JPH0467297B2 - - Google Patents
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- JPH0467297B2 JPH0467297B2 JP910885A JP910885A JPH0467297B2 JP H0467297 B2 JPH0467297 B2 JP H0467297B2 JP 910885 A JP910885 A JP 910885A JP 910885 A JP910885 A JP 910885A JP H0467297 B2 JPH0467297 B2 JP H0467297B2
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、放電灯シール装置に関するものであ
り、特に、キセノンなどを、内部に封入したガラ
ス封体を有する放電灯(例えば、キセノンランプ
等)において、支持用導電棒を介して放電灯電極
を保持している金属円柱と、ガラスとう()体
を挾んでその後方に配置された集電用デイスクと
を電気的に接続する導電箔の断線を防止すること
ができる放電灯シール装置に関するものである。
(従来の技術)
第3図は、従来の放電灯シール装置の一例を示
す一部断面図である。
同図において、ガラス封体1は、石英ガラスな
どからなり、その内部に放電灯電極2が収納さ
れ、また細径の筒状ネツク部1Aを有している。
前記ネツク部1Aの内部には、石英ガラスなどか
らなる柱状のガラスとう体6が配設されている。
前記ガラスとう体6の前側には、モリブデンな
どからなる金属円柱4が配置されている。前記ガ
ラスとう体6の背後には、柱状の集電用デイスク
8が配置されている。
前記ガラスとう体6の周面には、該周面に沿つ
て長さ方向に伸びた、複数枚のモリブデンなどか
らなる導電箔5が配設されている。前記導電箔5
の両端部は、図に示すように、金属円柱4および
集電用デイスク8の周面に固着され、導電接続さ
れている。
また、図に明示したように、支持用導電棒3お
よび外部リード棒7は、金属円柱および集電用デ
イスク8の中心にそれぞれ設けられた孔に貫通さ
れ、かつ、溶接などの手段によつてそれぞれに固
着されている。
第3図の放電灯シール装置は、例えば、つぎの
ような工程によつて組立てられる。
(1) 前方端に電極2を固着された支持用導電棒3
の後端を、金属円柱4の中心孔に挿入し、溶接
などによつて固着する。
(2) 金属円柱4の後方へ延びるように、複数枚の
ストリツプ状導電箔5を、金属円柱4の外側の
予定位置に溶接などによつて固着する。
(3) 封体1と同種の石英ガラスなどからなるガラ
スとう体6を前記金属円柱4の背面に当接し、
前記導電箔5がガラスとう体6の周面に沿つて
延長するように整形配列する。
(4) その中心孔に外部リード棒7が挿入固着され
た集電用デイスク8を、ガラスとう体6の背面
に当接させ、集電用デイスク8の周縁に導電箔
5を、溶接などによつて固着する。
(5) 前記の工程(1)〜(4)によつて構成された電極2
−支持用導電棒3−金属円柱4−導電箔5−ガ
ラスとう体6−集電用デイスク8−外部リード
棒7の組立体を、ガラス封体1のネツク部1A
に挿入し、位置決めする。
(6) 前記組立体とネツク部1Aとを、外部より加
熱加圧し、ネツク部1A、導電箔5およびガラ
スとう体6を溶着一体化し、加熱加圧シールを
完成する。
以上のようにして作製された放電灯シール装置
では、熱膨脹差によるガラス部(ネツク部1A)
の破損防止のために、金属円柱4の外周面とネツ
ク部1Aの内面が当接または圧接(溶着または固
着されていない)状態となつている。
ところで、従来から放電灯においては、ランプ
ハウスの小形化を図るという要請がある。この為
に、従来においては、金属円柱4の厚み(軸方向
の長さ)を小さくして、前記小形化を図ることが
行なわれていた。
なお、金属円柱4の直径は、キセノンランプな
どの放電灯の場合には、電流値でほぼ決定されて
いる。
(発明が解決しようとする問題点)
上記した従来の技術は、次のような問題点を有
していた。
前記したように、従来の放電灯シール装置で
は、ランプハウスを小形化する為に、支持用導電
棒3を介して電極2を保持している金属円柱4の
厚みを極力小さくする方向で設計がなされてい
た。
しかしながら、前記したように、金属円柱4の
