JPH0428341A - 検温装置 - Google Patents
検温装置Info
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- JPH0428341A JPH0428341A JP2105659A JP10565990A JPH0428341A JP H0428341 A JPH0428341 A JP H0428341A JP 2105659 A JP2105659 A JP 2105659A JP 10565990 A JP10565990 A JP 10565990A JP H0428341 A JPH0428341 A JP H0428341A
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- Japan
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- guide piece
- detection sensor
- guide
- infrared
- infrared detection
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Links
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業↓9劇U、、lkJ
本発明は、患者の鼓膜から放射される赤外線量を検知、
解析して、患者の体温を検出する検温装置に関する。
解析して、患者の体温を検出する検温装置に関する。
獲米■狡術
上記検温装置としては、特開昭61−117422号公
報に示すようなものが知られている。第23図は上記検
温装置の断面図、第24図は分解斜視図、第25図はガ
イドピースの平面図、第26図は検温装置を用いて体温
測定する際の説明図である。
報に示すようなものが知られている。第23図は上記検
温装置の断面図、第24図は分解斜視図、第25図はガ
イドピースの平面図、第26図は検温装置を用いて体温
測定する際の説明図である。
第23図及び第24図に示すように、鼓膜からの赤外線
量を検知するサーモパイル101は金属ハウジング10
2の底面に形成された凹部103内に収納されている。
量を検知するサーモパイル101は金属ハウジング10
2の底面に形成された凹部103内に収納されている。
上記サーモパイル1.01と金属ハウジング102とは
サーマルグリスを介して熱的に接触されて、サーモパイ
ル101の温度変化を抑制するような構造を成すと共に
、金属ハウシング102の」二面にばサーモパイル10
1に赤外線を導入するための導波管104が設けられて
いる。この導波管104の外側はガイドピース105に
よって覆われている。このガイドピース+05と上記金
属ハウジング102との固定方法は、ガイlζピース1
05の内周に形成された雌ねじ107と金属ハウジング
102の外周に形成された雄ねじ108とによって行わ
れる。また、導波管104とガイドピース105とを同
軸状に配置すべく、ガイドピース105の先端内周には
第25図に示ずリブ状の小突起106が4つ形成されて
おり、上記ねし固定時にこれら小突起106と導波管1
04の先端とが接触して同軸状となる。
サーマルグリスを介して熱的に接触されて、サーモパイ
ル101の温度変化を抑制するような構造を成すと共に
、金属ハウシング102の」二面にばサーモパイル10
1に赤外線を導入するための導波管104が設けられて
いる。この導波管104の外側はガイドピース105に
よって覆われている。このガイドピース+05と上記金
属ハウジング102との固定方法は、ガイlζピース1
05の内周に形成された雌ねじ107と金属ハウジング
102の外周に形成された雄ねじ108とによって行わ
れる。また、導波管104とガイドピース105とを同
軸状に配置すべく、ガイドピース105の先端内周には
第25図に示ずリブ状の小突起106が4つ形成されて
おり、上記ねし固定時にこれら小突起106と導波管1
04の先端とが接触して同軸状となる。
尚、−11記検温装置を用いて体温測定を行う際には、
第26図に示すように、ガイドピース105を外耳カナ
ル(鼓膜111に到るまでの耳穴)110内に挿入して
、鼓膜111から放射される赤外線を検出することによ
って行う。
第26図に示すように、ガイドピース105を外耳カナ
ル(鼓膜111に到るまでの耳穴)110内に挿入して
、鼓膜111から放射される赤外線を検出することによ
って行う。
゛ しよ゛と る
しかしながら、上記従来の検温装置では、以下に示すよ
うな課題を有していた。
うな課題を有していた。
■ガイドピース105と金属ハウジング102(導波管
104を含む)とは、小突起106及びねし部を介して
接触しているため、ガイドピース105を外耳カナル1
10内に挿入した際に、外耳カナル106の温度がガイ
ドピース105を介して導波管104に伝達される。こ
の結果、導波管104内壁からの放射赤外線量が変化し
て、サーモパイル101の出力が変動するため、体温を
正確に測定できない。
104を含む)とは、小突起106及びねし部を介して
接触しているため、ガイドピース105を外耳カナル1
10内に挿入した際に、外耳カナル106の温度がガイ
ドピース105を介して導波管104に伝達される。こ
の結果、導波管104内壁からの放射赤外線量が変化し
て、サーモパイル101の出力が変動するため、体温を
正確に測定できない。
そこで、このような課題を防止すべく、金属ノ\ウジン
グ102とガイドピース105とを体温付近の一定温度
にコントロールするためのヒータ114を基板113の
裏面に設けている。
グ102とガイドピース105とを体温付近の一定温度
にコントロールするためのヒータ114を基板113の
裏面に設けている。
しかしながら、このような構造であっても、金属ハウジ
ング]02とガイドピース105とが体温付近の一定温
度に達するまでは、やはり体温を正確に測定することが
できない。
ング]02とガイドピース105とが体温付近の一定温
度に達するまでは、やはり体温を正確に測定することが
できない。
■ガイドピース105の先端がどの程度外耳カナル11
0に挿入されているのががわからない。このため、ガイ
ドピース105が十分に挿入されていなければ、外耳カ
ナル110とガイドピース105との間に隙間ができて
、正確な測定を行うごとができない。
0に挿入されているのががわからない。このため、ガイ
ドピース105が十分に挿入されていなければ、外耳カ
ナル110とガイドピース105との間に隙間ができて
、正確な測定を行うごとができない。
■また、仮にオペレータによってガイドピース105を
外耳カナル110内に挿入した場合であっても、被測定
者がガイドピース105を押し込むようなこともある。
外耳カナル110内に挿入した場合であっても、被測定
者がガイドピース105を押し込むようなこともある。
この場合には、やはり正確な測定を行うことができず、
且つガイドピース105は弾力性を有しないので、外耳
カナル110を傷つげることかある。
且つガイドピース105は弾力性を有しないので、外耳
カナル110を傷つげることかある。
■測定終了後には、ブザーを鳴らすと共に、センサ部1
】5に設けられたLED(図示せず)に表示しているが
