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JPH04337370A - インク組成物 - Google Patents

インク組成物

Info

Publication number
JPH04337370A
JPH04337370A JP4008631A JP863192A JPH04337370A JP H04337370 A JPH04337370 A JP H04337370A JP 4008631 A JP4008631 A JP 4008631A JP 863192 A JP863192 A JP 863192A JP H04337370 A JPH04337370 A JP H04337370A
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JP
Japan
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ink
particles
water
weight
block copolymer
Prior art date
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Application number
JP4008631A
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English (en)
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JP3447306B2 (ja
Inventor
Francoise M Winnik
フランソワーズ エム ウィニク
Marcel P Breton
マーセル ピー ブレートン
William Riske
ウィリアム リスク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH04337370A publication Critical patent/JPH04337370A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3447306B2 publication Critical patent/JP3447306B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体インク組成物に関す
る。特に、本発明はインクジェットプリンティングプロ
セスに使用にするために特に適した水性ベースインク組
成物に関する。本発明の1つの実施態様は、水性液体ビ
ヒクル、水溶性染料、及び式ABA(上記式中、Aは親
水性セグメントを示し、Bは疎水性セグメントを示す)
のブロック共重合体の粒子を含み、かつ該ABA粒子が
約300オングストローム以下の平均直径を有するイン
ク組成物に関する。随意に、ミセル内にシリカが沈殿さ
れている。
【0002】
【技術的背景】その記載がすべて参照文として本明細書
に含まれるものとする米国特許第4,877,451 
号(Winnikら)は水と溶剤と表面に染料がシラン
カップリング剤によって共有結合している親水性多孔性
シリカ粒子を含む多数の着色粒子とを含むインクジェッ
トインク組成物を記載している。さらに、同時係属米国
特許出願第07/369,003 号(その記載はすべ
て参照文として本明細書に含まれるものとする)はイン
クジェットインク及び表面に染料がシランカップリング
剤によって共有結合している親水性多孔性シリカ粒子を
含む着色粒子を含む液体現像剤を記載している。
【0003】米国特許第4,228,438 号(Va
zirani) は暗色表面上に用いるために適したイ
ンク調合物を用いるジェット静電印刷法を記載している
。インクはプレポリマー、顔料、及びカップリング剤、
表面改質剤及び導電性増強物質のような添加剤を含む。 プレポリマーは脂肪族及び芳香族重合体を含むことがで
きる。顔料粒径は5μm未満であり、一様な小滴重量を
もたらす。添加剤はシランカップリング剤を含むことが
できる。
【0004】米国特許第4,594,794 号(Oh
taら)はインク小滴の生成及び該小滴を用いることに
よる画像受取り材料上での記録を含むインクジェット記
録方法を記載している。インクは親水性及び疎水性の両
構造部分を有する重合体を含む水性分散媒中へ顔料の微
細粒子を分散させることによって製造される。顔料の粒
径は数ミクロンであり、顔料の分子量に関係する。
【0005】米国特許第4,680,332 号(Ha
irら)は、液体媒質中に分散された水不溶性重合体を
含み、かつ該重合体がその中に油溶性染料及びそれに永
久的に付着した非イオン性安定剤を含むヘテロ相(he
terophase)インクを記載している。ノズルの
詰まりを防止するため粒子は0.5μm以下の直径を有
する。米国特許第4,783,220 号(Gambl
eら)は、それと会合している脂質可溶性染料を含む油
溶性染料を有するアニオン性、カチオン性、両性及び非
イオン性分子の界面活性剤から生成される小単一膜又は
