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JPH04346293A - トランスのフローティング装置 - Google Patents

トランスのフローティング装置

Info

Publication number
JPH04346293A
JPH04346293A JP14649691A JP14649691A JPH04346293A JP H04346293 A JPH04346293 A JP H04346293A JP 14649691 A JP14649691 A JP 14649691A JP 14649691 A JP14649691 A JP 14649691A JP H04346293 A JPH04346293 A JP H04346293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transformer
chassis
mounting base
floating
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14649691A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Matsuo
昭 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP14649691A priority Critical patent/JPH04346293A/ja
Publication of JPH04346293A publication Critical patent/JPH04346293A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子機器のトランス
とモータ等をフローティングする構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の電子機器のトランスをフ
ローティングするセットのシャーシ構造を示す断面図で
あり、図4は部品の分解斜視図である。図において、1
はシャーシ、2はシャーシ1を支える脚で、普通は4隅
に4個設けられている。3は脚2を受ける床面である。 4は通電時自己振動する電源トランスで、トランス取付
台5に螺子4aで固定されている。このトランス取付台
5の中心は摺鉢状をなしていて、フローティング脚7の
上部に螺子8により水平に取り付けられている。フロー
ティング脚7は、上カバー7a、截頭円錐形の制振ゴム
7b、制振バネ7c及びパット付成形台座7dから構成
されている。シャーシ1は上記トランス取付台5とフロ
ーティング脚7との間に間隔を保って介装され、中心部
に中心孔部1aを有し、床面3に脚2を介して設置され
ている。6は保持板で、上記中心孔部1aに対応するガ
イド孔6aを有し、上記シャーシ1の下面に取り付けら
れている。このガイド孔6aは上記フローティング脚7
が垂直に立つようにガイドするはたらきをする。
【0003】AV機器には振動を加えるとシャーシに取
り付けてある電子部品に振動が伝わり、音声、映像、信
号が変調され、劣化し、HiFi再生ができないことが
知られており、なるべく振動を抑えるか、吸収するか等
の制振構造を採ることがHiFi機器の常識となってい
る。この構造は、通電により、自己振動する電源トラン
ス4の振動を、シャーシ1に取り付けてある電子部品に
直接伝えないようにするため、シャーシ1に中心孔部1
aを設け、この孔にトランス取付台5とフローティング
脚7とを貫通させ、トランス4を螺子4aでトランス取
付台5に固定し、保持板6のガイド孔によって位置決め
をし、トランス取付台5をフローティング脚7に螺子8
により取り付ける。これによりトランス4は、床面3よ
り自立している。なお自立させる要件として、フローテ
ィング脚7を床面3に置いたとき、トランス取付台がシ
ャーシ1上面より数ミリ浮くようにトランス取付台の高
さを設定している。なお保持板6のガイド孔にはトラン
スが上方に抜けるのを防止するため、抜け防止ストッパ
6bが設けられている。
【0004】トランス4の振動は、トランス取付台5に
よりフローティング脚7に伝えられる。フローティング
脚7の截頭円錐形に成形された制振ゴム7bと、制振ば
ね7cにて大半の振動は減衰され、極少量の洩振動のみ
床面3に逃げることになる。シャーシ1への影響は、こ
の床面3に逃げた振動が、脚2を経由してシャーシ1に
伝わるが、その間の減衰が大きいため、トランス4の振
動は、シャーシ1に取り付けてある電子部品にほとんど
影響を与えない程度しか伝わらない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のトランスのフロ
ーティング装置は、以上のように構成されているので、
トランスの形状が小さく、重量が軽い場合は、トランス
取付位置が多少狂っても、重心がほとんど変わることな
く自立しているが、トランス形状が大きく重い場合は、
トランス取付位置のばらつきにより重心が変わり、トラ
ンス取付台5が傾き、図5のようにシャーシ1に接触し
