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JPH0440348B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0440348B2
JPH0440348B2 JP59220339A JP22033984A JPH0440348B2 JP H0440348 B2 JPH0440348 B2 JP H0440348B2 JP 59220339 A JP59220339 A JP 59220339A JP 22033984 A JP22033984 A JP 22033984A JP H0440348 B2 JPH0440348 B2 JP H0440348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general formula
formula
compound
dibenzo
reaction
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59220339A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60172972A (ja
Inventor
Ryuugaa Karura
Reenaato Herumuuto
Baaru Furitsutsu
Rooman Deiitaa
Hofuman Eberin
Baruchu Reni
Shuuman Shutefuen
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BEBU ARUTSUNAMITSUTERU BERUKU DORESUDEN
Original Assignee
BEBU ARUTSUNAMITSUTERU BERUKU DORESUDEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BEBU ARUTSUNAMITSUTERU BERUKU DORESUDEN filed Critical BEBU ARUTSUNAMITSUTERU BERUKU DORESUDEN
Publication of JPS60172972A publication Critical patent/JPS60172972A/ja
Publication of JPH0440348B2 publication Critical patent/JPH0440348B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/02Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
    • C07D405/12Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D243/00Heterocyclic compounds containing seven-membered rings having two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D243/06Heterocyclic compounds containing seven-membered rings having two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms having the nitrogen atoms in positions 1 and 4
    • C07D243/10Heterocyclic compounds containing seven-membered rings having two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms having the nitrogen atoms in positions 1 and 4 condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D243/38[b, e]- or [b, f]-condensed with six-membered rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
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  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(発明の応用分野) 本発明は新規な下記の一般式の5位置換され
た5,10−ジヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕
〔1,4〕ジアゼピン−11−オンおよび無機酸ま
たは有機酸との生理上親和性のあるその塩ならび
にその製造法に関する。 (式中、R1は水素また塩素であり、R2は水素ま
たはメチルであり、R3は水素、メチルまたは2
−ヒドロキシエチルであり、R4は2−ヒドロキ
シエチル、N−モルホリルカルボニルメチルもし
くは2−アセチルアミノエチルであり(ただし、
R3とR4がN原子とともに結合している場合、2
−フラン−カルボニル、アセチル−もしくは3,
4,5−トリメトキシベンゾイル残基によつてイ
ミノ基において置換されたピペラジノ残基、また
はAが直接結合であるときモルホリン残基であ
る)、Aは式−CH2−、式−CH2−CH2−、式−
CH(CH3)−の基もしくは直接結合を意味する) 式の化合物は顕著な抗潰瘍作用および分泌抑
制作用を有する。 (公知技術の解決策の特徴) 5位置換された11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,
4〕ジアゼピン−11−オン(西独特許公報第20
22 790号、第20 65 570号、第19 36 670号、第17
95 176号、第19 31 487号、欧州特許公報第44
989号および西独公開公報第3 028 001号)、な
らびに11位置換された5,6−ジヒドロ−11H−
ピリド〔2,3−b〕−〔1,4〕ベンゾジアゼピ
ン−6−オン(例えば、ピレンゼピン)(東独特
許公報第135 490号)が知られている。それらは
良好な抗潰瘍作用および分泌抑制作用を有し、そ
の際治療服用範囲において多少の副作用(例え
ば、散瞳作用)を示す。 (発明の目的) 本発明によつて新規な式の5位置換された
5,10−ジヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕
〔1,4〕ジアゼピン−11−オンならびに優れた
薬理的特性を有する無機酸もしくは有機酸との生
理上親和性のあるその塩を製造することができ
る。 特に潰瘍および分泌の抑制にどのように働くか
は、後述の詳細により示される。 それで代表的な癒着性潰瘍およびフエニルブタ
ゾン潰瘍に関して下記化合物の作用の例が再検査
され、散瞳作用ならびに急性毒性が確認され、そ
して基準化合物ピレンゼピンおよびアトロピンと
比較された。 A=8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−〔ビス
−(2−ヒドロキシエチル)−アミノアセチル〕
−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼ
ピン−11−オン B=5,10−ジヒドロ−5−〔ビス−(2−ヒドロ
キシエチル)−アミノアセチル〕−11H−ジベン
ゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オン C=5,10−ジヒドロ−5−(2−{4−〔(2−フ
ラニル)−カルボニル〕−1−ピペラジニル}−
アセチル−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕
ジアゼピン−11−オン D=8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−(2−
{4−〔(2−フラニル)−カルボニル〕−1−ピ
ペラジニル}アセチル)−10−メチル−11H−
ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕−ジアゼピン−11
−オン E=5,10−ジヒドロ−10−メチル−5−〔ビス
−(2−ヒドロキシエチル)−アミノアセチル〕
−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼ
ピン−11−オン ストレス誘発胃潰瘍の形成し対する抑制作用
が、デー、アー、ブロデイー(D.A.Brodie、
Gastroentrology、38(1960)参照)の方法によ
つて、シエーンバルデ実験動物生産人民経営事業
からの体重150〜180グラムの雌ラツトについて測
定された。実験開始前の食餌猶予期間が48時間で
あり、水については自由であつた。実験開始直前
に、ゾンデによつて実験物質を経口投与した。18
時間を超えるギプス束縛によつて癒着が生じる。
実験期間中、室内温度の20℃に維持した。実験終
了後、動物をエーテルで殺し、胃を取り出し、胃
の小さな彎に沿つて切断し、そして腺汁皮膚欠損
の数および大きさを対照群との比較によつて評価
した。プロビツトグレスシヨン(Probit−
Regressions)法を統計的評価のために用いた。 フエニルブタゾン誘発の胃潰瘍に対する化合物
の抑制作用が、ベアテイーとミタルバイテルとの
モデル(Arzneimittelforschung、29、(1979)、
1812参照)によつて確認された。家内飼育された
体重150〜180グラムの雌ラツトを研究のために使
用した。 実験開始前の食餌猶予期間が24時間であり、水
については自由であつた。実験中に22℃〜23℃の
間の温度の室内雰囲気内に動物を保持した。2日
間続けて午前7時ごとに動物に150mg/Kgのフエ
ニルブタゾンを皮下注射しそして最後の注射後6
時間ののち打撃によつて動物を殺した。外に取り
出された胃を小さな彎に沿つて切断し、腺皮膚欠
損の数および大きさを測定した。各々のフエニル
ブタゾン誘発から半時間前に、試験物質を経口で
投与した。 体重18〜23グラムの雌マウスに関して瞳孔の大
きさにもとずいてその試験物質の作用を、エル、
ブレブカの実験指針(Exp、Pathol.