外周面とネツク部1Aの内面とは当接または圧接
状態である為に、後述する理由から、金属円柱4
が傾くこととなるが、金属円柱4の厚みが小さい
場合には、その最大の傾きが大きくなる。
この為に、第4図に示すように、該傾きに伴う
引つ張り力により、または傾きの繰り返しに伴な
う弾性疲労により、導電箔5が断線する事故がし
ばしば発生した。
特に、このような状態は、電極2の重量が大き
く、また支持用導電棒3の長さが長い放電灯シー
ル装置においては顕著であつた。
なお、第4図は、第3図の金属円柱4が最大に
傾いた状態を誇張して模式的に示した部分拡大図
である。第4図において、第3図下方にある導電
箔5は省略されている。
このように、前記金属円柱4が傾くのは、前記
加熱加圧シール時、すなわち、例えば石英ガラス
の軟化点1660℃の状態では、ガラスとう体6の直
径とモリブデン製金属円柱4の直径はほぼ同径で
あるが、室温まで冷却された時には、両者の膨脹
係数の相違(モリブデンの方が膨脹係数が大き
い)から、金属円柱4の直径が小さくなる為であ
る。すなわち、ネツク部1Aの内径に比べて金属
円柱4の直径が小さくなつて、がたつきが生ずる
からである。
本発明は、前述の問題点を解決するためになさ
れたものである。
(問題点を解決するための手段および作用)
前記の問題点を解決するために、本発明は、導
電箔が断線しないようにする為に必要な、金属円
柱4の最小厚みを算出する手法を見出し、金属円
柱の厚みを該算出値以上とするように構成した点
に特徴がある。
本発明者は、導電箔の断線の原因が、前述した
ように、金属円柱の厚みを小さくすることによつ
て、金属円柱の最大傾き角が大きくなり、この結
果、導電箔が延び限界を越えて大きく引つ張られ
る為であることを発見し、これに基づいて、前記
延び限界を越えないで導電箔を引つ張る程度の金
属円柱の最大傾きに押えられるように、金属円柱
の厚みの最小値を規定したのである。なお、前記
符号a,b,y,Δa,Δbで示される寸法の単位
は、それぞれmmとする。
(実施例)
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例の一部断面図であ
る。第2図は、第1図の金属円柱4が最大に傾い
た状態を誇張して模式的に示した部分拡大図であ
る。第2図において、第1図下方にある導電箔5
は省略されている。なお、これらの図は、金属円
柱4の厚みを算出する為の式を導出する参照図で
もある。
これらの図において、第3図および第4図と同
一の符号は、同一または同等部分をあらわしてい
る。
第1図および第2図における符号a,b,y,
ΔaおよびΔbは、それぞれ次の寸法を示してい
る。
a…加熱加圧シール後、室温における金属円柱
4の直径
b…前記金属円柱4の厚み
y…ガラスとう体6の前面から、金属円柱4の
周面上予定位置における導電接続点までの、導電
箔5の長さ(なお、この長さ範囲においては、前
述したように、導電箔5はネツク部1Aの内面と
溶着または固着されていないので、伸縮可能であ
る。したがつて、以下においては、このyをフリ
ー長と呼ぶ。)
Δa…ネツク部1Aの内径と前記直径aとの差
に起因して、金属円柱4の最大傾き角θ(第2図)
が生じた時に、金属円柱4の背面の下端からネツ
ク部1Aの内面までの垂線の長さ(以下、ギヤツ
プ幅と呼ぶ)
なお、導電箔5は、厚みが40ミクロン程度以下
であるので、前記直径aあるいはギヤツプ幅Δa
の寸法に関しては無視できる。
Δb…金属円柱4の最大傾き角θにより、導電
箔5が引き延ばされる長さ(以下、単に延びと呼
ぶ)
前述したように、加熱加圧シール処理を行な
い、その後、放電灯シール装置が室温まで冷却さ
れると、ガラスとう体6よりも金属円柱4の平均
膨脹係数が大きい場合には、ネツク部1Aの内径
よりも金属円柱4の直径aの方が小さくなる。
この為に、外部から振動等が与えられると、金
属円柱4は最大限、傾き角θとなり、ギヤツプ幅
Δaが生ずる。すなわち、金属円柱4は、ネツク
部1Aの内部においてがたつくようになる。
第2図において、三角形Xと三角形Yとは相似
関係にある。したがづて、次の(1)式および(2)式が
成立する。
Δb/a=Δa/b ……(1)
∴Δb=Δa×a/b ……(2)
一方、導電箔5の許容される延び率をαとする
と、導電箔5のフリー長yの部分の延び限界は
