JPH04506303A - 密封カプセルチエン内に包装された材料へ無菌状態でアクセスする方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の名称〕 密封力プセルチェン内に包装された材料へ無菌状態でアクセスする方法と装置〔 技術分野〕 本発明は、特に植物の生育繁殖の目的で密封カプセル内に包装された材料へ無菌 状態でアクセスする方法に関する。

〔背景技術） カプセルチェンは、ハンドの縦方向に対して直角に密封することによって、複数 の並置された伸長隔室、即ち「カプセル」に区画される適切なプラスチック材料 の二重壁バンドであるとして理解されねばならない、そのようなカブセルチェン は、例えば、押出された管からスタートし、それが平らに折りたたんだ状態でそ の縦軸に沿って２つの半休に切断されることによって得られ、それによって、２ 本の二重壁バンドが形成され、それから各バンドがカプセルに区分される。

オランダ特許用１１（ＮＬ８９０２０３２）では、無菌状態で、スタート材料を 直立カプセルチエンの個々のカプセルに収容する苗の生育繁殖方法が記載されて おり、そのカプセルには、繁殖させる材料のために成る量の栄養媒体が前もって 容れられしいる。繁殖させる材料を導入したら、その縦方向の上級の近くでカプ セルチェンを密封することによりカプセルを閉鎖する。最後に、充填され、密封 されたカプセルチェンは包装された、例えばコイル状又はジグザグに折りたたん だ状態で保管容器に収められる。この保管容器は成る期間（例えば数週間）、非 無菌室に保管され、そこでスタート材料が繁殖する。

繁殖材料は次の繁殖工程（又は根付は工程）のためスタート材から切り落されね ばならない。

その切断は、依然として切断ナイフ及び一対のビンセットを使って、作業現場で つくり出される殺菌煙霧内で手で行われている。

〔発明の開示〕

そこで、本発明は、カプセル又はカプセル群が、その中の材料を容易に取り出し うるように開いた無菌状態で作業現場において切断されるように連続して送られ るようにして繁殖材料を入れたカプセルチェンを処理する方法を提供すること特 表平４−５０６３０３　（２） をねらいとする。カプセルの外側は、保管室にそれを保管していたために、もは や無菌状態にはないので、その繁殖材料は、カプセルから取出す時、感染の危険 があることに留意すべきである。

本発明によれば、このねらいは、簡単かつ有効な方法で行われ、密封カプセルチ ェンを実質上水平位置で、殺菌剤を含む浴槽を通しそれから実買上直立位置へ移 し、そこでカプセルチェンの上縁部分を切断しないで残しながら、連続カプセル 間の各密封部のすぐ近くに切り込みを入れることにより達成される。

これらの切り込みをいれることによって、カプセルは繁殖植物材料を容易に取出 すことができるように横方向へ開き、その植物材料を傷つける危険もな（、一対 のビンセットを使って開いたカプセルから横方向−・それを取り出すことができ る。このようにしてカブセルチェンを開くことにより、もうひとつの効果がある 。

即ち、材料が取出されたカプセルが相互に接続された状態に保持されるのでカプ セルチェンが作業位置を通して移動させてそれを排出する操作が容易となる。

消毒液浴槽は、開放されるカプセルチェンを入れた保管容器を保管する非殺菌室 とカプセルチェンが開放され繁殖した材料が取り出されてその切断が行われる１ 殺菌煙霧”　（ｓｔｅｒｖｅ　ｃｌｏｕｄ）との間の有効な移行部分となる。適 切な消毒液は７０％のアルコール溶液である。

本発明はまた、前記方法を実施する装置に関する９本発明によれば、この装置は 消毒液を容れる橋形容器を有し、この容器の両側に入口案内手段と出口案内手段 が実質上水平に配置され、第３案内手段が前記入口案内手段及び出口案内手段間 でその下に配置されて供給パッケージから解かれるカプセルチェンを案内するよ うになっており、さらに、前記出口側には、カプセルチェンを実質上直立位置へ 移動させ、カプセルをこの位置で切断ステーシランを通って送る案内駆動手段が 備えられていて、同切断ステーションには、カプセルチェンの連続カプセル間の 各シールの近くで実質上鉛直方向に切りこみを入れる手段が備わっていることを 特徴とする。