Pharmakol.167、(1982)、307参照)によつて研
究した。経口的な調剤投薬から30、60、90、120、
180および240分後に、瞳孔の大きさを測定し、そ
して初期値に対して何倍変化したかを評価した。
投与量をED3倍にすると、初期値に比べて3倍ま
で瞳孔の拡大が生じた。 急性毒性がそれぞれ5匹の雄マウスと5匹の雌
マウスとで測定された。試験物質を経口投与し
た。LD50をリツチフイールドおよびウイルコク
ソンによつて評価した。すべての実験結果が次の
表に要約された。
〔実施例〕
例 1 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−〔ビス−
(2−ヒドロキシエチル)−アミノアセチル〕−
11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピ
ン−11−オン 8−クロロ−5−クロロアセチル−5,10−ジ
ヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジ
アゼピン−11−オン6.4g(0.02モル)をクロロ
ホルム200ml中で沸騰まで加熱し、ジエタノール
アミン8.4g(0.08モル)を滴下する。 反応混合物を2時間還流下撹拌し、真空下にお
き、その残留物を酢酸ブチルと加熱し、そして活
性炭の添加下でアセトニトリルから再結晶する。
その収量は3.4g(理論値の43.7%)である。 融点:188〜192℃(分解) C19H20N3O4Clに対する分析 計算値 C:58.54% H:5.17% N:10.78
% Cl:9.09% 測定値 C:58.32% H:4.85% N:10.69
% Cl:9.18% 塩酸塩 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−〔ビス−
(2−ヒドロキシエチル)−アミノアセチル〕−
11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン
−11−オンをイソプロパノール80ml中で高温で溶
かし、そして温かいうちに約13%イソプロパノー
ル性塩酸40mlで混合する。冷却後、結晶性生成物
を吸い取り、93%エタノール140mlから再結晶さ
せた。その収量は4.6g(理論値の53.8%)であ
り、融点は225〜226℃(分解)である。 C19H21N3O4Cl2に対する分析 計算値 C:53.53% H:4.97% N:9.86% Cl:16.63% 測定値 C:53.79% H:4.99% N:9.83% Cl:16.34% 出発物として添加された8−クロロ−5−クロ
ロアセチル−5,10−ジヒドロ−11H−ジベンゾ
〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オンを次の
ように製造する。 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−11H−ジベン
ゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オン
39.2g(0.16モル)をキシレン400ml中で懸濁し、
浴温度100℃の油浴上で加熱し、塩化クロロアセ
チル18.1g(0.16モル)と混合して、上記の浴温
度で3時間撹拌する。引き続き、さらに塩化クロ
アセチル9.04g(0.08モル)を滴下し、浴温度
100℃1時間で撹拌し、冷却後結晶を吸い取り、
室温で乾燥する。活性炭の添加の下で、アセトニ
ル800mlから粗結晶を再結晶化する。 収量は34.1g(理論値の66.3%)であり、融点
は245.5℃〜247.5℃(分解)である。 同様の方法で、一般式の次の化合物を一般式
の対応する化合物の反応から得た。 (イ) 溶剤としてのキシレン中、塩化クロロアセチ
ルによる5−クロロアセチル−5,10−ジヒド
ロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジア
ゼピン−11−オン(融点238.5〜240℃、酢酸ブ
チルより) (ロ) 溶剤としてのトルエン中、塩化クロロアセチ
ルによる8−クロロ−5−クロロアセチル−
5,10−ジヒドロ−10−メチル−11H−ジベン
ゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オン
(融点220〜221.5℃) (ハ) 溶剤としてのトルエン中、塩化クロロアセチ
ルによる5−クロロアセチル−5,10−ジヒド
ロ−10−メチル−11H−ジベンゾ〔b,e〕
〔1,4〕ジアゼピン−11−オン(融点178.5〜
181℃、アセトニトリルより) (ニ) 溶剤としてのトルエン中、塩化3−クロロプ
ロピオニルによる8−クロロ−5−(3−クロ
ロプロピオニル)−5,10−ジヒドロ−11H−
ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11
−オン(融点223〜225℃) (ホ) 溶剤としてのトルエン中、塩化3−クロロプ
ロピオニルによる8−クロロ−5−(3−クロ
ロプロピオニル)−5,10−ジヒドロ−10−メ
チル−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジ
アゼピン−11−オン(融点163.5〜166℃) (ヘ) 溶剤としてのトルエン中、塩化3−クロロプ
ロピオニルによる5−(3−クロロプロピオニ
ル)−5,10−ジヒドロ−10−メチル−11H−
ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11
−オン(融点181.5〜182.5℃) (ト) 溶剤としてのトルエン中、塩化2−ブロモプ
ロピオニルによる5−〔(2−ブロモ)−プロピ
オニル〕−8−クロロ−5,10−ジヒドロ−
11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピ
ン−11−オン(融点268〜269.5℃) (チ) 溶剤としてのトルエン中、塩化2−クロロプ
ロピオニルによる5−〔(2−クロロ)−プロピ
オニル−8−クロロ−5,10−ジヒドロ−11H