αyとなる。したがつて、延びΔbが下記の(3)式を
満足する値であれば、導電箔5の断線は生じない
ことになる。
Δb≦αy ……(3)
また、前記(2)式および(3)式から(4)式が導出され
る。
Δa×a/b≦αy
∴b≧Δa×a/αy ……(4)
ところで、前記ギヤツプ幅Δaは、近似的に、
室温におけるネツク部1Aの内径と、金属円柱4
の直径との差、すなわちつぎの(5)式で示される。
Δa≒a×Δε×ΔT ……(5)
該(5)式を前記(4)式に代入すると、(6)式が得られ
る。
b≧Δε×ΔT×a2/αy ……(6)
式(6)において、符号Δεはガラスとう体6と金
属円柱4との平均膨脹係数の差を示し、その単位
は1/℃である。また、符号ΔTはガラスとう体
6の軟化点と室温との差を示し、その単位は℃で
ある。
したがつて、金属円柱4の厚みを、(6)式が満足
されるように規定すれば、導電箔5の断線は生じ
ないことになる。前記(6)式から金属円柱4の直径
aが同一であればフリー長yを大きくとる程、金
属円柱4の厚みbは小さくてよいことが解る。
ここで、前記したように、ガラス封体1および
ガラスとう体6の材質を石英ガラス、金属円柱4
および導電箔5の材質をモリブデンとした場合に
おける、導電箔5の断線が生じない厚みbを求め
る。
石英ガラスの軟化点1660℃と室温との温度差
ΔTを下記の(7)式に、またモリブデンの平均膨脹
係数65×10-7と石英ガラスの平均膨脹係数5×
10-7との差Δεを下記の(8)式に、それぞれ示す。
ΔT=1660−20=1640℃ ……(7)
Δε=65×10-7−5×10-7
=0.6×10-5 ……(8)
前記(6)式に(7)式および(8)式を代入すると、(9)式
が成立する。
b≧0.6×10-5×1640×a2/αy
≒0.01×a2/αy ……(9)
故に、モリブデン製導電箔5の延び限界を越え
ることのない、―すなわちモリブデン製金属円柱
4の前記がたつきによつても、該導電箔5が断線
しないようにする為には、前記金属円柱4の厚み
bを(9)式が成立するように規定すればよいことに
なる。
ところで、加熱加圧シール処理(アニール処
理)を施した前記モリブデン製導電箔5の延び率
αは、本発明者の実験結果によると、ほぼ0.1で
あつた。
したがつて、α=0.1を用いて、(9)式より、直
径aおよびフリー長yに応じたモリブデン製金属
円柱4の厚みbの一例を求めると表1の通りとな
る。
(Industrial Application Field) The present invention relates to a discharge lamp sealing device, and in particular, a conductive rod for support in a discharge lamp (for example, a xenon lamp) having a glass envelope in which xenon or the like is sealed. It is possible to prevent disconnection of the conductive foil that electrically connects the metal cylinder holding the discharge lamp electrode through the glass container and the current collecting disk placed behind the glass container. The present invention relates to a discharge lamp sealing device. (Prior Art) FIG. 3 is a partial sectional view showing an example of a conventional discharge lamp sealing device. In the figure, a glass enclosure 1 is made of quartz glass or the like, houses a discharge lamp electrode 2 therein, and has a narrow cylindrical neck portion 1A.