本発明の１つの実施態様において、入口案内手段と出口案内手段及びそれらの間 にある案内手段は回転ローラーによって形成される。好ましくは、容器の下流に 備えられている案内駆動手段は一対のエンドレスベルトで成り、これらのベルト は実質上鉛直方向の軸のまわりで回転するプーリーのまわりを案内され、それら のベルトの対向する走行部は、それらの間で直立に配！されたカプセルチェンの 上縁部分を把持するように位置ずけられる。

〔図面の簡単な説明〕

図１は本発明の装置の概略側面図であり、図２は、図１に示す装置の一部分の拡 大平面図であり、図３は図１０■−■線に沿ってとった概略横断面図である。

〔発明を実施するための最良の形Ｕ） 図面において、符号１は、例えば繁殖させる植物材料を容れる密封力プセルチェ ンである。このカプセルチェンは、図１の左側から、即ち、図示していない供給 コイル、即ちパッケージから実質上水平位置が解かれる。符号２は、例えば７０ ％のアルコール溶液のような消毒液を容れた橋形容器の下方部分を示す。カプセ ルチェンｌは、容器２の直立した両対向壁（図示せず）間に回転自在に装着され た第１案内ローラ３のまわりを案内される。それから、前記カプセルチェン１は 案内ローラ３からもうひとつの案内ローラ４をまわって案内され、この案内ロー ラ４は、低位置に取付られ、回転ブラシとして働く、この回転ブラシ４ば２本の 支持１！６の自由端間に回転自在に装着され、これらの支持１１ｉ！６は容器２ の直立側壁間で水平軸５のまわりに回動できるように装着される０回転ブラシ４ の高さは支持腕６によって調整され、回転ブラシを下方位置にすれば、矢印方向 へ回転する時、回転ブラシの下方の部分は消毒液を通って移動する０回転ブラシ ４により、消毒液を通過したカプセルチェンは、それから、容器２の排出側に回 転自在に装着されたもうひとつの案内ローラ７へ向って上方へ案内される。

容器２は、その容器の左側の非殺菌スペースと、例えば、垂直方向の殺菌気流を その中に保持することによっていわゆる“殺菌煙霧”　（ｓｔｓｒｉｌｅ　ｃｌ ｏｕｄ）が生じている右側へ向って（図４参照）伸びる操作スペースとの間のカ プセルチェンの殺菌移行区域を構成する。

案内ａ−ラフの下流側では、殺菌されたカプセルチェン１の縦辺縁部分１ａが、 実質上水平軸のまわりで駆動されるプーリー１０．１１．１２．１３のまわりを 案内される２本のエンドレスベルト８，９の共働走行部８ａ、　９Ｂ間で実質上 鉛直な面内で把持される。プーリー１０〜１３は、ベルト８．９の共働する走行 部８ａ、　９ａが案内ローラフの真上に配置されるような高さで、容器２の縦軸 の左に位置している（図２参照）、プーリー１０．１１から送られる操作ベルト の走行部８ａ、　９ａは最初、互いにわずかに収斂する方向へ移動するので、カ プセルチェンｌの幅に調整される固定案内部材１４によってその下縁が支持され る結果カプセルチェンｌがコントロールされることを考慮すると、カプセルチェ ンｌの辺縁部分１ａは、プーリー１０．１１と案内ローラ７との間の軌道Ａに沿 って、２本のベルトの走行部８ａ、　９Ｂ間で容易につかまれる（図２参照）。

共働し合う走行部８ａ、　９ａは、−緒になって移動して符号１５の所で移動方 向へさらに伸長する伸長型案内部材１６内へ入る。その案内部材１Ｇ、は２本の 対向して位置するストリップ１９．２０で構成され、それらのストリップはベル トの走行部８ａ、　９ａを受入れる縦方向の窪部１７．１Ｂと、戻りの走行部の ための縦方向の窪部２４．２５とを備えている。この案内ストリップ２０は枠梁 ２１に固定される。その上側で案内ストリップ１９は固定ストリップ２０に当接 支持され、その下側でカブセルチェン１の辺縁部分１ａは互いに押圧される２本 のベルト走行部８ａ。