−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−
11−オン(融点281〜284℃、分解) 類似の方法だが室温で、次の化合物を製造し
た。 (イ) 溶剤としてのエタン酸エチルエステルもしく
はジオキサン中、過剰のホスゲンによる8−ク
ロロ−5−クロロカルボニル−5,10−ジヒド
ロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジア
ゼピン−11−オン(259〜262℃) (ロ) 溶剤としてのテトラヒドロフラン中、過剰の
ホスゲンによる5−クロロカルボニル−5,10
−ジヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,
4〕ジアゼピン−11−オン(251〜254℃、分
解、アセトンより) 例 2 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−(2−{4
〔(2−フラニル)−カルボニル〕−1−ピペラジ
ニル}−アセチル)−11H−ジベンゾ〔b,e〕
〔1,4〕ジアゼピン−11−オン 8−クロロ−5−クロロアセチル−5,10−ジ
ヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジ
アゼピン−11−オン12.8g(0.04モル)をトルエ
ン200ml中で1〔(2−フラニル)−カルボニル〕ピ
ペラジン15.4g(0.08モル)と6時間還流下で撹
拌する。反応混合物に水200mlを冷却後に加え、
よく撹拌しそしてその混合物を取り出す。ロ過残
渣を水で洗浄し、クロロホルム100ml中に吸収さ
せ、それに水100mlを注ぎ入れ、次いで真空下に
置く。 残渣を二度クロロホルムと混合し、そのつど真
空下に置き、それからイソプロパノール20mlを添
加し、蒸気浴上で10分間加熱し、冷却後結晶を取
り出し、そして活性炭の添加下でイソプロパノー
ル200mlから再結晶化させる。収量は12.6g(理
論値の67.8%)であり、融点は190〜193℃であ
る。 C24H21N4O4Clの分析 計算値 C:62.00% H:4.55% N:12.05
% Cl:7.63% 測定値 C:62.68% H:4.74% N:11.42
% Cl:7.68% 塩酸塩 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−(2−{4
〔(2−フラニル)−カルボニル〕−1−ピペラジニ
ル}−アセチル−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,
4〕ジアゼピン−11−オン22g(0.047モル)を
イソプロパノール350ml中で軽く加熱して溶かし、
そして慎重な冷却後約19%イソプロパノール性塩
酸200mlを添加する。1時間の放置後、溶液を乾
燥のために真空下に置き、多少のイソプロパノー
ルをそのつど加えて除去し、そして油状の残渣を
n−プロパノール100mlから活性炭とともに再結
晶化する。次いでそれぞれ50%エタノールから再
結晶化する。収量は15.2g(理論値の61.8%)で
あり、融点は209〜215℃(分解)である。 水化物C24H24N4O5Cl2の分析 計算値 C:55.50% H:4.66% N:10.79
% Cl:13.65% 測定値 C:54.99% H:4.93% N:11.37
% Cl:13.70% 例 3 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−{〔(N−
モルホリルカルボニルメチル)−アミノ〕−アセ
チル}−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジ
アゼピン−11−オン 8−クロロ−5−クロロアセチル−5,10−ジ
ヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジ
アゼピン−11−オン6.4g(0.02モル)をジクロ
エタン100ml中でグリシルモルホリド14.4g
(0.08モル)およびトリエチルアミン10.0g(1.00
モル)と3時間還流下で撹拌する。この反応に際
し、一定量の二置換副生物が生じる。 反応混合物を水50mlで3度振り出し、引き続き
1:1希塩酸10mlで2度振り出し、そして集めた
塩酸相を1:1希アンモニア溶液でアルカリ性に
する。アルカリ性にされた溶液を3度クロロホル
ム50mlで、集めたクロロホルム相を水10mlで振り
出し、引き続きNa2SO4上で乾燥し、そして乾燥
のために真空下に置く。 塩酸塩 上記の残渣(10.2g)を乾燥アセトン100ml中
に溶かし、酸性反応を示すまで撹拌下室温でHCl
ガスを導入し、なお1/2時間続け撹拌後結晶を取
り出し、少量の乾燥アセトンで洗浄し、そして乾
燥後CFO炭とともに96%エタノールから再結晶
化させる。収量は3.1g(理論値の32.1%)であ
り、融点は212℃(分解)である。 水化物C21H24N4O5Cl2の分析 計算値 C:52.18% H:4.99% N:11.59% Cl:14.66% H2O:3.73
% 測定値 C:51.76% H:4.94% N:11.47% Cl14.68% H2O:3.1% 例 4 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−{〔4−
(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−1−
ピペラジニル〕−アセチル}−11H−ジベンゾ
〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オン 8−クロロ−5−クロロアセチル−5,10−ジ
ヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジ
アゼピン−11−オンをトルエン50ml中でN−(3,
4,5−トリメトキシベンゾイル)−ピペラジン
8.37g(0.025モル)およびトリエチルアミン2.53
g(0.025g)と2時間還流下で撹拌する。 その後、反応混合物を乾固するまで濃縮し、ク
ロロホルム80mlを添加し、ほとんどすべての固形
