JPH0481090A - 視線一致型の人物映像撮影装置 - Google Patents
視線一致型の人物映像撮影装置Info
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- JPH0481090A JPH0481090A JP2190768A JP19076890A JPH0481090A JP H0481090 A JPH0481090 A JP H0481090A JP 2190768 A JP2190768 A JP 2190768A JP 19076890 A JP19076890 A JP 19076890A JP H0481090 A JPH0481090 A JP H0481090A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 3
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はテレビ会議、テレビ電話などにおける会議参加
者の視線を一致させて撮影する視線一致型の人物映像撮
影装置に関するものである。
者の視線を一致させて撮影する視線一致型の人物映像撮
影装置に関するものである。
(従来の技術)
画像通信技術の発達により遠隔地にいる相手の顔画像を
見ながら会議や打ち合わせができるテレビ会議システム
やテレビ電話システムが実用に供されている。テレビ会
議システムやテレビ電話システムでは、通信会議を意識
させないような自然な、臨場感のある、また表情などを
うまく読み取れる撮影表示方法を必要としている。CR
T等の画像表示装置を介してのお互いの視線を一致させ
て撮影する方、法は、自然で、臨場感のある、また表情
などをうまく読み取れるシステム実現のための有効な手
段である。
見ながら会議や打ち合わせができるテレビ会議システム
やテレビ電話システムが実用に供されている。テレビ会
議システムやテレビ電話システムでは、通信会議を意識
させないような自然な、臨場感のある、また表情などを
うまく読み取れる撮影表示方法を必要としている。CR
T等の画像表示装置を介してのお互いの視線を一致させ
て撮影する方、法は、自然で、臨場感のある、また表情
などをうまく読み取れるシステム実現のための有効な手
段である。
しかしながら、視線の一致を実現するためにカメラをC
RT等の画像表示装置の前に設置するとカメラが表示装
置の表示画面を遮ってしまうため、現在のこれらのシス
テムでは、表示装置の上や横に設置している。この結果
、通信相手には斜め上方や横から見た顔画像が送信され
てしまい、お互いの視線はCRT等の画像表示装置を向
いているので、視線を一致させた会議や打ち合わせが実
現されていなかった。
RT等の画像表示装置の前に設置するとカメラが表示装
置の表示画面を遮ってしまうため、現在のこれらのシス
テムでは、表示装置の上や横に設置している。この結果
、通信相手には斜め上方や横から見た顔画像が送信され
てしまい、お互いの視線はCRT等の画像表示装置を向
いているので、視線を一致させた会議や打ち合わせが実
現されていなかった。
上記の問題点を解決するため、表示装置の表示画面を遮
ることなくカメラを被写体人物像の視線の中に設置する
方法として、従来では、ハーフミラ−を使用した視線一
致型の表示撮影装置が知られている。第5図はハーフミ
ラ−を使用した表示撮影装置の構成例を示す図であり、
■は表示装置、2はハーフミラ−13は撮影装置として
のTVカメラ、4は観察者である。観察者4はハーフミ
ラ−2を介して表示装置1を観察している。同時に観察
者4の顔は、撮影装置3により撮影されるため、観察者
4の視線は撮影装置3の方向を向いており、通信相手に
視線の一致した顔画像が伝送されることになる。
ることなくカメラを被写体人物像の視線の中に設置する
方法として、従来では、ハーフミラ−を使用した視線一
致型の表示撮影装置が知られている。第5図はハーフミ
ラ−を使用した表示撮影装置の構成例を示す図であり、
■は表示装置、2はハーフミラ−13は撮影装置として
のTVカメラ、4は観察者である。観察者4はハーフミ
ラ−2を介して表示装置1を観察している。同時に観察
者4の顔は、撮影装置3により撮影されるため、観察者
4の視線は撮影装置3の方向を向いており、通信相手に
視線の一致した顔画像が伝送されることになる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来の視線−散型表示撮影装置では
、 ■ 撮影装置3は観察者4から見えないようにするため
、外部からの光を遮断するための箱に納め固定なければ
ならず、装置が大型になる。
、 ■ 撮影装置3は観察者4から見えないようにするため
、外部からの光を遮断するための箱に納め固定なければ
ならず、装置が大型になる。
■ ハーフミラ−2の配置角度を小さくすると、撮影装
置3に表示装置1の表示画面も撮影されてしまい、人物
像のみを撮影することができない。
置3に表示装置1の表示画面も撮影されてしまい、人物
