JPH04298644A - ピストン機関を油圧で始動するための方法及び装置 - Google Patents
ピストン機関を油圧で始動するための方法及び装置Info
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- JPH04298644A JPH04298644A JP3333848A JP33384891A JPH04298644A JP H04298644 A JPH04298644 A JP H04298644A JP 3333848 A JP3333848 A JP 3333848A JP 33384891 A JP33384891 A JP 33384891A JP H04298644 A JPH04298644 A JP H04298644A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N7/00—Starting apparatus having fluid-driven auxiliary engines or apparatus
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B71/00—Free-piston engines; Engines without rotary main shaft
- F02B71/04—Adaptations of such engines for special use; Combinations of such engines with apparatus driven thereby
- F02B71/045—Adaptations of such engines for special use; Combinations of such engines with apparatus driven thereby with hydrostatic transmission
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B71/00—Free-piston engines; Engines without rotary main shaft
- F02B71/02—Starting
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】本発明は、自由に動くことができるピスト
ンを有する燃料機関を油圧式で始動させるための方法に
関するものである。本発明は更に、自由に往復動するピ
ストン装置を含む装置に関するものであり、該ピストン
装置には、シリンダが一方向圧力駆動逆止弁即ち圧力側
の逆止弁を経て油圧アクチュエータへ、及び一方向吸込
弁を経て油圧油だめへ連結されている複動式油圧ピスト
ン/シリンダ装置が連結されている。
ンを有する燃料機関を油圧式で始動させるための方法に
関するものである。本発明は更に、自由に往復動するピ
ストン装置を含む装置に関するものであり、該ピストン
装置には、シリンダが一方向圧力駆動逆止弁即ち圧力側
の逆止弁を経て油圧アクチュエータへ、及び一方向吸込
弁を経て油圧油だめへ連結されている複動式油圧ピスト
ン/シリンダ装置が連結されている。
【0002】自由ピストン燃焼機関の構造及び原理は、
従来技術であるフィンランド特許公告第80760号に
開示されている。更に従来技術に関連のあるものとして
挙げ得るものに、米国特許公告第3089305、39
95974及び4097198号がある。自由ピストン
燃焼機関の開発に関連した問題点の1つは、機関の始動
から生じている。米国特許公告第3994974号から
知られる方法によれば、始動は、始動後に機関からの出
力を取り出すために用いられるのと同じな油圧で操作さ
れる装置を用いて行われ、そして、始動圧力のための油
圧アキュムレータと油圧ピストン/シリンダ装置との間
の油圧回路に含まれる弁素子は、油圧ピストン/シリン
ダ装置の対向した側を交番に圧縮させ、一方同時に圧縮
されている方と反対のシリンダ室が戻りラインを経て油
圧貯蔵所に連結させられるように、位置の切り換えが制
御されている。そのような装置は、専用の油圧動力源な
しに簡単で有用な態様で往復動作を遂行し、それによっ
て、機関の構造が簡単になり、重量が同時に減少し且つ
価格が低減される。然しながら、燃焼工程が開始される
前に十分な慣性エネルギの助けにより自由ピストン装置
の往復動作を開始する必要がある。
従来技術であるフィンランド特許公告第80760号に
開示されている。更に従来技術に関連のあるものとして
挙げ得るものに、米国特許公告第3089305、39
95974及び4097198号がある。自由ピストン
燃焼機関の開発に関連した問題点の1つは、機関の始動
から生じている。米国特許公告第3994974号から
知られる方法によれば、始動は、始動後に機関からの出
力を取り出すために用いられるのと同じな油圧で操作さ
れる装置を用いて行われ、そして、始動圧力のための油
