JPH04320243A - パノラマ撮影機能付きカメラの撮影モード切替機構 - Google Patents
パノラマ撮影機能付きカメラの撮影モード切替機構Info
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- JPH04320243A JPH04320243A JP3115369A JP11536991A JPH04320243A JP H04320243 A JPH04320243 A JP H04320243A JP 3115369 A JP3115369 A JP 3115369A JP 11536991 A JP11536991 A JP 11536991A JP H04320243 A JPH04320243 A JP H04320243A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B37/00—Panoramic or wide-screen photography; Photographing extended surfaces, e.g. for surveying; Photographing internal surfaces, e.g. of pipe
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B1/00—Film strip handling
- G03B1/42—Guiding, framing, or constraining film in desired position relative to lens system
- G03B1/48—Gates or pressure devices, e.g. plate
- G03B1/50—Gates or pressure devices, e.g. plate adjustable or interchangeable, e.g. for different film widths
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、撮影レンズを、カメ
ラの携行に便利なようにカメラ本体に格納した格納位置
と、撮影に供することができる撮影位置とに移動させる
機構を備えるとともに、通常の写真の撮影とパノラマ写
真の撮影とを切替えて用いることができるパノラマ撮影
機能付きカメラの撮影モード切替機構に関する。
ラの携行に便利なようにカメラ本体に格納した格納位置
と、撮影に供することができる撮影位置とに移動させる
機構を備えるとともに、通常の写真の撮影とパノラマ写
真の撮影とを切替えて用いることができるパノラマ撮影
機能付きカメラの撮影モード切替機構に関する。
【0002】
【従来の技術】写真撮影の用途範囲や楽しみ方の範囲が
広くなるように、通常の撮影機能に併せてパノラマ撮影
機能を備えたパノラマ撮影機能付きカメラ、特にいわゆ
るコンパクトカメラが普及している。この種のパノラマ
撮影機能付きカメラでは、アパーチュアの前方に該アパ
ーチュアの辺に沿った軸を中心として一対の遮光板が設
けられており、パノラマ撮影時には該遮光板をアパーチ
ュアの一部と重畳する位置まで回動させるようにしてあ
る。すなわち、この回動によって図6に示すように、フ
ィルム1の上下部が図上斜線で示すように遮光板2、4
に覆われて当該部分が露光されず横長の画面となるから
、広角の撮影レンズを用いて撮影することによりパノラ
マ写真を撮影できるものである。また、遮光板2、4を
回動させてアパーチュアの一部から退避させれば、通常
の写真を撮影できる。なお、図6において斜線部が存し
ない状態の画面が通常撮影時の画面となる。
広くなるように、通常の撮影機能に併せてパノラマ撮影
機能を備えたパノラマ撮影機能付きカメラ、特にいわゆ
るコンパクトカメラが普及している。この種のパノラマ
撮影機能付きカメラでは、アパーチュアの前方に該アパ
ーチュアの辺に沿った軸を中心として一対の遮光板が設
けられており、パノラマ撮影時には該遮光板をアパーチ
ュアの一部と重畳する位置まで回動させるようにしてあ
る。すなわち、この回動によって図6に示すように、フ
ィルム1の上下部が図上斜線で示すように遮光板2、4
に覆われて当該部分が露光されず横長の画面となるから
、広角の撮影レンズを用いて撮影することによりパノラ
マ写真を撮影できるものである。また、遮光板2、4を
回動させてアパーチュアの一部から退避させれば、通常
の写真を撮影できる。なお、図6において斜線部が存し
ない状態の画面が通常撮影時の画面となる。
【0003】したがって、このパノラマ撮影機能付きカ
メラでは、上記遮光板2、4を回動させて、撮影モード
を通常撮影モードとパノラマ撮影モードとに相互に切替
えるための撮影モード切替機構を具備している。
メラでは、上記遮光板2、4を回動させて、撮影モード
を通常撮影モードとパノラマ撮影モードとに相互に切替
えるための撮影モード切替機構を具備している。
【0004】本件出願人はこの種の撮影モード切替機構
を既に提案した(実願平1−145772号)。この撮
影モード切替機構は、カメラの固定鏡胴などの不動部分
に光軸と直交する方向の軸を一対植設し、該それぞれ軸
を中心として回動自在な一対の作動アームを、その中央
部を該軸に支持させて設け、これらの作動アームの一端
を互に連係させ、それぞれの作動アームの他端に前記遮
光板2、4をそれぞれ連係させてある。また、上記一対
の作動アームのぞれぞれには戻しバネの復元力が付勢さ
れており、該復元力を受けて作動アームが遮光板2、4
を拘束している位置から拘束を解除する位置まで回動す
るようにしてある。
を既に提案した(実願平1−145772号)。この撮
影モード切替機構は、カメラの固定鏡胴などの不動部分
に光軸と直交する方向の軸を一対植設し、該それぞれ軸
を中心として回動自在な一対の作動アームを、その中央