８ｂ間に締めつけられる。その締付力は、締めねじ２３によりばね２２を介して 強く又は弱くストリップ１９を押圧することにより調整される。これらのストリ ップ１９゜２０は例えば摩擦係数の低いポリテトラフルオルエチレン（ｐｏｌｙ ｔｓｔｒａｆ　１ｕｏｒｅｔｈｙｌｅｎｓ）のような材料で形成されるので、ベ ルト走行部８ａ、　９ａは低い摩擦抵抗で窪部１７．１Ｂを含む面を横切って移 動する。エンドレスベルト８，９の戻り走行部は、横方向の圧力は無視できる状 態で窪部２４．２５を通って案内される。

カプセルチェンの残り部分は、案内ローラ７を離れると図４の１点の右位置に達 するまで次第に垂れ下り、そこへ達すると、カプセルチエンは、案内通路１６か ら垂れ下がった状態で同案内通路の下でわずかに前方かつ下方へ傾斜するように 装着された支持壁２６に横方向へ接触する。その支持壁２６は、好ましくは透明 材で形成され、それは開かれるカブセルチェンｌに切り込みを入れるための合板 とし役立つ、これらの切り込みを入れる切断装置が符号２７で示されている（図 １及び図３参照）。

切り込みは連続するカプセル間の各鉛直の密封部に沿って行われる。この目的で 、切断装置２７は、複数本の（例えば４本）切断ナイフ２９の支持梁部材２８を 存する、その支持梁部材２８は透明支持壁２６の前方に間隔をおいて位置し、支 持壁２６の面と平行な面内で並進移動するように装着される。この目的で、支持 梁部材２８は、平行案内杆３０に移動自在に装着された円筒形案内３１に取付ら れる。この案内杆３０は、移動方向に見て、鉛直線に対して例えば５°の小さな 角度をもって配置され、横断面図から判るように、透明支持壁２６と平行に配置 される。このようにして、切断ナイフ２９を備えた支持梁部材２８は、矢印Ｙの 方向へ移動するように仕組まれている（図３参照）、この動きは、例えば、空気 圧で制御される。

ナイフ２９を備えた支持梁部材２８を鉛直線に対してわずかな角度をもつように 位置づけることによって、移動するカプセルチェンに切り込みを入れることがで きる。切り込みを正確な場所、即ち、それぞれのシール部に掻く近い場所で行う ことは重要である。この目的で、シールの位置は適切な光学装置により連続的に 検知され、移動ベルトで移動を行うカプセルチェンの速度は、ナイフ２９を備え た支持梁部材２８の往復運動と正確な相関関係で制御ｎされる。切り込みが行わ れた結果、それぞれのカプセルは横方向へ開くので、繁殖させる植物は、（図１ の点Ｐにおいて）一対のビンセットを使って手で簡単に取り出すことができる。

透明支持壁２６の後方に配設されたランプによって、繁殖植物の状態を調べるこ とができる。

図３から判るように、ナイフ２９は、個々に又はグループをなしてキャリヤ３２ に装着され、そのキャリヤ３２は支持壁２６の横断方向において支持梁２８に対 して往復移動（矢印Ｚ）するように装着される。この横断方向の移動は、ナイフ が切り込みを終了した後で支持梁部材２８がその上昇位置へ戻る前に例えばナイ フを引っこめるために使用され、他方、中の繁殖植物が感染しているカプセルに 切り込みを入れないようにすることもできるので、その感染植物は使用しないで 閉じたままの状態で、移動通路の末端に、植物を容れていないカプセルと一緒に 排出される（Ｑの位Ｗ）、ベルト案内部材１６の下流端（軌道Ｂを通る）では、 ベルト走行部８ａ、　９ａはわずかにひらくので、そのために、切断されないで そのままつながっている上縁部分１ａにかかる締めつけ力は除去され、その結果 、空のカプセルと中の植物が感染しているために開けられなかったカプセルの両 方を存するカブセルチェンは廃棄材どして廃棄容器に捨てられる。

