[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH05118737A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

Info

Publication number
JPH05118737A
JPH05118737A JP28104791A JP28104791A JPH05118737A JP H05118737 A JPH05118737 A JP H05118737A JP 28104791 A JP28104791 A JP 28104791A JP 28104791 A JP28104791 A JP 28104791A JP H05118737 A JPH05118737 A JP H05118737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
catalyst
refrigerator
time
cooler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28104791A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuko Ito
温子 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP28104791A priority Critical patent/JPH05118737A/ja
Publication of JPH05118737A publication Critical patent/JPH05118737A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Defrosting Systems (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却器の除霜を行うガラス管ヒータ周囲に吸
着型熱分解触媒を被覆させ、触媒へ空気が接触しやすく
して触媒の吸着効率を改善し、かつ、空気循環量が少な
い場合にヒータを強制通電させて、加熱による臭気分解
効率を上げて脱臭能力低下を改善した冷蔵庫の提供を目
的とする。 【構成】 周囲に触媒15aを被覆させたヒータ13を
冷却器6の下部に設置し、前回ヒータ通電時を起点とし
て一定時間内におけるダンパ20の積算開口時間がある
値以下になった場合にヒータ13を強制通電させる。ま
た、外気温検知用の温度センサが一定温度以上を検知す
る場合は、圧縮機17の積算時間によりヒータ13への
通電を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、庫内の臭気成分を除去
する機能を備えた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、脱臭機能は冷蔵庫の基本機能とし
ての位置づけを確立しつつある。冷蔵庫の脱臭装置とし
ては、活性炭などの吸着材を用いて庫内の臭気成分を物
理的に吸着させるもの、触媒に吸着させた臭気成分をオ
ゾンや紫外線、あるいは加熱により酸化分解させて脱臭
と同時に触媒の吸着機能を再生させるものなどがある。
【0003】これらのうち、触媒吸着−加熱酸化分解構
造をもつ脱臭装置が、酸化分解効率に優れ、脱臭装置の
ためのスペースが少なくて済み、かつコストメリットも
高いなど他の脱臭方式に比べて有利な点が多い。このよ
うな構造をもつ脱臭装置については、例えば、実開平1
−128826号公報にその一例が紹介されている。
【0004】以下に、それについて図面を参照して説明
する。図4において、1は冷蔵庫本体であり、2、3は
その内部に形成された冷凍室および冷蔵室、4、5は各
々扉である。6は冷凍室2背部の冷却器室7内に配設さ
れた冷却器、8は冷却器6の上方に配設されたファンで
ある。9は、冷却器6により冷却された空気を冷凍室2
内に供給する供給口であり、10は冷凍室2内の空気を
前記冷却器室7に戻すためのリターンダクトである。ま
た、11は、冷却器6により冷却された空気を冷蔵室3
内に供給するための供給ダクトであり、12は冷蔵室3
内の空気を冷却器室7に戻すためのリターンダクトであ
る。
【0005】13は冷却器室7の下部において冷却器6
の下方に配設された除霜ヒータを兼用するヒータで、例
えばガラス管ヒータからなり、前記ヒータ13の上部に
は下側が開放されたカバー14が設けられている。ヒー
タ13は、冷却器6の除霜時にのみ通電され、それ以外
は断電されるというように通断電制御される。15は、
前記カバー14の内面に設けた吸着型熱分解触媒で、こ
れは、例えば活性炭などの吸着材と、白金系の熱分解触
媒とを混合したものからなる。
【0006】上記構成において、冷却運転時には、ファ
ン8の送風作用により、庫内の空気が冷却器室7、冷凍
室2およびリターンダクト10を介して循環されると共
に、冷却器室7、供給ダクト11、冷蔵室3およびリタ
ーンダクト12を介して循環される。
【0007】この際、冷却器室7内を通る空気が吸着系
熱分解触媒15と接触し、空気中の臭気成分が触媒15
に吸着される。一方、除霜運転が再開されると、冷却器
6の冷却作用およびファン8の運転が停止される一方、
ヒータ13が通電されて発熱する。このヒータ13の発
熱により、冷却器6が加熱されて除霜が行われ、かつ、
触媒15が同時に加熱されて吸着された臭気成分が分解
除去され、吸着機能が再生される。
【0008】そして、除霜運転が終了して冷却運転が再
開され、触媒15の温度が低下すると、上述と同様に庫
内の空気に含まれた臭気成分が再び触媒15に吸着さ
