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JPH04322079A - コネクタ端子の二重係止機構 - Google Patents

コネクタ端子の二重係止機構

Info

Publication number
JPH04322079A
JPH04322079A JP8829191A JP8829191A JPH04322079A JP H04322079 A JPH04322079 A JP H04322079A JP 8829191 A JP8829191 A JP 8829191A JP 8829191 A JP8829191 A JP 8829191A JP H04322079 A JPH04322079 A JP H04322079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
retainer
contact terminal
connector
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8829191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2585878B2 (ja
Inventor
Takeya Miwa
剛也 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP3088291A priority Critical patent/JP2585878B2/ja
Publication of JPH04322079A publication Critical patent/JPH04322079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2585878B2 publication Critical patent/JP2585878B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタにおける接触
端子の後抜けを二重に阻止するための、二重係止機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】図8において、コネクタハウジングfの
一方の側面から後述する端子挿通孔eと交叉する方向に
係止用リテーナb用の孔gが設けられている。上下2段
に複数の端子挿通孔aを設けられたリテーナbは両端に
仮係止突起c1 を突設した可撓係止片cと本係止突起
d1 を突設した可撓係止片dがそれぞれ連設されてい
る。
【0003】図9において、リテーナb用の孔gの一対
の相対する内壁側面の一方には前記リテーナbの仮係止
突起c1 と係合する仮係合突起(図示せず)が設けら
れ、他方には本係止突起d1 と係合する本係合突起(
図示せず)がそれぞれ設けられている。端子収容室eの
前端開口部には、接触端子hの前抜けを防止する突壁e
1 が設けられ、底壁には接触端子hの第1肩部h1 
と係合する可撓係止片iが接触端子hの挿入方向に向け
て連設されて、接触端子hを端子収容室eに収容する係
止手段を構成している。
【0004】接触端子hは相手端子に挿入する電気接触
部h2 と電線接続部h3 からなる雄端子として形成
されている。リテーナbによるコネクタ端子の二重係止
は、図9に示すように、先ずコネクタハウジングfの孔
gにリテーナbを挿入して可撓係止片cの仮係止突起c
1 を孔gの内壁側面の仮係合突起と係合させて仮係止
の状態として、収容室eに接触端子hを挿入し可撓係止
片iの先端にて接触端子hの第1肩部h1 が係止され
る。次いで、コネクタハウジングfと仮係止状態のリテ
ーナbをj方向に圧入してリテーナbの両端に設けられ
た可撓係止片dの本係止突起d1 と孔gの相対する内
側面の本係合突起と係合させて本係止の状態とする(図
10参照)。この時リテーナbの挿通孔aの端部b1 
は接触端子hの第2肩部h4 に当接して後抜け方向に
対して接触端子hは二重に係止される。
【0005】近年、部品の高密度化実装が要求されコネ
クタにおいても小型化が求められている。この一貫とし
てコネクタハウジングを延長方向に短縮しようとする場
合、コネクタハウジングの基幹となる接触端子部を短縮
しようとすることになる。ところが、図9の接触端子h
の第2肩部h4 から電線接続部h3 の端までの長さ
m1 と第1肩部h1 から電気接触部h2 の先端ま
での長さm2 は強度上或いは電気接触抵抗の保持上ど
うしても短縮出来ない。従って、接触端子hの第2肩部
h4 から第1肩部h1 までの長さm3 のみが短縮
出来る可能性を残している。しかし図9に示すように可
撓係止片iは接触端子hを挿入するときには下方に撓み
、正しい位置に収まった時先端で接触端子hの肩部を正
しく係止する機能を保持するためには、どうしても或る
長さが必要であり、これ以上にm3 の長さを短縮する
ことは不可能であった。従って、コネクタハウジングの
基幹となる接触端子部をこれ以上短縮することは難しく
ひいてはコネクタの短縮が不可能であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、接触端子の後抜けを二重に阻止するコネクタに
おいて、延長方向の長さを短縮し小型化したコネクタ端
子の二重係止機構を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】ハウジングに設けた孔に
挿入されて、ハウジング内の収容室に装着される接触端
子との係合により、前記収容室と該接触端子の間に設け
られる可撓係止片とともに、該接触端子の後抜けを二重
に阻止するリテーナを備えたコネクタにおいて、前記可
撓係止片を該接触端子の挿入方向と対向する方向に向け
て設けた構成とした。
【0008】
【作用】ハウジング内に収容される接触端子の後抜けを
二重に阻止するコネクタの長さを短縮し小型化するため
、接触端子の後抜けを防止しかつ接触端子を端子収容室
に係止する手段として端子収容室の壁に接触端子の挿入
方向と対向する方向に向けて可撓係止片を設けた。従っ
て、此の可撓係止片にて係止される接触端子の第1肩部
とリテーナにて係止される第2肩部間の水平距離が短縮
され(可撓係止片のアームの長さが付加されず)その分
接触端子を短くすることが出来、二重係止コネクタを小
型化することが達成できた。
【0009】
【実施例】図1は本発明による実施例の分解斜視図であ