ＦＩＧ、　３ 要　約　書 るカプセル間の各密封部のすぐそ番ホの部分で切り込み力（入れられる。

〔選択図］　図１ ｈｕＮ＋１ｍｍｌＡｍｌａ１ｍＮｓＰＣＴＩＮＬｌｍｍ１Ａ”５国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．密封されたカプセルチェンが殺菌剤を容れた浴槽を通って実質上水平位置で 送られ、それからそのチエンは実質上直立位置へ移され、そこでカプセルチェン の上縁部分を切り離さないようにして連続するカプセル間の各密封部に極く近い 部分に切り込みを入れることを特徴とする特に植物の繁殖生育の目的で密封カプ セルチエン内に包装された材料ヘ無菌状態でアクセスする方法。
2. ２．両側に実質上水平に配置された入口案内手段と出口案内手段及び供給パッケ ージから解かれるカプセルチエンを案内するため前記入口案内手段と出口案内手 段との間てその下に配設された第３案内手段を有する殺菌液を容れる髄形容器と 、前記出口側にあってカプセルチエンを実質上直立位置ヘ向け、カプセルをこの 位置のままで切り込みステーションを通して送る案内駆動手段とを備え、前記切 り込みステーションには、カプセルチエンの連続するカプセル間の各密封部に接 近した部分で、実質上鉛直方向の切り込みを入れる手段が備わっていることを特 徴とする請求の範囲第１項の方法を実施する装置。
3. ３．入口及び出口案内手段は、それらの中間に配設された案内手段と共に回転ロ ーラとして形成されることを特徴とする請求の範囲第２項に記載の装置。
4. ４．中間のローラは２本の支持腕間に鉛直の方向に調整可能に装着された回転ブ ラシとして作用し、前記２木の支持腕は水平軸のまわりに回動できるように装着 されることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の装置。
5. ５．容器の下流に配設された案内駆動手段は、実質上鉛直方向の軸のまわりを回 転するプーリーをまわって案内される一対のエンドレスベルトで成り、前記ベル トの対向する走行部は、直立して位置するカプセルチエンの上縁部分をそれらの 間に把持するように位置ぎめされていることを特徴とする請求の範囲第２項ない し第４項のいずれかに記載の装置。
6. ６．ベルトの操作走行部は前記出口案内手段の上方の部分で移動方向ヘ互いに収 斂し、前記上方の部分の下流では、それらの走行部は互いに一緒になってベルト 案内部材内へ送られ、前記ベルト案内部材は、カプセルの辺縁部分を受入れる下 方スロットを備え、かつ少くとも切断ステーションの全長にわたって伸長してお り、これによってベルトの走行部は、ベルト案内部材の下流端からそれぞれのプ ーリーヘ向って広がって導かれることを特徴とする請求の範囲第５項に記載の装 置。
7. ７．ベルト案内部材は調整可能なばね力のもとで一緒に押圧される２本のストリ ップで成り、それらのストリップはそれぞれのベルト走行部を受入れる溝を対向 して有することを特徴とする請求の範囲第６項に記載の装置。
8. ８．ベルトの戻り走行部もまた、前記ベルト案内部材を通って案内されることを 特徴とする請求の範囲第６項ないし第８項のいずれかに記載の装置。
9. ９．カプセルチエンの辺縁部分を受入れる通路スロットを有するベルト案内部材 の下側から懸架された支持壁と、前記支持壁の前方において前記支持壁の面と平 行な面内に配置されて複数の切断ナイフを支持する支持梁部材とをさらに有し、 前記支持梁部材は実質上鉛直方向の往復運動を行うように装着されることを特徴 とする請求の範囲第５項ないし第８項のいずれかに記載の装置。
10. １０．各々の切断ナイフは支持壁の横断方向ヘ移動自在に装着されることを特徴 とする請求の範囲第９項に記載の装置。