圧アキュムレータと油圧ピストン/シリンダ装置との間
の油圧回路に含まれる弁素子は、油圧ピストン/シリン
ダ装置の対向した側を交番に圧縮させ、一方同時に圧縮
されている方と反対のシリンダ室が戻りラインを経て油
圧貯蔵所に連結させられるように、位置の切り換えが制
御されている。そのような装置は、専用の油圧動力源な
しに簡単で有用な態様で往復動作を遂行し、それによっ
て、機関の構造が簡単になり、重量が同時に減少し且つ
価格が低減される。然しながら、燃焼工程が開始される
前に十分な慣性エネルギの助けにより自由ピストン装置
の往復動作を開始する必要がある。
【0003】従って、多くの適用においては、油圧ピス
トン/シリンダ装置とアクチュエータ自身を駆動するた
めに用いられているアクチュエータとの間に設けられる
圧力アキュムレータで利用可能な圧力よりも本質的に高
い圧力を始動圧力として使用できることが有利であろう
。然しながら、若しも、油圧シリンダの圧力が、始動の
間も圧力駆動の逆止弁を越えて負荷の圧力アキュムレー
タ及び圧力調整弁へ、そして、更に米国特許公告第39
95974号に記載されている様に機関の正常な運転中
油圧シリンダの圧力によって駆動されるフライホイール
機関へ賦課されることが許されれば、このことは可能で
ない。
トン/シリンダ装置とアクチュエータ自身を駆動するた
めに用いられているアクチュエータとの間に設けられる
圧力アキュムレータで利用可能な圧力よりも本質的に高
い圧力を始動圧力として使用できることが有利であろう
。然しながら、若しも、油圧シリンダの圧力が、始動の
間も圧力駆動の逆止弁を越えて負荷の圧力アキュムレー
タ及び圧力調整弁へ、そして、更に米国特許公告第39
95974号に記載されている様に機関の正常な運転中
油圧シリンダの圧力によって駆動されるフライホイール
機関へ賦課されることが許されれば、このことは可能で
ない。
【0004】最後に挙げた先行技術での特殊な問題点は
、負荷への油圧回路が始動段階の間別途クラツチ弁によ
って遮断されるべきであるということである。然しなが
ら、現在入手可能なクラツチ弁は、この特定の用途にお
いて必要とされる高い流量及び圧力では、必要なON及
びOFF切り換えをするのが余りにも緩慢である。本発
明は、機関の始動を促進及び速めることを可能にするよ
うな先行技術の改良に係る方法及び装置を達成すること
である。
、負荷への油圧回路が始動段階の間別途クラツチ弁によ
って遮断されるべきであるということである。然しなが
ら、現在入手可能なクラツチ弁は、この特定の用途にお
いて必要とされる高い流量及び圧力では、必要なON及
びOFF切り換えをするのが余りにも緩慢である。本発
明は、機関の始動を促進及び速めることを可能にするよ
うな先行技術の改良に係る方法及び装置を達成すること
である。
【0005】本発明の上記目的は、始動の間油圧シリン
ダの一方向圧力駆動逆止弁を閉じた状態に制御し、それ
によってシリンダからの油圧作動油の流れを防止し、一
方、始動の間または始動の直前または直後それらの逆止
弁を正常動作のために開放し、それによって、シリンダ
から遠ざかる油圧作動油の一方向の流れだけを可能にす
る本発明による方法によって達成される。この方法に必
要な異なった詳細を実現する簡単且つ確実な態様が、本
法についての従属の請求項2〜4に開示されている。
ダの一方向圧力駆動逆止弁を閉じた状態に制御し、それ
によってシリンダからの油圧作動油の流れを防止し、一
方、始動の間または始動の直前または直後それらの逆止
弁を正常動作のために開放し、それによって、シリンダ
から遠ざかる油圧作動油の一方向の流れだけを可能にす
る本発明による方法によって達成される。この方法に必
要な異なった詳細を実現する簡単且つ確実な態様が、本
法についての従属の請求項2〜4に開示されている。
【0006】請求項5に開示されているのは、本発明に
よる装置の特徴的な要素であり、一方、装置についての
従属請求項6〜10は、装置の詳細のために、油圧回路
装置のための構成の簡単な構造及び動作信頼性を特に確
得することのできる好適な実施態様を表現している。以
下、添付図面を参照して実施例により本発明を詳細に説
明する。
よる装置の特徴的な要素であり、一方、装置についての
従属請求項6〜10は、装置の詳細のために、油圧回路
装置のための構成の簡単な構造及び動作信頼性を特に確
得することのできる好適な実施態様を表現している。以
下、添付図面を参照して実施例により本発明を詳細に説
明する。
【0007】自由ピストン燃焼機関は、ピストンロツド
16aを経て機関ピストン24ヘ連結されている油圧ピ
ストン16を中央部に有する自由な往復ピストン装置を
採用しており(図2)、その機関ピストン24は、ピス
トンロツドの端部に接合されている。図1には機関ピス
トンは開示されていないが、それらは当然同じ態様でピ
ストンロツド16aに連結されているものと理解される
べきである。油圧ピストン16は、シリンダ容量を機関
