JPH0471700B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0471700B2 JPH0471700B2 JP63021878A JP2187888A JPH0471700B2 JP H0471700 B2 JPH0471700 B2 JP H0471700B2 JP 63021878 A JP63021878 A JP 63021878A JP 2187888 A JP2187888 A JP 2187888A JP H0471700 B2 JPH0471700 B2 JP H0471700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle hole
- blow nozzle
- blow
- hollow container
- heating member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 31
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 15
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 12
- 229920006015 heat resistant resin Polymers 0.000 description 10
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 2
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000005977 Ethylene Substances 0.000 description 1
- 229920000219 Ethylene vinyl alcohol Polymers 0.000 description 1
- 244000052616 bacterial pathogen Species 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- UFRKOOWSQGXVKV-UHFFFAOYSA-N ethene;ethenol Chemical compound C=C.OC=C UFRKOOWSQGXVKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004715 ethylene vinyl alcohol Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/4242—Means for deforming the parison prior to the blowing operation
- B29C49/42421—Means for deforming the parison prior to the blowing operation before laying into the mould
- B29C49/42424—Deforming or closing the preform ends, e.g. pinching and welding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/4273—Auxiliary operations after the blow-moulding operation not otherwise provided for
- B29C49/428—Joining
- B29C49/42802—Joining a closure or a sealing foil to the article or pincing the opening
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、食品充填用のプラスチツク容器など
のように密封した状態にて成形される容器の技術
分野にて利用され、特に中空容器をブロー成形し
た後に、ブローノズル孔を閉塞して内容物の充填
までの間完全密封を図る方法及びそのための装置
に関する。
のように密封した状態にて成形される容器の技術
分野にて利用され、特に中空容器をブロー成形し
た後に、ブローノズル孔を閉塞して内容物の充填
までの間完全密封を図る方法及びそのための装置
に関する。
(従来の技術)
食品充填用のプラスチツク容器は、成形した
後、内容物たる食品等を充填するまでの間、内部
に雑菌が侵入するのを防止することが必要であ
る。そのため、従来から、パリソンを中空金型内
でブロー成形して得られた中空容器のブローノズ
ル孔をブロー成形後に閉塞する技術が考えられて
い。この種の容器の成形方法は、添付図面の第3
図に示すように、樹脂を円筒状に押し出したパリ
ソンPにブローノズル1を刺し込み、該ブローノ
ズルからのブローエアによつてパリソンを膨張さ
せて、分割可能な金型2の内面形状に応じた第4
図のごとくの中空容器3を成形する。そして成形
後、金型から取り出した中空容器3の内部に雑菌
が侵入するのを防止するため、ブローノズル1を
引き抜いた後に残るノズル穴3aを閉塞すること
になる。
後、内容物たる食品等を充填するまでの間、内部
に雑菌が侵入するのを防止することが必要であ