生成物が溶液になるまで加熱し、水50mlで2度ク
ロロホルム相を振り出し、その結果、透明溶液に
なり引き続き2:1希塩酸20mlで2度抽出する。
集められた塩酸相をクロロホルム20mlで振り出
し、1:1希アンモニア溶液でアルカリ溶液でア
ルカリ性にし、そしてクロロホルム50mlで3度抽
出する。 クロロホルム相を水20mlで1度振り出し、
Na2SO4上で乾燥させ、そして乾燥する。残渣を
アセトニル20mlと加熱し、冷却後結晶を取り出
す。 乾燥後、イソプロパノール50ml中に導入し、加
熱して高温下酸性反応を示すまでイソプロパノー
ル性塩酸を添加し、その際すべての生成物が溶解
する。溶液を活性炭と共に加熱し、ロ過して乾燥
する。 残渣をさらにイソプロパノールと共に加熱し、
冷却後塩酸塩を取り出す。収量は5.24g(理論値
の41.7%)であり、融点は236℃(分解)である。 水化物C29H33N4O7.5Cl2の分析 計算値 C:55.42% H:5.29% N:8.91% Cl: 11.45% H2O:(1.5モル) 4.4
% 測定値 C:55.07% H:5.33% N:8.21% Cl:11.20% H2O(1.5モル)4.5% 例 5 5,10−ジヒドロ−5−〔ビス−(2−ヒドロキ
シエチル)−アミノアセチル〕−11H−ジベンゾ
〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オン 5−クロロアセチル−5,10−ジヒドロ−11H
−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11
−オンおよびクロロホルム100mlを沸騰するまで
加熱し、少量のクロロホルム中のジエタノールア
ミン8.44g(0.08モル)を1時間以内で滴下し、
そして3時間沸点で撹拌する。冷却後、クロロホ
ルム相を20mlのNaHCO3溶液(NaHCO32gと水
50ml)で、10mlで2度、そして1:2希塩酸5ml
で1度振り出す。希塩酸相を1:1希アンモニア
溶液50ml中に注ぎ入れる。塩基性溶液を次いでク
ロロホルム50mlで3度抽出し、集めたクロロホル
ム相をNa2SO4上で乾燥して乾固するまで濃縮す
る。残渣をイソプロパノール10mlに加え、種付け
後に結晶を取り出す。収量は1.8g(理論値の
25.3%)であり、融点は144℃(分解)である。 C19H21N3O4の分析 計算値 C:64.21% H:5.96% N:11.82
% 測定値 C:64.65% H:6.12% N:11.82
% 塩酸塩 加熱下、イソプロパノール210ml中で5,10−
ジヒドロ−5−〔ビス−(2−ヒドロキシエチル)
−アミンアセチル〕−11H−ジベンゾ〔b,e〕
〔1,4〕ジアゼピン−11−オン7g(0.015モ
ル)を溶かす。冷却後撹拌下イソプロパノール性
塩酸(約19%)7mlを、次いでエーテル35mlを加
え、反応混合物を12時間放置し、結晶を取り出
し、そして乾燥器内で乾燥する。粗生成物を活性
炭でメタノール60mlから再結晶化する。収量は
2.99g(理論値の39.5%)であり、融点は211゜〜
214℃(分解)である。 C19H22N3O4Clの分析 計算値 C:58.24% H:5.66% N:10.72
% Cl:9.05% 測定値 C:58.23% H:5.73% N:11.01
% Cl:9.15% 例 6 5,10−ジヒドロ−5−(2−{4−〔(2−フラ
ニル)−〔カルボニル〕−1−ピペラジニル}−ア
セチル)−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕
ジアゼピン−11−オン 5−クロロアセチル−5,10−ジヒドロ−11H
−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11
−オン5.8g(0.02モル)と、クロロホルム100ml
と1−〔(2−フラニル)−カルボニル〕−ピペラジ
ン7.2g(0.04モル)とを撹拌しながら還流下7
時間加熱する。反応後、冷却した反応混合物を2
度30mlの水で、2度10mlで、そして1度1:1希
塩酸5mlで振り出す。集めた塩酸塩を1度クロロ
ホルム30mlで振り出し、1:1希アンモニア溶液
100mlに入れ、その際油性生成物が沈殿し、注き
出した後クロロホルム50ml中の水性アルカリ相を
取り出す。この水性アルカリ性をさらに2度クロ
ロホルム50mlで振り出して、集めたクロロホルム
相を、Na2SO4上の乾燥後に乾固するまで真空下
濃縮する。残渣をトルエン20mlとともに加熱し、
冷却後結晶を取り出す。活性炭と共に96%エタノ
ール110mlから再結晶化させる。収量は3.8g(理
論値の44.2%)であり、融点は230〜223℃であ
る。 C24H22N4O4の分析 計算値 C:66.97% H:5.15% N:13.02
% 測定値 C:66.54% H:5.19% N:12.33
% 塩酸塩 5,10−ジヒドロ−5−(2−{4−〔(2−フラ
ニル)−カルボニル〕−1−ピペラジニル}−アセ
チル)−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジア
ゼピン−11−オン10g(0.023モル)をイソプロ
パノール675mlに溶かし、活性炭と15分間加熱し、
きれいに吸収しそしてなお温かいうちにイソプロ
パノール性塩酸(約19%)10mlと混合する。冷却
による塩酸塩を水1モルで結晶化する。 水化物C24H25N4O5Clの分析 計算値 C:59.44% H:5.20% N:11.55% Cl:7.31% H2O:3.7% 測定値 C:59.08% H:5.38% N:11.03% Cl:7.17% H2O:3.4% 例 7 5,7−ジヒドロ−5−〔ビス−(2−ヒドロキ
シエチル)−アミノアセチル〕−10−メチル−
11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピ
ン−11−オン 5−クロロアセチル−5,10−ジヒドロ−10−
メチル−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジ
アゼピン−11−オンを1,2−ジクロロエタン
100ml中で還流下加熱し、ジエタノールアミン