像のみを撮影することができない。
■ また、遠隔地画像の表示においては、臨場感、すな
わち、あたかも相手がそこにいるような感覚を観察者4
に与えるために、表示画面の大型化が重要な要件の1つ
である。
わち、あたかも相手がそこにいるような感覚を観察者4
に与えるために、表示画面の大型化が重要な要件の1つ
である。
これに関しては、畑田、坂田9日下が、「画面サイズに
よる方向感覚誘導結果」テレビジョン学会誌第33巻、
第5号、第407頁〜第413頁、 1979年におい
て、臨場感効果は20°以下の狭い表示画面では非常に
弱く、80°近辺以上になると飽和状態になると報告し
ている。
よる方向感覚誘導結果」テレビジョン学会誌第33巻、
第5号、第407頁〜第413頁、 1979年におい
て、臨場感効果は20°以下の狭い表示画面では非常に
弱く、80°近辺以上になると飽和状態になると報告し
ている。
すなわち、テレビ会議における表示画面の大形化が必要
であるが、第5図の従来の撮影装置では更につぎの問題
点がある。
であるが、第5図の従来の撮影装置では更につぎの問題
点がある。
■ 表示画面を大型化すると、それに従いハーフミラ−
も大きくなり、これが45°で傾いているため、画面直
近に観察者4が近づいて観ることが出来ない。従って表
示画面の観察者が観た視野角は大きく出来ず、臨場感の
効果かうすい。
も大きくなり、これが45°で傾いているため、画面直
近に観察者4が近づいて観ることが出来ない。従って表
示画面の観察者が観た視野角は大きく出来ず、臨場感の
効果かうすい。
以上のような問題点があるため、第5図に示す撮影装置
では大画面画像表示は不可能であり、表示画面は臨場感
に乏しいため実用に供されることはなかった。
では大画面画像表示は不可能であり、表示画面は臨場感
に乏しいため実用に供されることはなかった。
(発明の目的)
本発明の目的は、表示装置観察中の観察者の正面像を良
好に撮影出来、大画面・広視野角表示をできるようにし
た、視線一致型の人物映像撮影装置を提供することにあ
る。
好に撮影出来、大画面・広視野角表示をできるようにし
た、視線一致型の人物映像撮影装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決し目的を達成するため、表示装
置の表示画面観察中の人物を撮影する視線一致型の人物
映像撮影装置において、 前記表示装置の表示画面像と観察者像とを切分する手段
と、撮影装置から出力された映像信号と表示装置に入力
される映像信号との差分信号を発生させる信号処理手段
とを少なくとも有することを特徴とする。
置の表示画面観察中の人物を撮影する視線一致型の人物
映像撮影装置において、 前記表示装置の表示画面像と観察者像とを切分する手段
と、撮影装置から出力された映像信号と表示装置に入力
される映像信号との差分信号を発生させる信号処理手段
とを少なくとも有することを特徴とする。
(作 用)
本発明は遠隔地にある相手の顔画像が表示装置の表示画
面に表示され、観察者はハーフミラ−を介して観察する
。一方、観察者の顔の像はハーフミラ−により反射され
撮影装置により撮影され、同時にハーフミラ−を介して
表示装置の表示画面を撮影する。そして、観察者の像と
表示画面上の相手の顔画像が重畳された状態の信号とし
て信号処理装置に入力される。
面に表示され、観察者はハーフミラ−を介して観察する
。一方、観察者の顔の像はハーフミラ−により反射され
撮影装置により撮影され、同時にハーフミラ−を介して
表示装置の表示画面を撮影する。そして、観察者の像と
表示画面上の相手の顔画像が重畳された状態の信号とし
て信号処理装置に入力される。
この場合、信号処理装置では、表示画面を正面画像の形
で撮影されている時は別として、斜めの方向から撮影さ
れた時は相手方の顔画像の歪み補正を行なう。また、一
方、撮影装置の出力映像に重畳された前記相手側の映像
信号と輝度レベルを同一とし、必要により相手側の映像
を拡大あるいは縮小して位置合せを行なう。
で撮影されている時は別として、斜めの方向から撮影さ
れた時は相手方の顔画像の歪み補正を行なう。また、一
方、撮影装置の出力映像に重畳された前記相手側の映像
信号と輝度レベルを同一とし、必要により相手側の映像
を拡大あるいは縮小して位置合せを行なう。
そして、上記処理がされた前記撮影装置からの映像信号
と、表示装置への入力映像信号を差分処理装置で差分映
像を得た後、観察者の映像のみを適切な輝度レベルまで
にして相手方へ伝送する。
と、表示装置への入力映像信号を差分処理装置で差分映
像を得た後、観察者の映像のみを適切な輝度レベルまで
にして相手方へ伝送する。
これはハーフミラ−を45°程度まで傾ける必要がなく
小型化とともに大画面、広視野での相手の映像表示がで
きる。更に上記動作を基本として表示装置を大型スクリ
ーンに代え行なうことにより、広視野で画像の観察を可
能とし、表示画像の臨場感を更に増すことができる。
小型化とともに大画面、広視野での相手の映像表示がで