の正常な作用の間機関からの油圧出力のためのポンプシ
リンダとして働らく2つのシリンダ室161及び162
に分割する。本発明によれば、ピストン/シリンダ装置
16,161,162も、以下により詳しく記述される
様に機関の始動用動力装置として作動する。
16aを経て機関ピストン24ヘ連結されている油圧ピ
ストン16を中央部に有する自由な往復ピストン装置を
採用しており(図2)、その機関ピストン24は、ピス
トンロツドの端部に接合されている。図1には機関ピス
トンは開示されていないが、それらは当然同じ態様でピ
ストンロツド16aに連結されているものと理解される
べきである。油圧ピストン16は、シリンダ容量を機関
の正常な作用の間機関からの油圧出力のためのポンプシ
リンダとして働らく2つのシリンダ室161及び162
に分割する。本発明によれば、ピストン/シリンダ装置
16,161,162も、以下により詳しく記述される
様に機関の始動用動力装置として作動する。
【0008】予備操作
電気的に駆動される補助ポンプ1を使用して、圧力アキ
ュムレータ5が、逆止弁3を通って満たされる。制御弁
2の左側のブロツクがこの段階で作動される。制御弁6
の左側のブロツクが次に作動される。その結果として、
2路逆止弁7の玉は左側へ動かされ、一方、玉逆止弁8
及び9(圧力側の逆止弁)は、圧力によって閉ざされて
いる。弁6及び7は、負荷軽減弁として作用して、始動
の間自由ピストンポンプからの負荷を軽減するために必
要である。圧力アキュムレータ5が満たされるとき、制
御弁2の右側は電気制御により作動される。そうすると
、補助ポンプ1は、装置のフラツシングポンプとして働
らく。
ュムレータ5が、逆止弁3を通って満たされる。制御弁
2の左側のブロツクがこの段階で作動される。制御弁6
の左側のブロツクが次に作動される。その結果として、
2路逆止弁7の玉は左側へ動かされ、一方、玉逆止弁8
及び9(圧力側の逆止弁)は、圧力によって閉ざされて
いる。弁6及び7は、負荷軽減弁として作用して、始動
の間自由ピストンポンプからの負荷を軽減するために必
要である。圧力アキュムレータ5が満たされるとき、制
御弁2の右側は電気制御により作動される。そうすると
、補助ポンプ1は、装置のフラツシングポンプとして働
らく。
【0009】装置の始動
始動装置は、方向切換弁12と圧力アキュムレータ5と
から形成されている。方向切換弁には、燃焼過程に必要
な条件を達成するために、電気制御により、その両端部
の間で切り換えられる。自由ピストン装置の方向変換は
、機関ピストンが何れかのシリンダ端の上記点に到達し
た直後に起こる。例えば、方向切換弁12がその左側端
にあるとき(左側が作動されて)、圧力アキュムレータ
5により供給される加圧流体の流れは、油圧ポンプの左
側室161に入り、それによって、自由ピストン装置を
右側へ動かす。玉逆止弁8及び9は、圧力アキュムレー
タ5から弁6を経て送られる圧力によって閉じたままに
なっている。油圧ポンプの右側室162から、液体は方
向切換弁12及び帰路15rを経て油だめ15へ戻る。 その時、自由ピストン装置のための負荷は、自由ピスト
ン装置16、24の質量、右端の圧縮圧力及び戻りの流
れの圧力損失によって与えられる。更に、玉逆止弁10
及び11は閉じたままになっている。次に方向切換弁1
2は、直ちに他の限界位置に切り替えられ、それによっ
て、自由ピストン装置の動きは反転される。圧力アキュ
ムレータ5の圧力エネルギ並びに前の行程の間に対応す
る端の機関の室に生じた圧縮エネルギ、かくして、自由
ピストン装置を動かすために利用可能にされる。
から形成されている。方向切換弁には、燃焼過程に必要
な条件を達成するために、電気制御により、その両端部
の間で切り換えられる。自由ピストン装置の方向変換は
、機関ピストンが何れかのシリンダ端の上記点に到達し
た直後に起こる。例えば、方向切換弁12がその左側端
にあるとき(左側が作動されて)、圧力アキュムレータ
5により供給される加圧流体の流れは、油圧ポンプの左
側室161に入り、それによって、自由ピストン装置を
右側へ動かす。玉逆止弁8及び9は、圧力アキュムレー
タ5から弁6を経て送られる圧力によって閉じたままに
なっている。油圧ポンプの右側室162から、液体は方
向切換弁12及び帰路15rを経て油だめ15へ戻る。 その時、自由ピストン装置のための負荷は、自由ピスト
ン装置16、24の質量、右端の圧縮圧力及び戻りの流
れの圧力損失によって与えられる。更に、玉逆止弁10
及び11は閉じたままになっている。次に方向切換弁1
2は、直ちに他の限界位置に切り替えられ、それによっ
て、自由ピストン装置の動きは反転される。圧力アキュ
ムレータ5の圧力エネルギ並びに前の行程の間に対応す
る端の機関の室に生じた圧縮エネルギ、かくして、自由
ピストン装置を動かすために利用可能にされる。
【0010】所望の圧縮圧力に達する十分なエネルギが
入力されて、自由ピストン装置が油圧式に加速されると
