JPH0441891Y2 - - Google Patents
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- JPH0441891Y2 JPH0441891Y2 JP17259586U JP17259586U JPH0441891Y2 JP H0441891 Y2 JPH0441891 Y2 JP H0441891Y2 JP 17259586 U JP17259586 U JP 17259586U JP 17259586 U JP17259586 U JP 17259586U JP H0441891 Y2 JPH0441891 Y2 JP H0441891Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- winning
- rotary disk
- prize
- ball feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 101100045633 Arabidopsis thaliana TCX3 gene Proteins 0.000 description 4
- 101150037491 SOL1 gene Proteins 0.000 description 4
- 101100168642 Arabidopsis thaliana CRN gene Proteins 0.000 description 3
- 101100045632 Arabidopsis thaliana TCX2 gene Proteins 0.000 description 3
- 101150103732 sol2 gene Proteins 0.000 description 3
- 230000009189 diving Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、複数の球受部を設けた回転盤と、
上記球受部に球を送り込む球送り手段とによつ
て、遊技球を一般入賞と特別遊技に移行できる特
別入賞とに振分けるパチンコ機の振分入賞装置に
関する。
上記球受部に球を送り込む球送り手段とによつ
て、遊技球を一般入賞と特別遊技に移行できる特
別入賞とに振分けるパチンコ機の振分入賞装置に
関する。
〈従来の技術〉
遊技球を異なる入賞口に振分ける入賞装置とし
て、例えば、特公昭52−45533号公報がある。こ
の入賞装置は、流出口を有するケース板の前面に
モータなどで回転する回転盤を設け、この回転盤
の外周に各々深さの異なる球受部を設け、上記流
出口と球受部の底部が一致したときに、球受部に
入つた球を流出口から流出せしめて、入賞形態に
変化を与えるものである。
て、例えば、特公昭52−45533号公報がある。こ
の入賞装置は、流出口を有するケース板の前面に
モータなどで回転する回転盤を設け、この回転盤
の外周に各々深さの異なる球受部を設け、上記流
出口と球受部の底部が一致したときに、球受部に
入つた球を流出口から流出せしめて、入賞形態に
変化を与えるものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし、上記した従来の入賞装置は、球が回転
盤の球受部に入つた時に流出可能な流出口が決つ
てしまう。換言すると、球受部に入つた瞬間に入
賞形態、即ち特別入賞か一般入賞か判明してしま
い、面白味に欠ける。また、従来の入賞装置は、
特別入賞になるタイミングを狙つて打球を発射す
ることが可能なので、次に特別入賞となる球受部
が回つてくるまで遊技を中止する遊技者が出現す
るなど遊技店側にとつて好ましくない現象が発生
したり、特別入賞を狙うことのできる遊技技術に
長じた遊技者と一般遊技者との間で利益格差が増
大し、一般遊技者にとつてパチンコ遊技の魅力が
薄れている。
盤の球受部に入つた時に流出可能な流出口が決つ
てしまう。換言すると、球受部に入つた瞬間に入
賞形態、即ち特別入賞か一般入賞か判明してしま
い、面白味に欠ける。また、従来の入賞装置は、
特別入賞になるタイミングを狙つて打球を発射す
ることが可能なので、次に特別入賞となる球受部
