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JPH04340583A - 識別シールと識別シールによる識別構造と識別方法 - Google Patents

識別シールと識別シールによる識別構造と識別方法

Info

Publication number
JPH04340583A
JPH04340583A JP3140847A JP14084791A JPH04340583A JP H04340583 A JPH04340583 A JP H04340583A JP 3140847 A JP3140847 A JP 3140847A JP 14084791 A JP14084791 A JP 14084791A JP H04340583 A JPH04340583 A JP H04340583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
identification
reflecting surface
bill
sticker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3140847A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Hoshino
秀一 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP3140847A priority Critical patent/JPH04340583A/ja
Publication of JPH04340583A publication Critical patent/JPH04340583A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の対象物の区別や
正規の対象物であることの識別を行うための識別シール
と識別シールによる識別構造と識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば登録された商標を対称
となる商品に印刷したり、この商標を印刷したシールを
商品に貼付して販売することが行われているが、流通機
構の複雑化などに伴い正規製造者以外の製造者から販売
者に正規商品以外の模造品が渡ることがあった。販売者
は商品に表示してある商標から正規商品であるか否かを
識別しているが、模造品に上記商標をも模造し、表示し
ていると販売者が正規商品であるか否かを識別すること
ができなかった。また、商品の表面にバーコードを設け
、このバーコードをもって正規商品であるか否かを識別
することも考えられるが、バーコード自体模造容易なた
め、正規商品であるか否かの識別効果は期待できない。
【0003】一方、従来から各種有価証券及び各種チケ
ット等に於てもその偽造を防止することが重要視されて
おり、すき入れや多色刷りなどをその対象物に施すこと
により偽造を困難にすると共に偽造物と識別し易くして
いた。
【0004】しかしながら、これらは近年の紙などの加
工技術、印刷技術の発展により比較的容易に、かつ安価
に上記構造を模作し得るようになってきた。また、上記
すき入れや多色刷りを対象物に施しても、従来はそれを
目視により識別していることから、正規対象物と偽造物
との違いが小さい場合、その識別性が低下する問題があ
った。これは特に対象物のデザインが変わった場合など
にその低下が顕著になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、対象物に対する識
別性が高く、偽造することが困難であると共に取扱いの
容易な識別シールとこの識別シールによる識別構造と識
別方法とを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、対象物の識別を行うべく該対象物に貼付す
る識別シールであって、表面に光学的識別手段をもって
識別可能な固有の回折特性を有する光反射面部が設けら
れたことを特徴とする識別シールと、対象物の識別を行
うための識別シールによる識別構造であって、表面に固
有の回折特性を有する光反射面部が設けられた識別シー
ルと前記光反射面部に向けて照明光を照射する手段と前
記光反射面部に向けて照射された照明光の反射光を受光
する手段と前記受光手段に受光された前記反射光の状態
から前記対象物が正規の対象物であることを識別する手
段とを有することを特徴とする識別シールによる識別構
造と、対象物の識別を行うための識別シールによる識別
方法であって、表面に固有の回折特性を有する光反射面
部が設けられた識別シールの前記光反射面部に向けて照
明光を照射し、前記光反射面部に向けて照射された照明
光の反射光を受光し、前記受光手段に受光された前記反
射光の状態から前記対象物が正規の対象物であることを
識別することを特徴とする識別シールによる識別方法と
を提供することにより達成される。
【0007】
【作用】このように、表面に光学的識別手段をもって識
別可能な固有の回折特性を有するホログラム、回折格子
などの光反射面部が設けられた識別シールを対象物に貼
付することで、光反射面部の固有の回折特性を解析しか
つ、偽造するのはコスト的にも印刷技術的にも困難であ
るため、即ちこの識別シールが貼付された対象物の偽造
が困難になる。
【0008】また、バーコードの読取り機と同様な照明
光の照射手段と、光反射面部からの反射光の受光手段と
、この受光手段に受光された反射光の状態から対象物が