多重膜ベシル(unilamellar or mul
tilameller vesciles)からなるイ
ンク組成物を記載している。染料:界面活性剤比は好ま
しくは約1:1〜約1:10重量比である。得られたイ
ンクは、直径が約100〜約400nmである。脂質可
溶性染料分子は疎水性領域と親水性領域とを有する。こ
の組成物はフレキソグラフィー及びグラビアのような伝
統的印刷技術及びインクジェットプリンターによるよう
な電子印刷システムに於て有用である。
【0006】米国特許第4,836,852 号(Kn
irsch ら)は1000オングストローム以下の寸
法の粒子に微粉砕されている顔料が0.1〜2%の濃度
で分散状態で添加されている水とグリコール湿潤剤との
混合物中の直接染料の溶液によって生成されるインクを
記載している。顔料粒子はインクの沸点を安定化する目
的でインク中に溶解されている気体の気体核を係留する
働きをしている。このインクは特に、ノズル中でインク
の一部分の瞬間的気化をひき起こすことによって小滴の
駆除が生ずるタイプのインクジェットプリンターに適し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】既知の組成物及び方法
はその所期目的には適しているが、インクジェットプリ
ンティングプロセスに用いるために適した改良されたイ
ンク組成物に対する要望は依然としてある。さらに、改
良された耐水堅牢度を示すインク組成物が要望されてい
る。改良されたプリント品質を示すインク組成物も要望
されている。さらに、上記の利益を可能にしかつ良好な
乾燥時間及び光学濃度をも示すインク組成物が要望され
ている。加えて、プリントヘッドの変更を必要とせずに
インクジェットプリンター中のインク滴容量の調節を可
能にするインク組成物が要望されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、インク
ジェットプリンティングプロセスに用いるために適した
、上記の利益を有する改良されたインク組成物を提供す
ることである。本発明のこれらの目的及び他の目的は、
水性液体ビヒクル、水溶性染料、及び式ABA(上記式
中、Aは親水性セグメントを示し、Bは疎水性セグメン
トを示す)のブロック共重合体の粒子を含み、かつ該A
BA粒子が約300オングストローム以下の平均直径を
有するインク組成物を提供することによって達成される
。随意に、ミセル内にシリカが沈殿される。本発明のも
う1つの実施態様は本発明のインクを画像の形で基体へ
適用することを含むプリンティング方法に関する。 1つの特別な実施態様に於て、本発明は、本発明のイン
ク組成物をインクジェットプリンティング装置中へ組み
込みかつインクの小滴を画像様パターンで基体上へ射出
し、それによって基体上に画像を形成することを含む方
法を含む。1つの特に好ましい実施態様に於て、装置は
熱インクジェットプリンターであり、インクが像様形状
で選択的に加熱され、それによって小滴を射出させて基
体上に画像を形成する。
【0009】本発明のインクの液体ビヒクルは水からな
ることができ、あるいは水とエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジエチレングリコール、グリセリン
、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、アミド、エーテル、カルボ
ン酸、エステル、アルコール、有機硫化物、有機スルホ
キシド、スルホン酸、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン、アルコール誘導体、カルビトール、ブチルカルビト
ール、セロソルブ、エーテル誘導体、アミノアルコール
、ケトン及び他の水混和性物質並びにこれらの混合物の
ような混和性有機成分との混合物を含むことができる。 水と水混和性有機液体との混合物が液体ビヒクルとして
選ばれるとき、水:有機液体比は有効などんな範囲でも
よく、典型的には約100:0〜約30:70、好まし
くは約97:3〜約50:50である。液体ビヒクルの
非水成分は、一般に、水の沸点(100℃)より高い沸
点を有し、保湿剤として働く。本発明の方法のために用
いられるインク中で、液体ビヒクルは任意の有効量、典
型的には約85〜約99.5重量%、好ましくは約90
〜約99重量%で存在する。
【0010】本発明のインクは水溶性染料を含む。一般
に、直接染料又は酸性染料の1つのような任意の有効な
染料は、その染料が他のインク成分と相容性でありかつ
液体ビヒクル中に可溶であるならば、着色剤として選ば
れ得る。適当な染料の例には、アントラキノン、モノア
ゾ染料、ジアゾ染料、フタロシアニン、アザ〔18〕ア
ニュレン、ホルモザン銅錯体、トリフェノジオキサジン
、Bernacid Red 2BMN, Ponta
mine Brilliant Bond Blue 
A, Pontamine, Food Black2
, Corolina  Calor and Che
micalから発売されている Carodirect