る。そのため、従来から、パリソンを中空金型内
でブロー成形して得られた中空容器のブローノズ
ル孔をブロー成形後に閉塞する技術が考えられて
い。この種の容器の成形方法は、添付図面の第3
図に示すように、樹脂を円筒状に押し出したパリ
ソンPにブローノズル1を刺し込み、該ブローノ
ズルからのブローエアによつてパリソンを膨張さ
せて、分割可能な金型2の内面形状に応じた第4
図のごとくの中空容器3を成形する。そして成形
後、金型から取り出した中空容器3の内部に雑菌
が侵入するのを防止するため、ブローノズル1を
引き抜いた後に残るノズル穴3aを閉塞すること
になる。
このノズル穴3aを閉塞するためには、例えば
特開昭50−97659号に開示されているような方法
が従来知られている。
特開昭50−97659号に開示されているような方法
が従来知られている。
この技術は、第4図に示すような中空容器3の
ブロー成形が完了してブローノズル1を抜き出し
た直後に、まだ溶融温度に近い状態の中空容器の
ノズル孔周辺の樹脂3bを両側から押圧して圧潰
し、ノズル穴3aを加圧接着するものである。こ
の方法では、ブローノズル1を抜いた直後に穴が
閉塞されるため、内部に雑菌などが侵入すること
がなく有効的である。
ブロー成形が完了してブローノズル1を抜き出し
た直後に、まだ溶融温度に近い状態の中空容器の
ノズル孔周辺の樹脂3bを両側から押圧して圧潰
し、ノズル穴3aを加圧接着するものである。こ
の方法では、ブローノズル1を抜いた直後に穴が
閉塞されるため、内部に雑菌などが侵入すること
がなく有効的である。
(発明が解決しようとする問題点)
上述の特開昭50−97659号公報に開示されてい
る技術を採用するためには、ブローノズル1を抜
き出してその周囲の樹脂3bを押圧したときに、
ノズル穴3aの内面接合部にて樹脂同士が互いに
圧着できることが前提条件となる。したがつて、
容器の素材となる樹脂としてはブロー成形直後の
熱によつて圧着できる性質のものでなければなら
ない。
る技術を採用するためには、ブローノズル1を抜
き出してその周囲の樹脂3bを押圧したときに、
ノズル穴3aの内面接合部にて樹脂同士が互いに
圧着できることが前提条件となる。したがつて、
容器の素材となる樹脂としてはブロー成形直後の
熱によつて圧着できる性質のものでなければなら
ない。
ところが最近の食品用容器などでは、多層構成
体によつて成形し外表層を耐熱性樹脂とするもの
が開発されている。その理由は、外表層を耐熱性
樹脂することによつて、容器としての耐熱性が良
好となるためである。この種の容器を成形するた
めの多層構成体の一例としては、内層がポリプロ
ピレンPP、その外側の中間層がエチレン・酢酸
ビニール共重合体のケン化物EVOH、そして、
外表層が耐熱性樹脂のポリカーボネイトPCなる
ものがある。この種の多層構成体をブロー成形す
る場合、パリソンにブローノズルを差し込むと、
耐熱性樹脂の外表層がブローノズルの外面に引か
れて、ノズル孔の内面に引き込まれることにな
る。この状態でブロー成形を完了し、ブローノズ
ルを抜き出すと、ノズル孔の内表面に耐熱性樹脂
の層が残ることになる。したがつて、前述の特開
昭50−97659号公報に開示されている方法では、
ノズル孔の内周面に耐熱性樹脂の層が存在してし
まい、このままノズル孔の部分を押し潰したとし
ても、そのときの温度では耐熱性樹脂の層が溶着
できず、完全な密封は不可能になる。
体によつて成形し外表層を耐熱性樹脂とするもの
が開発されている。その理由は、外表層を耐熱性
樹脂することによつて、容器としての耐熱性が良
好となるためである。この種の容器を成形するた
めの多層構成体の一例としては、内層がポリプロ
ピレンPP、その外側の中間層がエチレン・酢酸
ビニール共重合体のケン化物EVOH、そして、
外表層が耐熱性樹脂のポリカーボネイトPCなる
ものがある。この種の多層構成体をブロー成形す
る場合、パリソンにブローノズルを差し込むと、
耐熱性樹脂の外表層がブローノズルの外面に引か
れて、ノズル孔の内面に引き込まれることにな
る。この状態でブロー成形を完了し、ブローノズ
ルを抜き出すと、ノズル孔の内表面に耐熱性樹脂
の層が残ることになる。したがつて、前述の特開
昭50−97659号公報に開示されている方法では、
ノズル孔の内周面に耐熱性樹脂の層が存在してし
まい、このままノズル孔の部分を押し潰したとし
ても、そのときの温度では耐熱性樹脂の層が溶着
できず、完全な密封は不可能になる。
(問題点を解決するための手段、及び作用)
本発明は、上述の従来の問題を解決し、外表層
が耐熱性樹脂の場合であつても、ブローノズルを
抜き出した後の孔を完全に密封できるようにした
ブローノズル孔を閉基方法及びそのための装置を
提供することを目的とするものである。
が耐熱性樹脂の場合であつても、ブローノズルを
抜き出した後の孔を完全に密封できるようにした
ブローノズル孔を閉基方法及びそのための装置を
提供することを目的とするものである。
本発明は、上記目的の達成のために、ブローノ
ズル孔の閉基方法に関しては、 ブロー成形された樹脂製の中空容器を保持し、
該中空容器のブローノズル孔の開口位置に樹脂の
軟化温度より高温な加熱部材を押圧しながら、上
記ブローノズル孔の開口方向に対して直角な方向
で上記加熱部材を上記容器に対し相対的に摺動せ
しめる、ことにより構成される。
