JPH0479028A - 光ディスク記録時のレーザ出力設定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は光ディスク記録時のレーザ出力設定方法に係
わり、特に、各光ディスクや光ディスク記録装置に最も
適したレーザ出力を光ディスクのレーザ出力較正領域を
使用して求める方法に関する。

［従来の技術］ 現在、レーザ光を用いて光ディスクに一回だけ書き込む
ことが可能な追記形（ＷＯ）の光ディスク記録再生装置
が知られている。

この光ディスク記録再生装置ではレーザ光をＥＦＭ信号
により変調し光ディスクに照射してピット列を書き込み
、そのピット列で反射されるレーザ光を電流に変換して
記録が再生される。

ＥＦＭ信号のＨＬ論理デユーティ比は０．５であるが、
レーザパワーの大きさによってピット前ｆ＆端の長さが
変化してアシンメトリが生じる。

また、信号読取りのときの光ピツクアップの性能によっ
て波形のエツジ形状が変わるため、読取られた信号のデ
ユーティ比が０．５とならない場金がある。

そのため、未記録の光ディスクにレーザ出力較正領域を
設け、そこに所定の波長に対する推奨レーザ出力を記録
しておき、光ディスクの記録を行う前に推奨レーザ出力
を読取ってレーザ出力が設定される。

［発明が解決しようとする課題］ 光ディスクに記録されるピットの形状は各々の光ディス
クや光ディスク記録再生装置によって変化し、また、読
取られた信号の波形形状も光ピツクアップによって変わ
るため、各々の光ディスクや光ディスク記録再生装置に
最も適したレーザ出力が上記従来の方法によっては得ら
れないという問題があった。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、光ディスクに光ディスク記録再生装置でＥＦＭ信号を
記録し、その記録されたＥＦＭ信号を同じ光ディスク記
録再生装置で読取った信号から最適のレーザ出力を設定
する方法を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明の光ディスク記録時のレーザ出力設定方法は、
ブランクディスクに記録された推奨レーザ出力を読取り
、数フレームに対し前記読取られた出力の上下に数段階
にレーザ出力を変えて記録し、その記録場所を再生して
得られるＴＴＬレベルのＥＰＭ信号を低域通過ろ波器を
通して直流とし、その直流電圧が２．５ｖに最も近いフ
レームの記録レーザ出力を記録領域の記録レーザ出力と
するものである。

また、前記光ディスク記録時のレーザ出力設定方法にお
いて、前記記録レーザ出力の各段階ごとにそれを記録す
るサブコードフレームに識別コードを記録させその識別
コードによりＩｊＬ適レーザ出力を確認するものである
。

［作用］ 光ディスクに記録されたＥＦＭ信号のピット列を再生し
て得られたＴＴＬレベルの信号は光ピツクアップで読取
られた信号のエツジでＨおよびＬに変化するので、その
ＴＴＬレベルの信号の直流電圧が２．５Ｖであるときに
デユーティ比が０゜５となり、２．５Ｖに最も近い直流
電圧の得られる記録レーザ出力を設定することにより、
そのレーザ出力で記録し、それを読取った信号の良好な
シンメトリが得られる。

また、記録時にそのレーザ出力を識別コードとして記録
しておけば、再生時にレーザ出力を確認することが容易
となる。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図はこの発明の実施例を示すブロック図である。

光ディスクに記録するときは、光ディスク２０をスピン
ドルモータ２１で回転させながら、光ピツクアップ１の
レーザダイオードから発光されるレーザ光を光ディスク
２０に集光させる。

そのとき、光ピツクアップ１のレーザダイオードに供給
する電流はＣＤエンコーダ３で作成されるＥ　Ｆ　Ｍ　
＠号によりレーザ電流変調器２で変調されるが、その電
流の強さはマイクロコンピュータ５により設定されたデ
ジタル信号がＤＡ変換器４でアナログ信号に変換されて
、そのアナログ信号で制御される。

また、このように記録された光ディスク２０を再生する
ときは、レーザ電流変調器２は一定の低い電流をレーザ
ダイオードに供給し、レーザダイオードから発射された
光を前記のように記録された光ディスク２０のピット列
で反射させ、その反射光を光ピツクアップ１のフォトダ
イオードに受光し、光ピツクアップのフォトダイオード
から得られる電流はＩ　−Ｖ変換器６で電圧に変換され
ＲＦ増幅器７で増幅され、さらに、コンデンサ８により
直流成分が除去されてコンパレータ９に入力される。

レーザ出力設定時には、アナログスイッチ１７はマイク
ロコンピュータ５により図示のようにレーザ出力較正（
ＰＣＡ）側に接続されており、電源電圧の１／２の電圧
（Ｖ　ｃ　ｃ　／　２　）がバッファー１８および差動
増幅器１９を介してコンパレータ９に比較電圧として加
えられる。

