JPH04332898A - 溶液中の注目成分の吸着分離方法 - Google Patents
溶液中の注目成分の吸着分離方法Info
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- JPH04332898A JPH04332898A JP3102690A JP10269091A JPH04332898A JP H04332898 A JPH04332898 A JP H04332898A JP 3102690 A JP3102690 A JP 3102690A JP 10269091 A JP10269091 A JP 10269091A JP H04332898 A JPH04332898 A JP H04332898A
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- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 title claims abstract description 112
- 238000000926 separation method Methods 0.000 title claims description 36
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 14
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- OYEHPCDNVJXUIW-FTXFMUIASA-N 239Pu Chemical compound [239Pu] OYEHPCDNVJXUIW-FTXFMUIASA-N 0.000 description 6
- TVFDJXOCXUVLDH-RNFDNDRNSA-N cesium-137 Chemical compound [137Cs] TVFDJXOCXUVLDH-RNFDNDRNSA-N 0.000 description 3
- 239000000941 radioactive substance Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000003758 nuclear fuel Substances 0.000 description 1
- 239000012857 radioactive material Substances 0.000 description 1
- 238000012958 reprocessing Methods 0.000 description 1
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-
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,核燃料再処理工程にお
いて溶液中から注目成分(放射性物質)を分離する際な
どに適用する注目成分の吸着分離方法に関するものであ
る。
いて溶液中から注目成分(放射性物質)を分離する際な
どに適用する注目成分の吸着分離方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は,吸着塔の吸着操作により溶液中
の注目成分を分離する場合,生産効率を高めるために,
ワンススルー方式の吸着分離方法が採用されている。こ
の従来例を図5,6,及び図7,8に示した。先ず図5
,6に示す溶液中の注目成分の吸着分離方法を説明する
と,図5の1が溶液供給管,2が貯槽,3,5〜7,9
が配管,4がポンプ,8が吸着塔,8’が同吸着塔8内
に充填した吸着剤である。
の注目成分を分離する場合,生産効率を高めるために,
ワンススルー方式の吸着分離方法が採用されている。こ
の従来例を図5,6,及び図7,8に示した。先ず図5
,6に示す溶液中の注目成分の吸着分離方法を説明する
と,図5の1が溶液供給管,2が貯槽,3,5〜7,9
が配管,4がポンプ,8が吸着塔,8’が同吸着塔8内
に充填した吸着剤である。
【0003】上記図5,6に示す吸着分離方法では,図
6に示すように注目成分(放射性物質: プルトニウム
−239)を含む溶液を溶液供給管1から貯槽2内へ供
給して,ここに貯える。またポンプ4を駆動して,貯槽
2内の溶液を配管3→ポンプ4→配管5→配管6→配管
7→吸着塔8へ導いて,ここでの吸着操作により溶液中
の注目成分(プルトニウム−239)を吸着分離し,吸
着塔8を出る溶液を配管9を経て次工程へ導く。
6に示すように注目成分(放射性物質: プルトニウム
