
角等を表示し、これに合ったヘッド素材やをCRT13
の画面、スピーカ15の音声でアドバイスする。
ようにして行う。記憶装置11に記憶されているオペレ
ータの素振り時におけるクラブを含む全身の分解映像を
CRT13の画面に表示し、その画面及び音声にて簡単
な質問、例えば、「左肩に力が入っていませんか」、
「スタンスを開け過ぎではないですか」等の質問をオペ
レータになげかけると共に、“YES”、“NO”の入
力キー画像を表示する。オペレータはその問いに対しタ
ッチパネル12を通じて答える。
映像システム17により記憶装置11へ取込んでおいた
画像データから図13に示すような各種スイング状態の
連続分解写真を示す画面を形成する。そして、矯正デー
タに基づいて、アドバイスの必要なスイング状態を選択
するようCRT13上の画面で指示する。ここではアド
レス時を選択するよう指示している。オペレータは指示
に従ってタッチパネル12におけるそのアドレス状態の
画像上を触れる。すると、情報処理装置10がその画像
を図14に示すように拡大表示すると共に、アドレス時
の状態に関し、例えば「スタンスが肩幅よりも広く開い
ていませんか。」のような質問を表示する。オペレータ
はこれに対して、タッチパネル12上のYES、NOの
いずれかに触れて答える。
バイスが必要なスイング状態が在る場合、図13に示す
画面を再び形成し、例えば、インパクトの瞬間を選択し
てください、フォロースルー時を選択してください、等
の指示を出し、その選択入力後、当該画像を拡大表示
し、関連する質問と応答入力とを行う。このような問答
は必要事項が存在する限り繰返すこととなる。
慮した助言を画面での文字、音声等で行うと同時に、分
解画像中のオペレータの悪い箇所に対応する部分を強調
表示したりする。
を行うか否かの入力キー画面をCRT13上に表示す
る。これに対し、オペレータはタッチパネル12を通じ
ていずれかを選択することとなる。
た場合、情報処理装置10は、ステップST317,S
T318,ST319と同様の処理を再び行い、シミュ
レート、アドバイス処理を行う。これにより、オペレー
タは自分のフォームがどの程度矯正されたかを確認する
ことができる。この処理の後、再び素振りを行うか否
か、および診断結果や矯正法をプリントアウトするか否
かの入力キー画面をCRT13上に表示することとな
る。
た場合には、情報処理装置10は、診断結果、矯正法等
をプリントアウトするか否かの入力キー画面をCRT1
3上に表示する。ここで、プリントアウトすることが選
択された場合には、情報処理装置10は画面や音声にて
モニタしたのと同等のデータあるいは要点だけを盛込ん
だ抜粋のデータを図示しないプリンタを駆動してプリン
トアウトする。これで、クリニック処理の全てを終了す
る。
れた場合には、情報処理装置10は、ここまででクリニ
ック処理を全て終了する。
よれば、タッチパネル12により個人の技能水準を示す
ハンデキャップ、平均飛距離、スコア等のパラメータを
入力し、指定ゴルフクラブによりスイングすれば、その
スイング状態が打球スイング計測パネル6のセンサ部に
より検知され、情報処理装置10が、この検知データの
示すスイング状態に基づいてその個人の技能水準に応じ
たスイングフォームの診断を行い、これを矯正するため
の矯正データが作成されるとともに、スイング状態検知
データを基にそのスイング状態で打球した場合の弾道が
自然画の中にゴルフボールのグラフィックで表示される
ために、実際に打った球の弾道を見るときと同様に自分
のスイングの癖や欠点を確認することができ、オペレー
タはクリニックデータに従い自己のスイングを矯正し、
その成果を打球モニタにより確認することができる。
水準には際限がなく、プロの知識を注入し、あたかもそ
の指導を受けるがごとく構成することができ、コースプ
ロによるレッスンの代替策として極めて有効である。
を行うようにしても良い。この場合、スイング状態検知
センサはクラブの動きを感知する他に、ボールの動きの
方を感知するものとすることができる。これにより、現
存のゴルフシミュレーションゲームに本発明を応用可能
となる。
レイ技術データ入力手段により個人の技能水準を示すハ
ンデキャップ、平均飛距離、スコア等のパラメータを入
力し、また、コース条件入力手段によりカップ位置、芝
目等のコース条件を入力すれば、個人技能水準、コース
条件、そして気象観測手段によるコースの当日の気象条
件に合った当該コースの攻略法が攻略法データ作成手段
において作成され、その攻略法が各種ホールの各打点位
置に対応する自然画にゴルフボールのグラフィックで弾
道を表示するようにしてモニタされるため、このモニタ
により実際にコースへ出てプレイしているようなイメー
ジで攻略法を検討することができる。
人の技能水準を示すハンデキャップ、平均飛距離、スコ
ア等のパラメータを入力し、指定ゴルフクラブによりス
イングすれば、そのスイング状態がセンサ手段により検
知され、この検知データの示すスイング状態に基づいて
その個人の技能水準に応じたスイングフォームの診断が
