[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH05113379A - 圧力・差圧伝送器 - Google Patents

圧力・差圧伝送器

Info

Publication number
JPH05113379A
JPH05113379A JP27364391A JP27364391A JPH05113379A JP H05113379 A JPH05113379 A JP H05113379A JP 27364391 A JP27364391 A JP 27364391A JP 27364391 A JP27364391 A JP 27364391A JP H05113379 A JPH05113379 A JP H05113379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
circuit
amplifier
sensor circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27364391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenkichi Takadera
賢吉 高寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP27364391A priority Critical patent/JPH05113379A/ja
Publication of JPH05113379A publication Critical patent/JPH05113379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩雑なデジタル遅れ演算の処理を必要とせ
ず、アナログ信号の段階で必要に応じて平滑化処理をす
る2線式圧力・差圧伝送器を提供すること。 【構成】 センサ回路1と、センサ回路1の出力を平滑
化するダンピング回路2と、ダンピング回路2の出力を
所定レベルまで増幅する増幅器3と、増幅器3の出力信
号をデジタル信号に変換するA/D変換器4と、A/D
変換器4の出力を受け、適宜な処理をした後、出力ター
ミナル6より4〜20mAのアナログ電流信号を出力す
る伝送処理部5とで構成され、伝送処理部5が必要に応
じてスイッチSWをON状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工業計測用インテリ
ジェント形圧力・差圧伝送器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に圧力・差圧伝送器は、圧力変化を
電気信号に変換するセンサ回路1と、センサ回路1の出
力を所定値レベルまで増幅する増幅器3と、増幅器3の
出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器4と、
A/D変換器4の出力を受け、適宜な処理をした後、出
力ターミナル6よりアナログ電流信号を出力する伝送処
理部5とで構成されている(図1参照)。そして、伝送
処理部5には、マイクロプロセッサ(以下CPUとい
う)9、メモリ10、D/A変換器11、デジタルI/
O部12が設けられており、これらが、各種の自己診断
機能、補正演算機能、及び通信機能を実現している。
【0003】ところで、上記の構成からなるインテリジ
ェント形圧力・差圧伝送器において、センサ回路1から
の信号に変動分や脈動分が含まれている場合があり、か
かる場合、従来は、CPU9によるディジタル演算(一
次遅れ演算)によって上記脈動分の影響を除去してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、センサ回路か
らの信号をA/D変換器によって取り込み、その後、脈
動分を除去する従来の装置には、以下の問題点がある。
先ず、センサ回路からの信号に大きな変動分や脈動分が
含まれている場合には、A/D変換器に加わる段階まで
に信号が飽和してしまい、その為、その信号をサンプリ
ングしてフィルタリング処理しても正確なデータが得ら
れないという問題点がある。
【0005】また、被測定対象に一定周波数の脈動分が
含まれている場合には、その周波数とサンプリング周波
数との関係に起因してビート波が発生することがある。
そして、この変動分を除去するためには、上記デジタル
遅れ演算の時定数を非常に大きくしなければならないと
いう問題点がある。一方、変動や脈動が何ら問題になら
ない場合もあり、そのような場合にまで上記デジタル演
算の処理をするのは妥当でない。
【0006】この発明は、これらの問題点に着目してな
されたものであって、煩雑なデジタル演算の処理を必要
とせず、アナログ信号の段階で必要に応じて平滑化処理
をする2線式圧力・差圧伝送器を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明に係る圧力・差圧伝送器は、圧力変化を電
気信号に変換するセンサ回路と、このセンサ回路の出力
を所定レベルまで増幅する増幅器と、この増幅器の出力
信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、このA
/D変換器の出力を受け、適宜な処理をした後、アナロ
グ電流信号を出力する伝送処理部とを備える圧力・差圧
伝送器において、前記センサ回路と前記増幅器の間に、
センサ回路からの信号の変動分を平滑化するダンピング
回路を設け、このダンピング回路の平滑化量を人為的
に、または前記伝送処理部によって制御している。
【0008】
【作用】センサ回路と増幅器の間に設けられるダンピン
グ回路は、センサ回路からの信号の変動分を平滑化す
る。そして、このダンピング回路は、伝送処理部によっ
て、または人為的に制御されており、必要な場合に必要
なレベルで、センサ回路の出力信号を平滑化する。つま
り、不要な脈動分が除去されるので、ビート波が生じた
り、A/D変換器の入力が飽和する恐れがない。また、
ダンピング回路は、不要な場合は非動作状態となるので
装置の高速応答処理を妨げない。
【0009】
【実施例】以下実施例に基づいてこの発明を更に詳細に
説明する。図1は、この発明の一実施例である2線式の
圧力・差圧伝送器を示すブロック図である。この装置
は、圧力変化を電気信号に変換するセンサ回路1と、セ
ンサ回路1の出力を平滑化するダンピング回路2と、ダ
ンピング回路2の出力を所定レベルまで増幅する増幅器
3と、増幅器3の出力信号をデジタル信号に変換するA
/D変換器4と、A/D変換器4の出力を受け、適宜な
処理をした後、出力ターミナル6より4〜20mAのア
