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JPH0433409B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0433409B2
JPH0433409B2 JP62060061A JP6006187A JPH0433409B2 JP H0433409 B2 JPH0433409 B2 JP H0433409B2 JP 62060061 A JP62060061 A JP 62060061A JP 6006187 A JP6006187 A JP 6006187A JP H0433409 B2 JPH0433409 B2 JP H0433409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oligosaccharide
acid
alginic acid
alginate
sugar content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP62060061A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63226220A (ja
Inventor
Takashi Adachi
Takafumi Ishii
Hidemasa Hidaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Seika Kaisha Ltd filed Critical Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority to JP62060061A priority Critical patent/JPS63226220A/ja
Priority to US07/168,764 priority patent/US4993185A/en
Priority to ES8800806A priority patent/ES2009245A6/es
Publication of JPS63226220A publication Critical patent/JPS63226220A/ja
Publication of JPH0433409B2 publication Critical patent/JPH0433409B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G7/00Botany in general
    • A01G7/06Treatment of growing trees or plants, e.g. for preventing decay of wood, for tingeing flowers or wood, for prolonging the life of plants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/04Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with one hetero atom
    • A01N43/14Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with one hetero atom six-membered rings
    • A01N43/16Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with one hetero atom six-membered rings with oxygen as the ring hetero atom