、燃料噴射制御が作動され、機関が始動する。装置の始
動シーケンスは、プログラム制御下に変えることができ
る。これは、始動の間に端から端まで実行されるピスト
ン行程の数を(最初の燃料噴射前の行程数で数えられる
遅れるために)変えることができ、燃料噴射の開始時機
を制御することができ、及び(装置をポンピングモード
にセットするため)負荷作動を自由にプログラミングす
ることができることを意味する。
入力されて、自由ピストン装置が油圧式に加速されると
、燃料噴射制御が作動され、機関が始動する。装置の始
動シーケンスは、プログラム制御下に変えることができ
る。これは、始動の間に端から端まで実行されるピスト
ン行程の数を(最初の燃料噴射前の行程数で数えられる
遅れるために)変えることができ、燃料噴射の開始時機
を制御することができ、及び(装置をポンピングモード
にセットするため)負荷作動を自由にプログラミングす
ることができることを意味する。
【0011】作用
何れかの端32,33での燃料の点火により、弁6の左
側プロツクが作動され、それによって、玉弁7(2路逆
止弁)の玉は負荷の圧力下に左端へ移される。玉弁8及
び9は、逆止弁として動作し、油圧ポンプはポンピング
動作を開始し、それによって、エネルギを装置内に運ぶ
。例えば、燃料が左端32で点火されると、自由ピスト
ン装置は右側へ動き、油圧は負荷によって決まる圧力レ
ベルまで油圧ポンプの右側室162で増大し始める(右
側室で進行する動作行程)。加圧された液体は、今や圧
力ライン16P及び玉弁9を通って弁の開口部で装置へ
入ることができるが、玉弁8は閉じたままである。 同時に、玉逆止弁10が開いて油圧作動油を自由ピスト
ンポンプの左側室161へ放出する(左側室で進行する
吸入行程)。玉逆止弁11は閉じたままである。装置中
の圧力レベル(即ち負荷)は、油圧モータ18のローデ
ィング(loading)によって、または圧力調整弁
17によって調整された圧力レベルによって決定される
。この圧力レベルは、始動段階のために圧力アキュムレ
ータで必要とされる圧力とは全く独立に調整することが
できる。燃料が右側33で点火する場合には、玉逆止弁
8,9,10及び11の作用は上述したものと反対とな
る。
側プロツクが作動され、それによって、玉弁7(2路逆
止弁)の玉は負荷の圧力下に左端へ移される。玉弁8及
び9は、逆止弁として動作し、油圧ポンプはポンピング
動作を開始し、それによって、エネルギを装置内に運ぶ
。例えば、燃料が左端32で点火されると、自由ピスト
ン装置は右側へ動き、油圧は負荷によって決まる圧力レ
ベルまで油圧ポンプの右側室162で増大し始める(右
側室で進行する動作行程)。加圧された液体は、今や圧
力ライン16P及び玉弁9を通って弁の開口部で装置へ
入ることができるが、玉弁8は閉じたままである。 同時に、玉逆止弁10が開いて油圧作動油を自由ピスト
ンポンプの左側室161へ放出する(左側室で進行する
吸入行程)。玉逆止弁11は閉じたままである。装置中
の圧力レベル(即ち負荷)は、油圧モータ18のローデ
ィング(loading)によって、または圧力調整弁
17によって調整された圧力レベルによって決定される
。この圧力レベルは、始動段階のために圧力アキュムレ
ータで必要とされる圧力とは全く独立に調整することが
できる。燃料が右側33で点火する場合には、玉逆止弁
8,9,10及び11の作用は上述したものと反対とな
る。
【0012】補助的作用
圧力アキュムレータ13は、高圧ライン16pにおいて
、油圧ポンプからの脈動する液体出力のための平滑フィ
レータとして、及び装置におけるエネルギ貯蔵所として
機能する。圧力アキュムレータ13のセット圧力は、装
置で用いられるライン圧力に左右される。
、油圧ポンプからの脈動する液体出力のための平滑フィ
レータとして、及び装置におけるエネルギ貯蔵所として
機能する。圧力アキュムレータ13のセット圧力は、装
置で用いられるライン圧力に左右される。
【0013】低圧ラインの圧力アキュムレータ14は、
(油圧ポンプにおけるえぐり創傷を防止するために)油
圧ポンプの入口側への十分な作動油の供給を確得する。 圧力アキュムレータ14のためのセット圧力は一般的に
約30バールである。
(油圧ポンプにおけるえぐり創傷を防止するために)油
圧ポンプの入口側への十分な作動油の供給を確得する。 圧力アキュムレータ14のためのセット圧力は一般的に
約30バールである。
【0014】圧力調整弁22は、低圧ライン(30バー
ル)の圧力レベルをセットするように調整されている。
ル)の圧力レベルをセットするように調整されている。
【0015】圧力調整弁4は、圧力アキュムレータ5の
における始動用圧力レベルをセットするように調節され
ている。セット圧力は、一般的に約200バールである
。動作の間フラツシング回路の圧力レベルは、圧力調整
弁22によって制御される。コンパクトな油圧モータ1
9(アクチュエータとして作用する油圧モータ18と直
列)は、発電機21及びフラツシングポンプ20のため