、騒音の大きな場所で測定する場合には上記ブザー音は
聞こえず、また自分自身(オペレークがいない場合)で
測定する場合には、センサ部のLEDは見えないので、
測定終了及び測定結果が確認できない。
】5に設けられたLED(図示せず)に表示しているが
、騒音の大きな場所で測定する場合には上記ブザー音は
聞こえず、また自分自身(オペレークがいない場合)で
測定する場合には、センサ部のLEDは見えないので、
測定終了及び測定結果が確認できない。
本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり、上記
諸欠点を解消できることになる検温装置を提供すること
を目的とする。
諸欠点を解消できることになる検温装置を提供すること
を目的とする。
課ガレ」行貯(し姐へ塵1段
本発明は上記目的を達成するために、鼓膜からの赤外線
量を検知する赤外線検出センサと、上記赤外線検出セン
サが固定されると共に、赤外線検出センサに赤外線を導
入するための導波管を有するガイドパイプと、熱伝導抑
制空間を介して上記ガイドパイプを覆い、且つガイドパ
イプと同軸となるように配置された筒状のガイドピース
とを有するセンサ部を備えたことを特徴とする請求項1
記載の構造の検温装置であって、前記ガイドピースの先
端から導波管の先端までの距離を11とし、ガイドピー
ス先端から前記赤外線検出センサの赤外線入射面までの
距離を!2とした場合、L #z =0.3〜0.6の
範囲内となるように距離ffi、、Lの値を設定したこ
とを特徴とする 請求項1記載の構造の検温装置であって、前記センサの
赤外線入射面の面積をS、とし、前記ガイドピースの先
端部の開口面積をS2とした場合、S2/Sl<20の
範囲に設定すると共に、ガイドピースの先端から赤外線
検出センサの赤外線入射面までの距離が10〜16mm
となるように設定したことを特徴とする。
量を検知する赤外線検出センサと、上記赤外線検出セン
サが固定されると共に、赤外線検出センサに赤外線を導
入するための導波管を有するガイドパイプと、熱伝導抑
制空間を介して上記ガイドパイプを覆い、且つガイドパ
イプと同軸となるように配置された筒状のガイドピース
とを有するセンサ部を備えたことを特徴とする請求項1
記載の構造の検温装置であって、前記ガイドピースの先
端から導波管の先端までの距離を11とし、ガイドピー
ス先端から前記赤外線検出センサの赤外線入射面までの
距離を!2とした場合、L #z =0.3〜0.6の
範囲内となるように距離ffi、、Lの値を設定したこ
とを特徴とする 請求項1記載の構造の検温装置であって、前記センサの
赤外線入射面の面積をS、とし、前記ガイドピースの先
端部の開口面積をS2とした場合、S2/Sl<20の
範囲に設定すると共に、ガイドピースの先端から赤外線
検出センサの赤外線入射面までの距離が10〜16mm
となるように設定したことを特徴とする。
鼓膜からの赤外線量を検知する赤外線検出センサと、上
記赤外線検出センサが固定され、赤外線検出センサに赤
外線を導入するガイドパイプと、体温測定時に上記ガイ
ドパイプの温度変化を抑制すべくガイドパイプを覆うよ
うに配置された筒状のガイドピースとを有するセンサ部
を備えた検温装置であって、前記ガイドピースは、本体
部と、弾性部材から成り上記本体部を覆・うカバー部と
から構成されていることを特徴とする。
記赤外線検出センサが固定され、赤外線検出センサに赤
外線を導入するガイドパイプと、体温測定時に上記ガイ
ドパイプの温度変化を抑制すべくガイドパイプを覆うよ
うに配置された筒状のガイドピースとを有するセンサ部
を備えた検温装置であって、前記ガイドピースは、本体
部と、弾性部材から成り上記本体部を覆・うカバー部と
から構成されていることを特徴とする。
鼓膜からの赤外線量を検知する赤外線検出センサと、上
記赤外線検出センサが固定され、赤外線検出センサに赤
外線を導入するガイドパイプと、体温測定時に上記ガイ
ドパイプの温度変化を抑制すべくガイドパイプを覆うよ
うに配置された筒状のガイドピースとを有するセンサ部
を備えた検温装置であって、前記ガイドピースは、基体
部と、この基体部を覆うように配置され且つ基体部と弾
性部材を介して弾発的に結合された外耳穴挿入部とから
構成されていることを特徴とする。
記赤外線検出センサが固定され、赤外線検出センサに赤
外線を導入するガイドパイプと、体温測定時に上記ガイ
ドパイプの温度変化を抑制すべくガイドパイプを覆うよ
うに配置された筒状のガイドピースとを有するセンサ部
を備えた検温装置であって、前記ガイドピースは、基体
部と、この基体部を覆うように配置され且つ基体部と弾
性部材を介して弾発的に結合された外耳穴挿入部とから
構成されていることを特徴とする。
鼓膜からの赤外線量を検知する赤外線検出センサと、上
記赤外線検出センサが固定され、赤外線検出センサに赤
外線を導入するガイドパイプと、体温測定時に上記ガイ
ドパイプの温度変化を抑制すべくガイドパイプを覆うよ
うに配置された筒状のガイドピースと、体温を測定する
際に押圧されるスイッチと、体温測定可能状態となった
ときに音声を鳴動すると共に、体温測定終了後に測定結
果を告知するスピーカと、前記スイッチが押圧された際
に上記スピーカに音声鳴動信号を出力すると共に、前記
赤外線検出センサからの信号に基づいて演算し、この演
算結果に基づいてスピーカにスピーカ駆動指令信号を出
力する制御部とを有することを特徴とする。
記赤外線検出センサが固定され、赤外線検出センサに赤
外線を導入するガイドパイプと、体温測定時に上記ガイ
ドパイプの温度変化を抑制すべくガイドパイプを覆うよ
うに配置された筒状のガイドピースと、体温を測定する
際に押圧されるスイッチと、体温測定可能状態となった
ときに音声を鳴動すると共に、体温測定終了後に測定結
果を告知するスピーカと、前記スイッチが押圧された際
に上記スピーカに音声鳴動信号を出力すると共に、前記
赤外線検出センサからの信号に基づいて演算し、この演
算結果に基づいてスピーカにスピーカ駆動指令信号を出
力する制御部とを有することを特徴とする。
イ乍」−
上記第1発明の如く、筒状のガイドピースが熱伝導抑制
空間を介して上記ガイドパイプを覆うように設けられて
いれば、体温測定時にガイドピースを外耳穴に挿入した
際、外耳穴の温度が導波管に伝達するのを抑制すること
ができるので、導波管内壁からの放射赤外線量が変化し
ない。したがって、ガイドパイプやガイドピースを測定
前に予め温めておく必要がないので、当初より正確な体
温測定を行うことが可能となる。また、ヒータが不要と
なるので、機器の小型化を計ることも可能となる。
空間を介して上記ガイドパイプを覆うように設けられて
いれば、体温測定時にガイドピースを外耳穴に挿入した
際、外耳穴の温度が導波管に伝達するのを抑制すること
ができるので、導波管内壁からの放射赤外線量が変化し
ない。したがって、ガイドパイプやガイドピースを測定
前に予め温めておく必要がないので、当初より正確な体
温測定を行うことが可能となる。また、ヒータが不要と
なるので、機器の小型化を計ることも可能となる。
また、第2発明及び第3発明によれば、より正確な測定
が可能となる。
が可能となる。
第4発明の如く、本体部が弾性部材から成るカバー部で
覆われていれば、外耳穴とガイドピース(カバー部)と
の間に隙間ができないので、正確に体温測定を行うこと