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、アルギン酸を分解して得られるオリ
ゴ糖を果樹に施用することによつて果物の糖度な
どを改善し、より美味しい果物を生産する方法に
関するものである。 [従来の技術とその問題点] 現在我国の果物の生産量は、温州ミカンを筆頭
に年間600万トンが生産、出荷されており、農業
生産のなかでも重要な位置を占めている。このよ
うに、果物の生産・消費が発展した理由の1つは
果物の「美味しさ」にあり、美味しい果物を生産
することが重要な課題である。 果物の美味さは、品種間差が大きく、従来から
美味しい果物を栽培する目的で果物の品種改良が
精力的に行われてきた。しかしながら品種改良に
は多大の努力と長期間を要するうえ、一定の栽培
条件下では「美味しい」果物ができる品種であつ
ても、その「美味しさ」の発現には一定の栽培条
件が必要であり、日照時間、日長、気温、降雨量
などが多種多様な値を示す我国の気候風土の中に
あつては全国的規模で「美味しい」果物を生産す
ることは困難である。一般に果物の「美味さ」は
糖度によつて左右されることが多く、官能検査か
らの「美味さ」と糖度の関係は温州ミカンでは糖
度が11.0以上、リンゴでは12.5以上、カキでは
16.0以上を要するなど各種の果物についてそれぞ
れ必要とされる糖度が設定されている。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは、品種や気候風土に影響されるこ
となく、容易に果物の糖度を向上させることので
きる物質について広く検索した結果、アルギン酸
を分解して得られる分解物またはその主成分であ
るオリゴ糖にその作用があることを見出し、本発
明を完成させたのである。 すなわち本発明は、(a)重合度が2〜20でグルロ
ン酸のみで構成されるオリゴ糖、(b)重合度が2〜
20でマンヌロン酸のみで構成されるオリゴ糖およ
び(C)重合度が2〜20でグルロン酸とマンヌロン酸
で構成されるオリゴ糖の混合物よりなるアルギン
酸を分解して得られるオリゴ糖(以下、アルギン
酸オリゴ糖と称する。)または該オリゴ糖をPH1
〜4、100〜130℃の条件下で15分〜180分加熱処
理して得られるものを果樹に散布することを特徴
とする果物の品質改良方法を提供するものであ
る。 本発明に係るアルギン酸オリゴ糖とは以下のよ
うに定義される。アルギン酸、アルギン酸ナトリ
ウム、ポリエチレングリコールアルギン酸および
アルギン酸を含有する昆布などの藻類、微生物起
源の多糖体などをアルギン酸リアーゼなどの酵素
で分解するか、または塩酸などの酸で加水分解し
て得られる組成物またはその主成分であるオリゴ
糖で、オリゴ糖の構成糖成分はグルロン酸および
マンヌロン酸が主成分である。その重合度が2〜
20までのグルロン酸のみ、マンヌロン酸のみ、ま
たはグルロン酸とマンヌロン酸の組合せで構成さ
れるオリゴ糖類の混合物である。さらに、この混
合物、さらにまたこれらの組成物をPH1〜4、
100〜130℃の条件下で15分〜180分加熱して得ら
れる加熱処理物も同様に用いられる。をいう。 このような組成物は、例えば以下のごとくして
調製される。 原料とするアルギン酸としては、市販のアルギ
ン酸、アルギン酸ソーダやアルギン酸を含有する
昆布、カジメ.レソニア、ドルベリアなどの海藻
類およびシユードモナスなどの微生物の生産する
アルギン酸様多糖質などアルギン酸を含有する原
料は全て利用できる。 アルギン酸を分解する手段としては、塩酸、硫
酸などの酸で加水分解する方法とアルギン酸リア
ーゼなどの酵素で分解する手法が応用できる。酸
で加水分解する場合は、例えばアルギン酸ソーダ
5部に100部の水を加え、アルギン酸を溶解した
後、3部の濃塩酸を添加して90〜100℃、2〜4
時間加水分解を行つた後、過し、液を苛性ソ
ーダで中和し、濃縮することによつてアルギン酸
オリゴ糖を調製することができる。また、アルギ
ン酸リアーゼで分解する場合は、アルギン酸ソー
ダ5部に水を100部加えてアルギン酸を溶解後、
酵素の至適作用PHにPHを調整し、酵素をアルギン
酸ソーダ1g当り100〜4000単位添加して、酵素
の作用至適温度で24〜48時間反応させることによ
つてアルギン酸オリゴ糖を調製することができ
る。 アルギン酸リアーゼとしてアワビの消化管酵素
(商品名:アバロンアセトンパウダー、Merck社
製)を用いる場合は、至適作用PHは7〜8、至適
作用温度は20〜35℃である。 アルギン酸リアーゼの酵素活性はPH7.0、30℃
で0.2%アルギン酸ソーダ溶液に酵素を作用させ
たとき、30分間に230nmの吸光度を0.01上昇させ
る酵素力を1単位として表示した。 また、海藻類から直接オリゴ糖を得る場合は、
例えば乾燥昆布40部に水を1300部加え、PHを11と
した後、ホモゲナイザーで磨砕し、60℃で3時間
処理し、その後PHを5.5とした後、セルラーゼ
(商品名:メイセラーゼ、明治製菓(株)製)を対固
型分0.5%添加し、40℃で20時間反応後、PHを7.0
とし、アルギン酸リアーゼを固型分1g当り1000
単位添加して30℃で48時間反応させることにより
昆布より直接アルギン酸オリゴ糖を製造すること
ができる。 上記のごとくして得られた分解物中のアルギン
酸オリゴ糖の含有量は、分解原料によつて種々の
値をとるが、例えばアルギン酸ナトリウムを原料
とした酵素分解法で調製した場合は、固型物中40
〜100%に達する。また、昆布などの海藻類を原
料とした場合は固型物中10〜25%である。 このようにして得られたアルギン酸オリゴ糖
は、ミカンなどの樹木に50〜500γ/ml濃度の液
として、樹木1本当り5〜30を散布することに
より、収穫物の糖度を向上させ、嗜好性の高い果
物を得ることができる。 〔実施例〕 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。 実施例 1 アルギン酸ナトリウムを水に溶解して3%w/
vの溶液となし、これにアルギン酸リアーゼ(ア