−239)を含む溶液を溶液供給管1から貯槽2内へ供
給して,ここに貯える。またポンプ4を駆動して,貯槽
2内の溶液を配管3→ポンプ4→配管5→配管6→配管
7→吸着塔8へ導いて,ここでの吸着操作により溶液中
の注目成分(プルトニウム−239)を吸着分離し,吸
着塔8を出る溶液を配管9を経て次工程へ導く。
【0004】次に図7,8に示す溶液中の注目成分の吸
着分離方法を説明すると,1が溶液供給管,2a,2b
が貯槽,3a,3b,5a,5b〜7a,7b,9a,
9bが配管,4a,4bがポンプ,8a,8bが直列に
接続した吸着性能の異なる2種類の吸着塔である。上記
図7,8に示す吸着分離方法では,図8に示すように注
目成分(放射性物質: セシウム−137及びプルトニ
ウム−239)を含む溶液を溶液供給管1から貯槽2a
内ヘ供給して,ここに貯える。またポンプ4a,4bを
駆動して,貯槽2a内の溶液を配管3a→ポンプ4a→
配管5a→配管6a→配管7a→吸着塔8aへ導いて,
ここでの吸着操作により溶液中の注目成分の一部(セシ
ウム−137)を吸着分離し,吸着塔8aを出る溶液を
配管9aを経て貯槽2bへ供給して,ここに貯える。ま
た同貯槽2b内の溶液を配管3b→ポンプ4b→配管5
b→配管6b→配管7b→吸着塔8bへ導いて,ここで
の吸着操作により溶液中の残りの注目成分(プルトニウ
ム−239)を吸着分離し,吸着塔8bを出る溶液を配
管9bを経て次工程へ導く。
着分離方法を説明すると,1が溶液供給管,2a,2b
が貯槽,3a,3b,5a,5b〜7a,7b,9a,
9bが配管,4a,4bがポンプ,8a,8bが直列に
接続した吸着性能の異なる2種類の吸着塔である。上記
図7,8に示す吸着分離方法では,図8に示すように注
目成分(放射性物質: セシウム−137及びプルトニ
ウム−239)を含む溶液を溶液供給管1から貯槽2a
内ヘ供給して,ここに貯える。またポンプ4a,4bを
駆動して,貯槽2a内の溶液を配管3a→ポンプ4a→
配管5a→配管6a→配管7a→吸着塔8aへ導いて,
ここでの吸着操作により溶液中の注目成分の一部(セシ
ウム−137)を吸着分離し,吸着塔8aを出る溶液を
配管9aを経て貯槽2bへ供給して,ここに貯える。ま
た同貯槽2b内の溶液を配管3b→ポンプ4b→配管5
b→配管6b→配管7b→吸着塔8bへ導いて,ここで
の吸着操作により溶液中の残りの注目成分(プルトニウ
ム−239)を吸着分離し,吸着塔8bを出る溶液を配
管9bを経て次工程へ導く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図5,6,及び図
7,8に示す従来の溶液中の注目成分の吸着分離方法は
,ワンススルー方式なので,吸着速度の遅い系に適用す
ると,吸着塔内の液流速を極端に遅くする必要があって
,生産性が低下するという問題があった。本発明は前記
の問題点に鑑み提案するものであり, その目的とする
処は, 吸着塔内の液流速を速くできて,生産性を向上
できる溶液中の注目成分の吸着分離方法を提供しようと
する点にある。
7,8に示す従来の溶液中の注目成分の吸着分離方法は
,ワンススルー方式なので,吸着速度の遅い系に適用す
ると,吸着塔内の液流速を極端に遅くする必要があって
,生産性が低下するという問題があった。本発明は前記
の問題点に鑑み提案するものであり, その目的とする
処は, 吸着塔内の液流速を速くできて,生産性を向上
できる溶液中の注目成分の吸着分離方法を提供しようと
する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,本発明の溶液中の注目成分の吸着分離方法は,吸
着塔を有する溶液循環系に溶液を循環させて,同吸着塔
の吸着操作により溶液中の注目成分を分離することを特
徴としている。また本発明の溶液中の注目成分の吸着分
離方法は,直列に接続した複数個の吸着塔を有する溶液
循環系に溶液を循環させて,同各吸着塔の吸着操作によ
り溶液中の注目成分を分離することを特徴としている。
めに,本発明の溶液中の注目成分の吸着分離方法は,吸
着塔を有する溶液循環系に溶液を循環させて,同吸着塔
の吸着操作により溶液中の注目成分を分離することを特
徴としている。また本発明の溶液中の注目成分の吸着分
離方法は,直列に接続した複数個の吸着塔を有する溶液
循環系に溶液を循環させて,同各吸着塔の吸着操作によ
り溶液中の注目成分を分離することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の溶液中の注目成分の吸着分離方法は溶
液を循環系に循環させる一方,吸着塔内での液流速を上
昇させて,溶液中の注目成分濃度を速やかに目標吸着率