ができ、且つ仮にガイトビ−スを外耳穴の奥深くまで挿
入させた場合であっても外耳穴や鼓膜が傷つくのを防止
することができる。
覆われていれば、外耳穴とガイドピース(カバー部)と
の間に隙間ができないので、正確に体温測定を行うこと
ができ、且つ仮にガイトビ−スを外耳穴の奥深くまで挿
入させた場合であっても外耳穴や鼓膜が傷つくのを防止
することができる。
第5発明の如く、基体部を覆う外耳穴挿入部が弾性部材
を介して基体部に取り付けられていれば、外耳穴挿入部
が外耳穴と当接した後、オペレータ或いは被測定者が更
に奥深く挿入させようとした場合であっても、外耳穴挿
入部はそれ以上外耳穴内に挿入されることがない。した
がって、外耳穴や鼓膜が傷つくのを確実に防止すること
ができる。
を介して基体部に取り付けられていれば、外耳穴挿入部
が外耳穴と当接した後、オペレータ或いは被測定者が更
に奥深く挿入させようとした場合であっても、外耳穴挿
入部はそれ以上外耳穴内に挿入されることがない。した
がって、外耳穴や鼓膜が傷つくのを確実に防止すること
ができる。
第5発明の如く、体温測定可能状態となったときに音声
を鳴動させれば、体温を正確に測定することが可能とな
る。これは、最も音声が大きく聞こえる部位(ガイドピ
ースの先端が略まっすぐに鼓膜に向いている部位)にガ
イドピースをセットすることが可能となるからである。
を鳴動させれば、体温を正確に測定することが可能とな
る。これは、最も音声が大きく聞こえる部位(ガイドピ
ースの先端が略まっすぐに鼓膜に向いている部位)にガ
イドピースをセットすることが可能となるからである。
また、体温測定終了後に測定結果が告知されるので、測
定終了及び測定結果を確実に知ることができる。
定終了及び測定結果を確実に知ることができる。
第土実漏貰−
本発明の第1実施例を、第1図〜第9図に基づいて、以
下に説明する。第1図は検温装置の全体構成を示す斜視
図、第2図はセンサ部の拡大斜視図、第3図はセンサ部
の分解斜視図、第4図はセンサ部の部分拡大断面図、第
5図は上ケースの斜視図、第6図はセンサ部を外耳カナ
ル内に挿入したときの説明図、第7図〜第9図はj2+
/ e zの値と誤差要因となるザーモパイルの入射
赤外線量との関係を示すグラフである。
下に説明する。第1図は検温装置の全体構成を示す斜視
図、第2図はセンサ部の拡大斜視図、第3図はセンサ部
の分解斜視図、第4図はセンサ部の部分拡大断面図、第
5図は上ケースの斜視図、第6図はセンサ部を外耳カナ
ル内に挿入したときの説明図、第7図〜第9図はj2+
/ e zの値と誤差要因となるザーモパイルの入射
赤外線量との関係を示すグラフである。
第1図に示すように、検温装置は、本体1とこの本体1
とケーブル3により接続されたセンサ部2とから構成さ
れている。上記本体1の上面には、LCD表示部4と、
測定開始ボタン5と、スイッチ6と、測定準備が完了し
たことを表示する第1表示部7と、測定が完了したこと
を表示する第2表示部8と、上記センサ部2を載置する
ために凹状に形成されたセンサ部ホームポジション9と
が設けられている。
とケーブル3により接続されたセンサ部2とから構成さ
れている。上記本体1の上面には、LCD表示部4と、
測定開始ボタン5と、スイッチ6と、測定準備が完了し
たことを表示する第1表示部7と、測定が完了したこと
を表示する第2表示部8と、上記センサ部2を載置する
ために凹状に形成されたセンサ部ホームポジション9と
が設けられている。
一方、上記センサ部2は、第2図に示すように、」二ケ
ース10と下ケース11とを有している。上記上ケース
10の内壁の周方向には、第5図に示ずように4つの係
合凸部20・・・が形成される一方、第3図に示すよう
に、下ケース11の上端に形成された嵌合用壁部21に
おける周方向には、切り欠き形成された位置決め用溝2
2が形成されている。そして、上記係合凸部20・・・
が上記位置決め用溝22と嵌まり合うことにより、上ケ
ース10と下ケース11との正確な位置決めがなされる
。
ース10と下ケース11とを有している。上記上ケース
10の内壁の周方向には、第5図に示ずように4つの係
合凸部20・・・が形成される一方、第3図に示すよう
に、下ケース11の上端に形成された嵌合用壁部21に
おける周方向には、切り欠き形成された位置決め用溝2
2が形成されている。そして、上記係合凸部20・・・
が上記位置決め用溝22と嵌まり合うことにより、上ケ
ース10と下ケース11との正確な位置決めがなされる
。
また、上ケース10と下ケース11との固定は、上ケー
ス10の下面中央部に突出形成された突起19に、下ケ
ース11の下面を挿通する捻子17を螺着することによ
り行う。
ス10の下面中央部に突出形成された突起19に、下ケ
ース11の下面を挿通する捻子17を螺着することによ
り行う。
上記上ケース10と下ケース11とで形成される収納空
間内には基板15が配置されている。この基板15の外
周には4つの溝15a・・・が形成されており、この溝
15a・・・は、前記下ケース11の内周に設けられ下
端にストッパ一部18aが形成されたL字状のリブ18
の嵌め合わされる。これにより、基板15と(基板15
に固定された後述のガイドパイプ13)と下ケース11
との正確な位置決めがなされることになる。また、上記
基板15上には、検出回路を構成しIC,抵抗等から成
る電子部品23・・・が実装されると共に、ガイドパイ
プ13が捻子16・16により基板15に固定されてい
る。上記ガイドパイプ13は、第4図に示すように、逆
U字状を成す基体部13aと、サーモパイル14に赤外
線を導入するための導波管13bとから構成されている
。上記ガイドパイプ13の基体部13aの内部には、赤
外線量を検出して起電力を発生ずる赤外線検出センサか
ら成るサーモパイル14が設けられており、このサーモ
パイル14はザーマルグリス(図示せず)を介して上記
ガイドパイプ13と熱的に接触している。
間内には基板15が配置されている。この基板15の外
周には4つの溝15a・・・が形成されており、この溝
15a・・・は、前記下ケース11の内周に設けられ下
端にストッパ一部18aが形成されたL字状のリブ18
の嵌め合わされる。これにより、基板15と(基板15
に固定された後述のガイドパイプ13)と下ケース11
との正確な位置決めがなされることになる。また、上記
基板15上には、検出回路を構成しIC,抵抗等から成
る電子部品23・・・が実装されると共に、ガイドパイ
プ13が捻子16・16により基板15に固定されてい
る。上記ガイドパイプ13は、第4図に示すように、逆
U字状を成す基体部13aと、サーモパイル14に赤外
線を導入するための導波管13bとから構成されている
。上記ガイドパイプ13の基体部13aの内部には、赤
外線量を検出して起電力を発生ずる赤外線検出センサか
ら成るサーモパイル14が設けられており、このサーモ
パイル14はザーマルグリス(図示せず)を介して上記
ガイドパイプ13と熱的に接触している。
これにより、サーモパイル14の温度変化が少なくなる
ような構造である。また、サーモパイル14はリードL
4a・14aを有しており、このりF 14 a・1.
4 aは上記基板15の裏面で半田付げされている。
ような構造である。また、サーモパイル14はリードL
4a・14aを有しており、このりF 14 a・1.