ナログ電流信号を出力する伝送処理部5とで構成されて
いる。
【0010】ここで、センサ回路1は、定電流源7と、
圧力センサを含むブリッジ回路8とで構成されている。
また、伝送処理部5は、この装置全体の動作を制御する
CPU9と、CPU9の処理プログラム等を記憶するメ
モリ10と、CPU9の処理結果をアナログ信号に変換
して出力ターミナル6に出力するD/A変換器11と、
伝送線に設置されるコミュニケータ(図示せず)と直列
デジタル信号の送受信をするデジタルI/Oポート12
とで構成されている。
【0011】一方、この発明の特徴部分であるダンピン
グ回路2は、2つの抵抗Ri と、コンデンサCと、コン
デンサCと直列に接続されるスイッチSWとで構成され
ており、このスイッチSWは、CPU9によってON/
OFF制御されている(図1の破線参照)。また、CP
U9は、増幅器3とA/D変換器4とも接続されてお
り、CPU9は、増幅器3の増幅率を制御し、また、A
/D変換器4の動作タイミング(サンプリング周期な
ど)を制御している。
【0012】なお、上記の説明では、スイッチSWが電
子スイッチである旨述べたが、スイッチSWは、人為的
にON/OFFされる機械式スイッチでもよい。以上の
構成からなる圧力・差圧伝送器について、次に回路動作
を説明する。 〔プロセスからの信号に脈動や変動が大きい場合〕セン
サ回路1から得られるプロセス入力に大きな脈動分が含
まれている場合、コミュニケータ(図示せず)は、デジ
タルI/Oポート12を介して、CPU9にスイッチS
WをONする旨の指令を発する。CPU9は、この指令
に応じてスイッチSWを制御して、これをON状態にす
る。尚、人為的にスイッチSWをON状態にしてもよ
い。
【0013】すると、ダンピング回路2は、2個の抵抗
i とコンデンサCによる平滑回路として機能し、自ら
の時定数2CRi によってセンサ回路1からの信号を平
滑化する。そして、ダンピング回路2の出力は、増幅器
3によって増幅され、A/D変換器4によってデジタル
信号に変換される。なお、増幅器3の増幅率は、CPU
9の制御により、測定レンジに応じて適宜に切り替えら
れる。
【0014】以上の通り、センサ回路1の出力に、脈動
分や変動分が含まれている場合でも、その変動分はダン
ピング回路2で除去されるので、増幅器3やA/D変換
器4で、信号出力が飽和状態になることはない。 〔プロセスからの信号の脈動や変動が無視できる場合〕
センサ回路1からの信号の脈動分などが無視できる場合
は上記の動作の逆であり、CPU9はスイッチSWをO
FF状態にする。または、人為的にスイッチSWをOF
F状態にする。すると、センサ回路1からの信号は、抵
抗Ri を介して増幅器3に加わり、従って、ダンピング
回路2によって、センサ回路の出力信号に一次遅れのフ
ィルタリング処理がされることはない。つまり、センサ
回路の出力は、そのままA/D変換されるので、高速応
答の計測が実現される。
【0015】図2の(a)は、この発明の別の実施例を
示すブロック図である。この装置は、ダンピング回路1
3に特徴があり、他の部分は図1の回路と同じである。
すなわち、ダンピング回路13は、2個の抵抗Ri と、
互いに並列接続の関係にあるコンデンサC1 ,C2 と、
各コンデンサと直列に接続されるスイッチSW1 ,SW
2 とで構成されている。
【0016】そして、各スイッチSW1 ,SW2 は、そ
れぞれCPU9によってON/OFF制御されている。
従って、ダンピング回路13には、図2の(b)に示す
4つの動作モードがある。各動作モードの動作内容を説
明すると、スイッチSW1 ,SW2 ともOFF状態の
場合は、ダンピング回路13が平滑化動作をしないモー
ドであり、電子スイッチSW1 ,SW2 ともON状態
の場合は、ダンピング回路13が最も大きい時定数で平
滑化処理をするモードである。そして、とは、と
の中間のモードであり、順次、平滑化処理の時定数が
大きくなる動作モードである。つまり、図2の回路によ
れば、センサ回路1からの信号に含まれている脈動分の
レベルに応じて、適宜な時定数を有するダンピング回路
が構築されることになる。
【0017】図3の(a)は、この発明の更に別の実施
例を示すブロック図である。この装置は、ダンピング回
路14に特徴があり、他の部分は図1の回路と同じであ
る。すなわち、ダンピング回路14は2つの平滑回路か
らなり、第1の平滑回路は、抵抗Ri1とコンデンサC1
とスイッチSW1 とで構成され、第2の平滑回路は、抵
抗Ri2とコンデンサC2 とスイッチSW2 とで構成され
ている。
【0018】各スイッチSW1 ,SW2 は、それぞれC
PU9によってON/OFF制御されており、従って、
ダンピング回路14には図3の(b)に示す3つの動作
モードがある。つまり、ダンピング回路14が平滑化
動作をしないモード、第1の平滑回路のみ動作するモ
ード、第2の平滑化回路のみ動作するモードの3通り
がある。
【0019】尚、図1から図3の実施例において、圧力
センサの出力信号を平滑化することに限定して説明して
いるが、この発明は、これに限定される必要はなく、流
量センサや温度センサ、その他あらゆるセンサ回路の出
力部に適用できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る圧
力・差圧伝送器では、センサ回路と増幅器の間にダンピ
ング回路を備え、ダンピング回路の平滑化量を人為的
に、または伝送制御部によって制御している。従って、
この発明によれば、プロセスの脈動によってセンサ回路
の出力が大きく変動している場合でも、その変動分を除
去して正確な計測が可能となる。また、アナログ回路に
よって変動分を除去しているので、例えプロセスに一定
周期の脈動が乗っていても、サンプリング周期に起因し
てビート波が発生することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の別の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明の更に別の実施例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 センサ回路 2 ダンピング回路 3 増幅器 4 A/D変換器 5 伝送処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力変化を電気信号に変換するセンサ回路
    と、このセンサ回路の出力を所定レベルまで増幅する増
    幅器と、この増幅器の出力信号をデジタル信号に変換す
    るA/D変換器と、このA/D変換器の出力を受け、適
    宜な処理をした後、アナログ電流信号を出力する伝送処