の駆動部となる。発電機21は、電気エネルギの電池2
5へエネルギを蓄える。この電池は、更に、補助ポンプ
1の電動機のためのエネルギを供給する。フラツシング
ポンプ20は、装置のフラツシング及び漏洩の補償の役
目をする。フラツシンクポンプ20が動作している時に
は、補助ポンプ1は停止することができる。フラツシン
グ循環は、その時油圧ポンプ20によって行われる。 相応して、圧力調整弁4は、機能しておらず、フラツシ
ング循環の圧力レベル(約35バール)は、その時圧力
調整弁23によってセットされている。油圧モータ18
の回転方向は、電気的に制御され比例的に機能する方向
切換弁(図示せず。)によって決定される。
における始動用圧力レベルをセットするように調節され
ている。セット圧力は、一般的に約200バールである
。動作の間フラツシング回路の圧力レベルは、圧力調整
弁22によって制御される。コンパクトな油圧モータ1
9(アクチュエータとして作用する油圧モータ18と直
列)は、発電機21及びフラツシングポンプ20のため
の駆動部となる。発電機21は、電気エネルギの電池2
5へエネルギを蓄える。この電池は、更に、補助ポンプ
1の電動機のためのエネルギを供給する。フラツシング
ポンプ20は、装置のフラツシング及び漏洩の補償の役
目をする。フラツシンクポンプ20が動作している時に
は、補助ポンプ1は停止することができる。フラツシン
グ循環は、その時油圧ポンプ20によって行われる。 相応して、圧力調整弁4は、機能しておらず、フラツシ
ング循環の圧力レベル(約35バール)は、その時圧力
調整弁23によってセットされている。油圧モータ18
の回転方向は、電気的に制御され比例的に機能する方向
切換弁(図示せず。)によって決定される。
【0016】制御作用
初期条件
マイクロコントローラ34は、端32及び33の何れの
側に自由ピストンが位置しているかについてセンサ30
及び31の信号を読み取る。中心位置にあるかどうかも
読み取ることができる。自由ピストン16の検知された
位置は、マイクロコントローラの記憶部に蓄えられる。
側に自由ピストンが位置しているかについてセンサ30
及び31の信号を読み取る。中心位置にあるかどうかも
読み取ることができる。自由ピストン16の検知された
位置は、マイクロコントローラの記憶部に蓄えられる。
【0017】始動シーケンス
最初に、マイクロコントローラ34は、始動コマンドを
待っている非動作状態にある。このコマンドを受けた後
に、マイクロコントローラは、始動用アキュムレータ5
の圧力を読み取るり、そして、若し不適切な圧力を読み
取ると、弁2の左側ブロツクを作動させ、それによって
ポンプ1がアキュムレータ5の圧力を十分なレベルに上
昇させる。次に、マイクロコントローラ34は、弁8及
び9を閉じたままにしておくために、制御弁6の左側を
作動させる。ピストン装置16の位置について得られた
情報を用いて、マイクコントローラ34は、現在のピス
トン位置から最も遠い端32または33の方への駆動信
号を弁12に送る。ピストン装置が動き出した後に、マ
イクロコントローラ34は、センサ信号30及び31か
ら中心点の交差を感知し、そして、交差が生じた時に、
予めセットされた遅れの時間のため、弁12の方向駆動
信号を出し、また、遅れが経過した時には反対方向へ弁
12の駆動信号を出す。自由ピストン16の動作の間、
マイクロコントローラ34は、センサ信号28及び29
の時間差から中心点における自由ピストン装置の速度を
計算する。最後のチエックとして、マイクロコントロー
ラ34は、センサ信号30及び31から中心点の交差を
確かめ、その後、弁12の方向制御信号のためのホール
ド遅れ(hold delay)を計算する。中心点
における自由ピストン装置16の得られた速度に依存し
て、マイクロコントローラ34は、自由ピストン装置が
近づきつつある端位置で燃焼工程を開始させるかどうか
を決定する。若し、十分な内部エネルギが得られたなら
ば、マイクロコントローラ34は、センサ信号28、2
9、30及び31から計算された点で燃焼工程を開始さ
せる。マイクロコントローラ34は、燃焼工程の開始前
のプログラム可能な瞬間に弁6をポンピング位置(ポン
プ逆止弁8及び9が開くのを可能にする)にセットする
。機関が首尾より始動すると、マイクロコントローラ3
4は、弁12を中心位置にセットし、そして、機関の正
常な動作の制御及び調整を開始する。マイクロコントロ
ーラ34は、装置のすべての電気的に制御されるアクチ
ュエータの統合された制御のために設計されている。 ストップウオツチ35は、機関の停止のために設けられ
ている。
待っている非動作状態にある。このコマンドを受けた後
に、マイクロコントローラは、始動用アキュムレータ5
の圧力を読み取るり、そして、若し不適切な圧力を読み
取ると、弁2の左側ブロツクを作動させ、それによって
ポンプ1がアキュムレータ5の圧力を十分なレベルに上
昇させる。次に、マイクロコントローラ34は、弁8及