きる。更に上記動作を基本として表示装置を大型スクリ
ーンに代え行なうことにより、広視野で画像の観察を可
能とし、表示画像の臨場感を更に増すことができる。
(実施例)
第1図は本発明の第1の実施例の構成図を示し、前記第
5図と同じ各部について同じ番号を付しである。図に示
すように表示装置1の表示画面前にハーフミラ−2を配
置し、該表示画面上に映し出された相手側の顔画像の表
示画面像光路5と、該ハーフミラ−上に映し出された観
察者4の観察者像光路6とが、ハーフミラ−2により切
り分けられる構成となっている。
5図と同じ各部について同じ番号を付しである。図に示
すように表示装置1の表示画面前にハーフミラ−2を配
置し、該表示画面上に映し出された相手側の顔画像の表
示画面像光路5と、該ハーフミラ−上に映し出された観
察者4の観察者像光路6とが、ハーフミラ−2により切
り分けられる構成となっている。
また、前記表示装置1への入力映像信号7と、撮影装置
(TVカメラ)3の出力映像信号8の2入力が差分信号
を発生させる信号処理装置9に入力され、該装置から遠
隔地にある相手側表示装置へ観察者映像信号lOとして
出力される構成となっている。
(TVカメラ)3の出力映像信号8の2入力が差分信号
を発生させる信号処理装置9に入力され、該装置から遠
隔地にある相手側表示装置へ観察者映像信号lOとして
出力される構成となっている。
上記信号処理装置9の構成例を第2図に示し、図に示す
ように表示装置1への入力映像信号7系には、輝度低減
装置91とトリミング装置92が、またTVカメラ3の
出力映像信号8系には、台形歪補正装置93を夫々有す
る。両映像信号7,8の2入力は差分映像を得る差分処
理装置94に入力され、その出力は輝度増幅装置95に
入力される構成となっている。
ように表示装置1への入力映像信号7系には、輝度低減
装置91とトリミング装置92が、またTVカメラ3の
出力映像信号8系には、台形歪補正装置93を夫々有す
る。両映像信号7,8の2入力は差分映像を得る差分処
理装置94に入力され、その出力は輝度増幅装置95に
入力される構成となっている。
上記構成に基づく第1の実施例の動作を、第3図に示す
入力映像信号7系とTVカメラの出力映像信号8系の各
映像例により説明する。
入力映像信号7系とTVカメラの出力映像信号8系の各
映像例により説明する。
まず、入力映像信号7は表示装置1及び信号処理装置9
に入力され、表示装置lには遠隔地にいる会議の相手の
顔画像が表示画面上に表示され、観察者4はハーフミラ
−2を介して相手の顔画像を観察できる。
に入力され、表示装置lには遠隔地にいる会議の相手の
顔画像が表示画面上に表示され、観察者4はハーフミラ
−2を介して相手の顔画像を観察できる。
一方、観察者4の顔の像はハーフミラ−2により反射さ
れ、観察者像光路6を通ってTVカメラ3により撮影さ
れる。また、同時にTVカメラ3はハーフミラ−2を通
して表示装置1の表示画面像(相手の顔画像)も表示画
面像光路5を通って撮影され、前記観察者の顔の像と重
畳されたTVカメラの出力映像信号8として信号処理装
置9に入力される。ところで、前記TVカメラ3は表示
装置1の表示画面に対し完全に垂直方向から撮影してい
る場合は別として、第1図に示すように斜め方向から撮
影すると、TVカメラの出力映像信号8に重畳された相
手側の顔画像の映像は、第3図81の破線で示すように
台形に歪んでいる。この歪みは第1図に示すTVカメラ
3の光軸と、表示装置1の表示画面とのなす角度θによ
り決まる。従って予めこの角度を測定しておき、第2図
の台形歪補正装置93により歪を実時間で補正し、第3
図82に示す台形歪補正映像を得た後、差分処理装置9
4へ入力する。
れ、観察者像光路6を通ってTVカメラ3により撮影さ
れる。また、同時にTVカメラ3はハーフミラ−2を通
して表示装置1の表示画面像(相手の顔画像)も表示画
面像光路5を通って撮影され、前記観察者の顔の像と重
畳されたTVカメラの出力映像信号8として信号処理装
置9に入力される。ところで、前記TVカメラ3は表示
装置1の表示画面に対し完全に垂直方向から撮影してい
る場合は別として、第1図に示すように斜め方向から撮
影すると、TVカメラの出力映像信号8に重畳された相
手側の顔画像の映像は、第3図81の破線で示すように
台形に歪んでいる。この歪みは第1図に示すTVカメラ
3の光軸と、表示装置1の表示画面とのなす角度θによ
り決まる。従って予めこの角度を測定しておき、第2図
の台形歪補正装置93により歪を実時間で補正し、第3
図82に示す台形歪補正映像を得た後、差分処理装置9
4へ入力する。
また、遠隔地の相手側の映像である表示装置lへの入力
映像信号7の映像71(第3図参照)は、第2図の輝度
低減装置91に入力されて輝度低減映像72を得る。こ
の時の輝度低減はTVカメラの出力映像信号8に重畳さ
れる相手側の映像信号と輝度レベルを同一にするために
行う。そして、この輝度低減映像72はトリミング装置
92に入力され、遠隔地の相手の映像を拡大あるいは縮