8.44g(0.08モル)をゆつくり滴下し、そして反
応混合物を還流しながら4時間撹拌する。冷却後
10%NaHCO3溶液30mlで1度、2度10mlで、そ
して1:1希塩酸5mlで1度、集められた塩酸相
をクロロホルム30mlで1度振り出す。 塩酸相に1:1希アンモニア溶液100ml加え、
クロロホルム30mlで3度振り出し、Na2SO4上で
クロロホルム相を乾燥して乾固するまで真空下濃
縮する。 残渣を乾燥アセトン30mlに溶かし、酸性反応を
示すまで塩化水素を吹き込む。その際に、油状生
成物を沈殿し、沸点に際し結晶化する。塩酸塩を
活性炭と共に96%エタノール40mlから再結晶化さ
せ、100℃、1Torrで乾燥する。収量は4.0g(理
論値の49.3%)であり、融点は196〜199℃(分
解)である。 C20H24N3O4Clの分析 計算値 C:59.19% H:5.96% N:10.35
% Cl:8.74% 測定値 C:59.33% H:5.97% N:10.42
% Cl:8.70% 例 8 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−〔ビス−
(2−ヒドロキシエチル)−アミノアセチル〕−
10−メチル−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,
4〕ジアゼピン−11−オン 8−クロロ−5−クロロアセチル−5,10−ジ
ヒドロ−10−メチル−11H−ジベンゾ〔b,e〕
〔1,4〕ジアゼピン−11−オン6.7g(0.02モ
ル)およびクロロホルム100mlを撹拌下沸点まで
加熱し、ゆつくりとクロロホルム5ml中のジエタ
ノールアミン8.44g(0.08モル)を滴下する。還
流下7時間撹拌し、冷却した反応混合物を2度50
mlの水で振り出し、1:1希塩酸10mlおよび5ml
で2度クロロホルム相を抽出し、クロロホルム50
mlで集めた塩酸相を抽出し、1:1希アンモニア
溶液100mlを混合し、そして3度クロロホルム50
mlで振り出し、その際、沈殿生成物は溶液にな
る。 集められたクロロホルム相を水50mlで振り出
し、Na2SO4上で乾燥し、乾固するまで真空下に
置く。 残渣を加熱しながらイソプロパノール30ml中に
溶かし、再び溶液を冷却し、そして酸性反応を示
すまで塩化水素を吹き込む。油性生成物が沈殿
し、煮沸に際し結晶化される。濃縮して室温で乾
燥する。収量は6.2g(理論値の70.4%)融点は
127〜150℃(分解)である。 C20H23N3O4Cl2の分析 計算値 C:54.56% H:5.27% N:9.54% Cl:16.10% 測定値 C:54.43% H:6.01% N:9.03% Cl:15.48% 例 9 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−〔ビス−
(2−ヒドロキシエチル)−アミノカルボニル〕
−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼ
ピン−11−オン 8−クロロ−5−クロロカルボニル−5,10−
ジヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕
ジアゼピン−11−オン(融点257〜260℃)12.3g
(0.04モル)およびトリエチルミンをクロロホル
ム200ml中撹拌・還流下で加熱し、そして30分以
内でジエタノールアミン5.3g(0.05モル)を滴
下する。なお半時間還流下で反応混合物を撹拌
し、冷却後水100mlでクロロホルム溶液を振り出
し、硫酸ナトリウム上で短時間乾燥し、乾固する
まで真空下に置く。残つた残渣をイソプロパノー
ル20mlから再結晶化させる。 収量は9.7%(理論値の66.9%)であり、融点
は190〜195℃(分解)である。 C18H18N3O4Clの分析 C H N Cl 計算値 57.60% 4.83% 11.18% 9.44% 測定値 58.09% 4.91% 11.37% 9.47% 例 10 8−クロロ−5−クロロプロピオニル−5,10
−ジヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,
4〕ジアゼピン−11−オン40.2g(0.12モル)
およびジエタノールアミン27.4g(0.26モル)
をクロロホルム300ml中で6時間還流下撹拌す
る。冷却後沈殿ジエタノールアミン塩酸塩を分
離し、クロロホルム相を乾固するまで真空下に
濃縮し、残渣をクロロホルム300mlと1:2希
塩酸200mlとの間で分配し、そして塩酸相を分
離する。クロロホルム300mlを伴なう塩酸相の
下層を、1:1希アンモニア溶液でPH10に調整
し、よく振とうして、クロロホルム相を分離
し、短時間でNa2SO4上で乾燥する。1時間
後、目的生成物が沈殿する(粗収量、28.1g=
理論値の58%、融点164〜167℃)。活性炭と共
にアセトニトリル750mlから再結晶化させる。
目的生成物はなおアクリロイル生成によつて汚
染されている。 収量は19.1g(理論値の39.4%)であり、融点
は165〜171℃である。 塩酸塩 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−{3−〔ビ
ス−(2−ヒドロキシエチル)−アミノ〕−プロピ
オニル}−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジ
アゼピン−11−オン14g(0.035モル)をイソプ
ロパノール200ml中、沸騰する熱で溶かし、そし
て冷却後酸性反応を示すまでイソプロパノール性
塩酸150mlを混合する。溶液が乾固するまで真空
下で濃縮し、各々イソプロパノール10mlを3度注
き、また乾固するまで真空下で濃縮し、さらに15
mlのイソプロパノールを入れ、蒸気浴上で加熱
し、冷却後結晶を取り出し、そして室温で乾燥す
る。塩酸塩を活性炭と共に96%アルコール100ml
から再結晶化する。収量は5.3g(理論値の34.6