 Turquoise FBL Supra Conc
.(Direct Blue 199), Mobay
 Chemicalから発売されている Specia
l Fast Turquoise 8GL Liqu
id (Direct Blue 86), Crom
pton and Knowles から発売されてい
る Intrabond Liquid Turquo
ise GLL (Direct Blue 86),
 Pylam から発売されているPylam Cer
tified D & C Red # 28 (Ac
id Red 92), Crompton & Kn
owles から発売されている Direct Br
ill Pink B Ground Crude, 
Sandoz, Inc. から発売されている Ca
rtasol Yellow GTF Pressca
ke, Sandozから発売されている Tartr
azine Extra Conc. (FD & C
 Yellow # 5, Acid Yellow 
23), CarolinaColor and Ch
emicalから発売されている Carodirec
t Yellow RL (Direct Yello
w 86),Sandoz, Inc.から発売されて
いる Cartasol Yellow GTF Li
quid Special 110, Triconか
ら発売されている D & C Yellow # 1
0 (Acid Yellow 3), Tricon
から発売されている Yellow Shade 16
948 , BASFから発売されている Basac
id Black X34, Sandoz, Inc
.から発売されている Carta Black 2G
T, Neozapon Red 492(BASF)
, Orasol Red G (Ciba−Geig
y) , Direct Brilliant Pin
k B (Crompton−Knolls), Ai
zen Spilon Red C−BH(保土谷化学
), Kayanol Red 3BL (日本化薬)
, Levanol Brilliant Red 3
BW (Mobay Chemical Compan
y), Levaderm Lemon Yellow
(Mobay Chemical Company) 
, Spirit Fast Yellow 3G ,
 Aizen Spilon YellowC−GNH
(保土谷化学), Sirius Supra Yel
low GD167 , Cartasol Bril
liant Yellow 4GF(Sandoz) 
, Pergasol Yellow CGP(Cib
a−Geigy) , Orasol Black R
L(Ciba−Geigy) , Orasol Bl
ack RLP (Ciba−Geigy) , Sa
vinyl Black RLS (Sondoz) 
, Dermacarbon 2GT (Sandoz
) , Pyrazol Black BG (ICI
)  , Morfast Black Conc A
(Morton−Thiokol) , Diazol
 Black RN Quad (ICI) , Or
asol Blue GN (Ciba−Geigy)
 , Savinyl Blue GLS (Sand
oz) , Luxol Blue MBSN (Mo
rton−Thiokol) ,Sevron Blu
e 5GMF (ICI) , Basacid Bl
ue 750 (BASF) , Berncolor
s , Poughkeepsie , NYから発売
されている Bernacid Red , Pont
amine Brilliant Bond Blue
 , Berncolor A.Y.34 , Tel
on Fast Yellow 4GL−175 , 
BASF Basacid Black SE 022
8 , Pro−JetYellow I(Direc
t Yellow 86) , Pro−Jet Ma
genta I (Acid Red 249) , 
Pro−JetCyan I (Direct Blu
e 199) , Pro−Jet Black I 
(Direct Black 168) , Pro−
JetYellow 1−G (Direct Yel
low 132)を含むICI から発売されている 
Pro−Jetシリーズの染料、住友化学(日本)から
発売されている Aminyl Brilliant 
Red F−B ,Hoechst から発売されてい
る Duasyn Direct Black HEF
−SF (Direct Black 168), D
uasyn Black RL−SF (Reacti
ve Black 31) ,Duasyn Dire
ct Yellow 6G−SF VP216 (Di
rect Yellow 157) , Duasyn
 Acid Yellow XX−SF LP 413
 (Acid Yellow 23) , Duasy