に到達させる。その場合,溶液中に異なる種類の注目成
分が含まれていれば,溶液を循環系に直列に介装した各
吸着塔へ順次導く。その際にも,各吸着塔内での液流速
を上昇させて,溶液中の各注目成分濃度を速やかに目標
吸着率に到達させる。
液を循環系に循環させる一方,吸着塔内での液流速を上
昇させて,溶液中の注目成分濃度を速やかに目標吸着率
に到達させる。その場合,溶液中に異なる種類の注目成
分が含まれていれば,溶液を循環系に直列に介装した各
吸着塔へ順次導く。その際にも,各吸着塔内での液流速
を上昇させて,溶液中の各注目成分濃度を速やかに目標
吸着率に到達させる。
【0008】
〔第1実施例〕次に本発明の溶液中の注目成分の吸着分
離方法を実施する際に使用する吸着分離装置の構成例を
図1,2により説明すると,図1の1が溶液供給管,2
が貯槽,3,5〜7,9〜13が溶液循環系の配管,4
がポンプ,8が吸着塔,8’が同吸着塔8内に充填した
吸着剤,19が循環系の配管5に設けた弁,20が配管
5からの排出系に設けた弁である。
離方法を実施する際に使用する吸着分離装置の構成例を
図1,2により説明すると,図1の1が溶液供給管,2
が貯槽,3,5〜7,9〜13が溶液循環系の配管,4
がポンプ,8が吸着塔,8’が同吸着塔8内に充填した
吸着剤,19が循環系の配管5に設けた弁,20が配管
5からの排出系に設けた弁である。
【0009】次に前記吸着分離装置の作用を具体的に説
明する。弁19を開き,弁20を閉じた状態で,図2に
示す注目成分(放射性物質: プルトニウム−239)
を含む溶液を溶液供給管1から貯槽2内へ供給して,こ
こに貯える。またポンプ4を駆動して,貯槽2内の溶液
を配管3→ポンプ4→配管5→配管6→配管7→吸着塔
8へ導き,ここでの吸着操作により溶液中の注目成分(
プルトニウム−239)を吸着分離して,吸着塔8から
出る溶液を配管9→配管10→配管11→配管12→配
管13を経て貯槽2へ戻し,それからも溶液を上記循環
系を経て吸着塔8へ繰り返し導いて,注目成分と吸着剤
との接触回数を増やす。
明する。弁19を開き,弁20を閉じた状態で,図2に
示す注目成分(放射性物質: プルトニウム−239)
を含む溶液を溶液供給管1から貯槽2内へ供給して,こ
こに貯える。またポンプ4を駆動して,貯槽2内の溶液
を配管3→ポンプ4→配管5→配管6→配管7→吸着塔
8へ導き,ここでの吸着操作により溶液中の注目成分(
プルトニウム−239)を吸着分離して,吸着塔8から
出る溶液を配管9→配管10→配管11→配管12→配
管13を経て貯槽2へ戻し,それからも溶液を上記循環
系を経て吸着塔8へ繰り返し導いて,注目成分と吸着剤
との接触回数を増やす。
【0010】本発明の吸着分離方向の吸着性能曲線(図
2参照)と従来の吸着分離方法の吸着性能曲線(図6参
照)とを比べると,次の通りの差がある。
本発明の吸着分離方法 従来の吸着分離方
法
(図2) (
図6) 吸着剤充填量(g)
10
10 吸着塔内液
流速(cm/Hr) 250
60 目標吸着
率(%) 9
0 90
目標吸着率に到達するまでの
5.5 到達せず
時間(Hr)
上記解析の結果
から明らかなように,同一液性状の溶液,同一吸着性能
の吸着剤を使用したとき,溶液を循環系に循環させる一
方,吸着塔内での液流速を上昇させて,溶液中の注目成
分濃度を速やかに目標吸着率に到達させる(図2参照)
。 〔第2実施例〕次に本発明の溶液中の注目成分の吸着分
離方法を実施する際に使用する吸着分離装置の構成例を
図3,4により説明すると,図3の1が溶液供給管,2
が貯槽,3,5〜7,9〜13,14〜18が溶液循環
系の配管,4がポンプ,8a,8bが吸着塔(吸着塔A
及び吸着塔B),8’が同吸着塔8a,8b内に充填し
た吸着剤,19が循環系の配管5に設けた弁,20が配
管5からの排出系に設けた弁である。
2参照)と従来の吸着分離方法の吸着性能曲線(図6参
照)とを比べると,次の通りの差がある。
本発明の吸着分離方法 従来の吸着分離方
法
(図2) (
図6) 吸着剤充填量(g)
10
10 吸着塔内液
流速(cm/Hr) 250
60 目標吸着
率(%) 9
0 90
目標吸着率に到達するまでの
5.5 到達せず
時間(Hr)
上記解析の結果
から明らかなように,同一液性状の溶液,同一吸着性能
の吸着剤を使用したとき,溶液を循環系に循環させる一
方,吸着塔内での液流速を上昇させて,溶液中の注目成
分濃度を速やかに目標吸着率に到達させる(図2参照)
。 〔第2実施例〕次に本発明の溶液中の注目成分の吸着分
離方法を実施する際に使用する吸着分離装置の構成例を