部を該軸に支持させて設け、これらの作動アームの一端
を互に連係させ、それぞれの作動アームの他端に前記遮
光板2、4をそれぞれ連係させてある。また、上記一対
の作動アームのぞれぞれには戻しバネの復元力が付勢さ
れており、該復元力を受けて作動アームが遮光板2、4
を拘束している位置から拘束を解除する位置まで回動す
るようにしてある。
【0005】そして、適宜な入力手段により一方の作動
アームを適宜方向に回動させると該回動に連動して他方
の作動アームも回動し、これら作動アームの回動により
上記遮光板2、4が押されて回動することによりアパー
チュアの一部に重畳してパノラマ撮影位置に位置するよ
うにしてある。なお、この遮光板2、4がパノラマ撮影
位置にある場合には、上記入力手段が適宜に掛止されて
作動アームに係合した状態となるようにしてある。
アームを適宜方向に回動させると該回動に連動して他方
の作動アームも回動し、これら作動アームの回動により
上記遮光板2、4が押されて回動することによりアパー
チュアの一部に重畳してパノラマ撮影位置に位置するよ
うにしてある。なお、この遮光板2、4がパノラマ撮影
位置にある場合には、上記入力手段が適宜に掛止されて
作動アームに係合した状態となるようにしてある。
【0006】また、パノラマ撮影位置から通常撮影位置
に遮光板2、4を復帰させるためにには、上記入力手段
を復帰させて作動アームとの係合を解除させる。これに
より上記戻しバネの復元力を受けて、一対の作動アーム
が逆方向に回動して遮光板2、4の拘束を解除する。こ
のため、遮光板2、4がそれらに付勢された復帰バネの
復元力を受けて回動して通常撮影位置に位置することに
なる。この通常撮影位置ではフィルム1は遮光板2、4
に覆われることなく1コマの全体に渡って露光される状
態となる。
に遮光板2、4を復帰させるためにには、上記入力手段
を復帰させて作動アームとの係合を解除させる。これに
より上記戻しバネの復元力を受けて、一対の作動アーム
が逆方向に回動して遮光板2、4の拘束を解除する。こ
のため、遮光板2、4がそれらに付勢された復帰バネの
復元力を受けて回動して通常撮影位置に位置することに
なる。この通常撮影位置ではフィルム1は遮光板2、4
に覆われることなく1コマの全体に渡って露光される状
態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の撮影モ
ード切替機構では、上記一対の作動アームや戻しバネな
どの部品を必要としているから、部品点数が多く複雑な
機構となっている。また、一対の作動アームを連係させ
た構造であり、これらが確実に作動するためには確実に
連係していなければならず、連係部などが複雑な構造で
あるとともに連係状態の調整作業が煩雑となっている。 しかも、これら作動アームには遮光板2、4も確実に連
係していなければならないから、これらを連係させる部
分にも複雑な構造と煩雑な調整作業を要している。
ード切替機構では、上記一対の作動アームや戻しバネな
どの部品を必要としているから、部品点数が多く複雑な
機構となっている。また、一対の作動アームを連係させ
た構造であり、これらが確実に作動するためには確実に
連係していなければならず、連係部などが複雑な構造で
あるとともに連係状態の調整作業が煩雑となっている。 しかも、これら作動アームには遮光板2、4も確実に連
係していなければならないから、これらを連係させる部
分にも複雑な構造と煩雑な調整作業を要している。
【0008】そこで、この発明の目的は、部品点数を減
じるとともに、複雑な構造を必要とせず、しかも確実に
所望の動作を行なわせることができるパノラマ撮影機能
付きカメラの撮影モード切替機構を提供することにある
。
じるとともに、複雑な構造を必要とせず、しかも確実に
所望の動作を行なわせることができるパノラマ撮影機能
付きカメラの撮影モード切替機構を提供することにある
。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的のため、この
発明に係る撮影モード切替機構は、撮影レンズを保持し
た鏡胴を光軸方向に移動させることにより、該撮影レン
ズを撮影に供することができる撮影位置と、カメラ本体
に格納した格納位置とに移動させる沈胴式撮影レンズを
有し、切替ボタンなどの操作部の操作によって、通常の
写真を撮影する撮影モードとパノラマ写真を撮影するパ
ノラマ撮影モードを切替えて撮影することができ、パノ
ラマ撮影モードにある場合には、アパーチュアの辺とほ
ぼ平行に設けられた軸を中心として回動する遮光板が、
該回動によってアパーチュアの一部と重畳してフィルム
の一部を覆い、通常撮影モードにある場合には、該遮光
板がアパーチュアの上記一部から退避して該アパーチュ
アを開放する撮影モード切替機構を有するパノラマ撮影
機能付きカメラにおいて、前記操作部の操作に連動して
、前記遮光板の回動軸と交差する方向に摺動自在な作動
レバーを該遮光板の端縁に臨んで設け、該遮光板の作動
レバーに臨んだ端縁に係合部を設け、上記作動レバーの
適宜部位に該係合部と係脱自在な係止部を設け、前記鏡
胴の沈胴位置への移動によって該鏡胴に押動されて上記
遮光板が回動することにより上記係合部が上記係止部に
係合するとともに、該遮光板をパノラマ撮影位置に位置
させ、上記作動レバーの摺動によりこれら係合部と係止
部の係合状態が解除されて、遮光板が通常撮影位置まで
復帰し、上記操作部が操作されてパノラマ撮影モードが
選択された際に、上記鏡胴が沈胴位置まで後退した後、
撮影位置まで前進することを特徴としている。
発明に係る撮影モード切替機構は、撮影レンズを保持し
た鏡胴を光軸方向に移動させることにより、該撮影レン
ズを撮影に供することができる撮影位置と、カメラ本体
に格納した格納位置とに移動させる沈胴式撮影レンズを
有し、切替ボタンなどの操作部の操作によって、通常の