%)であり、融点は176〜186℃(分解)である。 C20H23H3O4Cl2分析 C H N Cl 計算値 54.56% 5.27% 9.54% 16.10% 測定値 54.58% 5.44% 10.22% 16.26% 例 11 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−(2−{4
−〔(2−フラニル)−カルボニル〕−1−ピペラ
ジニル}−プロピオニル)−11H−ジベンゾ
〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オン 5−(2−ブロモ−プロピオニル)−8−クロロ
−5,10−ジヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕
〔1,4〕ジアゼピン−11−オン12.2g(0.04モ
ル)と、1−〔(2−フラニル)カルボニル〕−ピ
ペラジン塩酸塩17.2g(0.04モル)とトリエチル
アミン16g(0.16モル)とをジオキサン200ml中、
8時間還流下で撹拌し、さらに1−〔(2−フラニ
ル)−カルボニル〕−ピペラジン塩酸塩4.4g
(0.01モル)とトリエチルアミン1.0g(0.01モル)
とを混合し、そして再度8時間還流下撹拌する。
次いで、真空下ジオキサンを蒸留し、クロロホル
ム200mlと水200mlを入れ、よく撹拌し、相を分離
し、そしてクロロホルム相を1度2:1希塩酸
100mlで、1度1:2希塩酸50mlで振り出す。 集めた塩酸相をクロロホルムで撹拌・冷却下移
行させ、濃アンモニア溶液でPH9に調整し、クロ
ロホルム相を分離し、Na2SO4上で乾燥しそして
乾固するまで真空下で濃縮する。 残渣を蒸気浴上で10mlのイソプロパノールと共
に加熱し、結晶化させ、取出し、少量のイソプロ
パノールで洗浄し、そして室温で乾燥する。粗生
成物をアセトニトリル40mlと共に煮沸し、そして
室温で乾燥させる。収量は7.3g(理論値の38.1
% )であり、融点は238〜244℃(分解)であ
る。 C25H23N4O2Clの分析 C H N Cl 計算値 62.70% 4.84% 10.87% 7.40% 測定値 62.10% 5.15% 11.45% 7.40% 塩酸塩 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−(2−{4
−〔(2−フラニル)−カルボニル〕−1−ピペラジ
ニル}−プロピオニル)−11H−ジベンゾ〔b,
e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オン22.7g
(0.047モル)をイソプロパノール200ml中で懸濁
し、イソプロパノール性塩酸(約19%)200mlと
混合し、そして水浴上で半時間加熱する。残渣を
残し、それを取り出す。その溶液を乾固するまで
真空下で濃縮する。油状の残渣をイソプロパノー
ル20mlと混合し、乾固するまで真空下で濃縮し、
そしてさらに無水エタノールで吸収してまた真空
下で乾固するまで濃縮する。活性炭とともに60%
イソプロパノール175mlから残渣を再結晶化させ
て上記したように乾燥する。 収量は6.2g(理論値の25%)であり、融点は
212℃(分解)である。 半水化物C25H25N4O4.5Cl2の分析 C H N 計算値:57.26% 4.81% 10.68% 測定値:57.23% 5.02% 10.73% Cl H2O(0.5モル) 計算値:13.52% 3.40% 測定値12.38% 2.50% 再結晶の母液をイソプロパノール500mlと混ぜ、
さらに塩酸塩を結晶化させて、それを上記のよう
に乾燥させる。 収量は3.0g(理論値12.1%)であり、融点は
224〜231℃(分解)である。 半水化物C25H25N4O4.5Cl2の分析 C H N Cl 計算値:57.26% 4.81% 10.68% 13.52% 測定値:57.51% 4.74% 10.49% 13.41% 例 12 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−({4−
〔(2−フラニル)−カルボニル〕−ピペラジン−
1−イル}−アセチル−10−メチル−11H−ジ
ベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−
オン 8−クロロ−5−クロロアセチル−5,10−ジ
ヒドロ−10−メチル−11H−ジベンゾ〔b,e〕
〔1,4〕ジアゼピン−11−オン6.7g(0.02モ
ル)、1−〔(2−フラニル)−カルボニル〕−ピペ
ラジン塩酸塩8.8g(0.04モル)およびトリエチ
ルアミン6.0g(0.06モル)をクロロホルム70ml
中で還流下撹拌する。冷却した反応溶液に水100
mlを導入し、よく撹拌し、相を分離して2:1希
塩酸100mlでクロロホルム相を抽出する。塩酸相
にクロロホルム100mlおよび1:1希アンモニア
溶液を加え、よく撹拌し、分離したクロロホルム
相をNa2SO4上で乾燥して、真空下乾固するまで
濃縮する。残渣をイソプロパノール10mlと沸騰さ
せて取り出し、室温で乾燥し、活性炭とともに無
水アルコールから再結晶化させる。 収量は5.4g(理論値の56.1%)であり、融点
は189〜194℃(分解)である。 C25H23N4O4Clの分析 C N N Cl 計算値 62.70% 4.84% 11.70% 7.40% 測定値 62.33% 4.89% 11.43% 7.61% 塩酸塩 8−クロロ−5,10−ジヒドロ−5−({4〔(2
−フラニル)−カルボニル〕−1−ピペラジニル}
−アセチル)−10−メチル−11H−ジベンゾ〔b,
e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オン14.4g
(0.03モル)をイソプロパノール80ml中で懸濁し、
イソプロパノール性塩酸(約19%)100mlと混合
する。引き続いて、軽く加熱し、この際にすべて
の遊離の塩基が溶ける。この溶液を真空下乾固す
るまで濃縮し、アルコールと煮沸すると油状の固
形物が結晶化される。残渣をエタノールで再び溶
液にして、エーテル500mlで塩酸塩を沈殿させる。
結晶を取り出し、NaOH上の乾燥器内(水流真
空)でおよびP2O5上で2(Torr)下で8時間乾燥
する。 収量は11.4g(理論値の72.3%)であり、融点