図3,4により説明すると,図3の1が溶液供給管,2
が貯槽,3,5〜7,9〜13,14〜18が溶液循環
系の配管,4がポンプ,8a,8bが吸着塔(吸着塔A
及び吸着塔B),8’が同吸着塔8a,8b内に充填し
た吸着剤,19が循環系の配管5に設けた弁,20が配
管5からの排出系に設けた弁である。
【0011】次に前記吸着分離装置の作用を具体的に説
明する。弁19を開き,弁20を閉じた状態で,図4に
示す注目成分(放射性物質: セシウム−137及びプ
ルトニウム−239)を含む溶液を溶液供給管1から貯
槽2内へ供給して,ここに貯える。またポンプ4を駆動
して,貯槽2内の溶液を配管3→ポンプ4→配管5→配
管6→配管7→吸着塔8aへ導き,ここでの吸着操作に
より溶液中の注目成分(セシウム−137)を吸着分離
して,吸着塔8aから出る溶液を配管9→配管10→配
管11→配管12→配管13を経て吸着塔8bへ導き,
ここでの吸着操作により溶液中の注目成分(プルトニウ
ム−239)を吸着分離して,吸着塔8bから出る溶液
を配管14→配管15→配管16→配管17→配管18
を経て貯槽2へ戻し,それからも溶液を上記循環系を経
て吸着塔8a,8bへ繰り返し導いて,注目成分と吸着
剤との接触回数を増やす。
明する。弁19を開き,弁20を閉じた状態で,図4に
示す注目成分(放射性物質: セシウム−137及びプ
ルトニウム−239)を含む溶液を溶液供給管1から貯
槽2内へ供給して,ここに貯える。またポンプ4を駆動
して,貯槽2内の溶液を配管3→ポンプ4→配管5→配
管6→配管7→吸着塔8aへ導き,ここでの吸着操作に
より溶液中の注目成分(セシウム−137)を吸着分離
して,吸着塔8aから出る溶液を配管9→配管10→配
管11→配管12→配管13を経て吸着塔8bへ導き,
ここでの吸着操作により溶液中の注目成分(プルトニウ
ム−239)を吸着分離して,吸着塔8bから出る溶液
を配管14→配管15→配管16→配管17→配管18
を経て貯槽2へ戻し,それからも溶液を上記循環系を経
て吸着塔8a,8bへ繰り返し導いて,注目成分と吸着
剤との接触回数を増やす。
【0012】本発明の吸着分離方向の吸着性能曲線(図
4参照)と従来の吸着分離方法の吸着性能曲線(図8参
照)とを比べると,次の通りの差がある。
本発明の吸着分離方法 従来の吸着分離方
法
(図4) (
図8)
吸着塔A 吸着塔
B 吸着塔A 吸着塔B吸着剤充填量(g
) 20 20
10 10 吸着塔内液
流速(cm/Hr)250 250
60 60 目標吸着率(%)
90 90
90 90 目標吸着率
に到達するまでの 4 7
到達せず 到達せず時間(Hr)
上記解析の結果から明らかなように,同一
液性状の溶液,同一吸着性能の吸着剤を使用したとき,
溶液を循環系に循環させる一方,溶液を循環系に直列に
介装した複数個の吸着塔での液流速を上昇させて,溶液
中の各注目成分濃度を速やかに目標吸着率に到達させる
(図4参照)。
4参照)と従来の吸着分離方法の吸着性能曲線(図8参
照)とを比べると,次の通りの差がある。
本発明の吸着分離方法 従来の吸着分離方
法
(図4) (
図8)
吸着塔A 吸着塔
B 吸着塔A 吸着塔B吸着剤充填量(g
) 20 20
10 10 吸着塔内液
流速(cm/Hr)250 250
60 60 目標吸着率(%)
90 90
90 90 目標吸着率
に到達するまでの 4 7
到達せず 到達せず時間(Hr)
上記解析の結果から明らかなように,同一
液性状の溶液,同一吸着性能の吸着剤を使用したとき,
溶液を循環系に循環させる一方,溶液を循環系に直列に
介装した複数個の吸着塔での液流速を上昇させて,溶液
中の各注目成分濃度を速やかに目標吸着率に到達させる
(図4参照)。
【0013】
【発明の効果】本発明の溶液中の注目成分の吸着分離方
法は前記のように溶液を循環系に循環させる一方,吸着
塔内での液流速を上昇させて,溶液中の注目成分濃度を
速やかに目標吸着率に到達させる。その場合,溶液中に
異なる種類の注目成分が含まれていれば,溶液を循環系
に直列に介装した各吸着塔へ順次導く。その際にも,各
吸着塔内での液流速を上昇させて,溶液中の各注目成分
濃度を速やかに目標吸着率に到達させるので,溶液中の
注目成分を吸着分離する際の生産性を向上できる効果が
ある。
法は前記のように溶液を循環系に循環させる一方,吸着
塔内での液流速を上昇させて,溶液中の注目成分濃度を
速やかに目標吸着率に到達させる。その場合,溶液中に
異なる種類の注目成分が含まれていれば,溶液を循環系
に直列に介装した各吸着塔へ順次導く。その際にも,各
吸着塔内での液流速を上昇させて,溶液中の各注目成分