、トランスフローティングの役目を果たさなくなるため
、重心がセンター位置に来るよう螺子止めの再調整をし
なければならなかった。それでも傾斜が修正されず製品
の品質上問題があった。なおフローティング脚7を単一
にしている理由は、最も効果があり、コストも安いから
である。またトランス取付台5が傾かないようにフロー
ティング脚7を強化する方法もあるが、フローティング
効果を考えた時、あまり強くすると制振効果が無くなる
ので強くすることができない。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、トランスの取付位置が中心を
外れ、重心が変わっても、トランス取付台が傾き、シャ
ーシに接触することを皆無とするトランスのフローティ
ング装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るトランスのフローティング装置は、
トランスのフローティング装置において、トランス取付
台と、フローティング脚との間に間隔を保って介装され
、中心孔部とその周囲に複数のコイル孔を有するシャー
シを、床面に脚を介して設置し、上記中心孔部に対応す
るガイド孔と上記コイル孔に対応する凹段部とを有する
保持板を上記シャーシの下面に取り付け、上記凹段部と
、上記トランス取付台との間に圧縮コイルばねを介装し
た構成にしてある。
【0008】
【作用】この発明におけるトランスのフローティング装
置は、保持板の凹段部とトランス取付台との間に圧縮コ
イルばねを介装したことにより、トランス取付位置が狂
ったとしても、圧縮コイルばねの反発力により傾斜を修
正し、トランス取付台とシャーシとの接触が防止される
【0009】
【実施例】以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例によるトランスのフロー
ティング装置の断面図、図2はその分解斜視図である。 図中、図3ないし図5と同一部分又は相当部分には同一
符号を付する。図において、1はシャーシ、2はシャー
シ1を支える脚で、4隅に4個設けられている。3は脚
2を受ける床面である。4は通電時自己振動する電源ト
ランスで、トランス取付台5に螺子4aで固定されてい
る。このトランス取付台5の中心は摺鉢状をなしていて
、フローティング脚7の上部に螺子8により水平に取り
付けられている。フローティング脚7は、上カバー7a
、截頭円錐形の制振ゴム7b、制振ばね7c及びパット
付成形台座7dから構成されている。シャーシ1は上記
トランス取付台5とフローティング脚7との間に間隔を
保って介装され、中心部に中心孔部1aとその周囲に複
数のコイル孔1bを有し、床面3に脚2を介して設置さ
れている。6は保持板で、上記中心孔部1aに対応する
ガイド孔6aと、上記コイル孔1bに対応する凹段部6
cを有し、上記シャーシ1の下面に取り付けられている
。このガイド孔6aは上記フローティング脚7が垂直に
立つようにガイドするはたらきをする。6bはガイド孔
6aの上部に設けられた抜け防止ストッパである。上記
凹段部6cと上記トランス取付台5との間には圧縮コイ
ルばね9が介装され、トランスの取付位置が多少狂った
としても、トランス取付台5が傾きシャーシ1に接触す
るのを阻止するはたらきをする。
【0010】AV機器には、振動を加えると、シャーシ
に取り付けてある電子部品に振動が伝わり、音声、映像
信号が変調され、劣化し、HiFi再成ができないこと
が知られており、なるべく振動を抑えるか、吸収するか
等の制振構造をとることがHiFi機器の常識となって
いる。この構造は、通電により、自己振動する電源トラ
ンス4の振動を、シャーシ1に取り付けてある電子部品
に直接伝えないようにするため、シャーシ1に中心孔部
1aを設け、この孔にトランス取付台5とフローティン
グ脚7とを貫通させ、トランス4をトランス取付台5に
固定し、保持板6のガイド孔によって位置決めをし、ト
ランス取付台5をフローティング脚7に螺子8により取
り付ける。これによりトランス4は床面3より自立して
いる。なお、自立させる要件として、フローティング脚
7を床面3に置いたとき、トランス取付台がシャーシ1
上面より数ミリ浮くようにトランス取付台の高さを設定
している。
【0011】トランス4の振動は、トランス取付台5に
よりフローティング脚7に伝えられる。フローティング
脚7の截頭円錐形に成形した制振ゴム7bと制振ばね7
cにて大半の振動は減衰され、極少量の洩振動のみ床面
3に逃げることになる。シャーシ1の影響は、この床面
3に逃げた振動が脚2を経由してシャーシ1に伝わるが
、その間の減衰が大きいため、トランス4の振動は、シ
ャーシ1に取り付けてある電子部品にほとんど影響を与
えない程度した伝わらない。
【0012】ところが、一般にトランス取付孔は、トラ
ンス外形精度が出しにくいので、長孔となっており、取
り付けるトランスの形状、重量が大きくなった場合、取
付誤差によって重心が中心を外れることがあり、フロー
ティング脚7の截頭円錐形の制振ゴムのため、トランス
取付台5が傾くようになるが、圧縮コイルばね9の圧縮
復元力により、傾きを補正して、トランスフローティン
グ効果を発揮する。この圧縮コイルばね9は、傾き補正