    理部とを備える圧力・差圧伝送器において、 前記センサ回路と前記増幅器の間に、センサ回路からの
    信号の変動分を平滑化するダンピング回路を設け、この
    ダンピング回路の平滑化量を人為的に、または前記伝送
    処理部によって制御することを特徴とする圧力・差圧伝
    送器。
JP27364391A 1991-10-22 1991-10-22 圧力・差圧伝送器 Pending JPH05113379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27364391A JPH05113379A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 圧力・差圧伝送器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27364391A JPH05113379A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 圧力・差圧伝送器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05113379A true JPH05113379A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17530549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27364391A Pending JPH05113379A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 圧力・差圧伝送器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05113379A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002243566A (ja) * 2001-02-19 2002-08-28 Denso Corp 半導体式圧力センサ
JP2009180643A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Yamatake Corp 差圧発信器
CN102778327A (zh) * 2012-07-05 2012-11-14 西安交通大学 一种高性能、智能传感器数字变送系统
JP2015190877A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 横河電機株式会社 フィールド機器の調整方法、フィールド機器の調整装置、及びフィールド機器
CN108154676A (zh) * 2017-11-20 2018-06-12 广州西森自动化控制设备有限公司 一种带红外线遥控的压力变送器及其工作方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002243566A (ja) * 2001-02-19 2002-08-28 Denso Corp 半導体式圧力センサ
JP2009180643A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Yamatake Corp 差圧発信器
EP2239716A1 (en) * 2008-01-31 2010-10-13 Yamatake Corporation Differential pressure transmitter
US8326550B2 (en) 2008-01-31 2012-12-04 Azbil Corporation Differential pressure transmitter
EP2239716A4 (en) * 2008-01-31 2014-06-18 Azbil Corp DIFFERENTIAL PRESSURE TANK
CN102778327A (zh) * 2012-07-05 2012-11-14 西安交通大学 一种高性能、智能传感器数字变送系统
JP2015190877A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 横河電機株式会社 フィールド機器の調整方法、フィールド機器の調整装置、及びフィールド機器
CN108154676A (zh) * 2017-11-20 2018-06-12 广州西森自动化控制设备有限公司 一种带红外线遥控的压力变送器及其工作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2810394B2 (ja) 応答速度の関数である可変分解能を備えたディジタル送信機
US20060238253A1 (en) Sensitivity switchable detection circuit and method
WO2009099624A1 (en) Minimal dead time digitally compensated process transmitter
CN109884384B (zh) 一种兼容电流和电压输入的信号采集电路
JPH05113379A (ja) 圧力・差圧伝送器
EP0144143A2 (en) Circuit arrangement for adjusting sound volume
JPH02141015A (ja) フィルタ時定数可変のアナログ入力装置
CN216561575U (zh) 电流变送器电路
JPH11271364A (ja) ゼロ調整回路
JP2685636B2 (ja) アナログ入力信号線の断線検出装置
JP2924166B2 (ja) 信号伝送器
JPH01136016A (ja) アナログ量計測装置
JPH10221127A (ja) センサ信号変換回路
JPH05101228A (ja) アナログ入力カードシステム
JPS63197112A (ja) デ−タ変換回路
KR930001755Y1 (ko) 자동 극성변환을 갖는 데이타 송수신회로
JPH10188189A (ja) 発信器
JPH0730468A (ja) フィールドバスの受信方式
JPH05225460A (ja) 熱感知器
JPH0581590A (ja) 信号伝送器
JP2852829B2 (ja) プロセス制御装置
SU1285587A1 (ru) Сенсорный переключатель
RU34750U1 (ru) Датчик виброскорости
JPH0799695A (ja) 通信装置
JPH04172805A (ja) Rcフィルター回路