A columnar glass body 6 made of quartz glass or the like is disposed inside the neck portion 1A. A metal cylinder 4 made of molybdenum or the like is arranged on the front side of the glass body 6. A columnar current collecting disk 8 is arranged behind the glass body 6. A plurality of conductive foils 5 made of molybdenum or the like are disposed on the circumferential surface of the glass body 6 and extend in the length direction along the circumferential surface. The conductive foil 5
As shown in the figure, both ends of the metal cylinder 4 and the current collecting disk 8 are fixed to the circumferential surfaces thereof and are electrically conductively connected to each other. Further, as clearly shown in the figure, the supporting conductive rod 3 and the external lead rod 7 are penetrated through holes provided at the centers of the metal cylinder and the current collecting disk 8, respectively, and are inserted by means such as welding. fixed to each. The discharge lamp sealing device shown in FIG. 3 is assembled, for example, by the following steps. (1) Supporting conductive rod 3 with electrode 2 fixed to the front end
The rear end of the metal cylinder 4 is inserted into the center hole and fixed by welding or the like. (2) A plurality of strip-shaped conductive foils 5 are fixed to predetermined positions on the outside of the metal cylinder 4 by welding or the like so as to extend toward the rear of the metal cylinder 4. (3) A glass enclosure 6 made of the same type of quartz glass as the enclosure 1 is brought into contact with the back surface of the metal cylinder 4,
The conductive foils 5 are arranged so as to extend along the circumferential surface of the glass body 6. (4) The current collecting disk 8 with the external lead rod 7 inserted and fixed into its center hole is brought into contact with the back surface of the glass housing 6, and the conductive foil 5 is attached to the periphery of the current collecting disk 8 by welding or the like. It twists and sticks. (5) Electrode 2 constructed by the above steps (1) to (4)
- Supporting conductive rod 3 - Metal cylinder 4 - Conductive foil 5 - Glass housing 6 - Current collecting disk 8 - External lead rod 7 assembly is attached to the neck part 1A of the glass enclosure 1.
and position it. (6) Heat and pressurize the assembly and the neck portion 1A from the outside to weld and integrate the neck portion 1A, the conductive foil 5, and the glass body 6 to complete the heat and pressure seal. In the discharge lamp sealing device manufactured as described above, the glass portion (neck portion 1A) due to the difference in thermal expansion
In order to prevent damage to the metal cylinder 4, the outer circumferential surface of the metal cylinder 4 and the inner surface of the neck portion 1A are in contact or pressure contact (not welded or fixed). Incidentally, there has been a conventional demand for downsizing of lamp houses in discharge lamps. For this reason, in the past, the thickness (length in the axial direction) of the metal cylinder 4 was reduced to achieve the size reduction. Note that, in the case of a discharge lamp such as a xenon lamp, the diameter of the metal cylinder 4 is approximately determined by the current value. (Problems to be Solved by the Invention) The above-described conventional techniques had the following problems. As mentioned above, in order to downsize the lamp house, the conventional discharge lamp sealing device is designed to minimize the thickness of the metal cylinder 4 that holds the electrode 2 via the supporting conductive rod 3. It had been done. However, as described above, since the outer circumferential surface of the metal cylinder 4 and the inner surface of the neck portion 1A are in contact or pressure contact, the metal cylinder 4
will be tilted, but if the thickness of the metal cylinder 4 is small, the maximum tilt will be large. For this reason, as shown in FIG. 4, accidents often occur in which the conductive foil 5 is disconnected due to the tensile force associated with the inclination or due to elastic fatigue associated with repeated inclinations. In particular, such a condition was remarkable in a discharge lamp sealing device in which the weight of the electrode 2 was large and the length of the supporting conductive rod 3 was long. Note that FIG. 4 is a partially enlarged view schematically showing an exaggerated state in which the metal cylinder 4 in FIG. 3 is tilted to the maximum. In FIG. 4, the conductive foil 5 located at the bottom of FIG. 3 is omitted. As described above, the reason why the metal cylinder 4 is tilted is that during the heating and pressure sealing, that is, for example, when the softening point of quartz glass is 1660°C, the diameter of the glass body 6 and the diameter of the molybdenum metal cylinder 4 are approximately equal. Although they have the same diameter, when cooled to room temperature, the diameter of the metal cylinder 4 becomes smaller due to the difference in expansion coefficient between the two (molybdenum has a larger expansion coefficient). That is, the diameter of the metal cylinder 4 becomes smaller than the inner diameter of the neck portion 1A, causing wobbling. The present invention has been made to solve the above-mentioned problems. (Means and effects for solving the problem) In order to solve the above problem, the present invention provides a method for calculating the minimum thickness of the metal cylinder 4 necessary to prevent the conductive foil from being disconnected. The feature is that the thickness of the metal cylinder is greater than or equal to the calculated value. The inventor believes that the cause of disconnection in the conductive foil is that, as mentioned above, by reducing the thickness of the metal cylinder, the maximum inclination angle of the metal cylinder increases, and as a result, the conductive foil stretches and exceeds its limit. Based on this, we determined the thickness of the metal cylinder so that it could be held at the maximum inclination of the metal cylinder to the extent that the conductive foil could be stretched without exceeding the elongation limit. The minimum value was specified. Note that the units of the dimensions indicated by the symbols a, b, y, Δa, and Δb are mm, respectively. (Example) The present invention will be described in detail below with reference to the drawings. FIG. 1 is a partial sectional view of an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a partially enlarged view schematically showing a state in which the metal cylinder 4 in FIG. 1 is tilted to its maximum extent. In FIG. 2, the conductive foil 5 located at the bottom of FIG.