バロンアセトンパウダー)と4000U/gアルギン
酸の割合で添加し、PH7.0、40℃で48時間反応さ
せてオリゴ糖を調製した後、PHを3.0に調製し、
120℃で2時間加熱処理を行つた。加熱処理後、
反応液のPHを7.0に中和し、アルギン酸オリゴ糖
を得た。このようにして得られたアルギン酸オリ
ゴ糖を10γ/ml、50γ/ml、200γ/ml、500γ/ml、
1000γ/mlの濃度とし、それぞれの濃度のアルギ
ン酸オリゴ糖をミカン(温州ミカン)の樹木1本
当り10の割合で発育期から完熟期の間に2回散
布し完熟させた後、ミカンを無作為に収穫し、そ
の糖度を常法により測定し、アルギン酸オリゴ糖
を散布しないミカンとの比較を行つた。この結果
を第1表に示す(n=20)。
【表】 第1表から明らかなように、アルギン酸オリゴ
糖の散布濃度50〜500γ/mlで糖度の上昇が認め
られた。温州ミカンにおいて「美味しい」と評価
されるために必要とされる糖度は11.0以上であ
り、対照のミカンは糖度が10.2であり甘味が不測
する。これに対しアルギン酸オリゴ糖濃度50〜
500γ/ml散布区で得られたミカンの糖度は11.2〜
12.4であり糖度も十分な上に、官能的にも美味な
ミカンであつた。 実施例 2 アルギン酸ナトリウム0.5%、ペプトン0.5%、
酵母エキス0.25%、MgSO4・7H2O 0.64%、
NaCl 0.96%、海水20%を含む培地(以下、LB
培地と称する。)を準備し、これを200mlの三角フ
ラスコに30ml分注して120℃、15分間殺菌した後、
アルテロモナス・エスビーLB102株を1白金耳植
菌し、25℃、240rpmで20時間培養したものを種
母とした。 5容ジヤーフアーメンターにLB培地3を
仕込み、120℃、15分間殺菌した後、上記種母20
mlを植菌し、25℃、240rpmで24時間培養した。
この培養液を10000rpmで30分間延伸分離処理を
行い、菌体を除去した上清液を得た。この上清液
を分子量1万カツトのホローフアイバーを用いて
精製し、酵素液250mlを得た。本酵素中のアルギ
ン酸リアーゼ活性は980U/mlであつた。 次に、昆布240gを1cm角に細断し、1%Na2
CO3溶液4を添加して90℃で1時間加熱処理を
実施した後、これを磨砕し、2.2%HCl溶液2
を添加して中和し、PH5.5とした。この液中にセ
ルラーゼ製剤(メイセラーゼ、明治製菓(株)製)
1.8gを添加して40℃で6時間反応させた。反応
終了後、PH7.0に調製し、上記のごとくして得ら
れたアルギン酸リアーゼを6万単位添加して40℃
で48時間反応させてアルギン酸オリゴ糖を調製し
た。 このようにして得られたアルギン酸オリゴ糖を
200γ/mlの濃度に溶解し、その溶液をミカン
(温州ミカン)の樹木1本当り10の割合で散布
した。散布方法はミカンの発育期から完熟期にか
けて2回実施した。ミカンの完熟後、ミカンを無
作為に収穫し、その糖度をアルギン酸オリゴ糖無
添加区(対照区)の糖度と比較した。この結果を
第2表に示す(n=20)。
【表】 表から明らかなように、アルギン酸オリゴ糖散
布区のミカンの糖度は対照区に比較して約2度上
昇し、さらに官能評価も高かつた。 [発明の効果] 本発明の方法に従つてアルギン酸オリゴ糖を果
樹に施用することにより、気候風土の影響を受け
ることなく果物の品種改良を手軽に行え、より美
味しい果物を生産することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (a)重合度が2〜20でグルロン酸のみで構成さ
    れるオリゴ糖、(b)重合度が2〜20でマンヌロン酸
    のみで構成されるオリゴ糖および(C)重合度が2〜
    20でグルロン酸とマンヌロン酸で構成されるオリ
    ゴ糖の混合物よりなるアルギン酸を分解して得ら
    れるオリゴ糖または該オリゴ糖をPH1〜4、100
    〜130℃の条件下で15分〜180分加熱処理して得ら
    れるものを果樹に散布することを特徴とする果物
    の品質改良方法。
JP62060061A 1987-03-17 1987-03-17 果物の品質改良方法 Granted JPS63226220A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62060061A JPS63226220A (ja) 1987-03-17 1987-03-17 果物の品質改良方法
US07/168,764 US4993185A (en) 1987-03-17 1988-03-16 Process for improving quality of fruit
ES8800806A ES2009245A6 (es) 1987-03-17 1988-03-17 Un procedimiento para mejorar la calidad de la fruta.

Applications Claiming Priority (1)

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JP62060061A JPS63226220A (ja) 1987-03-17 1987-03-17 果物の品質改良方法

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JPS63226220A JPS63226220A (ja) 1988-09-20
JPH0433409B2 true JPH0433409B2 (ja) 1992-06-03

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ID=13131193

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US4993185A (en) 1991-02-19
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