が回つてくるまで遊技を中止する遊技者が出現す
るなど遊技店側にとつて好ましくない現象が発生
したり、特別入賞を狙うことのできる遊技技術に
長じた遊技者と一般遊技者との間で利益格差が増
大し、一般遊技者にとつてパチンコ遊技の魅力が
薄れている。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は上記に鑑み提案されたもので、取付基
板にほぼ閉鎖される入賞待機室を形成し、入賞待
機室には球送りレバーを有する球送り手段を設け
ると共に複数の球受部を有する回転盤を臨ませ、
上記球受部と個別に連通可能な入賞球誘導路を形
成し、上記球送りレバーを駆動源の駆動により揺
動させると共に回転盤を回転させ、かつ球送りレ
バーの揺動と回転盤の回転を関連づけて、入賞待
機室に入つた球を球送り手段により回転盤のいず
れかの球受部に送り込むようにしたものである。
板にほぼ閉鎖される入賞待機室を形成し、入賞待
機室には球送りレバーを有する球送り手段を設け
ると共に複数の球受部を有する回転盤を臨ませ、
上記球受部と個別に連通可能な入賞球誘導路を形
成し、上記球送りレバーを駆動源の駆動により揺
動させると共に回転盤を回転させ、かつ球送りレ
バーの揺動と回転盤の回転を関連づけて、入賞待
機室に入つた球を球送り手段により回転盤のいず
れかの球受部に送り込むようにしたものである。
〈作用〉
ほぼ閉鎖された入賞待機室に球が入り、駆動源
の駆動により揺動する球送り手段によつて、回転
盤の複数の球受部のいずれかに球が送り込まれ、
回転盤が回転して球受部と入賞球誘導路とが一致
して連通すると、球は球受部から転出することが
できる。
の駆動により揺動する球送り手段によつて、回転
盤の複数の球受部のいずれかに球が送り込まれ、
回転盤が回転して球受部と入賞球誘導路とが一致
して連通すると、球は球受部から転出することが
できる。
〈実施例〉
以下、本考案を図面の実施例について説明す
る。
る。
本考案に係る振分入賞装置1には、開口部2を
有する取付基板3の後面にほぼ円筒状のケース部
材4を添設すると共に、上記開口部2にこの開口
部2を覆う前面板5を嵌着して、ほぼ閉鎖される
入賞待機室6を構成する。入賞待機室6は底部7
が下方に突出して、正面図形状が所謂鍵孔形をし
ている。底部7には切欠部8を設け、この切欠部
8の基端部分を球待機位置9とし、該球待機位置
9に球が集まるように緩やかな下り傾斜を設け
る。尚、図面の実施例によれば、ケース部材4は
前ケース4a、中ケース4b及び後ケース4cの
3部材からなつている。
有する取付基板3の後面にほぼ円筒状のケース部
材4を添設すると共に、上記開口部2にこの開口
部2を覆う前面板5を嵌着して、ほぼ閉鎖される
入賞待機室6を構成する。入賞待機室6は底部7
が下方に突出して、正面図形状が所謂鍵孔形をし
ている。底部7には切欠部8を設け、この切欠部
8の基端部分を球待機位置9とし、該球待機位置
9に球が集まるように緩やかな下り傾斜を設け
る。尚、図面の実施例によれば、ケース部材4は
前ケース4a、中ケース4b及び後ケース4cの
3部材からなつている。
開口部2の上部前面には、隆出部10,10を
左右に設け、両隆出部10,10の間に球が通過
可能な落下口11を形成する。上記隆出部10に
はランプなどの発光体を収設して時間待ち回数表
示灯12とするとよい。取付基板3の下方前面に
は棚状に突出する受止部13を設け、この受止部
13にはランプなどの発光体を収設して権利表示
灯14とするとよい。受止部13の上面で上記落
下口11の真下には、入賞待機室6に向かつて緩
やかに下り傾斜する誘導溝15を設ける。また、
受止め部13の上面には左右両端を若干下げて緩
い下り傾斜を設ける。
左右に設け、両隆出部10,10の間に球が通過
可能な落下口11を形成する。上記隆出部10に
はランプなどの発光体を収設して時間待ち回数表
示灯12とするとよい。取付基板3の下方前面に
は棚状に突出する受止部13を設け、この受止部
13にはランプなどの発光体を収設して権利表示
灯14とするとよい。受止部13の上面で上記落
下口11の真下には、入賞待機室6に向かつて緩
やかに下り傾斜する誘導溝15を設ける。また、