n Brilliant Red F3B−SF VP
−218 (Reactive Red180) , 
Duasyn Rhodamine B−SF VP3
53 (Acid Red 52) , Duasyn
 Direct Turquoise Blue FR
L−SF VP368 (Direct Blue 1
99) , Duasyn Acid Blue AE
−SF VP344 (Acid Blue 9) の
ような Duasyn 系列の“無塩”染料など並びに
これらの混合物が含まれる。染料は任意の有効量、一般
に約0.5〜約10重量%、好ましくは約2〜約6重量
%でインク組成物中に存在する。
【0011】本発明のインクは重合体粒子すなわちミセ
ルを含む。重合体ミセルは多分子凝集体を含み、一般に
ブロック共重合体の約300オングストローム以下、好
ましくは約200オングストローム以下の平均直径を有
する。ブロック共重合体はABA型であり、外側のAセ
グメントは親水性であり、内側のBセグメントは疎水性
である。本明細書中で用いられる親水性及び疎水性の用
語は、重合体がAとBの2つのセグメントを含み、Aセ
グメントが、Bセグメントに関して親水性であるという
点で相対的なものである。Aセグメントは良好な水溶性
をも示し、典型的には少なくとも0.2g/mlの濃度
で水に可溶であるが、Bセグメントは不良な水溶性を示
し、典型的には0.01g/ml以下の濃度で水に可溶
である。 ブロック共重合体は、例えば約0.05〜約10g/リ
ットルの濃度で水中に分散させるとき、疎水性の芯と親
水性の殻とを有する多分子ミセルを形成し、該ミセルは
一般に約300オングストローム以下の平均直径を有す
る。
【0012】Aブロックの適当な単量体の例にはオキシ
エチレン単量体及びアミノエチレン単量体が含まれる。 1ブロック当たりのオキシエチレン単量体の数は典型的
には約5〜約400単量体単位、好ましくは約50〜約
300単量体単位である。 一般式 CH2=CR1 −CO−O−R2 (上記一般式中、R1及びR2は独立に水素及び1〜約
20個の炭素原子を有するアルキル基から選ばれる)の
、アクリル酸、メタクリル酸、パラカルボキシスチレン
などを含むビニルカルボン酸及びその対応するエステル
も適当である。
【0013】一般式
【0014】
【化1】
【0015】(上記一般式中、Rは水素、1〜約6個の
炭素原子を有するアルキル基又はベンジルであり、環は
窒素原子と酸素原子との間にある炭素原子に加えて約2
〜約7個の炭素原子を有する)の、エチルオキサゾリン
などを含むオキサゾリンも適当である。
【0016】一般式 CH2=CR1 −CO−NR2R3 (上記一般式中、R1は水素、メチル又はエチルであり
、R2及びR3は、独立に、水素、1〜約4個の炭素原
子を有するアルキル基、2−ヒドロキシエチル、2−ヒ
ドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒド
ロキシブチル、3−ヒドロキシブチル、4−ヒドロキシ
ブチルなどのような、1〜約4個の炭素原子を有するヒ
ドロキシアルキル基及び2−アミノエチル、2−アミノ
プロピル、3−アミノプロピル、2−アミノブチル、3
−アミノブチル、4−アミノブチルなどのようなアミノ
置換アルキル基から選ばれる)のアクリルアミドも適当
である。
【0017】一般式 CH2=CR1 −O−R2 (上記一般式中、R1は水素、メチル及びエチルからな
る群から選ばれ、R2は2−ヒドロキシエチル、2−ヒ
ドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒド
ロキシブチル、3−ヒドロキシブチル、4−ヒドロキシ
ブチルなどのようなヒドロキシ置換アルキル基及び2−
アミノエチル、2−アミノプロピル、3−アミノプロピ
ル、2−アミノブチル、3−アミノブチル、4−アミノ
ブチルなどのようなアミノ置換アルキル基から選ばれる
)のビニルエーテルも適当である。親水性ブロック中に
は2種以上の単量体の混合物を用いることもできる。さ
らに、本発明のために用いられるABAブロック共重合
体の2つのAセグメントは同じ組成である必要はなく、
おのおのが異なる単量体、構造及び(又は)組成である
ことができる。
【0018】各AセグメントすなわちAブロックの分子
量は該セグメントが水に可溶であるような分子量である
。典型的には、各Aセグメントの分子量は約500〜約
20,000(重量平均分子量)であるが、分子量はこ
の範囲の外側であることができる。Bブロックのための
適当な単量体の例には、オキシプロピレン単量体が含ま
れ、オキシプロピレン基の数は典型的には約5〜約10
0単量体単位,好ましくは約20〜約60単量体単位で
ある。Bブロックのための他の適当な単量体には、スチ
レン、アルキルスチレン(ここでアルキル基は1〜約2
0個の炭素原子を有する)、p−クロロスチレンのよう
なハロゲン化スチレンのようなスチレン誘導体及びコゲ
ナー(cogeners) 、ビニルナフタレンなど、
塩化ビニル、臭化ビニル、弗化ビニルのようなハロゲン
化ビニル、メチルビニルエーテル、ビニルエチルエーテ