写真を撮影する撮影モードとパノラマ写真を撮影するパ
ノラマ撮影モードを切替えて撮影することができ、パノ
ラマ撮影モードにある場合には、アパーチュアの辺とほ
ぼ平行に設けられた軸を中心として回動する遮光板が、
該回動によってアパーチュアの一部と重畳してフィルム
の一部を覆い、通常撮影モードにある場合には、該遮光
板がアパーチュアの上記一部から退避して該アパーチュ
アを開放する撮影モード切替機構を有するパノラマ撮影
機能付きカメラにおいて、前記操作部の操作に連動して
、前記遮光板の回動軸と交差する方向に摺動自在な作動
レバーを該遮光板の端縁に臨んで設け、該遮光板の作動
レバーに臨んだ端縁に係合部を設け、上記作動レバーの
適宜部位に該係合部と係脱自在な係止部を設け、前記鏡
胴の沈胴位置への移動によって該鏡胴に押動されて上記
遮光板が回動することにより上記係合部が上記係止部に
係合するとともに、該遮光板をパノラマ撮影位置に位置
させ、上記作動レバーの摺動によりこれら係合部と係止
部の係合状態が解除されて、遮光板が通常撮影位置まで
復帰し、上記操作部が操作されてパノラマ撮影モードが
選択された際に、上記鏡胴が沈胴位置まで後退した後、
撮影位置まで前進することを特徴としている。
【0010】
【作用】パノラマ写真を撮影したい場合には、撮影者は
上記操作部を操作してパノラマ撮影モードを選択する。 これにより上記作動レバーが、該作動レバーの係止部が
上記遮光板の係合部と係合することができる位置まで摺
動する。
上記操作部を操作してパノラマ撮影モードを選択する。 これにより上記作動レバーが、該作動レバーの係止部が
上記遮光板の係合部と係合することができる位置まで摺
動する。
【0011】また、上記鏡胴が沈胴位置まで後退し、そ
の途中で遮光板に当接してこれをパノラマ撮影位置まで
回動させる。遮光板の回動によりその係合部が作動レバ
ーの係止部と係合して、該遮光板はパノラマ撮影位置に
維持される。他方、沈胴位置まで後退した鏡胴は、撮影
位置まで前進して撮影レンズを撮影に供する位置に位置
付かせる。
の途中で遮光板に当接してこれをパノラマ撮影位置まで
回動させる。遮光板の回動によりその係合部が作動レバ
ーの係止部と係合して、該遮光板はパノラマ撮影位置に
維持される。他方、沈胴位置まで後退した鏡胴は、撮影
位置まで前進して撮影レンズを撮影に供する位置に位置
付かせる。
【0012】そして、レリーズされるとアパーチュアの
一部に上記遮光板が重畳して、フィルムの一部が該遮光
板に覆われた状態となり、パノラマ写真が撮影される。
一部に上記遮光板が重畳して、フィルムの一部が該遮光
板に覆われた状態となり、パノラマ写真が撮影される。
【0013】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいてこの発明に
係るパノラマ撮影機能付きカメラの撮影モード切替機構
を具体的に説明する。
係るパノラマ撮影機能付きカメラの撮影モード切替機構
を具体的に説明する。
【0014】図1はこの発明の要部を示す概略斜視図で
、撮影レンズ6は鏡胴8に保持されており、該鏡胴8は
図示しない鏡胴駆動モータによって光軸Sの方向に進退
して、カメラの携行時などに撮影レンズ6を保護するの
に適宜な沈胴位置と撮影レンズ6を撮影に供することが
できる撮影位置とに位置付かせる。なお、この鏡胴の駆
動方式は、光軸Sに沿ってスライドすることにより進退
するもの、あるいはヘリコイド機構によって光軸Sを中
心として回動することにより進退するものなど、いずれ
の方式であっても構わない。本実施例の場合はスライド
式のものとして示してある。
、撮影レンズ6は鏡胴8に保持されており、該鏡胴8は
図示しない鏡胴駆動モータによって光軸Sの方向に進退
して、カメラの携行時などに撮影レンズ6を保護するの
に適宜な沈胴位置と撮影レンズ6を撮影に供することが
できる撮影位置とに位置付かせる。なお、この鏡胴の駆
動方式は、光軸Sに沿ってスライドすることにより進退
するもの、あるいはヘリコイド機構によって光軸Sを中
心として回動することにより進退するものなど、いずれ
の方式であっても構わない。本実施例の場合はスライド
式のものとして示してある。
【0015】カメラ本体のアパーチュア10の開口緑の
上下部には、該アパーチュア10の上辺と下辺に沿った
軸2a、4aをそれぞれ中心として回動自在な遮光板2
、4が設けられている。この遮光板2、4は上記軸2a
、4aを中心として回動することによりアパーチュア1
0の上部と下部に重畳して該アパーチュア10の開口の
一部を覆うようにしてあり、当該位置がパノラマ撮影位
置となっている。また、遮光板2、4がアパーチュア1
0を覆うことなく、その開口を全体に開放した状態にあ
る遮光板2、4の位置が通常撮影位置となる。遮光板2
、4の上記軸2a、4aにはねじりコイルバネからなる
開放バネ2b、4bが巻装されており、その復元力を、
遮光板2、4がパノラマ撮影位置から通常撮影位置に回
動するよう付勢してある。さらに、遮光板2、4の軸2
a、4aとは反対側の端縁には係合部としての係合ピン
12、14がそれぞれ植設されている。
上下部には、該アパーチュア10の上辺と下辺に沿った
軸2a、4aをそれぞれ中心として回動自在な遮光板2
、4が設けられている。この遮光板2、4は上記軸2a
、4aを中心として回動することによりアパーチュア1
0の上部と下部に重畳して該アパーチュア10の開口の
一部を覆うようにしてあり、当該位置がパノラマ撮影位
置となっている。また、遮光板2、4がアパーチュア1
0を覆うことなく、その開口を全体に開放した状態にあ
る遮光板2、4の位置が通常撮影位置となる。遮光板2
、4の上記軸2a、4aにはねじりコイルバネからなる
開放バネ2b、4bが巻装されており、その復元力を、
遮光板2、4がパノラマ撮影位置から通常撮影位置に回
動するよう付勢してある。さらに、遮光板2、4の軸2
a、4aとは反対側の端縁には係合部としての係合ピン