受止め部13の上面には左右両端を若干下げて緩
い下り傾斜を設ける。
入賞待機室6の前面を覆う前面板5には、上記
誘導溝15に連通する導入口16を開設し、該導
入口16の左右の肩部分には誘導ピン17,17
を対設して、落下口11を通過してきた球や横方
向から飛び込む球を導入口16に誘導する。尚、
前面板5を透明な材質で形成し、入賞待機室6内
を透視可能に構成するのがよい。
誘導溝15に連通する導入口16を開設し、該導
入口16の左右の肩部分には誘導ピン17,17
を対設して、落下口11を通過してきた球や横方
向から飛び込む球を導入口16に誘導する。尚、
前面板5を透明な材質で形成し、入賞待機室6内
を透視可能に構成するのがよい。
入賞待機室6を構成する中ケース4bの背面板
4b′の下端には前記底部7の切欠部8に連通する
連通口18を開設し、中ケース4bの背面には回
転盤19を臨ませる。回転盤19の外周には深さ
の異なる球受部20…を複数設けるが、図面の実
施例によれば8個の球受部20a−hが設けてあ
り、内1つの球受部20aの深さが他の7つの球
受部20b−hよりも浅い。回転盤19は軸21
を中ケース4bと後ケース4cとで回転可能に軸
支され、軸21の前端にセンター飾り部材22を
嵌着して脱落を防止し、軸21の後端にはギヤ機
構23の第1歯車24を設ける。
4b′の下端には前記底部7の切欠部8に連通する
連通口18を開設し、中ケース4bの背面には回
転盤19を臨ませる。回転盤19の外周には深さ
の異なる球受部20…を複数設けるが、図面の実
施例によれば8個の球受部20a−hが設けてあ
り、内1つの球受部20aの深さが他の7つの球
受部20b−hよりも浅い。回転盤19は軸21
を中ケース4bと後ケース4cとで回転可能に軸
支され、軸21の前端にセンター飾り部材22を
嵌着して脱落を防止し、軸21の後端にはギヤ機
構23の第1歯車24を設ける。
ギヤ機構23はモータ取付板25に取付けたモ
ータMなどを駆動源26として回転し、モータ取
付板25は後ケース4cの背面に支柱27を介し
て止着されている。そして、この実施例では上記
モータMの出力をギヤ機構23で分岐して球送り
手段28の駆動源29としている。
ータMなどを駆動源26として回転し、モータ取
付板25は後ケース4cの背面に支柱27を介し
て止着されている。そして、この実施例では上記
モータMの出力をギヤ機構23で分岐して球送り
手段28の駆動源29としている。
球送り手段28は球待機位置9で待機する球を
回転盤19のいずれかの球受部20に送り込む球
送りレバー30を有している。球送りレバー30
は後ケース4cの下面に突設した支持部31に支
持ピン32で回動可能に支持されている。球送り
レバー30の後端には連動ボス33を突設し、こ
の連動ボス33をスライド板34の下方部分に開
設した連動孔35に遊嵌する。スライド板34は
後ケース4cの後面に左右一対に対設したスライ
ドガイド36によつて上下方向にスライド可能に
支持される。また、このスライド板34は上方部
分に横方向に長いカム孔37を有し、該カム孔3
7には上記ギヤ機構23の第2歯車38に偏心的
に突設したカムピン39を遊嵌する。従つて、モ
ータMが回転して第2歯車38が回転すると、ス
ライド板34が上下方向にスライドして、連動ボ
ス33を押し下げたり引き上げたりして、球送り
レバー30が上下に揺動する。
回転盤19のいずれかの球受部20に送り込む球
送りレバー30を有している。球送りレバー30
は後ケース4cの下面に突設した支持部31に支
持ピン32で回動可能に支持されている。球送り
レバー30の後端には連動ボス33を突設し、こ
の連動ボス33をスライド板34の下方部分に開
設した連動孔35に遊嵌する。スライド板34は
後ケース4cの後面に左右一対に対設したスライ
ドガイド36によつて上下方向にスライド可能に
支持される。また、このスライド板34は上方部
分に横方向に長いカム孔37を有し、該カム孔3
7には上記ギヤ機構23の第2歯車38に偏心的
に突設したカムピン39を遊嵌する。従つて、モ
ータMが回転して第2歯車38が回転すると、ス
ライド板34が上下方向にスライドして、連動ボ