は100℃/160〜169℃(分解)である。 水化物C25H25N4O4.5Cl2の分析 C H N 計算値 57.26% 4.81% 10.68% 測定値 57.43% 5.04% 10.48% Cl H2O(0.5モル) 計算値 13.73% 1.72% 測定値 13.53% 2.40% 例1〜12と同様に次の表に示された化合物を製
造した。
【表】 例 20 5,10−ジヒドロ−5−〔ビス−(2−ヒドロキ
シエチル)アミノアセチル〕−11H−ジベンゾ
〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オン塩酸
塩 5−クロロアセチル−5,10−ジヒドロ−11H
−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11
−オン46g(0.16モル)、ジメチルホルムアミド
200mlおよびジエタノールアミン33.76g(0.32モ
ル)を室温で8時間撹拌し、そしてこの温度で12
時間放置する。その後、反応混合物に活性炭1g
を混ぜ、室温で1時間撹拌し、その炭を取り出し
てその溶液を真空下で乾固するまで濃縮する。液
状残渣にクロロホルム200mlを加え、水を注ぎ込
んで再び濃縮する。アセトン200mlを添加して、
新たに作つたアセトン性塩酸もしくは濃硫酸(15
ml)を酸性反応を示すまで加える。初めに油状物
質を沈殿させ、ゆつくり結晶化させる(収量:54
g;理論値の86.1%)。粗生成物を取り出し、ア
セトンで洗い、12〜13倍量のメタノール中で溶か
し、CFO炭5gと一緒に半時間加熱して、透明
にし、約1/3に濃縮してアセトン200mlと混ぜる。
結晶をまた15倍量のメタノール中で溶かし、2.5
gのCFO炭と一緒に再び加熱し、取り出し、1/3
に濃縮してその結晶を取り出す。この生成物をさ
らに5倍量のアセトンと加熱する。収量は43.5g
(理論値の69.4%)であり、融点は208℃(分解)
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 新規な下記一般式の5位置換5,10−ジヒ
    ドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジア
    ゼピン−11−オン、または無機酸もしくは有機酸
    との生理上親和性のあるその塩。 (式中、R1は水素もしくは塩素であり、R2は水
    素もしくはメチルであり、R3は水素、メチルも
    しくは2−ヒドロキシエチルであり、R4は2−
    ヒドロキシエチル、N−モルホリルカルボニルメ
    チルもしくは、2−アセチルアミノエチルであり
    (ただし、R3とR4とがN原子と共に結合している
    とき、R3およびR4は、イミノ基で(2−フラニ
    ル)−カルボニルもしくは3,4,5−トリメト
    キシベンゾイル残基によつて置換されたピペラジ
    ン残基、またはAが直接結合であるときモルホリ
    ン残基である)、Aは式−CH2−、式−CH2
    CH2−もしくは式−CH(CH3)−または直接結合
    を意味する) 2 下記一般式の5,10−ジヒドロ−5−ハロ
    ゲンアシル−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕
    ジアゼピン−11−オンを、下記一般式のアミン
    もしくはこのアミンの塩酸塩と反応させ、必要に
    応じてその生成物を無機酸もしくは有機酸による
    公知方法でその塩に変えることを特徴とする、新
    規な下記一般式の5位置換5,10−ジヒドロ−
    11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼビン
    −11−オン、または無機酸もしくは有機酸との生
    理上親和性のあるその塩の製造法。 (式中、R1は水素もしくは塩素であり、R2は水
    素もしくはメチルであり、R3は水素、メチルも
    しくは2−ヒドロキシエチルでありR4は2−ヒ
    ドロキシエチル、N−モリホリルカルボニルメチ
    ルもしくは、2−アセチルアミノエチルであり
    (ただし、R3とR4とがN原子と共に結合している
    とき、R3およびR4は、イミノ基で(2−フラニ
    ル)−カルボニル、アセチルもしくは3,4,5
    −トリメトキシベンゾイル残基によつて置換され
    たピペラジン残基、またはAが直接結合であると
    きモルホリン残基である)、Aは式−CH2−、式
    −CH2−CH2−もしくは式−CH(CH3)−または
    直接結合を意味する) (式中、R1、R2、およびAは前記と同じ意味を
    有し、Xはハロゲンを意味する) (式中、R3およびR4は前記と同じ意味を有する) 3 反応を不活性有機溶剤中で行なう、特許請求
    の範囲第2項記載の製造法。 4 一般式のアミンもしくはその塩酸塩との一
    般式の化合物の反応を、室温が150℃の間の温
    度で行なう、特許請求の範囲第2項または第3項
    記載の製造法。 5 一般式のアミンもしくはその塩酸塩との一
    般式の化合物の反応を、50〜120℃の間の温度
    で行なう、特許請求の範囲第4項記載の製造法。 6 一般式の化合物もしくはその塩酸塩との一
    般式の化合物の反応に際して、アルコール、エ
    ーテル、ケトン、芳香族炭化水素、ハロゲン化脂
    肪族炭化水素、ジメチルホルムアミド、またはハ
    ロゲン化芳香族炭化水素を不活性有機溶剤として
    用いる、特許請求の範囲第2項乃至第5項のいず
    れか1項記載の製造法。 7 一般式の化合物もしくはその塩酸塩との一
    般式の化合物の反応に際して、エタノール、n
    −プロパノール、イソプロパノール、ジオキサ
    ン、テトラヒドロフラン、アセトン、シクロヘキ
    サノン、ベンゼン、トルエン、クロロホルム、
    1,2−ジクロロエタン、またはクロロベンゼン
    を不活性有機溶剤として用いる、特許請求の範囲
    第6項記載の製造法。 8 過剰の一般式のアミンを溶剤として用い
    る、特許請求の範囲第2項乃至第7項のいずれか