4 aは上記基板15の裏面で半田付げされている。
また、」上記ガイドパイプ13における前記上ケース1
0から突出した部分は基体部12aと外耳カナルに差し
込むための挿入部12bとから成るガイドピース12に
より覆われており、このガイドピース12は上ケース1
0の穴24に嵌合固定されると共に、外周下端部近傍に
は嵌合長さを決定する鍔部12dが形成されている。
0から突出した部分は基体部12aと外耳カナルに差し
込むための挿入部12bとから成るガイドピース12に
より覆われており、このガイドピース12は上ケース1
0の穴24に嵌合固定されると共に、外周下端部近傍に
は嵌合長さを決定する鍔部12dが形成されている。
ここで、第4図における!1〜ff11の長さは以下の
ように設定している。
ように設定している。
■導波管13bの先端と挿入部12bの先端との距離夕
、=13.0mm0 ■挿入部12bの先端とサーモパイル14の上面との距
離12=32.0mm。
、=13.0mm0 ■挿入部12bの先端とサーモパイル14の上面との距
離12=32.0mm。
■導波管13bの先端とサーモパイル14の上面との距
離L+ = 19. 0mm。
離L+ = 19. 0mm。
■挿入部12bの先端と基体部12aの段付面との距離
14=24.0mm。
14=24.0mm。
■挿入部12bの先端と上ケース10の上面との距離ρ
5=40.0mm。
5=40.0mm。
■挿入部12bの内径1!b =8. 0mm0■導波
管13bの内径1−7=3. 7mm。
管13bの内径1−7=3. 7mm。
■基体部13aの外径ff18=16.0mm。
■基体部12aの内径j2q−18,0mm。
[相]基体部12aの外径fi+o=22. 0mm。
■導波管13bの先端と基体部12aの上面との距離f
f1z=13. 0mm0 次に、上記検温装置によって体温を測定する際には、以
下のようにして行う。
f1z=13. 0mm0 次に、上記検温装置によって体温を測定する際には、以
下のようにして行う。
先ず、センサ部2を本体1のセンサ部ホームポジション
9上にセットした後、スイッチ6をONする。次に、測
定準備が完了した状態を表示する第2表示部8が点灯し
た後、第6図に示すように、ガイドピース12の挿入部
12bを外耳カナル26に差し込む。そうすると、鼓膜
27から放射される赤外線が導波管13bを介してサー
モパイル14に到達する。このサーモパイル14では、
入射する赤外線の量に応じて起電力を発生し、この出力
信号に基づいて基板15上の検出回路で所定の処理が行
われる。その後、検出回路からの信号に暴づいて表示部
4に体温が表示される。
9上にセットした後、スイッチ6をONする。次に、測
定準備が完了した状態を表示する第2表示部8が点灯し
た後、第6図に示すように、ガイドピース12の挿入部
12bを外耳カナル26に差し込む。そうすると、鼓膜
27から放射される赤外線が導波管13bを介してサー
モパイル14に到達する。このサーモパイル14では、
入射する赤外線の量に応じて起電力を発生し、この出力
信号に基づいて基板15上の検出回路で所定の処理が行
われる。その後、検出回路からの信号に暴づいて表示部
4に体温が表示される。
ところで、前記上ケース10の係合凸部20・・・は下
ケース11の位置決め用溝22と嵌まり合っているので
、上ケース10と下ケース11とは正確に位置決めがな
されている。したがって、上ケース10の穴24に固定
されたガイドピース12と下ケース11との位置決めも
正確になされている。一方、基板15の外周に形成され
た4つの溝15a・・・は、下ケース11の内周に設け
られたし字状のリブ18の嵌め合わされているので、基
板】5と下ケース11とは正確な位置決めがなされてい
る。したがって、基板15に捻子16で固定されたガイ
ドパイプ13と下ケース11との位置決めも正確になさ
れている。これらのことから、下ケース11を基準とし
て、ガイドピース12とガイドパイプ13(導波管13
b)とが正確に位置決めされることになり、第4図に示
すように、両者を接触させることなく同軸状に配置する
ことが可能となる。
ケース11の位置決め用溝22と嵌まり合っているので
、上ケース10と下ケース11とは正確に位置決めがな
されている。したがって、上ケース10の穴24に固定
されたガイドピース12と下ケース11との位置決めも
正確になされている。一方、基板15の外周に形成され
た4つの溝15a・・・は、下ケース11の内周に設け
られたし字状のリブ18の嵌め合わされているので、基
板】5と下ケース11とは正確な位置決めがなされてい
る。したがって、基板15に捻子16で固定されたガイ
ドパイプ13と下ケース11との位置決めも正確になさ
れている。これらのことから、下ケース11を基準とし
て、ガイドピース12とガイドパイプ13(導波管13
b)とが正確に位置決めされることになり、第4図に示
すように、両者を接触させることなく同軸状に配置する
ことが可能となる。
このように、本発明の検温装置では、ガイドパイプ13
の導波管13bとガイドピース12とが接触することな
(両者の位置決めを行うことができるので、導波管13
bにガイドピース12からの熱が伝導するのを抑制する
ことができる。したがって、センサ部2を外耳カナル2
6内に差し込んでも、導波管13bの内壁からの放射赤
外線の量が変化しない。したがって、誤差要因としてサ
ーモパイル14に入射される赤外線量が少なくなるので
、正確な体温を測定することが可能となる。
の導波管13bとガイドピース12とが接触することな
(両者の位置決めを行うことができるので、導波管13
bにガイドピース12からの熱が伝導するのを抑制する
ことができる。したがって、センサ部2を外耳カナル2
6内に差し込んでも、導波管13bの内壁からの放射赤
外線の量が変化しない。したがって、誤差要因としてサ
ーモパイル14に入射される赤外線量が少なくなるので
、正確な体温を測定することが可能となる。
[実験I]
上記構造の検温装置においては、ガイドパイプ13の導
波管]、 3 bの先端開口面積は(3,7/2)2π
であり、ガイドピース12の挿入部12bの先端開口面
積は(8,0/2)2πである。
波管]、 3 bの先端開口面積は(3,7/2)2π
であり、ガイドピース12の挿入部12bの先端開口面
積は(8,0/2)2πである。
このような両開口部の面積比を有する検温装置において
、上記2.の長さを変えることによりρ/p、2で表さ
れる比率を変化させ、誤差要因としてのサーモバイル1
4に入射される赤外線量の変化を調べたので、その結果
を第7図に示す。尚、図中Aはガイドピース12の内壁
からサーモパイ月利4に入射される放射赤外線の量を示
し、図中Bは導波管13bの内壁からサーモパイル14
に入射される放射赤外線の量を表している。
、上記2.の長さを変えることによりρ/p、2で表さ
れる比率を変化させ、誤差要因としてのサーモバイル1
4に入射される赤外線量の変化を調べたので、その結果
を第7図に示す。尚、図中Aはガイドピース12の内壁
からサーモパイ月利4に入射される放射赤外線の量を示
し、図中Bは導波管13bの内壁からサーモパイル14
に入射される放射赤外線の量を表している。
第7図に示すように、L/ρ2の値−〇のとき(導波管
13bの先端が、ガイドピース12の先端と同位置にあ
るとき)は、Aの値ばOとなっていることが認められる
。これば、ガイドピース12内壁からの放射赤外線は導
波管13bに阻まれてサーモバイル14に入射しないと
いう理由による。ところが、上記の場合、Bの値は大き
くなっていることが認められる。これは、導波管13b
先端が、外耳カナル26の壁面に近づきすぎるため、導
波管13bが温度上昇し、これに伴って導波管13bの
内壁からの放射赤外線量が増加する。このため、導波管
13bの内壁からの放射赤外線量がサーモバイル14に
入射するという理由による。このように、L #22の
値が0に近くなるほどガイドピース12内壁からの放射
赤外線の入射量は小さくなるが、導波管13b内壁から
の放射赤外線の入射量は多くなる。