ルなどのようなビニルエーテル、ビニルメチルケトンな
どのようなビニルケトン、N−ビニルインドール、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル及び酪酸
ビニルなどのようなビニルエステル;アクリレート及び
アルキル基が少なくとも1個の炭素原子、一般に約1〜
約12個の炭素原子を有するアルキルアクリレート、例
えばメタクリレート、メチルアクリレート、エタクリレ
ート、エチルアクリレートなどのような、メチルアクリ
レート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート
、イソブチルアクリレート、ドデシルアクリレート、n
−オクチルアクリレート、2−クロロエチルアクリレー
ト、フェニルアクリレート、メチルα−クロロアクリレ
ート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、
ブチルメタクリレートなどを含むモノカルボン酸のアク
リルエステル;アルキル基が少なくとも1個の炭素原子
及び1個のヒドロキシ基、一般に約2〜約12個の炭素
原子を有するアクリレート及びアルキルアクリレート、
例えば2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、3−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、
4−ヒドロキシブチルメタクリレート、4−ヒドロキシ
ブチルアクリレートのようなアクリル単量体及びモノカ
ルボン酸のエステル;エチレン、プロピレン、ブチレン
、ブタジエン、イソブチレンのようなモノオレフィン及
びポリオレフィンを含むオレフィン;シクロペンテンの
ようなシクロオレフィンが含まれる。疎水性セグメント
は、二官能性単量体を縮重合させてポリエチレンテレフ
タレート、ポリヘキサメチレンアジポアミド(ナイロン
6,6)などのようなポリエステル、ポリアミド、ポリ
ウレタンを得ることによって誘導することもできる。疎
水性ブロック中に2種以上の単量体の混合物も用いるこ
とができる。
【0019】BセグメントすなわちBブロックの分子量
は、このセグメントが水に不溶であるような分子量であ
る。典型的にはBセグメントの分子量は500〜約20
,000(重量平均分子量)であるが、分子量はこの範
囲外であってもよい。本発明の適当なABAブロック共
重合体には、BASFから発売されている。エチレンオ
キシドブロックの平均分子量が3340であり、プロピ
レンオキシドブロックの平均分子量が1750であるエ
チレンオキシド−プロピレンオキシド−エチレンオキシ
ドブロック共重合体であるPluronic F−68
 ,BASFから発売されている、エチレンオキシドブ
ロックの平均分子量が2000でありかつプロピレンオ
キシドブロックの平均分子量が950であるエチレンオ
キシド−プロピレンオキシド−エチレンオキシド−ブロ
ック共重合体であるPluronic F−38 ,B
ASFから発売されている、エチレンオキシドブロック
の平均分子量が4320でありかつプロピレンオキシド
ブロックの平均分子量が3250であるエチレンオキシ
ド−プロピレンオキシド−エチレンオキシドブロック共
重合体であるPluronic F−88 ,BASF
から発売されている、エチレンオキシドブロックの平均
分子量が5400でありかつプロピレンオキシドブロッ
クの平均分子量が2750であるエチレンオキシド−プ
ロピレンオキシド−エチレンオキシドブロック共重合体
であるPluronic F−98 ,及びBASFか
ら発売されている、エチレンオキシドブロックの平均分
子量が5600でありかつプロピレンオキシドブロック
の平均分子量が3250であるエチレンオキシド−プロ
ピレンオキシド−エチレンオキシドブロック共重合体で
あるPluronic F−108が含まれる。
【0020】本発明のための他の適当なABAブロック
共重合体には、例えばM.Minoda、M.Sawa
moto及びT.Higashimura 、Macr
omolecules、23, 1989, 1990
に記載されているような、Aブロックが平均分子量20
00の2−ヒドロキシエチルビニルエーテル重合体であ
りかつBブロックが平均分子量1500のブチルビニル
エーテル重合体である、リビングカチオン重合で製造さ
れたビニルエーテルの両親媒性ブロック共重合体が含ま
れる。本発明のための他の適当なABAブロック共重合
体には、例えばM.Ikemi 、N.Odagiri
 and I.Shinohara 、Polymer
 Journal 、12,777, 1980 に記
載されているようにして製造された、エチレンオキシド
ブロックの平均分子量が7200でありかつ2−ヒドロ
キシエチルメタクリレートブロックの平均分子量が19
00である、エチレンオキシドと2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとのブロック共重合体が含まれる。
【0021】重合体ミセルを製造するため、選ばれたブ