ズル孔の閉基方法に関しては、 ブロー成形された樹脂製の中空容器を保持し、
該中空容器のブローノズル孔の開口位置に樹脂の
軟化温度より高温な加熱部材を押圧しながら、上
記ブローノズル孔の開口方向に対して直角な方向
で上記加熱部材を上記容器に対し相対的に摺動せ
しめる、ことにより構成される。
さらに本発明は上記構成に加え、ブロー成形
後、ブローノズル孔部分を圧潰もしくは溶着等に
よつて仮封止した上で、上記加熱部材での摺動に
よつて閉塞することができる。
後、ブローノズル孔部分を圧潰もしくは溶着等に
よつて仮封止した上で、上記加熱部材での摺動に
よつて閉塞することができる。
また、本発明は上記方法を実施するための装置
に関しては、 ブロー成形された樹脂製の中空容器を保持する
保持部材と、 上記中空容器のブローノズル孔の開口位置に押
圧されかつブローノズル孔の開口方向に直角な方
向に相対的に摺動可能な加熱部材と、 を有することによつて構成される。
に関しては、 ブロー成形された樹脂製の中空容器を保持する
保持部材と、 上記中空容器のブローノズル孔の開口位置に押
圧されかつブローノズル孔の開口方向に直角な方
向に相対的に摺動可能な加熱部材と、 を有することによつて構成される。
以上のごとくの構成の本発明によるならば、加
熱部材でブローノズル孔開口部を加熱押圧して軟
化せしめしかも加熱部材を該ブローノズル孔に対
して直角方向に摺動せしめるので、ブローノズル
孔開口部は軟化した材料で多層を形成して完全に
閉塞されることとなる。しかも、軟化は加熱部材
の接面する近傍部分でのみ生ずるので、他部への
熱変形等の影響は及ぼさない。
熱部材でブローノズル孔開口部を加熱押圧して軟
化せしめしかも加熱部材を該ブローノズル孔に対
して直角方向に摺動せしめるので、ブローノズル
孔開口部は軟化した材料で多層を形成して完全に
閉塞されることとなる。しかも、軟化は加熱部材
の接面する近傍部分でのみ生ずるので、他部への
熱変形等の影響は及ぼさない。
さらに、上記加熱部材による閉塞工程前に、圧
潰や溶着等によつてブローノズル孔を仮封止して
おくならば、仮に加熱によつて樹脂から気化成分
が生じても、これが容器内に進入することはな
い。
潰や溶着等によつてブローノズル孔を仮封止して
おくならば、仮に加熱によつて樹脂から気化成分
が生じても、これが容器内に進入することはな
い。
また、上記加熱部材の摺動は往復動であつても
連続的な一方向の動きであつてもよい。
連続的な一方向の動きであつてもよい。
(実施例)
以下、添付図面の第1図及び第2図にもとづい
て本発明の実施例を説明する。
て本発明の実施例を説明する。
なお、図において従来例として説明した第3図
及び第4図と共通部分には同一符号を付してあ
る。
及び第4図と共通部分には同一符号を付してあ
る。
第1図において中空容器3は、第3図に示され
た従来のものと同様の金型内でパリソンをブロー
成形したものであり、ブロー成形後にブローノズ
ルが引き抜かれて形成されたブローノズル孔3a
を除いて、封状態の形状に成形されている。ここ
まで従来のものとして示した第3図の中空容器と
同じである。
た従来のものと同様の金型内でパリソンをブロー
成形したものであり、ブロー成形後にブローノズ
ルが引き抜かれて形成されたブローノズル孔3a
を除いて、封状態の形状に成形されている。ここ
まで従来のものとして示した第3図の中空容器と
同じである。
上記中空容器3はその首部にて、ほぼ半円状の
溝をもつ保持板である保持部材5により弾性的に
嵌め込まれて保持されている。一方、上記中空容
器3のブローノズル孔3aの開口部の前方には、
通電等により加熱されている棒状の加熱部材6が
配されている。該加熱部材6は、少なくとも中空
容器3の材質の軟化温度以上で、勿論発火温度以
下の範囲に保たれている。したがつて、加熱部材
の温度はパリソンの材質によつて適宜定められる
必要がある。そして上記加熱部材6は、上記ブロ
ーノズル孔3aの方向Aに移動可能であると共
に、これに直角な方向Bに往復動可能となつてい
る。
溝をもつ保持板である保持部材5により弾性的に
嵌め込まれて保持されている。一方、上記中空容
器3のブローノズル孔3aの開口部の前方には、
通電等により加熱されている棒状の加熱部材6が
配されている。該加熱部材6は、少なくとも中空
容器3の材質の軟化温度以上で、勿論発火温度以
下の範囲に保たれている。したがつて、加熱部材
の温度はパリソンの材質によつて適宜定められる
必要がある。そして上記加熱部材6は、上記ブロ
ーノズル孔3aの方向Aに移動可能であると共
に、これに直角な方向Bに往復動可能となつてい
る。
かかる本実施例において、ブローノズル孔3a
の閉塞は次のようになされる。
の閉塞は次のようになされる。
保持部材5により保持されている中空容器3に
対して、上記加熱部材6は、B方向に往復動しな
がらA方向に移動する。その際、B方向の往復動
幅そしてA方向の移動距離は予めカム(図示せ
ず)等によつて設定されている。こうして、加熱
部材6がA及びB方向に駆動されると、ブローノ
ズル孔3aの開口部を押圧しながらその表面をB
方向に往復して擦することとなる。その結果、上
記ブローノズル孔3aの開口部周辺は軟化状態
で、A方向に潰されながらB方向に幅をもつフラ
ンジ状の多層をなす壁3bを形成して上記ブロー
ノズル孔3aを閉塞する。かくして、所定距離だ