13bの先端が、ガイドピース12の先端と同位置にあ
るとき)は、Aの値ばOとなっていることが認められる
。これば、ガイドピース12内壁からの放射赤外線は導
波管13bに阻まれてサーモバイル14に入射しないと
いう理由による。ところが、上記の場合、Bの値は大き
くなっていることが認められる。これは、導波管13b
先端が、外耳カナル26の壁面に近づきすぎるため、導
波管13bが温度上昇し、これに伴って導波管13bの
内壁からの放射赤外線量が増加する。このため、導波管
13bの内壁からの放射赤外線量がサーモバイル14に
入射するという理由による。このように、L #22の
値が0に近くなるほどガイドピース12内壁からの放射
赤外線の入射量は小さくなるが、導波管13b内壁から
の放射赤外線の入射量は多くなる。
一方、j2+/ff12の値−1のとき(ガイドパイプ
13の導波管13bがないとき)には、導波管13bの
内壁からの影啓はないので、Bの値ば0となる。ところ
が、ガイドピース12の内壁からの放射赤外線がサーモ
バイル14に入射する際、これを阻むものがない。した
がって、Aの値が大きくなって、やはりサーモバイル1
4の出力が変化することになる。このようにpl/p2
の値が1に近くなるほど導波管13b内壁からの放射赤
外線の入射量は小さくなるが、ガイドピース12内壁か
らの放射赤外線の入射量は多くなる。
13の導波管13bがないとき)には、導波管13bの
内壁からの影啓はないので、Bの値ば0となる。ところ
が、ガイドピース12の内壁からの放射赤外線がサーモ
バイル14に入射する際、これを阻むものがない。した
がって、Aの値が大きくなって、やはりサーモバイル1
4の出力が変化することになる。このようにpl/p2
の値が1に近くなるほど導波管13b内壁からの放射赤
外線の入射量は小さくなるが、ガイドピース12内壁か
らの放射赤外線の入射量は多くなる。
そこで、第7図から明らかなように、ff、 /I!。
2の値を0.3〜0.5の間に値になるよう導波管13
bの長さ!1を設定すると、ガイドピース12内壁から
の入射赤外線の量と導波管13bの内壁からの入射赤外
線の量との総和が小さくなっていることが認められる。
bの長さ!1を設定すると、ガイドピース12内壁から
の入射赤外線の量と導波管13bの内壁からの入射赤外
線の量との総和が小さくなっていることが認められる。
したがって、11/!2の値を0.3〜0.5の間に値
になるよう導波管13bの長さilを設定することが望
ましい。
になるよう導波管13bの長さilを設定することが望
ましい。
[実験■]
導波管13bの先端とガイドピース12の先端との開口
部の面積比率が変化させると、上記11/I!、2の最
適値も変わる。そこで、上記面積比を変えた場合におけ
る!l/!2の最適値を求めた。
部の面積比率が変化させると、上記11/I!、2の最
適値も変わる。そこで、上記面積比を変えた場合におけ
る!l/!2の最適値を求めた。
この際、外耳カナル26に挿入するガイドピース12の
外径は10mmを超えることはできない。したがって、
ガイドピース12の外径を10mm(内径は8mm)で
一定とし、導波管13bの内径を大きくして実験を行っ
たので、その結果を第8図に示す。
外径は10mmを超えることはできない。したがって、
ガイドピース12の外径を10mm(内径は8mm)で
一定とし、導波管13bの内径を大きくして実験を行っ
たので、その結果を第8図に示す。
第8図から明らかなように、ガイドピース12内壁、及
び導波管13b内壁からの入射赤外線量はともに増加す
るが、ガイドピース12内壁からの影響の方が大きいの
で、j21/j22の最適値は上記実験■の場合よりも
小さくなることが認められる。また、ガイドパイプ13
の内径をそのまま(内径3.7mm)にして、ガイドピ
ース12の径を小さした場合にも同様の結果が得られる
。
び導波管13b内壁からの入射赤外線量はともに増加す
るが、ガイドピース12内壁からの影響の方が大きいの
で、j21/j22の最適値は上記実験■の場合よりも
小さくなることが認められる。また、ガイドパイプ13
の内径をそのまま(内径3.7mm)にして、ガイドピ
ース12の径を小さした場合にも同様の結果が得られる
。
一方、ガイドピース12の内径を最大とし、導波管13
bの内径を小さくすると、第7図に示すように、ガイド
ピース12内壁及び導波管13b内壁からの入射赤外線
量はともに減少するが、鼓膜27からの赤外線の入射量
も減少するので、相対的な誤差要因の割合は大きくなる
。また、導波管13bの内壁からの影響が大きくなるた
め、l/ p−2の最適値は上記実験■の場合よりも大
きくなることが認められる。
bの内径を小さくすると、第7図に示すように、ガイド
ピース12内壁及び導波管13b内壁からの入射赤外線
量はともに減少するが、鼓膜27からの赤外線の入射量
も減少するので、相対的な誤差要因の割合は大きくなる
。また、導波管13bの内壁からの影響が大きくなるた
め、l/ p−2の最適値は上記実験■の場合よりも大
きくなることが認められる。
乗I夷絡例−
本発明の第2実施例を、第10図及び第11図に基づい
て、以下に説明する。尚、本第2実施例及び下記第3実
施例〜第5実施例においては、第1実施例と異なる部分
についてのみ説明する。
て、以下に説明する。尚、本第2実施例及び下記第3実
施例〜第5実施例においては、第1実施例と異なる部分
についてのみ説明する。
第10図に示すように、ガイドパイプ13に導波管が設
けられていない他は、上記第1実施例と略同様の構造で
ある。尚、サーモパイル14の直径P1.は3.7mm
なので、サーモパイル14の赤外線入射面の面積Aは(
3,7/2)2πとなり、ガイドピース12の挿入部1
2bの直径℃6は上記第1実施例と同一なので、その開
口面積は第1実施例と同一となるように構成されいる。
けられていない他は、上記第1実施例と略同様の構造で
ある。尚、サーモパイル14の直径P1.は3.7mm
なので、サーモパイル14の赤外線入射面の面積Aは(
3,7/2)2πとなり、ガイドピース12の挿入部1
2bの直径℃6は上記第1実施例と同一なので、その開
口面積は第1実施例と同一となるように構成されいる。
す=−モバイル14の赤外線入射面とガイドピース12
の開口部の面積とを上記で示す僅に設定し、ガイドピー
ス12の先端部からサーモパイル14の赤外線入射面ま
での距離L2を変化させたたときのサーモパイル14の
出力変動率を調べたので、その結果を第11図に示す。
の開口部の面積とを上記で示す僅に設定し、ガイドピー
ス12の先端部からサーモパイル14の赤外線入射面ま
での距離L2を変化させたたときのサーモパイル14の
出力変動率を調べたので、その結果を第11図に示す。
第11図より、距離t2+□は10〜16mmの範囲で
あることが好ましいことが窺える。これは、距離ρ1゜
が10胴未満の場合には、サーモパイル14がガイドピ
ース12の先端部近傍まで達しているため、サーモパイ
ル14が外耳カナル26に近づき過ぎることになる。こ
のため、体温によりサーモパイル14が温度上昇し、そ
れに伴ってサーモパイル14の出力が変化する。一方、
距離!、2が16mmを超えている場合には、ガイドピ
ース12の先端が温められるので、ガイドピース12内
壁からの赤外線放射量が増加する。これにより、ガイド
ピース12内壁からサーモパイル14に多量の赤外線が
入射し、サーモパイル14出力が変化するからである。
あることが好ましいことが窺える。これは、距離ρ1゜
が10胴未満の場合には、サーモパイル14がガイドピ
ース12の先端部近傍まで達しているため、サーモパイ
ル14が外耳カナル26に近づき過ぎることになる。こ
のため、体温によりサーモパイル14が温度上昇し、そ
れに伴ってサーモパイル14の出力が変化する。一方、
距離!、2が16mmを超えている場合には、ガイドピ
ース12の先端が温められるので、ガイドピース12内
壁からの赤外線放射量が増加する。これにより、ガイド
ピース12内壁からサーモパイル14に多量の赤外線が
入射し、サーモパイル14出力が変化するからである。