ロック共重合体を最初に水、好ましくは、蒸留または脱
イオンされている水と混合する。確実にミセル生成をさ
せるために充分な量の水へブロック共重合体を添加し、
一般に約0.05〜約5重量%の濃度でブロック共重合
体を添加する。得られる無色の多分子ミセルは約300
オングストローム以下の平均直径である。この混合物を
、例えば100,000 の分子量カットオフを有する
メンブランを用いる限外濾過法によって精製して低分子
量不純物を除去する。精製後、ミセルの懸濁液をインク
に用いるため濃縮すること又は凍結乾燥によって単離す
ることができる。随意に、その記載がすべて参照文とし
て本明細書に含まれるものとする発明者Francoi
se Winnik、Peter Hofstra及び
Paul Gerroir名義の“着色ブロック共重合
体ミセル含有インク(Inks Containing
 Colored Block Copolymer 
Micelles) ”という名称の同時係属米国特許
出願中に記載されているように、重合体ミセルを染料と
反応させることによって着色して重合体に共有結合した
染料分子を有する粒子を得ることができる。
【0022】本発明の1つの特別な実施態様に於て、重
合体ミセルは疎水性芯と親水性の殻とを含み、かつ該ミ
セルはその中に沈殿されたシリカを有する。このミセル
は、まず選ばれたブロック共重合体を水、好ましくは蒸
留水又は脱イオン水と、一般に約0.05〜約5重量%
の濃度で混合して約300オングストローム以下の平均
直径の無色の多分子ミセルを得ることによって生成され
る。次に、テトラエトキシシランのような、アルキル基
が1〜約6個の炭素原子を有するテトラアルコキシシラ
ンをミセル分散液へ、典型的にはミセルの約1〜約30
重量%の相対量で添加し、分散液をシリカがミセル中に
沈殿するまで撹拌する。適当なシラン物質のその他の例
には、テトラメトキシシラン、テトラ−n−プロポキシ
シラン、テトラ−i−プロポキシシラン、テトラ−n−
ブトキシシラン、テトラ−s−ブトキシシラン、テトラ
−i−ブトキシシラン、テトラペントキシシラン、テト
ラキス−(2−メトキシエトキシシラン)などが含まれ
る。混合物を、例えば50,000の分子量カットオフ
を有するメンブランを用いて低分子量不純物を除去する
限外濾過法によって精製する。精製後、ミセル懸濁液を
インクに用いるために濃縮すること又は凍結乾燥によっ
て単離することができる。重合体ミセル内に沈殿された
シリカの網目構造が該粒子を含むインクの性質を、特に
熱安定性に関して増強するものと思われる。随意に、珪
酸化(Silicated)重合体ミセルを、同時係属
米国特許出願第07/544,564 号記載のように
、染料と反応させて重合体ミセルに共有結合した染料分
子を有する粒子を得ることによって着色することができ
る。
【0023】ブロック共重合体粒子は、本発明のインク
中に、任意の有効量、典型的には約0.1〜約15重量
%、好ましくは約0.5〜約5重量%の量で存在する。 本発明のインク中には他の添加剤も存在することができ
る。例えば、インクへ界面活性剤又は湿潤剤を添加する
ことができる。これらの添加剤はカチオン型、アニオン
型又は非イオン型であることができる。適当な界面活性
剤及び湿潤剤には、Tamol(登録商標)SN、Ta
mol(登録商標)LG、Rohm and Haas
 Company から発売されている Triton
(登録商標)シリーズの界面活性剤、Marasper
se(登録商標)シリーズの界面活性剤、GAF Co
mpany から発売されている Igepal(登録
商標)シリーズの界面活性剤、Tergitol(登録
商標)シリーズの界面活性剤、E.I.Du Pont
 de Nemours & Companyから発売
されている Duponol(登録商標)シリーズの界
面活性剤、GAF から発売されている Emulph
or ON 870及びON 877の界面活性剤、及
び他の市販界面活性剤が含まれる。これらの界面活性剤
及び湿潤剤は有効量、典型的には0〜約15重量%、好
ましくは約0.01〜約8重量%で存在する。
【0024】本発明のインクへは、インクの粘度を増強
するため、アラビアゴム、ポリアクリル酸塩、ポリメタ
クリル酸塩、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニ
ルピロリジノン、ポリビニルエーテル、殿粉、多糖類な
どのような水溶性重合体を含む重合体添加剤をも添加す
ることができる。重合体添加剤は、本発明のインク中に
、0〜約10重量%、好ましくは約0.01〜約5重量
%の量で存在することができる。
【0025】本発明のインクへの他の随意の添加剤には
、約0.0001〜約4重量%、好ましくは約0.01
〜約2.0重量%の量で存在する、Dowicil 1
50,200 及び75、安息香酸塩、ソルビン酸塩、
などのような殺菌剤、0〜約50重量%、好ましくは約
5〜約40重量%の量で存在する、エチレングリコール
、ジエチレングリコール、N−メチルピロリジノン、プ
