JPH0466034A - 動物飼育装置 - Google Patents
動物飼育装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
育室の空調換気システムにおいて、飼育環境を改善した
動物飼育装置に関する。
般的な例を示す。
2が設けられ、このラック2の各欄にはそれぞれ実験動
物を入れたケージ3が設置される。
られ、側壁下部または天井面等に排気用の吸込口5が設
けられる。
清浄な空気は矢印のように循環して吸込口5より排気さ
れる。
換気システムでは部屋単位または区域単位でバリアを構
築しているため、以下のような問題点があった。
区域あるいは部屋内の汚染拡散に関して無防備である。
り、ケージ内の換気は間接的な作用に依存している。
されていない。
必要である。
るし尿の処理が必要である。
室ごとに入室者から動物を守るためのシステム(更衣、
シャワー等)が必要である。
ケージ個別単位でバリアを構築することにより、ケージ
間の相互汚染を防止し得、且つ飼育室全体の換気量を低
減してもケージ内の換気量を多くでき、しかも臭気が飼
育室内へ拡散するのを防止し得る動物飼育装置を提供す
ることを目的とする。
けられたラックと、このラックの背面板を兼用し、ラッ
ク内に空気を吹出すように設けられた給気チャンバーと
、前記ラックの棚板を兼用し、下面の一部に吸込口が設
けられた排気ダクトと、前記ラック内に設置され前記排
気ダクトの吸込口に密接されるように排気口が設けられ
、且つこの排気口より前記給気チャンバー側に給気口が
設けられたカバーを有するケージと、このケージの排気
口及び給気口にそれぞれ設けられたフィルターとを具備
したことを特徴とするもの、及び動物飼育室内に設けら
れたラックと、このラックの棚板を兼用し、下面の一部
に吹出口が設けられた給気ダクトと、前記ラックの背面
板を兼用し、ラックの棚側の一部に吸込口が設けられた
排気チャンバーと、前記ラック内に設置され前記排気ダ
クトの吸込口に連結されるように排気口が設けられ、且
つ前記給気ダクトの吹出口に接近するように給気口が設
けられたカバーを有するケージと、このケージの排気口
及び給気口にそれぞれ設けられたフィルターとを具備し
たことを特徴とするもので、ケージ個別単位でバリアを
構築することにより、ケージ間の相互汚染を防止し、且
つ飼育室全体の換気量を低減してケージ内の換気量を多
くでき、しかも臭気が飼育室内へ拡散するのを防止する
ことができるものである。
面図を示し、実験動物飼育室11内には複数の棚よりな
るラック12が設けられる。このラック12はラック1
2内に空気を吹出すように設けられた給気チャンバー(
サプライチャンバー)13が背面板を兼用し、この給気
チャンバー13には給気ダクト14が連結される。また
、前記ラック12は排気ダクト15が棚板を兼用し、こ
の排気ダクト15の下面の一部に吸込口151が設けら
れる。各排気ダクト15は排気チャンバー153を介し
て排気ダクト152に連結される。
ージ16が設置される。このケージ16は第2図に示す
ように、ケージ本体161に密閉カバー162が被せら
れて構成され、この密閉カバー162の上面には排気口
17が設けられる。
されるとき、前記排気ダクト15の吸込口151に密接
されるように設けられる。また、前記密閉カバー162
には前記排気口17より前記給気チャンバー13側に給
気口19が設けられ、この給気口19にはフィルタ20
が設けられる。
口111が設けられ、空調吸込口112が設けられる。
気チャンバー(サプライチャンバー)13から送られる
。空調空気はケージ16を通った空気が棚板を兼用した
排気ダクト15を通って排気される。
したケージ16にフィルター20付きの給気口19とフ
ィルター18付きの排気口17を設置し、排気口17は
・棚板を兼用した排気ダクト15の吸込口151に接続
する。
3から流れる気流は一様でクリーンな気流であり、この
クリーンな空気をケージ16内に送り込む必要がある。
ージ16廻りのクリーンな空気を吸い込む構造になって
いるので、ケージ16内の雰囲気は外部に漏洩すること
なくクリーンにバリアを構築することができる。
R1を投与された動物の飼育には、この実施例1は適し
ている。
ようになる。
ラットケージ: 230mmX330mmX200mm
ラ ッ り = 6 列× 6 段 ×
6 台1ケージ当り 換気回数:50回/H く計算結果〉 当該システムの場合 ケージの総換気量: 170 d/H 部屋の空調換気量: 14On?/H 合 計 : 310 or/H(換
気回数 回/H) 6.89 従来システムの場合 換気回数15回/H: 675 rfl’/H1ケージ
当りの換気回数は今後さらに検討し、最適量を決定する
。
背面から一様に清浄な空気を流し、下面に吸込口を設は
排気ダクトの構造をした棚板を介して排気するラックに