なされ、その矯正データを含むクリニックデータが作成
されるとともに、スイング状態検知データを基にそのス
イング状態で打球した場合の弾道が自然画の中にゴルフ
ボールのグラフィックで表示されるために、実際に打っ
た球の弾道を見るときと同様に自分のスイングの癖や欠
点を確認することができ、オペレータはクリニックデー
タに従い自己のスイングを矯正し、その成果を打球モニ
タにより確認することができる。
る技能水準には際限がなく、プロの知識を注入し、あた
かもその指導を受けるがごとく構成することができ、コ
ースプロのレッスンを代替させることが可能である。
の外観を示す斜視図。
フローチャート。
るコース案内時に表示される画面の説明図。
理、戦略法シミュレート処理の際におけるホール選択時
に表示される入力キー画面の説明図。
理、戦略法シミュレート処理の際における自然画ポイン
ト指定時に表示される入力キー画面の説明図。
理、戦略法シミュレート処理、クリニック処理の際にお
ける印刷指示時に表示される入力キー画面の説明図。
レート処理、クリニック処理の際におけるゴルフ成績入
力時に表示される入力キー画面の説明図。
然画及びゴルフボールグラフィックによるシミュレート
時に表示される画面の説明図。
ール平面図グラフィックによる戦略法入力時に表示され
る画面の説明図。
然画及びゴルフボールグラフィックによるシミュレート
時に表示される画面の説明図。
選択画面の説明図。
入力画面の説明図。
理 ST306 同コース条件入力処理 ST307 同気象条件入力処理 ST316 クリニックの際のゴルフ成績入力処理 ST317 同素振りデータ入力処理 ST318 同素振りデータ分析処理 ST319 同矯正方法作成処理 ST320 スイングの矯正指導処理 i31 自然画画像 i36 ボール画像
Claims (2)
- 【請求項1】技能水準を入力するための技能水準入力手
段と、 コース条件を入力するためのコース条件入力手段と、 気象状況を示すデータを発生する気象観測手段と、 前記技能水準データ、前記気象データ及び前記コース条
件データに基づいて前記技能水準データの示す技能水準
に応じて前記気象データの示す気象条件に合った前記コ
ースを構成する各種ホールについての攻略法データを作
成する攻略法データ作成手段と、 前記ホールの各種地点から所定の視界を撮影した自然画
データを記憶する自然画データ記憶手段と、 前記攻略法データが示す各打点位置に対応する前記自然
画データの中にゴルフボールのグラフィックで弾道を表
示することにより前記各種ホールについての攻略法デー
タをモニタする攻略法モニタ手段と、を備えているゴル
フ情報サービスシステム。 - 【請求項2】技能水準を入力するための技能水準入力手
段と、 指定ゴルフクラブのスイング状態を検知しその検知デー
タを出力するセンサ手段と、 前記技能水準データの示す技能水準に応じて前記スイン
グ状態検知データの示すスイング状態を診断し該スイン
グ状態を矯正するためのクリニックデータを作成するク
リニックデータ作成手段と、 前記クリニックデータをモニタするクリニックデータモ
ニタ手段と、 ホールの各種地点からの所定の視界を示すホール画像デ
ータを記憶するホール画像データ記憶手段と、 前記スイング状態検知データに基づいて前記スイング状
態で打球した場合の弾道を前記ホール画像データの中に
ゴルフボールのグラフィックで表示することにより該ス
イング状態をモニタするスイング状態モニタ手段と、を
備えているゴルフ情報サービスシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3290199A JPH05127590A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | ゴルフ情報サービスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3290199A JPH05127590A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | ゴルフ情報サービスシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05127590A true JPH05127590A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17753038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3290199A Pending JPH05127590A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | ゴルフ情報サービスシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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