is omitted. Note that these figures are also reference figures for deriving the formula for calculating the thickness of the metal cylinder 4. In these figures, the same reference numerals as in FIGS. 3 and 4 represent the same or equivalent parts. Symbols a, b, y in Figures 1 and 2,
Δa and Δb each indicate the following dimensions. a...Diameter of the metal cylinder 4 at room temperature after heat and pressure sealing b...Thickness of the metal cylinder 4 y...Conductivity from the front surface of the glass body 6 to a conductive connection point at a predetermined position on the circumferential surface of the metal cylinder 4 Length of the foil 5 (Note that in this length range, the conductive foil 5 is not welded or fixed to the inner surface of the neck portion 1A, so it can expand and contract. Therefore, in the following, , this y is called the free length.) Δa...Due to the difference between the inner diameter of the neck portion 1A and the diameter a, the maximum inclination angle θ of the metal cylinder 4 (Fig. 2)
When this occurs, the length of the perpendicular line from the lower end of the back surface of the metal cylinder 4 to the inner surface of the neck portion 1A (hereinafter referred to as gap width). Diameter a or gap width Δa
The dimensions of can be ignored. Δb...Length by which the conductive foil 5 is stretched by the maximum inclination angle θ of the metal cylinder 4 (hereinafter simply referred to as extension) As mentioned above, the heat and pressure sealing process is performed, and then the discharge lamp sealing device is heated to room temperature. If the average expansion coefficient of the metal cylinder 4 is larger than that of the glass body 6, the diameter a of the metal cylinder 4 becomes smaller than the inner diameter of the neck portion 1A. For this reason, when external vibrations or the like are applied, the metal cylinder 4 reaches its maximum inclination angle θ, and a gap width Δa occurs. That is, the metal cylinder 4 comes to wobble inside the neck portion 1A. In FIG. 2, triangle X and triangle Y have a similar relationship. Therefore, the following equations (1) and (2) hold true. Δb/a=Δa/b...(1) ∴Δb=Δa×a/b...(2) On the other hand, if the allowable elongation rate of the conductive foil 5 is α, then the free length y portion of the conductive foil 5 The extension limit of is αy. Therefore, if the extension Δb has a value that satisfies the following equation (3), disconnection of the conductive foil 5 will not occur. Δb≦αy (3) Furthermore, equation (4) is derived from equations (2) and (3) above. Δa×a/b≦αy ∴b≧Δa×a/αy (4) By the way, the gap width Δa is approximately as follows:
The inner diameter of the neck portion 1A at room temperature and the metal cylinder 4
The difference between the diameter of Δa≒a×Δε×ΔT (5) By substituting the equation (5) into the above equation (4), the equation (6) is obtained. b≧Δε×ΔT×a 2 /αy (6) In equation (6), the symbol Δε indicates the difference in average coefficient of expansion between the glass body 6 and the metal cylinder 4, and its unit is 1/°C. . Further, the symbol ΔT indicates the difference between the softening point of the glass body 6 and room temperature, and its unit is °C. Therefore, if the thickness of the metal cylinder 4 is defined so that equation (6) is satisfied, the conductive foil 5 will not be disconnected. From equation (6) above, it can be seen that if the diameter a of the metal cylinder 4 is the same, the larger the free length y is, the smaller the thickness b of the metal cylinder 4 can be. Here, as described above, the material of the glass enclosure 1 and the glass enclosure 6 is quartz glass, and the metal cylinder 4 is made of quartz glass.