12、14がそれぞれ植設されている。
【0016】上記アパーチュア10の側方であって、上
記遮光板2、4の係合ピン12、14が植設された端縁
に臨んだ部分には、作動レバー20がカメラ本体に対し
て摺動自在に配設されており、その摺動の方向を遮光板
2、4の軸2a、4aと交差する方向としてある。この
作動レバー20の一部であって、遮光板2、4がパノラ
マ撮影位置にあるときに上記係合ピン12、14が臨ん
だ部分には、係止部としての係止突起22、24がそれ
ぞれ設けられている。これら係止突起22、24の遮光
板2、4に臨んだ面は、アパーチュア10側の端部が鏡
胴8側の端部よりも遮光板2、4側に突出して光軸Sに
対して傾いている斜面22a、24aとしてある。また
、これら係止突起22、24が形成された部分は、作動
レバー20のアーム部20a、20bの先端部としてあ
り、これらアーム部20a、20bは後述する作用を十
分に果せる程度に撓むことができる弾性を備えている。
記遮光板2、4の係合ピン12、14が植設された端縁
に臨んだ部分には、作動レバー20がカメラ本体に対し
て摺動自在に配設されており、その摺動の方向を遮光板
2、4の軸2a、4aと交差する方向としてある。この
作動レバー20の一部であって、遮光板2、4がパノラ
マ撮影位置にあるときに上記係合ピン12、14が臨ん
だ部分には、係止部としての係止突起22、24がそれ
ぞれ設けられている。これら係止突起22、24の遮光
板2、4に臨んだ面は、アパーチュア10側の端部が鏡
胴8側の端部よりも遮光板2、4側に突出して光軸Sに
対して傾いている斜面22a、24aとしてある。また
、これら係止突起22、24が形成された部分は、作動
レバー20のアーム部20a、20bの先端部としてあ
り、これらアーム部20a、20bは後述する作用を十
分に果せる程度に撓むことができる弾性を備えている。
【0017】そして、撮影モードを通常撮影モードとパ
ノラマ撮影モードに切替える切替ボタンや切替スイッチ
などの操作部(図示せず)が、カメラ本体の適宜位置に
設けられている。該操作部が操作されると、該操作部に
連係したスイッチがONするなどにより鏡胴駆動モータ
の駆動回路にパノラマ処理信号が入力されて、該鏡胴駆
動モータの作動によって鏡胴8が格納位置まで後退した
のち前進して撮影位置に位置するようにしてある。また
、該鏡胴8が格納位置に位置した状態では、遮光板2、
4がパノラマ撮影位置に位置するようにしてある。
ノラマ撮影モードに切替える切替ボタンや切替スイッチ
などの操作部(図示せず)が、カメラ本体の適宜位置に
設けられている。該操作部が操作されると、該操作部に
連係したスイッチがONするなどにより鏡胴駆動モータ
の駆動回路にパノラマ処理信号が入力されて、該鏡胴駆
動モータの作動によって鏡胴8が格納位置まで後退した
のち前進して撮影位置に位置するようにしてある。また
、該鏡胴8が格納位置に位置した状態では、遮光板2、
4がパノラマ撮影位置に位置するようにしてある。
【0018】他方、上記操作部がパノラマ撮影モードを
選択するために操作されると、上記作動レバー20が摺
動して、その係止突起22、24が、遮光板2、4の軸
2a、4aを中心とした回動に伴われる係合ピン12、
14の旋回域内に位置するようにしてある。また、操作
部を操作して通常撮影モードを選択すると、上記作動レ
バー20がパノラマ撮影モードを選択した際とは逆方向
に摺動して、上記係止突起22、24が上記係合ピン1
2、14の旋回域から退避するようにしてある。
選択するために操作されると、上記作動レバー20が摺
動して、その係止突起22、24が、遮光板2、4の軸
2a、4aを中心とした回動に伴われる係合ピン12、
14の旋回域内に位置するようにしてある。また、操作
部を操作して通常撮影モードを選択すると、上記作動レ
バー20がパノラマ撮影モードを選択した際とは逆方向
に摺動して、上記係止突起22、24が上記係合ピン1
2、14の旋回域から退避するようにしてある。
【0019】なお、この作動レバー20の摺動は、該作
動レバー20の一端部をカメラ本体の外面に現出させて
、該一端部を押込んだり、引上げたりすることによって
行なうようにしてもよく、この場合には上記操作部は作
動レバー20の該一端部が兼ねることになる。また、操
作部をスイッチとし、該スイッチのON・OFFによっ
てソレノイドなどに通電したりすることにより、該作動
レバー20を摺動するようにしたものであっても構わな
い。
動レバー20の一端部をカメラ本体の外面に現出させて
、該一端部を押込んだり、引上げたりすることによって
行なうようにしてもよく、この場合には上記操作部は作
動レバー20の該一端部が兼ねることになる。また、操
作部をスイッチとし、該スイッチのON・OFFによっ
てソレノイドなどに通電したりすることにより、該作動
レバー20を摺動するようにしたものであっても構わな
い。
【0020】さらに、上記操作部を装填されたフィルム
1に覆われてしまう部分、例えばアパーチュア10の側
方であってスプールとパトローネの間などに設ければ、
フィルム1の装填時にパノラマ撮影モードまたは通常撮
影モードの選択がなされ、当該フィルム1の全てのコマ
の撮影が終了するまで、選択された撮影モードで撮影さ
れることになる。他方、該操作部をカメラ本体の外面、
例えばレリーズボタンの側方などに設ければ、装填され
たフィルム1の各コマに対して撮影モードを変更して撮
影することができる。
1に覆われてしまう部分、例えばアパーチュア10の側
方であってスプールとパトローネの間などに設ければ、
フィルム1の装填時にパノラマ撮影モードまたは通常撮
影モードの選択がなされ、当該フィルム1の全てのコマ
の撮影が終了するまで、選択された撮影モードで撮影さ
れることになる。他方、該操作部をカメラ本体の外面、
例えばレリーズボタンの側方などに設ければ、装填され