れ、これらの繰り返しにより庫内の脱臭が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、触媒15がカバー14の内面に設置されている
ため、リターンダクト10、12からの空気が触媒15
に接するのにカバー14が妨げとなり、その結果、触媒
15の吸着機能を有効に生かすことが難しい。また、例
えば低外気温時のときのように、冷蔵庫の運転率および
冷蔵室のダンパ装置の開口時間が低下すると、空気の循
環量が減少し、脱臭に関しては条件がますます悪化する
という問題点を有する。
【0010】なお、外気温度と冷蔵庫の運転率および冷
蔵室のダンパ装置の開口率(ドア開閉なし・1日平均)
との関係を(表1)に示す。
【0011】
【表1】
【0012】本発明は上記の問題点を解決するもので、
空気の循環量の低下による脱臭能力低下を改善し、か
つ、触媒の吸着能力そのものが有効利用されるような構
造を有する冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の冷蔵庫は、冷凍室の背部に配設された冷却
器の下部に設置され、冷却器の除霜を行うガラス管ヒー
タと、ヒータのガラス管周囲に被覆され、冷蔵庫内の臭
気成分を吸着し、ヒータ通電時に加熱されることにより
臭気成分を分解させて冷蔵庫内の脱臭を行う触媒と、冷
蔵庫の冷蔵室内に設置され、冷却器からの冷気の流入を
制御するダンパ装置と、前回除霜時を起点として一定時
間内におけるダンパ装置の積算開口時間が所定値以下に
なった場合にヒータを通電させる制御装置とを備えた構
成を有している。
【0014】
【作用】この構成によると、リターンダクトからの空気
は障害物に邪魔されずヒータのガラス管周囲に被覆され
た触媒と容易に接触し、臭気成分が十分に吸着される。
また、前回除霜時を起点とした一定時間内における冷蔵
室のダンパ装置の積算開口時間を逐次サンプリングして
庫内の空気循環量を推定し、循環量が低下したときに強
制的にヒータを通電して臭気成分の分解を促進する。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と重複する場合は、同
一番号を付し、詳細な説明を省略する。
【0016】図1において、15aはヒータ13の有効
発熱部周囲に被覆された吸着型熱分解触媒であり、基本
的な成分は従来例とほぼ同じだが、被覆層を形成させや
すくするためバインダーなどを加えている。また、16
は外気温を検知し、検知した値を制御装置(マイコン)
にインプットしてヒータ13への通電を制御させる温度
センサである。17は冷蔵庫の圧縮機である。
【0017】また、20は、冷気供給ダクト11の冷気
吐出口に設けられ、冷蔵室3への冷気の流入を制御する
ダンパ装置である。
【0018】次に、図2において、21は制御装置(マ
イコン)であり、22、23および24は、それぞれ冷
凍室温度を検知する温度センサ18、冷蔵室温度を検知
する温度センサ19および外気温を検知する温度センサ
16を備えた温度検知手段である。圧縮機17は、ファ
ン8とともに上記温度センサ16〜18からの情報をイ
ンプットされた制御装置21により運転を制御されてい
る。
【0019】25、26および27は、それぞれ圧縮機
17の運転時間、前回除霜時からの経過時間および冷蔵
室のダンパ装置20の開口時間を積算するタイマであ
る。28、29、30は、制御装置21からの信号によ
り、それぞれ圧縮機17、ファン8、冷蔵室ダンパを駆
動させる駆動手段を、31はファン8の回転数制御手段
を示す。
【0020】上記の構成について、以下その動作を説明
する。従来例と同様、冷凍室2および冷蔵室3内を循環
し、冷却器室7内に戻る空気は、触媒15aと接触し、
その空気中の臭気成分が触媒15aに吸着される。一
方、除霜運転が開始されると、冷却器6およびファン8
の運転が停止され、同時にヒータ13が通電されて冷却
器6の除霜および触媒15aの加熱再生が行われる。
【0021】次に制御機構について図3を用いて説明す
る。冷蔵庫1の電源をONすると、圧縮機17およびフ
ァン8は、制御装置21からの信号に基づきON/OF
F運転を始める。同時に圧縮機17の運転時間積算タイ
マ25が運転時間の積算を開始する。積算時間がT1
(分)に達したときにヒータ13に通電され、除霜およ
び触媒15aの加熱が行われる。除霜が終了すると再び
冷却運転が行われる。
【0022】それと同時に、タイマ26、27がそれぞ
れ前回除霜からの経過時間および冷蔵室のダンパ装置2
0の開口時間の積算を開始する。タイマ26の値がT2
(分)に達し、かつ、タイマ27の値がT3(分)以下
の場合は、強制的にヒータ13に通電され、除霜および
触媒15aの加熱が行われる。
【0023】また、外気温を検知する温度センサ16の
値がTA(℃)以下の場合で、タイマ26の値がT2に
達し、かつ、タイマ27の値がT3以下の場合もまた強
制的にヒータ13に通電される。 以上のような構造に
より、リターンダクト10および12からの空気が触媒
15aに接触しやすく、その結果、触媒15aの吸着機
能が有効に生かされる。また、前回除霜時を起点とした
一定時間内における冷蔵室のダンパ装置20積算開口時
間を逐次サンプリングして庫内の空気循環量を推定し、
循環量が低下したときに強制的にヒータ13を通電し
て、触媒15aに吸着した臭気成分および雰囲気中の臭
気成分の分解を促進することにより、外気温が低い場合
など循環量低下した時の脱臭能力を改善させることがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の冷蔵庫によると、
冷凍室の背部に配設された冷却器の下部に設置され、冷