したがって、距離!1□は上記の範囲であることが好ま
しい。
しい。
尚、上記実施例では、先端部分の開口面積Bと赤外線入
射面の面積Aとの比、即ちB/Aζ4゜7であるが、B
/A<20の範囲内であれば、距離で1□−10〜b を有することを実験により確認している。
射面の面積Aとの比、即ちB/Aζ4゜7であるが、B
/A<20の範囲内であれば、距離で1□−10〜b を有することを実験により確認している。
第J】jl
本発明の第3実施例を、第12図に基づいて、以下に説
明する。
明する。
ガイドピース12は、内壁側をニッケルメッキした樹脂
から成る本体部12cと、ウレタンから成り上記本体部
12cを覆うカバー部12dとから構成されている。
から成る本体部12cと、ウレタンから成り上記本体部
12cを覆うカバー部12dとから構成されている。
このような構成であれば、外耳カナル26と接するのは
弾性力を有するカバー部12dであるため、ガイドピー
ス12と外耳カナル26との隙間がなくなって、正確に
体温を測定することができる。また、カバー部12dは
弾性力を有するので、外耳カナル26或いは鼓膜27を
傷つけることもない。
弾性力を有するカバー部12dであるため、ガイドピー
ス12と外耳カナル26との隙間がなくなって、正確に
体温を測定することができる。また、カバー部12dは
弾性力を有するので、外耳カナル26或いは鼓膜27を
傷つけることもない。
尚、カバー部12dの材質としてはウレタンに限定する
ものではなく、弾性力を有するものであればその材質は
問わない。
ものではなく、弾性力を有するものであればその材質は
問わない。
第」J01昨
本発明の第4実施例を、第13図〜第19図に基づいて
、以下に説明する。
、以下に説明する。
ガイドピース12は、上ケース10に嵌合固定される基
体部31と、この基体部31を覆うように配置された挿
入部32とに分割されている。上記基体部31ば、第1
6図及び第18図(a)〜(c)に示すように、円筒状
を成しており、その外周面における円周方向には鰐部3
3が形成されている。また、鍔部33の上方には上下方
向に延びる長溝35が形成されており、更に基体部31
の内周には上方に延びる円筒状のリブ34が形成されて
いる。このリブ34は、上記挿入部32を上方に付勢す
るスプリング37のガタッキを防止するために設けられ
る。
体部31と、この基体部31を覆うように配置された挿
入部32とに分割されている。上記基体部31ば、第1
6図及び第18図(a)〜(c)に示すように、円筒状
を成しており、その外周面における円周方向には鰐部3
3が形成されている。また、鍔部33の上方には上下方
向に延びる長溝35が形成されており、更に基体部31
の内周には上方に延びる円筒状のリブ34が形成されて
いる。このリブ34は、上記挿入部32を上方に付勢す
るスプリング37のガタッキを防止するために設けられ
る。
一方、上記挿入部32は、第14図に示すように、下方
が大径となるような筒状を成しており、大径部の内周径
は上記基体部31の外周径よりも若干大きくなるように
構成されている。また、挿入部32の内部には、第15
図及び第17図(a)〜(c)に示すように、下方に延
び上記リブ34と同じ径を有するリブ36が形成されて
いる。
が大径となるような筒状を成しており、大径部の内周径
は上記基体部31の外周径よりも若干大きくなるように
構成されている。また、挿入部32の内部には、第15
図及び第17図(a)〜(c)に示すように、下方に延
び上記リブ34と同じ径を有するリブ36が形成されて
いる。
そして、このリブ36と上記リブ34とによってスプリ
ング37のガタッキを確実に防止しうる。
ング37のガタッキを確実に防止しうる。
また、大径部の下端には一対の2木の切込み39が形成
されており、これにより切込み39間に弾性部40が形
成される。この弾性部40の内側には、先端が丸みを帯
びた円柱状の凸部38が形成され、この凸部38は前記
長溝35に遊嵌されて、挿入部32を基体部31に固定
することが可能となる。
されており、これにより切込み39間に弾性部40が形
成される。この弾性部40の内側には、先端が丸みを帯
びた円柱状の凸部38が形成され、この凸部38は前記
長溝35に遊嵌されて、挿入部32を基体部31に固定
することが可能となる。
ここで、上記構造の検温装置を用いて体温を測定する際
には、第19図(a)に示すように、ガイドピース12
の挿入部32を外耳カナル26に挿入する。そして、同
図(b)に示すように、挿入部32の先端が外耳カナル
26にある程度入るると、外耳カナル26と挿入部32
との摩擦力の方がスプリング37の付勢力より大きくな
るため、それ以」二押圧してもスプリング37が縮むだ
けで挿入部32は外耳カナル26内に入り込むことがな
い。したがって、外耳カナル26を傷つけることがない
。
には、第19図(a)に示すように、ガイドピース12
の挿入部32を外耳カナル26に挿入する。そして、同
図(b)に示すように、挿入部32の先端が外耳カナル
26にある程度入るると、外耳カナル26と挿入部32
との摩擦力の方がスプリング37の付勢力より大きくな
るため、それ以」二押圧してもスプリング37が縮むだ
けで挿入部32は外耳カナル26内に入り込むことがな
い。したがって、外耳カナル26を傷つけることがない
。
尚、スプリング37の付勢力が余り大きいと、挿入部3
2の先端が外耳カナル26にある程度入っても縮まない
ので、適当な付勢力に設定する必要がある。また、幼児
用と大人用等、外耳カナル26の形状に合わせてスプリ
ング37の付勢力を変えることが望ましい。
2の先端が外耳カナル26にある程度入っても縮まない
ので、適当な付勢力に設定する必要がある。また、幼児
用と大人用等、外耳カナル26の形状に合わせてスプリ
ング37の付勢力を変えることが望ましい。
第1yJt例−
本発明の第5実施例を、第20図〜第22図に基づいて
、以下に説明する。
、以下に説明する。
検温装置は、第21図に示すように、5■定電圧電源6
5により駆動される、センサ感知部45と、信号処理部
46と、制御表示部47とから構成されている。
5により駆動される、センサ感知部45と、信号処理部
46と、制御表示部47とから構成されている。
上記センサ感知部45はサーモパイル14とダイオード
48と、これらサーモパイル14及びダイオード′48
の出力を増幅するアンプ49・50とから構成されてい
る。上記ダイオード48はその順方向電圧の温度依存性
を利用して、上記サーモバイル14の温度測定を行う。
48と、これらサーモパイル14及びダイオード′48
の出力を増幅するアンプ49・50とから構成されてい
る。上記ダイオード48はその順方向電圧の温度依存性
を利用して、上記サーモバイル14の温度測定を行う。
また、サーモパイル14とダイオード48とには2.5
■基準電圧が与えられ、且つこれらの出力電圧は、後述
の積分回路55の充電電圧として使用される。
■基準電圧が与えられ、且つこれらの出力電圧は、後述
の積分回路55の充電電圧として使用される。
前記信号処理部46は、上記両アンプ49・50及び積
分回路55の放電電圧として使用される2、4■電源5
1と接続されたスイッチ52〜54と、積分回路55と
、2.5■基準電圧が与えられるコンパレータ56とか
ら構成されている。
分回路55の放電電圧として使用される2、4■電源5
1と接続されたスイッチ52〜54と、積分回路55と
、2.5■基準電圧が与えられるコンパレータ56とか
ら構成されている。
前記制御表示部47は、上記コンパレータ56と接続さ
れたマイクロコンビコー−り57を有し、このマイクロ
コンピュータ57には、前記測定開始ボタン5等から成
るキー人力部58、L CD表示部4、第1表示部7、
第2表示部8、EEPROM59及び駆動源を内蔵する
スピーカ60が接続されている。
れたマイクロコンビコー−り57を有し、このマイクロ
コンピュータ57には、前記測定開始ボタン5等から成
るキー人力部58、L CD表示部4、第1表示部7、
第2表示部8、EEPROM59及び駆動源を内蔵する