たフィルム1の各コマに対して撮影モードを変更して撮
影することができる。
【0021】以上により構成したこの発明に係る撮影モ
ード切替機構の動作を、図2ないし図5に従って説明す
る。なお、これら図2ないし図5は光軸Sを含む垂直面
で切断した要部の断面図である。
ード切替機構の動作を、図2ないし図5に従って説明す
る。なお、これら図2ないし図5は光軸Sを含む垂直面
で切断した要部の断面図である。
【0022】図2は鏡胴8が撮影位置にあって撮影レン
ズ6が撮影に供することができる状態にある場合に、操
作部が操作されてパノラマ撮影モードが選択された場合
を示すもので、作動レバー20が摺動してその係止突起
22、24が係合ピン12、14の旋回域内に位置して
おり、鏡胴8はまだ撮影位置にあり、遮光板2、4は通
常撮影位置にある。この状態で上記操作部の操作によっ
て図示しない鏡胴駆動モータが作動して鏡胴8を格納位
置まで後退させる。その後退の途中で鏡胴8の後端部が
遮光板2、4の当接すると、これら遮光板2、4が開放
バネ2b、4bの復元力に抗してそれぞれ軸2a、4a
を中心として回動する。この場合、上側遮光板2は図2
上反時計回り方向に方向に回動し、下側遮光板4は図2
上時計回り方向に回動する。
ズ6が撮影に供することができる状態にある場合に、操
作部が操作されてパノラマ撮影モードが選択された場合
を示すもので、作動レバー20が摺動してその係止突起
22、24が係合ピン12、14の旋回域内に位置して
おり、鏡胴8はまだ撮影位置にあり、遮光板2、4は通
常撮影位置にある。この状態で上記操作部の操作によっ
て図示しない鏡胴駆動モータが作動して鏡胴8を格納位
置まで後退させる。その後退の途中で鏡胴8の後端部が
遮光板2、4の当接すると、これら遮光板2、4が開放
バネ2b、4bの復元力に抗してそれぞれ軸2a、4a
を中心として回動する。この場合、上側遮光板2は図2
上反時計回り方向に方向に回動し、下側遮光板4は図2
上時計回り方向に回動する。
【0023】これら遮光板2、4の回動に伴われて係合
ピン12、14がそれぞれ軸2a、4aを中心として旋
回し、旋回途中でこれら係合ピン12、14の先端が作
動レバー20の係止突起22、24の斜面22a、24
aに当接する。さらに鏡胴8が後退すると、係合ピン1
2、14はさらに旋回して係止突起22、24を押圧す
ることになる。これら係止突起22、24は作動レバー
20のアーム部20a に設けられているから、係止突
起22、24が係合ピン12、14によって押圧される
と該アーム部20a が撓んで係合ピン12、14が斜
面22a、24aを擦過することになる。そして、鏡胴
8が格納位置まで後退すると、係合ピン12、14は係
止突起22、24のアパーチュア10側に外れ、アーム
部20aが自由となって係止突起22、24は係合ピン
12、14の旋回域内を占位した状態に復帰することに
なり、係合ピン12、14が係止突起22、24のアパ
ーチュア10側の面に当接して拘束されることになる。 そしてこの状態で遮光板2、4はパノラマ撮影位置、即
ち該遮光板2、4がアパーチュア10の開口の上下部の
一部に重畳した位置に位置することになる。
ピン12、14がそれぞれ軸2a、4aを中心として旋
回し、旋回途中でこれら係合ピン12、14の先端が作
動レバー20の係止突起22、24の斜面22a、24
aに当接する。さらに鏡胴8が後退すると、係合ピン1
2、14はさらに旋回して係止突起22、24を押圧す
ることになる。これら係止突起22、24は作動レバー
20のアーム部20a に設けられているから、係止突
起22、24が係合ピン12、14によって押圧される
と該アーム部20a が撓んで係合ピン12、14が斜
面22a、24aを擦過することになる。そして、鏡胴
8が格納位置まで後退すると、係合ピン12、14は係
止突起22、24のアパーチュア10側に外れ、アーム
部20aが自由となって係止突起22、24は係合ピン
12、14の旋回域内を占位した状態に復帰することに
なり、係合ピン12、14が係止突起22、24のアパ
ーチュア10側の面に当接して拘束されることになる。 そしてこの状態で遮光板2、4はパノラマ撮影位置、即
ち該遮光板2、4がアパーチュア10の開口の上下部の
一部に重畳した位置に位置することになる。
【0024】次いで、格納位置まで後退した鏡胴8は、
図4に示すように撮影位置まで前進して、撮影レンズを
撮影に供することができるようにする。そして、この状
態で撮影を行なうと、図6に示すように、フィルム1は
当該コマの上下部が遮光板2、4によって遮光されて露
光されることになり、横長な画面となってパノラマ写真
が撮影される。
図4に示すように撮影位置まで前進して、撮影レンズを
撮影に供することができるようにする。そして、この状
態で撮影を行なうと、図6に示すように、フィルム1は
当該コマの上下部が遮光板2、4によって遮光されて露
光されることになり、横長な画面となってパノラマ写真
が撮影される。
【0025】カメラがパノラマ撮影モードにある状態か
ら通常撮影モードに撮影モードを変更するには、操作部
を操作して通常撮影モードを選択する。この操作によっ
て作動レバー20が、図4に示す位置から上方に摺動し
、その係止突起22、24が係合ピン12、14の旋回
域から退避することになる。このため、遮光板2、4の
拘束が解かれ、これらに付勢された開放バネ2b、4b
の復元力によって遮光板2、4が回動して、図5に示す
ように通常撮影位置に位置することになる。なお、この
とき上側遮光板2は図4上時計回り方向に回動し、下側
遮光板4は反時計回り方向に回動する。そして、遮光板
2、4が通常撮影位置にある状態で撮影されると、図6
上斜線部が存しない範囲に露光されることになり、通常
の画面での写真が撮影される。
ら通常撮影モードに撮影モードを変更するには、操作部
を操作して通常撮影モードを選択する。この操作によっ