Then, when the conductive foil 5 is made of molybdenum, the thickness b at which the conductive foil 5 does not break is determined. The temperature difference ΔT between the softening point of quartz glass, 1660°C, and room temperature is expressed in equation (7) below, and the average expansion coefficient of molybdenum, 65×10 -7 , and the average expansion coefficient of quartz glass, 5×
The difference Δε from 10 −7 is shown in the following equation (8). ΔT=1660−20=1640℃ ……(7) Δε=65×10 -7 −5×10 -7 =0.6×10 -5 ……(8) Adding formulas (7) and (8) to the above formula (6) ), formula (9) holds true. b≧0.6×10 -5 ×1640×a 2 /αy ≒0.01×a 2 /αy ...(9) Therefore, the elongation limit of the molybdenum conductive foil 5 is not exceeded - that is, the molybdenum metal cylinder 4 is In order to prevent the conductive foil 5 from breaking even due to the rattling, the thickness b of the metal cylinder 4 should be defined so that equation (9) holds true. By the way, the elongation factor α of the molybdenum conductive foil 5 subjected to heat and pressure sealing treatment (annealing treatment) was approximately 0.1, according to the experimental results of the present inventor. Therefore, using α=0.1 and formula (9), an example of the thickness b of the molybdenum metal cylinder 4 according to the diameter a and the free length y is determined as shown in Table 1.
【表】
この表1から明らかなように、金属円柱4の直
径aが同一であればフリー長yを大きくとる程、
金属円柱4の厚みbは小さくてよいことが解る。
なお、延び率αは導電箔5の加工状態等によつ
て決定される。
また、必要に応じては安全系数k(ただし、k
は1より大)を掛けて(6)式を(10)式としてもよい。
b≧Δε×ΔT×k×a2/αy ……(10)
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、つぎのような効果が達成される。
(1)前記(6)式または(10)式から、導電箔の断線を防
止するための、金属円柱の厚みの必要最小値を求
めることができる。したがつて、従来のようにラ
ンプハウスの小形化を図るあまり、金属円柱の厚
みを必要最小値よりもさらに小さくし、この結
果、導電箔を断線させるという欠点は防止するこ
とができる。
また、前記断線の危険を防止する為に金属円柱
4の厚みを必要以上に大きく取りすぎ、ランプハ
ウスが過大化するという欠点も除去することがで
きる。[Table] As is clear from Table 1, if the diameter a of the metal cylinder 4 is the same, the larger the free length y is, the
It can be seen that the thickness b of the metal cylinder 4 may be small. Note that the elongation rate α is determined by the processing state of the conductive foil 5 and the like. In addition, if necessary, the safety coefficient k (however, k
is greater than 1) to transform equation (6) into equation (10). b≧Δε×ΔT×k×a 2 /αy (10) (Effects of the Invention) As is clear from the above description, according to the present invention, the following effects are achieved. (1) From equation (6) or equation (10) above, the required minimum value of the thickness of the metal cylinder to prevent disconnection of the conductive foil can be determined. Therefore, it is possible to prevent the disadvantage that the thickness of the metal cylinder is made even smaller than the required minimum value in an attempt to downsize the lamp house as in the past, which results in disconnection of the conductive foil. Further, it is also possible to eliminate the drawback that the thickness of the metal cylinder 4 is made too thick than necessary in order to prevent the risk of wire breakage, resulting in an oversized lamp house.
第1図は本発明の一実施例の一部断面図であ
る。第2図は、第1図の金属円柱が最大に傾いた
状態を誇張して模式的に示した部分拡大図であ
る。第3図は、従来の放電灯シール装置の一例を
示す一部断面図である。第4図は、第3図の金属
円柱が最大に傾いた状態を誇張して模式的に示し
た部分拡大図である。
1……ガラス封体、1A……ネツク部、2……
放電灯電極、3……支持用導電棒、4……金属円
柱、5……導電箔、6……ガラスとう()体、
8……集電用デイスク。
FIG. 1 is a partial sectional view of an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a partially enlarged view schematically showing the state in which the metal cylinder in FIG. 1 is tilted to the maximum extent. FIG. 3 is a partial sectional view showing an example of a conventional discharge lamp sealing device. FIG. 4 is a partially enlarged view schematically showing the state in which the metal cylinder in FIG. 3 is tilted to its maximum extent. 1...Glass enclosure, 1A...Network part, 2...
Discharge lamp electrode, 3... Conductive rod for support, 4... Metal cylinder, 5... Conductive foil, 6... Glass container () body,
8...Disk for current collection.