び9を閉じたままにしておくために、制御弁6の左側を
作動させる。ピストン装置16の位置について得られた
情報を用いて、マイクコントローラ34は、現在のピス
トン位置から最も遠い端32または33の方への駆動信
号を弁12に送る。ピストン装置が動き出した後に、マ
イクロコントローラ34は、センサ信号30及び31か
ら中心点の交差を感知し、そして、交差が生じた時に、
予めセットされた遅れの時間のため、弁12の方向駆動
信号を出し、また、遅れが経過した時には反対方向へ弁
12の駆動信号を出す。自由ピストン16の動作の間、
マイクロコントローラ34は、センサ信号28及び29
の時間差から中心点における自由ピストン装置の速度を
計算する。最後のチエックとして、マイクロコントロー
ラ34は、センサ信号30及び31から中心点の交差を
確かめ、その後、弁12の方向制御信号のためのホール
ド遅れ(hold delay)を計算する。中心点
における自由ピストン装置16の得られた速度に依存し
て、マイクロコントローラ34は、自由ピストン装置が
近づきつつある端位置で燃焼工程を開始させるかどうか
を決定する。若し、十分な内部エネルギが得られたなら
ば、マイクロコントローラ34は、センサ信号28、2
9、30及び31から計算された点で燃焼工程を開始さ
せる。マイクロコントローラ34は、燃焼工程の開始前
のプログラム可能な瞬間に弁6をポンピング位置(ポン
プ逆止弁8及び9が開くのを可能にする)にセットする
。機関が首尾より始動すると、マイクロコントローラ3
4は、弁12を中心位置にセットし、そして、機関の正
常な動作の制御及び調整を開始する。マイクロコントロ
ーラ34は、装置のすべての電気的に制御されるアクチ
ュエータの統合された制御のために設計されている。 ストップウオツチ35は、機関の停止のために設けられ
ている。
【0018】図3による実施例は、2路逆止弁7が、制
御弁6’からの制御圧力ライン7pのための圧力制御開
口を有する一方向逆止弁7’で置き換えられている点で
図1と異なっている。更に、出力圧力ライン16pが逆
止弁7’を通って負荷に連結されている点及び逆止弁8
及び9が制御ライン8p及び9pを経て逆止弁8、9及
び7’の間の負荷圧力ライン16pに連結されている閉
止開口を有している点でも異なっている。弁6,が図示
された位置に切り換えられると、ライン6p及び7pか
らの制御圧力は、逆止弁7’中の玉の頂部に入り、それ
によって、出力圧力ライン16pを閉じる逆止弁7’を
閉じる。逆止弁8、9及び7’の間の圧力ライン16p
内の圧力は、それぞれライン8p及び9pを経て逆止弁
8及び9を閉じる。シリンダ161及び162内の圧力
には関係なく、逆止弁8及び9は、制御弁6’の位置が
変わって逆止弁7’からの制御圧力を放出するまでは、
閉じたままである。この実施例は、逆止弁8、9、10
及び11が全部同じ構造であるという利点を有する。
御弁6’からの制御圧力ライン7pのための圧力制御開
口を有する一方向逆止弁7’で置き換えられている点で
図1と異なっている。更に、出力圧力ライン16pが逆
止弁7’を通って負荷に連結されている点及び逆止弁8
及び9が制御ライン8p及び9pを経て逆止弁8、9及
び7’の間の負荷圧力ライン16pに連結されている閉
止開口を有している点でも異なっている。弁6,が図示
された位置に切り換えられると、ライン6p及び7pか
らの制御圧力は、逆止弁7’中の玉の頂部に入り、それ
によって、出力圧力ライン16pを閉じる逆止弁7’を
閉じる。逆止弁8、9及び7’の間の圧力ライン16p
内の圧力は、それぞれライン8p及び9pを経て逆止弁
8及び9を閉じる。シリンダ161及び162内の圧力
には関係なく、逆止弁8及び9は、制御弁6’の位置が
変わって逆止弁7’からの制御圧力を放出するまでは、
閉じたままである。この実施例は、逆止弁8、9、10
及び11が全部同じ構造であるという利点を有する。
【0019】制御圧力ライン6pは、機関の始動のため
に圧力アキュムレータ5(図I)に連結されている。本
発明による方法及び装置は、機関を始動させ及び負荷に
給油するために別々の圧力アキュムレータ5及び13が
ない場合にも適用可能であるが、これらの高圧のアキュ
ムレータは、多くの適用において、併合して1つのアキ
ュムレータにすることが可能である。
に圧力アキュムレータ5(図I)に連結されている。本
発明による方法及び装置は、機関を始動させ及び負荷に
給油するために別々の圧力アキュムレータ5及び13が
ない場合にも適用可能であるが、これらの高圧のアキュ
ムレータは、多くの適用において、併合して1つのアキ
ュムレータにすることが可能である。
【0020】前述の記載において、自由ピストン装置は
、2つの対向した機関ピストンと、同じ往復動ピストン
ロッドに取りつけられた少なくとも1つの複動式油圧ピ
ストンとから成っている。明らかに、本発明は、前述し
た実施例に限定されるものではない。例えば、対になっ
たボクサーアレンジメント(boxer arran