ス33を押し下げたり引き上げたりして、球送り
レバー30が上下に揺動する。
中ケース4bの上側部分には入賞球誘導路40
を設ける。該入賞球誘導路40の底面40′は回
転盤19に設けた浅い球受部20a(以下、入賞
口20aという)の底と一致している。従つて、
入賞口20aに入つた球は、回転盤19が第1図
の矢印方向に回転し、入賞口20aが入賞球誘導
路40の上側に位置すると、入賞口20aと入賞
球誘導路40とが連通して、入賞口20aに入つ
ている球が入賞誘導路40に転出することができ
る。しかし、他の深い球受部20b−hとこの入
賞球誘導路40とは連通しないので、他の深い球
受部20b−hに入つた球は入賞球誘導路40に
は転出できずに、回転盤19と共に更に回転す
る。
を設ける。該入賞球誘導路40の底面40′は回
転盤19に設けた浅い球受部20a(以下、入賞
口20aという)の底と一致している。従つて、
入賞口20aに入つた球は、回転盤19が第1図
の矢印方向に回転し、入賞口20aが入賞球誘導
路40の上側に位置すると、入賞口20aと入賞
球誘導路40とが連通して、入賞口20aに入つ
ている球が入賞誘導路40に転出することができ
る。しかし、他の深い球受部20b−hとこの入
賞球誘導路40とは連通しないので、他の深い球
受部20b−hに入つた球は入賞球誘導路40に
は転出できずに、回転盤19と共に更に回転す
る。
後ケース4cの側面には球排出口41を開設す
る。この球排出口41は回転盤19の回転方向の
終点に、下向きに開口している。従つて、上記入
賞球誘導路40に流出しなかつた球は全てこの球
排出口41から排出される。
る。この球排出口41は回転盤19の回転方向の
終点に、下向きに開口している。従つて、上記入
賞球誘導路40に流出しなかつた球は全てこの球
排出口41から排出される。
ところで、上記のような構成の振分入賞装置1
において、ギヤ機構23の第1歯車24と第2歯
車38とのギヤ比を例えば19:11のように素数比
とすると、回転盤19の回転周期と球送りレバー
30の揺動周期が同期することがなく、球送りレ
バー30の球送りタイミングと回転盤19の球受
部20a−hの受入れタイミングとが毎回異な
り、球がどの球受部20a−hに入るか予想する
ことができなし、入賞球誘導路40に転出する球
受部20a、即ち入賞口20aを狙うこともでき
なくなる。
において、ギヤ機構23の第1歯車24と第2歯
車38とのギヤ比を例えば19:11のように素数比
とすると、回転盤19の回転周期と球送りレバー
30の揺動周期が同期することがなく、球送りレ
バー30の球送りタイミングと回転盤19の球受
部20a−hの受入れタイミングとが毎回異な
り、球がどの球受部20a−hに入るか予想する
ことができなし、入賞球誘導路40に転出する球
受部20a、即ち入賞口20aを狙うこともでき
なくなる。
従つて、上記のような構成の振分入賞装置1よ
れば、人為的に球を振分けることができないので
遊技者の技術介入の余地がなくなり、あくまで偶
然性によつて球を振分けることができる。換言す
ると、遊技の巧拙を問うことなく、公平な遊技を
楽しむことができる。
れば、人為的に球を振分けることができないので
遊技者の技術介入の余地がなくなり、あくまで偶
然性によつて球を振分けることができる。換言す
ると、遊技の巧拙を問うことなく、公平な遊技を
楽しむことができる。
尚、球送り手段28と回転盤19とは、常時駆
動しておいてもよいし、所定の条件が成立したと
き、例えば所定の入賞口に球が入つたときから駆
動するようにしてもよい。また、回転盤を常時回
転させておき、球送り手段28の揺動を球が入賞
待機室6に入つたら開始するようにすることもで
きる。
動しておいてもよいし、所定の条件が成立したと
き、例えば所定の入賞口に球が入つたときから駆
動するようにしてもよい。また、回転盤を常時回
転させておき、球送り手段28の揺動を球が入賞
待機室6に入つたら開始するようにすることもで
きる。
以上、本考案を図面の実施例について説明した
が、本考案は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記実施例では回転盤19の駆動と