Claims (1)
ネツク部内に配置され、その中心軸上には電極支
持用導電棒が前方に向かつて延長するように固着
された金属円柱と、前記金属円柱の背後に配置さ
れたガラスとう体と、前記ガラスとう体の背後に
配置された集電用デイスクと、前記ガラスとう体
の周囲に沿つて配設され、その両端が前記金属円
柱および集電用デイスクに導電接続された複数の
導電箔とを有し、かつ前記ガラスとう体、導電箔
およびネツク部が溶着された放電灯シール装置に
おいて、ΔT(℃)を前記ガラスとう体を形成す
る材質の軟化点と室温との温度差、Δε(/℃)を
前記金属円柱を形成する材質の平均膨脹係数と前
記ガラスとう体を形成する材質の平均膨脹係数と
の差、a(mm)を前記金属円柱の直径、y(mm)を
前記ガラスとう体の前面から、前記金属円柱の周
囲上予定位置における導電接続点までの前記導電
箔のフリー長、αを該導電箔の許容される延び率
としたとき、前記金属円柱の厚みb(mm)が、 b≧Δε×ΔT×a2/αy の式を満足するように選定されたことを特徴とす
る放電灯シール装置。 2 前記式に安全係数k(ただし、kは1より大)
を掛けて、前記金属円柱の厚みbが、 b≧Δε×ΔT×k×a2/αy の式を満足するように選定されたことを特徴とす
る前記特許請求の範囲第1項記載の放電灯シール
装置。 3 前記導電箔がモリブデンで形成されているこ
とを特徴とする前記特許請求の範囲第1項または
第2項記載の放電灯シール装置。 4 前記金属円柱がモリブデンで形成されている
ことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項、第
2項、または第2項記載の放電灯シール装置。 5 前記ネツク部およびガラスとう体が石英ガラ
スで形成されていることを特徴とする前記特許請
求の範囲第1項、第2項、第3項または第2項記
載の放電灯シール装置。[Scope of Claims] 1. A glass enclosure having a cylindrical neck portion, and a metal member disposed within the neck portion and having a conductive rod for supporting an electrode fixed to the central axis thereof so as to extend forward. a cylinder, a glass body disposed behind the metal cylinder, a current collecting disk disposed behind the glass body, and a current collecting disk disposed along the periphery of the glass body, both ends of which are arranged along the periphery of the glass body; In a discharge lamp sealing device that has a metal cylinder and a plurality of conductive foils conductively connected to a current collecting disk, and in which the glass body, the conductive foil, and the neck are welded, ΔT (°C) is expressed as The temperature difference between the softening point of the material forming the body and room temperature, Δε (/°C), is the difference between the average coefficient of expansion of the material forming the metal cylinder and the average coefficient of expansion of the material forming the glass body, a (mm) is the diameter of the metal cylinder, y (mm) is the free length of the conductive foil from the front surface of the glass body to the conductive connection point at a predetermined position on the periphery of the metal cylinder, and α is the length of the conductive foil. A discharge lamp sealing device characterized in that the thickness b (mm) of the metal cylinder is selected so as to satisfy the following formula: b≧Δε×ΔT×a 2 /αy when the elongation rate is an allowable one. 2 Add safety factor k to the above formula (k is greater than 1)
, and the thickness b of the metal cylinder is selected such that b≧Δε×ΔT×k×a 2 /αy. Electric light sealing device. 3. The discharge lamp sealing device according to claim 1 or 2, wherein the conductive foil is made of molybdenum. 4. The discharge lamp sealing device according to claim 1, 2, or 2, wherein the metal cylinder is made of molybdenum. 5. The discharge lamp sealing device according to claim 1, 2, 3 or 2, wherein the neck portion and the glass body are made of quartz glass.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP910885A JPS61168855A (en) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | Discharge lamp sealing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP910885A JPS61168855A (en) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | Discharge lamp sealing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61168855A JPS61168855A (en) | 1986-07-30 |
JPH0467297B2 true JPH0467297B2 (en) | 1992-10-27 |
Family
ID=11711429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP910885A Granted JPS61168855A (en) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | Discharge lamp sealing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61168855A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006228440A (en) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Wacom Electric Co Ltd | Discharge lamp |
JP2007157647A (en) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Wacom Electric Co Ltd | Discharge lamp |
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---|---|---|---|---|
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DE4031117A1 (en) * | 1990-10-02 | 1992-04-09 | Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh | High pressure discharge lamp and method for producing the lamp |
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US6485377B1 (en) * | 2000-06-14 | 2002-11-26 | Callaway Golf Company | Dual curable coating |
-
1985
- 1985-01-23 JP JP910885A patent/JPS61168855A/en active Granted
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JP2007157647A (en) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Wacom Electric Co Ltd | Discharge lamp |
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Publication number | Publication date |
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JPS61168855A (en) | 1986-07-30 |
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