ロピレングリコール、ヒドロキシエーテル、エーテル、
アミド、スルホキシド、ケトン、ラクトン、エステル、
アルコール、ブチルカルビトール、ベンジルアルコール
、シクロヘキシルピロリジノン、1,2−ヘキサンジオ
ールなどのような保湿剤及び浸透調節添加剤、0〜約1
重量%、好ましくは約0.01〜約1重量%の量で存在
する、酸又は塩基、燐酸塩、カルボン酸塩、亜硫酸塩、
アミン塩などのようなpH調節剤などが含まれる。
【0026】本発明のインクは水性ベースインクの製造
に適した任意の方法で製造することができる。例えば、
インク成分を所望の量で混合し、均一なインクが得られ
るまで(典型的には30分であるが、混合/撹拌時間は
この時間よりも長くても短くてもよい)撹拌することが
できる。所要ではないが、所望ならばインク成分を混合
中加熱することができる。混合、撹拌後、インク組成物
を一般に濾過して固体又は粒状物を除去する。どんな他
の適当なインク製造法も用いることができる。
【0027】本発明は、本発明のインクを画像形式で基
体へ適用することを含むプリンティング方法にも関する
。本発明は、1つの特別な実施態様に於て、本発明のイ
ンクをインクジェットプリンティング装置中へ組み込む
こと及びインクの小滴を画像様パターンで基体上へ射出
し、それによって基体上に画像を形成することを含む方
法を含む。1つの特に好ましい実施態様に於て、装置は
熱インクジェットプリンターであり、インクを画像様形
状に選択的に加熱し、それによって小滴を射出させて基
体上に画像を形成する。本発明のインク組成物は、Xe
rox(登録商標)4024紙、Xerox(登録商標
)4200紙、Xerox(登録商標)10シリーズ紙
、カナリア色罫線紙、罫線ノートブック紙のような単な
る紙、Gilbert 25%コットンボンド紙、Gi
lbert 100コットンボンド紙及びStrath
moreボンド紙のようなボンド紙、Sharp Co
mpany シリカコーテッドペーパー、JuJo紙な
どのようなシリカコーテッドペーパー、Xerox(登
録商標)3R3351、Tetronixインクジェッ
ト透明画、Arkrightインクジェット透明画など
のような透明画材料、織布、織物製品、プラスチック、
重合体フィルム、金属のような無機基体及び木材などを
含む多種の基体上に画像を形成するために用いられる。
【0028】以下、本発明の特別な実施例を詳細に説明
する。これらの実施例は説明のためのものであり、本発
明はこれらの実施例中に記載されている物質、条件又は
プロセスパラメーターに限定されるものではない。部及
び%はすべて、特に断らない限り重量による。 〔実施例1〕3重量%のFood black #2染
料(Bayer 製) 、5.25重量%のジエチレン
グリコール、6重量%のポリエチレングリコール400
、及び85.75%の脱イオン水からなる対照の染料ベ
ースインクを、水中に他のインク成分を溶解することに
よって製造した。このインクを50℃に於て3時間加熱
し、冷却し、0.45μmのTeflon(登録商標)
フィルターを通して2回濾過した。
【0029】次に、この対照インクの部分へ、1,2,
3及び4重量%の量でブロックABA共重合体ナノサイ
ズの(nanosized)粒子を添加することによっ
て4種の本発明のインクを製造した。ナノサイズの共重
合体粒子は下記のようにして製造されたものである。P
luronics F−68(BASF製、エチレンオ
キシドブロックの平均分子量が3340でありかつプロ
ピオンオキシドブロックの平均分子量が1750である
エチレンオキシド−プロピレンオキシド−エチレンオキ
シドブロック共重合体)12.24gを675mlの脱
イオン水中に含む溶液へ添加し、混合物をマグネチック
スタラーで45分間激しく撹拌して無色のナノサイズの
粒子を生成させた。次に、この混合物へ11.09モル
水酸化アンモニウム溶液67.5mlを添加し、この透
明な混合物を室温で24時間撹拌した後、この混合物2
00ml部分へ水50ml中にDuasyn Blac
k RL−SF染料2.0gを含む溶液を添加すること
によって無色の粒子を着色した。得られた混合物を室温
で1晩中撹拌し、限外濾過によって過剰の未反応染料を
除去し、次いで凍結乾燥によって黒色粒子を単離して2
.1gの粒子を得た。この粒子は、透過電子顕微鏡分析
で測定するとき20nmの平均粒子直径を示した。この
粒子0.41gを対照インク9.59gへ添加し、混合
物を20分間超音波浴中に入れることによって、4重量
%の粒子を含むインクを製造した。粒子3重量%、2重
量%及び1重量%を含むインクは、4重量%粒子を含有
するインクを追加量の対照インクで希釈して製造された
【0030】次に、対照インク及び4種の本発明のイン
クをインクジェット試験装置へ組み込み、ジェット噴射
させた。下記の滴容量が観察された。   データが示すように、ブロック共重合体粒子を含む
本発明のインクは粒子を含まないインクよりも顕著に大
きい滴容量を示した。さらに、対照インクと1重量%の
粒子を含むインクの両方は相対的に大きい滴容量変化を
示したが、2重量%以上の粒子を含むインクは相対的に