て作動レバー20が、図4に示す位置から上方に摺動し
、その係止突起22、24が係合ピン12、14の旋回
域から退避することになる。このため、遮光板2、4の
拘束が解かれ、これらに付勢された開放バネ2b、4b
の復元力によって遮光板2、4が回動して、図5に示す
ように通常撮影位置に位置することになる。なお、この
とき上側遮光板2は図4上時計回り方向に回動し、下側
遮光板4は反時計回り方向に回動する。そして、遮光板
2、4が通常撮影位置にある状態で撮影されると、図6
上斜線部が存しない範囲に露光されることになり、通常
の画面での写真が撮影される。
【0026】また、図5に示すように遮光板2、4が通
常撮影位置にあるときに鏡胴8を格納位置まで沈胴させ
ると、その途中で鏡胴8の後端部が遮光板2、4に当接
するが、鏡胴8の後退によってこれら遮光板2、4は軸
2a、4aを中心として回動するから、鏡胴8の格納動
作に支障はない。鏡胴8が格納位置まで後退するとこれ
ら遮光板2、4はパノラマ撮影位置に位置することにな
るが、このときには作動レバー20が、その係止突起2
2、24が係合ピン12、14の旋回域から退避した位
置にあるから、鏡胴8が撮影位置まで前進すれば、遮光
板2、4は開放バネ2b、4bの復元力によって通常撮
影位置まで回動してアパーチュア10を開放する。
常撮影位置にあるときに鏡胴8を格納位置まで沈胴させ
ると、その途中で鏡胴8の後端部が遮光板2、4に当接
するが、鏡胴8の後退によってこれら遮光板2、4は軸
2a、4aを中心として回動するから、鏡胴8の格納動
作に支障はない。鏡胴8が格納位置まで後退するとこれ
ら遮光板2、4はパノラマ撮影位置に位置することにな
るが、このときには作動レバー20が、その係止突起2
2、24が係合ピン12、14の旋回域から退避した位
置にあるから、鏡胴8が撮影位置まで前進すれば、遮光
板2、4は開放バネ2b、4bの復元力によって通常撮
影位置まで回動してアパーチュア10を開放する。
【0027】本実施例では、鏡胴8が撮影位置と格納位
置との間で移動する場合について説明したが、いわゆる
二焦点カメラやズームレンズを有するカメラのように撮
影レンズの焦点距離を変更できる可変焦点装置付きカメ
ラであっても、鏡胴が格納位置まで沈胴するカメラであ
れば、本発明によるモード切替機構を備えたパノラマ撮
影機能付きカメラとすることができる。このような可変
焦点装置付きカメラでは、パノラマ撮影モードが選択さ
れたときに鏡胴8の動作で位置する撮影位置を、該カメ
ラの最短焦点距離位置とすれば広角で撮影され効果的な
パノラマ写真を撮影できる。さらに、パノラマ撮影モー
ドが選択されている状態では、焦点距離を切替えるため
のスイッチの入力を受け付けないようにしておけば、撮
影レンズが誤って長焦点距離位置まで移動することがな
く、撮影レンズを確実に最短焦点距離に位置させて撮影
できるから、確実にパノラマ写真を撮影できる。
置との間で移動する場合について説明したが、いわゆる
二焦点カメラやズームレンズを有するカメラのように撮
影レンズの焦点距離を変更できる可変焦点装置付きカメ
ラであっても、鏡胴が格納位置まで沈胴するカメラであ
れば、本発明によるモード切替機構を備えたパノラマ撮
影機能付きカメラとすることができる。このような可変
焦点装置付きカメラでは、パノラマ撮影モードが選択さ
れたときに鏡胴8の動作で位置する撮影位置を、該カメ
ラの最短焦点距離位置とすれば広角で撮影され効果的な
パノラマ写真を撮影できる。さらに、パノラマ撮影モー
ドが選択されている状態では、焦点距離を切替えるため
のスイッチの入力を受け付けないようにしておけば、撮
影レンズが誤って長焦点距離位置まで移動することがな
く、撮影レンズを確実に最短焦点距離に位置させて撮影
できるから、確実にパノラマ写真を撮影できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る撮
影モード切替機構によれば、パノラマ写真を撮影するた
めの遮光板に係合部を設け、該遮光板の側方に上記係合
部と係脱する係止部を有する作動レバーを摺動自在に設
け、鏡胴を沈胴させることにより遮光板を通常撮影位置
からパノラマ撮影位置まで回動させ、パノラマ撮影の際
には上記係止部が上記係合部と係合し得る位置に作動レ
バーを位置させて、鏡胴の沈胴によって遮光板が回動し
て、上記係止部が上記係合部と係合するようにしたから
、遮光板を回動させて撮影モードを切替えるための主な
部品は1つの作動レバーでよく、部品点数が少なくなる
。したがって、簡単な構造となって、部品間を連係させ
るための調整作業や組付作業が簡便となるから、製造コ
ストを低減することができ、パノラマ撮影機能付きカメ
ラを安価に提供できる。
影モード切替機構によれば、パノラマ写真を撮影するた
めの遮光板に係合部を設け、該遮光板の側方に上記係合
部と係脱する係止部を有する作動レバーを摺動自在に設
け、鏡胴を沈胴させることにより遮光板を通常撮影位置
からパノラマ撮影位置まで回動させ、パノラマ撮影の際
には上記係止部が上記係合部と係合し得る位置に作動レ
バーを位置させて、鏡胴の沈胴によって遮光板が回動し
て、上記係止部が上記係合部と係合するようにしたから
、遮光板を回動させて撮影モードを切替えるための主な
部品は1つの作動レバーでよく、部品点数が少なくなる
。したがって、簡単な構造となって、部品間を連係させ
るための調整作業や組付作業が簡便となるから、製造コ
ストを低減することができ、パノラマ撮影機能付きカメ
ラを安価に提供できる。
【図1】カメラ内部の概略を示すもので、この撮影モー
ド駆動機構の要部を示す斜視図である。
ド駆動機構の要部を示す斜視図である。
【図2】カメラのアパーチュア近傍を光軸を含む垂直面
で切断した断面図で、撮影モード切替機構の動作を説明
する図であり、操作部の操作によって作動レバーがパノ
ラマ撮影時の位置まで摺動した状態を示す。