genent)の単動式ピストン/シリンダポンプがこ
の記載及び特許請求の範囲に開示された複動式油圧ポン
プを形成してもよい。
、2つの対向した機関ピストンと、同じ往復動ピストン
ロッドに取りつけられた少なくとも1つの複動式油圧ピ
ストンとから成っている。明らかに、本発明は、前述し
た実施例に限定されるものではない。例えば、対になっ
たボクサーアレンジメント(boxer arran
genent)の単動式ピストン/シリンダポンプがこ
の記載及び特許請求の範囲に開示された複動式油圧ポン
プを形成してもよい。
【図1】本発明による始動方法及び装置の油圧回路図を
示すものである。
示すものである。
【図2】ピストン機関の制御ダイアグラム及びその始動
シーケンスを模式的に示すものである。
シーケンスを模式的に示すものである。
【図3】本発明の1つの代替的な実施例による始動方法
及び装置の油圧回路図の最重要部を示すものである。
及び装置の油圧回路図の最重要部を示すものである。
1 電動補助ポンプ
2,6,6’ 制御弁
3 逆止弁
5,13,14 圧力アキュムレータ5p 油圧回
路 7 2路逆止弁 7’ 一方逆止弁 7p 制御圧力ライン 8,9,10,11 玉逆止弁 12 方向切換弁 15 油だめ 16 圧力ピストン 16a ピストンロッド 16p 圧力ライン 4,17,22,23 圧力調整弁 18,19 油圧モータ 24 ピストン 25 電池 30,31 センサ 34 マイクロロットローラ 35 ストップウォッチ
路 7 2路逆止弁 7’ 一方逆止弁 7p 制御圧力ライン 8,9,10,11 玉逆止弁 12 方向切換弁 15 油だめ 16 圧力ピストン 16a ピストンロッド 16p 圧力ライン 4,17,22,23 圧力調整弁 18,19 油圧モータ 24 ピストン 25 電池 30,31 センサ 34 マイクロロットローラ 35 ストップウォッチ
Claims (10)
- 【請求項1】 自由ピストンを油圧で始動するための
方法であり、その方法では、機関の始動を、機関の始動
後に機関からの出力のために用いられるものと同じな複
動式の油圧ピストン/シリンダ装置(16,161,1
62)で行ない、且つ、始動圧力の油圧アキュムレータ
(5)とピストン/シリンダ装置のシリンダ(161,
162)との間の油圧回路(5p)に配された弁素子(
12)を制御してそれらの位置を切り換えて油圧ピスト
ン(16)の両対向側を交番に圧縮させ、一方、圧縮さ
れているシリンダ室(161または162)と反対側の
シリンダ室(162または161)を同時に戻りライン
(15R)を経て油だめ(15)に連結させる方法にお
いて、始動の間油圧シリンダ(161,162)の一方
向逆止弁(8、9)を閉じた状態に制御し、それによっ
て、シリンダからの油圧作動油の流出を防止し、及び、
燃焼工程の開始の間または燃焼工程の開始の直前または
直後に逆止弁(8,9)を正常動作のために開放して、
その間それらの逆止弁が油圧作動油の一方向の流れ、即
ちシリンダ(161,162)からの流れだけを可能に
することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 一方向逆止弁(8,9)を制御して始
動圧力の油圧アキュムレータ(5)により閉じさせるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 方向切換弁素子(12)の方向切り換
えを、自由ピストン装置(16,24)の位置及び速度
センサ(28〜31)からの位置及び速度情報に基づい
て制御することを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 自由ピストン装置(16,24)が予
め決められた数の往復動をした後、または、自由ピスト
ン装置が十分な強さの慣性エネルギを得た時にのみ、燃
料噴射が開始するように制御すること、及び、燃料噴射
の開始と同時またはその直前または直後に、前記方向切
り換弁素子(12)を、シリンダ室の1つ(161また
は162)の始動圧力の油圧アキュムレータ(5)への
連結及び他のシリンダ室(162または161)の油だ
め(15)への連結が共に同時に遮断される位置に制御
することを特徴とする請求項1または3に記載の方法。 - 【請求項5】複動式の油圧ピストン/シリンダ装置(1
6,16a,161,162)が連係している自由ピス
トン装置(16,24)と、ピストン/シリンダ装置の
シリンダ室(161,162)が油圧アクチュエータ(
18)に連結される途中にある一方向圧力駆動逆止弁、
即ち圧力側の逆止弁(8,9)と、シリンダ室(161
,162)が油圧油だめ(15)に連結される途中にあ
る一方向吸込弁(10,11)と、始動圧力の油圧アキ
ュムレータ(5)とピストン/シリンダ装置のシリンダ
室(161,16)との間の圧力ラインに配置され、油
圧ピストン(16)の両側を交番に圧縮し、一方、圧縮
されているシリンダ室(161または162)と反対側