けA方向に移動すると、必要な厚さをもつ壁3b
で上記ブローノズル孔3aが完全に閉塞され、し
かる後加熱部材6はA方向と逆方向に後する(第
2図参照)。
対して、上記加熱部材6は、B方向に往復動しな
がらA方向に移動する。その際、B方向の往復動
幅そしてA方向の移動距離は予めカム(図示せ
ず)等によつて設定されている。こうして、加熱
部材6がA及びB方向に駆動されると、ブローノ
ズル孔3aの開口部を押圧しながらその表面をB
方向に往復して擦することとなる。その結果、上
記ブローノズル孔3aの開口部周辺は軟化状態
で、A方向に潰されながらB方向に幅をもつフラ
ンジ状の多層をなす壁3bを形成して上記ブロー
ノズル孔3aを閉塞する。かくして、所定距離だ
けA方向に移動すると、必要な厚さをもつ壁3b
で上記ブローノズル孔3aが完全に閉塞され、し
かる後加熱部材6はA方向と逆方向に後する(第
2図参照)。
本発明によれば、ブローノズルを閉塞する壁は
多層に形成されるので、その密封度はきわめて高
い。特に、既述した外層に耐熱性樹脂を有する容
器にあつても、該外層の材質が内層の材質と交互
に多層をなすので、何ら問題もなく閉塞がなされ
る。
多層に形成されるので、その密封度はきわめて高
い。特に、既述した外層に耐熱性樹脂を有する容
器にあつても、該外層の材質が内層の材質と交互
に多層をなすので、何ら問題もなく閉塞がなされ
る。
さらに、加熱開始時に樹脂が気化成分を発生す
る虞れがある場合には、加熱部材による加熱前に
圧潰・溶着等によつて仮封止しておけば、かかる
影響を受けることもない。
る虞れがある場合には、加熱部材による加熱前に
圧潰・溶着等によつて仮封止しておけば、かかる
影響を受けることもない。
なお、本発明において、加熱部材による加熱温
度は、例えば多層パリソンの場合、軟化温度が一
番高い層材の該温度以上であることが必要である
が、当然のことながら発火温度が一番低い層材の
該温度以下でなくてはならない。
度は、例えば多層パリソンの場合、軟化温度が一
番高い層材の該温度以上であることが必要である
が、当然のことながら発火温度が一番低い層材の
該温度以下でなくてはならない。
(発明の効果)
本発明は以上のごとくブローノズル孔部分を加
熱しながら押圧ししかも往復して擦することとし
たので、通常の樹脂のものは無論のこと外層に耐
熱性樹脂層があつても十分に閉塞ができ、長期間
無菌状態を確実に維持できる。しかも、ブロー成
形後冷却した容器であつても実施が可能であり、
製造工程に自由度をもたらす。また、本発明を実
施するための装置は、単に摺動かつ押圧移動の可
能な加熱部材を用意するだけでよく、きわめて簡
単の安価なものとなる。
熱しながら押圧ししかも往復して擦することとし
たので、通常の樹脂のものは無論のこと外層に耐
熱性樹脂層があつても十分に閉塞ができ、長期間
無菌状態を確実に維持できる。しかも、ブロー成
形後冷却した容器であつても実施が可能であり、
製造工程に自由度をもたらす。また、本発明を実
施するための装置は、単に摺動かつ押圧移動の可
能な加熱部材を用意するだけでよく、きわめて簡
単の安価なものとなる。
第1図は本発明の一実施例装置と容器のブロー
ノズル孔部分の閉塞前の様子を示す斜視図、第2
図は第1図のものにあつて閉塞後の様子を示す斜
視図、第3図は金型内でパリソンがブロー成形さ
れる際の断面図、第4図は第3図装置により成形
された中空容器の部分斜視図である。 3……中空容器、3a……ブローノズル孔、5
……保持部材、6……加熱部材。
ノズル孔部分の閉塞前の様子を示す斜視図、第2
図は第1図のものにあつて閉塞後の様子を示す斜
視図、第3図は金型内でパリソンがブロー成形さ
れる際の断面図、第4図は第3図装置により成形
された中空容器の部分斜視図である。 3……中空容器、3a……ブローノズル孔、5
……保持部材、6……加熱部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ブロー成形された樹脂製の中空容器を保持
し、該中空容器のブローノズル孔の開口位置に樹
脂の軟化温度より高温な加熱部材を押圧しなが
ら、上記ブローノズル孔の開口方向に対して直角
な方向で上記加熱部材を上記容器に対し相対的に
摺動せしめることを特徴とする中空容器のブロー
ノズル孔閉塞方法。 2 ブロー成形された樹脂製の中空容器を保持
し、該中空容器のブローノズル孔部を圧潰もしく
は溶着等により仮封止した後、上記ブローノズル
孔の開口位置に樹脂の軟化温度より高温な加熱部
材を押圧しながら、上記ブローノズル孔の開口方
向に対して直角な方向で上記加熱部材を上記容器
に対し相対的に摺動せしめることを特徴とする中
空容器のブローノズル孔閉塞方法。 3 ブロー成形された樹脂製の中空容器を保持す
る保持部材と、 上記中空容器のブローノズル孔の開口位置に押
圧されかつブローノズル孔の開口方向に直角な方
向に相対的に摺動可能な加熱部材と、 を有していることとする中空容器のブローノズル