り、図2は本発明による実施例の分解断面図である。図
3は可撓係止片6の拡大斜視図である。図4はリテーナ
1がハウジング2に仮係止状態に係合された状態の縦断
面図であり、図5はリテーナ1がハウジング2に本係止
状態に係合された状態の縦断面図である。図1において
、二重係止コネクタAは係止用リテーナ1及びハウジン
グ2から構成され、コネクタハウジング2の一方の側面
から後述する端子収容室3と交叉する方向にリテーナ1
用の孔4が設けられている。上下2段に複数の端子挿通
孔1cを設けられたリテーナ1は両端に仮係止突起1a
1 を突設した可撓係止片1aと本係止突起1b1 を
突設した可撓係止片1bがそれぞれ連設されている。
【0010】図2において、上下段各々に複数の端子収
容室3を設けたハウジング2には端子収容室3と交叉す
る方向にリテーナ1用の孔4が設けられるとともに、該
孔4の一対の相対する内壁側面の一方には前記リテーナ
1の仮係止突起1a1 と係合する仮係合突起4aがも
うけられ他方には本係止突起1b1 と係合する本係合
突起4bがそれぞれ設けられている(図6,図7参照)
。端子収容室3の前端開口部には、接触端子5の前抜け
を防止する突壁3aが設けられ、底壁には、前端に係止
端面6aを形成し上面が後方に向かって傾斜した傾斜部
6cを設けた係合突起6bを先端に突設した可撓係止片
6が支点6dを前方にして接触端子5の挿入方向と対向
する方向に向けて連設され、接触端子5を端子収容室3
に収容する際接触端子5の第1肩部5aと前記係止端面
6aが係合して係止手段を構成している(図2,図3参
照)。
【0011】図2において、接触端子5は相手端子に挿
入する電気接触部5cと電線接続部5dからなる雄端子
として形成されている。リテーナ1によるコネクタ端子
の二重係止は、図2に示すように、先ずハウジング2の
孔4にリテーナ1を挿入して可撓係止片1aの仮係止突
起1a1 を孔4の相対する内側面の仮係合突起4aと
係合させて仮係止の状態として(図6参照)、収容室3
に接触端子5を挿入すると接触端子5のテーパー部5e
により可撓係止片6の係合突起6bの傾斜部6cが下方
に変位させられて可撓係止片6の先端の係合突起6bの
係合端面6aにて接触端子5の第1肩部5aが後抜け方
向に対して係止される(図4,図6参照)。次いで、ハ
ウジング2と仮係止状態のリテーナ1をD方向に圧入し
てリテーナ1の両端に設けられた可撓係止片1bの本係
止突起1b1 と孔4の相対する内側面の本係合突起4
bと係合させて本係止の状態とする(図5,図7参照)
。この時リテーナ1の挿通孔1cの端縁1c1 は接触
端子5の第2肩部5bに当接して後抜け方向に対して接
触端子5は二重に係止される(図5参照)。
【0012】上記のように構成されているので、可撓係
止片6を接触端子5の挿入方向と対向する方向に連設す
ることにより、接触端子5の二重係止に必要な2箇所の
係止作用点である可撓係止片6の係合突起6bの係合端
面6aとリテーナ1の端縁1c1 との水平距離は係合
突起6bの前後方向の厚さM3 だけに縮小出来る(図
2,図3参照)。従って、図2の接触端子5の可撓係止
片6の係合端面6aに対向する第1肩部5aとリテーナ
1の挿通孔1cの端縁1c1 と対向する第2肩部5b
との間隔M3 は従来例の接触端子hの第2肩部h4 
から第1肩部h1 までの長さm3 (可撓係止片iの
アームの長さも加算されている)の略半分に短縮するこ
とが出来る。即ち接触端子5の第2肩部5bから電気接
続部5dの端縁までの長さM1 は従来例の第2肩部h
4 から電線接続部h3 の端縁までの長さm1 とほ
ぼ等しく、接触端子5の第1肩部5aから電気接触部5
cの先端までの長さM2 は従来例の第1肩部h1 か
ら電線接触部h2 の先端までの長さm2 とほぼ等し
いいが接触端子5の全長であるM1 ,M2 及びM3
 の和は、従来例の接触端子hの全長であるm1 ,m
2 及びm3 の和よりM3 の短縮分だけ短くなる(
図2,図9参照)。  従って、本実施例の接触端子を
装着したコネクタハウジングの全長は短縮することが出
来る。
【0013】尚、本実施例では、接触端子を雄型の例で
説明したが、雌型の接触端子であっても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記したように構成したので、
接触端子の後抜けを二重に阻止するコネクタにおいて、
延長方向の長さを短縮したコネクタ端子の二重係止機構
を提供出来るのでより小型のコネクタを製作出来ること
を特長とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の二重係止コネクタの分解斜視
図である。
【図2】本発明による実施例の分解断面図である。
【図3】可撓係止片の拡大斜視図である。
【図4】リテーナがハウジングに仮係止状態に係合され
た状態の縦断面図である。
【図5】リテーナがハウジングに本係止状態に係合され
た状態の縦断面図である。
【図6】仮係止状態における可撓係止片の作動図である
【図7】仮係止状態における可撓係止片の作動図である
【図8】従来例の二重係止コネクタの分解斜視図である
【図9】従来例の分解断面図である。
【図10】従来例のリテーナがハウジングに本係止状態
に係合された状態の縦断面図である。
【符号の説明】
A    二重係止コネクタ 1    リテーナ 2    ハウジング 3    収容室 4    孔 5    接触端子 6    可撓係止片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハウジングに設けた孔に挿入されて、
    ハウジング内の収容室に装着される接触端子との係合に
    より、前記収容室と該接触端子の間に設けられる可撓係
    止片とともに、該接触端子の後抜けを二重に阻止する係
    止用リテーナを備えたコネクタにおいて、前記可撓係止
    片を該接触端子の挿入方向と対向する方向に向けて設け
    たことを特徴とするコネクタ端子の二重係止機構。
JP3088291A 1991-04-19 1991-04-19 コネクタ端子の二重係止機構 Expired - Lifetime JP2585878B2 (ja)

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JP2585878B2 (ja) 1997-02-26

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