のシリンダ室(162または161)を同時に戻りライ
ン(15r)を経て油だめ(15)へ連結するように位
置の変更が制御可能な第1の組の弁素子(12)と、シ
リンダ室(161,162)とアクチュエータ(18)
との間の油圧作動油の流れを始動の間遮断するための第
2の組の弁素子(6,7,8,9)とから成り、第2の
組の弁素子が、始動の間始動圧力の油圧アキュムレータ
(5)の圧力により閉じた状態に制御可能であるように
構成され、それによって、シリンダ室(161,162
)からアクチュエータ(18)への作動油の流れを防止
することを特徴とする、自由ピストン機関を油圧で始動
するための装置。 - 【請求項6】 それぞれ最初の位置で逆止弁(8,9
)を閉じた状態に制御し、及び第2の位置で逆止弁(8
,9)を開放する第2の組の弁素子の弁素子(6,7)
を経て、始動圧力の油圧アキュムレータ(5)が、前記
一方向逆止弁(8,9)に連結されてシリンダ室(16
1,162)からアクチュエータ(18)への一方向の
作動油の流れを可能にすることを特徴とする、請求項5
に記載の装置。 - 【請求項7】 アクチュエータ(18)に通じる圧力
ライン(16P)に発電機(21)及びフラツシングポ
ンプ(20)を回転させる低力の油圧モータ(19)が
設けられていることを特徴とする請求項5に記載の装置
。 - 【請求項8】 第1及び第2の組の弁素子(21及び
6)が、自由ピストン装置(16,24)の速度及び位
置を検知するセンサ(28〜31)に連結されている電
子コントローラ(34)によって制御可能に構成されて
いることを特徴とする請求項5または6に記載の装置。 - 【請求項9】 自由ピストン装置(16,24)が予
め定められた数の往復動作をさせられた後、または自由
ピストン装置が十分な強さの慣性エネルギを得た時にだ
け、燃料噴射を開始するように電子コントローラ(34
)が構成されていること、及び、燃料噴射の開始と同時
にまたは、その直前または直後に、シリンダ室の1つ(
161または162)の始動圧力油圧アキュムレータ(
5)への連結及び他のシリンダ室(162または161
)の油だめ(15)への連結が共に同時に遮断される位
置へ第1の組の弁素子(12)を制御するように、電子
コントローラ(34)が構成されていることを特徴とす
る請求項5,7または8に記載の装置。 - 【請求項10】 始動圧力の油圧アキュムレータ(5
)内の圧力が、複動式ピストン/シリンダ装置(16)
とアクチュエータ(18)との間の圧力ライン(16p
)に連結されている圧力アキュムレータ(13)内の圧
力よりも大であることを特徴とする請求項5に記載の装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI905162 | 1990-10-19 | ||
FI905162A FI85748C (fi) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | Foerfarande och anordning foer att hydrauliskt starta en frikolvsmotor. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04298644A true JPH04298644A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=8531274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5123245A (ja) |
EP (1) | EP0481690A3 (ja) |
JP (1) | JPH04298644A (ja) |
KR (1) | KR920008332A (ja) |
CN (1) | CN1060893A (ja) |
AU (1) | AU644691B2 (ja) |
BR (1) | BR9104596A (ja) |
CA (1) | CA2053708A1 (ja) |
FI (1) | FI85748C (ja) |
LT (1) | LT3066B (ja) |
LV (1) | LV10326B (ja) |
NZ (1) | NZ240071A (ja) |
RU (1) | RU2050449C1 (ja) |
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- 1991-10-21 US US07/780,040 patent/US5123245A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1992-09-29 LV LVP-92-139A patent/LV10326B/xx unknown
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