小し、さらに位置合せを行ない所定の寸法のトリミング
映像73を得て差分処理装置94へ入力する。
映像信号7の映像71(第3図参照)は、第2図の輝度
低減装置91に入力されて輝度低減映像72を得る。こ
の時の輝度低減はTVカメラの出力映像信号8に重畳さ
れる相手側の映像信号と輝度レベルを同一にするために
行う。そして、この輝度低減映像72はトリミング装置
92に入力され、遠隔地の相手の映像を拡大あるいは縮
小し、さらに位置合せを行ない所定の寸法のトリミング
映像73を得て差分処理装置94へ入力する。
このトリミング映像73を得る場合、具体的には台形歪
補正映像82に重畳された相手の映像の寸法位置を予め
TVカメラ3の撮影倍率、Wk影角度より測定しておき
、これらの値をもとにトリミング装置92で実時間で処
理して行う。
補正映像82に重畳された相手の映像の寸法位置を予め
TVカメラ3の撮影倍率、Wk影角度より測定しておき
、これらの値をもとにトリミング装置92で実時間で処
理して行う。
次に差分処理装置94では、台形歪補正映像82からト
リミング映像73を差し引き、観察者4の映像のみが映
っている差分映像40を得る。この差分映像40は輝度
増幅装置95に入力され、観察者の映像を適切な輝度レ
ベルまで増幅し、観察者映像信号lOを得、遠隔地の相
手に伝送する。
リミング映像73を差し引き、観察者4の映像のみが映
っている差分映像40を得る。この差分映像40は輝度
増幅装置95に入力され、観察者の映像を適切な輝度レ
ベルまで増幅し、観察者映像信号lOを得、遠隔地の相
手に伝送する。
以上述べたような構成になっているため、本発明による
とTVカメラで撮影された映像から、観察者の映像部分
のみを良好に切り出すことが出来る。従って、従来の装
置に比べ表示画面に対し、ハーフミラ−を456程度ま
で傾むける必要がなくそのために装置を/J1形化でき
ると共に観察者は表示画面直近まで顔を近づけることが
出来るので、大画面・広視野での相手映像表示ができる
。
とTVカメラで撮影された映像から、観察者の映像部分
のみを良好に切り出すことが出来る。従って、従来の装
置に比べ表示画面に対し、ハーフミラ−を456程度ま
で傾むける必要がなくそのために装置を/J1形化でき
ると共に観察者は表示画面直近まで顔を近づけることが
出来るので、大画面・広視野での相手映像表示ができる
。
なお、信号処理装置9は、説明を簡単にするために必要
最小限の専用のハードウェア構成について説明したが、
この代わりに汎用の動画像処理装置を用いて同一のアル
ゴリズムを実現できることは言うまでもない。例えば、
米国イメージテクノロジ社の動画像処理装置lTl−1
50シリースにおいて、映像入力端子3本のうちの2本
にそれぞれ表示装置入力映像信号7と、TVカメラ呂方
力映像信号8入力することで実現できる。
最小限の専用のハードウェア構成について説明したが、
この代わりに汎用の動画像処理装置を用いて同一のアル
ゴリズムを実現できることは言うまでもない。例えば、
米国イメージテクノロジ社の動画像処理装置lTl−1
50シリースにおいて、映像入力端子3本のうちの2本
にそれぞれ表示装置入力映像信号7と、TVカメラ呂方
力映像信号8入力することで実現できる。
第4図は本発明の第2の実施例の構成図を示し前記第1
図と同じ各部については同じ番号を付しである。図に示
すように表示装置1に代え大型のスクリーン1aを斜め
に配置し、その前にハーフミラ−2aを配置する。そし
て観察者4の位置する所より斜め上方より該スクリーン
1a上へハーフミラ−2aを介して投影するTVプロジ
ェクタ1bを配置し、その前面にハーフミラ−2bを、
また、撮影装置3のTVカメラの前面にフルミラー2C
を夫々配置した構成である。
図と同じ各部については同じ番号を付しである。図に示
すように表示装置1に代え大型のスクリーン1aを斜め
に配置し、その前にハーフミラ−2aを配置する。そし
て観察者4の位置する所より斜め上方より該スクリーン
1a上へハーフミラ−2aを介して投影するTVプロジ
ェクタ1bを配置し、その前面にハーフミラ−2bを、
また、撮影装置3のTVカメラの前面にフルミラー2C
を夫々配置した構成である。
本実施例では大画面・高輝度表示を実現するために上記
のようにTVプロジェクタlbにより遠隔地の相手の顔
画像をスクリーンla上のハーフミラ−2a、2bを介
して投影する。そして、観察者4はスクリーンla上に
表示された相手の顔画像を観察する。
のようにTVプロジェクタlbにより遠隔地の相手の顔
画像をスクリーンla上のハーフミラ−2a、2bを介
して投影する。そして、観察者4はスクリーンla上に
表示された相手の顔画像を観察する。
上記TVカメラ3ではハーフミラ−2a、 2b。
フルミラー2cを通して投影されるスクリーンla上の
表示像と、ハーフミラ−2aで反射される観察者4の像
が重畳して撮影され、TVカメラの出力映像信号8が信
号処理装置9に入力される。この信号処理装置9ではT