球送り手段28の駆動とを共通のモータMで行な
つているが、回転盤19の駆動をモータMで行な
い、球送り手段28の駆動をソレノイドなど他の
駆動手段によつて行なうようにし、ソレノイドの
励磁タイミングを回転盤19の回転周期と共に制
御して、回転盤19の駆動と球送り手段28の駆
動を関連づけるようにしてもよい。また、回転盤
19の複数の入賞口20a,20aを設けること
もできるし、球受部20…の深さの種類を増やす
と共に、個別に対応する入賞球誘導路を設けて、
大当り、中当り、少当りなど、入賞形態に変化を
与えることも可能である。
が、本考案は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記実施例では回転盤19の駆動と
球送り手段28の駆動とを共通のモータMで行な
つているが、回転盤19の駆動をモータMで行な
い、球送り手段28の駆動をソレノイドなど他の
駆動手段によつて行なうようにし、ソレノイドの
励磁タイミングを回転盤19の回転周期と共に制
御して、回転盤19の駆動と球送り手段28の駆
動を関連づけるようにしてもよい。また、回転盤
19の複数の入賞口20a,20aを設けること
もできるし、球受部20…の深さの種類を増やす
と共に、個別に対応する入賞球誘導路を設けて、
大当り、中当り、少当りなど、入賞形態に変化を
与えることも可能である。
以下に、本考案に係る振分入賞装置1を用いた
パチンコ遊技の一例を説明する。
パチンコ遊技の一例を説明する。
遊技盤42のガイドレール43で囲まれた遊技
部44のほぼ中央に上記のような振分入賞装置1
を設け、上方には打球貯留装置45を設け、下方
には変動入賞装置46を設ける。
部44のほぼ中央に上記のような振分入賞装置1
を設け、上方には打球貯留装置45を設け、下方
には変動入賞装置46を設ける。
打球貯留装置45の一例を第5図ないし第7図
に示す。打球貯留装置45は横長な基板47を有
し、該基板47の前面中央には上面開放の天入賞
口48を設けた鎧部49を突設し、また基板47
の後面には裏カバー50を添設する。裏カバー5
0には球通路51を設けて上記天入賞口48を機
裏に連通させる。基板47と裏カバー50との間
には球貯留部52を構成する。基板47の球貯留
部52の前面に該当する部分には打球が飛び込み
可能な飛込口53を開設し、この飛込口53の下
縁を裏カバー50の底面50′よりも若干盛り上
げて一旦球貯留部52に飛び込んだ球が前方に流
出しないようにする。底面50′には打球貯留装
置45の中央部に向う緩い下り傾斜を設け、傾斜
下端には球検出器54を臨ませる。
に示す。打球貯留装置45は横長な基板47を有
し、該基板47の前面中央には上面開放の天入賞
口48を設けた鎧部49を突設し、また基板47
の後面には裏カバー50を添設する。裏カバー5
0には球通路51を設けて上記天入賞口48を機
裏に連通させる。基板47と裏カバー50との間
には球貯留部52を構成する。基板47の球貯留
部52の前面に該当する部分には打球が飛び込み
可能な飛込口53を開設し、この飛込口53の下
縁を裏カバー50の底面50′よりも若干盛り上
げて一旦球貯留部52に飛び込んだ球が前方に流
出しないようにする。底面50′には打球貯留装
置45の中央部に向う緩い下り傾斜を設け、傾斜
下端には球検出器54を臨ませる。
そして、上記球貯留部52に連通する球放出室
55を鎧部49の下側に設け、前面を開口させて
放出口56とする。球放出室55にはソレノイド
SOL1などを駆動源57として上下に回動する
球放出レバー58を設ける。球放出レバー58は
コ字状の球保持部59を有し、通常、即ちソレノ
イドSOL1が励磁されていな状態ではピン60
を支点に上向きに回動しており、上記球保持部5
9で球を保持する。一方、ソレノイドSOL1を
励磁するとプランジヤ61がバネ62に抗して突
出し、連絡レバー63を介して球放出レバー58
が下向き回動し(第7図二点鎖線の状態)、保持
していた球を放出口56から遊技部44に放出す
る。
55を鎧部49の下側に設け、前面を開口させて
放出口56とする。球放出室55にはソレノイド
SOL1などを駆動源57として上下に回動する
