JPH05110045A - 光電変換装置 - Google Patents
光電変換装置Info
- Publication number
- JPH05110045A JPH05110045A JP3293893A JP29389391A JPH05110045A JP H05110045 A JPH05110045 A JP H05110045A JP 3293893 A JP3293893 A JP 3293893A JP 29389391 A JP29389391 A JP 29389391A JP H05110045 A JPH05110045 A JP H05110045A
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- JP
- Japan
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- light
- metal layer
- pixel
- pixel part
- shielding
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- Pending
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Abstract
び第2の金属層が設けられ、第2の金属層は第1の金属
層上の絶縁膜上にあり、有効画素に隣接する遮光画素は
第1または第2の金属層により遮光し、他の遮光画素は
第2の金属層上の絶縁膜上に形成した第3の金属層によ
り遮光した光電変換装置。 【効果】 OB画素への光漏れやクロストークを防止
し、光電変換装置の表面段差を軽減するとともに、暗時
において、OB画素と有効画素との出力差を低減する。
Description
換装置に関するものである。
を図7に示す。1は半導体基板、2はエピタキシャル
層、3は光電変換領域であるベース層、4はMOS−T
rのソース、ドレイン領域である高濃度半導体層、5は
ゲート酸化膜、6はMOS−TrのゲートであるポリS
i電極、7は層間絶縁膜1、8は配線であるAl1層、
9は第2の層間絶縁膜、10は第3の層間絶縁膜、11
は表面保護膜、17は遮光層であるAl膜である。Al
は遮光性に優れ、また、低抵抗な材料であるため、配線
としても遮光層としても用いることができる。
層において、入射光により発生した正孔がベースに蓄積
されるに従いベース電位は上昇する。この正孔による信
号VPは次式で表わされる。
容量、AEは開口面積である。
層で覆われているため、ベースには光が入射せず、ベー
ス電位は光量によらず一定となり、OB画素の出力は基
準電位として用いられる。
従来例では、OB画素への有効画素からの光漏れやクロ
ストークにより、光照射時にOB画素出力が変動してし
まう欠点があった。
め、OB画素のベース容量が増加し、有効画素との暗時
出力差が大きくなる欠点があった。
基板に有効画素部と遮光画素部とを設けた光電変換装置
において、前記半導体基板の表面上に、少なくとも第1
および第2の金属層が設けられ、第2の金属層は第1の
金属層上の絶縁膜上にあり、有効画素に隣接する遮光画
素は第1または第2の金属層により遮光し、他の遮光画
素は第2の金属層上の絶縁膜上に形成した第3の金属層
により遮光したことを特徴とする光電変換装置が提供さ
れる。
属層で遮光し、有効画素に隣接する遮光画素の最低1画
素を第1または第2の金属層で遮光することにより、
(1) OB画素への光漏れやクロストークを防止、(2) O
B画素への遮光層による寄生容量の低減、(3) センサ表
面形状の段差軽減、を可能としたものである。
あり、図において符号1は半導体基板、2はエピタキシ
ャル層、3は光電変換領域であるベース層、4はMOS
−Trのソース、ドレイン領域である高濃度半導体層、
5はゲート酸化膜、6はMOSトランジスタのゲートで
あるポリシリコン電極、7は第1の層間絶縁膜、8は配
線であるAl1層、9は第2の層間絶縁膜、10は第3
の層間絶縁膜、11は表面保護膜、12は遮光層である
Al膜である。14は遮光膜12で遮光されたオプチカ
ルブラック(OB)画素、15は第1の配線層8(Al
1)で遮光されたOB画素(以下「ダミー画素」と記
す)、16は光電変換が行われる有効画素である。
られず、OB画素14の出力信号(VOB)が基準電位と
なり、有効画素16の出力信号(VE)との電位差が光
出力信号(VP)として用いられる。(Vp =VE −V
OB)OB画素14の遮光層12は表面保護膜11の上部
に形成されており、センサベース領域3から十分離れた
位置にあるので遮光層によるベースへの寄生容量は十分
小さくなる。
ほとんど同じ大きさとなるため、暗時でのOB画素し有
効画素の出力差を小さくできた。また、OB画素に隣接
してAl1で遮光したダミー画素が形成されているの
で、OB画素14への光漏れやクロストークが無くな
り、OB出力VOBは光の強度に依存せずに一定となっ
た。センサの断面形状も従来よりも段差がゆるやかにな
るため、カラーフィルタを上部に形成する場合、膜厚の
均一性を向上させることが可能となった。
o,Ti,Al−Si,Al−Si−Cu,Al−Cu
等の遮光性の高い配線材料の使用が可能である。
も、CCD,MOS型光電変換装置等の遮光画素への適
用も可能である。
を用いて説明する。図2は本発明の第2実施例の光電変
換装置の断面図である。図1と同一または対応部分は同
一符号を付け、その説明は省略する。前述の第1の実施
例では最上部の遮光層はOB画素上のみに形成していた
が、この第2の実施例では、ダミー画素15の最上部ま
で延長して形成している。この構成の場合、第1の実施
例よりも段差を軽減できる。
置の断面図である。図1と同一または対応部分は同一符
号を付け、その説明は省略する。図3において17は第
2の配線層であり遮光性も兼ねている金属配線層Al2
である。第1の実施例と第2の実施例では、ダミー画素