小さい滴容量変化を示した。
【0031】その後で、対照インクと2重量%の粒子を
含むインクとをHewlett Packard HP
Deskjet熱インクジェットプリンター中に組み込
み、#14 Champion Courtland 
紙上にプリントを生成させた。両方のインクの乾燥時間
は同じ(ワイヤー面で16秒、フェルト面で10秒)で
あり、粒子の存在が乾燥時間に悪影響を及ぼさないこと
を示した。耐水堅牢性試験は2重量%のブロック共重合
体粒子を含むインクで作ったプリントが対照インクで作
ったプリントより50%だけより耐水堅牢性であること
を示した(プリントを2分間水中に浸漬した後、対照イ
ンクの光学濃度保持率は23%、2重量%の粒子を含む
インクの光学濃度保持率は35%であった)。 〔実施例2〕3重量%のFood Black#2染料
(Bayer 製) 、5.25重量%のジエチレング
リコール、6重量%のポリエチレングリコール400、
及び85.75%の脱イオン水を含む染料ベースインク
を、水中に他のインク成分を溶解することによって製造
した。このインクを50℃に於て3時間加熱し、冷却し
、0.45μmのTeflon(登録商標)フィルター
で2回濾過した。
【0032】次に、このインクへ、無色の珪酸化(Si
licated)ABA共重合体ナノサイズ粒子を2重
量%の量で添加することによって本発明のインクを製造
した。ナノサイズ共重合体粒子は下記のようにして製造
された。675mlの脱イオン水中に12.24gのP
luronics F−68(BASF製、エチレンオ
キシドブロックの平均分子量が3340でありかつプロ
ピレンオキシドの平均分子量が1750であるエチレン
オキシド−プロピレンオキシド−エチレンオキシドブロ
ック共重合体)を含む溶液へテトラエトキシシラン(3
.12ml)を添加した。この混合物をマグネチックス
タラーで45分間激しく撹拌した。次に、この混合物へ
11.09モル水酸化アンモニウム水溶液67.5ml
を添加しかつ透明な混合物を室温で24時間撹拌して無
色のナノサイズ珪酸化(Silicated)粒子を生
成させることによって無色粒子を珪酸化した。これらの
粒子を限外濾過によって精製し、凍結乾燥によって単離
して1.8gの白色粒子を得た。この白色粒子は、透過
電子顕微鏡分析で測定するとき20nmの平均粒子直径
を示した。この粒子0.205gを9.59gのインク
へ添加しかつ混合物を超音波浴中に20分間入れること
によって2重量%の粒子を含むインクを製造した。 〔実施例3〕3重量%のFood Black#2染料
(Bayer 製)、5.25重量%のジエチレングリ
コール、6重量%のポリエチレングリコール400、及
び85.75%の脱イオン水を含む染料ベースインクを
、水に他の成分を溶解することによって製造した。この
インクを50℃に於て約3時間加熱し、0.45μmの
Teflon(登録商標)フィルターを通して2回濾過
した。
【0033】次に、このインクへ黒色ABA共重合体ナ
ノサイズ粒子を2重量%の量で添加することによって本
発明のインクを製造した。ナノサイズ黒色共重合体粒子
は下記のようにして製造された。675mlの脱イオン
水中に12.24gのPluronicsF−68(B
ASF製、エチレンオキシドブロックの平均分子量が3
340でありかつプロピレンオキシドブロックの平均分
子量が1750であるエチレンオキシド−プロピレンオ
キシド−エチレンオキシドブロック共重合体)を含む溶
液をマグネチックスタラーで45分間激しく撹拌した。 この混合物へ11.09モル水酸化アンモニウム水溶液
67.5mlを添加し、透明な混合物を室温で24時間
撹拌した後、この混合物の200ml部分へ、50ml
の水中に2.0gのDuasyn Black RL−
SF染料を含む溶液を添加することによって無色粒子を
着色した。得られた混合物を室温で1晩中撹拌し、過剰
の未反応染料を限外濾過によって除去した後、凍結乾燥
によって黒色粒子を単離して2.0gの粒子を得た。 この粒子0.205gを9.59gのインクへ添加しか
つ混合物を超音波浴中に20分間入れることによって2
重量%の粒子を含むインクを製造した。
【0034】本明細書中に示した情報を見た後、当業者
には本発明の他の実施態様及び変更が心に浮かぶかも知
れない。これらの実施態様及び変更、並びにこれらの等
価物も本発明の範囲内に含まれる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  水性液体ビヒクル、水溶性染料、及び
    式ABA(上記式中、Aは親水性セグメントを示し、B
    は疎水性セグメントを示す)のブロック共重合体の粒子
    を含み、かつ該ABA粒子が約300オングストローム
    以下の平均直径を有するインク組成物。
  2. 【請求項2】  式ABAのブロック共重合体を含む粒
    子がその中に沈殿されたシリカを有する請求項1記載の
    インク組成物。
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