球放出レバー58を設ける。球放出レバー58は
コ字状の球保持部59を有し、通常、即ちソレノ
イドSOL1が励磁されていな状態ではピン60
を支点に上向きに回動しており、上記球保持部5
9で球を保持する。一方、ソレノイドSOL1を
励磁するとプランジヤ61がバネ62に抗して突
出し、連絡レバー63を介して球放出レバー58
が下向き回動し(第7図二点鎖線の状態)、保持
していた球を放出口56から遊技部44に放出す
る。
次いで、変動入賞装置の一例を第9図ないし第
11図に示す。変動入賞装置46は大入賞口64
を覆う回動可能なゲート65を有し、このゲート
65はソレノイドSOL2などを駆動源66とし
て回動し、ゲート65を閉じて球を受け入れない
第1状態と、ゲート65を前方に回動して球を受
け入れる第2状態とを創出する。大入賞口64に
は10カウント検出器67を臨ませて大入賞口64
に入賞した球を計数する。大入賞口64の左右に
は始動口68を設けた袖部69を突設し、該始動
口68には始動検出器70を臨ませる。尚、図示
の例では大入賞口64の下方にデジタル式表示器
からなる大入賞口入賞球数表示灯71を、大入賞
口64の両側にはLEDなどからなる大入賞口開
放回数表示灯72を、袖部69にはランプなどか
らなる表示灯73を夫々設けている。
11図に示す。変動入賞装置46は大入賞口64
を覆う回動可能なゲート65を有し、このゲート
65はソレノイドSOL2などを駆動源66とし
て回動し、ゲート65を閉じて球を受け入れない
第1状態と、ゲート65を前方に回動して球を受
け入れる第2状態とを創出する。大入賞口64に
は10カウント検出器67を臨ませて大入賞口64
に入賞した球を計数する。大入賞口64の左右に
は始動口68を設けた袖部69を突設し、該始動
口68には始動検出器70を臨ませる。尚、図示
の例では大入賞口64の下方にデジタル式表示器
からなる大入賞口入賞球数表示灯71を、大入賞
口64の両側にはLEDなどからなる大入賞口開
放回数表示灯72を、袖部69にはランプなどか
らなる表示灯73を夫々設けている。
上記のような構成のパチンコ機において、遊技
者が発射した球が、遊技部44を流下して打球貯
留装置45の飛込口53に飛び込むと、この球は
球貯留部52に溜る。球貯留部52に入つた球は
球検出器54によつて検出されるので、この球検
出器54が球を検出したら一定時間後にソレノイ
ドSOL1などの駆動源57を励磁して球放出レ
バー58を回動させて球を放出するようにしても
よいし、前面枠などに別途球放出スイツチ74を
設けて、この球放出スイツチ74を遊技者が操作
して任意の時に放出できるようにしてもよい。い
ずれにせよ、打球貯留装置45から放出された球
は運が良ければ振分入賞装置1の落下口11を通
過して受止部13で受け止められて導入口16か
ら入賞待機室6に入る。
者が発射した球が、遊技部44を流下して打球貯
留装置45の飛込口53に飛び込むと、この球は
球貯留部52に溜る。球貯留部52に入つた球は
球検出器54によつて検出されるので、この球検
出器54が球を検出したら一定時間後にソレノイ
ドSOL1などの駆動源57を励磁して球放出レ
バー58を回動させて球を放出するようにしても
よいし、前面枠などに別途球放出スイツチ74を
設けて、この球放出スイツチ74を遊技者が操作
して任意の時に放出できるようにしてもよい。い
ずれにせよ、打球貯留装置45から放出された球
は運が良ければ振分入賞装置1の落下口11を通
過して受止部13で受け止められて導入口16か
ら入賞待機室6に入る。
入賞待機室6に入つた球は底部7の傾斜で球待
機位置9に誘導され、球送りレバー30に載る。
球送りレバー30はモータMにより揺動するの
で、球送りレバー30に載つた球を同じくモータ
Mにより回転する回転盤19の何れかの球受部2
0a−hに送り込む。
機位置9に誘導され、球送りレバー30に載る。
球送りレバー30はモータMにより揺動するの
で、球送りレバー30に載つた球を同じくモータ
Mにより回転する回転盤19の何れかの球受部2
0a−hに送り込む。
そして、回転盤19は球を第1図の矢印方向に
搬送する。この場合、運良く浅い球受部20、即