で切断した断面図で、撮影モード切替機構の動作を説明
する図であり、操作部の操作によって作動レバーがパノ
ラマ撮影時の位置まで摺動した状態を示す。
【図3】図2と同様の断面図で、鏡胴が格納位置まで後
退し、遮光板がパノラマ撮影位置に位置した状態を示す
。
退し、遮光板がパノラマ撮影位置に位置した状態を示す
。
【図4】図2と同様の断面図で、鏡胴が撮影位置まで前
進し、パノラマ撮影を行なえる状態を示す。
進し、パノラマ撮影を行なえる状態を示す。
【図5】図2と同様の断面図で、通常撮影を行なう状態
を示す。
を示す。
【図6】フィルムの1コマを示す平面図で、通常撮影の
場合のコマの範囲とパノラマ撮影時のコマの範囲とを併
記してある。
場合のコマの範囲とパノラマ撮影時のコマの範囲とを併
記してある。
1 フィルム
2 上側遮光板
2a 軸
2b 開放バネ
4 下側遮光板
4a 軸
4b 開放バネ
6 撮影レンズ
8 鏡胴
10 アパーチュア
12、14 係合ピン(係合部)
20 作動レバー
20a アーム部
22、24 係止突起(係止部)
22a、24a 斜面
S 光軸
Claims (1)
- 【請求項1】 撮影レンズを保持した鏡胴を光軸方向
に移動させることにより、該撮影レンズを撮影に供する
ことができる撮影位置と、カメラ本体に格納した格納位
置とに移動させる沈胴式撮影レンズを有し、切替ボタン
などの操作部の操作によって、通常の写真を撮影する撮
影モードとパノラマ写真を撮影するパノラマ撮影モード
を切替えて撮影することができ、パノラマ撮影モードに
ある場合には、アパーチュアの辺とほぼ平行に設けられ
た軸を中心として回動する遮光板が、該回動によってア
パーチュアの一部と重畳してフィルムの一部を覆い、通
常撮影モードにある場合には、該遮光板がアパーチュア
の上記一部から退避して該アパーチュアを開放する撮影
モード切替機構を有するパノラマ撮影機能付きカメラに
おいて、前記操作部の操作に連動して、前記遮光板の回
動軸と交差する方向に摺動自在な作動アームを該遮光板
の端縁に臨んで設け、該遮光板の作動アームに臨んだ端
縁に係合部を設け、上記作動アームの適宜部位に該係合
部と係脱自在な係止部を設け、前記鏡胴の沈胴位置への
移動によって該鏡胴に押動されて上記遮光板が回動する
ことにより上記係合部が上記係止部に係合するとともに
、該遮光板をパノラマ撮影位置に位置させ、上記作動ア
ームの摺動によりこれら係合部と係止部の係合状態が解
除されて、遮光板が通常撮影位置まで復帰し、上記操作
部が操作されてパノラマ撮影モードが選択された際に、
上記鏡胴が沈胴位置まで後退した後、撮影位置まで前進
することを特徴とするパノラマ撮影機能付きカメラの撮
影モード切替機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3115369A JPH04320243A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | パノラマ撮影機能付きカメラの撮影モード切替機構 |
US07/871,226 US5258790A (en) | 1991-04-19 | 1992-04-20 | Variable format camera with a retractable lens |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3115369A JPH04320243A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | パノラマ撮影機能付きカメラの撮影モード切替機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04320243A true JPH04320243A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=14660825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3115369A Withdrawn JPH04320243A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | パノラマ撮影機能付きカメラの撮影モード切替機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5258790A (ja) |
JP (1) | JPH04320243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0640869A1 (en) * | 1993-08-24 | 1995-03-01 | Eastman Kodak Company | Photographic camera for various size exposures using one-piece masking blade assemblage |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05333429A (ja) * | 1992-06-02 | 1993-12-17 | Canon Inc | カメラ |
JP2589672Y2 (ja) * | 1993-01-08 | 1999-02-03 | ホーヤ株式会社 | 眼鏡フレーム保持装置 |
JP2580828Y2 (ja) * | 1993-01-18 | 1998-09-17 | 旭光学工業株式会社 | カメラの撮影画面および視野枠サイズの切換連動機構 |
JP2596886Y2 (ja) * | 1993-03-15 | 1999-06-21 | 旭光学工業株式会社 | 画面サイズ切替え機構を有するカメラ及びそのファインダ装置 |