スピーカ60が接続されている。
上記スピーカ60は、第20図に示すように、前記基板
】5の表面に設けられ、リードは基板15の裏面で半田
付けされている。そして、スピーカ60から発せられた
音は、ガイドピース12とガイドパイプ13との間に形
成された空間を通って、ガイドピース12の先端から出
力される。
】5の表面に設けられ、リードは基板15の裏面で半田
付けされている。そして、スピーカ60から発せられた
音は、ガイドピース12とガイドパイプ13との間に形
成された空間を通って、ガイドピース12の先端から出
力される。
第22図は前記マイクロコンピュータ57によって遂行
される検温装置の作動を示すフローチャートである。
される検温装置の作動を示すフローチャートである。
先ず、スイッチ6がONされると、センサ部2が本体1
のセンサ部ホームポジション9にセットされているか否
かが判定される(Sl)。センサ部2がポジション9に
セットされていなければ、′“センサ部を本体に戻して
下さい″というコールがなされる(S2)。一方、セン
サ部2がポジション9にセットされていれば、測定準備
が完了したことを表示する第1表示部7が点灯する(S
3)。次に、オペレータが本体1からセンサ部2を取り
出したか否かが判別され(S4)、肯定的な回答であれ
ば、スピーカ60よりセツティングアラーム音が鳴動さ
れる(S5)。オペレータはこのアラーム音が鳴動され
ているセンサ部2を被測定者の外耳カナル26内に挿入
した後、センサ部2の挿入角を変化させるべくセンサ部
2を動かず。この際、被測定者はセツティングアラーム
音を聞き、この音が最大となる時点でオペレータに指示
する。オペレータはこの部位でセンサ部2をセットする
。このように、セツティングアラーム音が最大となる部
位にセンサ部2をセントするのは、このような状態であ
ればセンサ部2の先端がほぼまっずく鼓膜に向っている
、即ち、センサ部2が外耳カナル26内に正確に装着さ
れた状態だからである。次いで、ステップ7に示すよう
に測定開始ボタン5を押すと、第1表示部7が消灯する
と共にセツティングアラーム音の鳴動が停止され(S8
)、更に体温測定シーケンスが開始される(S9)。こ
の体温測定シーケンスは、ダイオ−)” 48の出力電
圧を考慮してサーモパイル14からの出力電圧を補正し
た後、この補正電圧と2゜5■の比較電圧とを比較し、
更にこの比較値に基づいてマイクロコンピュータ57内
で演算することにより行われる。尚、上記測定開始ボタ
ン5がセツティングアラーム音の鳴動開始から10秒経
過後にONされない場合には、ステップS1,2に戻り
(S6)、゛′センサ部を本体に戻して下さい°゛とい
うコールがなされ、測定不能状態となる。
のセンサ部ホームポジション9にセットされているか否
かが判定される(Sl)。センサ部2がポジション9に
セットされていなければ、′“センサ部を本体に戻して
下さい″というコールがなされる(S2)。一方、セン
サ部2がポジション9にセットされていれば、測定準備
が完了したことを表示する第1表示部7が点灯する(S
3)。次に、オペレータが本体1からセンサ部2を取り
出したか否かが判別され(S4)、肯定的な回答であれ
ば、スピーカ60よりセツティングアラーム音が鳴動さ
れる(S5)。オペレータはこのアラーム音が鳴動され
ているセンサ部2を被測定者の外耳カナル26内に挿入
した後、センサ部2の挿入角を変化させるべくセンサ部
2を動かず。この際、被測定者はセツティングアラーム
音を聞き、この音が最大となる時点でオペレータに指示
する。オペレータはこの部位でセンサ部2をセットする
。このように、セツティングアラーム音が最大となる部
位にセンサ部2をセントするのは、このような状態であ
ればセンサ部2の先端がほぼまっずく鼓膜に向っている
、即ち、センサ部2が外耳カナル26内に正確に装着さ
れた状態だからである。次いで、ステップ7に示すよう
に測定開始ボタン5を押すと、第1表示部7が消灯する
と共にセツティングアラーム音の鳴動が停止され(S8
)、更に体温測定シーケンスが開始される(S9)。こ
の体温測定シーケンスは、ダイオ−)” 48の出力電
圧を考慮してサーモパイル14からの出力電圧を補正し
た後、この補正電圧と2゜5■の比較電圧とを比較し、
更にこの比較値に基づいてマイクロコンピュータ57内
で演算することにより行われる。尚、上記測定開始ボタ
ン5がセツティングアラーム音の鳴動開始から10秒経
過後にONされない場合には、ステップS1,2に戻り
(S6)、゛′センサ部を本体に戻して下さい°゛とい
うコールがなされ、測定不能状態となる。
このように10秒経過後に測定不能状態となるのは、セ
ンサ部2のセツティング時間が余り長くなると、体温に
よりセンサ部2の温度が大きく変化し、正確な体温を測
定することができなくなるという理由による。体温測定
が終了すると、測定が完了したことを示す第2表示部8
が点灯すると共に、LCD表示部4に体温が表示され(
SIO)、更にスピーカ60より゛測定は終了しました
。0°Cです”とのコールがなされる(Sll)。この
後、オペレータはセンサ部2をセンサ部ホームポジショ
ン9に戻して測定のシーケンスが終了する。
ンサ部2のセツティング時間が余り長くなると、体温に
よりセンサ部2の温度が大きく変化し、正確な体温を測
定することができなくなるという理由による。体温測定
が終了すると、測定が完了したことを示す第2表示部8
が点灯すると共に、LCD表示部4に体温が表示され(
SIO)、更にスピーカ60より゛測定は終了しました
。0°Cです”とのコールがなされる(Sll)。この
後、オペレータはセンサ部2をセンサ部ホームポジショ
ン9に戻して測定のシーケンスが終了する。
完朋差A来
以上説明したように本発明によれば、当初より正確な体
温測定を行うことができると共に機器の小型化を図るこ
とが可能となる。
温測定を行うことができると共に機器の小型化を図るこ
とが可能となる。
また、外耳穴や鼓膜が傷つくのを確実に防止することが
できると共に、測定終了及び測定結果を確実に知ること
ができる等の効果を奏する。
できると共に、測定終了及び測定結果を確実に知ること
ができる等の効果を奏する。
第1図は検温装置の全体構成を示す斜視図、第2図は第
1実施例に係るセンサ部の拡大斜視図、第3図ばセンサ
部の分解斜視図、第4図ばセンサ部の部分拡大断面図、
第5図は上ケースの斜視図、第6図はセンサ部を外耳カ
ナル内に挿入したときの説明図、第7図〜第9図はxI
/p、zの値と誤差要因となるサーモパイルの入射赤外
線量との関係を示すグラフ、第10図は第2実施例に係
るセンサ部の部分拡大断面図、第11図はfi+とサー
モパイルの出力変動率との関係を示すグラフ、第12図
は第3実施例に係るセンサ部の部分拡大断面図、第13
図は第4実施例に係るセンサ部の分解斜視図、第14図
はセンサ部の部分拡大断面図、第15図は挿入部の斜視
図、第16図は基体部の斜視図、第17図(a)〜(C
)は挿入部を示す図であって、同図(a)は平面図、同
図(b)は正面図、同図(c)は底面図、第18図(a
)〜(c)は基体部を示す図であって、同図(a)は平
面図、同図(b)は正面図、同図(c )は底面図、第
19図(a)(b)はセンサ部を外耳カナルに挿入する
場合の説明図、第20図は第5実施例に係るセンサ部の
部分拡大断面図、第21図は検温装置のブロック図、第
22図はマイクロコンビニーりによって遂行される検温
装置の作動を示すフローチャート、第23図は従来の検
温装置の断面図、第24図は分解斜視図、第25図はガ
イドピースの平面図、第26図は検温装置を用いて体温
測定する際の説明図である。 5・・・測定開始ボタン、12・・・ガイドピース、1
2c・・・本体部、12d・・・カバー部、13・・・
ガイドパイプ、14・・・サーモパイル、27・・・鼓
膜、31・・・基体部、32・・・挿入部、57・・・
マイクロコンピュータ、60・・・スピーカ。 特許出願人:三洋電機 株式会社
1実施例に係るセンサ部の拡大斜視図、第3図ばセンサ
部の分解斜視図、第4図ばセンサ部の部分拡大断面図、