正規の対象物であることを識別する手段とをもって上記
識別シールが正規の識別シールであることを識別する構
造とすることで、照明光の照射手段及び受光手段に対す
る識別シールの相対位置を定めるのみで上記識別シール
が正規の識別シールであることを識別できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。図1及び図2は本発明に基づく第
1の実施例であり、本発明が有価証券に適用された例で
ある。図1に示すように、証券1には、表面に後記する
固有の回折特性を有する光反射面部としてのホログラム
部2aが設けられた識別シール2が貼付されている。
【0010】一方、証券1が正規の証券であることを識
別するための識別構造3は、タッチスキャナ型のハンド
スキャナ4と、該ハンドスキャナ4に接続され、かつ公
知のCPU、メモリ、I/Fなどから構成される証券1
が正規の証券であるか否かを識別するための識別ユニッ
ト5とを有している。
【0011】ハンドスキャナ4内には証券1上の識別シ
ール2に向けてレーザ光からなる照明光を照射する手段
としての発光素子6が設けられている。この発光素子6
は、ハンドスキャナ4の読取面4aを識別シール2に当
てたときにこの発光素子6とホログラム部2aとが図2
に実線に示す関係位置となり、ホログラム部2aの延在
面に対して角度θ1 をなす方向からホログラム部2a
に照明光を照射するようになっている。ホログラム部2
aと発光素子6との間には該発光素子からホログラム部
2aに向けて照射された光を平行光にするためのレンズ
7が設けられている。発光素子6から照射された光がホ
ログラム部2aにて回折して反射する方向には、フォト
ダイオードからなる受光素子8が設けられている。この
受光素子8が上記識別ユニット5に接続されている。
【0012】ホログラム部2aは、該ホログラム部2a
の延在面に対して角度θ1 をなす方向から照明光を照
射すると、主に照射方向に対して角度θ2をなす方向に
回折し、反射するようになっている。
【0013】実際に証券1の識別を行うには、載置され
た証券1の識別シール2にハンドスキャナ4の読取面4
aを当てる。すると、発光素子6からホログラム部2a
に向けて照明光が照射される。そして、ホログラム部2
aにより回折された光が受光素子7に向けて反射され、
その受光強度が所定の強度以上になった場合に証券1が
正規の証券であると識別する。従って、例えばこの証券
1を偽造する目的で入手しても、上記ホログラムの回折
特性を解析し、偽造することが技術的に極めて困難であ
るばかりでなく、同様のホログラムの作成に多大なコス
トを要することから、実質的に偽造が不可能となる。
【0014】尚、実際には上記したような証券1はやや
変形していることが考えられるが、ホログラムや後記す
る回折格子は例えば5゜程度変形してもその回折特性が
殆ど変わらないことから図3に示すようなテニスラケッ
ト9の柄10のように曲面形状をなす部分にも容易に貼
付し、識別に使用することができる。
【0015】本実施例の応用として、発光素子6に、例
えば2波長レーザ等複数のレーザチップを1パッケージ
内に収納したもの等、波長の異なる2つの光源を有する
発光素子を用い、各々の波長に対応する2位置に受光素
子を設ければ、その識別性が一層向上する。
【0016】図4は本発明が適用された第2の実施例を
示す図1と同様な図であり、第1の実施例と同様の部分
には同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0017】本実施例では、証券1に貼付する識別シー
ル12の光反射面部として固有の回折特性を有する回折
格子部12aが設けられている。この回折格子部12a
は、数百本/mm〜数千本/mmの溝からなり、該回折
格子部12aの延在面に対して角度θ1 をなす方向か
ら照明光を照射すると、その0次回折光を照射方向に対
して角度θ2 をなす方向に反射するようになっている
。それ以外の構成は第1の実施例と同様である。
【0018】図5及び図6は、本発明が適用された第3
の実施例を示す。本実施例では受光素子28が発光素子
26を囲繞するように該発光素子26と一体的に設けら
れている(図5)。この受光素子28は各々別途に受光
可能な8つの部分28a〜28hに径方向に区画された
多分割フォトダイオードからなる。また、発光素子26
受光素子28は識別シール22に正対するようになって
いる。
【0019】一方、識別シール22は、該シールに正対
する方向からの光を回折し、各部分28a〜28hのう
ち発光素子を中心とする対称位置にあるいずれか2つの
部分に向けて反射する回折特性を有する光反射面として
のホログラム部22aを有している(図6)。従って、
本実施例によれば第1及び第2の実施例に比較してハン
ドスキャナ4が小型化される。
【0020】実際に証券1の識別を行うには、第1及び
第2の実施例と同様に、載置された証券1の識別シール
22にハンドスキャナ4の読取面4aを当てる。すると
、発光素子26からホログラム部22aに向けて照明光
が照射される。そして、ホログラム部22aにより回折
された光が受光素子28の各部分28a〜28hのいず
れかに向けて反射される。その部分の受光強度と他の部
分の受光強度とを比較することにより証券1が正規の証
券であると識別する。
【0021】本実施例では識別シール22の光反射面に
ホログラムを用いたが、第2の実施例と同様に回折格子
を用いても良いことは云うまでもない。
【0022】尚、図5に実線と想像線に併せて示すよう