コンパレータ９で得られたＴＴＬレベルのＥＦＭ信号は
一方でバッファー１３および１４を通った後、ローパス
フィルタ１５で直流とされ、ＡＤ変換器１６でデジタル
値に変換されてマイクロコンピュータ５に入力されると
ともに、ＥＦＭ信号増幅器１０で増幅され、ＥＦＭデコ
ーダで８ビツトシンボルに復調され、サブコードフレー
ムに記録された識別コードがサブコード識別器１２で識
別されてマイクロコンピュータ５に入力される。

このような回路構成によって、この発明のレーザ出力設
定方法が実施される。

まず、再生状態で未記録の光ディスクの較正領域に記録
された推奨レーザ出力か読取られ、マイクロコンピュー
タ５はその推奨レーザ出力を中心として数段階のレーザ
出力を設定する。

このように設定されたレーザ出力で光ディスク較正領域
の所定のフレームを記録する。

このとき、レーザ出力かコード化されサブコードフレー
ムに記録される。

次に、このように記録されたテストエリアが読まれるが
このとき、アナログスイッチはＰＣＡｌｐｌに接続され
ている。

マイクロコンピュータ５にはＴＴＬレベルのＥＦＭ信号
の直流成分かデジタル値として入力され、その値が２．
５Ｖに最も近いフレームの記録レーザ出力をその後の記
録時におけるレーザ出力として設定する。

なお、そのレーザ出力はサブコードフレームに記録され
たコードが同時にマイクロコンピュータ５に読まれてい
るのでレーザ出力の認識が容易である。

第２図に第１図のアナログスイッチ１７を含むループの
部分を詳しく示している。

このループは通常のＣＤプレーヤのオートアシンメトリ
回路を形成している。

すなわち、アナログスイッチ１７がＲＥＣＰＢ側に接続
されていると、コンパレータ９で得られるＴＴＬレベル
のＥＦＭ信号は、ＣＭＯ３のインバータ１３および１４
が２個直列に接続されたバッファーで出力インピーダン
スが変換され、抵抗およびコンデンサの平滑回路で形成
されたローパスフィルタ１５で直流成分が取出される。

その直流成分は出力端子が反転入力端子に接続されてい
る演算増幅器のバッファー１８でインピーダンス変換さ
れ、さらに、比較電圧が電源電圧の１／２である差動増
幅器１９で差動増幅されてコンパレータ９の比較電圧と
して入力される。

このように、コンパレータ９の閾値電圧がその出力の平
均電圧で制御されることにより、自動的に読取られた信
号のアシンメトリが調整される。

この発明はこのような従来のオートアシンメトリ回路に
アナログスイッチ１７を設け、オートアシンメトリ回路
のループを開いて、ＴＴＬレベルのＢＦＭ信号の直流成
分をＡＤ変換器１６でデジタル信号としてマイクロコン
ピュータに入力することにより実施することができる。

［発明の効果］ 以上、説明したようにこの発明によれば、ＣＤプレーヤ
に使われているオートアシンメトリ回路のサーボループ
をオープンループとするアナログスイッチとＶ　ｃ　ｃ
　／　２基準電圧とＡＤ変換器を追加する簡単な回路で
レーザ出力の最適値を設定することができ、記録された
データの読取りのエラーが低減される。

また、各段階のレーザ出力で記録するときにレーザ出力
をサブコードデータ上に識別コードとして入れれば、レ
ーザ出力の認識を短時間で行うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施するための回路の例を示すブロ
ック図、第２図は第１図に示す回路の部分を示す回路図
である。 １・・・光ピツクアップ、２・・・レーザを流変調器、
３・・・ＣＤエンコーダ、４・・・ＤＡ変換器、５・・
・マイクロコンピュータ、６・・・Ｉ−Ｖ変換器、７・
・・ＲＦ増幅器、８・・・コンデンサ、９・・・コンパ
レータ、１０・・・ＥＦＭ増幅器、１１・・・ＥＦＭデ
コーダ、１２・・・サブコード識別器、１３．１４・・
・バッファ−１５・・・ローパスフィルタ、１６・・・
ＡＤ変換器、１７・・・アナログスイッチ、１８・・・
バッファー１９・・・差動増幅器、２０・・・光ディス
ク、２１・・・スピンドルモータ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ブランクディスクに記録された推奨レーザ出力を読
   取り、数フレームに対し前記読取られた出力の上下に数
   段階にレーザ出力を変えて記録し、その記録場所を再生
   して得られるＴＴＬレベルのＥＦＭ信号を低域通過濾波
   器を通して直流とし、その直流電圧が２．５Ｖに最も近
   いフレームの記録レーザ出力を記録領域の記録レーザ出
   力とする光ディスク記録時のレーザ出力設定方法。 ２、前記記録レーザ出力の各段階ごとにそれを記録する
   サブコードフレームに識別コードを記録する請求項１の
   光ディスク記録時のレーザ出力設定方法。