第5図は上ケースの斜視図、第6図はセンサ部を外耳カ
ナル内に挿入したときの説明図、第7図〜第9図はxI
/p、zの値と誤差要因となるサーモパイルの入射赤外
線量との関係を示すグラフ、第10図は第2実施例に係
るセンサ部の部分拡大断面図、第11図はfi+とサー
モパイルの出力変動率との関係を示すグラフ、第12図
は第3実施例に係るセンサ部の部分拡大断面図、第13
図は第4実施例に係るセンサ部の分解斜視図、第14図
はセンサ部の部分拡大断面図、第15図は挿入部の斜視
図、第16図は基体部の斜視図、第17図(a)〜(C
)は挿入部を示す図であって、同図(a)は平面図、同
図(b)は正面図、同図(c)は底面図、第18図(a
)〜(c)は基体部を示す図であって、同図(a)は平
面図、同図(b)は正面図、同図(c )は底面図、第
19図(a)(b)はセンサ部を外耳カナルに挿入する
場合の説明図、第20図は第5実施例に係るセンサ部の
部分拡大断面図、第21図は検温装置のブロック図、第
22図はマイクロコンビニーりによって遂行される検温
装置の作動を示すフローチャート、第23図は従来の検
温装置の断面図、第24図は分解斜視図、第25図はガ
イドピースの平面図、第26図は検温装置を用いて体温
測定する際の説明図である。 5・・・測定開始ボタン、12・・・ガイドピース、1
2c・・・本体部、12d・・・カバー部、13・・・
ガイドパイプ、14・・・サーモパイル、27・・・鼓
膜、31・・・基体部、32・・・挿入部、57・・・
マイクロコンピュータ、60・・・スピーカ。 特許出願人:三洋電機 株式会社
Claims (6)
- (1)鼓膜からの赤外線量を検知する赤外線検出センサ
と、 上記赤外線検出センサが固定されると共に、赤外線検出
センサに赤外線を導入するための導波管を有するガイド
パイプと、 熱伝導抑制空間を介して上記ガイドパイプを覆い、且つ
ガイドパイプと同軸となるように配置された筒状のガイ
ドピースと、 を有するセンサ部を備えたことを特徴とする検温装置。 - (2)請求項1記載の構造の検温装置であって、前記ガ
イドピースの先端から導波管の先端までの距離をl_1
とし、ガイドピース先端から前記赤外線検出センサの赤
外線入射面までの距離をl_2とした場合、l_1/l
_2=0.3〜0.6の範囲内となるように距離l_1
、l_2の値を設定したことを特徴とする検温装置。 - (3)請求項1記載の構造の検温装置であって、前記セ
ンサの赤外線入射面の面積をS_1とし、前記ガイドピ
ースの先端部の開口面積をS_2とした場合、S_2/
S_1<20の範囲に設定すると共に、ガイドピースの
先端から赤外線検出センサの赤外線入射面までの距離が
10〜16mmとなるように設定したことを特徴とする
検温装置。 - (4)鼓膜からの赤外線量を検知する赤外線検出センサ
と、上記赤外線検出センサが固定され、赤外線検出セン
サに赤外線を導入するガイドパイプと、体温測定時に上
記ガイドパイプの温度変化を抑制すべくガイドパイプを
覆うように配置された筒状のガイドピースとを有するセ
ンサ部を備えた検温装置であって、 前記ガイドピースは、本体部と、弾性部材から成り上記
本体部を覆うカバー部とから構成されていることを特徴
とする検温装置。 - (5)鼓膜からの赤外線量を検知する赤外線検出センサ
と、上記赤外線検出センサが固定され、赤外線検出セン
サに赤外線を導入するガイドパイプと、体温測定時に上
記ガイドパイプの温度変化を抑制すべくガイドパイプを
覆うように配置された筒状のガイドピースとを有するセ
ンサ部を備えた検温装置であって、 前記ガイドピースは、基体部と、この基体部を覆うよう
に配置され且つ基体部と弾性部材を介して弾発的に結合
された外耳穴挿入部とから構成されていることを特徴と
する検温装置。 - (6)鼓膜からの赤外線量を検知する赤外線検出センサ
と、 上記赤外線検出センサが固定され、赤外線検出センサに
赤外線を導入するガイドパイプと、体温測定時に上記ガ
イドパイプの温度変化を抑制すべくガイドパイプを覆う
ように配置された筒状のガイドピースと 体温を測定する際に押圧されるスイッチと、体温測定可
能状態となったときに音声を鳴動すると共に、体温測定
終了後に測定結果を告知するスピーカと、 前記スイッチが押圧された際に上記スピーカに音声鳴動
信号を出力すると共に、前記赤外線検出センサからの信
号に基づいて演算し、この演算結果に基づいてスピーカ
にスピーカ駆動指令信号を出力する制御部と、 を有することを特徴とする検温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2105659A JPH0428341A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 検温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2105659A JPH0428341A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 検温装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0428341A true JPH0428341A (ja) | 1992-01-30 |
Family
ID=14413570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2105659A Pending JPH0428341A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 検温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428341A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0856908A (ja) * | 1994-08-19 | 1996-03-05 | Terumo Corp | 鼓膜温度計 |
JPH0856909A (ja) * | 1994-08-23 | 1996-03-05 | Terumo Corp | 体温計 |
JPH08191800A (ja) * | 1995-01-18 | 1996-07-30 | Terumo Corp | 温度計及び体温計 |
JPH1137854A (ja) * | 1997-07-16 | 1999-02-12 | Terumo Corp | 体温計 |
JP2012507007A (ja) * | 2008-10-23 | 2012-03-22 | カズ ヨーロッパ エスエー | 迷放射線遮蔽体を有する非接触医療用温度計 |
JP2018198797A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 京セラ株式会社 | 測定装置、測定器具、測定システム、サーバ、解析方法、解析プログラム及びデータ構造 |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP2105659A patent/JPH0428341A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0856908A (ja) * | 1994-08-19 | 1996-03-05 | Terumo Corp | 鼓膜温度計 |
JPH0856909A (ja) * | 1994-08-23 | 1996-03-05 | Terumo Corp | 体温計 |
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JP2012507007A (ja) * | 2008-10-23 | 2012-03-22 | カズ ヨーロッパ エスエー | 迷放射線遮蔽体を有する非接触医療用温度計 |
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