JPH0436702A - 光学的な再帰反射器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 干渉計測器用の、光学的な再帰反射器に関する従来の技
術 ＤＥ−ＰＳ第３６３０８８７号明細書には、当該型式の
光学的な再帰反射器が公開されている。該反射器は球の
形状をなしており、かつ光学的な干渉計に対しその運動
と距離とが測定されるようになっているその部分に装着
されている。再帰反射器は、干渉計から来る光をそれ自
体内で干渉計に反射するという役目を有している。光は
球の背面側部上に焦点調整されており、そこで反射せし
められる。しかしその際反射率は制限されている。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は冒頭で述べた形式の再帰反射器を改良し
て、入射光がそれ自体内で逆行することができるように
、その反射能を改善することにある。

課題を解決するｔ；めの手段 本発明では、請求項１に記載の特徴によって上記課題を
解決することができた。

発明の効果 本発明では、再帰反射器の材料用に屈折率が約２、有利
には正確に２、の材料が選ばれている。このような屈折
率により、それ自体内を逆行する反射が著しく改善され
る。

更に球の表面には反射性の材料が部分的に蒸着されてい
る。このような形式で反射率を１００％近くに高めるこ
とができる。その際、反射性の材料を反射さるべき光の
波長に依存して選択すると機能的である。反射さるべき
光の波長が８００ｎｍ又はそれより大きい場合にあって
は、材料として金が特に機能的である。

実施例 本発明の実施例を図面に示し、次にこれを詳しく説明す
る。

第１図には光学的な屈折材料から成る球ｌが図示されて
いる。その表面２は、約半分が高反射性の材料から成る
薄膜３で被覆されている。

波長が８００ｎｍの場合にあっては、この材料は金から
成っている。

この種の球は、簡単な形式で高度な表面性状に製作する
ことができる。その製作費は、繁雑な加工を必要とする
公知の３重プリズムより著しく安価である。薄膜３の装
着は、蒸着による簡単な形式で行われる。

球の作用形式は、概略的に示した光の通路によって明か
である。光線４は、矢印５の方向で球ｌの表面２に当り
、そこで屈折し、矢印６の方向で球ｌの表面２の内方側
部乃至は薄膜３に投射され、そこで矢印８の方向に反射
せしめられる。更に光線４は、表面２上で再び屈折し、
矢印９の方向で光線１０として反射せしめられる。該光
線ｌＯは光線４に平行に延びている。

光の走行方向が逆の場合も同様な関係が適用される。そ
れは詳細には図示なしの矢印によって示唆されている。

輪郭を示す光線４とｌＯとに平行な光線は、表面２上の
別の位置に当るがこの光線に対しても光学的に同様な関
係が適用される。その結果、球ｌ上に当るほぼ全部の光
がそれ自体内で反射せしめられることになる球ｌが、図
示なしの形式で、例えば長さ測定検知器の測定ロンドの
ように運動する物体の表面上で薄［３の領域内に装着さ
れており、かつ球が光学的な干渉計からの光で投射され
ている場合には、球ｌは光をこの光学的な干渉計内に反
射せしめ、次いで公知の形式で干渉測定することにより
、球の運動及び球が装着されているその表面の運動を決
定することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すものである。 ｌ・・・球、２・・・表面、３・・・薄膜、４・・・光
線、５６・・・矢印、７・・・内方側部、８．９・・・
矢印、ｌＯ・・・光線

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光学的な再帰反射器であって、光学的な反射材料か
   ら成る球の形状をなしている形式のものにおいて、材料
   が約２の屈折率を有しており、また球（１）の表面（２
   ）には反射性の材料から成る薄膜（３）が部分的に被膜
   されていることを特徴とする、光学的な再帰反射器。 ２、反射性の材料が、反射さるべき光の波長に依存して
   選択されていることを特徴とする、請求項１記載の光学
   的な再帰反射器。 ３、反射さるべき光の波長が約８００ｎｍ又はそれより
   大きい場合にあっては、材料は金であることを特徴とす
   る、請求項２記載の光学的な再帰反射器。