Vプロジェクタ1bに入力される入力映像信号7も入力
され、前記第2図で説明した信号処理が行なわれ、観察
者4の映像のみが観察者映像信号IOとして相手側へ出
力される。
表示像と、ハーフミラ−2aで反射される観察者4の像
が重畳して撮影され、TVカメラの出力映像信号8が信
号処理装置9に入力される。この信号処理装置9ではT
Vプロジェクタ1bに入力される入力映像信号7も入力
され、前記第2図で説明した信号処理が行なわれ、観察
者4の映像のみが観察者映像信号IOとして相手側へ出
力される。
本実施例ではスクリーン1aの大きさは120インチで
あり、観察者4とスクリーン中央との距離は約1.5m
とした。これによって観察者4は視野角80°程度の広
視野で画像を観察出来るので、表示画枠が気にならない
ため表示画像の臨場感及び迫力を増すことが出来る。こ
れに対し従来の装置では、このような大画面表示では観
察者はハーフミラ−が表示面に対し出てしまいスクリー
ン面に近づいて表示画面を観察することができない。
あり、観察者4とスクリーン中央との距離は約1.5m
とした。これによって観察者4は視野角80°程度の広
視野で画像を観察出来るので、表示画枠が気にならない
ため表示画像の臨場感及び迫力を増すことが出来る。こ
れに対し従来の装置では、このような大画面表示では観
察者はハーフミラ−が表示面に対し出てしまいスクリー
ン面に近づいて表示画面を観察することができない。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明は、ハーフミラ−を介して
撮影される観察者像と表示画面像から、観察者像のみを
切り出すことができるため、表示画面に対するハーフミ
ラ−の角度は制限がなく、装置を小型化できる。また、
表示画面に対するハーフミラ−の角度には制限がなく、
表示画面に平行に配置できるため、観察者は画面に近づ
いて観察できるので大画面広視野画像が表示できる。
撮影される観察者像と表示画面像から、観察者像のみを
切り出すことができるため、表示画面に対するハーフミ
ラ−の角度は制限がなく、装置を小型化できる。また、
表示画面に対するハーフミラ−の角度には制限がなく、
表示画面に平行に配置できるため、観察者は画面に近づ
いて観察できるので大画面広視野画像が表示できる。
第1図は本発明の第1の実施例の構成図、第2図は第1
図の信号処理装置の構成例を示す図、第3図は第2図の
信号処理装置での処理内容を説明するための図、第4図
は本発明の第2の実施例の構成図、第5図は従来の視線
−散型の表示撮影装置の構成例を示す図である。 l ・・・表示装置、 la・・・スクリーン、lb・
TVプロジェクタ、 2.2a。 2b・・・ハーフミラ−2C・・・フルミラ3・・・撮
影装置(T〜′カメラ)、 4・・・観察者、 5 ・
・・表示画面像光路、6 ・・・観察者像光路、 7
・・ 表示装置への入力映像信号、 8 ・・・TVカ
メラの出力映像信号、 9 ・・・信号処理装置、IO
・・・観察者映像信号、91 ・・・輝度低減装置、9
2・・・ トリミング装置、93・・・台形歪補正装置
、94・・・差分処理装置。 95・・・輝度増幅装置。 特許出願人 日本電信電話株式会社
図の信号処理装置の構成例を示す図、第3図は第2図の
信号処理装置での処理内容を説明するための図、第4図
は本発明の第2の実施例の構成図、第5図は従来の視線
−散型の表示撮影装置の構成例を示す図である。 l ・・・表示装置、 la・・・スクリーン、lb・
TVプロジェクタ、 2.2a。 2b・・・ハーフミラ−2C・・・フルミラ3・・・撮
影装置(T〜′カメラ)、 4・・・観察者、 5 ・
・・表示画面像光路、6 ・・・観察者像光路、 7
・・ 表示装置への入力映像信号、 8 ・・・TVカ
メラの出力映像信号、 9 ・・・信号処理装置、IO
・・・観察者映像信号、91 ・・・輝度低減装置、9
2・・・ トリミング装置、93・・・台形歪補正装置
、94・・・差分処理装置。 95・・・輝度増幅装置。 特許出願人 日本電信電話株式会社
Claims (4)
- (1)表示装置の表示画面観察中の人物を撮影する視線
一致型の人物映像撮影装置において、前記表示装置の表
示画面像と観察者像とを切分する手段と、撮影装置から
出力された映像信号と表示装置に入力される映像信号と
の差分信号を発生させる信号処理手段とを少なくとも有
することを特徴とする視線一致型の人物映像撮影装置。 - (2)表示装置の表示画面像と観察者像とを切分する手
段は、前記表示装置の表示画面前に配置されたハーフミ
ラーによることを特徴とする請求項(1)記載の視線一
致型の人物映像撮影装置。 - (3)撮影装置から出力された映像信号と表示装置に入
力される映像信号との差分信号を発生させる信号処理手
段は、少なくとも前記表示装置に入力される映像信号の
輝度を低減させた後、2入力、1出力の映像信号差分処
理手段へ入力し処理することを特徴とする請求項(1)
記載の視線一致型の人物映像撮影装置。 - (4)撮影装置から出力された映像信号は必要により台