の遮光を第1の配線層Al1で遮光しているが、この第
3の実施例ではAl2により遮光している。この場合
も、第1の実施例と同様の効果がある。
置の断面図である。図1と同一または対応部分は同一符
号を付け説明は省略する。第1の実施例ではAl1で遮
光したダミー画素は1画素のみであるが、本実施例で
は、このダミー画素を複数画素設けたことを特徴とす
る。
への光漏れやクロストークを更に減少させることができ
る。
置の断面図である。第1〜4図と同一または対応部分は
同一符号を付け、その説明は省略する。本実施例では、
Alで遮光したダミー画素を複数画素を設けたことを特
徴とする。本構成の場合も、第4実施例と同様にOB画
素への光漏れやクロストークを更に減少させることがで
きる。
置の断面図である。本実施例ではAl3とAl2間の絶縁
膜にスルーホールを開けAl3とAl2を接合させている
のが特徴である。このような構成の場合、光のAl2と
Al3の多重反射によるOB画素への光の漏れ込みを完
全に防止することができる。
B画素を第3の金属層により遮光し、有効画素に隣接す
るOB画素を第1または第2の金属層により遮光するこ
とにより、(1) OB画素への光漏れやクロストークの防
止、(2) 光電変換装置の表面段差の軽減、(3) 暗時にお
いて、OB画素と有効画素の出力差の低減、が可能とな
るという効果が得られる。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板に有効画素部と遮光画素部と
を設けた光電変換装置において、前記半導体基板の表面
上に、少なくとも第1および第2の金属層が設けられ、
第2の金属層は第1の金属層上の絶縁膜上にあり、有効
画素に隣接する遮光画素は第1または第2の金属層によ
り遮光し、他の遮光画素は第2の金属層上の絶縁膜上に
形成した第3の金属層により遮光したことを特徴とする
光電変換装置。 - 【請求項2】 第3の金属層と第2の金属層との間の絶
縁膜にスルーホールを開け、このスルーホール中に金属
を埋め込んだことを特徴とする請求項1に記載の光電変
換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3293893A JPH05110045A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 光電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3293893A JPH05110045A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 光電変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05110045A true JPH05110045A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17800519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3293893A Pending JPH05110045A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 光電変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05110045A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7030918B1 (en) | 1999-06-30 | 2006-04-18 | Nec Electronics Corporation | Solid-state image pickup device |
JP2010135509A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Canon Inc | 撮像装置、及び撮像システム |
JP2012199583A (ja) * | 2005-09-12 | 2012-10-18 | Intellectual Venturesii Llc | 光干渉を減少させたイメージセンサ |
WO2024048292A1 (ja) * | 2022-08-29 | 2024-03-07 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 光検出素子、撮像装置、及び車両制御システム |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP3293893A patent/JPH05110045A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7030918B1 (en) | 1999-06-30 | 2006-04-18 | Nec Electronics Corporation | Solid-state image pickup device |
JP2012199583A (ja) * | 2005-09-12 | 2012-10-18 | Intellectual Venturesii Llc | 光干渉を減少させたイメージセンサ |
JP2010135509A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Canon Inc | 撮像装置、及び撮像システム |
WO2024048292A1 (ja) * | 2022-08-29 | 2024-03-07 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 光検出素子、撮像装置、及び車両制御システム |
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