却器の除霜を行うガラス管ヒータと、ヒータのガラス管
周囲に被覆され、庫内の臭気成分を吸着し、ヒータ通電
時に加熱されることにより臭気成分を分解させて脱臭を
行う触媒と、冷蔵室内に設置され、冷却器からの冷気の
流入を制御するダンパ装置と、前回除霜時を起点として
一定時間内におけるダンパ積算開口時間がある値以下に
なった場合にヒータを一定時間通電させる制御装置とを
備えたことにより触媒の吸着能力をより有効に利用で
き、かつ、庫内循環量が減少した場合の脱臭能力の低下
を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の断面図
【図2】本発明の一実施例における冷蔵庫の動作説明の
ための制御ブロック図
【図3】本発明の一実施例における冷蔵庫の動作説明の
ためのフローチャート
【図4】従来発明の一実施例を示す冷蔵庫の要部断面図
【符号の説明】
13 ガラス管ヒータ 15a 触媒 16 外気温を検知する温度センサ 20 ダンパ装置 21 制御装置(マイコン)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室と、冷蔵室と、前記冷凍室の背部
    に配設された冷却器の下部に設置され、前記冷却器の除
    霜を行うガラス管ヒータと、前記ヒータのガラス管周囲
    に被覆され、前記冷凍室および冷蔵室内の臭気成分を吸
    着し、前記ヒータ通電時に加熱されることにより臭気成
    分を分解させて脱臭を行う触媒と、前記冷蔵室の入口に
    設置され、前記冷却器からの冷気の流入を制御するダン
    パ装置と、前回除霜時を起点として一定時間内における
    前記ダンパ装置の積算開口時間が所定値以下になった場
    合に前記ヒータを通電させる制御装置とを備えた冷蔵
    庫。
  2. 【請求項2】 本体外郭に設置され、外気温を検知する
    温度センサと、前記温度センサが所定値以上を検知した
    場合には、圧縮機の運転積算時間が所定時間に達した場
    合に前記ヒータを通電させる制御装置とを備えた請求項
    1記載の冷蔵庫。
JP28104791A 1991-10-28 1991-10-28 冷蔵庫 Pending JPH05118737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28104791A JPH05118737A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28104791A JPH05118737A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05118737A true JPH05118737A (ja) 1993-05-14

Family

ID=17633565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28104791A Pending JPH05118737A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05118737A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103851851A (zh) * 2013-11-07 2014-06-11 海信(山东)冰箱有限公司 一种带有加湿功能的风冷冰箱及其控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103851851A (zh) * 2013-11-07 2014-06-11 海信(山东)冰箱有限公司 一种带有加湿功能的风冷冰箱及其控制方法
CN103851851B (zh) * 2013-11-07 2016-09-07 海信(山东)冰箱有限公司 一种带有加湿功能的风冷冰箱及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910002205B1 (ko) 냉장고등의 악취제거장치
US7056476B2 (en) Refrigerator and deodorizer producing ozone by high-voltage discharge
JP3754601B2 (ja) 冷蔵庫
JPH05118737A (ja) 冷蔵庫
JPH0777380A (ja) 冷蔵庫
JPH0599558A (ja) 冷蔵庫
JPH05164456A (ja) 冷蔵庫
JPH10205965A (ja) 冷蔵庫
JPH05157443A (ja) 冷蔵装置
JP2003279233A (ja) 家庭用冷蔵庫
JP2547698B2 (ja) ヒータ
JPH0336483A (ja) 冷蔵庫等の脱臭装置
JP2972421B2 (ja) 冷蔵庫等の脱臭装置
JPH09250864A (ja) 冷蔵庫の制御装置
JPH0210082A (ja) 冷蔵庫の脱臭装置
JPH10339543A (ja) 冷蔵庫の制御装置
JPH0735466A (ja) 冷蔵庫
EP3692317B1 (en) Deodorizing apparatus and refrigerator including the same
JPH02194816A (ja) 冷蔵庫等の脱臭装置
JPH0687952B2 (ja) 冷蔵庫の脱臭装置
JPH09135888A (ja) 脱臭抗菌装置
JPH0536282U (ja) 冷蔵庫等の脱臭装置
JP2003130518A (ja) 冷蔵庫
JPH10339544A (ja) 冷蔵庫の制御装置
JPH0611244A (ja) 脱臭装置付き冷蔵庫