形歪補正を行い、表示装置に入力される映像信号は輝度
を低減させた後、必要によりトリミングを行い、夫々2
入力、1出力の映像信号差分処理手段へ入力し処理する
ことを特徴とする請求項(1)記載の視線一致型の人物
映像撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2190768A JP2859392B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 視線一致型の人物映像撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2190768A JP2859392B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 視線一致型の人物映像撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0481090A true JPH0481090A (ja) | 1992-03-13 |
JP2859392B2 JP2859392B2 (ja) | 1999-02-17 |
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ID=16263401
Family Applications (1)
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JP2190768A Expired - Fee Related JP2859392B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 視線一致型の人物映像撮影装置 |
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JP (1) | JP2859392B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5317405A (en) * | 1991-03-08 | 1994-05-31 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Display and image capture apparatus which enables eye contact |
JP2004357103A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Pioneer Electronic Corp | 表示装置付きミラー装置 |
JP2010166292A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 表示撮像方法、表示撮像装置および遠隔対話装置 |
JP2021086548A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 日本電気株式会社 | 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP2190768A patent/JP2859392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5317405A (en) * | 1991-03-08 | 1994-05-31 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Display and image capture apparatus which enables eye contact |
JP2004357103A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Pioneer Electronic Corp | 表示装置付きミラー装置 |
JP2010166292A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 表示撮像方法、表示撮像装置および遠隔対話装置 |
JP2021086548A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 日本電気株式会社 | 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
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Publication number | Publication date |
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JP2859392B2 (ja) | 1999-02-17 |
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