孔閉塞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021878A JPH01198322A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 中空容器のブローノズル孔閉塞方法及びそのための装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021878A JPH01198322A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 中空容器のブローノズル孔閉塞方法及びそのための装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01198322A JPH01198322A (ja) | 1989-08-09 |
JPH0471700B2 true JPH0471700B2 (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=12067379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63021878A Granted JPH01198322A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 中空容器のブローノズル孔閉塞方法及びそのための装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01198322A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4895644B2 (ja) * | 2006-03-13 | 2012-03-14 | みのる化成株式会社 | 衝撃吸収体 |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP63021878A patent/JPH01198322A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01198322A (ja) | 1989-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4040233A (en) | Method of obtaining a filled, fluid barrier resistant plastic container | |
US5647930A (en) | Method for forming a layered preform and container | |
US5465856A (en) | Plastic container having injection-molded container components | |
US6296803B1 (en) | Method for making a multi-layer blow molded container | |
US4126238A (en) | Packing container | |
KR20030068184A (ko) | 용기를 제조하고 충전하기 위한 방법 및 장치 | |
JPS649225B2 (ja) | ||
JPH0375018B2 (ja) | ||
US20090250846A1 (en) | Process for the manufacturing of a multilayer hollow body that includes at least one weld | |
EP0808242B1 (en) | Method and apparatus for producing a tubular container with closure means | |
JP4925483B2 (ja) | 包装容器部分の射出モールド成形方法および装置 | |
US6372079B1 (en) | Process for welding hollow articles | |
RU2005112460A (ru) | Способ производства упаковок-мешков | |
JPH0471700B2 (ja) | ||
EP1282504A1 (en) | Plastic container with integral handle | |
JP2791387B2 (ja) | 輸液用バッグおよびその製造方法 | |
US5968438A (en) | Method and apparatus for processing a thinly walled tube having an inwardly directed flange section | |
JPH0272928A (ja) | 把手付き延伸ブローボトルの製造方法 | |
JP2960483B2 (ja) | 把手付きボトルの製造方法 | |
JPH08511999A (ja) | 絞り出し式容器 | |
JPH0272926A (ja) | 把手付き延伸ブローボトルの製造方法 | |
JP2020044693A (ja) | 合成樹脂製容器及びその製造方法 | |
JPS58177328A (ja) | 熱可塑性樹脂と紙とによる積層容器の複合成形方法 | |
GB2226976A (en) | Injection moulding a container around a flexible metallic/plastics barrier liner | |
JP3597599B2 (ja) | 密封中空体およびその製造方法 |