濃度を速やかに目標吸着率に到達させるので,溶液中の
注目成分を吸着分離する際の生産性を向上できる効果が
ある。
【図1】本発明の溶液中の注目成分の吸着分離方法を実
施する際に使用する吸着分離装置の構成例を示す系統図
である。
施する際に使用する吸着分離装置の構成例を示す系統図
である。
【図2】その作用説明図である。
【図3】本発明の溶液中の注目成分の吸着分離方法を実
施する際に使用する吸着分離装置の他の構成例を示す系
統図である。
施する際に使用する吸着分離装置の他の構成例を示す系
統図である。
【図4】その作用説明図である。
【図5】従来の吸着分離装置の一例を示す系統図である
。
。
【図6】その作用説明図である。
【図7】従来の吸着分離装置の他の例を示す系統図であ
る。
る。
【図8】その作用説明図である。
1 溶液供給管
2 貯槽
4 ポンプ
8 吸着塔
8a 〃
8b 〃
8’ 吸着剤
3 溶液循環系の配管5〜7
〃 9〜13 〃 14〜18 〃
〃 9〜13 〃 14〜18 〃
Claims (2)
- 【請求項1】 吸着塔を有する溶液循環系に溶液を循
環させて,同吸着塔の吸着操作により溶液中の注目成分
を分離することを特徴とした溶液中の注目成分の吸着分
離方法。 - 【請求項2】 直列に接続した複数個の吸着塔を有す
る溶液循環系に溶液を循環させて,同各吸着塔の吸着操
作により溶液中の注目成分を分離することを特徴とした
溶液中の注目成分の吸着分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10269091A JP2974087B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 溶液中の注目成分の吸着分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10269091A JP2974087B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 溶液中の注目成分の吸着分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04332898A true JPH04332898A (ja) | 1992-11-19 |
JP2974087B2 JP2974087B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=14334249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10269091A Expired - Fee Related JP2974087B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 溶液中の注目成分の吸着分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2974087B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015059852A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 放射性廃液の処理方法及び放射性廃液処理装置 |
JP2016065787A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 株式会社神戸製鋼所 | 汚染水処理方法及び汚染水処理システム |
JP2019155248A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | トリチウム分離固定化剤およびそれを用いたトリチウムの分離固定化方法 |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP10269091A patent/JP2974087B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015059852A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 放射性廃液の処理方法及び放射性廃液処理装置 |
JP2016065787A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 株式会社神戸製鋼所 | 汚染水処理方法及び汚染水処理システム |
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