設置することにより、ケージ単位で清浄なバリアを構築
することができる。
空調を可能とするために、かぶせ蓋により密閉したケー
ジの風上側にフィルター付きの給気口と、ケージの風下
側上部にフィルター付きの排気口を設け、その排気口を
上段棚板の下面に設けられた吸込口に密接するようにケ
ージをラックに設置することにより、ラック背面から流
れ出る清浄な空気は、棚板の吸込口に吸引される排気圧
力によってケージの給気口より流入しケージ内を適切に
換気することができる。
正面図を示し、実験動物飼育室21内には複数の棚より
なるラック22が設けられる。このラック22は排気チ
ャンバ〜23が背面板を兼用し、この排気チャンバー2
3には排気ダクト24が連結される。前記排気チャンバ
ー23はラック22の棚側の一部に吸込口が設けられる
。また、前記ラック22は給気ダクト26が棚板を兼用
し、この給気ダクト26の下面の一部に吹出口が設けら
れる。各給気ダクト26は給気チャン/<−261を介
して給気ダクト262に連結される。前記ラック22の
各欄にはそれぞれ実験動物を入れたケージ28が設置さ
れる。このケージ28は第4図に示すように、ケージ本
体281に密閉カバー282が被せられて構成され、こ
の密閉カバー282の上面には給気口29が設けられる
。この給気口29にはフィルタ30が設けられる。前記
給気口29はケージ28が前記う・ツク22内に設置さ
れるとき、前記給気ダクト26の吹出口27に接近され
るように設けられる。また、前記密閉カバー282には
前記排気チャンツク−23側に排気口31が設けられ、
この排気口31にはフィルタ32が設けられる。前記排
気口31はケージ28が前記ラック22内に設置される
とき、排気チャンバー23の吸込口25に連結されるよ
うに設けられる。
口33が設けられ、空気吸込口34が設けられる。
なる。
30付きの給気口29とフィルター32付きの排気口3
1を設置し、ケージ28の給気口29は棚板を兼用した
給気ダクト26の吹出口27の位置に密着して設置する
。ケージ28の排気口31はラック22の背面に設けた
吸込口25の開口に挿入する形、または突出した吸込口
25にはめ込む形で取り付ける。
7から吹き出されるクリーンな空気を押し込む形で送気
し、ケージ28の排気口31からはケージ28内を陽圧
に保つ風量だけが排気される。よって、ケージ28内は
クリーンで陽圧になっているため、ケージ28の外部か
らの汚染はない。
り外部からの汚染の可能性をなくすことができる。
31をラックの吸込口25に挿入する形なので、実施例
1と比べて製作しやすくなっている。
給気ダクトの構造をした棚板の下面に清浄な空気を流す
吹出口を設け、棚側に吸込口を取り付けた背面板兼用の
排気チャンバーを設けたラックに設置することにより、
ケージ単位で清浄なバリアを構築することができる。
空調を可能とするために、かぶせ蓋により密閉したケー
ジの上部にフィルター付きの給気口と、ケージ背面側側
面部にフィルター付きの排気口を設け、その排気口をラ
ック背面に設けられた吸込口の開口に挿入する形、また
は突出した吸込口にはめ込む形で取り付け、その時にケ
ージの給気口の位置が給気ダクト兼棚板の下面の吹出口
の下部に接近する位置に設置し、吹出口から流出するク
リーンな空気がケージの給気口を介して押し込まれるよ
うにすることにより、ケージ内を適切に換気することが
できる。
ットを組み合わせることによって、飼育室の増改築や一
般の部屋に飼育ラックを設置しただけで動物飼育室とし
たい場合のニーズに対応できる。
下段)にエアーカーテンノズル40を設け、このエアー
カーテンノズル40から線状の速い気流を吹き出すこと
によって、ラック内外の分離を図りラック内の清浄度を
向上させることができる。
とができる。
がある。
。したがって、臭気が飼育室内へ拡散するのを防止でき
る。
ジ内の換気効率が上がる。なおかつ動物飼育室当りの空
調空気量が低減でき、省エネルギーに寄与できる。
ジ内に入らない構造となっているのでケージ外からの汚
染がない。したがって、ケージ間の相互汚染を防止し、
これによる実験上のリスクを最小限にとどめることがで
きる。
較すると、飼育室全体の換気量を低減して、ケージ内の
換気量は4倍以上増加する。したがって、ケージ内の換
気量増加により臭気及び水分の除去が効率よく行われる
ため、床敷によるし尿の処理回数を減少できる。
える。
らの汚染はなく、入室時に動物を守るシステム(更衣、
シャワー等)が不必要になる。
1図(b)は本発明の一実施例を示す正面構成図、第2
図は第1図のケージ部を示す構成図、第3図(a)は本
発明の他の実施例を示す断面構成図、第3図(b)は本
発明の他の実施例を示す正面構成図、第4図は第3図の
ケージ部を示す構成図、第5図は本発明の応用例を示す
構成図、第6図は従来の実験動物飼育室を示す構成図で