ち入賞口20aに入つた球は入賞球誘導路40に
転出し、図示していない権利発生検出器を作動さ
せる。一方、他の球受部20a−hに入つた球は
回転盤19の回転に従つて搬送され、球排出口4
1から機裏に落下して一般入賞球となり、所定数
の賞球を遊技者に与える。
搬送する。この場合、運良く浅い球受部20、即
ち入賞口20aに入つた球は入賞球誘導路40に
転出し、図示していない権利発生検出器を作動さ
せる。一方、他の球受部20a−hに入つた球は
回転盤19の回転に従つて搬送され、球排出口4
1から機裏に落下して一般入賞球となり、所定数
の賞球を遊技者に与える。
入賞口20aから転出した球により権利発生検
出器が作動すると、特別遊技に移行する権利が発
生するが、特別遊技は変動入賞装置46の袖部6
9に設けた始動口68に球が入賞することを条件
として変動入賞装置46のゲート65を回動さ
せ、球を受け入れない第1状態から球を受け入れ
る第2状態に変換する。即ち、始動検出器69が
球を検出して検出信号を制御装置に送ると、制御
装置がソレノイドSOL2を励磁してゲート65
を回動させる。
出器が作動すると、特別遊技に移行する権利が発
生するが、特別遊技は変動入賞装置46の袖部6
9に設けた始動口68に球が入賞することを条件
として変動入賞装置46のゲート65を回動さ
せ、球を受け入れない第1状態から球を受け入れ
る第2状態に変換する。即ち、始動検出器69が
球を検出して検出信号を制御装置に送ると、制御
装置がソレノイドSOL2を励磁してゲート65
を回動させる。
第2状態は、変動入賞装置46に球が入る度に
10カウント検出器67が制御装置に信号を送り、
制御装置が予め設定した10個の球を計数するか、
または予めタイマーに設定した10秒間が経過する
まで継続する。そして、上記した10個または10秒
間という停止条件が成立すると、制御装置からの
信号によりソレノイドSOL2が消磁してゲート
65が戻り回動し、第2状態から第1状態に復帰
する。このような一連の動作を1サイクルとし
て、球が始動口68に入る度にサイクルを更新
し、最大8サイクルまで更新可能である。尚、上
記のような遊技の各状態を時間待ち回数表示灯1
2、大入賞口入賞球数表示灯71、大入賞口開放
回数表示灯72などで表示すると共に、効果音な
どを発生させて遊技者に知らせる。
10カウント検出器67が制御装置に信号を送り、
制御装置が予め設定した10個の球を計数するか、
または予めタイマーに設定した10秒間が経過する
まで継続する。そして、上記した10個または10秒
間という停止条件が成立すると、制御装置からの
信号によりソレノイドSOL2が消磁してゲート
65が戻り回動し、第2状態から第1状態に復帰
する。このような一連の動作を1サイクルとし
て、球が始動口68に入る度にサイクルを更新
し、最大8サイクルまで更新可能である。尚、上
記のような遊技の各状態を時間待ち回数表示灯1
2、大入賞口入賞球数表示灯71、大入賞口開放
回数表示灯72などで表示すると共に、効果音な
どを発生させて遊技者に知らせる。
尚、上記説明では、遊技者の発射した球を一旦
打球貯留装置45に溜め、この溜めた球を振分入
賞装置1に導いているが、振分入賞装置1を直接
狙うようにしてもよいし、打球貯留装置45から
放出する球で始動口68や大入賞口64を狙うよ
うにしてもよい。また、打球貯留装置45や変動
入賞装置46は上記した構成に限定されるもので
はない。
打球貯留装置45に溜め、この溜めた球を振分入
賞装置1に導いているが、振分入賞装置1を直接
狙うようにしてもよいし、打球貯留装置45から
放出する球で始動口68や大入賞口64を狙うよ
うにしてもよい。また、打球貯留装置45や変動
入賞装置46は上記した構成に限定されるもので
はない。
以上のように、本考案の振分入賞装置1によれ
ば、各種の遊技に対応することができ、興趣に富
んだパチンコ遊技を提供することができる。
ば、各種の遊技に対応することができ、興趣に富
んだパチンコ遊技を提供することができる。
〈考案の効果〉
本考案は、球を一旦入賞待機室に導き、この球
を回転する回転盤の複数の球受部のいずれか一つ
に、回転盤の回転と関連して揺動する球送り手段