    1項記載の製造法。 9 一般式の化合物との一般式の化合物の反
    応を酸受容体の存在下で行なう、特許請求の範囲
    第2項乃至第8項のいずれか1項記載の製造法。 10 酸受容体として炭酸アルカリもしくは炭酸
    水素アルカリを用いる、特許請求の範囲第2項乃
    至第9項のいずれか1項記載の製造法。 11 酸受容体として第三アミンを用いる、特許
    請求の範囲第2項乃至第9項のいずれか1項記載
    の製造法。 12 酸受容体としてトリエチルアミン、ピリジ
    ンまたはN,N−ジメチルアニリンを用いる、特
    許請求の範囲第11項記載の製造法。 13 下記一般式の化合物を、下記一般式の
    アミンと反応させ、必要に応じてその生成物を無
    機酸もしくは有機酸による公知方法でその塩に変
    えることを特徴とする、新規な下記一般式の5
    位置換5,10−ジヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,
    e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オン、または無
    機酸もしくは有機酸との生理上親和性のあるその
    塩の製造法。 (式中、R1は水素もしくは塩素であり、R2は水
    素もしくはメチルであり、R3は水素、メチルも
    しくは2−ヒドロキシエチルであり、R4は2−
    ヒドロキシエチル、N−モルホリルカルボニルメ
    チルもしくは、2−アセチルアミノエチルであり
    (ただし、R3とR4とがN原子と共に結合している
    とき、R3およびR4は、イミノ基で(2−フラニ
    ル)−カルボニル、もしくは3,4,5−トリメ
    トキシベンゾイル残基によつて置換されたピペラ
    ジン残基、またはAが直接結合であるときモルホ
    リン残基である)、Aは式−CH2−、式−CH2
    CH2−もしくは式−CH(CH3)−または直接結合
    を意味する) (式中、R1およびR2は前記と同じ意味を有する) (式中、R3およびR4は前記と同じ意味を有する) 14 反応を不活性有機溶剤中で行なう、特許請
    求の範囲第13項記載の製造法。 15 一般式の化合物との一般式の化合物の
    反応に際して、アルコール、ケトン、高沸点エー
    テル、ジメチルホルムアミド、または芳香族炭化
    水素を不活性有機溶剤として加える、特許請求の
    範囲第13項または第14項記載の製造法。 16 一般式の化合物との一般式の化合物の
    反応に際して、エタノール、n−プロパノール、
    イソプロパノール、アセトン、シクロヘキサノ
    ン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ベンゼ
    ン、またはトルエンを不活性有機溶剤として加え
    る、特許請求の範囲第15項記載の製造法。 17 一般式のアミンとの一般式の化合物の
    反応を、加熱下で行なう、特許請求の範囲第13
    項乃至第16項のいずれか1項記載の製造法。 18 一般式のアミンとの一般式の化合物の
    反応を、反応混合物の沸点まで加熱して行なう、
    特許請求の範囲第17項記載の製造法。 19 下記一般式の5,10−ジヒドロ−11H−
    ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−
    オンを、下記一般式の化合物もしくはその塩と
    反応させ、必要に応じてその生成物を無機酸もし
    くは有機酸による公知方法でその塩に変えること
    を特徴とする、新規な下記一般式の5位置換
    5,10−ヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,
    4〕ジアゼピン−11−オン、または無機酸もしく
    は有機酸との生理上親和性のあるその塩の製造
    法。 (式中、R1は水素もしくは塩素であり、R2は水
    素もしくはメチルであり、R3は水素、メチルも
    しくは2−ヒドロキシエチルであり、R4は2−
    ヒドロキシエチル、N−モルホリルカルボニルメ
    チルもしくは、2−アセチルアミノエチルであり
    (ただし、R3とR4とがN原子と共に結合している
    とき、R3およびR4は、イミノ基で(2−フラニ
    ル)−カルボニル、アセチルもしくは3,4,5
    −トリメトキシベンゾイル残基によつて置換され
    たピペラジン残基、またはAが直接結合であると
    きモルホリン残基である)、Aは式−CH2−、式
    −CH2−CH2−もしくは式−CH(CH3)−または
    直接結合を意味する) (式中、R1およびR2は前記と同じ意味を有する) 〔式中、R3、R4、およびAは前記と同じ意味を
    有し、Yは水酸基もしくはハロゲン原子(ただ
    し、Aが直接結合であるときYはハロゲン原子を
    意味する)である〕 20 反応を不活性有機溶剤中で行なう、特許請
    求の範囲第19項記載の製造法。 21 不活性有機溶剤としてジメチルホルムアミ
    ドまたはハロゲン化炭化水素を加える、特許請求
    の範囲第19項または第20項記載の製造法。 22 不活性有機溶剤としてクロロホルムまたは
    ジクロロメタンを加える、特許請求の範囲第21
    項記載の製造法。 23 沸点までに加熱して反応を行なう、特許請
    求の範囲第19項乃至第22項のいずれか1項記
    載の製造法。 24 一般式におけるYが水酸基であるとき、
    ヨウ化1−メチル−2−ハロゲンピリジニウムお
    よびトリエチルアミンの存在下で反応を行なう、
    特許請求の範囲第19項乃至第23項のいずれか
    1項記載の製造法。
JP59220339A 1983-10-19 1984-10-19 新規な5位置換5,10−ジヒドロ−11H−ジベンゾ〔b,e〕〔1,4〕ジアゼピン−11−オンの製造法 Granted JPS60172972A (ja)

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