のためだけの圧縮復元力を有していればよいので、極く
弱いばねでよい。
【0013】上記実施例では、電源トランスについて説
明したが、トランス以外の通電によって自己振動するリ
レー、モータ等にも適用することができ、同様の効果を
達成する。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、トラン
スのフローティング装置において、トランス取付台と、
フローティング脚7との間に間隔を保って介装され、中
心孔部とその周囲に複数のコイル孔を有するシャーシを
床面に脚を介して設置し、上記中心孔部に対応するガイ
ド孔と上記コイル孔に対応する凹段部とを有する保持板
を上記シャーシの下面に取り付け、上記凹段部と、上記
トランス取付台との間に圧縮コイルばねを介装したので
、トランス取付位置が所定の位置より狂ったとしても、
圧縮コイルばねの反発力により傾斜を修正し、トランス
取付台とシャーシとの接触が防止され、簡単な構造的付
加により、確実なトランスフローティング効果を奏する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるトランスのフローテ
ィング装置の断面図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】従来のトランスのフローティング装置の断面図
【図4】図3の部品の分解斜視図。
【図5】トランス取付台が傾いた状態を示す断面図。
【符号の説明】
1    シャーシ 1a  中心孔部 1b  コイル孔 2    脚 3    床面 4    トランス 5    トランス取付台 6    保持板 6a  ガイド孔 6c  凹段部 7    フローティング脚 7a  上カバー 7b  制振ゴム 7c  制振ばね 8    取付螺子 9    圧縮コイルばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  通電による機械的自己振動を起こすト
    ランス、モータ等の部品(以下トランスという)を載置
    固定するトランス取付台を、弾性を有する截頭円錐形の
    フローティング脚の上部に水平に取り付けたトランスの
    フローティング装置において、上記トランス取付台と上
    記フローティング脚との間に間隔を保って介装され、中
    心孔部とその周囲に複数のコイル孔を有するシャーシを
    、底面に脚を介して設置し、上記中心孔部に対応するガ
    イド孔と、上記コイル孔に対応する凹段部とを有する保
    持板を上記シャーシの下面に取り付け、上記凹段部と、
    上記トランス取付台との間に圧縮コイルばねを介装した
    ことを特徴とするトランスのフローティング装置。
JP14649691A 1991-05-23 1991-05-23 トランスのフローティング装置 Pending JPH04346293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14649691A JPH04346293A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 トランスのフローティング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14649691A JPH04346293A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 トランスのフローティング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04346293A true JPH04346293A (ja) 1992-12-02

Family

ID=15408941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14649691A Pending JPH04346293A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 トランスのフローティング装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH04346293A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5532129B2 (ja) * 2010-12-27 2014-06-25 トヨタ自動車株式会社 リアクトル装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5532129B2 (ja) * 2010-12-27 2014-06-25 トヨタ自動車株式会社 リアクトル装置
US9159483B2 (en) 2010-12-27 2015-10-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Reactor device

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