によつて送り込むので、球がどの球受部に入るか
は、入賞待機室に入るタイミングと球送り手段の
送り込みタイミングによつて決定される。従つ
て、人為的に特定の球受部を狙うことができなく
なり、遊技の巧拙を問わず等しく入賞するチヤン
スが生まれ、公平で興趣の高いパチンコ遊技を提
供する。
を回転する回転盤の複数の球受部のいずれか一つ
に、回転盤の回転と関連して揺動する球送り手段
によつて送り込むので、球がどの球受部に入るか
は、入賞待機室に入るタイミングと球送り手段の
送り込みタイミングによつて決定される。従つ
て、人為的に特定の球受部を狙うことができなく
なり、遊技の巧拙を問わず等しく入賞するチヤン
スが生まれ、公平で興趣の高いパチンコ遊技を提
供する。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は縦断面図、第3図は球送り手段の分
解斜視図、第4図は遊技盤の正面図、第5図は打
球貯留装置を示し、左側は正面図、右側は背面
図、第6図は打球貯留装置の右側部分の長手方向
の縦断面図、第7図は第5図の−線断面図、
第8図は第5図の−線断面図、第9図は変動
入賞装置を示し、右側は一部欠截正面図、左側は
背面図、第10図は第9図の−線断面図、第
11図は第9図の−線断面図である。 1……振分入賞装置、3……取付基板、6……
入賞待機室、1……回転盤、20……球受部、
26……駆動源、28……球送り手段、30……
球送りレバー、40……入賞球誘導路。
図、第2図は縦断面図、第3図は球送り手段の分
解斜視図、第4図は遊技盤の正面図、第5図は打
球貯留装置を示し、左側は正面図、右側は背面
図、第6図は打球貯留装置の右側部分の長手方向
の縦断面図、第7図は第5図の−線断面図、
第8図は第5図の−線断面図、第9図は変動
入賞装置を示し、右側は一部欠截正面図、左側は
背面図、第10図は第9図の−線断面図、第
11図は第9図の−線断面図である。 1……振分入賞装置、3……取付基板、6……
入賞待機室、1……回転盤、20……球受部、
26……駆動源、28……球送り手段、30……
球送りレバー、40……入賞球誘導路。
Claims (1)
- 取付け基板にほぼ閉鎖される入賞待機室を形成
し、入賞待機室には球送りレバーを有する球送り
手段を設けると共に複数の球受部を有する回転盤
を臨ませ、上記球受部と個別に連通可能な入賞球
誘導路を形成し、上記球送りレバーを駆動源の駆
動により揺動させると共に回転盤を回転させ、か
つ球送りレバーの揺動と回転盤の回転を関連づけ
て、入賞待機室に入つた球を球送り手段により回
転盤のいずれかの球受部に送り込むようにしたこ
とを特徴とするパチンコ機の振分入賞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17259586U JPH0441891Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17259586U JPH0441891Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6379982U JPS6379982U (ja) | 1988-05-26 |
JPH0441891Y2 true JPH0441891Y2 (ja) | 1992-10-01 |
Family
ID=31109276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17259586U Expired JPH0441891Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0441891Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP17259586U patent/JPH0441891Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6379982U (ja) | 1988-05-26 |
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