ある。 11・・・動物飼育室、12・・・ラック、13・・・
給気チャンバー 14・・・給気ダクト、15・・・排
気ダクト、16・・・ケージ、17・・・排気口、18
.20・・・フィルター 19・・・給気口。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第211 (1)J 第1wA 第41i \? 〜 Q)(’I’) ヘヘ Oり 一 昂
Claims (2)
- (1)動物飼育室内に設けられたラックと、このラック
の背面板を兼用し、ラック内に空気を吹出すように設け
られた給気チャンバーと、前記ラックの棚板を兼用し、
下面の一部に吸込口が設けられた排気ダクトと、 前記ラック内に設置され前記排気ダクトの吸込口に密接
されるように排気口が設けられ、且つこの排気口より前
記給気チャンバー側に給気口が設けられたカバーを有す
るケージと、 このケージの排気口及び給気口にそれぞれ設けられたフ
ィルターと を具備したことを特徴とする動物飼育装置。 - (2)動物飼育室内に設けられたラックと、このラック
の棚板を兼用し、下面の一部に吹出口が設けられた給気
ダクトと、 前記ラックの背面板を兼用し、ラックの棚側の一部に吸
込口が設けられた排気チャンバーと、前記ラック内に設
置され前記排気ダクトの吸込口に連結されるように排気
口が設けられ、且つ前記給気ダクトの吹出口に接近する
ように給気口が設けられたカバーを有するケージと、 このケージの排気口及び給気口にそれぞれ設けられたフ
ィルターと を具備したことを特徴とする動物飼育装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2177464A JPH062016B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 動物飼育装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2177464A JPH062016B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 動物飼育装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0466034A true JPH0466034A (ja) | 1992-03-02 |
JPH062016B2 JPH062016B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=16031389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2177464A Expired - Lifetime JPH062016B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 動物飼育装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH062016B2 (ja) |
Cited By (5)
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WO2014198563A1 (de) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | Karl Volkhart König | Laborsystem und verfahren zur einwirkung auf ein lebewesen, beobachtung eines lebewesens und/oder versorgung eines lebewesens |
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JP2019103517A (ja) * | 2019-03-12 | 2019-06-27 | ウシオ電機株式会社 | 生物収容器 |
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JPS6435171U (ja) * | 1987-08-28 | 1989-03-03 | ||
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-
1990
- 1990-07-06 JP JP2177464A patent/JPH062016B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH062016B2 (ja) | 1994-01-12 |
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