に、受光素子28の各部分28a〜28hのいずれか4
箇所若しくはそれ以上に向けて照明光を回折し反射する
ようにホログラム部(または回折格子部)22aを形成
しても良い。この場合、図7に示すように、ホログラム
部(または回折格子部)22aは、互いに隣接し、かつ
互いに異なる回折特性を有する多数の領域22b及び領
域22cに区画されていれば良い。
【0023】上記各実施例に於ては、識別構造にタッチ
スキャナ型のハンドスキャナを用いたが、スキャナ側を
固定し、スキャナに対応する位置に対象物側を搬送して
も良い。
【0024】
【発明の効果】上述したように、本発明による識別シー
ルと識別シールによる識別構造と識別方法よれば、表面
に光学的識別手段をもって識別可能な固有の回折特性を
有するホログラム、回折格子などの光反射面部が設けら
れた識別シールを対象物に貼付することで、光反射面部
の固有の回折特性を解析しかつ、偽造するのはコスト的
にも印刷技術的にも困難であり、即ちこの識別シールが
貼付された対象物の偽造が困難になることから偽造防止
効果が向上する。
【0025】また、バーコードの読取り機と同様な照明
光の照射手段と、光反射面部からの反射光の受光手段と
、この受光手段に受光された反射光の状態から対象物が
正規の対象物であることを識別する手段とをもって上記
識別シールが正規の識別シールであることを識別する構
造とすることで、照明光の照射手段及び受光手段に対す
る対象物の相対位置を定めるのみで対象物を識別できる
ことから、取扱いが煩雑化することなく対象物の識別容
易性が向上する。以上のことから本発明の効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく第1の実施例を示す証券及び該
証券が正規の証券であることを識別するための識別構造
の要部構成斜視図である。
【図2】図1の要部側断面図である。
【図3】第1の実施例の応用実施例を示す図1と同様な
図である。
【図4】本発明に基づく第2の実施例を示す図1と同様
な図である。
【図5】本発明に基づく第3の実施例を示す発光素子及
び受光素子の平面図である。
【図6】本発明に基づく第3の実施例を示す図2と同様
な図である。
【図7】第3の実施例の応用実施例を示す識別シールの
光反射面の平面図である。
【符号の説明】
1  証券 2  識別シール 2a  ホログラム部 3  識別構造 4  ハンドスキャナ 4a  読取面 5  識別ユニット 6  発光素子 7  レンズ 8  受光素子 9  テニスラケット 10  柄 12  識別シール 12a  回折格子部 22  識別シール 22a  ホログラム部 22b、22c  領域 26  発光素子 28  受光素子 28a〜28h  部分

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物の識別を行うべく該対象物に貼付す
    る識別シールであって、表面に光学的識別手段をもって
    識別可能な固有の回折特性を有する光反射面部が設けら
    れたことを特徴とする識別シール。
  2. 【請求項2】前記光反射面がホログラム及び回折格子の
    うちのいずれか一方からなることを特徴とする請求項1
    に記載の識別シール。
  3. 【請求項3】対象物の識別を行うための識別シールによ
    る識別構造であって、表面に固有の回折特性を有する光
    反射面部が設けられた識別シールと、前記光反射面部に
    向けて照明光を照射する手段と、前記光反射面部に向け
    て照射された照明光の反射光を受光する手段と、前記受
    光手段に受光された前記反射光の状態から前記対象物が
    正規の対象物であることを識別する手段とを有すること
    を特徴とする識別シールによる識別構造。
  4. 【請求項4】対象物の識別を行うための識別シールによ
    る識別方法であって、表面に固有の回折特性を有する光
    反射面部が設けられた識別シールの前記光反射面部に向
    けて照明光を照射し、前記光反射面部に向けて照射され
    た照明光の反射光を受光し、前記受光手段に受光された
    前記反射光の状態から前記対象物が正規の対象物である
    ことを識別することを特徴とする識別シールによる識別
    方法。
  5. 【請求項5】前記光反射面部に向けて照射された照明光
    の反射光を、前記回折特性に対応する位置にて受光し、
    その受光強度が所定の範囲内にあるか否かにより前記対
    象物が正規の対象物であることを識別することを特徴と
    する請求項4に記載の識別シールによる識別方法。
  6. 【請求項6】前記光反射面部に向けて照射された照明光
    の反射光を、前記回折特性に対応する位置及び対応しな
    い位置にて受光し、各位置に於ける受光強度を比較する
    ことにより前記対象物が正規の対象物であることを識別
    することを特徴とする請求項4に記載の識別シールによ
    る識別方法。
JP3140847A 1991-05-16 1991-05-16 識別シールと識別シールによる識別構造と識別方法 Pending JPH04340583A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07210071A (ja) * 1994-01-25 1995-08-11 Nhk Spring Co Ltd 対象物の識別システム
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