US5751400A (en) * | 1993-04-16 | 1998-05-12 | Samsung Aerospace Industries, Ltd. | Conversion system for a camera |
DE4312654C2 (de) * | 1993-04-19 | 1996-04-18 | Alfred Chrosziel Film Technik | Gegenlichtblende für Kameraobjektive, insbesondere von Video- und Filmkameras |
US5363160A (en) * | 1993-07-12 | 1994-11-08 | Eastman Kodak Company | Camera in which a light blocking shield is automatically moved towards a normal position as a movable lens mount is retracted to a storage position |
GB2303929B (en) * | 1993-11-04 | 1997-04-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | Lens fitted photographic film unit |
US6154609A (en) * | 1993-11-04 | 2000-11-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Lens-fitted photographic film unit |
US6097900A (en) * | 1993-12-07 | 2000-08-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for switching an aspect ratio of an imaging field frame |
JP2866297B2 (ja) * | 1993-12-28 | 1999-03-08 | 富士写真光機株式会社 | パノラマ撮影機能用遮光板の取付構造 |
US5561484A (en) | 1994-07-14 | 1996-10-01 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for controlling exposure format |
US5550606A (en) * | 1994-08-23 | 1996-08-27 | Eastman Kodak Company | Camera with magnetically movable light blocking shield |
US5933666A (en) * | 1998-01-15 | 1999-08-03 | Eastman Kodak Company | Camera with variable format viewfinder |
US6954415B2 (en) * | 2002-07-03 | 2005-10-11 | Ricoh Company, Ltd. | Light source drive, optical information recording apparatus, and optical information recording method |
US7677815B2 (en) * | 2006-10-10 | 2010-03-16 | Microsoft Corporation | Photographic device with retractable lens |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01145772A (ja) * | 1987-12-01 | 1989-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 単語検索装置 |
JPH0384821A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-10 | Mic Electron Co | 板状体検出スイッチ |
US5086311A (en) * | 1989-12-18 | 1992-02-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Panoramic camera |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3115369A patent/JPH04320243A/ja not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-04-20 US US07/871,226 patent/US5258790A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0640869A1 (en) * | 1993-08-24 | 1995-03-01 | Eastman Kodak Company | Photographic camera for various size exposures using one-piece masking blade assemblage |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5258790A (en) | 1993-11-02 |
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JPH0720590A (ja) | パノラマ切替えカメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |